JP2014199799A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手コネクタの製造コストを抑えつつ、ロック力の調整のし易さを実現する技術を提供する。
【解決手段】プラグ5は、一列に並べられた複数のプラグコンタクト41とプラグハウジング40を備える。複数のプラグコンタクト41は、夫々、第1曲げ部50等を有する。第1曲げ部50等は、複数のプラグコンタクト41の並べられている方向で見ると位置が揃っている。レセプタクル3は、第2金属部品と、レセプタクルハウジング6と、を備える。プラグ5とレセプタクル3を嵌合させると、プラグ5の複数のプラグコンタクト41と、レセプタクル3の複数の第2金属部品と、が夫々接触する。各プラグコンタクト41と各第2金属部品が接触することで、各第2金属部品は、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに対抗する対抗力を発揮する。補助金具8は、レセプタクルコンタクト7と比較して異なる大きさの対抗力を発揮する。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関する。
この種の技術として、特許文献1は、本願の図17に示すように、コネクタ100と、相手コネクタ101と、を備えるコネクタ装置102を開示している。コネクタ100は、二列を成して並べられる複数のコンタクト103と、複数のコンタクト103を保持するインシュレータ104と、を備える。相手コネクタ101は、二列を成して並べられる複数の相手コンタクト105と、複数の相手コンタクト105を保持する相手インシュレータ106と、を備える。そして、コネクタ100と相手コネクタ101を嵌合させると、複数のコンタクト103と複数の相手コンタクト105が夫々弾性的に接触する。
各コンタクト103と各相手コンタクト105には、コネクタ100と相手コネクタ101が嵌合状態にあるとき、コネクタ100からの相手コネクタ101の引き抜きに対抗するロック手段が形成されている。
特開2003−163054号公報
上記特許文献1の構成では、コネクタ100からの相手コネクタ101の引き抜きに対抗する対抗力としてのロック力は、コンタクト103及び相手コンタクト105の個数によって決まる。しかしながら、コンタクト103及び相手コンタクト105の個数はコネクタ装置102の用途に応じて多様に増減するものであるから、上記特許文献1の構成では、その都度ロック力が増減してしまう。即ち、上記特許文献1の構成では、ロック力の独立した調整が困難であった。
これに対し、相手コネクタ101にロック力専用の金属部品を追加することも考えられるが、この場合、相手コネクタ101の製造コストの上昇を招く。
そこで、本発明の目的は、相手コネクタの製造コストを抑えつつ、ロック力の調整のし易さを実現する技術を提供することにある。
本願発明の観点によれば、一列に並べられた複数の第1金属部品と、前記複数の第1金属部品をインサート成形により保持する第1ハウジングと、を備え、前記複数の第1金属部品は、夫々、少なくとも1つの曲がっている曲げ部を有し、前記複数の第1金属部品の前記曲げ部は、前記複数の第1金属部品の並べられている方向で見ると位置が揃っている第1コネクタ部と、複数の第2金属部品と、前記複数の第2金属部品を保持する第2ハウジングと、を備える第2コネクタ部と、を備え、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部を嵌合させると、前記第1コネクタ部の前記複数の第1金属部品と、前記第2コネクタ部の前記複数の第2金属部品と、が夫々接触し、各第1金属部品と各第2金属部品が接触することで、各第2金属部品は、前記第2コネクタ部からの前記第1コネクタ部の引き抜きに対抗する対抗力を発揮する、コネクタであって、前記第2コネクタ部の前記複数の第2金属部品のうち何れか1つの第2金属部品としての特殊金属部品は、前記特殊金属部品以外の第2金属部品としての通常金属部品と比較して、異なる大きさの対抗力を発揮するように形成されている、コネクタが提供される。
前記第1コネクタ部の前記複数の第1金属部品は、同一形状である。
前記特殊金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分は、前記通常金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分と比較して、異なる板厚を有する。
前記特殊金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分は、前記通常金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分と比較して、異なる板幅を有する。
前記特殊金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分は、前記通常金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分と比較して、異なる材質である。
前記第2コネクタ部は、基板に搭載されて用いられるものである。前記特殊金属部品は、ロック隆起保持部と、前記ロック隆起保持部から延びて形成されている干渉部と、前記ロック隆起保持部に形成され、前記第1コネクタ部に対して引っ掛かることで前記対抗力を発揮するロック隆起と、前記干渉部から見て前記基板と反対側に配置されると共に、前記基板に対して固定される変位規制部と、を有する。
前記第2コネクタ部は、基板に搭載されて用いられるものである。前記特殊金属部品は、前記基板に対して固定されることで前記基板に対する変位が禁止される変位禁止部と、変形容易となるように前記変位禁止部から梁状に延びて形成される変形容易部と、前記変形容易部を介して前記変位禁止部に支持される変位許容部と、を有し、前記変位許容部は、前記第1金属部品に接触可能な接触部と、前記接触部を保持する保持部と、前記第2コネクタ部から前記第1コネクタ部を引き抜く方向としての引き抜き方向において前記変位禁止部に接触可能な干渉部と、を有し、
前記変位許容部の前記接触部が前記第1金属部品と接触することで、前記特殊金属部品は前記対抗力を発揮するように構成され、前記引き抜き方向において前記干渉部が前記変位禁止部に接触することで、前記変位許容部の前記引き抜き方向への変位が規制される。
前記干渉部の板厚方向は、前記引き抜き方向に対して実質的に直交する方向である。
前記変位禁止部は、前記引き抜き方向において前記干渉部が接触する変位規制部を有する。前記変位規制部の板厚方向は、前記引き抜き方向に対して実質的に直交する方向である。
前記干渉部の板厚方向と前記変位規制部の板厚方向は、前記引き抜き方向で見て異なる。
前記干渉部の板厚方向は、前記引き抜き方向に対して実質的に平行である。
本発明によれば、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部との間で必要とされる対抗力は、前記特殊金属部品によって調整することができる。また、前記複数の第1金属部品は、1つのキャリアによって相互に連結し、同時に搬送することができる。従って、前記第1コネクタ部を安価に製造することができる。
