JP2014188430A - 流体フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタエレメントの交換時に、フィルタ内に残留する流体や異物が流出口から流出しないように構成された流体フィルタを提供する。
【解決手段】オイルフィルタ10は、作動油が通過可能な流入口22a及び流出口44が形成されたフィルタケース20と、フィルタケース20内に着脱自在に装着されるフィルタエレメント60とを備え、流入口22aから導入した作動油を、フィルタエレメント60の濾材62を通過させて流出口44へ排出するように構成され、フィルタケース20は、流出口44を開放する位置と閉止する位置との間で揺動変位して流出口44を開閉するセーフティ弁体48と、セーフティ弁体48を閉止方向に常時付勢して流出口44を閉止させるセーフティ弁スプリング49とを有し、フィルタエレメント60は、フィルタケース20内に装着されたときに、セーフティ弁体48を開放方向に押圧操作して流出口44を開放させる弁操作部73を有して構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、油等の流体の濾過を行う流体フィルタに関し、さらには着脱自在なフィルタエレメントを備えた流体フィルタに関する。
例えば、各種機械に用いられる潤滑油や、産業用油圧機器における油圧回路中の作動油においては、使用によって金属ダストやゴミ等の異物が混入するため、適宜濾過を行う必要がある。これら潤滑油、作動油等の濾過に用いられるオイルフィルタは、油圧回路配管の途中に設けられたり、戻り側配管端部に繋がってオイルタンク内に配設されて使用に供される。オイルフィルタ内には、油の濾過を行うための濾材を有したフィルタエレメントが設けられているが、フィルタエレメント(濾材)は長時間の使用によって目詰まりが生じるため所定時間毎に交換する必要がある。そのため、フィルタエレメントの交換を容易に行うことができるようにした種々のオイルフィルタが提案されている。
例えば、特許文献1に開示されるオイルフィルタは、油の流入口及び流出口を有するフィルタケースと、このフィルタケース内に着脱自在に装着されるフィルタエレメントとを有して構成されている。このオイルフィルタでは、フィルタエレメントがフィルタケース内に装着された状態で、フィルタエレメント内のクリーンサイド(内周空間)とフィルタケースの流出口とが連通するように構成されており、流入口からフィルタケース内に戻ってきた油は、このフィルタケース内においてフィルタエレメントの濾材を外側から内側へ通過する際に濾過され、フィルタエレメント内のクリーンサイドから流出口を通ってオイルタンクへ排出されるようになっている。
特開平10−328507号公報
しかしながら、上記構成のオイルフィルタでは、フィルタエレメントの交換の際に、フィルタケースからフィルタエレメントが取り外されると、それまでフィルタエレメントのクリーンサイドと繋がっていた流出口がフィルタケース内で開放状態となるため、この流出口を通って、オイルフィルタ内に残留する作動油(濾過前の作動油)や、金属ダスト等の異物がオイルタンク内に流出して、オイルタンク内が汚損されるという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、フィルタエレメントの交換時に、フィルタ内に残留する流体や異物が流出口から流出しないように構成された流体フィルタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る流体フィルタは、内部にエレメント配設空間を有して流体が通過可能な流入口及び流出口が形成されたフィルタケースと、エレメント配設空間内に着脱自在に装着されてエレメント配設空間を流入口に繋がる流入空間と流出口に繋がる流出空間とに分離するフィルタエレメントとを備え、流入口から流入空間に導入した流体を、フィルタエレメントを通過させて流出空間から流出口へ排出するように構成されている。そして、フィルタケースは、流出口を開放する位置と流出口を閉止する位置との間で揺動変位して流出口を開閉する開閉弁(例えば、実施形態におけるセーフティ
弁体48)と、開閉弁を閉止方向に常時付勢して流出口を閉止させる付勢手段(例えば、実施形態におけるセーフティ弁スプリング49)とを有し、フィルタエレメントは、当該フィルタエレメントがエレメント配設空間内に装着されたときに、開閉弁を開放方向に押圧操作して流出口を開放させる弁操作部を有して構成される。
