JP2014194975A - 二重螺旋積層型圧電アクチュエータ及びその製造方法 - Google Patents

二重螺旋積層型圧電アクチュエータ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 二重螺旋積層型圧電アクチュエータ及びその製造方法に関し、変位拡大機構を設けた積層圧電アクチュエータの製造を容易にするとともに、拘束領域の原因となる外部電極を不要にする。
【解決手段】 下部電極、圧電体及び上部電極を順次積層するとともに、前記下部電極或いは前記上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた螺旋状積層構造を2つ用意し、2つの螺旋状積層構造を、接合部において前記下部電極と上部電極とが互いに重なるように接合して二重螺旋構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、二重螺旋積層型圧電アクチュエータ及びその製造方法に関するものであり、例えば、束縛要因となる外部電極を不要にするとともに変位拡大機構を備えた二重螺旋積層型圧電アクチュエータ及びその製造方法に関するものである。
近年,携帯端末のタッチパネルなどに用いられる感知方式は静電気による感知方式である。一方、圧電材料を直接タッチパネルなどの感圧センサに用いた場合、画面を押しこんだ震動・応力を検知するので、静電式に比べ、帯電しづらい手袋を付けた場合でも容易に検知することができる。また、防水仕様の携帯端末も濡れた状態では、静電式は反応しないが感圧式は問題が無い。
また、携帯端末にはタッチした場合の接触感を出すために、タッチと連動して震動する機構を有する機種も存在する。圧電材料をタッチパネルとして使用することで、指先の接地している部分のみ駆動することができ、指先に駆動感・震動が体感できる。
ここで、図19乃至図21を参照して圧電素子を説明する。図19は圧電素子の説明図であり、図19(a)に示すように、圧電素子は2枚の電極81,82によって圧電体層83を挟んだ構造になっている。図19(b)に示すように、この圧電素子に電圧を印加すると厚さ方向及び長さ方向に変位が発生する。一方、図19(c)に示すように圧電素子に応力を加えると2枚の電極81,82の間に電圧が発生する。圧電アクチュエータは圧電効果を利用した駆動部品で、図19(b)に示したように電圧印加することにより発生する変位を利用するものである。
さらに、図20に示すように、垂直方向の変位を用いた圧電アクチュエータの場合には、図20(a)に示すようにシート厚が数μm乃至数百μmの薄い圧電体層83を多数枚積層することによって、低電圧の印加で変位量を拡大することができる。なお、このような積層構造は、図20(b)に示すように、内部電極84,85を一層毎に反対方向に引き出してそれぞれ外部電極86,87に接続した構造となり、各圧電体層83には同じ電圧が印加される。したがって、全体の変位量は、一枚の圧電体層の変位量×枚数になるので、低い電圧でも枚数を多くすることによって大きな変位量を得ることができる。
また、変位拡大機構を設けることによって、変位量を大きくすることも知られている(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)。図21は変位拡大機構を有する圧電アクチュエータの説明図であり、図21(b)に示すように電圧を印加すると圧電体層83は水平方向に収縮し、垂直方向の厚さが増すとともに、変位拡大機構88も圧電体層83に収縮により内側に引っ張られて結果的に垂直方向に膨らんだ形状になる。
これら特性を利用し、圧電アクチュエータはインクジェットヘッド、ブザー或いは超音波モータなど駆動部品として、また、タッチパネルやスイッチの感圧センサなどに利用されている。
特開2003−258330号公報 特開2006−325387号公報
しかし、μmオーダ以上の大きな変位量を得るには、上述のように多層化、拡大機構の搭載などの技術が必要であるが、下記のような問題点があるので、図22を参照して説明する。図22は積層型圧電アクチュエータの問題点の説明であり、図22(a)に示すように内部電極84,85を一層置きに外部電極86,87と接続しているため、内部電極未交差部89,90が存在する。
図22(b)に示すように、電圧を印加した場合には、内部電極未交差部89,90が不駆動部となり、変位が拘束される。このように、全体の変位を拘束する領域があると、図22(c)に示すように、拘束部において層間の破断が生じやすくなるという問題がある。
また、変位拡大機構を設けた場合の変位の拡大量は圧電アクチュエータの水平方向の収縮量に依存するために、変位の拡大量を大きくするためには、図21(c)に示すように、圧電アクチュエータの水平方向のサイズを大きくする必要がある。したがって、変位の拡大量を大きくした場合には、必然的に小型化が困難になるという問題がある。
また、変位拡大機構を設けた圧電アクチュエータを多層化する場合には、外部電極引き出し線を用いて、部品単位の加工が必要なため、歩留まり、コストが高くなるという問題がある。