図1は、基板対基板コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図である。(第1実施形態) 図2は、基板対基板コネクタの嵌合前の状態を示す別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図3は、レセプタクルの斜視図である。(第1実施形態) 図4は、レセプタクルの分解斜視図である。(第1実施形態) 図5は、レセプタクルハウジングの斜視図である。(第1実施形態) 図6は、レセプタクルコンタクトの斜視図である。(第1実施形態) 図7は、レセプタクルコンタクトの側面図である。(第1実施形態) 図8は、補助金具の斜視図である。(第1実施形態) 図9は、補助金具の別の角度から見た斜視図である。(第1実施形態) 図10は、補助金具の部分斜視図である。(第1実施形態) 図11は、プラグの斜視図である。(第1実施形態) 図12は、プラグコンタクトの斜視図である。(第1実施形態) 図13は、プラグコンタクトの側面図である。(第1実施形態) 図14は、プラグの製造途中を示す図である。(第1実施形態) 図15は、プラグとレセプタクルの嵌合説明図である。(第1実施形態) 図16は、プラグとレセプタクルの嵌合説明図である。(第1実施形態) 図17は、特許文献1の図1に相当する図である。(第1実施形態) 図18は、補助金具の斜視図である。(第1実施形態) 図19は、図18のA部拡大図である。(第1実施形態) 図20は、図18のB部拡大図である。(第1実施形態) 図21は、補助金具の斜視図である。(第2実施形態) 図22は、補助金具の平面図である。(第2実施形態) 図23は、図21のA部拡大図である。(第2実施形態) 図24は、図21のB部拡大図である。(第2実施形態) 図25は、図22のA部拡大図である。(第2実施形態)
(第1実施形態)
図1及び図2示すように、基板対基板コネクタ1は、レセプタクル側基板2(第2基板、基板)のコネクタ搭載面2aに搭載されるレセプタクル3(第2コネクタ部)と、プラグ側基板4(第1基板)のコネクタ搭載面4aに搭載されるプラグ5(第1コネクタ部)と、を備える。基板対基板コネクタ1は、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aと、プラグ側基板4のコネクタ搭載面4aと、を電気的に接続するためのコネクタである。即ち、プラグ5をレセプタクル3に嵌合させることで、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aと、プラグ側基板4のコネクタ搭載面4aと、が電気的に接続する。
(レセプタクル3)
図3及び図4に示すように、レセプタクル3は、レセプタクルハウジング6(第2ハウジング)と、複数のレセプタクルコンタクト7(第2金属部品、通常金属部品、第2コンタクト)と、一対の補助金具8(第2金属部品、特殊金属部品)と、を備える。レセプタクルハウジング6は、複数のレセプタクルコンタクト7と、一対の補助金具8と、を保持している。図1に示すように、複数のレセプタクルコンタクト7は、2列になって配置されている。各列に属する複数のレセプタクルコンタクト7は、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して平行な方向において、等間隔に配置されている。
ここで、図1を参照して、「ピッチ方向」、「ピッチ直交方向」、「基板直交方向」を定義する。「ピッチ方向」とは、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して平行な方向であって、複数のレセプタクルコンタクト7が二列に並べられている方向を意味する。「ピッチ方向」のうちレセプタクル3の中央に近づく方向を「ピッチ中央方向」と定義し、レセプタクル3の中央から離れる方向を「ピッチ反中央方向」と定義する。「ピッチ直交方向」とは、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して平行な方向であって、ピッチ方向に対して直交する方向である。「ピッチ直交方向」のうちレセプタクル3の中央に近づく方向を「ピッチ直交中央方向」と定義し、レセプタクル3の中央から離れる方向を「ピッチ直交反中央方向」と定義する。「基板直交方向」とは、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して直交する方向である。「基板直交方向」のうちレセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに近づく方向を「基板近接方向」と定義し、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aから離れる方向を「基板離間方向」と定義する。基板離間方向は、レセプタクル3からプラグ5を引き抜く方向としての引き抜き方向と一致する。ピッチ方向及びピッチ直交方向、基板直交方向は、互いに直交している。図1において上記のように定義したピッチ方向及びピッチ直交方向、基板直交方向は、プラグ5を説明する際にもそのまま使用するものとする。即ち、基板近接方向及び基板離間方向は、プラグ5を説明する際であっても、あくまで、プラグ側基板4のコネクタ搭載面4aではなくレセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aを基準として定義されたものであることに留意されたい。
図5に示すように、レセプタクルハウジング6は、底板9と、周壁10と、中央隆起部11と、を有する。
底板9は、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して平行な部分である。
周壁10は、底板9から基板離間方向に突出して形成されている。周壁10は、矩形環状に形成されている。周壁10は、一対の補助側壁12と、一対のコンタクト側壁13と、を有する。一対の補助側壁12は、一対の補助金具8を保持する部分である。一対の補助側壁12は、ピッチ方向において対向するように配置されている。一対のコンタクト側壁13は、複数のレセプタクルコンタクト7を保持する部分である。一対のコンタクト側壁13は、ピッチ直交方向において対向するように配置されている。
中央隆起部11は、底板9から基板離間方向に突出して形成されている。中央隆起部11は、底板9の中央に配置されている。
以上の構成で、周壁10と中央隆起部11の間には、矩形環状のプラグ収容空間Sが形成されている。
図6及び図7に示すように、レセプタクルコンタクト7は、基板固定部15と、被保持部16と、外側接点部17と、接点連結部18と、内側接点部19と、を有する。基板固定部15と被保持部16、外側接点部17、接点連結部18、内側接点部19は、この順番で連なっている。
基板固定部15は、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対してハンダ付けにより機械的及び電気的に固定される部分である。基板固定部15は、ピッチ直交方向に延びて形成されている。
被保持部16は、レセプタクルハウジング6に対して圧入により保持される部分である。被保持部16は、基板固定部15のピッチ直交中央方向の端部から基板離間方向に延びて形成されている。