上記のように構成される流体フィルタにおいて、フィルタケースの底部には、流出口が開口された中空筒状の保持体(例えば、実施形態におけるセーフティ弁ハウジング41)が設けられ、保持体の内部に、流出口に繋がって開閉弁を揺動自在に収容保持する開閉弁収容室が形成されており、フィルタエレメントの底部(例えば、実施形態における下エンドプレート67)には、弁操作部と、当該フィルタエレメントがエレメント配設空間内に装着されたときに保持体の外側面に嵌着される凹部(例えば、実施形態における下部嵌合孔68)と、凹部内側面に設けられて保持体の外側面と凹部内側面との間を密封するためのシール部材(例えば、実施形態におけるOリング69)とが備えられ、エレメント配設空間からフィルタエレメントを取り外すとき、弁操作部と開閉弁とが離間して流出口が開閉弁によって閉止された後に、シール部材と保持体の外側面とが離間してシール部材による外側面と凹部内側面との間の密封状態が解除されることが好ましい。
本発明に係る流体フィルタによれば、フィルタエレメントをフィルタケースから取り外した状態においては、フィルタエレメントの弁操作部とフィルタケースの開閉弁とが離間しており、開閉弁が付勢手段によって閉止方向に付勢されて流出口を閉止するため、フィルタエレメントの交換時に、フィルタケース内に残留する濾過前の作動油(未濾過の作動油)や金属ダスト等の異物が流出口から流出するのを防止することが可能になる。一方、フィルタエレメントがフィルタケースに装着された状態では、開閉弁が弁操作部によって開放方向に押圧操作されて流出口を開放するため、フィルタエレメントで清浄化された作動油の流れを害することなく速やかに流出口から排出することができる。
また、フィルタエレメントをフィルタケースから取り外すとき、弁操作部と開閉弁とが離間して流出口が開閉弁によって閉止された後で、シール部材と保持体の外側面とが離間してシール部材による保持体の外側面とエレメント底部の凹部内側面との間の密封状態が解除される構成とすることで、フィルタケースの底部に濾過前の作動油や金属ダスト等の異物が残留していた場合でも、流出口が閉止される過程でこの残留物が保持体とエレメント底部との隙間から流出口へ侵入するのを防止することができる。
本発明の流体フィルタの一例であるオイルフィルタの側面断面図である。 上記オイルフィルタを構成するフィルタケースの側面断面図である。 上記フィルタケースの平面図である。 上記フィルタケースに取り付けられるセーフティ弁の側面断面図である。 上記オイルフィルタを構成するフィルタエレメントの側面断面図である。 上記フィルタエレメントを取り外す手順を説明するための図であって、流出口が閉止された状態を示す。 上記フィルタエレメントを取り外す手順を説明するための図であって、フィルタエレメントをフィルタケースから完全に取り出した状態を示す。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、図1〜図5を用いて、油圧回路中の戻り側配管5に繋がるとともにオイルタンク1に装着されて、戻り側配管5から戻ってきた作動油を濾過してオイルタンク1内に戻すオイルフィルタ(リターンフィルタ)10について説明する。
オイルフィルタ10は、オイルタンク1のタンクフランジ2に取り付けられるフィルタケース20と、フィルタケース20内に着脱自在に装着されるフィルタエレメント60とを主体に構成されており、作動油をオイルフィルタ10内に導入するための戻り側配管5がオイルタンク1の上方においてフィルタケース20に接続されている。
フィルタケース20は、オイルタンク1に固定されるケース本体21と、ケース本体21の上面側に着脱自在に取り付けられるケース蓋25と、ケース本体21の下部に接合されてオイルタンク1内に配置されるボディ39と、ボディ39の下部開口に取り付けられた開閉弁としてのセーフティ弁40とを備えている。このフィルタケース20は、フィルタエレメント60を収容するためのエレメント配設空間S1を有しており、戻り側配管5から戻ってくる作動油をエレメント配設空間S1内に流入させるようになっている。ここで、フィルタケース20を構成するケース本体21、ケース蓋25、ボディ39及びセーフティ弁40は、アルミ合金等の非鉄金属や鉄等の金属材料を用いて形成されている。一方、オイルタンク1は樹脂材料により形成されており、タンクフランジ2は金属材料を用いて形成されている(当然ながら、オイルタンク1及びタンクフランジ2の材料はこれに限定されるわけではない)。
