JP2014187246A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014187246A
JP2014187246A JP2013061638A JP2013061638A JP2014187246A JP 2014187246 A JP2014187246 A JP 2014187246A JP 2013061638 A JP2013061638 A JP 2013061638A JP 2013061638 A JP2013061638 A JP 2013061638A JP 2014187246 A JP2014187246 A JP 2014187246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
memory
layer
hole
mask material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013061638A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fukuzumi
嘉晃 福住
Hideaki Aochi
英明 青地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2013061638A priority Critical patent/JP2014187246A/ja
Priority to US14/142,138 priority patent/US9129860B2/en
Publication of JP2014187246A publication Critical patent/JP2014187246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/20EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels
    • H10B43/23EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels with source and drain on different levels, e.g. with sloping channels
    • H10B43/27EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by three-dimensional arrangements, e.g. with cells on different height levels with source and drain on different levels, e.g. with sloping channels the channels comprising vertical portions, e.g. U-shaped channels
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B43/00EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators
    • H10B43/30EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region
    • H10B43/35EEPROM devices comprising charge-trapping gate insulators characterised by the memory core region with cell select transistors, e.g. NAND
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B63/00Resistance change memory devices, e.g. resistive RAM [ReRAM] devices
    • H10B63/80Arrangements comprising multiple bistable or multi-stable switching components of the same type on a plane parallel to the substrate, e.g. cross-point arrays
    • H10B63/84Arrangements comprising multiple bistable or multi-stable switching components of the same type on a plane parallel to the substrate, e.g. cross-point arrays arranged in a direction perpendicular to the substrate, e.g. 3D cell arrays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

