JP2014191135A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動源によって定着ニップの圧力を自動的に切り替えることを可能としつつ、駆動源の停止時にも定着ニップの圧力を切り替えることを可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、第1回転部材と、第1回転部材と対向する第2回転部材と、第1回転部材に第2回転部材を圧接させて第1回転部材と第2回転部材の間に定着ニップを形成する定着ニップ形成機構と、を有する定着ユニットと、定着ユニットが装着される装置本体と、所定の回転軸を中心に回転することで定着ニップ形成機構を押圧し、定着ニップの圧力を切り替えるニップ圧切り替え部材と、ニップ圧切り替え部材を回転させる駆動源と、駆動源からニップ圧切り替え部材への回転の伝達を許容し、ニップ圧切り替え部材から駆動源への回転の伝達を規制するクラッチ機構60と、を備えていることを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、用紙にトナー像を定着させる定着ユニットを備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンター等の画像形成装置は、用紙にトナー像を定着させるための定着装置を備えている。この定着装置は、熱源によって加熱される第1回転部材(例えば、ローラーやベルト)と、この第1回転部材に圧接して第1回転部材との間に定着ニップを形成する第2回転部材(例えば、ローラー)と、を備えているのが一般的である。そして、上記した定着ニップを用紙が通過する際に、用紙上のトナー像が加熱及び加圧されることで、用紙にトナー像が定着されるようになっている。
また、上記した定着装置の中には、「定着ユニット」としてユニット化されたものが存在する。この定着ユニットは、メンテナンスや部品交換の利便性等を考慮して、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能となっている。
ところで、上記の定着ニップでは、厚さやサイズの異なる様々な種類の用紙にトナー像が定着されることになる。例えば、封筒や薄紙などの用紙にトナー像を定着させる場合に、一般的な用紙にトナー像を定着させる場合と定着ニップの圧力(以下、「ニップ圧」と称する)を同一にすると、用紙に皺が発生する虞が有る。近年では特に、画像形成装置の高速化及びカラー化に伴って用紙の種類が多様化しており、一定のニップ圧だけでは様々な種類の用紙に対する搬送性能及び定着性能を満足させることが難しくなってきている。
そこで、用紙の種類によってニップ圧を切り替えるための様々な機構が開発されている。例えば、特許文献1には、第1回転部材(「加熱ローラ14」参照)に第2回転部材(「加圧ローラ16」参照)を圧接させる圧縮スプリングと、第1回転部材との軸間距離が大きくなる方向に第2回転部材を移動させるニップ圧切り替え部材(「カム30」及び「シャフト32」参照)と、を備えた定着ユニットが開示されている。この従来技術では、上記ニップ圧切り替え部材にギアが設けられており、このギアが装置本体側のギアに噛合している。この装置本体側のギアは、装置本体に設けられた駆動源に接続されている。
特開2007−25571号公報
特許文献1に記載の技術では、ニップ圧切り替え部材が定着ユニットに設けられているため、定着ユニットの大型化及び複雑化を招いていた。また、ニップ圧切り替え部材が定着ユニットに設けられる構造上、ニップ圧の切り替え時に発生する大きな負荷を定着ユニットで受けなければならず、定着ユニットに過大な負荷が掛かる虞が有った。
また、特許文献1に記載の技術は、装置本体に設けられた駆動源の回転を装置本体側のギアとニップ圧切り替え部材側のギアを介してニップ圧切り替え部材に伝達する構成である。そのため、装置本体側のギアとニップ圧切り替え部材側のギアに歯飛びが発生したり、装置本体側のギアとニップ圧切り替え部材側のギアに掛かる過大な軸トルクによって動作不良が発生したりする虞が有った。
また、特許文献1に記載の技術では、駆動源を駆動させなければニップ圧切り替え部材を回転させることができず、駆動源の停止時にニップ圧切り替え部材を回転させることは困難である。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、駆動源によってニップ圧を自動的に切り替え可能としつつ、駆動源の停止時にもニップ圧を切り替え可能とすることを目的とする。
本発明の画像形成装置は、熱源によって加熱される第1回転部材と、該第1回転部材と対向する第2回転部材と、前記第1回転部材に前記第2回転部材を圧接させて前記第1回転部材と前記第2回転部材の間に定着ニップを形成する定着ニップ形成機構と、を有する定着ユニットと、該定着ユニットが着脱可能に装着される装置本体と、所定の回転軸を中心に回転することで前記定着ニップ形成機構を押圧し、前記定着ニップの圧力を切り替えるニップ圧切り替え部材と、該ニップ圧切り替え部材を回転させる駆動源と、該駆動源から前記ニップ圧切り替え部材への回転の伝達を許容し、前記ニップ圧切り替え部材から前記駆動源への回転の伝達を規制するクラッチ機構と、を備えていることを特徴とする。
上記のように駆動源からニップ圧切り替え部材への回転の伝達が許容されることで、駆動源によってニップ圧切り替え部材を回転させて、ニップ圧を自動的に切り替えることが可能となる。また、ニップ圧切り替え部材から駆動源への回転の伝達が規制されることで、駆動源の停止時において、駆動源を回転させることなくニップ圧切り替え部材のみを回転させることができる。従って、ニップ圧切り替え部材と駆動源を一緒に回転させる場合よりも小さなトルクでニップ圧切り替え部材を回転させることが可能となる。
前記クラッチ機構は、前記駆動源の回転に伴って回転する駆動片と、該駆動片と係合する係合位置と、前記駆動片との係合が解除される係合解除位置と、の間で前記回転軸方向に沿ってスライド可能に設けられ、前記ニップ圧切り替え部材と一体に回転する従動片と、該従動片を前記係合位置に付勢する付勢部材と、を備え、前記駆動片が前記従動片に対して回転すると、前記付勢部材の付勢力によって前記従動片が前記係合位置に保持されることで、前記従動片が前記駆動片と一体に回転し、前記従動片が前記駆動片に対して回転すると、前記付勢部材の付勢力に抗して前記従動片が前記係合位置から前記係合解除位置までスライドすることで、前記駆動片が回転停止状態を保持しても良い。