したがって、積層型圧電アクチュエータにおいて、変位拡大機構を設けた積層圧電アクチュエータの製造を容易にするとともに、拘束領域の原因となる外部電極を不要にすることを目的とする。
開示する一観点からは、第1の下部電極、第1の圧電体及び第1の上部電極を順次積層するとともに、前記第1の下部電極或いは前記第1の上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた変位拡大機構を有する第1の螺旋状積層構造と、第2の下部電極、第2の圧電体及び第2の上部電極を順次積層するとともに、前記第2の下部電極或いは前記第2の上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた変位拡大機構を有する第2の螺旋状積層構造とを有し、前記第1の螺旋状積層構造と前記第2の螺旋状積層構造を、接合部において前記第2の下部電極が前記第1の上部電極と重なり、且つ、前記第1の下部電極が前記第2の上部電極と重なるように接合して二重螺旋構造としたことを特徴とする二重螺旋積層型圧電アクチュエータが提供される。
また、開示する別の観点からは、第1の下部電極用ペースト、第1の圧電体用ペースト及び第1の上部電極用ペーストを順次積層するとともに、前記第1の下部電極用ペースト或いは前記第1の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲む第1のバインダー層を設けた第1の積層構造を形成する工程と、第2の下部電極用ペースト、第2の圧電体用ペースト及び第2の上部電極用ペーストを順次積層するとともに、前記第2の下部電極用ペースト或いは前記第2の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲む第2のバインダー層を設けた第2の積層構造を形成する工程と、第1の積層構造に第1のスリットを形成するとともに、前記第2の積層構造に第2のスリットを形成し 前記第1のスリットと前記第2のスリットを互いに食い込ませて二重螺旋構造要素を形成する工程と、複数の前記二重螺旋構造要素を前記第1のスリット同士及び前記第2のスリット同士が積層方向において整合するように積層して多層積層構造を形成する工程と、前記多層積層構造を熱処理して脱脂するとともに、前記第1のバインダー層及び第2のバインダー層を空隙部に変換する工程と、前記多層積層構造をより高温で熱処理して焼成する工程とを有することを特徴とする二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法が提供される。
開示の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ及びその製造方法によれば、変位拡大機構を設けた積層圧電アクチュエータの製造を容易にするとともに、拘束領域の原因となる外部電極を不要にすることが可能になる。
本発明の実施の形態の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの説明図である。 本発明の実施の形態の二重螺旋積層型圧電アクチュエータに設ける空隙部の構造の説明図である。 空隙部の形成方法の途中までの説明図である 空隙部の形成方法の図3以降の説明図である。 本発明の実施例1の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図5以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図6以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図7以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図8以降の説明図である。 本発明の実施例2の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例2の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図10以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例2の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図11以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例2の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図12以降の説明図である。 本発明の実施例3の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例3の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図14以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例3の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図15以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例3の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図16以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例3の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程の図17以降の説明図である。 圧電素子の説明図である。 多層化による変位拡大の説明図である。 変位拡大機構による変位拡大の説明図である。 積層型圧電アクチュエータの問題点の説明図である。