【課題】ホールの形状を微細化しつつ、その直径や形状のバラツキを抑制する
【解決手段】この実施の形態では、被加工膜の上方にマスク材を形成し、マスク材の上方に複数の柱状形状を有する犠牲膜を形成する。そしてこの犠牲膜の側壁に側壁膜を形成し、犠牲膜を除去する。その後、側壁膜を流動させる。更に、側壁膜をマスクとしてマスク材に複数のホールを形成する。そして、マスク材に対し等方性エッチングを実行し、マスク材の側壁を前記側壁膜の側壁に対し第1の距離だけ後退させる。その後、複数の前記ホールの内部に堆積膜を堆積させて、複数の前記ホールの開口部を堆積膜で閉塞させ、異方性エッチングを行って開口部の前記堆積膜を除去する。
【選択図】図1

Description

本明細書に記載の実施の形態は、半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体装置、例えば半導体記憶装置において、積層膜を貫通するホールが多数形成された装置が知られている。半導体装置の微細化においては、配線の線幅及びピッチを縮小することが求めれられると共に、このような複数のホールの直径及び配列ピッチも縮小化することが求められる。しかし、このような縮小を目指す場合において、ホールの直径のバラツキが顕著になるという問題がある。
特開2011−204713号公報
以下に記載の実施の形態は、ホールの形状を微細化しつつ、その直径や形状のバラツキを抑制することができる半導体装置及びその製造方法を提供するものである。
以下に説明する実施の形態の半導体装置の製造方法は、被加工膜の上方にマスク材を形成し、マスク材の上方に複数の柱状形状を有する犠牲膜を形成する。そしてこの犠牲膜の側壁に側壁膜を形成し、犠牲膜を除去する。その後、前記側壁膜を流動させる。更に、側壁膜をマスクとしてマスク材に複数のホールを形成する。そして、マスク材に対し等方性エッチングを実行し、マスク材の側壁を前記側壁膜の側壁に対し第1の距離だけ後退させる。その後、複数の前記ホールの内部に堆積膜を堆積させて、複数の前記ホールの開口部を堆積膜で閉塞させ、異方性エッチングを行って前記開口部の前記堆積膜を除去する。
第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置(3次元型のNAND型フラッシュメモリ)の概略構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係るメモリブロックMBの積層構造について説明する斜視図である。 第1の実施の形態に係るメモリブロックMBの積層構造について説明する概略断面図である。 ワード線導電層41aの形状について説明する平面図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第1の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第2の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第2の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第2の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 第2の実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する工程図である。 変形例に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリブロックMBの積層構造について説明する斜視図である。 変形例に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリブロックMBの構造について説明する平面図である。 変形例に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリブロックMBの積層構造について説明する概略断面図である。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法について説明する。なお、提示される図面における寸法は、説明の便宜のために実際の製品とは異なる寸法が示されている場合がある。図示の寸法に限定する趣旨ではない。
[第1の実施の形態]
[概略構成]
先ず、図1を参照して、第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置(3次元型のNAND型フラッシュメモリ)の概略構成について説明する。
第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、図1に示すように、メモリセルアレイMA、及び制御回路CCを備える。制御回路CCは、メモリセルアレイ1に供給する信号を制御する。
メモリセルアレイMAは、図1に示すように、m個のメモリブロックMB(1)、・・・MB(m)を有する。なお、以下において、全てのメモリブロックMB(1)、・・・MB(m)を総称する場合には、メモリブロックMBと記載する場合もある。
