JP2014187277A - 光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置 - Google Patents

光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光ファイバと光半導体素子との間で光信号を良好に入出力することができる光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置を提供すること。
【解決手段】光半導体素子収納用パッケージは、上側主面に光半導体素子の載置部1aを有する基体1と、載置部1aを取り囲むように基体に接合された枠体2と、枠体2の内外を貫通する貫通孔2cに取り付けられた光ファイバ固定部材3とを具備する。光ファイバ固定部材3は、枠体2の内側に突出させた端面3aが、上方に向うにつれて枠体2の内面に近くなるような傾斜面とされている。光ファイバ固定部材3の枠体2の内側に突出する端面2aが傾斜面とされていることによって、光ファイバ固定部材の枠体内側に突出させた端面の下側端部および上側端部を確認することができ、光ファイバ固定部材を貫通孔に所望の配置で設けることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光半導体素子を収容するための光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置に関する。
従来の気密封止型の光半導体素子収納用パッケージ(以下、単にパッケージともいう)の一例を図3に示す(例えば、特許文献1参照)。図3は、従来のパッケージの断面図である。同図において、21は基体である。基体21には、上側主面に光半導体素子23を収容するための凹部21aが形成されている。また基体21には、凹部21aから基体21の外側にかけて、貫通孔21bが形成されており、この貫通孔21bには光ファイバ固定部材28が固定されている。光ファイバ固定部材28は、パッケージ外側から導入された光ファイバ(図示せず)の端部を保持する。
光ファイバ固定部材28のパッケージ内側端部には、略円盤状の透光性部材29が取着されている。透光性部材29は、図3に示されるように、表面で反射した光がノイズとして光信号路に混入しないように、光ファイバ固定部材28の中心軸に対し1〜20度の角度で取着される場合がある。透光性部材29は貫通孔21bの内側に設置されている。
特開2003−283032号公報
しかしながら、上記従来のパッケージでは、光ファイバ固定部材28の配置や透光性部材29の接合状態をパッケージの上視平面で確認することができないため、光ファイバ固定部材28や透光性部材29を所望の配置で設けることができず、光ファイバと光半導体素子23との間で光信号を良好に入出力することができないという問題点を有していた。
従って、本発明は上記問題点に鑑み完成されたものであり、その目的は、光ファイバ固定部材や透光性部材を所望の配置で設けることができ、光ファイバと光半導体素子との間で光信号を良好に入出力することができる光半導体素子収納用パッケージおよび光半導体装置を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る光半導体素子収納用パッケージは、上側主面に光半導体素子の載置部を有する基体と、前記載置部を取り囲むように前記基体に接合された枠体と、該枠体の内外を貫通する貫通孔に取り付けられた光ファイバ固定部材とを具備した光半導体素子収納用パッケージにおいて、前記光ファイバ固定部材は、前記枠体の内側に突出させた端面が、上方に向うにつれて前記枠体の内面に近くなるような傾斜面とされていることを特徴とするものである。
また、上記光半導体素子収納用パッケージにおいて、前記光ファイバ保持部材の前記傾斜面の上端に、前記枠体に向けて切り欠かれた切り欠き部が形成されているのが好ましい。
また、上記光半導体素子収納用パッケージにおいて、前記切り欠き部の底面は、前記枠
体の内面と平行であるのが好ましい。