このような構成を採用することで、簡易な構成によってクラッチ機構を実現することが可能となる。
前記画像形成装置は、前記駆動片に設けられる駆動側ラチェット歯と、前記従動片に設けられ、前記駆動側ラチェット歯と係脱可能な従動側ラチェット歯と、を備えたラチェット機構を更に備えていても良い。
このようにラチェット機構を用いることで、駆動片の回転を従動片に確実に伝達することができると共に、従動片の回転が駆動片に伝達されるのを確実に防止することができる。
前記ニップ圧切り替え部材は、前記装置本体に設けられていても良い。
このような構成を採用することで、定着ユニットの構成を簡素化して部品点数及び製造コストの削減を図ることができるとともに、定着ユニットのコンパクト化を図ることができる。また、装置本体にニップ圧切り替え部材を設けることで、ニップ圧の切り替え時に発生する大きな負荷を、装置本体によって受けることができる。そのため、定着ユニットに過大な負荷が掛かるのを防止することが可能となる。
前記ニップ圧切り替え部材は、前記回転軸方向に延びるシャフトと、該シャフトに固定され、前記定着ニップ形成機構を押圧する押圧位置と、前記定着ニップ形成機構への押圧を解除する押圧解除位置と、の間で移動するカムと、を備え、前記カムが前記押圧位置にある状態で前記定着ユニットを前記装置本体に装着すると、前記定着ニップ形成機構が前記カムを押圧して前記ニップ圧切り替え部材が回転し、前記カムが前記押圧位置から前記押圧解除位置まで移動しても良い。
このような構成を採用することで、定着ユニットを装置本体に装着する作業に連動して、カムを押圧位置から押圧解除位置まで移動させることができる。
前記ニップ圧切り替え部材は、前記回転軸方向に延びるシャフトと、該シャフトに固定され、前記定着ニップ形成機構を押圧する押圧位置と、前記定着ニップ形成機構への押圧を解除する押圧解除位置と、の間で移動するカムと、前記シャフトに固定される操作部と、を備え、前記カムが前記押圧位置にある状態で前記操作部が操作されると、前記ニップ圧切り替え部材が回転し、前記カムが前記押圧位置から前記押圧解除位置まで移動しても良い。
このような構成を採用することで、駆動源が停止している時に、任意のタイミングでカムを押圧位置から押圧解除位置まで移動させることができる。
ニップ圧解除キーを有する操作パネル部と、前記ニップ圧切り替え部材が前記定着ニップ形成機構を押圧した状態で前記ニップ圧解除キーが操作された時に、前記駆動源によって前記ニップ圧切り替え部材を回転させて、該ニップ圧切り替え部材による前記定着ニップ形成機構に対する押圧を解除させる制御部と、を更に備えていても良い。
このような構成を採用することで、操作パネル部の操作によって容易にニップ圧を切り替えることが可能となり、ユーザーやサービスマン等の作業者の負担を軽減することができる。
主電源を投入するための電源スイッチと、前記ニップ圧切り替え部材が前記定着ニップ形成機構を押圧した状態で前記電源スイッチが操作されて主電源が投入された時に、前記駆動源によって前記ニップ圧切り替え部材を回転させて、該ニップ圧切り替え部材による前記定着ニップ形成機構に対する押圧を解除させる制御部と、を更に備えていても良い。
このような構成を採用することで、主電源の投入時に自動的にニップ圧を切り替えることが可能となる。
本発明によれば、駆動源によってニップ圧を自動的に切り替えることが可能となり、駆動源の停止時にもニップ圧を切り替えることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着ユニットを装着した状態のプリンター本体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、プリンター本体を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着ユニットを取り外した状態のプリンター本体を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、搬送ユニットを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、ニップ圧切り替え部材の周辺部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、カムが押圧位置にある状態を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、カムが押圧解除位置にある状態を示す側断面図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、従動片が係合位置にある状態を示す斜視図である。(b)は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、従動片が係合解除位置にある状態を示す斜視図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、従動片が係合位置にある状態を示す斜視断面図である。(b)は、本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、従動片が係合解除位置にある状態を示す斜視断面図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、左ガイドカセットの周辺部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着ユニットがプリンター本体に装着され、且つ、カムが押圧位置にある状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着ユニットがプリンター本体に装着され、且つ、カムが押圧解除位置にある状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、カムが押圧位置にある状態で定着ユニットをプリンター本体に装着する直前の状態を示す斜視図である。 他の異なる実施形態に係るプリンターにおいて、搬送ユニットを示す斜視図である。
