JP2014192167A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 絶縁ゲート部を利用してノーマリオフが実現されるヘテロ接合を有する半導体装置において、低いチャネル抵抗と低いリーク電流を実現可能な技術を提供すること。
【解決手段】 HFET1は、電子走行層14、電子供給層15、電子供給層15を貫通して電子走行層14の所定深さに達するトレンチ内に設けられている絶縁ゲート部25、及びn型のコーナー領域32,34を備えている。電子走行層14は、絶縁ゲート部25の底面の一部に接している。電子供給層15は、絶縁ゲート部25の側面の一部に接している。コーナー領域32,34は、電子走行層14が絶縁ゲート部25の底面に接する部分と電子供給層15が絶縁ゲート部25の側面に接する部分の間において、絶縁ゲート部25の少なくとも一部に接する。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示される技術は、ヘテロ接合を有する半導体装置とその製造方法に関する。
ヘテロ接合近傍に形成される2次元電子ガス層を利用する半導体装置が開発されており、その一例が特許文献1に開示されている。図12に、特許文献1に開示される半導体装置を例示する。半導体装置100は、窒化ガリウム(GaN)の電子走行層114及び窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)の電子供給層115を備えている。電子走行層114と電子供給層115がヘテロ接合を構成しており、2次元電子ガス層(2DEG)が電子走行層114に形成される。半導体装置100はさらに、ドレイン電極122、絶縁ゲート部125、及びソース電極128を備えている。絶縁ゲート部125は、ゲート絶縁膜124とゲート電極126を有しており、電子供給層115を貫通して電子走行層114の所定深さに達するトレンチ内に設けられている。絶縁ゲート部125は、ドレイン電極122とソース電極128の間で2次元電子ガス層(2DEG)を分断する。このため、半導体装置100のオンとオフは、絶縁ゲート部125の電界効果で形成されるチャネル(CH)で制御可能となるので、ノーマリオフで動作することが可能となる。
特開2011−155116号公報 特開2011−243978号公報(特に、図11)
半導体装置100では、2次元電子ガス層(2DEG)を介して水平方向に流れる電流が、絶縁ゲート部125の底面側に形成されるチャネル(CH)を介して絶縁ゲート部125を迂回して流れる。図13に示されるように、絶縁ゲート部125の底面側を迂回して流れるときのチャネル抵抗は、絶縁ゲート部125の底面に形成されるチャネル(CH)の抵抗Raと絶縁ゲート部125のコーナー部に形成されるチャネル(CH)の抵抗Rbの合計となる。本発明者らの検討によると、絶縁ゲート部125のチャネル抵抗については、絶縁ゲート部125のコーナー部のチャネル抵抗Rbの占める割合が大きいことが分かってきた。本発明者らの検討によると、絶縁ゲート部125のコーナー部におけるチャネル抵抗Rbの増加は、2つの要因が考えられる。第1には、絶縁ゲート部125のコーナー部では、ゲート絶縁膜124の膜厚が厚くなるので、形成されるチャネル(CH)の電子密度が薄くなり、チャネル抵抗Rbが増加すると考えられる。第2に、絶縁ゲート部125の底面側を迂回して流れる電流の電流経路が、絶縁ゲート部125のコーナー部において急激に屈折するので、チャネル抵抗Rbが増加すると考えられる。
特許文献2では、絶縁ゲート部の側面にn型の領域を設けることで、チャネル抵抗の増大を抑える技術が提案されている。しかしながら、特許文献2では、絶縁ゲート部の側面の全域にn型の領域が設けられている。このため、n型の領域が、電子供給層に対応する位置にも形成されている。電子供給層は、2次元電子ガス層を流れる電流のバリア層としても機能しているが、このような位置にn型の領域が設けられていると、2次元電子ガス層を流れる電流の一部が、そのn型の領域を介して絶縁ゲート部にリークすることが問題となる。特に、特許文献2では、イオン注入技術を利用して電子供給層に対応する位置にn型の領域を形成しており、絶縁ゲート部とn型の領域の界面の状態が良好でないことから、リーク電流の増加が問題となり得る。
本明細書では、絶縁ゲート部を利用してノーマリオフが実現されるヘテロ接合を有する半導体装置において、低いチャネル抵抗と低いリーク電流を実現可能な技術を提供することを目的としている。