ケース本体21は、このフィルタケース20の取付ベースとなり、オイルタンク1の上端面1aに固設された円筒状のタンクフランジ2に取付ボルト3を用いてネジ止め固定されている。タンクフランジ2の上面側にはリング溝が形成され、このリング溝内にシール部材としてのOリング4が配設されており、フィルタケース20がタンクフランジ2に取り付けられたときに、このOリング4が圧着されて、ケース本体21とタンクフランジ2との間がシールされるようになっている。ケース本体21の左側面には、戻り側配管5からの作動油をフィルタケース20内に導入するための流入口22aを有する中空円筒状の流入パイプ22が一体形成されている。この流入パイプ22はスプリットフランジ(割型フランジ)6を介して戻り側配管5の端部に接続されている(図3を参照)。
ケース蓋25は、複数本の固定ボルト26を用いてケース本体21の上面側に着脱自在に取り付けられる。一方、ケース本体21の上面側にはリング溝が形成され、このリング溝内にシール部材としてのOリング23が配設されており、ケース蓋25がケース本体21に取り付けられたときに、このOリング23が圧着されて、ケース蓋25とケース本体21との間がシールされるようになっている。このケース蓋25にはフィルタケース20内を大気開放するための空気孔としてのネジ孔27が形成されており、このネジ孔27に手動で開閉操作することができるエア抜きボルト28が螺着されている。このエア抜きボルト28の頭部とケース蓋25の上面凸部との間には、シール部材としてのガスケット29が介装されており、エア抜きボルト28を締め付けたときにガスケット29が圧着されて、フィルタケース20内の気密状態が保持される。また、ケース蓋25の下面側には、安全弁としてのリリーフ弁30が取り付けられている。
リリーフ弁30は、ケース蓋25の下面側に固定されるリリーフ弁ハウジング31と、リリーフ弁ハウジング31の内周面から半径方向内方に突設するリブ(図示せず)を介してリリーフ弁ハウジング31の軸中心に形成された弁支持部33と、弁支持部33に対して上下方向に摺動自在に設けられたリリーフ弁体34と、リリーフ弁体34の軸部に支持されたスプリングガイド35と、リリーフ弁体34の軸部先端のネジ部に螺合されてスプリングガイド35を受けるナット36と、弁支持部33とスプリングガイド35との間に介装されてリリーフ弁体34を上方(全閉側)に常時付勢するリリーフ弁スプリング37とを備えて構成される。
リリーフ弁ハウジング31は、内部にリリーフ弁体34を収容可能な大きさの円筒状に
形成されており、その円筒側面には戻り側配管5からの作動油をこのハウジング内に流入させるための矩形状のハウジング流通孔31aが内外方向に貫通形成されている。このリリーフ弁ハウジング31は、その上端部の外周面に形成された雄ネジ部31bをケース蓋25の下端部の内周面に形成された雌ネジ部25aに螺合させることで、ケース蓋25の下端部に固定されている(図2を参照)。なお、ケース蓋25とリリーフ弁ハウジング31との上記螺合部には、両ネジ部の緩みを防止するためのネジロック剤が塗布されている。また、リリーフ弁ハウジング31の下部には、リリーフ弁体34によって開閉される断面円形状のリリーフ孔32が開口形成されている。なお、リリーフ弁ハウジング31の外周下部(リリーフ孔32よりも下方部)には円筒肉が設けられており、例えばエレメント交換時にケース蓋25(リリーフ弁30)を作業床に置いたときなどに、リリーフ弁30周辺が直接的に床に接触するのを防ぎ、傷付いたりゴミ等が付着するのを防止している。
リリーフ弁体34は、段付円筒状の弁支持部33に摺動自在に挿入支持されており、リリーフ弁スプリング37の弾性的な付勢力によって、通常時にはリリーフ孔32を閉止し、このリリーフ孔32とフィルタエレメント60の流出空間S3(クリーンサイド)とが連通しないように構成されている。一方、リリーフ弁体34に作用する圧力が所定圧以上となったときには、このリリーフ弁体34がリリーフ弁スプリング37の付勢力に抗して下方に移動し、これによりリリーフ孔32が開放されて、このリリーフ孔32とフィルタエレメント60の流出空間S3とが連通するようになっている。
ボディ39は、薄肉円筒状に形成されてケース本体21の下部に接合されており、これらボディ39の外周面とケース本体21の内周面との接合部分にはシール部材としてのOリング24が2箇所に配設されている。