まず、図1を用いて、プリンター1(画像形成装置)の全体の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。以下、図1における紙面左側を、プリンター1の正面側(前側)とする。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2(装置本体)を備えており、プリンター本体2の下部には用紙(図示せず)を収納する給紙カセット3が収容され、プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上面には、排紙トレイ4の前方に上カバー5が開閉可能に取り付けられ、上カバー5の下方にはトナーコンテナ6が収納されている。
プリンター本体2の上部には、排紙トレイ4の下方にレーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が配置され、露光器7の下方には、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、像担持体である感光体ドラム10が回転可能に設けられており、感光体ドラム10の周囲には、帯電器11と、現像器12と、転写ローラー13と、クリーニング装置14とが、感光体ドラム10の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム10と転写ローラー13によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着ユニット18が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部20が設けられている。搬送経路15の下方には、両面印刷用の反転経路21が形成されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着ユニット18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器11によって感光体ドラム10の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(図1の二点鎖線P参照)により感光体ドラム10に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器12がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着ユニット18に進入し、この定着ユニット18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部20から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置14によって回収される。
次に、図2〜図11を用いて、プリンター本体2及び定着ユニット18について詳細に説明する。各図に適宜付される矢印Frは、プリンター1の前側(正面側)を示している。なお、図2〜図6、図9及び図10は後側からの図であるため、図面上の左右関係と実際の左右関係が逆転している。
まず、プリンター本体2について説明する。図2に示されるように、プリンター本体2は、上下方向に延びる左右本体フレーム23、24と、この左右本体フレーム23、24間の上部に架設されるセンターフレーム25と、センターフレーム25の下方において左右本体フレーム23、24間に架設される搬送ユニット26と、を備えている。
左本体フレーム23の後下隅部には左ガイドカセット31が取り付けられている。右本体フレーム24の後下隅部には右ガイドカセット32が取り付けられている。図3に示されるように、右ガイドカセット32には凹部状のシャフト支持部33が設けられている。図4に示されるように、センターフレーム25の後部と搬送ユニット26の後部の間には、定着ユニット装着部34が形成されている。
図5に示されるように、搬送ユニット26は、左右方向に長い扁平状を成している。図3に示されるように、搬送ユニット26は、互いに接合される上側搬送フレーム35及び下側搬送フレーム(両面印刷用搬送フレーム)36と、上側搬送フレーム35と下側搬送フレーム36の間に配置されるニップ圧切り替え部材37と、を備えている。
上側搬送フレーム35と下側搬送フレーム36の間には、左右方向にシャフト穴38が設けられている。シャフト穴38には、上側搬送フレーム35から複数個の上側リブ40が左右に所定の間隔をおいて突設されるとともに、下側搬送フレーム36から複数個の下側リブ41が左右に所定の間隔をおいて突設されている。
シャフト穴38の左右方向中央には収容部42が設けられ、この収容部42には、上側搬送フレーム35に固定されたセンサー43が収容されている。センサー43は、例えばPIセンサー(Photo Interrupter Sensor)であり、所定の間隔を介して対向する発光部44と受光部45を備えている。上側搬送フレーム35の左端部には支持片47が設けられ、支持片47には軸受穴48が左右方向に穿設されている。
図6等に示されるように、ニップ圧切り替え部材37は、左右方向に延びる直棒状のシャフト50と、シャフト50の右端部及び左側部に固定される楕円状のカム51と、シャフト50の略左右方向中央に固定される検知レバー52と、を備えている。
シャフト50は、例えば金属製である。図3に示されるように、シャフト50は、搬送ユニット26のシャフト穴38に挿通されており、その左右両端部が搬送ユニット26から露出している。シャフト50は、上側搬送フレーム35の上側リブ40と下側搬送フレーム36の下側リブ41によって挟み込まれるように設けられている。シャフト50の右端部は、右ガイドカセット32に設けられたシャフト支持部33に軸支され、シャフト50の左端部は、上側搬送フレーム35の支持片47に設けられた軸受穴48に軸支されている。これにより、左右方向に延びる回転軸Aを中心に回転可能となるように、ニップ圧切り替え部材37がプリンター本体2に支持されている。つまり、本実施形態では、左右方向がニップ圧切り替え部材37の回転軸方向である。
図7、図8に示されるように、カム51にはDカット状の固定穴55が形成されており、この固定穴55にシャフト50のDカット状の固定部56が挿入されることで、シャフト50に対するカム51の相対回転が規制されている。カム51は、ニップ圧切り替え部材37の回転に伴って、シャフト50から上側に突出した押圧位置(図7参照)と、押圧位置よりも下側に移動した押圧解除位置(図8参照)と、の間で移動するように構成されている。
図6等に示されるように、検知レバー52には、センサー43と対応する位置に、上下方向に延びる平板状の被検知部57が設けられている。