本明細書で開示される半導体装置の一実施形態は、半導体の電子走行層、電子走行層上に設けられているとともに電子走行層とヘテロ接合する半導体の電子供給層、電子供給層を貫通して電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチ内に設けられている絶縁ゲート部、及びn型の半導体のコーナー領域を備えている。電子走行層は、絶縁ゲート部の底面の一部に接している。電子供給層は、絶縁ゲート部の側面の一部に接している。コーナー領域は、電子走行層が絶縁ゲートの底面に接する部分と電子供給層が絶縁ゲートの側面に接する部分の間において、絶縁ゲート部の少なくとも一部に接する。
上記態様の半導体装置では、絶縁ゲート部のコーナー部に選択的にn型のコーナー領域が設けられていることを特徴としている。これにより、絶縁ゲート部のチャネル抵抗に占める割合の大きいコーナー部のチャネル抵抗に対して対策されているので、チャネル抵抗の増加が抑えられる。さらに、n型のコーナー領域は、電子供給層に対応する位置に形成されていない。このため、2次元電子ガス層と絶縁ゲート部の間のリーク電流も抑えられる。
HFET1の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第1製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第1製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第1製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第2製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第2製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第2製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第3製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第3製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第3製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 HFET1の第3製造方法の製造工程時の要部断面図を模式的に示す。 従来の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 従来の半導体装置の絶縁ゲート部のコーナー部近傍を流れる電流経路を示す。
以下、本明細書で開示される技術の特徴を整理する。なお、以下に記す事項は、各々単独で技術的な有用性を有している。
(第1特徴)本明細書で開示される半導体装置の一実施形態は、半導体の電子走行層、半導体の電子供給層、絶縁ゲート部及びn型の半導体のコーナー領域を備えていてもよい。電子走行層は、絶縁ゲート部の底面の一部に接していてもよい。電子供給層は、電子走行層上に設けられており、電子走行層とヘテロ接合してもよい。また、電子供給層は、絶縁ゲート部の側面の一部に接していてもよい。絶縁ゲート部は、電子供給層を貫通して電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチ内に設けられていてもよい。コーナー領域は、電子走行層が絶縁ゲート部の底面に接する部分と電子供給層が絶縁ゲート部の側面に接する部分の間において、絶縁ゲート部の少なくとも一部に接していてもよい。ここで、電子走行層、電子供給層及びコーナー領域の半導体の材料は、特に限定されるものではない。コーナー領域は、絶縁ゲート部のドレイン側のコーナー部とソース側のコーナー部の少なくともいずれか一方に設けられていればよい。コーナー領域が絶縁ゲート部のドレイン側のコーナー部とソース側のコーナー部の双方に設けられていると、チャネル抵抗を低下させる効果が大きいので望ましい。
(第2特徴)電子走行層、電子供給層及びコーナー領域の半導体は、窒化物半導体であってもよい。
(第3特徴)本明細書で開示される半導体装置の製造方法の一実施形態は、(1)半導体の電子走行層の表面の一部にn型のコーナー領域を形成する工程、(2)コーナー領域を形成した後に、電子走行層上に電子走行層とヘテロ接合する半導体の電子供給層を形成する工程、(3)電子供給層を貫通して電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチを形成する工程、及び(4)ゲート用トレンチ内に絶縁ゲート部を形成する工程、を備えていてもよい。ゲート用トレンチを形成する工程では、ゲート用トレンチの側面の一部がコーナー領域に接するとともに、ゲート用トレンチの底面がコーナー領域及び電子走行層に接する位置関係でゲート用トレンチを形成してもよい。この製造方法によると、絶縁ゲート部のコーナー部に対応してコーナー領域を選択的に形成することができる。