ここで、図1乃至図4を参照して、本発明の実施の形態の二重螺旋積層型圧電アクチュエータを説明する。図1は、実施の形態の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの説明図である。図1(a)に示すように、下部電極12,12、圧電体11,11及び上部電極13、13と、下部電極12,12或いは上部電極13,13の少なくとも一方に空隙部14,14を有する2つの螺旋状積層構造10、10を構成する。なお、空隙部14,14が変位拡大機構となる。
図1(b)に示すように、2つの螺旋状積層構造10、10を、接合部において互いに下部電極12,12と上部電極13,13とが重なるように接合して二重螺旋構造とする。この場合の二重螺旋構造の螺旋の回転軸に対して直交する面における外周形状が円形でも矩形でも良い。
図2は、本発明の実施の形態の二重螺旋積層型圧電アクチュエータに設ける空隙部の説明図であり、各図において左図は第1の螺旋状積層構造10に設ける空隙部の説明図であり、右図は第2の螺旋状積層構造10に設ける空隙部の説明図である。図2(a)に示すように、第1の螺旋状積層構造10に設ける空隙部14と第2の螺旋状積層構造10に設ける空隙部14は同じ構造でも良い。
また、図2(b)に示すように、第1の螺旋状積層構造10に設ける空隙部14と第2の螺旋状積層構造10に設ける空隙部14を互いに異なった構造としても良い。この場合の第2の螺旋状積層構造10に設ける螺旋の回転軸に対して直交する方向に開放端を有する空隙部14は、層間破断を防止する作用もある。
或いは、図2(c)及び図2(d)に示すように、下部電極12〜12にも空隙部15〜15を設けても良い。その場合も、図2(c)に示すように、互いに同じ空隙部14,14,15,15としても良いし、或いは、図2(d)に示すように、互いに異なった空隙部14,14,15,15としても良い。
次に、図3及び図4を参照して、空隙部の形成方法を説明する。まず、図3(a)に示すように、圧電体用ペースト16、16を準備し、図3(b)に示すように、電極用ペースト17,17を印刷する。次いで、図3(c)に示すように、それぞれ、バインダー層18,18を選択的に印刷したのち、図3(d)に示すように、電極用ペースト19,19で覆う。
次いで、図4(e)に示すように、必要とする層数分をして加熱処理により脱脂したのち、本焼成を行って各ペーストを圧電体11,11、下部電極12,12及び上部電極13,13とする。脱脂工程においてバインダー層18,18は飛散し、本焼成時に完全に飛散して空隙部14,14が形成される。
なお、図1に示した二重螺旋積層構造を形成するためには、下部電極用ペースト/圧電体用ペースト/上部電極用ペーストを順次積層した積層構造を2つ用意する。この下部電極用ペースト或いは第2の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲むバインダー層を設ける。
この2つの積層構造にそれぞれ、スリットを形成し、このスリットを互いに食い込ませて二重螺旋構造要素を形成する。次いで、この二重螺旋構造要素をスリットの位置が積層方向において整合するように多数組み積層して多層積層構造を形成したのち、脱脂及び焼成を行えば良い。
この場合、積層構造をドーナツ形状の積層構造とする場合には、各スリットが、ドーナツ形状の中心部に達するラジアル方向のスリットとすれば良い。
或いは、積層構造が、最終的に二重螺旋積層型圧電アクチュエータとして切り出されるサイズの矩形状積層構造単位をマトリクス状に配置した矩形状の積層構造とする場合には、
スリットをコ字状スリットとする。即ち、隣接する2つの矩形状積層構造単位の夫々の中心から隣接方向と直交する方向に伸び、矩形状積層構造単位の水平方向の一辺の長さの1/2の長さの2本のスリット要素と、2本のスリット要素の端部を結ぶスリット要素からなるコ字状スリットとする。
本発明の実施の形態においては二重螺旋積層構造を採用しているので、外部電極が不要になり、拘束部に起因する層間破断が生じることがない。また、外部電極が不要であるので、拡大機構を有する内部電極を形成した圧電素子の多層化が容易になり、小面積で高変位が得られる駆動部品が形成できる。それにより、高密度に実装配置が可能になる。
また、圧電素子の加工方法として、面方向の加工が中心となるため、製造工程の自動化を簡易に行うことが可能になる。さらに、素子の大面積化、小型化および変位量の制御が積層数および積層の組み合わせにより簡易に行うことが可能になる。