外側接点部17は、プラグ5に対する接点として機能する部分である。外側接点部17は、被保持部16の基板離間方向の端部からピッチ直交中央方向に延びると共に、若干ピッチ直交反中央方向に傾きながら基板近接方向に延びて形成されている。外側接点部17は、ピッチ直交中央方向に凸となるように湾曲して形成されている。外側接点部17は、外側接点17a及び引っ掛かり部17bを有する。外側接点17aは、外側接点部17のピッチ直交中央方向側の端部に位置する。引っ掛かり部17bは、外側接点17aよりも基板近接方向側に位置する。引っ掛かり部17bは、段差状に形成されている。
接点連結部18は、外側接点部17と内側接点部19を連結する部分である。接点連結部18は、外側接点部17の基板近接方向の端部からピッチ直交中央方向に延びて形成されている。
内側接点部19は、プラグ5に対する接点として機能する部分である。内側接点部19は、接点連結部18のピッチ直交中央方向の端部から若干ピッチ直交反中央方向に傾きながら基板離間方向に延び、ピッチ直交反中央方向に凸となるように基板近接方向へ湾曲して延びて形成されている。内側接点部19は、内側接点19aを有する。内側接点19aは、内側接点部19のピッチ直交反中央方向側の端部に位置する。
図7に示すように、外側接点部17の外側接点17aと、内側接点部19の内側接点19aと、はプラグ収容空間Sを挟んでピッチ直交方向において対向している。
図8〜図10に示すように、補助金具8は、補助金具本体20と、ガイド21と、一対のロック機構Fと、一対の被固定部22と、を有する。
補助金具本体20は、ピッチ直交方向に延びて形成されている。
ガイド21は、プラグ5をレセプタクル3に対して嵌合させる際に、プラグ5をレセプタクル3に対して、ピッチ方向で位置合わせを行うための部分である。ガイド21は、ストレート傾斜部21aとストレート鉛直部21bを有する。ストレート傾斜部21aは、補助金具本体20のピッチ直交方向の中央において、補助金具本体20の基板離間方向の端部から若干基板近接方向に傾きつつピッチ中央方向に延びて形成されている。ストレート傾斜部21aは、平坦なガイド面21cを有する。ストレート鉛直部21bは、ストレート傾斜部21aのピッチ中央方向の端部から基板近接方向に延びて形成されている。
一対のロック機構Fは、補助金具本体20のピッチ直交方向における両端部からピッチ中央方向に突出するように形成されている。一対のロック機構Fは、対称な形状であるので、一方のロック機構Fについてのみ説明し、他方のロック機構Fについては説明を省略する。
ロック機構Fは、ベース30と、ロックバネ片31と、ロック隆起32と、変位規制部33と、を有する。
ベース30は、補助金具本体20のピッチ直交反中央方向の端部からピッチ中央方向に延びて形成されている。
ロックバネ片31は、ロック隆起32がピッチ直交方向において弾性変位可能となるようにロック隆起32を弾性的に支持する部分である。ロックバネ片31は、ベース30の基板離間方向の端部からピッチ直交中央方向に延びて形成されている。詳しくは、ロックバネ片31は、バネ片本体34と、ロック隆起保持部35と、干渉部36と、を有する。バネ片本体34は、ベース30の基板離間方向の端部から若干基板近接方向に傾きながらピッチ直交中央方向に延びて形成されている。ロック隆起保持部35は、バネ片本体34のピッチ直交中央方向の端部からピッチ中央方向に延びて形成されている。干渉部36は、ロック隆起保持部35の基板近接方向の端部からピッチ直交反中央方向に延びて形成されている。
ロック隆起32は、プラグ5に対して引っ掛かることで、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに対抗する対抗力としてのコネクタロック力の一部として、補助金具ロック力を発揮する部分である。ロック隆起32は、図10に示すように、ロック隆起保持部35からピッチ直交中央方向に向かって隆起して形成されている。
変位規制部33は、ロック隆起32のピッチ直交反中央方向及び基板離間方向への過大な変位を規制するための部分である。図8に示すように、変位規制部33は、ベース30からピッチ中央方向に延びると共に、ピッチ直交中央方向に延びて形成されている。変位規制部33は、ロックバネ片31のロック隆起保持部35から見てピッチ直交反中央方向側に配置され、ロックバネ片31のロック隆起保持部35に対してピッチ直交方向で対向している。これにより、変位規制部33は、ロック隆起32のピッチ直交反中央方向への過大な変位を規制する。同様に、変位規制部33は、ロックバネ片31の干渉部36から見て基板離間方向側に配置され、ロックバネ片31の干渉部36に対して基板直交方向で対向している。これにより、変位規制部33は、ロック隆起32の基板離間方向への過大な変位を規制する。
一対の被固定部22は、レセプタクルハウジング6をレセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して固定するための部分である。各被固定部22は、各ベース30の基板近接方向の端部から基板近接方向に延びて形成されている。各被固定部22は、レセプタクルハウジング6に圧入されると共に、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対してハンダ付けにより固定される。
以上の構成で、図3に示すように、一方の補助金具8の一方のロック機構Fのロック隆起32と、他方の補助金具8の一方のロック機構Fのロック隆起32と、一方の列に並んでいる複数のレセプタクルコンタクト7の引っ掛かり部17bと、は、ピッチ方向において一定の間隔で列を成して並んで配置されている。一方の補助金具8の一方のロック機構Fのロック隆起32と、他方の補助金具8の一方のロック機構Fのロック隆起32と、は、一方の列に並んでいる複数のレセプタクルコンタクト7の引っ掛かり部17bをピッチ方向で挟むように配置されている。他方についても同様である。
(プラグ5)
図11に示すように、プラグ5は、プラグハウジング40(第1ハウジング)と、複数のプラグコンタクト41(第1金属部品、第1コンタクト)と、を備える。プラグハウジング40は、複数のプラグコンタクト41をインサート成形により保持している。複数のプラグコンタクト41は、ピッチ方向において、二列に並べられている。複数のプラグコンタクト41は、すべて同一形状である。
プラグハウジング40は、底板42と、周壁43と、を有する。
底板42は、プラグ側基板4のコネクタ搭載面4aに対して平行な部分である。
周壁43は、底板42から基板近接方向に突出して形成されている。周壁43は、矩形環状に形成されている。周壁43は、一対の補助側壁44と、一対のコンタクト側壁45と、を有する。一対の補助側壁44は、ピッチ方向において対向するように配置されている。一対のコンタクト側壁45は、複数のプラグコンタクト41を保持する部分である。一対のコンタクト側壁45は、ピッチ直交方向において対向するように配置されている。
図12及び図13に示すように、プラグコンタクト41は、基板固定部46と、内側接点部47と、接点連結部48と、外側接点部49と、を有する。基板固定部46と内側接点部47、接点連結部48、外側接点部49は、この順番で連なっている。