各メモリブロックMBは、n行、12列のマトリクス状に配置されたメモリユニットMU(1、1)〜MU(12、n)を有する。n行、12列は、あくまで一例であり、これに限定されるものではない。なお、以下において、全てのメモリユニットMU(1、1)〜MU(12、n)を総称する場合には、メモリユニットMUと記載する場合もある。
メモリユニットMUは、メモリストリングMS、ソース側選択トランジスタSSTr、及びドレイン側選択トランジスタSDTrを有する。
メモリストリングMSは、図1に示すように、直列接続されたメモリトランジスタMTr1〜MTr8、及びバックゲートトランジスタBTrにて構成される。メモリトランジスタMTr1〜MTr4、MTr5〜MTr8は、各々、直列接続される。バックゲートトランジスタBTrは、メモリトランジスタMTr4とメモリトランジスタMTr5との間に接続される。
メモリトランジスタMTr1〜MTr8は、その電荷蓄積層に電荷を蓄積することによって、その閾値電圧を変化させ、この閾値電圧に応じてデータを保持する。バックゲートトランジスタBTrは、少なくともメモリストリングMSを動作の対象として選択した場合に導通状態とされる。
メモリブロックMB(1)〜MB(m)のそれぞれにおいて、n行12列に配置されたメモリトランジスタMTr1〜MTr8のゲートには、各々、ワード線WL1〜WL8が共通に接続される。n行12列に配列されたバックゲートトランジスタBTrのゲートには、バックゲート線BGが共通に接続される。
ソース側選択トランジスタSSTrのドレインは、メモリトランジスタMTr1のソースに接続される。メモリブロックMB内の1列目、2列目に位置するソース側選択トランジスタSSTrのソースには、ソース線SL(1)が共通接続される。3列目以降も同様であり、例えば、メモリブロックMB内の11列目、12列目に位置するソース側選択トランジスタSSTrのソースには、ソース線SL(6)が共通接続される。以下において、全てのソース線SL(1)〜SL(6)を総称する場合には、ソース線SLと記載する場合もある。
ここで、第1の実施の形態の制御回路CCは、各種動作(書込動作、読出動作、消去動作)に応じて、ソース線SL(1)〜SL(6)を共通接続する制御を実行する。その構成、及び制御についての詳細は後述する。
また、メモリブロックMBの1列目に位置するソース側選択トランジスタSSTrのゲートには、ソース側選択ゲート線SGS(1)が接続される。2列目以降も同様であり、例えば、メモリブロックMB内の12列目に位置するソース側選択トランジスタSSTrのゲートには、ソース側選択ゲート線SGS(12)が接続される。以下において、全てのソース側選択ゲート線SGS(1)〜SGS(12)を総称する場合には、ソース側選択ゲート線SGSと記載する場合もある。
ドレイン側選択トランジスタSDTrのソースは、メモリトランジスタMTr8のドレインに接続される。メモリブロックMB内の1行目に位置するドレイン側選択トランジスタSDTrのドレインには、ビット線BL(1)が接続される。2行目以降も同様であり、例えば、メモリブロックMBのn行目に位置するドレイン側選択トランジスタSDTrのドレインには、ビット線BL(n)が接続される。ビット線BL(1)〜BL(n)は、複数のメモリブロックMBを跨ぐように形成される。以下において、全てのビット線BL(1)〜BL(n)を総称する場合には、ビット線BLと記載する場合もある。
また、メモリブロックMBの1列目に位置するドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートには、ドレイン側選択ゲート線SGD(1)が接続される。2列目以降も同様であり、例えば、メモリブロックMB内の12列目に位置するドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートには、ドレイン側選択ゲート線SGD(12)が接続される。以下において、全てのドレイン側選択ゲート線SGD(1)〜SGD(12)を総称する場合には、ドレイン側選択ゲート線SGDと記載する場合もある。
[メモリブロックMBの積層構造]
次に、図2及び図3を参照して、第1の実施の形態に係るメモリブロックMBの積層構造について説明する。図2は、メモリブロックMBを示す斜視図である。図3は、メモリブロックMBを示す断面図である。なお、図2はメモリブロックMBの一部を代表的に図示したものであり、メモリブロックMB全体は図2に示す構造をカラム方向及びロウ方向に繰り返し形成したものとなる。
メモリブロックMBは、図2及び図3に示すように、基板20上に順次積層されたバックゲート層30、メモリ層40、選択トランジスタ層50、及び配線層60を有する。バックゲート層30は、バックゲートトランジスタBTrとして機能する。メモリ層40は、メモリトランジスタMTr1〜MTr8として機能する。選択トランジスタ層50は、ドレイン側選択トランジスタSDTr、及びソース側選択トランジスタSSTrとして機能する。配線層60は、ソース線SL、及びビット線BLとして機能する。