次に、図5乃至図9を参照して、本発明の実施例1の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程を説明する。まず、図5(a)に示すように、PNN系圧電材料及び15vol%のPMMAバインダーにより形成されるφ50mm、厚さ20μmのグリーンシート21の両面に、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト22,23を厚さ5μm印刷する。
次いで、PMMA系バインダーペーストを用いφ48mm(中央φ4mm抜き)厚さ5μmのバインターパターン24を形成する。バインダーパターン24形成後、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト25をφ50mm、厚さ5μm印刷する。次いで、図5(b)に示すように、印刷した圧電シート中央にφ2mmの穴26および幅1mmのスリット27を形成する。
次いで、図6に示すように、スリット27,27を形成した2枚の圧電シートを互いにスリット27,27同士を食い込ませて一体化する。なお、ここでは、理解をしやすいように、同じ構造の圧電シートであるが、電極用ペーストのハッチングを互いに異ならせて、一方の符号のサフィックスを「2」で表示している。
図7は一体化した圧電シートの説明図であり、図7(a)は平面図であり、図7(b)は図7(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図であり、図7(c)は二重螺旋積層構造を理解しやすくするために、図7(b)の構造を左右に分解したものである。図に示すように、左側の圧電シートは右側部において左回りで右側の圧電シートの下に潜り込み、一方、右側の圧電シートは左側部において左回りで左側の圧電シートの下に潜り込んで、二重螺旋構造を形成している。
次いで、図8に示すように、一体化した圧電シートを4枚積み重ね、温度80℃、加圧20MPa,時間20分の積層の条件で積層する。
次いで、図9に示すように、積層後、大気中、昇温速度5℃/時間、温度600℃、保持5時間の条件で脱脂した後、大気中で、昇温速度25℃/時間、温度980℃、保持2時間の条件で焼成する。この時、バインダーパターン24,24は飛散するので、上部電極33,33の内部に拡大機構の機能を有する空隙34、34が形成された二重螺旋積層型圧電アクチュエータが形成される。
このように、本発明の実施例1においてはドーナツ状の圧電シートにスリットを設けているので、スリット同士を互いに食い込ませることにより簡単に一体化した二重螺旋積層構造単位を形成することができる。この一体化した二重螺旋積層構造単位を任意の数だけ積層することによって大きな変位量を発生することが可能になる。特に、加工の容易なグリーンシートから作成できるため、素子の大面積化、小型化および変位量の制御が積層数および積層の組み合わせが簡易に行える。
次に、図10乃至図13を参照して、本発明の実施例2の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程を説明する。まず、図10の上側に示すように、PNN系圧電材料及び15vol%のPMMAバインダーにより形成されるφ50mm、厚さ20μmのグリーンシート21の両面に、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト22,23を厚さ5μm印刷する。
次いで、PMMA系バインダーペーストを用いφ48mm(中央φ4mm抜き)厚さ5μmのバインターパターン24を形成する。バインダーパターン24形成後、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト25をφ50mm、厚さ5μm印刷する。次いで、印刷した圧電シート中央にφ2mmの穴26および幅1mmのスリット27を形成して第1の圧電シートを形成する。
一方、図10の下側に示すように、PNN系圧電材料及び15vol%のPMMAバインダーにより形成されるφ50mm、厚さ20μmのグリーンシート21の両面に、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト22,23を厚さ5μm印刷する。
次いで、PMMA系バンダーペーストを用いφ50mm(幅2mmφ25mm抜き)のバインターパターン24を形成する。バインダーパターン24形成後、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト25をφ50mm、厚さ5μm印刷する。次いで、印刷した圧電シート中央にφ2mmの穴26および幅1mmのスリット27を形成して第3の圧電シートを形成する。次いでスリット27,27形成した2枚の圧電シートを互いにスリット27,27同士を込ませて一体化する。
図11は一体化した圧電シートの説明図である。図11(a)は平面図であり、図11(b)は図11(a)におけるA−A′を結ぶ一点鎖線に沿った断面図であり、図11(c)は二重螺旋積層構造を理解しやすくするために、図11(b)の構造を左右に分解したものである。図に示すように、左側の第2の圧電シートは右側部において左回りで右側の第1の圧電シートの下に潜り込み、一方、右側の第1の圧電シートは左側部において左回りで左側の第2の圧電シートの下に潜り込んで、二重螺旋構造を形成している。