基板固定部46は、プラグ側基板4のコネクタ搭載面4aに対してハンダ付けにより機械的及び電気的に固定される部分である。基板固定部46は、ピッチ直交方向に延びて形成されている。
内側接点部47は、レセプタクル3に対する接点として機能する部分である。内側接点部47は、基板固定部46のピッチ直交中央方向の端部から基板近接方向に延びて形成されている。
接点連結部48は、内側接点部47と外側接点部49を連結する部分である。接点連結部48は、内側接点部47の基板近接方向の端部からピッチ直交反中央方向に延びて形成されている。
外側接点部49は、レセプタクル3に対する接点として機能する部分である。外側接点部49は、接点連結部48のピッチ直交反中央方向の端部から基板離間方向に延びて形成されている。外側接点部49は、引っ掛かり部49aを有する。引っ掛かり部49aは、外側接点部49の基板近接方向側の端部に位置する。引っ掛かり部49aは、段差状に形成されている。
以上の構成で、プラグコンタクト41は、第1曲げ部50(曲げ部)、第2曲げ部51(曲げ部)、第3曲げ部52(曲げ部)を有する。第1曲げ部50は、基板固定部46と内側接点部47の境界に相当する部分であって、ピッチ方向で見て、略90度曲がっている。第2曲げ部51は、内側接点部47と接点連結部48の境界に相当する部分であって、ピッチ方向で見て、略90度曲がっている。第3曲げ部52は、接点連結部48と外側接点部49の境界に相当する部分であって、ピッチ方向で見て、略90度曲がっている。そして、図11に示すように複数のプラグコンタクト41がプラグハウジング40によって保持された状態で、各列に属する複数のプラグコンタクト41の第1曲げ部50及び第2曲げ部51、第3曲げ部52は、ピッチ方向で見ると位置が揃っている。従って、図14に示すように、各列に属する複数のプラグコンタクト41を単一のキャリアKによって相互に連結し、同時に搬送することが可能となる。このことは、プラグ5をインサート成形により製造する際の製造コストの面から有利である。なぜなら、第1に、例えば、本実施形態では、図14に示すように、プラグ5をインサート成形により製造する際、キャリアKは合計で2本のみとなり、部品点数が少ないからである。第2に、図14に示すように、インサート成形時にはキャリアK同士が互いに物理的に干渉することがないので、キャリアKの金型への配置が容易であり、金型設計が単純化されるからである。
(基板対基板コネクタ1の使用方法)
次に、基板対基板コネクタ1の使用方法を説明する。先ず、図1に示すように、レセプタクル3をレセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに搭載する。図2に示すように、プラグ5をプラグ側基板4のコネクタ搭載面4aに搭載する。
そして、図1及び図2に示すように、プラグ5をレセプタクル3に対して基板直交方向で対向させた上で、プラグ側基板4をレセプタクル側基板2に近づける。このとき、レセプタクル3もプラグ5も、レセプタクル側基板2とプラグ側基板4によって挟まれることで、直接的に目視できない状態となる。プラグ側基板4をレセプタクル側基板2に近づけると、図11に示すプラグ5のプラグハウジング40の一対の補助側壁44が、図8に示す補助金具8のガイド21のストレート傾斜部21aのガイド面21cに対してぶつかり、ガイド面21cの傾斜に沿ってピッチ中央方向へと移動する。これにより、ピッチ方向におけるレセプタクル3とプラグ5の位置合わせが行われる。なお、ピッチ直交方向におけるレセプタクル3とプラグ5の位置合わせは、例えば、図8に示す補助金具8のロック機構Fのロックバネ片31のバネ片本体34によって行われる。
上記のようにレセプタクル3とプラグ5のピッチ方向及びピッチ直交方向における位置合わせが行われると、図11に示すプラグ5のプラグハウジング40の矩形環状の周壁43が、図5に示すレセプタクルハウジング6の矩形環状のプラグ収容空間Sに挿入される。
すると、第1に、図15に示すように、レセプタクルコンタクト7の弾性変形を伴いながら、プラグコンタクト41の内側接点部47及び接点連結部48、外側接点部49が、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17と内側接点部19の間に挿入される。具体的には、外側接点部17は、太線矢印Pで示すように、基板近接方向及びピッチ直交反中央方向に弾性変位する。内側接点部19は、太線矢印Qで示すように、ピッチ直交中央方向に弾性変位する。これにより、外側接点部17と内側接点部19が互いにピッチ直交方向において若干離れ、プラグコンタクト41の内側接点部47及び接点連結部48、外側接点部49が、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17と内側接点部19の間に挿入されることが許容される。そして、やがて、プラグコンタクト41の外側接点部49の引っ掛かり部49aが、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17の引っ掛かり部17bよりも基板近接方向側に位置すると、プラグコンタクト41の外側接点部49がレセプタクルコンタクト7の外側接点部17の外側接点17aに対して電気的に接触する。同様に、プラグコンタクト41の内側接点部47がレセプタクルコンタクト7の内側接点部19の内側接点19aに対して電気的に接触する。この状態で、プラグ5をレセプタクル3から基板離間方向に引き抜こうとすると、プラグコンタクト41の外側接点部49の引っ掛かり部49aがレセプタクルコンタクト7の外側接点部17の引っ掛かり部17bに引っ掛かり、その引き抜きに対抗しようとする対抗力としてのコネクタロック力の一部として、コンタクトロック力が発揮される。
また、第2に、図16に示すように、補助金具8のロック機構Fのロックバネ片31のバネ片本体34の弾性変形を伴いながら、プラグコンタクト41の外側接点部49が、基板近接方向に移動して、補助金具8のロック機構Fのピッチ直交中央方向側に移動する。具体的には、ロック隆起保持部35は、太線矢印Rで示すように、ピッチ直交反中央方向に弾性変位する。これにより、プラグコンタクト41の外側接点部49の基板近接方向への更なる移動が許容される。そして、やがて、プラグコンタクト41の外側接点部49の引っ掛かり部49aが、補助金具8のロック機構Fのロック隆起32よりも基板近接方向側に位置すると、プラグ5をレセプタクル3から基板離間方向に引き抜こうとしても、プラグコンタクト41の外側接点部49の引っ掛かり部49aが補助金具8のロック機構Fのロック隆起32に引っ掛かり、その引き抜きに対抗しよう対抗力としてのコネクタロック力の一部として、補助金具ロック力が発揮される。
このように、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに対抗する対抗力としてのコネクタロック力としては、コンタクトロック力と補助金具ロック力が挙げられる。即ち、本実施形態においてコネクタロック力は、6箇所でのコンタクトロック力と4箇所での補助金具ロック力の合計である。