(第4特徴)第3特徴において、コーナー領域を形成する工程は、電子走行層の表面の一部にn型の不純物を導入することを有していてもよい。
(第5特徴)第3特徴において、コーナー領域を形成する工程は、電子走行層の表面の一部にコーナー領域用トレンチを形成することと、コーナー領域用トレンチ内にコーナー領域を充填することと、を有していてもよい。コーナー領域は、結晶成長技術を利用してコーナー領域用トレンチ内に充填されてもよい。この製造方法によると、イオン注入技術を利用しないでコーナー領域を形成することができるので、コーナー領域と絶縁ゲート部の界面状態が良好となり、コーナー領域と絶縁ゲート部の間のリーク電流が抑えられる。
(第6特徴)本明細書で開示される半導体装置の製造方法の一実施形態は、(1)半導体の電子走行層と、電子走行層上に設けられているとともに電子走行層とヘテロ接合する半導体の電子供給層と、を有する半導体積層を用意する工程、(2)電子供給層を貫通して電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチを形成する工程、(3)ゲート用トレンチの内壁にn型の半導体の内壁領域を形成する工程、(4)ゲート用トレンチの底面の一部を露出させるとともに、ゲート用トレンチのコーナー部に内壁領域の一部を残存させてコーナー領域を形成する工程、(5)ゲート用トレンチ内に絶縁ゲート部を形成する工程、を備えていてもよい。この製造方法によると、コーナー領域を形成するためのマスクとゲート用トレンチを形成するためのマスクを兼用することができる。
図1に示されるように、ヘテロ接合電界効果トランジスタ1(以下、HFET1という)は、裏面電極11、基板12、バッファ層13、電子走行層14、電子供給層15及びキャップ層16を備えている。
裏面電極11は、基板12の裏面に電気的に接続されている。裏面電極11は、接地電位に固定されており、HFET1の電位を安定させる。基板12は、その表面に窒化物半導体を形成することが可能な材料であり、一例では、シリコン、サファイア、炭化珪素が用いられる。バッファ層13は、基板12の表面に接触して設けられており、基板12と電子走行層14の間の格子不整合を緩和するための層である。電子走行層14は、バッファ層13の表面に接触して設けられており、その材料がノンドープの窒化ガリウム(GaN)の単結晶である。電子供給層15は、電子走行層14の表面に接触して設けられており、その材料がノンドープの窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)の単結晶である。一例では、電子供給層15のアルミニウムの組成比が約10〜25%であり、その厚みが約10〜30nmである。電子走行層14と電子供給層15は、ヘテロ接合を構成している。キャップ層16は、電子供給層15の表面に接触して設けられており、その材料がノンドープの窒化ガリウム(GaN)の単結晶である。一例では、キャップ層16の厚みは、約2〜5nmである。キャップ層16は、コラプス現象を抑えるために設けられており、電荷が電子供給層15及び/又は電子走行層14に蓄積するのを抑制する。
HFET1はさらに、ドレイン電極22、絶縁ゲート部25、及びソース電極28を備えている。
ドレイン電極22は、キャップ層16に接触しており、その材料がチタン(Ti)とアルミニウム(Al)を積層したものである。ドレイン電極22は、電子走行層14に形成される2次元電子ガス層(2DEG)の一部にオーミック接続している。ソース電極28も同様に、キャップ層16に接触しており、その材料がチタン(Ti)とアルミニウム(Al)を積層したものである。ソース電極28も、電子走行層14に形成される2次元電子ガス層(2DEG)の一部にオーミック接続している。
絶縁ゲート部25は、ドレイン電極22とソース電極28の間に配置されており、キャップ層16と電子供給層15を貫通して電子走行層14の所定深さにまで達するトレンチ内に設けられている。絶縁ゲート部25は、ゲート絶縁膜24と、ゲート絶縁膜24で被覆されているゲート電極26を有する。
HFET1はさらに、ドレイン側コーナー領域32、及びソース側コーナー領域34を備えている。