バックゲート層30は、図2及び図3に示すように、バックゲート導電層31を有する。バックゲート導電層31は、バックゲート線BG、及びバックゲートトランジスタBTrのゲートとして機能する。バックゲート導電層31は、基板20と平行なロウ方向及びカラム方向に2次元的に、板状に広がるように形成される。バックゲート導電層31は、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
バックゲート層30は、図3に示すように、メモリゲート絶縁層43、及び連結半導体層44Bを有する。メモリゲート絶縁層43は、連結半導体層44Bとバックゲート導電層31との間に設けられている。連結半導体層44Bは、バックゲートトランジスタBTrのボディ(チャネル)として機能する。連結半導体層44Bは、バックゲート導電層31を掘り込むように形成される。連結半導体層44Bは、上面からみてカラム方向を長手方向とする略矩形状に形成される。連結半導体層44Bは、1つのメモリブロックMB中でロウ方向及びカラム方向にマトリクス状に形成される。連結半導体層44Bは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
メモリ層40は、図2及び図3に示すように、バックゲート層30の上層に形成される。メモリ層40は、4層のワード線導電層41a〜41dを有する。ワード線導電層41aは、ワード線WL4、及びメモリトランジスタMTr4のゲートとして機能する。また、ワード線導電層41aは、ワード線WL5、及びメモリトランジスタMTr5のゲートとしても機能する。同様に、ワード線導電層41b〜41dは、各々、ワード線WL1〜WL3、及びメモリトランジスタMTr1〜MTr3のゲートとして機能する。また、ワード線導電層41b〜41dは、各々、ワード線WL6〜WL8、及びメモリトランジスタMTr6〜MTr8のゲートとしても機能する。
ワード線導電層41a〜41dは、その上下間に層間絶縁層(図示略)を挟んで積層される。ワード線導電層41a〜41dは、カラム方向にピッチをもってロウ方向(図3の紙面垂直方向)を長手方向として延びるように形成される。ワード線導電層41a〜41dは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
メモリ層40は、図3に示すように、メモリゲート絶縁層43、及び柱状半導体層44Aを有する。メモリゲート絶縁層43は、柱状半導体層44Aとワード線導電層41a〜41dとの間に設けられる。柱状半導体層44Aは、メモリトランジスタMTr1〜MTr8のボディ(チャネル)として機能する。
メモリゲート絶縁層43は、ワード線導電層41a〜41dの側面側からメモリ柱状半導体層44側へと、ブロック絶縁層43a、電荷蓄積層43b、及びトンネル絶縁層43cを有する。電荷蓄積層43bは、電荷を蓄積可能に構成される。
ブロック絶縁層43aは、ワード線導電層41a〜41dの側壁に所定の厚みをもって形成される。電荷蓄積層43bは、ブロック絶縁層43aの側壁に所定の厚みをもって形成される。トンネル絶縁層43cは、電荷蓄積層43bの側壁に所定の厚みをもって形成される。ブロック絶縁層43a、及びトンネル絶縁層43cは、酸化シリコン(SiO)の材料を用いる。電荷蓄積層43bは、窒化シリコン(SiN)の材料を用いる。
柱状半導体層44Aは、ワード線導電層41a〜41d、及び層間絶縁層(図示略)を貫通するように形成される。柱状半導体層44Aは、基板20に対して垂直方向に延びる。一対の柱状半導体層44Aは、連結半導体層44Bのカラム方向の端部近傍に整合するように形成される。柱状半導体層44Aは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
上記バックゲート層30及びメモリ層40において、一対の柱状半導体層44A、及びその下端を連結する連結半導体層44Bは、メモリストリングMSのボディ(チャネル)として機能するメモリ半導体層44を構成する。メモリ半導体層44は、ロウ方向からみてU字状に形成される。
上記バックゲート層30の構成を換言すると、バックゲート導電層31は、メモリゲート絶縁層43を介して連結半導体層44Bの側面及び下面を取り囲むように形成される。また、上記メモリ層40の構成を換言すると、ワード線導電層41a〜41dは、メモリゲート絶縁層43を介して柱状半導体層44Aの側面を取り囲むように形成される。
選択トランジスタ層50は、図2及び図3に示すように、ソース側導電層51a、及びドレイン側導電層51bを有する。ソース側導電層51aは、ソース側選択ゲート線SGS、及びソース側選択トランジスタSSTrのゲートとして機能する。ドレイン側導電層51bは、ドレイン側選択ゲート線SGD、及びドレイン側選択トランジスタSDTrのゲートとして機能する。
ソース側導電層51aは、メモリ半導体層44を構成する一方の柱状半導体層44Aの上層に形成される。ドレイン側導電層51bは、ソース側導電層51aと同層であって、メモリ半導体層44を構成する他方の柱状半導体層44Aの上層に形成される。ソース側導電層51a、及びドレイン側導電層51bは、カラム方向に所定ピッチをもってロウ方向に延びるように形成される。ソース側導電層51a、及びドレイン側導電層51bは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