ここで、図15において、プラグコンタクト41とレセプタクルコンタクト7は、電気的に確実に接触しなければならない。即ち、プラグコンタクト41とレセプタクルコンタクト7との接触圧は、最優先に調整されるべきものである。従って、上記のコンタクトロック力は、全く自由には調整できるものではない。一方、図16において、プラグコンタクト41と補助金具8のロック機構Fは、電気的に確実に接触していなくてもよい。従って、補助金具ロック力は、自由に調整することができる。
従って、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに対抗する対抗力としてのコネクタロック力を所望値となるように調整するには、補助金具ロック力を調整すればよい。例えば、補助金具8のロックバネ片31のバネ片本体34の板厚や板幅、材質を適宜変更することで、補助金具ロック力を容易に調整できる。本実施形態では、図15及び図16に示すように、補助金具8のロックバネ片31のバネ片本体34の板厚をレセプタクルコンタクト7の外側接点部17の板厚よりも大きくすることで補助金具8のロック隆起32をピッチ直交反中央方向に退避し難くし、もって、補助金具ロック力をコンタクトロック力よりも大きくしている。
また、多ピン化によりコンタクトロック力の合計が過大となった場合は、例えば、補助金具8の板厚をレセプタクルコンタクト7の板厚よりも小さくすることで、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに対抗する対抗力としてのコネクタロック力を一定に維持することができる。
以上に、本願発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、以下の特長を有している。
(1)基板対基板コネクタ1(コネクタ)は、プラグ5(第1コネクタ部)とレセプタクル3(第2コネクタ部)を備える。プラグ5は、一列に並べられた複数のプラグコンタクト41(第1金属部品)と、複数のプラグコンタクト41をインサート成形により保持するプラグハウジング40(第1ハウジング)と、を備える。複数のプラグコンタクト41は、夫々、第1曲げ部50等(曲げ部)を有する。複数のプラグコンタクト41の第1曲げ部50等は、複数のプラグコンタクト41の並べられている方向で見ると位置が揃っている。レセプタクル3は、第2金属部品(レセプタクルコンタクト7と補助金具8に相当。)と、複数の第2金属部品を保持するレセプタクルハウジング6(第2ハウジング)と、を備える。プラグ5とレセプタクル3を嵌合させると、プラグ5の複数のプラグコンタクト41と、レセプタクル3の複数の第2金属部品と、が夫々接触する。各プラグコンタクト41と各第2金属部品が接触することで、各第2金属部品は、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに対抗する対抗力(補助金具ロック力とコンタクトロック力に相当。)を発揮する。レセプタクル3の複数の第2金属部品のうち何れか1つの第2金属部品としての補助金具8(特殊金属部品)は、補助金具8以外の第2金属部品としてのレセプタクルコンタクト7(通常金属部品)と比較して、異なる大きさの対抗力を発揮するように形成されている。即ち、補助金具ロック力の大きさと、コンタクトロック力の大きさは、異なる。以上の構成によれば、プラグ5とレセプタクル3との間で必要とされる対抗力としてのコネクタロック力は、補助金具8によって調整することができる。また、複数のプラグコンタクト41は、1つのキャリアKによって相互に連結し、同時に搬送することができる。従って、プラグ5を安価に製造することができる。
なお、補助金具8のうち補助金具ロック力を発揮する部分は、補助金具8のロックバネ片31のバネ片本体34である。同様に、レセプタクルコンタクト7のうちコンタクトロック力を発揮する部分は、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17である。
(2)
また、プラグ5の複数のプラグコンタクト41は、同一形状である。従って、プラグ5を更に安価に製造することができる。
(3)
また、補助金具8のロックバネ片31のバネ片本体34は、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17と比較して、異なる板厚を有する。以上の構成によれば、簡素な構成で、補助金具ロック力の大きさと、コンタクトロック力の大きさと、に差異を設けることができる。
(4)
また、補助金具8のロックバネ片31のバネ片本体34は、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17と比較して、異なる板幅を有するようにしてもよい。以上の構成でも、簡素な構成で、補助金具ロック力の大きさと、コンタクトロック力の大きさと、に差異を設けることができる。
(5)
また、補助金具8のロックバネ片31のバネ片本体34は、レセプタクルコンタクト7の外側接点部17と比較して、異なる材質としてもよい。以上の構成でも、簡素な構成で、補助金具ロック力の大きさと、コンタクトロック力の大きさと、に差異を設けることができる。
(6)
また、レセプタクル3は、レセプタクル側基板2(基板)に搭載されて用いられるものである。補助金具8は、ロック隆起保持部35と、ロック隆起保持部35から延びて形成されている干渉部36と、ロック隆起保持部35に形成され、プラグ5に対して引っ掛かることでコネクタロック力(対抗力)の一部としての補助金具ロック力を発揮するロック隆起32と、干渉部36から見てレセプタクル側基板2と反対側に配置されると共に、レセプタクル側基板2に対して固定される変位規制部33と、を有する。以上の構成によれば、ロック隆起32の基板離間方向への過大な変位が規制される。
次に、図18〜図20を参照して、第1実施形態の補助金具8を再度説明する。図18に示すように、補助金具8は、補助金具本体60とガイド61、一対のロックユニット62を有する。
補助金具本体60は、ピッチ直交方向に延びて形成されている。
ガイド61は、プラグ5をレセプタクル3に対して嵌合させる際に、プラグ5をレセプタクル3に対して、ピッチ方向で位置合わせを行うための部分である。ガイド61は、ストレート傾斜部61aとストレート鉛直部61bを有する。ストレート傾斜部61aは、補助金具本体60のピッチ直交方向の中央において、補助金具本体60の基板離間方向の端部から若干基板近接方向に傾きつつピッチ中央方向に延びて形成されている。ストレート傾斜部61aは、平坦なガイド面61cを有する。ストレート鉛直部61bは、ストレート傾斜部61aのピッチ中央方向の端部から基板近接方向に延びて形成されている。
一対のロックユニット62は、補助金具本体60のピッチ直交方向における両端部からピッチ中央方向に突出するように形成されている。一対のロックユニット62は、対称な形状であるので、一方のロックユニット62についてのみ説明し、他方のロックユニット62については説明を省略する。
図19及び図20に示すように、ロックユニット62は、変位禁止部63と変形容易部64、変位許容部65を有する。