本発明の一実施形態に係る光半導体装置は、上記いずれか1つに記載の光半導体素子収納用パッケージと、前記載置部に載置された光半導体素子と、前記枠体の上面に前記枠体の内側を塞ぐように取着された蓋体とを具備していることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る光半導体素子収納用パッケージは、上側主面に光半導体素子の載置部を有する基体と、この載置部を取り囲むように基体に接合された枠体と、この枠体の内外を貫通する貫通孔に取り付けられた光ファイバ固定部材とを具備した光半導体素子収納用パッケージにおいて、光ファイバ固定部材は、枠体の内側に突出させた端面が、上方に向うにつれて枠体の内面に近くなるような傾斜面とされていることから、光ファイバ固定部材の枠体内側に突出させた端面の下側端部および上側端部を確認することができ、光ファイバ固定部材を貫通孔に所望の配置で設けることができる。
また、光ファイバ保持部材の傾斜面の上端に、枠体に向けて切り欠かれた切り欠き部が形成されていると、光ファイバ固定部材の枠体内側の端面に埋設するように固定された透光性部材の接合状態を確認することができる。
また、切り欠き部の底面は、前記枠体の内面と平行であると、光半導体素子収納用パッケージの上視において、枠体に対する光ファイバ保持部材の傾きを目視確認することができ、光ファイバ固定部材を枠体に所望の定位で設けることができる。
本発明の一実施形態に係る光半導体装置は、上記構成の光半導体素子収納用パッケージと、載置部に載置された光半導体素子と、枠体の上面に枠体の内側を塞ぐように取着された蓋体とを具備していることにより、光ファイバと光半導体素子との間における、良好な光信号の入出力を実現することができる。
本発明の光半導体素子収納用パッケージの実施の形態の一例を示す斜視図である。 (a)は、図1に示す光半導体収容用パッケージの正面図である。(b)は、図1に示す光半導体収容用パッケージの平面図である。(c)は、(b)に示す光半導体収容用パッケージのA−A断面図である。 従来の光半導体素子収納用パッケージの例を示す断面図である。
本発明の光半導体素子収納用パッケージについて以下に詳細に説明する。図1は本発明のパッケージ全体の実施の形態の一例を示す斜視図である。これらの図において、1は基体、2は枠体、3は光ファイバ固定部材を示す。また、図2(a)は図1のパッケージの光ファイバ固定部材3を取り付けた側面を正視した正面図、(b)はパッケージの平面図、(c)は(b)の切断面A−Aにおける断面図を示す。
本発明の一実施形態に係るパッケージは、図1に示すように、上側主面に光半導体素子8が載置される載置部1aを有する金属製の基体1と、載置部1aを囲繞するように基体1の上側主面に接合された四角枠状等の枠体2とを備えている。そして、枠体2の一側面に光ファイバ固定部材3を固定する貫通孔2cが形成され、この貫通孔2cに光ファイバ固定部材3が挿入されて固定されている。
枠体2は、細長い矩形状の金属板を、例えば4箇所で直角に折り曲げ、折り曲げた角を
除く枠体2の平らな一側壁位置で一端2aと他端2bとを接合して形成される。このように、金属塊を切削したりして枠形状に形成するのではなく、細長い金属板を折り曲げて枠体2を形成するので、無駄な金属屑が発生したり、多大な加工時間を要すること無く、経済的で製造容易な枠体2とすることができる。
枠体2は、その一端側2aに、貫通孔2cの一部となる切り込みを有している。一方、枠体2の他端側2bには、一端2aの貫通孔2cの一部と合わせると貫通孔2cとなる貫通孔2cの一部の切り込みを有している。そして、これら一端側2aと他端側2bとを突き合せると、その合せ目の位置に貫通孔2cが形成された枠体2が形成される。
そして、枠体2の貫通孔2cに光ファイバ固定部材3を嵌め込んで、枠体2の一端側2aおよび他端側2bの間、また、光ファイバ固定部材3の外周面と一端側2aとの間および他端側2bとの間をろう材等の接合材5で接合することによって、光ファイバ固定部材3が取り付けられた枠体2を作製する。