ドレイン側コーナー領域32は、シリコン又は酸素がドープされたn型の窒化ガリウム(GaN)の単結晶である。一例では、ドレイン側コーナー領域32の不純物濃度は、約1×1016cm−3以上である。ドレイン側コーナー領域32は、絶縁ゲート部25のドレイン側の側面と底面で構成されるドレイン側のコーナー部に選択的に形成されており、ドレイン側の2次元電子ガス層(2DEG)と絶縁ゲート部25の底面に形成されるチャネル(CH)を接続する位置関係に配置されている。具体的には、ドレイン側コーナー領域32は、電子走行層14が絶縁ゲート部25の底面に接する部分と電子供給層15が絶縁ゲート部25のドレイン側の側面に接する部分の間において、絶縁ゲート部25に接している。より具体的には、ドレイン側コーナー領域32が絶縁ゲート部25の底面に接する部分は、電子走行層14が絶縁ゲート部25の底面に接する部分(底面の中央部分)よりもドレイン側である。ドレイン側コーナー領域32が絶縁ゲート部25の側面に接する部分は、電子供給層15が絶縁ゲート部25の側面に接する部分よりも底面側である。また、ドレイン側コーナー領域32は、ドレイン側コーナー領域32が形成されなかったときに絶縁ゲート部25の側面及び底面に形成されるチャネル(CH)の形成範囲を少なくとも含むように形成されている。
ソース側コーナー領域34は、シリコン又は酸素がドープされた窒化ガリウム(GaN)の単結晶である。一例では、ソース側コーナー領域34の不純物濃度は、約1×1016cm−3以上である。ソース側コーナー領域34は、絶縁ゲート部25のソース側の側面と底面で構成されるソース側のコーナー部に選択的に形成されており、ソース側の2次元電子ガス層(2DEG)と絶縁ゲート部25の底面に形成されるチャネル(CH)を接続する位置関係に配置されている。具体的には、ソース側コーナー領域34は、電子走行層14が絶縁ゲート部25の底面に接する部分と電子供給層15が絶縁ゲート部25のソース側の側面に接する部分の間において、絶縁ゲート部25に接している。より具体的には、ソース側コーナー領域34が絶縁ゲート部25の底面に接する部分は、電子走行層14が絶縁ゲート部25の底面に接する部分(底面の中央部分)よりもソース側である。ソース側コーナー領域34が絶縁ゲート部25の側面に接する部分は、電子供給層15が絶縁ゲート部25の側面に接する部分よりも底面側である。また、ソース側コーナー領域34は、ソース側コーナー領域34が形成されなかったときに絶縁ゲート部25の側面及び底面に形成されるチャネル(CH)の形成範囲を少なくとも含むように形成されている。
次に、HFET1の動作を説明する。ドレイン電極22に正電圧が印加され、ソース電極28に接地電圧が印加され、絶縁ゲート部25のゲート電極26に接地電圧が印加される状態では、絶縁ゲート部25の底面に接する電子走行層14にチャネル(CH)が形成されない。このため、絶縁ゲート部25のゲート電極26に接地電圧が印加される状態では、絶縁ゲート部25に対してドレイン側の2次元電子ガス層(2DEG)とソース側の2次元電子ガス層(2DEG)が遮断され、HFET1はオフとなる。このように、HFET1は、ノーマリオフで動作する。
絶縁ゲート部25のゲート電極26に所定の正電圧が印加されると、絶縁ゲート部25の底面に接する電子走行層14が反転し、チャネル(CH)が形成される。このため、絶縁ゲート部25のゲート電極26に所定の正電圧が印加される状態では、絶縁ゲート部25に対してドレイン側の2次元電子ガス層(2DEG)とソース側の2次元電子ガス層(2DEG)がチャネル(CH)を介して連続するので、HFET1はオンとなる。
HFET1では、絶縁ゲート部25に対してドレイン側の2次元電子ガス層(2DEG)とチャネル(CH)の間に、ドレイン側コーナー領域32が設けられている。ドレイン側コーナー領域32のn型の不純物濃度は濃いので、ドレイン側コーナー領域32は、低抵抗な電流経路を提供することができる。同様に、HFET1では、絶縁ゲート部25に対してソース側の2次元電子ガス層(2DEG)とチャネル(CH)の間に、ソース側コーナー領域34が設けられている。ソース側コーナー領域34のn型の不純物濃度も濃いので、ソース側コーナー領域34は、低抵抗な電流経路を提供することができる。
HFET1の絶縁ゲート部25は、電子走行層14の所定深さに達するように設けられているので、ドレイン電極22とソース電極28の間を流れる電流は、絶縁ゲート部25の底面側を迂回して流れなければならない。例えば、コーナー領域32,34が設けられていない場合、絶縁ゲート部25のコーナー部におけるチャネル抵抗の増加によって絶縁ゲート部25のチャネル抵抗が著しく増加する。
HFET1では、コーナー領域32,34が絶縁ゲート部25のコーナー部に設けられているので、コーナー部におけるゲート絶縁膜24の膜厚の増加の影響を受けずに、電子密度を濃くすることができる。また、コーナー領域32,34が絶縁ゲート部25のコーナー部に設けられているので、コーナー部における電流経路の幅を広くすることができるので、2次元電子ガス層(2DEG)とチャネル(CH)の間を流れる電流の経路を円滑にすることができる。これにより、絶縁ゲート部25のチャネル抵抗の増加を抑えることができる。