選択トランジスタ層50は、図3に示すように、ソース側ゲート絶縁層53a、ソース側柱状半導体層54a、ドレイン側ゲート絶縁層53b、及びドレイン側柱状半導体層54bを有する。ソース側柱状半導体層54aは、ソース側選択トランジスタSSTrのボディ(チャネル)として機能する。ドレイン側柱状半導体層54bは、ドレイン側選択トランジスタSDTrのボディ(チャネル)として機能する。
ソース側ゲート絶縁層53aは、ソース側導電層51aとソース側柱状半導体層54aとの間に設けられている。ソース側柱状半導体層54aは、ソース側導電層51aを貫通するように形成されたトレンチ53aに形成される。ソース側柱状半導体層54aは、ソース側ゲート絶縁層53aの側面及び一対の柱状半導体層44Aの一方の上面に接続され、基板20に対して垂直方向に延びるように柱状に形成される。ソース側柱状半導体層54aは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
ドレイン側ゲート絶縁層53bは、ドレイン側導電層51bとドレイン側柱状半導体層54bとの間に設けられている。ドレイン側柱状半導体層54bは、ドレイン側導電層51bを貫通するように形成されたトレンチ53bに形成されている。ドレイン側柱状半導体層54bは、ドレイン側ゲート絶縁層53bの側面及び一対の柱状半導体層44Aの他方の上面に接続され、基板20に対して垂直方向に延びるように柱状に形成される。ドレイン側柱状半導体層54bは、例えば、ポリシリコン(poly−Si)の材料を用いる。
配線層60は、図2及び図3に示すように、ソース線層61、ビット線層62、及びプラグ層63を有する。ソース線層61は、ソース線SLとして機能する。ビット線層62は、ビット線BLとして機能する。
ソース線層61は、ソース側柱状半導体層54aの上面に接し、ロウ方向に延びるように形成される。ビット線層62は、プラグ層63を介してドレイン側柱状半導体層54bの上面に接し、カラム方向に延びるように形成される。ソース線層61、ビット線層62、及びプラグ層63は、例えば、タングステン等の金属の材料を用いる。
次に、図4を参照して、ワード線導電層41aの形状について詳しく説明する。なお、ワード線導電層41b〜41dは、ワード線導電層41aと同様の形状であるため、それらの説明は省略する。
ワード線導電層41aは、図4に示すように、1つのメモリブロックMBに一対設けられている。一対のワード線導電層41aは、上面からみて、櫛歯状に左右から噛み合うように配置される。このようなワード線導電層41a〜dを貫通するように、前述の柱状半導体層44aが形成されている。なお、柱状半導体層44aは、後述する工程により形成されるため、ジグザグ状に配置された第1の柱状半導体層と、この第1の柱状半導体層の間の位置に配置され、同じくジグザグ状に配置された第2の柱状半導体層とを有する。第1の柱状半導体層、第2の柱状半導体層は、その直径は略同一であるが、形状が若干異なっている。また、積層方向と垂直な水平方向において並ぶ第1の柱状半導体層の数が、その間に挟まれる第2の柱状半導体層の数よりも多い。ここで、「形状が異なっている」、とは、ここでは、一定の形状の傾向を有しているという意味であり、第1の柱状半導体層が全て同一形状を有しているという意味ではなく、第2の柱状半導体層が全て同一形状を有しているという意味でもない。
なお、この図1〜図4に示す不揮発性半導体記憶装置の製造方法は、既に本出願人により出願された特許出願により知られているので、ここでは詳細な説明は省略する。
以上のような3次元構造の不揮発性半導体記憶装置は、多数の柱状半導体層44Aを備えており、この柱状半導体層44Aは、積層されたワード線41及びその間の層間絶縁膜(図示せず)を貫通するように形成された多数のメモリホールに埋め込まれることで形成される。
ところで、このようなメモリホールは、配線と同様に、フォトリソグラフィとエッチングにより形成され、その寸法はフォトリソグラフィの解像度により左右される。また、フォトリソグラフィの解像度未満の寸法のメモリホールを形成するための手法として、いわゆる側壁転写プロセスが知られている。この側壁転写プロセスは、マスク材の側壁に側壁膜を形成した後、このマスク材を除去して、残存した側壁膜をマスクとしてエッチングを行う手法である。
メモリホールも、この側壁転写プロセスを用いて、フォトリソグラフィの解像度限界未満の寸法に形成することが可能である。しかし、従来の方法では、メモリホールの寸法や形状にバラつきが生じてしまうという問題があった。この実施の形態の製造方法によれば、この寸法や形状のバラツキを抑制することができる。