セーフティ弁40は、ボディ39の底部開口に設けられた中空筒状のセーフティ弁ハウジング41と、セーフティ弁ハウジング41に固定された弁ガイド46と、弁ガイド46に対して上下方向に摺動自在に設けられたセーフティ弁体48と、弁ガイド46とセーフティ弁体48との間に介装されてセーフティ弁体48を上方(全閉側)に常時付勢するセーフティ弁スプリング49とを備えている。
セーフティ弁ハウジング41は、ボディ39の底部開口にスナップリング(軸用C形止め輪)42を用いて取り付けられており、ボディ39の下端屈曲部とセーフティ弁ハウジング41の鍔部との間にはシール部材としてのOリング43が配設されている。このセーフティ弁ハウジング41の上端部には、フィルタエレメント60がフィルタケース20に装着されたときに、フィルタエレメント60の流出空間S3と連通して当該フィルタエレメント60によって濾過された作動油をオイルタンク1内へ排出するための円孔状の流出口44が形成されている。セーフティ弁ハウジング41における流出口44の内周面にはセーフティ弁体48が当接可能(着座可能)な座面45(図4を参照)が形成されている。
弁ガイド46は、セーフティ弁ハウジング41の内周側にスナップリング(穴用C形止め輪)47を用いて取り付けられている。この弁ガイド46は、セーフティ弁ハウジング41に嵌挿される円環状の弁ガイド基部46aと、弁ガイド基部46aの内周面から半径方向内方に突設された複数のリブ(図示せず)を介して弁ガイド基部46aの軸中心に一体的に形成された段付円筒状のセーフティ弁体支持部46bとを備えている。
セーフティ弁体48は、セーフティ弁ハウジング41の流出口44よりも大径の円盤状に形成されてその下端部から軸部48bが下方に突出形成されており、この軸部48bがセーフティ弁体支持部46bに挿通支持されて、テーパ状の外周面48aが座面45と当接して流出口44を閉止する閉止位置と、座面45から離間して流出口44を開放する開
放位置との間で変位自在に構成されている。セーフティ弁体48は、セーフティ弁スプリング49の弾性的な付勢力によって上方の閉止位置に付勢されて、セーフティ弁ハウジング41の流出口44を閉止している。ここで、セーフティ弁体48と流出口44の座面とは面当たり(面シール)しているが、これに限定されるものではなく、セーフティ弁体48と流出口44の座面とは線当たり(線シール)であってもよい。
セーフティ弁ハウジング41の下端部には、上下方向に延びる長尺の流出パイプ50が接続されている。この流出パイプ50は、中空円筒状に形成されており、その上端外周面に形成された雄ネジ部50aをセーフティ弁ハウジング41の下端部の内周面に形成された雌ネジ部41aに螺合させることで、セーフティ弁ハウジング41の下端部に同心状に接続されている(図2を参照)。なお、流出パイプ50とセーフティ弁ハウジング41との上記螺合部には、ネジ部の緩み防止と気密保持のためのネジロック剤が塗布されている。この流出パイプ50の下端部は、油圧回路の作動中において、大気圧状態におけるオイルタンク1の液面よりも下方に配置されている。そのため、流出パイプ50から排出される作動油がオイルタンク1の液面に直接落下することが防止され、オイルタンク1内の作動油に泡立ちが生じて気泡が混入するのを抑制することができる。
フィルタエレメント60は、図5に示すように、外筒61と、この外筒61の内部に同心状に配設される内筒63と、この内筒63の外周に配設される濾材62と、外筒61の上端面に固着された上エンドプレート64と、外筒61の下端面に固着された下エンドプレート67とを備えて構成される。フィルタエレメント60がフィルタケース20のエレメント配設空間S1内に配設されると、このエレメント配設空間S1は、フィルタエレメント60によって、ダーティサイドの流入空間S2(エレメントの外周空間)と、クリーンサイドの流出空間S3(エレメントの内周空間)とに区画される。なお、外筒61、内筒63、上エンドプレート64、下エンドプレート67は、プラスチック等の可燃性の樹脂材料によって焼却可能に形成されている。
外筒61は、フィルタケース20におけるボディ39の内周面に対して所定の流入空間S2が形成されるように、ボディ39の内径よりも小さい外径で円筒状に形成されており、その円筒側面には内外方向に貫通した多数の外筒流通孔(図示せず)が形成され、流入空間S2に流入した作動油(リターンオイル)が外筒流通孔を通過するようになっている。
濾材62は、外筒61の内径よりも若干小さい外径で円筒状に形成され、且つ、その内周面が内筒の外周面に当接接触するように装着されている。なお、この濾材62は、板状の濾紙を所定の幅でプリーツ状(菊花状)に形成したり、濾紙、グラスファイバー、不織布等によって所定の厚さを有して形成されている。
