JP2014190365A - 逆止弁付栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆止弁付栓に対して液圧が加わる場合における液漏れ防止すなわちシール性の向上を図ること。
【解決手段】筒状の栓体2の一端を開口端とし、他端を逆止弁3で閉鎖する弾性部材から成る逆止弁付栓1において、逆止弁は、栓体の他端を協同して塞ぐ第1、第2、第3山型部31,32,33を備えるものとする。第1山型部は、直線的な帯状の第1頂面部31aと、第1頂面部の幅方向両側から斜めに下降する一対の第1斜面部31eと、第1頂面部の長手方向の両側から下降して栓体に繋がる一対の第1壁面部31hとを備えると共に、第1頂面部にはその長手方向に平行した切目31bを有するものである。第2、第3山型部は各々、第1斜面部から第1頂面部の幅方向に突出し、その下端において栓体に繋がっている。3つの山型部で逆止弁の剛性が向上し、切目のシール性が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆止弁付栓に関する。
従来の飲料コップの一例としてその下部に液体注入口を有し、液体注入口に逆止弁付栓を設けたものが知られている(特許文献1)。この飲料コップにおいては、ノズルを逆止弁付栓に挿入して液体を飲料コップに注入することが記載されている。またこの飲料コップでは逆止弁付栓についての詳細は記載されていないが、液体を注入した後にはノズルを逆止弁付栓から抜き取る作業が不可欠であるので、逆止弁付栓の逆流防止構造は必要であると思われる。
また飲料コップではなく、主に医療器具等に用いられる逆止弁付栓の一例として、瓶本体の開口部に嵌合する筒状の栓本体と、栓本体の内面においてその貫通方向の中間部から突出する環状のシール凸部と、栓本体の下側開口端を塞ぐようにドーム状に窪む逆止弁とを設けられたものが知られている(特許文献2)。因みにこの逆止弁には一文字又は十文字の切り目が逆流防止構造として設けられている。またこの逆止弁付栓においては、注射器本体による瓶本体内の液体の吸出し時に注射器本体の先端小径管部の外周面にシール凸部が圧接して密着するので、瓶本体を逆さまにしても瓶本体内の液体が栓本体から漏れないようになっている。
国際公開WO2007/141719号 特許3484117号
ところが特許文献2の逆止弁付栓は、利用者が使用する際に注射器本体の先端小径管部を挿入することなく単に瓶本体を逆さまにすると、液体の圧力(以下、「液圧」と言う。)によって切り目から液漏れが生じることを避けられなかった。
従って飲料コップの下部に取り付けられた逆止弁付栓のように、液圧が加わる態様で使用される場合には、特許文献2のような一文字等の切り目がドーム状の逆止弁に形成されているだけでは、液圧によって切り目が自然と開いてしまい、液漏れを防止することが困難であった。特に利用者がテーブルに飲料コップをある程度の勢いを付けて置くこともあり、そうするとますます液漏れが発生してしまうことになった。
従って逆止弁付栓は、飲料コップという用途に限らず、液圧が加わるような用途で使用される場合には、同様の問題を抱えることになる。
本発明は、上記実情を考慮したもので、逆止弁付栓に対して液圧が加わる場合における液漏れ防止すなわちシール性の向上を図ることを目的とする。
本発明の逆止弁付栓は、筒状の栓体の一端を開口端とし、他端を逆止弁で閉鎖する弾性部材から成る。そして、逆止弁は、栓体の他端を協同して塞ぐ第1、第2、第3山型部を備えている。第1山型部は、直線的な帯状の第1頂面部と、第1頂面部の幅方向両側から斜めに下降する一対の第1斜面部と、第1頂面部の長手方向の両側から下降して栓体に繋がる一対の第1壁面部とを備えると共に、第1頂面部にはその長手方向に平行した切目を有するものである。また、第2、第3山型部は各々、第1斜面部から第1頂面部の幅方向に突出し、その下端において栓体に繋がっている。
また第2、第3山型部の各頂部は高さを問わないが、一対の第1斜面部を狭めるように変形させて切目を密接しやすくするためには次のようにすることが望ましい。すなわち第2、第3山型部の各頂部は、第1頂面部よりも低いことである。