図6等に示されるように、ニップ圧切り替え部材37の左端側(図6の図面上は右端側)には、クラッチ機構60が設けられている。図9、図10に示されるように、クラッチ機構60は、駆動片61と、駆動片61の右側(図9、図10の図面上は左側)に設けられる従動片62と、従動片62の右側(図9、図10の図面上は左側)に設けられるコイルバネ63(付勢部材)と、を備えている。
駆動片61は、プリンター本体2に回転可能に支持されている。駆動片61は、ニップ圧切り替え部材37のシャフト50と同軸上に設けられている。駆動片61の外周面には、駆動ギア64が設けられている。
図10に示されるように、駆動片61には、従動片62と対向する面に、駆動側ラチェット歯65が周方向に連続して設けられている。駆動側ラチェット歯65には、左右方向に沿って設けられる駆動側第1縁部65aと、左右方向に対して傾斜する駆動側第2縁部65bと、が周方向において交互に形成されている。
従動片62には、駆動片61と対向する面に、従動側ラチェット歯66が周方向に連続して設けられている。従動側ラチェット歯66には、左右方向に沿って設けられる従動側第1縁部66aと、左右方向に対して傾斜する従動側第2縁部66bと、が周方向において交互に形成されている。従動側ラチェット歯66は、駆動側ラチェット歯65と共に、ラチェット機構67を構成している。
従動片62は、駆動側ラチェット歯65と従動側ラチェット歯66を係合させる係合位置(図9(a)及び図10(a)参照)と、駆動側ラチェット歯65と従動側ラチェット歯66の係合を解除する係合解除位置(図9(b)及び図10(b)参照)と、の間で左右方向に沿ってスライド可能に設けられている。つまり、従動側ラチェット歯66は、駆動側ラチェット歯65に対して係脱可能に設けられている。従動片62は、ニップ圧切り替え部材37のシャフト50に周設されており、ニップ圧切り替え部材37と一体に回転するように構成されている。従動片62は、ニップ圧切り替え部材37のシャフト50と同軸上に設けられている。
図3に示されるように、コイルバネ63は、上側搬送フレーム35の支持片47とクラッチ機構60の従動片62の間に介装されている。コイルバネ63は、従動片62を係合位置(図9(a)及び図10(a)参照)に付勢している。
図11に示されるように、プリンター本体2の左ガイドカセット31には、ニップ圧切り替え用モーター68(駆動源)が収容されている。ニップ圧切り替え用モーター68は、上方に向かって延びるウォームギア69を備えており、ニップ圧切り替え用モーター68が駆動すると、ウォームギア69が回転するように構成されている。
プリンター本体2の左ガイドカセット31には、ニップ圧切り替え用モーター68の前方に減速ギア機構70が設けられている。減速ギア機構70は、第1ギア71と、第1ギア71の前下方に設けられる第2ギア72と、第2ギア72の前方に設けられる第3ギア73と、第3ギア73の上方に設けられる第4ギア74と、を備えている。
第1ギア71は、大径部71aと小径部71bを備えている。第1ギア71の大径部71aは、ニップ圧切り替え用モーター68のウォームギア69に噛合している。第2ギア72は、第1ギア71の小径部71bに噛合している。第3ギア73は、第2ギア72に噛合している。第4ギア74は、大径部74aと小径部74bを備えている。第4ギア74の大径部74aは、第3ギア73に噛合している。第4ギア74の小径部74bは、クラッチ機構60の駆動片61に設けられた駆動ギア64に噛合している。以上の記載から明らかなように、減速ギア機構70は、ニップ圧切り替え用モーター68とクラッチ機構60を接続している。
次に、定着ユニット18について説明する。定着ユニット18は、プリンター本体2の定着ユニット装着部34(図4参照)に着脱可能に装着されている。
図7等に示されるように、定着ユニット18は、箱型形状の定着フレーム77と、定着フレーム77に収容されるヒートローラー78(第1回転部材)と、定着フレーム77に収容されてヒートローラー78と対向するプレスローラー80(第2回転部材)と、ヒートローラー78及びプレスローラー80の左右両端に配置される定着ニップ形成機構81と、を備えている。
定着フレーム77の後端部の左右両端には、上方に向かって半円弧状に湾曲する被係合部83が設けられている。定着フレーム77の前端部の左右両端には上下方向に延びるフォルダー収容部84が設けられ、各フォルダー収容部84の下端には挿通穴85が上下方向に穿設されている。定着フレーム77には、各フォルダー収容部84の後側に定着フレーム側バネ受部86が設けられている。
ヒートローラー78は、左右方向に長い形状を成している。ヒートローラー78は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属から成る円筒状の芯材と、この芯材に周設され、シリコンゴム等から成る弾性層と、この弾性層を被覆し、PFA等のフッ素樹脂から成る離型層と、を備えている。ヒートローラー78の左右両端部は、定着フレーム77に回転可能に支持されている。ヒートローラー78の内部空間には、ヒーター87(熱源)が収容されている。ヒーター87は、例えばハロゲンヒーターやセラミックヒーターによって構成されている。
プレスローラー80は、左右方向に長い形状を成している。プレスローラー80は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属から成る円筒状の芯材と、この芯材に周設され、シリコンゴム等から成る弾性層と、この弾性層を被覆し、PFA等のフッ素樹脂から成る離型層と、を備えている。プレスローラー80の左右両端部には、軸受88が取り付けられている。
各定着ニップ形成機構81は、定着フレーム77の左右両端部に収容される加圧部材90と、加圧部材90の前下方に配置されるバネフォルダー91と、を主体として構成されている。
加圧部材90は、板金によって形成されており、前後方向中央に屈曲部92が設けられて略L字状を成している。加圧部材90の後端には半円弧状を成す係合部94が設けられている。係合部94は、定着フレーム77に設けられた被係合部83と係合しており、これにより、係合部94側(本実施形態では後側)を中心に回転可能な状態で加圧部材90が定着フレーム77に支持されている。加圧部材90の後部には保持部95が設けられ、保持部95にはプレスローラー80の左右両端部が軸受88を介して回転可能に保持されている。