図5〜図16を参照して、本実施の形態のメモリホールの形成方法を説明する。前述のメモリ層40(被加工膜)が形成された後、そのメモリ層40の表面に、例えばBSG膜(Boron-doped silicate glass)などからなる第1ハードマスク101、例えばアモルファスシリコンからなる第2ハードマスク102、例えば窒化シリコン(SiN)からなる第3ハードマスク103、例えばTEOS膜からなる第4ハードマスク104、及び例えばアモルファスシリコンからなる第5ハードマスク105を、その順に堆積させる。ここで各ハードマスク101〜105の材料名として挙げた物質は、あくまでも一例であり、後述する加工が得られる特性であれば、別の物質が選択可能であることはいうまでもない。第1ハードマスク101、及び第2ハードマスク102は、メモリ層40を加工するためのハードマスクである。また、第3ハードマスク103、第4ハードマスク105、及び第5ハードマスク105は、メモリホールの孔径を制御するためのハードマスクである。第1〜第4ハードマスク101〜104は、全体として、被加工膜であるメモリ層40を加工するためのマスク材として機能する。また、第5ハードマスク105は、後述するように犠牲膜として作用する。
そして、フォトリソグラフィ及びRIE(Reactive Ion Etching)により、第5ハードマスク105を、図6に示すような多数の円柱状のマスクに成形する(以下、このような円柱状のマスクを、円柱状マスク105と称する)。円柱状マスク105は、図6に示すようにジグザグ状に配置されている。すなわち、図6のX軸方向の第1の列に沿って並ぶ複数の円柱状マスク105は、間隔L2で配列される。第2の列の複数の円柱状マスク105も、同様に間隔L2で並ぶが、第2の列にある1つの円柱状マスク105は、第1の列の2つの円柱状マスク105の間の位置に形成される。第1の列の円柱状マスク105と、第2の列の円柱状マスク105との間の距離L1は、距離L2よりも小さくなるように設定されている(L1<L2)。なお、フォトリソグラフィ及びRIEに加えて、ウエットエッチングを用いたスリミング工程を実行することにより円柱状マスク105の直径を小さくしてもよい。
続いて、この円柱状の第5ハードマスク105に対し、例えばBPSG(Boron-Phosphorous doped silicate glass)等のリフロー性側壁膜を減圧CVD法により堆積させる。これにより、図7及び図8に示すように、側壁膜106が第5ハードマスク105の側壁に形成される。この側壁膜106の膜厚Dは、距離L1の1/2と第5ハードマスク105の半径R5との差よりも若干大きく(D>L1/2−R5)、かつ距離L2の1/2とR5との差よりも小さく設定される(D<L2/2−R5)。これにより、第1の列にある第5ハードマスク105に沿った側壁膜106は、斜め下方向の第2の列にある第5ハードマスク105に沿った側壁膜106と接触する。
一方、同じ列(X軸方向)において並ぶ2つの第5ハードマスク105の側壁膜106は、互いに接触せず、ホールHb’を形成する。このホールHb’は、第5ハードマスク105の配列がジグザグ状であることから、図8に示すように中央部がくびれた略長方形状となる。その後、円柱状マスク105(犠牲膜)は、アルカリ溶液により除去される。図9に示すように、円柱状マスク105が除去された後には、ホールHaが形成される。
その後、例えば酸素雰囲気の800℃、10分の熱工程を施し、融点の低いBPSG膜(側壁膜106)を流動させ表面エネルギーを緩和させる。これにより、長方形状のホールHb’は、図10、図11に示すように、真円度の高いホールHbに変化する。ただし、このホールHbは、ホールHaとは大きさ・形状ともに異なるものとなる。また、ホールHbは、2つのホールHaの間に挟まれた位置に形成されるため、X方向、Y方向におけるホールHaの数は、ホールHbの数よりも多くなる。
続いて、このホールHa及びHbを有する側壁膜106(BPSG膜)をマスクとして、第4ハードマスク104、及び第3ハードマスク103、に対しRIEを実行する。これにより、ホールHa及びHbは、図12に示すように、それぞれ第2ハードマスク102の上面にまで達する。
続いて、図13に示すように、熱燐酸溶液を用いたウエットエッチング(等方性エッチング)を実行して、第3ハードマスク103をエッチングする。このウエットエッチングでは、エッチングレートの差により、第3ハードマスク103のみがエッチングされ、第4ハードマスク104及び側壁膜106は殆どエッチングされない。これにより、第3ハードマスクの側面の位置は、第4ハードマスク104及び側壁膜106の側面の位置に比べ、例えば距離dだけ後退する。この距離dにより、最終的に形成されるメモリホールの直径が決まる。
続いて、例えば窒化シリコンからなる堆積膜107を、ホールHa、Hbの内部、及び側壁膜106の表面に減圧CVD法を用いて堆積させる。ホールHa、Hbでは、第4ハードマスク104及び側壁膜106が第3ハードマスク103に比べ距離dだけ突出しているので、第4ハードマスク104及び側壁膜106の部分(ホールHa、Hbの開口部)で堆積膜107が先に閉塞し、第3ハードマスク103の部分には空洞が残る。この空洞の直径は、元のホールHa、Hbの直径の如何にかかわらず、2dとなる。
その後、例えば、窒化シリコン膜膜とTEOS膜が1対1でエッチングされる条件にてウエットエッチングを実行して、ホールHa、Hbの開口部付近の堆積膜107、側壁膜106及び第4ハードマスク104を除去する。これにより、図15、図16に示すように、ホールHaがあった部分には、ホールHcが形成され、一方、ホールHbがあった部分にはホールHdが形成される。もしホールHa、Hbの直径に有意な差があった場合であっても、ホールHc、Hdの直径はいずれも略2dとなる。ここでの距離2dは、図13で説明したウエットッチング量dで決定される。このようなホールHc、Hdを有する第3ハードマスク103及び堆積膜107をマスクとして第1ハードマスク及び第2ハードマスクに対しRIEを実行し、さらにその下方にあるメモリ層40に対しRIEを実行することにより、均一な直径を有し、しかもフォトリソグラフィの解像度未満のメモリホールを形成することができる。