変位禁止部63は、レセプタクル側基板2に固定されることでレセプタクル側基板2に対する変位が禁止される部分である。図20に示すように、変位禁止部63は、変位禁止部本体66と被固定部67、変位規制部68を有する。変位禁止部本体66は、補助金具本体60のピッチ直交反中央方向の端部からピッチ中央方向に延びて形成されている。被固定部67は、レセプタクルハウジング6をレセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して固定するための部分である。被固定部67は、変位禁止部本体66のピッチ方向における中央部から基板近接方向に延びて形成されている。被固定部67は、レセプタクルハウジング6に圧入されると共に、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対してハンダ付けにより固定される。変位規制部68は、変位許容部65のピッチ直交反中央方向及び基板離間方向への変位を規制する部分である。変位規制部68は、変位禁止部本体66のピッチ中央方向の端部からピッチ直交中央方向に延びて形成されている。変位禁止部本体66の板厚方向も、被固定部67の板厚方向も、変位規制部68の板厚方向も、何れも基板直交方向に対して実質的に直交している。従って、変位規制部68の基板離間方向への変位、及び、変位規制部68の基板離間方向への弾塑性撓み変形は強力に禁止されている。
変形容易部64は、変位許容部65がピッチ直交方向及び基板直交方向において変位可能となるように変位許容部65を弾性的に支持する部分である。図20に示すように、変形容易部64は、変形容易となるように変位禁止部63の変位禁止部本体66の基板離間方向の端部から若干基板近接方向に傾きながらピッチ直交中央方向に梁状に延びて形成されている。
変位許容部65は、変形容易部64を介して変位禁止部63に弾性的に支持される部分である。図19に示すように、変位許容部65は、ロック隆起69(接触部)と保持部70、干渉部71を有する。ロック隆起69は、プラグ5のプラグコンタクト41に接触可能な部分である。ロック隆起69がプラグ5のプラグコンタクト41と接触することで、補助金具8はコネクタロック力の一部としての補助金具ロック力を発揮する。保持部70は、ロック隆起69を保持する部分である。保持部70は、変形容易部64のピッチ直交中央方向の端部からピッチ中央方向に延びて形成されている。ロック隆起69は、保持部70の一部をピッチ直交中央方向に隆起させることで形成されている。保持部70は、変位規制部68から見てピッチ直交中央方向側に変位規制部68から若干離れて配置され、変位規制部68に対してピッチ直交方向で対向している。従って、変位許容部65のピッチ直交反中央方向への所定量の変位は許容されると共に、変位許容部65のピッチ直交反中央方向への所定量を上回る過大な変位は禁止される。干渉部71は、基板離間方向において変位禁止部63の変位規制部68に接触可能な部分である。干渉部71は、保持部70のピッチ中央方向の端部からピッチ直交反中央方向に延びて形成されている。干渉部71は、変位規制部68から見て基板近接方向側に変位規制部68から僅かに離れて配置され、変位規制部68に対して基板直交方向で対向している。従って、変位許容部65の基板離間方向への微小な変位は許容されると共に、変位許容部65の基板離間方向への過大な変位は禁止される。保持部70の板厚方向は、基板直交方向に対して実質的に直交し、一方、干渉部71の板厚方向は、基板直交方向に対して実質的に平行である。干渉部71の板厚方向が基板直交方向に対して実質的に平行であるので、干渉部71は、変位規制部68の下面68aに対して確実に接触できるようになっている。
以上に、第1実施形態の補助金具8を再度説明したが、上記第1実施形態は、以下の特長を有する。
(7)レセプタクル3(第2コネクタ部)は、レセプタクル側基板2(基板)に搭載されて用いられるものである。補助金具8(特殊金属部品)は、レセプタクル側基板2に対して固定されることでレセプタクル側基板2に対する変位が禁止される変位禁止部63と、変形容易となるように変位禁止部63から梁状に延びて形成される変形容易部64と、変形容易部64を介して変位禁止部63に支持される変位許容部65と、を有する。変位許容部65は、プラグ5のプラグコンタクト41(第1金属部品)に接触可能なロック隆起69(接触部)と、ロック隆起69を保持する保持部70と、基板離間方向(レセプタクル3からプラグ5を引き抜く方向としての引き抜き方向)において変位禁止部63に接触可能な干渉部71と、を有する。変位許容部65のロック隆起69がプラグ5のプラグコンタクト41と接触することで、補助金具8はコネクタロック力(対抗力)の一部としての補助金具ロック力を発揮するように構成される。基板離間方向において干渉部71が変位禁止部63に接触することで、変位許容部65の基板離間方向への変位が規制される。以上の構成によれば、レセプタクル3からプラグ5を引き抜く際に変位許容部65の基板離間方向への変位が規制されるので、変位許容部65の基板離間方向への変位に起因する変形容易部64の塑性変形を抑制できる。従って、引き抜きを繰り返しても変形容易部64が損傷しないので、補助金具ロック力が安定して発揮される。
(11)また、干渉部71の板厚方向は、基板離間方向に対して実質的に平行である。以上の構成によれば、干渉部71の板厚方向が基板離間方向に対して実質的に直交する方向である場合と比較して、干渉部71が変位規制部68に確実に接触できるようになる。
(第2実施形態)
次に、図21〜図25を参照して、第2実施形態の補助金具8を説明する。図21及び図22に示すように、補助金具8は、補助金具本体72とガイド73、一対のロックユニット74を有する。
補助金具本体72は、ピッチ直交方向に延びて形成されている。
ガイド73は、プラグ5をレセプタクル3に対して嵌合させる際に、プラグ5をレセプタクル3に対して、ピッチ方向で位置合わせを行うための部分である。図21に示すように、ガイド73は、ストレート傾斜部73aとストレート鉛直部73bを有する。ストレート傾斜部73aは、補助金具本体72のピッチ直交方向の中央において、補助金具本体72の基板離間方向の端部から若干基板近接方向に傾きつつピッチ中央方向に延びて形成されている。ストレート傾斜部73aは、平坦なガイド面73cを有する。ストレート鉛直部73bは、ストレート傾斜部73aのピッチ中央方向の端部から基板近接方向に延びて形成されている。
一対のロックユニット74は、補助金具本体72のピッチ直交方向における両端部からピッチ中央方向に突出するように形成されている。一対のロックユニット74は、対称な形状であるので、一方のロックユニット74についてのみ説明し、他方のロックユニット74については説明を省略する。
図23及び図24に示すように、ロックユニット74は、変位禁止部75と変形容易部76、変位許容部77を有する。