さらに第1山型部の長手方向に対して第2・第3山型部をどのように配置するかは問わないが、切目を密接しやすくするためには次のようにすることが望ましい。すなわち第1山型部の長手方向に対して第2、第3山型部が交差することにより、第1、第2、第3山型部で十字状を成すようにする。その上で第2、第3山型部は、第1頂面部に対して直交方向に延びる帯状の各頂部としての第2、第3頂面部と、第2、第3頂面部の幅方向両側から斜めに下降する各々一対の第2、第3斜面部と、第2、第3頂面部の長手方向の先端から下降して栓体に繋がる各々一対の第2、3壁面部とを備えるようにする。
また逆止弁付栓の内側部分については中空であるか中実であるかを問わないが、逆止弁付栓に液体注入用の管を差し込んだときに切目を開きやすくするには次のようにすることが望ましい。すなわち第1、第2、第3山型部の各々の頂面部と斜面部と壁面部を平板状に成し、逆止弁の内側には円周方向に間隔をおいて液体注入用の管へ当接するための当接部が合計4つ形成され、各当接部は、隣り合う2つ斜面部によって形成されると共に、栓体側から各頂面部側へ向かって逆止弁の内径を狭める方向へ突出するように設けられていることである。
さらに栓体は筒状であれば良く、逆止弁付栓を使用対象物に取り付けやすくするには次のようにすることが望ましい。すなわち栓体は、筒状の栓体本体部と栓体本体部の外周面から突出する装着部とを有することである。
また逆止弁付栓の用途については問わないが、好適な用途の一例としては次のものがある。すなわち逆止弁付栓の用途を飲料コップとすることである。
本発明の逆止弁付栓によれば、第2、第3山型部によって第1山型部の剛性が向上するので、液圧が加わっても第1山型部の形状ひいては第1頂面部の切目の形状が極端に変形せずに済み、それによって切目のシール性が従来に比べて向上し、液漏れし難くなる。
また第2、第3山型部の各頂部を第1頂面部よりも低くしてある場合には、液圧が加わると、第2、第3山型部が一対の第1斜面部を挟むように変形させるが、その変形が切目を有する第1頂面部には直接作用しないので、切目のシール性が向上する。
さらに第1、第2、第3山型部を十字状に交差するように配置してある場合には、液圧が加わると、第2山型部と第3山型部との一方が他方に向かって変形し、その他方が変形を食い止めるように作用するので、切目のシール性が一段と向上する。
また第1、第2、第3山型部の各々の頂面部と斜面部と壁面部を平板状にする場合には、逆止弁の内側には円周方向において間隔をおいて当接部が合計4つ形成される。このような逆止弁付栓に液体注入用の管を差し込むと、これらの当接部を形成する斜面部の勾配に沿って管が徐々に押し込むことによって、切目が次第に開かれることになる。したがって例えば当接部のない逆止弁付栓であれば第1頂面部の内面側を一挙に押し開くようにして管を差し込むことになり、このような例えに比べれば当接部があるものの場合には、切目が開きやすくなる。
さらに筒状の栓体本体部と栓体本体部の外周面から突出する装着部とを栓体に有する場合には、装着部によって逆止弁付栓が使用対象物に取り付けやすくなる。
なお逆止弁付栓の用途を飲料コップとすることが望ましい。
(イ)〜(ニ)図は、本発明の第一実施形態の逆止弁付栓の平面図・底面図・正面図・側面図を順に示す。 (イ)・(ロ)図は、図1のA−A線切断部断面図・B−B線切断部断面図を順に示す。 本発明の第一実施形態の逆止弁付栓の斜視図である。 (イ)〜(ニ)図は、本発明の第一実施形態の逆止弁付栓を固定するコップ本体についての正面図・左側面図・平面図・底面図を順に示す。 (イ)・(ロ)図は、コップ本体に対する第一実施形態の逆止弁付栓の固定具合についての平面図・A−A線切断部断面図を順に示す。 (イ)〜(ハ)図は、逆止弁付栓の状態をその中への管の差し込み具合に対応させた断面図を順に示す。 (イ)〜(ヘ)図は、本発明の第二実施形態の逆止弁付栓の平面図・右側面図・正面図・斜視図・A−A線切断部断面図・B−B線切断部断面図を順に示す。