内筒63は、濾材62の内周面に沿って円筒状に形成されており、その円筒側面には内外方向に貫通した多数の内筒流通孔(図示せず)が形成され、濾材62によって濾過された作動油(清浄化された作動油)が内筒流通孔を通過して、この内筒63の内周面に囲まれて形成された所定の流出空間(内周空間)S3に導かれるようになっている。内筒63及び濾材62は、外筒61の円筒軸方向(上下方向)の両端にそれぞれ配設された上下のエンドプレート64,67で挟持されている。
上エンドプレート64は、フィルタケース20におけるリリーフ弁ハウジング30の下端部が嵌入可能な大きさの上部嵌合孔65を有して略円環状に形成されており、この上部嵌合孔65の内周面にはシール部材としてのOリング66が装着されるリング溝が形成されている。この上エンドプレート64の外周面には、板状の複数のリブ64aが放射状に突出形成されている。
下エンドプレート67は、フィルタケース20におけるセーフティ弁ハウジング41の上端部が嵌入可能な大きさの下部嵌合孔68を有して略円筒状に形成されており、この下部嵌合孔68の内周面にはシール部材としてのOリング69が装着されるリング溝が形成されている。この下エンドプレート67の外周面には、板状の複数のリブ67aが放射状に突出形成されている。下エンドプレート67の中央にはフィルタエレメント60の流出空間S3内に突出するキャップ体70が一体的に形成(例えば、樹脂一体成形)されている。
キャップ体70は、内筒63の内径よりも小さな外径で略円筒状に形成されており、流出空間S3の下端位置に配設されてフィルタエレメント60の中央底部を形成している。このキャップ体70には、円環状の複数のリブ71aと放射状に延びる複数のリブ71bとが互いに交差して蜘蛛の巣状にリブ群71が形成されており、これらリブ群71の間に囲まれて上下方向に貫通するエレメント排出孔72が形成されている。キャップ体70の下面側には、セーフティ弁体48よりも小径に形成されて下方に突出する弁操作部73が設けられている。この弁操作部73は、キャップ体70の中心軸上に形成された円筒部73aと、円筒部73aの外周面から放射状(半径方向外方)に延びる等間隔4箇所の板部73bとからなる。弁操作部73は、フィルタエレメント60がフィルタケース20内に装着されるときに、セーフティ弁スプリング49の付勢力に抗してセーフティ弁体48を下方に押圧して開放位置に変位させ、当該開放された流出口44を介してフィルタエレメント60の流出空間S3と流出パイプ50(オイルタンク1)とを連通させる。
この弁操作部73の下端は平坦面に形成されて、下エンドプレート67に配設されたOリング69よりも上方に配置されており、フィルタエレメント60がフィルタケース20から取り出されるときに、Oリング69による下エンドプレート67とセーフティ弁ハウジング41とのシール状態が解除されるよりも先に、弁操作部73の下面とセーフティ弁体48の上面とが離間して(すなわち、セーフティ弁体48がセーフティ弁スプリング49の付勢力によって閉止位置に変位して)、セーフティ弁ハウジング41の流出口44が閉止されるようになっている。
このように構成されるオイルフィルタ10において、オイルタンク1に固定されたフィルタケース20にフィルタエレメント60を装着する手順について説明する。フィルタエレメント60を装着するときは、前もって、複数本の固定ボルト26を外して、ケース本体21からケース蓋25を取り外しておく。ケース蓋25が取り外されると、ケース本体21の上部開口が開放された状態となる。この状態では、フィルタケース20において、セーフティ弁体48はセーフティ弁スプリング49の付勢力によってセーフティ弁ハウジング41の座面45に当接した閉止位置にあり、このセーフティ弁体48によって流出口44は閉止されている。
フィルタエレメント60をケース本体21の上部開口からエレメント配設空間S1内にまっすぐ挿入すると、フィルタエレメント60の弁操作部73がフィルタケース20のセーフティ弁体48に当接したところで、フィルタエレメント60がセーフティ弁体48を介してセーフティ弁スプリング49からのバネ荷重を受けるようになり、これに抗してフィルタエレメント60を更に挿入すると、弁操作部73がセーフティ弁体48を開弁方向(下方)に押動することで、フィルタケース20の流出口44が開放されることとなる。