変位禁止部75は、レセプタクル側基板2に固定されることでレセプタクル側基板2に対する変位が禁止される部分である。図24に示すように、変位禁止部75は、変位禁止部本体78と被固定部79、変位規制部80を有する。変位禁止部本体78は、補助金具本体72のピッチ直交反中央方向の端部からピッチ中央方向に延びて形成されている。被固定部79は、レセプタクルハウジング6をレセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対して固定するための部分である。被固定部79は、変位禁止部本体78のピッチ方向における中央部から基板近接方向に延びて形成されている。被固定部79は、レセプタクルハウジング6に圧入されると共に、レセプタクル側基板2のコネクタ搭載面2aに対してハンダ付けにより固定される。変位規制部80は、変位許容部77の基板離間方向への変位を規制する部分である。変位規制部80は、変位禁止部本体78のピッチ中央方向の端部からピッチ直交中央方向及びピッチ中央方向に斜めに延びて形成されている。変位禁止部本体78の板厚方向も、被固定部79の板厚方向も、変位規制部80の板厚方向も、何れも基板直交方向に対して実質的に直交している。従って、変位規制部80の基板離間方向への変位、及び、変位規制部80の基板離間方向への弾塑性撓み変形は強力に禁止されている。
変形容易部76は、変位許容部77がピッチ直交方向及び基板直交方向において変位可能となるように変位許容部77を弾性的に支持する部分である。図23に示すように、変形容易部76は、変形容易となるように変位禁止部75の変位禁止部本体78の基板離間方向の端部から若干基板近接方向に傾きながらピッチ直交中央方向に梁状に延びて形成されている。
変位許容部77は、変形容易部76を介して変位禁止部75に弾性的に支持される部分である。図23に示すように、変位許容部77は、ロック爪81(接触部)と保持部82、干渉部83を有する。ロック爪81は、プラグ5のプラグコンタクト41に接触可能な部分である。ロック爪81がプラグ5のプラグコンタクト41と接触することで、補助金具8はコネクタロック力の一部としての補助金具ロック力を発揮する。保持部82は、ロック爪81を保持する部分である。保持部82は、変形容易部76のピッチ直交中央方向の端部からピッチ中央方向に延びて形成されている。ロック爪81は、保持部82のピッチ中央方向の先端部をピッチ直交中央方向に90度折り曲げることで形成されている。干渉部83は、基板離間方向において変位禁止部75の変位規制部80に接触可能な部分である。干渉部83は、保持部82からピッチ直交反中央方向及びピッチ中央方向に斜めに延びて形成されている。干渉部83は、変位規制部80から見て基板近接方向側に変位規制部80から僅かに離れて配置され、変位規制部80に対して基板直交方向で対向している。従って、変位許容部77の基板離間方向への微小な変位は許容されると共に、変位許容部77の基板離間方向への過大な変位は禁止される。また、図25の平面視で示すように、干渉部83の先端部83aと、変位規制部80の先端部80aと、が基板直交方向で対向している。また、図25の平面視で示すように、干渉部83の長手方向と、変位規制部80の長手方向は、異なっている。換言すれば、図25の平面視で示すように、干渉部83の板厚方向と、変位規制部80の板厚方向は、異なっている。端的に言えば、図25の平面視で示すように、干渉部83と変位規制部80は交差している。従って、干渉部83は、変位規制部80の下面80b(図23を併せて参照)に対して確実に接触できるようになっている。また、ロック爪81の板厚方向も、保持部82の板厚方向も、干渉部83の板厚方向も、何れも基板直交方向に対して実質的に直交している。従って、レセプタクル3からのプラグ5の引き抜きに伴ってロック爪81に基板離間方向の外力が作用して干渉部83が変位規制部80に接触した際の、ロック爪81及び保持部82、干渉部83の基板離間方向への変位、及び、ロック爪81及び保持部82、干渉部83の基板離間方向への弾塑性撓み変形は強力に禁止されている。
以上に、本願発明の第2実施形態を説明したが、第2実施形態は、以下の特長を有する。
(7)レセプタクル3は、レセプタクル側基板2に搭載されて用いられるものである。補助金具8は、レセプタクル側基板2に対して固定されることでレセプタクル側基板2に対する変位が禁止される変位禁止部75と、変形容易となるように変位禁止部75から梁状に延びて形成される変形容易部76と、変形容易部76を介して変位禁止部75に支持される変位許容部77と、を有する。変位許容部77は、プラグ5のプラグコンタクト41に接触可能なロック爪81(接触部)と、ロック爪81を保持する保持部82と、基板離間方向において変位禁止部75に接触可能な干渉部83と、を有する。変位許容部77のロック爪81がプラグ5のプラグコンタクト41と接触することで、補助金具8はコネクタロック力(対抗力)の一部としての補助金具ロック力を発揮するように構成される。基板離間方向において干渉部83が変位禁止部75に接触することで、変位許容部77の基板離間方向への変位が規制される。以上の構成によれば、レセプタクル3からプラグ5を引き抜く際に変位許容部77の基板離間方向への変位が規制されるので、変位許容部77の基板離間方向への変位に起因する変形容易部76の塑性変形を抑制できる。従って、引き抜きを繰り返しても変形容易部76が損傷しないので、補助金具ロック力が安定して発揮される。
(8)干渉部83の板厚方向は、基板離間方向に対して実質的に直交する方向である。以上の構成によれば、干渉部83の基板離間方向における剛性が高くなるので、レセプタクル3からプラグ5を引き抜く際に変位許容部77の基板離間方向への変位を確実に規制することができる。
(9)変位禁止部75は、基板離間方向において干渉部83が接触する変位規制部80を有する。変位規制部80の板厚方向は、基板離間方向に対して実質的に直交する方向である。以上の構成によれば、変位規制部80の基板離間方向における剛性が高くなるので、レセプタクル3からプラグ5を引き抜く際に変位許容部77の基板離間方向への変位を確実に規制することができる。
(10)干渉部83の板厚方向と変位規制部80の板厚方向は、基板直交方向(基板離間方向)で見て異なる。以上の構成によれば、干渉部83の板厚方向と変位規制部80の板厚方向が基板直交方向(基板離間方向)で見て一致している場合と比較して、干渉部83が変位規制部80に確実に接触できるようになる
以上に、本願発明の好適な第1実施形態及び第2実施形態を説明した。上記第1実施形態及び第2実施形態は、例えば以下のように変更することが考えられる。
図19に示すように、第1実施形態では、基板離間方向において干渉部71が変位規制部68に接触することで、変位許容部65の基板離間方向の変位を規制しているとした。しかし、これに代えて、基板離間方向において干渉部71がレセプタクルハウジング6に接触することで、変位許容部65の基板離間方向の変位を規制する構成も考えられる。同様に、図23に示すように、第2実施形態では、基板離間方向において干渉部83が変位規制部80に接触することで、変位許容部77の基板離間方向の変位を規制しているとした。しかし、これに代えて、基板離間方向において変位許容部77がレセプタクルハウジング6に接触することで、変位許容部77の基板離間方向の変位を規制する構成も考えられる。
1 基板対基板コネクタ(コネクタ)
2 レセプタクル側基板(基板)
2a コネクタ搭載面
3 レセプタクル(第2コネクタ部)
4 プラグ側基板
4a コネクタ搭載面
5 プラグ(第1コネクタ部)
6 レセプタクルハウジング(第2ハウジング)
7 レセプタクルコンタクト(第2金属部品、通常金属部品)
8 補助金具(第2金属部品、特殊金属部品)
9 底板
10 周壁
11 中央隆起部
12 補助側壁
13 コンタクト側壁
15 基板固定部
16 被保持部
17 外側接点部
17a 外側接点
17b 引っ掛かり部