図1〜図3には本発明の第一実施形態の逆止弁付栓1が示されている。第一実施形態の逆止弁付栓1は、一体成型された合成樹脂製(例えばシリコン製)又はゴム製の弾性部材であって、筒状の栓体2と逆止弁3とを有し、栓体2の一端を開口端にすると共に、栓体2の他端を逆止弁3により閉鎖端にするものである。各構成部を以下に詳述する。
栓体2は、筒状(図示の例では円筒状)の栓体本体部21と、栓体本体部21の外周面から突出する装着部22とを備えている。
装着部22は、栓体本体部21の外周面全周に亘って突出するリング状の第1・第2鍔22a・22bから構成され、第1・第2鍔22a・22bは、栓体本体部21の中心線方向(筒長手方向)に間隔をあけて設けられている。第1鍔22aは逆止弁3側(閉鎖端側)に、第2鍔22bは開口端側にそれぞれ位置し、第1鍔22aと第2鍔22bとの間には栓体本体部21の外周全周に亘って相対的に窪む環状溝22cが形成されている。
第1鍔22aは、逆止弁3側の端面(閉鎖端側の端面)をテーパにしてあり、テーパの半径が閉鎖端側へ向って徐々に狭まるようにしてある。いっぽう逆止弁3とは反対側の端面(開口端側の端面)について第1鍔22aは、中心線方向に直交する平面に形成されている。
第2鍔22bは、逆止弁3側の端面(第1鍔22aとの対向面)をテーパにしてあり、テーパの半径が開口端側へ向って徐々に狭まるようにしてある。それゆえ環状溝22cは、中心線方向の間隔については内周側に比べて外周側を狭くするものとしてある。また逆止弁3とは反対側の端面(開口端側の端面)について第2鍔22bは、栓体本体部21の開口端(端面)に対して面一となるように形成されている。
逆止弁3は、栓体(栓体本体部21)2の他端側を協同して閉鎖する第1・第2・第3山型部31・32・33を備え、各山型部31・32・33は空洞状となっている。
第1山型部31は、最も高い位置において直線的な帯状の(より詳しく言えば細長い長方形状をなす水平な)第1頂面部31aと、第1頂面部31aの長手方向に沿う二辺側すなわち幅方向両側から斜めに下降する一対の第1斜面部31e・31eと、第1頂面部31aの長手方向両側から下降して栓体2に繋がる一対の第1壁面部31h・31hとを備えるものである。
第1頂面部31aにおける幅方向の寸法の中心には厚み方向(Z方向)に貫通する切目31bが形成されている。切目31bは、第1頂面部31aの長手方向に沿って平行に延長している。因みに第1頂面部31aの長手方向両端部を除いた範囲、より詳しく言えば一対の第1壁面部31h・31hを除いた範囲において切目は延長している。また切目31bにおける延長方向の寸法の中心は、第1頂面部31aにおける長手方向の寸法の中心であり、しかも栓体本体部21の中心線上に配置されている。このような切目31b中心を原点(中心点)とした上で、栓体2の中心線方向をZ方向(高さ方向)、第1頂面部31aの長手方向をX方向(縦方向)、XとZ方向に直交する方向(第1頂面部31aの幅方向)をY方向(横方向)としてこれ以降に説明する場合もある。
各第1壁面部31hは栓体2の閉鎖端側に連続している。また一対の第1壁面部31h・31hと一対の第1斜面部31e・31eはいずれも中心点に対して対称的に設けられている。
第1斜面部31eは、第1頂面部31aから斜めに下降する第1斜面部本体31fと、第1斜面部本体31fの下端から角度をなだらかに変えて斜めに下降する第1斜面部裾31gとを備えている。そして、第1斜面部裾31gは、Z方向の上側から見ると三角形状になっている。
第2・第3山型部32・33は、第1山型部31に対して対称的に形成されており、Z方向の上側から見ると各第1斜面部31eから第1頂面部31aの幅方向に(Y方向に)突出している。より詳しくは図示の例において第2・第3山型部32・33は、第1頂面部31aの長手方向の中間部の両側から直角方向(Y方向)へ延長しており、それゆえ第2・第3山型部32・33を分断するように第1山型部31が貫いており、第1・第2・第3山型部31・32・33が全体で十字状を成すように交差している。第2・第3山型部32・33は対称的であることから、第2山型部32についてのみ詳細に説明する。いっぽう第3山型部33については、説明を省略し、第2山型部32の詳細と同じ要領で図面において符号をつけておくに留める。