加圧部材90の前部には、第1バネ受部96が設けられている。第1バネ受部96は、保持部95を挟んで係合部94の反対側に配置されている。第1バネ受部96と定着フレーム77の定着フレーム側バネ受部86の間には、コイルスプリングによって構成される第1バネ97が介装されている。第1バネ97は、定着ニップ形成機構81の構成要素である。第1バネ97は、加圧部材90を上方に付勢しており、これに伴って、加圧部材90がプレスローラー80をヒートローラー78側に加圧している。これにより、プレスローラー80がヒートローラー78に圧接し、ヒートローラー78とプレスローラー80の間に定着ニップ98が形成されている。そして、この定着ニップ98を用紙が通過することで、用紙にトナー像が定着されるように構成されている。加圧部材90の前端部には、第2バネ受部100が設けられている。第2バネ受部100は、保持部95を挟んで係合部94の反対側に配置されており、第1バネ受部96よりも係合部94から離間した位置に設けられている。
バネフォルダー91は、定着フレーム77に設けられたフォルダー収容部84に上下動可能な状態で収容されている。バネフォルダー91は、フォルダー収容部84に設けられた挿通穴85に挿通されている。バネフォルダー91の下端部は、定着フレーム77の下側に露出しており、プリンター本体2のニップ圧切り替え部材37に設けられたカム51の真上に配置されている。バネフォルダー91の上部外周には環状の係止突起101が設けられている。
バネフォルダー91の上面側にはフォルダー側バネ受部102が上下方向に設けられ、フォルダー側バネ受部102と加圧部材90の第2バネ受部100の間には、コイルスプリングによって構成される第2バネ103が介装されている。第2バネ103は、定着ニップ形成機構81の構成要素である。
次に、主に図12を用いて、プリンター1の制御システムについて説明する。
プリンター1には、制御部104が設けられている。制御部104は、ROM、RAM等の記憶装置で構成される記憶部105と接続されており、記憶部105に格納された制御プログラムや制御用データに基づいて、制御部104がプリンター1の各部の制御を行うように構成されている。
制御部104は、プリンター本体2に設けられた操作パネル部106と接続されている。操作パネル部106には、例えば、スタートキー、ストップ/クリアキー、テンキー、等の操作キーやタッチパネルが設けられ、ユーザーが各操作キーやタッチパネルを操作すると、その操作指示が制御部104に出力されるように構成されている。操作パネル部106には、上記各操作キーと共に、ニップ圧解除キー107が設けられている。ニップ圧解除キー107は、例えば、操作パネル部106の表示をユーザー設定画面に切り替えることで、表示されるようになっている。
制御部104は、プリンター1に主電源を投入するための電源スイッチ108と接続されている。
制御部104は、センサー43と接続されており、センサー43がニップ圧切り替え部材37の検知レバー52に設けられた被検知部57の位置を検知すると、センサー43からの検知信号が制御部104に出力されるように構成されている。
制御部104は、ヒーター87と接続されており、制御部104からの信号に基づいてヒーター87が通電し、ヒートローラー78を加熱するように構成されている。
制御部104は、ニップ圧切り替え用モーター68と接続されており、制御部104からの駆動指令信号に基づいて、ニップ圧切り替え用モーター68が駆動するように構成されている。制御部104は、駆動モーター109を介してヒートローラー78と接続されており、制御部104からの駆動指令信号に基づいて、駆動モーター109がヒートローラー78を回転させるように構成されている。
以上のように構成されたものにおいて、まず、用紙にトナー像を定着させる際のニップ圧の切り替え動作について説明する。
プリンター1に電源が投入される前の状態では、図8に示されるように、ニップ圧切り替え部材37のカム51が押圧解除位置にあり、カム51がバネフォルダー91を押圧していない。また、バネフォルダー91のフォルダー側バネ受部102の下端部から第2バネ受部100までの距離が第2バネ103の自然長よりも長い。そのため、第2バネ103の付勢力は加圧部材90に働いておらず、第1バネ97の付勢力のみによって加圧部材90がプレスローラー80をヒートローラー78側に加圧している。この時のニップ圧をP1とする。
この状態で、電源スイッチ108の操作によってプリンター1の主電源が投入されると、制御部104からの駆動指令信号に基づいてニップ圧切り替え用モーター68が駆動し、ウォームギア69が回転する。このようにウォームギア69が回転すると、この回転が減速ギア機構70を介してクラッチ機構60の駆動片61に伝達され、図10(a)に矢印Bで示されるように、駆動片61が従動片62に対して一方向に回転する。この回転に伴って、駆動片61の駆動側ラチェット歯65に設けられた駆動側第1縁部65aが従動片62の従動側ラチェット歯66に設けられた従動側第1縁部66aを押圧する。この押圧により、従動片62が駆動片61と一体に180度回転する。この時、従動片62は、コイルバネ63の付勢力によって係合位置に保持される。
上記のように従動片62が180度回転すると、図10(a)に矢印Cで示されるように、ニップ圧切り替え部材37が従動片62と一体に180度回転する。これに伴って、図7に示されるように、ニップ圧切り替え部材37のカム51が押圧解除位置から押圧位置まで移動し、バネフォルダー91の下端部を上方に押圧する。この押圧により、バネフォルダー91が第2バネ受部100との近接方向(本実施形態では上方)に移動し、バネフォルダー91が第2バネ103を介して第2バネ受部100を上方に押圧する。これに伴って、加圧部材90が係合部94側を中心に上方に回転し、プレスローラー80がヒートローラー78に接近し、加圧部材90からプレスローラー80への加圧力とプレスローラー80の弾性層の弾発力が釣り合った位置でプレスローラー80が停止する。これに伴って、ニップ圧がP1よりも大きなP2に切り替わる。この時、第2バネ103の付勢力だけでなく、第1バネ97の付勢力も加圧部材90に働いている。
また、上記のようにニップ圧切り替え部材37が180度回転すると、図13に示されるように、ニップ圧切り替え部材37の検知レバー52に設けられた被検知部57が、センサー43の発光部44と受光部45の間に進入する。これにより、センサー43がニップ圧切り替え部材37の回転を検知し、検知信号を制御部104に出力する。