18 接点連結部
19 内側接点部
19a 内側接点
20 補助金具本体
21 ガイド
21a ストレート傾斜部
21b ストレート鉛直部
21c ガイド面
22 被固定部
30 ベース
31 ロックバネ片
32 ロック隆起
33 変位規制部
34 バネ片本体
35 ロック隆起保持部
36 干渉部
40 プラグハウジング(第1ハウジング)
41 プラグコンタクト(第1金属部品)
42 底板
43 周壁
44 補助側壁
45 コンタクト側壁
46 基板固定部
47 内側接点部
48 接点連結部
49 外側接点部
49a 引っ掛かり部
50 第1曲げ部(曲げ部)
51 第2曲げ部(曲げ部)
52 第3曲げ部(曲げ部)
60 補助金具本体
61 ガイド
62 ロックユニット
61a ストレート傾斜部
61b ストレート鉛直部
61c ガイド面
63 変位禁止部
64 変形容易部
65 変位許容部
66 変位禁止部本体
67 被固定部
68 変位規制部
68a 下面
69 ロック隆起(接触部)
70 保持部
71 干渉部
72 補助金具本体
73 ガイド
73a ストレート傾斜部
73b ストレート鉛直部
73c ガイド面
74 ロックユニット
75 変位禁止部
76 変形容易部
77 変位許容部
78 変位禁止部本体
79 被固定部
80 変位規制部
80a 先端部
80b 下面
81 ロック爪(接触部)
82 保持部
83 干渉部
83a 先端部
100 コネクタ
101 相手コネクタ
102 コネクタ装置
103 コンタクト
104 インシュレータ
105 相手コンタクト
106 相手インシュレータ
F ロック機構
K キャリア
P 太線矢印
Q 太線矢印
R 太線矢印
S プラグ収容空間

Claims (11)

  1. 一列に並べられた複数の第1金属部品と、前記複数の第1金属部品をインサート成形により保持する第1ハウジングと、を備え、前記複数の第1金属部品は、夫々、少なくとも1つの曲がっている曲げ部を有し、前記複数の第1金属部品の前記曲げ部は、前記複数の第1金属部品の並べられている方向で見ると位置が揃っている第1コネクタ部と、
    複数の第2金属部品と、前記複数の第2金属部品を保持する第2ハウジングと、を備える第2コネクタ部と、
    を備え、
    前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部を嵌合させると、前記第1コネクタ部の前記複数の第1金属部品と、前記第2コネクタ部の前記複数の第2金属部品と、が夫々接触し、
    各第1金属部品と各第2金属部品が接触することで、各第2金属部品は、前記第2コネクタ部からの前記第1コネクタ部の引き抜きに対抗する対抗力を発揮する、
    コネクタであって、
    前記第2コネクタ部の前記複数の第2金属部品のうち何れか1つの第2金属部品としての特殊金属部品は、前記特殊金属部品以外の第2金属部品としての通常金属部品と比較して、異なる大きさの対抗力を発揮するように形成されている、
    コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記第1コネクタ部の前記複数の第1金属部品は、同一形状である、
    コネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタであって、
    前記特殊金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分は、前記通常金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分と比較して、異なる板厚を有する、
    コネクタ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のコネクタであって、
    前記特殊金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分は、前記通常金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分と比較して、異なる板幅を有する、
    コネクタ。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のコネクタであって、
    前記特殊金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分は、前記通常金属部品のうち前記対抗力を発揮する部分と比較して、異なる材質である、
    コネクタ。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載のコネクタであって、
    前記第2コネクタ部は、基板に搭載されて用いられるものであり、
    前記特殊金属部品は、
    ロック隆起保持部と、
    前記ロック隆起保持部から延びて形成されている干渉部と、
    前記ロック隆起保持部に形成され、前記第1コネクタ部に対して引っ掛かることで前記対抗力を発揮するロック隆起と、
    前記干渉部から見て前記基板と反対側に配置されると共に、前記基板に対して固定される変位規制部と、
    を有する、
    コネクタ。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載のコネクタであって、
    前記第2コネクタ部は、基板に搭載されて用いられるものであり、
    前記特殊金属部品は、前記基板に対して固定されることで前記基板に対する変位が禁止される変位禁止部と、変形容易となるように前記変位禁止部から梁状に延びて形成される変形容易部と、前記変形容易部を介して前記変位禁止部に支持される変位許容部と、を有し、
    前記変位許容部は、前記第1金属部品に接触可能な接触部と、前記接触部を保持する保持部と、前記第2コネクタ部から前記第1コネクタ部を引き抜く方向としての引き抜き方向において前記変位禁止部に接触可能な干渉部と、を有し、
    前記変位許容部の前記接触部が前記第1金属部品と接触することで、前記特殊金属部品は前記対抗力を発揮するように構成され、
    前記引き抜き方向において前記干渉部が前記変位禁止部に接触することで、前記変位許容部の前記引き抜き方向への変位が規制される、
    コネクタ。
  8. 請求項7に記載のコネクタであって、
    前記干渉部の板厚方向は、前記引き抜き方向に対して実質的に直交する方向である、
    コネクタ。
  9. 請求項8に記載のコネクタであって、
    前記変位禁止部は、前記引き抜き方向において前記干渉部が接触する変位規制部を有し、
    前記変位規制部の板厚方向は、前記引き抜き方向に対して実質的に直交する方向である、
    コネクタ。
  10. 請求項9に記載のコネクタであって、
    前記干渉部の板厚方向と前記変位規制部の板厚方向は、前記引き抜き方向で見て異なる、
    コネクタ。
  11. 請求項7に記載のコネクタであって、
    前記干渉部の板厚方向は、前記引き抜き方向に対して実質的に平行である、
    コネクタ。
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