第2山型部32において最も高い位置にある頂部32aが平らであり、この頂部32aはそれゆえ第2頂面部である。第2頂面部32aは、第1頂面部31aよりも低く形成され、第1斜面部31eにおける第1頂面部31aの長手方向の中間部よりも下側から第1頂面部31aの幅方向(栓体2の半径方向外側)へ向かって延長している。第2頂面部32aも第1頂面部31aと同様に細長い長方形状であるが、その長さは第1頂面部31aの半分よりもわずかに短い程度である。また第2山型部32は、第2頂面部32aの長手方向両側から斜めに降下する一対の第2斜面部32e・32eと、第2頂面部32aの長手方向における半径方向外側(Y方向外側)から下降して栓体2に繋がる第2壁面部32hとを備えている。因みに第2壁面部32hと第1壁面部31hとは栓体2の周方向に繋がっている。したがって第1・第2・第3壁面部31h・32h・33hが栓体2の閉鎖端側に連続することによって、栓体2の閉鎖端側が逆止弁3によって閉鎖される。
第1斜面部31eと同様に第2斜面部32eも、第2頂面部32aから斜めに下降する第2斜面部本体32fと、第2斜面部本体32fの下端から角度をなだらかに変えて斜めに下降する第2斜面部裾32gとを備えている。Z方向の上側から見ると第1斜面部裾31gと同様に第2斜面部裾32gも三角形状になっている。そして中心点から斜めに延長する境界線3Lを境にして第1斜面部31eと第2斜面部32eとは連続している。より詳しく言えば第2山型部32は第2斜面部32eを2つ有するものであるから、1つの第1斜面部31eと2つの第2斜面部32e・32eとの境に境界線3Lも2つ設けられる。これら2本の境界線3Lは第2頂面部32aに対して対称的に設けられている。また1つの第1斜面部31eと2つの第2斜面部32eとの関係のように1つの第1斜面部31eと2つの第3斜面部33eも2本の境界線3Lを境にして連続している。よっていずれも2つの第1斜面部31eと第2斜面部32eと第3斜面部33eとの境には4本の境界線3Lが形成されている。またZ方向の上側から見ると、4本の境界線3Lは原点を中心にして90度毎に配置され、各境界線3LはX方向に対して原点から45度の方向へ向かって恰も放射状に延長するようになっている。
このような第1・第2・第3山型部31・32・33は空洞形状となっている。つまり第1山型部31の内側には、第1頂面部31aの内側へ向かって先細りとなる第1空洞部31kが形成されており、第1山型部31の第1空洞部31kと同様に第2・第3山型部32・33の内側にも第2・第3空洞部32k・33kが形成されている。従って各山型部31・32・33の各部すなわち頂面部と斜面部と壁面部とは平板状となっており、これら板状である肉厚は栓体本体部21の肉厚よりも全体的に薄く形成されている。因みに各山型部31・32・33においては、頂面部と斜面部とに比べて壁面部の肉厚は厚くなっており、壁面部が変形し難く易いようになっている。またZ方向の下側から見ると、第1・第2・第3頂面部31a・32a・33aの3つの頂面部によって逆止弁3の内側は概ね十字状に区画されており、この四つの領域には各空洞部31k・32k・33kに面する当接部34がそれぞれ形成されている。当接部34は、液体注入用の管へ当接するためのものである。この当接部34は、逆止弁の内側に円周方向にほぼ等間隔をおいて合計4つ形成されている。また境界線3Lを境にして隣り合う2つの斜面部によって当接部34は形成されている。たとえば第1斜面部31eと一方の第2斜面部32eとからなる2つの斜面部の裏面によって1つの当接部34が形成され、第1斜面部31eと他方の第2斜面部32eとからなる2つの斜面部の裏面によってもう1つの当接部34が形成される。各当接部34は、斜面部によって形成されているので、隣接する頂面部へ向かって勾配が付いており、それゆえ栓体側から各頂面部側へ向かって逆止弁3の内径を狭める方向へ突出するように設けられている。