こうしてフィルタエレメント60がエレメント配設空間S1内に配置された状態で、ケース蓋25をケース本体21の上面側に被せて固定ボルト26を利用して取り付けると、リリーフ弁ハウジング31の下端部がフィルタエレメント60の上部嵌合孔65に嵌入されて、リリーフ弁ハウジング31の鍔部が上エンドプレート64の上端部に突き当たるこ
とで、フィルタエレメント60が更に下方に押し込まれ、これに伴って圧縮変形されたセーフティ弁スプリング49の付勢力を受けて(すなわち、セーフティ弁スプリング49がフィルタエレメント60を押さえつけつるためのセットスプリングとして作用することで)フィルタエレメント60がフィルタケース20内でしっかりと保持される。
フィルタエレメント60がフィルタケース20内に装着されると、エレメント配設空間S1は、フィルタエレメント60の濾材62を隔てて、戻り側配管5に繋がるダーティサイドの流入空間S2と、オイルタンク1に繋がるクリーンサイドの流出空間S3とに区画される。このとき、フィルタエレメント60とフィルタケース20との各接続部にはOリング66,69が配設されてシールされている。
次に、上記のようにフィルタエレメント60が装着されたオイルフィルタ10によって濾過される作動油(リターンオイル)の流れについて図1を参照しながら説明する。なお、図1において、作動油の流れは、矢印Fによって表されている。オイルタンク1から油圧ポンプ(図示せず)によって供給される作動油は油圧回路を流れて戻り側配管5からオイルフィルタ10に還流する。
戻り側配管5からフィルタケース20の流入空間S2に導入された作動油は、フィルタエレメント60の外筒61に形成された多数の外筒流通孔(図示せず)を通って、濾材62の外側から内側に向かって流れるが、このときに作動油内に混入した金属ダスト等の異物が濾材62によって濾過される。濾過された作動油は、内筒63に形成された多数の内筒流通孔(図示せず)を通ってクリーンサイドの流出空間S3に流入する。なお、濾材62は、その内周が内筒63の外周と当接接触しているため、外周方向から作動油が流入しても変形することがない。流出空間S3に流入した作動油(濾材62により清浄化された作動油)は、この流出空間S3を下方に流れてエレメント排出孔72からフィルタエレメント60外へ排出される。このとき、セーフティ弁体48はフィルタエレメント60の弁操作部73によって開放位置で保持されているため、フィルタケース20の流出口44は全開状態となっており、フィルタエレメント60から排出された作動油は、この流出口44を通過して、最終的には流出パイプ50からオイルタンク1内に流入する。
ここで、濾材62に目詰まりが生じると、オイルフィルタ10の流入空間S2内が異常圧に昇圧し、流入空間S2と流出空間S3との間の圧力差(ダーティサイドとクリーンサイドとの間の圧力差)が所定圧以上となる。そのため、リリーフ弁体34にはリリーフ弁スプリング37の付勢力以上の力が作用し、リリーフ弁体34が下方に押し下げられてリリーフ孔32が開放される。これにより流入空間S2と流出空間S3とが連通して、流入空間S2内のオイルは濾材62を通過せずにリリーフ孔32から流出空間S3に直接流入し(このときの作動油の流れを図1においてF′で示す)、下端のエレメント排出孔72からフィルタエレメント60外へ排出させることで、オイルフィルタ10の損傷を防止することとしている。
上記のように構成されるオイルフィルタ10は、長時間の使用により濾材62の目詰まりが生じる(濾材62の性能が低下する)ため、定期的に(所定の交換時期ごとに)フィルタエレメント60を交換する必要があるが、フィルタエレメント60の取り外しは、取り付けと逆の手順で行われる。それでは、フィルタエレメント60を取り外す手順について、図6及び図7を追加参照して以下で説明する。
まず、エア抜きボルト28を回転させて螺合状態を緩めていくと、気密状態であったオイルフィルタ10内が大気開放されて大気圧となり、フィルタケース20内に残留する作動油の油面がオイルタンク1内の作動油の油面まで下降する。そして、フィルタエレメント60の交換のために、複数本の固定ボルト26を外してケース本体21からケース蓋2
5を取り外すと、ケース本体21の上部開口が開放され、セーフティ弁スプリング49の付勢力によってフィルタエレメント60が上方に持ち上げられ、これと同時にセーフティ弁体48が閉弁方向(上方向)に移動して流出口44の座面45に当接する閉止位置に到達する(これにより流出口44を閉止する)。