このニップ圧P2の状態では、普通紙等の用紙にトナー像が定着される。その際には、制御部104の制御により、通常速度で用紙が定着ニップ98へと搬送される。
一方で、封筒や薄紙等の用紙にニップ圧P2でトナー像を定着させると、ニップ圧が強すぎて用紙に皺が入ったり、用紙の搬送性が低下したりする虞が有る。そこで、この場合には、操作パネル部106のニップ圧解除キー107を操作する。
この操作指示が操作パネル部106から制御部104に出力されると、制御部104からの駆動指令信号に基づいてニップ圧切り替え用モーター68が駆動し、ウォームギア69が回転する。このようにウォームギア69が回転すると、この回転が減速ギア機構70を介してクラッチ機構60の駆動片61に伝達され、図10(a)に矢印Bで示されるように、駆動片61が従動片62に対して一方向に回転する。これに伴って、プリンター1の主電源が投入された時と同様に、従動片62が駆動片61と一体に180度回転する。このように従動片62が180度回転すると、図10(a)に矢印Cで示されるように、ニップ圧切り替え部材37が従動片62と一体に180度回転する。
これに伴って、図8に示されるように、ニップ圧切り替え部材37のカム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動し、カム51によるバネフォルダー91に対する押圧が解除される。これに伴って、バネフォルダー91が自重により下降し、バネフォルダー91の係止突起101が挿通穴85の周囲においてフォルダー収容部84に当接する。これにより、第2バネ103の付勢力が加圧部材90に働かなくなり、ニップ圧がP2からP1に減圧される。
このようにニップ圧がP2からP1に減圧されると、定着ニップ98の幅が狭くなるため、ニップ圧P2の場合と同一の速度で用紙が定着ニップ98へと搬送されると、用紙へのトナー像の定着が不十分になる虞が有る。そこで、この場合には、制御部104による制御により、通常速度よりも低速で用紙を定着ニップ98へと搬送する。これにより、定着ニップ98を用紙が通過する時間を長くすることができ、用紙へのトナー像の定着を確実に行うことが可能となる。
また、上記のようにニップ圧切り替え部材37が180度回転すると、図14に示されるように、ニップ圧切り替え部材37の検知レバー52に設けられた被検知部57が、センサー43の発光部44と受光部45の間から離脱する。これに伴って、センサー43がニップ圧切り替え部材37の回転を検知し、検知信号を制御部104に出力する。
なお、用紙にトナー像を定着させる動作を行わない時(例えば、待機時)には、普通紙の方が薄紙や封筒よりも使用頻度が高いことを考慮し、カム51が押圧位置にある状態(ニップ圧P2の状態)が保持される。もちろん、これとは逆に、カム51が押圧解除位置にある状態(ニップ圧P1の状態)が保持されても良い。
本実施形態では前述のように、ニップ圧切り替え用モーター68からニップ圧切り替え部材37への回転の伝達を許容するようにクラッチ機構60が構成されている。そのため、ニップ圧切り替え用モーター68によってニップ圧切り替え部材37を回転させて、ニップ圧を自動的に切り替えることが可能となる。
また、ニップ圧切り替え部材37、ニップ圧切り替え用モーター68及びクラッチ機構60を、定着ユニット18ではなくプリンター本体2に設けている。そのため、定着ユニット18の構成を簡素化して部品点数及び製造コストの削減を図ることができるとともに、定着ユニット18のコンパクト化を図ることができる。また、プリンター本体2にニップ圧切り替え部材37を設けることで、ニップ圧の切り替え時に発生する大きな負荷を、プリンター本体2によって受けることができる。そのため、定着ユニット18に過大な負荷が掛かるのを防止することが可能となり、ニップ圧切り替え動作の安定性を高めることが可能となる。
また、定着ユニット18の外部にニップ圧切り替え部材37を設けることで、定着ユニット18内にレイアウト上の余裕が生じ、その分、係合部94から第1バネ受部96及び第2バネ受部100までの距離を長くすることができる(テコ比を大きくすることができる)。これに伴って、第1バネ97及び第2バネ103に必要とされるバネ圧を小さくすることができる。
また、第1バネ97及び第2バネ103のバネ圧によってヒートローラー78とプレスローラー80の距離を規制しているため、単一のバネのみを用いる場合と比較して、ヒートローラー78とプレスローラー80の距離を柔軟に変化させることが可能となる。
また、第2バネ受部100が第1バネ受部96よりも係合部94から離間した位置に設けられているため、第1バネ受部96よりも係合部94に接近した位置に第2バネ受部100を配置する場合と比較して、第2バネ受部100から係合部94までの距離を長くすることができる。これに伴って、第2バネ103に必要とされるバネ圧を一層小さくすることが可能となる。
また、上側搬送フレーム35と下側搬送フレーム36の間にシャフト穴38を設けているため、上側搬送フレーム35と下側搬送フレーム36によってシャフト50を挟み込むことになり、シャフト50の撓みを防止することができる。
次に、定着ユニット18をプリンター本体2に対して着脱する方法について説明する。
定着ユニット18をプリンター本体2に対して着脱する際には、通常は、定着ユニット18をプリンター本体2から取り外す前に、操作パネル部106のニップ圧解除キー107を操作する。このようにニップ圧解除キー107を操作すると、制御部104がニップ圧切り替え用モーター68によってニップ圧切り替え部材37を回転させる。この回転により、カム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動し、カム51によるバネフォルダー91に対する押圧が解除される(図14参照)。この状態で、定着ユニット18をプリンター本体2から取り外し、修理を終えた定着ユニット18や新しい定着ユニット18をプリンター本体2に装着する。
しかしながら、上記のようなニップ圧解除キー107の操作が定着ユニット18をプリンター本体2から取り外す前に行われなかった場合や、カム51が押圧位置にある状態でプリンター1の電源が切られた場合(例えば、電源コードが抜かれた場合)や、カム51が押圧位置にある状態で紙詰まり等の不具合が発生し、操作パネル部106がロックされてしまった場合には、カム51が押圧位置にある状態で、定着ユニット18の着脱が行われることになる。