さらに、HFET1では、コーナー領域32,34が絶縁ゲート部25のコーナー部に選択的に設けられていることを特徴としている。換言すると、コーナー領域32,34は、電子走行層14に対応する位置に選択的に設けられており、電子供給層15に対応する位置には設けられていない。電子供給層15は、バリア層と称されるように、2次元電子ガス層(2DEG)を水平方向に流れる電流が垂直方向の上向きに流れるのを防止する役割も担っている。HFET1では、コーナー領域32,34が電子供給層15に対応する位置に設けられていないので、この役割を維持している。特に、2次元電子ガス層(2DEG)と絶縁ゲート部25の間をリーク電流が流れるのを良好に抑制することができる。
(HFET1の第1製造方法)
まず、図2に示されるように、基板12、バッファ層13及び電子走行層14が積層した積層体を準備する。この積層体は、MOCVD技術を利用して、基板12上に結晶成長させることで形成することができる。次に、電子走行層14の表面にマスク層42をパターニングした後に、イオン注入技術を利用して、電子走行層14の表面の一部にマスク層42の開口部からn型の不純物を導入し、ドレイン側コーナー領域32とソース側コーナー領域34を形成する。マスク層42は、ドレイン側コーナー領域32とソース側コーナー領域34の形成後に除去される。
次に、図3に示されるように、MOCVD技術を利用して、電子供給層15とキャップ層16を結晶成長させる。
次に、図4に示されるように、キャップ層16の表面にマスク層44をパターニングした後に、RIE技術を利用して、キャップ層16と電子供給層15を貫通して電子走行層14の所定深さに達するゲート用トレンチ44aを形成する。ゲート用トレンチ44aは、その側面の一部がコーナー領域32,34に接するとともに、ゲート用トレンチ44aの底面がコーナー領域32,34及び電子走行層14に接する位置関係となるように形成される。マスク層44は、トレンチ形成後に除去される。
次に、CVD技術を利用して絶縁ゲート部25を形成した後に、スパッタ技術を利用して裏面電極11、ドレイン電極22、及びソース電極28を形成し、HFET1が完成する。第1製造方法によると、絶縁ゲート部25のコーナー部にコーナー領域32,34を選択的に形成することができる。
(HFET1の第2製造方法)
まず、図5に示されるように、基板12、バッファ層13及び電子走行層14が積層した積層体を準備する。この積層体は、MOCVD技術を利用して、基板12上に結晶成長させることで形成することができる。次に、電子走行層14の表面にマスク層46をパターニングした後に、RIE技術を利用して、電子走行層14の表面の一部にコーナー領域用トレンチ46a,46bを形成する。コーナー領域用トレンチ46aはドレイン側コーナー領域32に対応した位置に形成されており、コーナー領域用トレンチ46bはソース側コーナー領域34に対応した位置に形成されている。マスク層46は、トレンチ形成後に除去される。
次に、図6に示されるように、MOCVD技術を利用して、コーナー領域用トレンチ46aを充填するとともに電子供給層15の表面を被覆するn型GaNの被覆領域36を形成する。
次に、図7に示されるように、RIE技術を利用して、被覆領域36がコーナー領域用トレンチ46a内のみに残存するように、電子供給層15の表面を被覆する被覆領域36を選択的に除去する。これにより、コーナー領域用トレンチ46a内にドレイン側コーナー領域32とソース側コーナー領域34が形成される。この後の工程は、第1製造方法の図3及び図4と同一である。
第2製造方法によれば、イオン注入技術を利用しないでコーナー領域32,34を形成することができる。このため、コーナー領域32,34と絶縁ゲート部25の界面状態が良好なものとなり、コーナー領域32,34と絶縁ゲート部25の間のリーク電流が抑えられたHFET1を製造することができる。
(HFET1の第3製造方法)
まず、図8に示されるように、基板12、バッファ層13、電子走行層14、電子供給層15及びキャップ層16が積層した積層体を準備する。この積層体は、MOCVD技術を利用して、基板12上に結晶成長させることで形成することができる。次に、キャップ層16の表面にマスク層48をパターニングした後に、RIE技術を利用して、キャップ層16と電子供給層15を貫通して電子走行層14の所定深さに達するゲート用トレンチ48aを形成する。
次に、図9に示されるように、MOCVD技術を利用して、ゲート用トレンチ48aの内壁を被覆するn型の半導体の内壁領域38を形成する。