このような枠体2は、一端側2aと他端側2bとの合せ目に加えて、光ファイバ固定部材3の周囲を迂回させて接合材5による接合が行われるため、接合材5による接合距離を長くすることができる。このため、例えば光半導体素子収納用パッケージの製造工程等において、基体1との熱膨張係数差によって枠体2に反りや歪みが生じ、枠体2の接合部に圧縮方向または引張り方向の力が作用したとしても、接合部分の長さを確保することができるので、枠体2の接合部における強度を十分なものとすることができる。
その結果、光半導体素子収納用パッケージの製造工程等において、両端2a,2bの接合を外れ難いものとすることができる。また、貫通孔2cには光ファイバ固定部材3が挿入されて接合されるので、一端2aと他端2bとが上下方向に食い違って、枠体2の上面および下面が段違い状態で枠体2が接合されてしまう虞を少なくできる。
次に、光ファイバ固定部材3は、パッケージの外側から光ファイバを固定するための筒状の部材である。光ファイバの先端に固定した金属金具を、パッケージ内部の光半導体素子8と光ファイバとが光結合するように位置調整し、この光ファイバ固定部材3に溶接等で固定することによって、パッケージ内部の光半導体素子8から出力される、または光半導体素子8に入力される光信号を光ファイバを用いて伝送させることができる。
なお、光ファイバ固定部材3を円筒形状とし、貫通孔2cを円形状とすると、両端2a,2bの合せ目が角のない曲面となり、ろう材等の接合材5が接合部を流れ易くできる。そのため、接合材5を一様の幅に設けやすくなり、接合強度を一様のものとすることができる。
筒状の光ファイバ固定部材3のパッケージ内側となる端面3aは、パッケージの上方に向かうにつれて枠体2の内側面に向けて傾斜する傾斜面3a(以降、端面3または傾斜面3という)とされている。傾斜角度としては、例えば、光ファイバ固定部材3の中心軸に直角な面から5°〜35°傾斜した面とするのがよい。端面3aには、パッケージの内外を気密に封止するために、光信号に対して透明なガラスやサファイアガラス、その他の結晶体等、透光性部材4が接合される。
枠体2の内側面から突出している傾斜面3aに透光性部材4が接合されるので、光ファイバ固定部材3が固定された後でも透光性部材4の取付状態を目視確認することが容易である。また、光ファイバ固定部材3に傾斜面3aが設けられていることによって、光ファイバ固定部材3の下側端部、即ち傾斜面3aの頂部と、光ファイバ固定部材3の上側端部、即ち傾斜面3aの底部を確認することができる。よって、光ファイバ固定部材3を回転
させながら、光ファイバ固定部材3の傾斜面3aの頂部と底部を光ファイバ固定部材3の中心軸に合わせて貫通孔2cに固定することが容易である。したがって、透光性部材4の接合不良や、光ファイバ固定部材3が貫通孔2cに所望の配置で固定されないといった製造工程での不具合を解消することが容易である。
また、光ファイバ固定部材3の外周面に、枠体2の一端2aおよび他端2bの合せ目と合致する位置を示すマーキング3cを施しておくと、合せ目に対するマーキング3cの位置ズレを確認できる。そして、貫通孔2cの中心軸に関する所望の回転位置において、光ファイバ固定部材3を取り付けることができる。
マーキング3cは、光ファイバ固定部材3の外周面に、光ファイバ固定部材3の中心軸と平行な溝または線を描いておくことによって設けられる。または、光ファイバ固定部材3の外周面に平坦部を設けることによってもよい。加えてさらに、この平坦部に光ファイバ固定部材3の中心軸と平行な溝または線を描くことによって設けられる。
なお、外周面に平坦部を設け、この平坦部を枠体2の合せ目と合致する上面または下面に位置させると、光ファイバ固定部材3の高さが抑制され、光半導体素子収納用パッケージの高さが抑制される。
好ましくは、光ファイバ固定部材3の透光性部材4が接合される傾斜した端面3aは、筒の内径側を座刳り、透光性部材4の一部が埋設されるようにしておくのがよい。これによって、光半導体素子8をパッケージに収納する際等に、光半導体素子8等が透光性部材4に接触することによって透光性部材4の表面にキズが発生し難くすることができる。
さらに好ましくは、傾斜面3aの上端に傾斜面3aの表面から光ファイバ固定部材3の軸方向に切り欠いた切り欠き部3bを設けておくのがよい。切り欠き部3bを設けることによって、光ファイバ固定部材3の透光性部材4を取り囲む壁の一部が除去される構造になり、透光性部材4の外周面を締め付けるように光ファイバ固定部材3から透光性部材4に作用する力が低減する。