次いで、図12に示すように、一体化した圧電シートを4枚積み重ね、温度80℃、加圧20MPa,時間20分の積層の条件で積層する。
次いで、図13に示すように、積層後、大気中、昇温速度5℃/時間、温度600℃、保持5時間の条件で脱脂した後、大気中で、昇温速度25℃/時間、温度980℃、保持2時間の条件で焼成する。この時、バインダーパターン24,24は飛散するので、上部電極33,33の内部に拡大機構の機能を有する空隙34,34が互いにずれた位置に形成された二重螺旋積層型圧電アクチュエータが形成される。
この本発明の実施例2において、実施例1と同様の作用効果が得られる以外に、空隙34の端部が解放されており、拘束部が生じないので層間破断を効果的に抑制することが可能になる。
次に、図14乃至図18を参照して、本発明の実施例3の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造工程を説明する。まず、図14(a)に示すように、PNN系圧電材料及び15vol%のPMMAバインダーにより形成される厚さ20μmの矩形のグリーンシート41の両面に、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト42,43を厚さ5μm印刷する。なお、ここでは、20mm×20mmを素子単位44とし、4×4の素子単位44を形成した場合を示している。
次いで、図15(a)に示すように、PMMA系バインダーペーストを用い4mm×4mm(中央1mm×1mm抜き)厚さ5μmのバインターパターン45を形成する。バインダーパターン45形成後、Pt−Pd(30:70)の電極用ペースト46を厚さ5μm印刷する。
次いで、図15(b)に示すように、隣接する2つの素子単位44の夫々の中心から隣接方向と直交する方向に伸び、素子単位44の水平方向の一辺の長さの1/2の長さの2本のスリット要素と、2本のスリット要素の端部を結ぶスリット要素からなるコ字状の幅が0.1mmのスリット47を打ち抜く。
次いで、図16に示すように、スリット47、47を形成した2枚の圧電シートをスリット47,47で区分された舌状部分を一方が上側に他方が下側になるように互いに食い込ませて一体化する。なお、ここでは、理解をしやすいように、同じ構造の圧電シートであるが、電極用ペーストのハッチングを互いに異ならせて、一方の符号のサフィックスを「2」で表示している。
図17は一体化した圧電シートの説明図であり、図17(a)は平面図であり、図17(b)は図17(a)における素子単位を取り出した二重螺旋積層構造の説明図である。図17(b)の左図は、図17(a)の左下隅の素子単位44(44)を表面側から見た平面図であり、右図は、その下側の部分を示す透視平面図である。左図の上側に示す圧電シートは一点鎖線の矢印で示すように、右回りで右図に示すように下側に示す圧電シートの下に潜り込む。一方、左図の下側に示す圧電シートは有刺鉄線状の矢印で示すように、右回りで右図に示すように上側に示す圧電シートの下に潜り込んで、二重螺旋構造を形成している。
次いで、一体化した圧電シートを4枚積み重ね、温度80℃、加圧20MPa,時間20分の積層の条件で積層する。次いで、図18に示すように、積層後、大気中、昇温速度5℃/時間、温度600℃、保持5時間の条件で脱脂した後、大気中で、昇温速度25℃/時間、温度980℃、保持2時間の条件で焼成する。この時、バインダーパターン45,45は飛散するので、上部電極52,52の内部に拡大機構の機能を有する空隙が形成された二重螺旋積層型圧電アクチュエータが形成される。最後に、切り出し線53,53に沿って切り出すことによって、平面形状が矩形の二重螺旋積層型圧電アクチュエータが得られる。
このように、本発明の実施例3においては、矩形のグリーンシートに2つの素子単位毎にコ字状のスリットを形成して、2枚の圧電シートを一体化して二重螺旋構造を形成している。したがって、矩形のグリーンシートのサイズを大きくすれば、一回の製造工程で多数個の二重螺旋積層型圧電アクチュエータを製造することができる。また、この場合も加工容易なグリーンシートを用いているので、素子の大面積化、小型化および変位量の制御が積層数および積層の組み合わせが簡易に行える。
なお、上記の実施例1及び実施例2においては、ドーナツ状のグリーンシートを用いているが、外周形状を矩形状にしても、全く同様の工程で二重螺旋構造を形成することができる。