次に、図10に示されるように、RIE技術を利用して、内壁領域38の一部を除去する。RIE技術を利用すると、内壁領域38は垂直方向にエッチングされるので、ゲート用トレンチ48aのコーナー部には、サイドウォールとしてのドレイン側コーナー領域32とソース側コーナー領域34が残存する。
次に、CVD技術を利用して絶縁ゲート部25を形成した後に、スパッタ技術を利用して裏面電極11、ドレイン電極22、及びソース電極28を形成し、HFET1が完成する。
第3製造方法によれば、イオン注入技術を利用しないでコーナー領域32,34を形成することができる。このため、コーナー領域32,34と絶縁ゲート部25の界面状態が良好なものとなり、コーナー領域32,34と絶縁ゲート部25の間のリーク電流が抑えられたHFET1を製造することができる。
さらに、第3製造方法によれば、コーナー領域32,34を形成するためのマスクとゲート用トレンチを形成するためのマスクを兼用させることができるので、製造工程が簡単化され、低い製造コストでHFET1を製造することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
11:裏面電極
12:基板
13:バッファ層
14:電子走行層
15:電子供給層
16:キャップ層
22:ドレイン電極
24:絶縁ゲート膜
25:絶縁ゲート部
26:ゲート電極
28:ソース電極
32:ドレイン側コーナー領域
34:ソース側コーナー領域

Claims (6)

  1. 半導体の電子走行層と、
    前記電子走行層上に設けられており、前記電子走行層とヘテロ接合する半導体の電子供給層と、
    前記電子供給層を貫通して前記電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチ内に設けられている絶縁ゲート部と、
    n型の半導体のコーナー領域と、を備えており、
    前記電子走行層は、前記絶縁ゲート部の底面の一部に接しており、
    前記電子供給層は、前記絶縁ゲート部の側面の一部に接しており、
    前記コーナー領域は、前記電子走行層が前記絶縁ゲート部の底面に接する部分と前記電子供給層が前記絶縁ゲート部の側面に接する部分の間において、前記絶縁ゲート部の少なくとも一部に接する半導体装置。
  2. 前記電子走行層、前記電子供給層、及び前記コーナー領域の半導体は、窒化物半導体である請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体の電子走行層の表面の一部にn型のコーナー領域を形成する工程と、
    前記コーナー領域を形成した後に、前記電子走行層上に前記電子走行層とヘテロ接合する半導体の電子供給層を形成する工程と、
    前記電子供給層を貫通して前記電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチを形成する工程と、
    前記ゲート用トレンチ内に絶縁ゲート部を形成する工程と、を備えており、
    前記ゲート用トレンチを形成する工程では、前記ゲート用トレンチの側面の一部が前記コーナー領域に接するとともに、前記ゲート用トレンチの底面が前記コーナー領域及び前記電子走行層に接する位置関係で前記ゲート用トレンチを形成する半導体装置の製造方法。
  4. 前記コーナー領域を形成する工程は、
    前記電子走行層の表面の一部にn型の不純物を導入すること、を有する請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記コーナー領域を形成する工程は、
    前記電子走行層の表面の一部にコーナー領域用トレンチを形成することと、
    前記コーナー領域用トレンチ内にコーナー領域を充填することと、を有する請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 半導体の電子走行層と、前記電子走行層上に設けられているとともに前記電子走行層とヘテロ接合する半導体の電子供給層と、を有する半導体積層を用意する工程と、
    前記電子供給層を貫通して前記電子走行層の所定深さに達するゲート用トレンチを形成する工程と、
    前記ゲート用トレンチの内壁にn型の半導体の内壁領域を形成する工程と、
    前記ゲート用トレンチの底面の一部を露出させるとともに、前記ゲート用トレンチのコーナー部に前記内壁領域の一部を残存させてコーナー領域を形成する工程と、
    前記ゲート用トレンチ内に絶縁ゲート部を形成する工程と、を備えている半導体装置の製造方法。
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