また第2頂面部32aの両側に形成される2つの当接部34・34は第2頂面部32aを中心にして対称的であり、第3頂面部33aの両側に形成される2つの当接部34・34も同様である。そして第1頂面部31aの両側に形成される各々2つの当接部34・34も、第1頂面部31aを中心にして対称的である。さらに各当接部34は、境界線3Lを境にして連続する2つの斜面部本体の裏面部分に比べて、同じく境界線3Lを境にして連続する2つの斜面部裾の裏面部分が栓体本体部21を閉じる方向(栓体本体部21の半径方向内側)へ急激に突出する形態となっている。この急激に突出する箇所が液体注入用の管Piに最初に衝突する箇所となる。
前記した逆止弁付栓1は栓体装着部22を使用対象物たとえば飲料コップ4のコップ本体5に固定する。このようなコップ本体5の一例としては、図4、図5に示すように、円筒状の胴部51と、胴部51の上方開口端部51aとは反対側である下方端部を塞ぐための底部6とを主な部分として構成されている。因みにこの例においてコップ本体5は硬質な合成樹脂製である。
胴部51は下方端部において断面C字状となっている。
また底部6は、胴部51の下方端部を塞ぐ底としての本来の機能だけでなく、内部に液体を注入可能とする機能さらに詳しく言えば水平方向に注入された液体を旋回させながら上昇させる機能を有している。これら機能を兼備する底部6は、断面C字状の胴部51の円弧方向一端から半径方向内側へ向かって突出しつつ上下方向に延長する液体注入口61と、液体注入口61の突出部分の周囲に連続しながら胴部51の半径方向内側を塞ぐ床62とを備えている。
また床62は、液体注入口61の下端に連続しながら胴部51の半径方向内側の大半を塞ぐ平面視ほぼ半円状の平らな床本体62aと、床本体62aの円弧方向一端であって液体注入口61とは反対側から液体注入口61の上端にまで延長する平面視半円弧状の範囲を胴部51の内周に沿いながら傾斜する平面視半円弧状の坂道62bと、液体注入口61の内端(胴部51における半径方向の内側の端面)に連続しながら床本体62aの半径方向中央部から坂道62bの内周に至る上下範囲の間を塞ぐ内壁62cとを備えている。このようにしてコップ本体5は、底部6において胴部51の半径方向内側に凹む陥没部63を形成し、陥没部63に液体注入口61が面するようにしている。
液体注入口61はリング状の通路であって、通路の貫通方向が床62の円弧方向の一端における接線方向に一致している。そして通路の外周面は、上下に延びる2つの側面とこれら側面の上端を繋ぐ平らな上面とで恰もコ字状の外形をなしつつ、2つの側面の下端を繋ぐ下面が円弧状に膨らむ形状となっている。いっぽう通路の内周面は栓体2の外周面を囲む部分で円筒面状になっており、通路の内周面のうち貫通方向の一端部、より詳しくは胴部51の内側空間寄りの端部には逆止弁付栓1への取付部61aが形成されており、装着部22の環状溝22cに嵌まり込むように内側へ向かって円環状に取付部61aは突出している。
なお逆止弁付栓1を液体注入口61に固定するためにブッシング9が用いられている(図5参照)。ブッシング9は、逆止弁付栓1よりも硬い硬質樹脂製であって、栓体本体部21よりも厚肉であるリング状のブッシング本体部91と、ブッシング本体部91の貫通方向の一端外周側から貫通長さを延長する方向へ延びる挿入部92とを備えている。そして液体注入口61の取付部61aに装着された逆止弁付栓1の外周面と、液体注入口61の取付部61a以外の内周面との間の隙間に、この挿入部92が挿入される。
以上までにおいて詳述した飲料コップ4は次のようにして組み立てる。
(1)底部6の液体注入口61に逆止弁付栓1を取り付ける。このとき装着部22が栓体本体部21よりも半径方向外側に突出しているので、逆止弁付栓1が液体注入口61に取り付けやすくなる。より詳しくは底部6の液体注入口61の取付部61aに逆止弁付栓1の装着部22の環状溝22cを嵌め合わせ、各山型部31・32・33を底部6の内部空間側に突入させる。環状溝22cによって装着部22が取付部61aに取り付けやすくなる。