このような場合に、修理を終えた定着ユニット18や新しい定着ユニット18をプリンター本体2に装着していくと、図15に示されるように、押圧位置にあるカム51にバネフォルダー91が当接し、バネフォルダー91がカム51を押圧する。このようにカム51が押圧されると、図10(a)に矢印Cで示されるように、ニップ圧切り替え部材37が回転し、カム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動する。
また、上記のようにニップ圧切り替え部材37が回転すると、従動片62が駆動片61に対して回転する。これに伴って、従動片62の従動側ラチェット歯66に設けられた従動側第2縁部66bが駆動片61の駆動側ラチェット歯65に設けられた駆動側第2縁部65bによって右方(図10(a)の図面上は左方)に押圧される。これに伴って、コイルバネ63の付勢力に抗して従動片62が係合位置から係合解除位置までスライドするため、従動片62から駆動片61への回転の伝達が規制され、駆動片61が回転停止状態を保持する。そのため、ニップ圧切り替え用モーター68のウォームギア69及び減速ギア機構70の各ギア71〜74も、回転停止状態を保持する。
本実施形態では以上のように、ニップ圧切り替え部材37からニップ圧切り替え用モーター68への回転の伝達がクラッチ機構60によって規制されている。そのため、ニップ圧切り替え用モーター68の停止時において、ニップ圧切り替え用モーター68のウォームギア69及び減速ギア機構70の各ギア71〜74を回転させることなく、ニップ圧切り替え部材37を回転させることができる。従って、ニップ圧切り替え用モーター68のウォームギア69及び減速ギア機構70の各ギア71〜74をニップ圧切り替え部材37と一緒に回転させる場合よりも小さなトルクで、ニップ圧切り替え部材37を回転させることが可能となる。
また、駆動片61と従動片62とコイルバネ63によってクラッチ機構60が構成されている。そのため、簡易な構成によってクラッチ機構60を実現することが可能となる。
また、駆動側ラチェット歯65及び従動側ラチェット歯66を備えたラチェット機構67が設けられている。そのため、駆動片61の回転を従動片62に確実に伝達することができると共に、従動片62の回転が駆動片61に伝達されるのを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、カム51が押圧位置にある状態で定着ユニット18をプリンター本体2に装着すると、バネフォルダー91がカム51を押圧してニップ圧切り替え部材37が回転し、カム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動するように構成されている。そのため、定着ユニット18をプリンター本体2に装着する作業に連動して、カム51を押圧位置から押圧解除位置まで移動させることができる。
また、上記のように、通常は、操作パネル部106に設けられたニップ圧解除キー107を操作することで、ニップ圧切り替え部材37が回転し、カム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動するように構成されている。このような構成を採用することで、操作パネル部106の操作によって容易にニップ圧を切り替えることが可能となり、ユーザーやサービスマン等の作業者の負担を軽減することができる。
本実施形態では、カム51が押圧位置にある状態で定着ユニット18をプリンター本体2に装着すると、バネフォルダー91がカム51を押圧してニップ圧切り替え部材37が回転し、カム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動する場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、図16に示されるように、ニップ圧切り替え部材37のシャフト50に操作部111を固定し、カム51が押圧位置にある状態で操作部111が操作されると、ニップ圧切り替え部材37が回転し、カム51が押圧位置から押圧解除位置まで移動しても良い。このような構成を採用することで、ニップ圧切り替え用モーター68が停止している時に、任意のタイミングでカム51を押圧位置から押圧解除位置まで移動させることができる。
なお、図16では、一対のカム51の間に操作部111が設けられており、操作部111が用紙の搬送領域D内に配置されている。一方で、他の異なる実施形態では、一対のカム51よりも外側に操作部111が設けられることで、操作部111が用紙の搬送領域D外に配置されても良い。更に他の異なる実施形態では、操作部111を設けずに、カム51や検知レバー52を手動で回転させても良い。
また、他の異なる実施形態では、カム51が押圧位置にある状態で電源スイッチ108が操作されて主電源が投入された時に、ニップ圧切り替え用モーター68によってニップ圧切り替え部材37を回転させてカム51を押圧位置から押圧解除位置まで回転させるように、制御部104が制御を行っても良い。このような構成を採用することで、主電源の投入時にニップ圧をP2からP1に自動的に減圧することが可能となる。そのため、例えば、故障の通報(所謂サービスマンコール)が行われて操作パネル部106がロックされているような場合でも、ニップ圧を切り替えることができる。この場合、制御部104にプリント信号が入力された時に、ニップ圧切り替え用モーター68によってニップ圧切り替え部材37を回転させて、ニップ圧を第1の圧力P1から第2の圧力P2に切り替えれば良い。
本実施形態では金属製のシャフト50を用いたが、他の異なる実施形態では樹脂製のシャフト50を用いても良い。このシャフト50の材質は、例えば、シャフト50に大きな荷重が掛かる上位機(高速機)では金属製とし、シャフト50に掛かる荷重が上位機よりも小さな下位機(低速機)では樹脂製とするといったように、機種ごとに変えても良い。本実施形態では、シャフト50が定着ユニット18では無くプリンター本体2に設けられているため、シャフト50の材質を機種ごとに変えたとしても、定着ユニット18は各機種について共通のものを使用することが可能である。
本実施形態では、シャフト50の右端部をプリンター本体2の右本体フレーム24に設けられた右ガイドカセット32で軸支し、シャフト50の左端部を搬送ガイド26の上側搬送フレーム35で軸支する構成について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、シャフト50の両端をプリンター本体2の左右本体フレーム23、24で軸支したり、シャフト50の両端を搬送ガイド26で軸支したりしても良い。