ケース蓋25を取り外した状態では、オイルフィルタ10内で覗くことの出来る開口部は上エンドプレート64の上部嵌合孔65のみなので、たとえ工具や交換部品等を落下させてしまっても、この落下物は下エンドプレート67の蜘蛛の巣状のリブ群71上に留まり、フィルタエレメント60を引き抜くことで回収が可能である。
一方、フィルタエレメント60が上方に引き上げられると、下エンドプレート67とセーフティ弁ハウジング41との間で圧着状態にあるOリング69は、このOリング69の弾性力によって一定の嵌合力をもってセーフティ弁ハウジング41に対して上方へ摺動し、セーフティ弁ハウジング41の上端位置で離間する。ここで上述したように、弁操作部73がセーフティ弁体48から離間する位置と、Oリング69がセーフティ弁ハウジング41から離間する位置とは、上下方向においてほぼ同じ位置(ハウジング41の上端位置)であり、フィルタエレメント60におけるOリング69と弁操作部73との位置関係では、下エンドプレート67に装着されたOリング69は、弁操作部73の下面(セーフティ弁体48との当接面)よりも下方に配置されているので、フィルタエレメント60を引き上げたとき、セーフティ弁体48によって流出口44が閉止されて弁操作部73がセーフティ弁体48から離間した後で、Oリング69がセーフティ弁ハウジング41から離間して当該Oリング69によるシール状態が解除されるようになっている。換言すれば、Oリング69による流入空間S2と流出空間S3との間の液密状態が解除されたときには、セーフティ弁体48によって流出口44は既に閉止された状態となっているため、フィルタケース20内に残留する作動油(濾過前の作動油)が濾材62を通過せずに流出口44に直接流入するおそれはない。
こうしてフィルタエレメント60がフィルタケース20から取り外されたときには、セーフティ弁体48によってセーフティ弁ハウジング41の流出口44は閉止されているので、フィルタケース20内に作動油や異物等が残留していても、これがオイルタンク1に流出することはなく、また、オペレータがフィルタエレメント60の交換作業をしているときに、不用意に工具や交換部品等を落としてしまったとしても、この落下物をオイルタンク1にまで至らせずにフィルタケース20内に留めておけるため、その回収作業が容易である。
以上、このように構成されるオイルフィルタ10によれば、フィルタエレメント60をフィルタケース20から取り外した状態においては、フィルタエレメント60の弁操作部73とフィルタケース20のセーフティ弁体48とが離間しており、セーフティ弁体48がセーフティ弁スプリング49によって閉止方向に付勢されてセーフティ弁ハウジング41の流出口44を閉止するため、フィルタエレメント60の交換時に、フィルタケース20内に残留する濾過前の作動油(未濾過の作動油)や金属ダスト等の異物が流出口44からオイルタンク1へ流出するのを完全に防止することが可能になる。一方、フィルタエレメント60がフィルタケース20に装着された状態では、セーフティ弁体48が弁操作部73によって開放方向に押圧操作されて流出口44を開放するため、フィルタエレメント60の濾材62で清浄化された作動油の流れを害することなく速やかに流出口44からオイルタンク1へ排出することができる。従って、オイルタンク1内を常に清浄化された作動油で満たすことができ、この清浄化された作動油を油圧回路に供給することが可能になる。
また、フィルタエレメント60の濾材62に捕捉された金属ダスト等の異物は、フィル
タエレメント60の交換時において、この濾材62から離脱してエレメント排出口72から落下するおそれがあるが、前述のようにフィルタケース20の流出口44はセーフティ弁体48によって閉止されるため、フィルタエレメント60から落下した捕捉ダストをフィルタケース20内で封じ込めておくことができる。
さらに、フィルタエレメント60がフィルタケース20内に装着された状態においては、セーフティ弁体48を閉止方向に常時付勢するセーフティ弁スプリング49が、フィルタエレメント60をフィルタケース20内の所定位置に付勢保持するためのセットスプリングの役割を兼用するため、セットスプリングを別途設置する必要がなく、コストの低減及び小型軽量化を図ることができる。