ホールHcは、円柱状の円柱状マスク105に由来しており、一方、ホールHdは略矩形状のホールHb‘に由来しているので、形状の特徴は若干異なっている。しかし、図11で説明した熱工程により、ホールHa、Hbはいずれも略円形に近づいており、メモリストリングの特性として有意な差は生じない。
以上説明したように、上述の実施の形態によれば、フォトリソグラフィの解像限界未満の直径を有し且つ均一な直径及び形状を有するメモリホールを有する不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。具体的には、この実施の形態により形成されるホールHc、Hdの直径2dは、最初に形成される円柱状の円柱状マスク105の直径の60〜70%程度に縮小される。これにより、例えばEUVリソグラフィなどの最先端技術を用いなくても、微細ピッチのメモリホールを形成することが可能となり、製造プロセスのコスト抑制が可能となる。そして、形成されたメモリホールの直径及び形状にも有意なバラツキは生じない。
[第2の実施の形態]
次に、図17〜図20を参照して、第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置について説明する。この実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の全体構成は、第1の実施の形態(図1〜図4)と略同一であり、また、製造工程も、第1の実施の形態(図5〜図16)と略同一である。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態の製造工程に加えた追加の製造工程を有する点に特徴を有する。
この第2の実施の形態では、第1の実施の形態の図15の工程の後、図17に示すように、例えばTEOS膜等からなる犠牲膜108をCVD法により堆積して、ホールHc及びHdを犠牲膜108により埋める。
さらに、RIE又はウェットエッチングを施すことで、ホールHc及びHdの内部以外の犠牲膜108を除去する。
その後、図18に示すように、5keV、1e15cm−2程度の条件でボロン(B)を第2ハードマスク102の方向にイオン注入する。このとき、第3ハードマスク103及び堆積膜107が形成されていない領域(すなわち、メモリセルアレイ1の外の領域)における第2ハードマスク102にはボロンが注入される。一方、第3ハードマスク103及び堆積膜107が形成されている領域の第2ハードマスク102には、ボロン(B)はほとんど注入されない。
続いて、図19に示すように、バッファードフッ酸処理により、犠牲膜108を除去したのち、アルカリ処理を実行することにより、第2ハードマスク102をエッチングする。このとき、ホールHc、Hdの底部の第2ハードマスク102は、図18の工程によりボロンが注入されていないためエッチングされるが、それ以外の第2ハードマスク102は、ボロンが注入されたことによりエッチングレートが著しく低下し、エッチングされずに残存する。この図19の状態から、図20に示すように、残存した第3ハードマスク103、堆積膜107及び第2ハードマスク102をマスクとして、第1ハードマスク101に対しRIEを実行する。
この第2の実施の形態によれば、追加のリソグラフィ工程なしにメモリセルアレイ1の外部に第2ハードマスク102を残存させることが可能である。このため、メモリセルアレイ1の外部の第1ハードマスク101もエッチングされず残存し、更にその下のメモリ層40もエッチングされず残存する。メモリセルアレイ1の外部のメモリ層40は、階段状に加工されてコンタクトプラグを接続するためのコンタクト形成領域とされる。このため、本実施形態によれば、このようなコンタクト形成領域等を低コストで形成することが可能である。
なお、図17の犠牲膜108を形成する工程を省略し、代りに図18のイオン注入を斜めイオン注入(注入角度30度以上)とすることにより、同一の効果を得ることも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記の実施の形態の説明では、図1〜図4に示す不揮発性半導体記憶装置のメモリホールを形成する場合を例に取って説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図21〜図23に示すような変形例に係る不揮発性半導体記憶装置にも、本発明を適用することができる。この図21〜図23に示す変形例の不揮発性半導体記憶装置に本発明を適用すると、配線層数を削減することができ、また、メモリセルアレイの端部において不要なメモリホールを開口することが必要なくなるなどのメリットを享受することができる。