本実施形態では、第1バネ97及び第2バネ103を用いた所謂「バネ圧規制」の定着ニップ形成機構81を使用しているが、他の異なる実施形態では、第1回転部材と第2回転部材の軸間距離を規制する所謂「軸間規制」の定着ニップ形成機構81を使用しても良い。
本実施形態では、ニップ圧をP1とP2の2段階としたが、他の異なる実施形態では、ニップ圧を3段階以上に切り替えても良い。
本実施形態では、第1回転部材をヒートローラー78によって構成し、第2回転部材をプレスローラー80によって構成する場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、第1回転部材と第2回転部材の一方又は両方をベルトによって構成しても良い。
本実施形態では、熱源としてヒーター87を用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、例えばIHコイル等の他の熱源を用いても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
2 プリンター本体(装置本体)
18 定着ユニット
37 ニップ圧切り替え部材
50 シャフト
51 カム
60 クラッチ機構
61 駆動片
62 従動片
63 コイルバネ(付勢部材)
65 駆動側ラチェット歯
66 従動側ラチェット歯
67 ラチェット機構
68 ニップ圧切り替え用モーター(駆動源)
78 ヒートローラー(第1回転部材)
80 プレスローラー(第2回転部材)
81 定着ニップ形成機構
87 ヒーター(熱源)
98 定着ニップ
104 制御部
106 操作パネル部
107 ニップ圧解除キー
108 電源スイッチ
111 操作部

Claims (8)

  1. 熱源によって加熱される第1回転部材と、該第1回転部材と対向する第2回転部材と、前記第1回転部材に前記第2回転部材を圧接させて前記第1回転部材と前記第2回転部材の間に定着ニップを形成する定着ニップ形成機構と、を有する定着ユニットと、
    該定着ユニットが着脱可能に装着される装置本体と、
    所定の回転軸を中心に回転することで前記定着ニップ形成機構を押圧し、前記定着ニップの圧力を切り替えるニップ圧切り替え部材と、
    該ニップ圧切り替え部材を回転させる駆動源と、
    該駆動源から前記ニップ圧切り替え部材への回転の伝達を許容し、前記ニップ圧切り替え部材から前記駆動源への回転の伝達を規制するクラッチ機構と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記クラッチ機構は、
    前記駆動源の回転に伴って回転する駆動片と、
    該駆動片と係合する係合位置と、前記駆動片との係合が解除される係合解除位置と、の間で前記回転軸方向に沿ってスライド可能に設けられ、前記ニップ圧切り替え部材と一体に回転する従動片と、
    該従動片を前記係合位置に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記駆動片が前記従動片に対して回転すると、前記付勢部材の付勢力によって前記従動片が前記係合位置に保持されることで、前記従動片が前記駆動片と一体に回転し、
    前記従動片が前記駆動片に対して回転すると、前記付勢部材の付勢力に抗して前記従動片が前記係合位置から前記係合解除位置までスライドすることで、前記駆動片が回転停止状態を保持することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動片に設けられる駆動側ラチェット歯と、
    前記従動片に設けられ、前記駆動側ラチェット歯と係脱可能な従動側ラチェット歯と、を備えたラチェット機構を更に備えていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ニップ圧切り替え部材は、前記装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ニップ圧切り替え部材は、
    前記回転軸方向に延びるシャフトと、
    該シャフトに固定され、前記定着ニップ形成機構を押圧する押圧位置と、前記定着ニップ形成機構への押圧を解除する押圧解除位置と、の間で移動するカムと、を備え、
    前記カムが前記押圧位置にある状態で前記定着ユニットを前記装置本体に装着すると、前記定着ニップ形成機構が前記カムを押圧して前記ニップ圧切り替え部材が回転し、前記カムが前記押圧位置から前記押圧解除位置まで移動することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ニップ圧切り替え部材は、
    前記回転軸方向に延びるシャフトと、
    該シャフトに固定され、前記定着ニップ形成機構を押圧する押圧位置と、前記定着ニップ形成機構への押圧を解除する押圧解除位置と、の間で移動するカムと、
    前記シャフトに固定される操作部と、を備え、
    前記カムが前記押圧位置にある状態で前記操作部が操作されると、前記ニップ圧切り替え部材が回転し、前記カムが前記押圧位置から前記押圧解除位置まで移動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. ニップ圧解除キーを有する操作パネル部と、
    前記ニップ圧切り替え部材が前記定着ニップ形成機構を押圧した状態で前記ニップ圧解除キーが操作された時に、前記駆動源によって前記ニップ圧切り替え部材を回転させて、該ニップ圧切り替え部材による前記定着ニップ形成機構に対する押圧を解除させる制御部と、を更に備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 主電源を投入するための電源スイッチと、
    前記ニップ圧切り替え部材が前記定着ニップ形成機構を押圧した状態で前記電源スイッチが操作されて主電源が投入された時に、前記駆動源によって前記ニップ圧切り替え部材を回転させて、該ニップ圧切り替え部材による前記定着ニップ形成機構に対する押圧を解除させる制御部と、を更に備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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