好ましくは、切り欠き部3bは、光ファイバ固定部材3の端面と平行な底面3baを有するのがよい。光ファイバ固定部材3は枠体2と直角に固定されるので、底面3baは枠体2とも平行な位置関係となる。底面3baが枠体2と平行であることによって、光ファイバ固定部材3の枠体2に対する傾きを目視等によって確認することができる。
切り欠き部3bの切り欠きの深さは、透光性部材4の厚さと同じであるのがよい。これによって、透光性部材4の接合面位置および接合状況を確認することができる。
このようにして、本実施形態に係る光半導体素子収容用パッケージにおいては、光ファイバ固定部材3が枠体2の内側面から突出している傾斜面3aを有しているので、光ファイバ固定部材3や透光性部材4を貫通孔2cに対して所望の配置で設けることが可能なパッケージとすることができる。
本発明の基体1は、金属または絶縁体から成り、例えばFe−Ni−Co合金や、Fe−Ni合金,銅(Cu)−タングステン(W),Cu−モリブデン(Mo)合金などのCu系材料(CuまたはCuを主成分とする合金)などから成る。特に、基体1の熱伝導性をよくして内部に収容する光半導体素子8が作動時に発する熱を効率よく外部へ放散させるという観点からは、Cu系材料が好ましい。なお、良熱伝導性のセラミックス等を用いてもよい。
このような基体1は、金属のインゴットに圧延加工や打ち抜き加工などの従来周知の金属加工法を施すことによって所定形状に製作される。基体1の上側主面の中央部には、光半導体素子8を載置する載置部1aが配置される。載置部1aは光半導体素子8が載置される場所である。この基体1は、光半導体素子8が作動時に発する熱を外部に放熱させる放熱板の役割をも果たす。
載置部1aの上側主面には、基台9が載置され、光半導体素子8が基台9に搭載される場合もある。基台9はアルミナ(Al)質焼結体,窒化アルミニウム(AlN)質焼結体,ムライト(3Al・2SiO)質焼結体などの絶縁体から成り、基体1と光半導体素子8とを電気的に絶縁する役割を果たす。
また、基体1の上側主面の載置部1aの周囲には、載置部1aを囲繞するようにしてAgロウやAg−Cuロウなどのロウ材を介して金属製の枠体2が立設される。枠体2には、パッケージ内外を導通させるための入出力端子6を取り付けるための取付部2dが設けられ、入出力端子6が取り付けられる。枠体2は基体1とともにその内側に光半導体素子8を収容する空所を形成する役割を果たす。
枠体2は、Fe−Ni−Co合金、Fe−Ni合金などの金属から成り、それぞれ金属のインゴットに圧延加工や打ち抜き加工などの従来周知の金属加工法を施すことによって細長い帯状の板形状に製作される。枠体2となる所定寸法に裁断された金属板のあらかじめ折り曲げられる箇所の一主面には、上端から下端にかけて溝部を形成しておき、この溝部に沿って折り曲げるようにしてもよい。なお、樹脂等を用いることも可能である。
枠体2の一端2aと他端2bとを合せ、形成される貫通孔2cに光ファイバ固定部材3を挿入し、基体1との間にろう材のプリフォームを挟んでろう材溶融炉に入れる等すれば、基体1および枠体2の間に溶融したろう材が流れるとともに、枠体2の一端2aおよび他端2bが突き合わされた接合部にもろう材が流れ込み、基体1および枠体2とともに枠体2の両端2a,2b接合部、光ファイバ固定部材3も接合することができる。
なお、本実施形態においては細長い帯状の板を折り曲げて枠体2を形成する例のものを示したが、枠状に金属加工を施した枠体2を用いてもよいことは言うまでもない。
入出力端子6には、Al質焼結体,AlN質焼結体,3Al・2SiO質焼結体などのセラミックスその他の絶縁体が用いられる。例えば絶縁体がAl質焼結体から成る場合、Al,SiO,MgO,CaOなどの原料粉末に適当な有機バインダ,有機溶剤,可塑剤,分散剤などを添加混合してスラリー状となし、これを従来周知の成形方法で板状等に成形する。