(2)そして液体注入口61と逆止弁付栓1との半径方向の間にブッシング9の挿入部92を差し込んで、ブッシング9のブッシング本体91で栓体2を押し込むようにして、逆止弁付栓1を液体注入口61に固定する。このときに底部6の底面をテーブルの上に置いた図5のような場合を想定すると、第2・第3山型部32・33の第2・第3頂面部32a・33aが垂直方向を向き、第1山型部31の第1頂面部31aが水平方向を向くようになっている。以上である。
このようにして組み立てた飲料コップ4に液体を注入するには次のようにする。
(1)底部6がテーブル上に載るようにして飲料コップ4を置く。このときに逆止弁付栓1は、筒状をなす栓体本体部21の長手方向が水平方向を向くようになる。
(2)図6(イ)に示すように陥没部63から液体注入用の管Piを逆止弁付栓1へ向かって差し込むと、栓体本体部21の円筒状の内周面に沿うような円筒形状の管Piの先端部が飲料コップ4の外側から栓体本体部21の中に円滑に差し込まれる。
差し込まれるとき、図6(ロ)に示すように管Piの先端に4つの当接部34が均等に当接する。また4つの当接部34は栓体側から頂面部側へ向かって逆止弁3の内径を狭める方向に突出しているので、深く差し込むにつれて管Piの先端部が4つの当接部34を押し広げるようになり、弾性部材である逆止弁付栓1の各山型部31・32・33が変形して、管Piの先端部で切目31bが押し開かれる。このとき切目31bが円形状に変形し、図6(ハ)に示すように管Piの外周面に切目31bが密接しつつ取り囲むことによって、この後に注入する液体が漏れ出ないようになる。
(3)その後に管Piの先端側から液体を飲料コップ4の内部空間へ流し込む。また飲料コップ4に流し込まれた液体はコップ本体胴部51に沿って旋回しながら坂道62bで上昇していき、液体の流れが渦巻き状になる。
(4)液体の注入後に管Piを抜くと、それまで変形していた切目31bが元通りに一直線状となって塞がり、液漏れを防ぐ。なおシール性が向上したことにより、液体が入ったまま飲料コップ4を勢いよく置いても、逆止弁付栓1から液漏れすることがない。
液漏れを防ぐ作用について詳述する。コップ本体5内に溜まった液圧が逆止弁付栓1の逆止弁3に加わる。そうすると第1山型部31の第1頂面部31aが下向きに撓む方向に変形しようとする。ところが第2・第3山型部32・33によって第1山型部31の剛性が向上しているので、液圧が加わっても第1山型部31の形状ひいては第1頂面部31aの切目31bの形状が極端に変形せずに済み、それによって切目31bのシール性が従来に比べて向上し、液漏れし難くなる。
しかも第2・第3山型部32・33の各頂面部32a・33aを第1頂面部31aよりも低くしてあるので、第2・第3山型部32・33が一対の第1斜面部31e・31eを挟むように変形させるが、その変形が第1頂面部31aひいては切目31bには直接作用しないので、切目31bのシール性が向上する。
また十字状に交差するように第1・第2・第3山型部31・32・33を配置してあるので、液圧が加わると、第2山型部32と第3山型部33との一方が他方に向かって変形し、その他方が変形を食い止めるように作用するので、切目31bのシール性が一段と向上する。
因みに切目31bが隙間なく密接するようになったのは、液圧のうち下向きの圧力を第一山型部の第1斜面部31eが受けやすくするように、第1山型部31の第1頂面部31aの長手方向が水平方向を向くようにし、それに伴って第1頂面部31aが変形し易くなるように思えるが、第2・第3山型部32・33の第2・第3頂面部32a・33aが鉛直方向を向くことによって第1頂面部31aの変形を防ぐように作用するものと、推測される。
図7は本発明の第二実施形態の逆止弁付栓1aを示す。この逆止弁付栓1aは、切目31bの長手方向中央部よりも長手方向両端部において第1頂面部31aの幅方向(Y方向)の肉厚を厚く形成してあることを特徴とする。より詳しくは切目31bの長手方向のうち第2頂面部(第3頂面部33a)32aの幅(X方向の幅)に相当する範囲だけでなく一対の第2斜面部本体32f・32fの下端同士の間(一対の第3斜面部本体33f・33fの下端同士の間)に相当する範囲において第1頂面部31aの幅方向の肉厚を薄く形成し、それよりも外側の範囲において第1頂面部31aの幅方向の肉厚を切目31bに対して対称的に厚く形成してある。切目31bに管Piを差し込むと、切目31bの両端に第1頂面部31aを裂くような力が加わるが、この第二実施形態のようにすれば第1頂面部31aが裂け難くなる。その他に栓体本体部21の開口端部側は、逆止弁3側へ向かってラッパ状に内径が狭くなるテーパを付けてある。