ここで、実施例1乃至実施例3を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。(付記1)第1の下部電極、第1の圧電体及び第1の上部電極を順次積層するとともに、前記第1の下部電極或いは前記第1の上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた変位拡大機構を有する第1の螺旋状積層構造と、第2の下部電極、第2の圧電体及び第2の上部電極を順次積層するとともに、前記第2の下部電極或いは前記第2の上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた変位拡大機構を有する第2の螺旋状積層構造とを有し、前記第1の螺旋状積層構造と前記第2の螺旋状積層構造を、接合部において前記第2の下部電極が前記第1の上部電極と重なり、且つ、前記第1の下部電極が前記第2の上部電極と重なるように接合して二重螺旋構造としたことを特徴とする二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。(付記2)前記二重螺旋構造の螺旋の回転軸に対して直交する面における外周形状が円形であることを特徴とする付記1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
(付記3)前記二重螺旋構造の螺旋の回転軸に対して直交する面における外周形状が矩形であることを特徴とする付記1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
(付記4)前記第1の螺旋状積層構造と前記第2の螺旋状積層構造が、同じ構造であることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
(付記5)前記第1の下部電極或いは前記第1の上部電極に設けた空隙部が、電極部材に囲まれた閉鎖空隙部であり、前記第2の下部電極或いは前記第2の上部電極に設けた空隙部が、螺旋の回転軸に対して直交する方向に開放端を有する空隙部であることを特徴とする付記1乃至付記3のいずれか1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
(付記6)第1の下部電極用ペースト、第1の圧電体用ペースト及び第1の上部電極用ペーストを順次積層するとともに、前記第1の下部電極用ペースト或いは前記第1の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲む第1のバインダー層を設けた第1の積層構造を形成する工程と、第2の下部電極用ペースト、第2の圧電体用ペースト及び第2の上部電極用ペーストを順次積層するとともに、前記第2の下部電極用ペースト或いは前記第2の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲む第2のバインダー層を設けた第2の積層構造を形成する工程と、第1の積層構造に第1のスリットを形成するとともに、前記第2の積層構造に第2のスリットを形成し、前記第1のスリットと前記第2のスリットを互いに食い込ませて二重螺旋構造要素を形成する工程と、複数の前記二重螺旋構造要素を前記第1のスリット同士及び前記第2のスリット同士が積層方向において整合するように積層して多層積層構造を形成する工程と、前記多層積層構造を熱処理して脱脂するとともに、前記第1のバインダー層及び第2のバインダー層を空隙部に変換する工程と、前記多層積層構造をより高温で熱処理して焼成する工程とを有することを特徴とする二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
(付記7)前記第1の積層構造及び前記第2の積層構造が、ドーナツ形状の積層構造であり、前記第1のスリット及び前記第2のスリットが、前記ドーナツ形状の中心部に達するラジアル方向のスリットであることを特徴とする付記6に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
(付記8)前記第1の積層構造と前記第2の積層構造が、最終的に二重螺旋積層型圧電アクチュエータとして切り出されるサイズの矩形状積層構造単位をマトリクス状に配置した矩形状の積層構造であり、前記第1のスリット及び前記第2のスリットが、前記隣接する2つの矩形状積層構造単位の夫々の中心から隣接方向と直交する方向に伸びるとともに、前記矩形状積層構造単位の水平方向の一辺の長さの1/2の長さの2本の第1のスリット要素と、前記2本の第1のスリット要素の端部を結ぶ第2のスリット要素からなるコ字状スリットであり、前記焼成工程ののちに、各矩形状積層構造単位のサイズに切り出す工程を有することを特徴とする付記6に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
(付記9)前記第1の積層構造と前記第2の積層構造が、同じ積層構造であることを特徴とする付記6乃至付記8のいずれか1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法
(付記10)前記第1の積層構造に設けた第1のバインダー層が、電極用ペーストに囲まれたバインダー層であり、前記第2の積層構造に設けた第2のバインダー層が、電極用ペーストの側面を囲むバインダー層であることを特徴とする付記6乃至付記8のいずれか1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
10,10 螺旋状積層構造
11〜11 圧電体
12〜12 下部電極
13〜13 上部電極
14〜14,15〜15 空隙部
16,16 圧電体用ペースト
17,17 電極用ペースト