次に、この入出力端子6の線路導体や取付部2dに取り付けられる外側面となる位置に、W,Mo,Mnなどの金属粉末に適当なバインダ,溶剤を混合してなる導体ペーストを、印刷塗布することによって、線路導体やろう材接合用の金属層を形成する。その後、これらのセラミック成形体を所定の寸法に切断し、最後に約1600℃の温度で焼成することによって、金属層を有した入出力端子6となる焼結体を作製することができる。この入出力端子6を枠体2の取付部2dに嵌め込み、また、線路導体にAgロウやAg−Cuロウなどのロウ材を介してFe−Ni−Co合金などの金属から成るリード端子6aを接合する。
リード端子6aは、外部電気回路(図示せず)に電気的に接続される。そして、リード端子6aは、外部電気回路から供給される電気信号を光半導体素子8に伝えて光半導体素子8を駆動させるとともに、光半導体素子8と外部電気回路との信号の入出力を行なう。
好ましくは、リード端子6aは、枠体2の一端2aおよび他端2bが接合されない側壁に取り付けるのがよい。
そして、上記構成のパッケージの載置部1aに光半導体素子8を載置固定した後、リード端子6aの枠体2の内側の部位と光半導体素子8の電極とをボンディングワイヤ等で電気的に接続し、枠体2の上面にFe−Ni−Co合金などの金属やセラミックスなどから成る蓋体を半田付け法や溶接法などにより取着し、光半導体素子8を気密に封止することで製品としての光半導体装置となる。
本発明の光半導体装置によれば、光ファイバ固定部材3の枠体2の内側に突出する端面3aが傾斜面3aとされていることによって、光ファイバ固定部材3および透光性部材4の接合位置および接合状況の確認が容易で、光半導体素子8と光ファイバとの光結合を行ないやすい光半導体装置とすることができる。
なお、枠体2の上面に、Fe−Ni−Co合金,Fe−Ni合金などの金属から成り、金属のインゴットに圧延加工や打ち抜き加工などの従来周知の金属加工法を施すことによって枠形状に製作されシールリング7を取り付け、その上面に蓋体を接合してもよい。
シールリング7を枠体2の上面に接合することによって、枠体2の上面とシールリング7との間に設けられる接合材5が、枠体2の一端側2aと他端側2bとの合せ目の上端部に生じる凹部や段差部に流れ込んで満たされる。その結果、枠体2の上面とシールリング5との間に隙間が生じ難く、パッケージの気密性が維持される。
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を施すことは何等支障ない。例えば、上記実施の形態において、接合材5としてろう材の代わりに樹脂接着剤その他の接合材5を用いてもよい。
1:基体
1a:載置部
2:枠体
2a:一端
2b:他端
2c:貫通孔
2d:取付部
3:光ファイバ固定部材
3a:傾斜面(内側に突出する端面)
3b:切り欠き部
3c:マーキング
4:透光性部材
5:接合材
6:入出力端子
7:シールリング

Claims (4)

  1. 上側主面に光半導体素子の載置部を有する基体と、前記載置部を取り囲むように前記基体に接合された枠体と、該枠体の内外を貫通する貫通孔に取り付けられた光ファイバ固定部材とを具備した光半導体素子収納用パッケージにおいて、前記光ファイバ固定部材は、前記枠体の内側に突出させた端面が、上方に向うにつれて前記枠体の内面に近くなるような傾斜面とされていることを特徴とする光半導体素子収納用パッケージ。
  2. 前記光ファイバ保持部材の前記傾斜面の上端に、前記枠体に向けて切り欠かれた切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光半導体素子収納用パッケージ。
  3. 前記切り欠き部の底面は、前記枠体の内面と平行である請求項1または請求項2記載の光半導体素子収納用パッケージ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の光半導体素子収納用パッケージと、前記載置部に載置された光半導体素子と、前記枠体の上面に前記枠体の内側を塞ぐように取着された蓋体とを具備していることを特徴とする光半導体装置。

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