なお本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。たとえば第2山型部32と第3山型部33との高さは、同じ高さとは限らず、異なっていても良いし、第2山型部32と第3山型部33との幅方向の寸法も、同様に同じに限らず、異なっていても良い。
1、1a 逆止弁付栓
2 栓体
21 栓体本体部
22 装着部
22a 第1鍔
22b 第2鍔
22c 環状溝
3 逆止弁
31 第1山型部
31a 第1頂面部
31b 切目
31e 第1斜面部
31f 第1斜面部本体
31g 第1斜面部裾
31h 第1壁面部
31k 第1空洞部
32 第2山型部
32a 第2頂面部(頂面部)
32e 第2斜面部
32f 第2斜面部本体
32g 第2斜面部裾
32h 第2壁面部
32k 第2空洞部
33 第3山型部
33a 第3頂面部
33e 第3斜面部
33f 第3斜面部本体
33g 第3斜面部裾
33h 第3壁面部
33k 第3空洞部
3L 境界線
34 当接部
4 飲料コップ
5 コップ本体
51 胴部
51a上方開口端部
6 底部
61 液体注入口
61a 取付部
62 床
62a 床本体
62b 坂道
62c 内壁
63 陥没部
9 ブッシング
91ブッシング本体部
92挿入部
Pi 管

Claims (6)

  1. 筒状の栓体の一端を開口端とし、他端を逆止弁で閉鎖する弾性部材から成る逆止弁付栓において、
    逆止弁は、栓体の他端を協同して塞ぐ第1、第2、第3山型部を備え、
    第1山型部は、直線的な帯状の第1頂面部と、第1頂面部の幅方向両側から斜めに下降する一対の第1斜面部と、第1頂面部の長手方向の両側から下降して栓体に繋がる一対の第1壁面部とを備えると共に、第1頂面部にはその長手方向に平行した切目を有するものであり、
    第2、第3山型部は各々、第1斜面部から第1頂面部の幅方向に突出し、その下端において栓体に繋がっていることを特徴とする逆止弁付栓。
  2. 第2、第3山型部の各頂部は、第1頂面部よりも低いことを特徴とする請求項1記載の逆止弁付栓。
  3. 第1山型部の長手方向に対して第2、第3山型部が交差することにより、第1、第2、第3山型部で十字状を成し、
    第2、第3山型部は、
    第1頂面部に対して直交方向に延びる帯状の各頂部としての第2、第3頂面部と、
    第2、第3頂面部の幅方向両側から斜めに下降する各々一対の第2、第3斜面部と、
    第2、第3頂面部の長手方向の先端から下降して栓体に繋がる各々一対の第2、3壁面部とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の逆止弁付栓。
  4. 第1、第2、第3山型部の各々の頂面部と斜面部と壁面部を平板状に成し、逆止弁の内側には円周方向に間隔をおいて液体注入用の管へ当接するための当接部が合計4つ形成され、
    各当接部は、隣り合う2つ斜面部によって形成されると共に、栓体側から各頂面部側へ向かって逆止弁の内径を狭める方向へ突出するように設けられていることを特徴とする請求項3記載の逆止弁付栓。
  5. 栓体は、筒状の栓体本体部と栓体本体部の外周面から突出する装着部とを有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の逆止弁付栓。
  6. 飲料コップに用いることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の逆止弁付栓。
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