18,18 バインダー層
19,19 電極用ペースト
21〜21 グリーンシート
22〜22 電極用ペースト
23〜23 電極用ペースト
24〜24 バインダーパターン
25〜25 電極用ペースト
26〜26
27〜27 スリット
31〜31 圧電体層
32〜32 下部電極
33〜33 上部電極
34〜34 空隙
41,41 グリーンシート
42,42 電極用ペースト
43,43 電極用ペースト
44,44 素子単位
45,45 バインダーパターン
46,46 電極用ペースト
47,47 スリット
51,51 圧電体層
52,52 上部電極
53,53 切り出し線
81,82 電極
83 圧電体層
84,85 内部電極
86,87 外部電極
88 変位拡大機構
89,90 内部電極未交差部

Claims (6)

  1. 第1の下部電極、第1の圧電体及び第1の上部電極を順次積層するとともに、前記第1の下部電極或いは前記第1の上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた変位拡大機構を有する第1の螺旋状積層構造と、
    第2の下部電極、第2の圧電体及び第2の上部電極を順次積層するとともに、前記第2の下部電極或いは前記第2の上部電極の少なくとも一方に空隙部を備えた変位拡大機構を有する第2の螺旋状積層構造と
    を有し、
    前記第1の螺旋状積層構造と前記第2の螺旋状積層構造を、接合部において前記第2の下部電極が前記第1の上部電極と重なり、且つ、前記第1の下部電極が前記第2の上部電極と重なるように接合して二重螺旋構造としたことを特徴とする二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
  2. 前記第1の螺旋状積層構造と前記第2の螺旋状積層構造が、同じ構造であることを特徴とする請求項1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
  3. 前記第1の下部電極或いは前記第1の上部電極に設けた空隙部が、電極部材に囲まれた閉鎖空隙部であり、前記第2の下部電極或いは前記第2の上部電極に設けた空隙部が、螺旋の回転軸に対して直交する方向に開放端を有する空隙部であることを特徴とする請求項1に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータ。
  4. 第1の下部電極用ペースト、第1の圧電体用ペースト及び第1の上部電極用ペーストを順次積層するとともに、前記第1の下部電極用ペースト或いは前記第1の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲む第1のバインダー層を設けた第1の積層構造を形成する工程と、
    第2の下部電極用ペースト、第2の圧電体用ペースト及び第2の上部電極用ペーストを順次積層するとともに、前記第2の下部電極用ペースト或いは前記第2の上部電極用ペーストの少なくとも一方に電極用ペーストにより囲まれた或いは電極用ペーストの側面を囲む第2のバインダー層を設けた第2の積層構造を形成する工程と、
    第1の積層構造に第1のスリットを形成するとともに、前記第2の積層構造に第2のスリットを形成し、前記第1のスリットと前記第2のスリットを互いに食い込ませて二重螺旋構造要素を形成する工程と、
    複数の前記二重螺旋構造要素を前記第1のスリット同士及び前記第2のスリット同士が積層方向において整合するように積層して多層積層構造を形成する工程と、
    前記多層積層構造を熱処理して脱脂するとともに、前記第1のバインダー層及び第2のバインダー層を空隙部に変換する工程と、
    前記多層積層構造をより高温で熱処理して焼成する工程と
    を有することを特徴とする二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
  5. 前記第1の積層構造及び前記第2の積層構造が、ドーナツ形状の積層構造であり、
    前記第1のスリット及び前記第2のスリットが、前記ドーナツ形状の中心部に達するラジアル方向のスリットであることを特徴とする請求項4に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
  6. 前記第1の積層構造と前記第2の積層構造が、最終的に二重螺旋積層型圧電アクチュエータとして切り出されるサイズの矩形状積層構造単位をマトリクス状に配置した矩形状の積層構造であり、
    前記第1のスリット及び前記第2のスリットが、前記隣接する2つの矩形状積層構造単位の夫々の中心から隣接方向と直行する方向に伸びるとともに、前記矩形状積層構造単位の水平方向の一辺の長さの1/2の長さの2本の第1のスリット要素と、前記2本の第1のスリット要素の端部を結ぶ第2のスリット要素からなるコ字状スリットであり、
    前記焼成工程ののちに、各矩形状積層構造単位のサイズに切り出す工程を有することを特徴とする請求項4に記載の二重螺旋積層型圧電アクチュエータの製造方法。
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