また、フィルタエレメント60をフィルタケース20から取り出すとき、弁操作部73とセーフティ弁体48とが離間して流出口44がセーフティ弁体48によって閉止された後で、Oリング69とセーフティ弁ハウジング41の外側面とが離間してOリング69によるセーフティ弁ハウジング41の外側面と下エンドプレート67の下部嵌合孔68の内周面との間の密封状態が解除される構成であるため、フィルタケース20の底部に濾過前の作動油や金属ダスト等の異物が残留していた場合でも、流出口44が閉止される過程でこの残留物がセーフティ弁ハウジング41と下エンドプレート67との隙間から流出口44へ侵入するのを防止することができる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。例えば、弁操作部73の下端面に下方に向けて突出する嵌合凸部を形成し、セーフティ弁体48の上端面に窪んだ嵌合凹部を形成して、上下方向に嵌合可能な嵌合凸部と嵌合凹部とからなる凹凸嵌合構造を形成することで、フィルタエレメント60がフィルタケース20に装着されたときに、弁操作部73の嵌合凸部とセーフティ弁体48の嵌合凹部とが嵌合して、フィルタエレメント60が中心軸回りに回転規制されるように構成してもよい。
また、上述の実施形態では、フィルタエレメント60の外周側及び内周側にコアとしての外筒61及び内筒63を設けているが、これに限定されるものではなく、外筒61及び内筒63のいずれか一方のみをコアとして設けるものであってもよい。さらに、フィルタエレメント60の上端部に、直立位置(引き上げ位置)と倒伏位置との間で上下に揺動自在なハンドル(取っ手)を設けて、フィルタエレメント60の運搬及び交換作業をより容易化してもよい。
また、上述の実施形態において、オイルフィルタ10は、フィルタケース20の上部がオイルタンク1の上方に突出して戻り側配管5に繋がり、フィルタケース20の下部がオイルタンク1内に収容される構成であるが、これに限定されるものではなく、オイルフィルタの全体がオイルタンク内に収容されるインタンク方式であってもよい。
また、上述の実施形態では、流体フィルタとして、油圧回路中の作動油の濾過を行うためのオイルフィルタを適用した場合を例示したが、これに限定されるものではなく、水や燃料等の他の流体の濾過を行うフィルタに適用しても同様に効果を得ることができる。
1 オイルタンク
2 タンクフランジ
5 戻り側配管
10 オイルフィルタ(流体フィルタ)
20 フィルタケース
22 流入パイプ(流入口)
30 リリーフ弁
40 セーフティ弁
41 セーフティ弁ハウジング(保持体)
44 流出口
48 セーフティ弁体(開閉弁)
49 セーフティ弁スプリング(付勢手段)
50 流出パイプ
60 フィルタエレメント
68 下部嵌合孔(凹部)
69 Oリング(シール部材)
73 弁操作部
S1 エレメント配設空間
S2 流入空間
S3 流出空間

Claims (2)

  1. 内部にエレメント配設空間を有して流体が通過可能な流入口及び流出口が形成されたフィルタケースと、前記エレメント配設空間内に着脱自在に装着されて前記エレメント配設空間を前記流入口に繋がる流入空間と前記流出口に繋がる流出空間とに分離するフィルタエレメントとを備え、前記流入口から前記流入空間に導入した流体を、前記フィルタエレメントを通過させて前記流出空間から前記流出口へ排出するように構成された流体フィルタであって、
    前記フィルタケースは、前記流出口を開放する位置と前記流出口を閉止する位置との間で揺動変位して前記流出口を開閉する開閉弁と、前記開閉弁を閉止方向に常時付勢して前記流出口を閉止させる付勢手段とを有し、
    前記フィルタエレメントは、当該フィルタエレメントが前記エレメント配設空間内に装着されたときに、前記開閉弁を開放方向に押圧操作して前記流出口を開放させる弁操作部を有して構成されることを特徴とする流体フィルタ。
  2. 前記フィルタケースの底部には、前記流出口が開口された中空筒状の保持体が設けられ、前記保持体の内部に、前記流出口に繋がって前記開閉弁を揺動自在に収容保持する開閉弁収容室が形成されており、
    前記フィルタエレメントの底部には、前記弁操作部と、当該フィルタエレメントが前記エレメント配設空間内に装着されたときに前記保持体の外側面に嵌着される凹部と、前記凹部内側面に設けられて前記保持体の外側面と前記凹部内側面との間を密封するためのシール部材とが備えられ、
    前記エレメント配設空間から前記フィルタエレメントを取り外すとき、前記弁操作部と前記開閉弁とが離間して前記流出口が前記開閉弁によって閉止された後に、前記シール部材と前記保持体の外側面とが離間して前記シール部材による前記外側面と前記凹部内側面との間の密封状態が解除されることを特徴とする請求項1に記載の流体フィルタ。
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