以下、この変形例に係る不揮発性半導体記憶装置を、図21〜図23を参照して説明する。図21は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する斜視図であり、図22は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置を例示する平面図である。図23は、図22のA−A’断面図である。
図21に示すように、この変形例に係る不揮発性半導体記憶装置においては、シリコン基板211の上層部分に不純物拡散層が形成されており、これがバックゲート212となっている。また、図21に示すように、シリコン基板211上には、絶縁膜213が設けられており、絶縁膜213上には、それぞれ複数の電極膜214と絶縁膜215とが交互に積層されている。後述するように、電極膜214は例えばポリシリコンからなり、メモリセルのコントロールゲート(CG)として機能する。一方、絶縁膜215は例えばシリコン酸化物(SiO)からなり、電極膜214同士を絶縁する層間絶縁膜として機能する。それぞれ複数の電極膜214及び絶縁膜215により、積層体219が構成されている。
積層体219上には、絶縁膜216、選択ゲート電極217及び絶縁膜218がこの順に成膜されている。選択ゲート電極217は、例えばポリシリコンからなる導電膜がY方向に沿って分断されて形成されたものであり、X方向に延びる複数本の配線状の導電部材となっている。また、電極膜214は、例えばポリシリコンからなる導電膜がY方向に沿って分断されて形成されたものであり、X方向に延びる複数本の配線状の導電部材となっている。各電極膜214は選択ゲート電極217毎に分断されており、1枚の選択ゲート電極217の直下域に、各段の電極膜14が多段に配列されている。すなわち、電極膜214は、YZ平面においてマトリクス状に配列されており、相互に離隔している。
そして、図21〜図23に示すように、積層体219並びに絶縁膜216、選択ゲート電極217及び絶縁膜218には、積層方向(Z方向)に延びる複数本の貫通ホール221が形成されている。貫通ホール221はX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されており、その配列周期は、X方向及びY方向のそれぞれにおいて一定である。1本の選択ゲート電極217には、X方向に沿って一列に配列された複数個の貫通ホール221が貫通している。従って、X方向に配列された貫通ホール221は、同一の選択ゲート電極217及び同一の電極膜214を貫いているが、Y方向に配列された貫通ホール221は、相互に異なる選択ゲート電極217及び異なる電極膜214を貫いている。また、各貫通ホール221は積層体219全体を貫いているが、バックゲート212は貫いていない。
また、絶縁膜213内には、ある貫通ホール221の下端部を、この貫通ホール221から見て、X方向に1列分、Y方向に一列分離隔した位置(以下、「斜め位置」という)に配置された他の貫通ホール221の下端部に連通させるように、連通孔222が形成されている。これにより、相互に斜め位置に配置された一対の貫通ホール221と、それらを相互に連通させる連通孔222とにより、1本の連続したU字孔223が形成されている。各貫通ホール221は、必ず連通孔222を介して他の貫通ホール221に連通されている
そして、U字孔223のうち、積層体219の内部に位置する部分の内面上には、ONO膜(Oxide Nitride Oxide film:酸化物−窒化物−酸化物膜)224が設けられている。ONO膜224においては、外側から順に、絶縁性のブロック絶縁層225、電荷蓄積層226、絶縁性のトンネル層227が積層されている。ブロック絶縁層225は絶縁膜213、電極膜214及び絶縁膜215に接している。ブロック絶縁層25及びトンネル層227は、例えばシリコン酸化物(SiO)からなり、電荷蓄積層226は、例えばシリコン窒化物(SiN)からなる。一方、U字孔223のうち、絶縁膜216、選択ゲート電極217及び絶縁膜218の内部に位置する部分の内面上には、ゲート絶縁膜228が設けられている。
U字孔223の内部には、不純物がドープされた半導体、例えば、ポリシリコンが埋め込まれている。これにより、貫通孔221の内部における積層体219内に相当する部分には、例えばポリシリコンからなるシリコンピラー231が形成されている。また、貫通孔221の内部における絶縁膜216、選択ゲート電極217及び絶縁膜218内に相当する部分には、例えばポリシリコンからなるシリコンピラー234が形成されている。シリコンピラー231の上端部はシリコンピラー234の下端部に接続されている。シリコンピラー231及び234の形状は、Z方向に延びる柱形であり、例えば円柱形である。
また、連通孔222の内部には、例えばポリシリコンからなる接続部材232が形成されている。接続部材232の形状は、Z方向に対して直交し、X方向及びY方向の双方に対して傾斜する斜め方向に延びる柱形である。接続部材232は、1本のシリコンピラー231の下端部と他の1本のシリコンピラー231の下端部とを接続している。Z方向から見て、接続部材232はX方向及びY方向の双方に沿って配列されている。接続部材232同士は、相互に電気的に離隔されている。
そして、同一のU字孔223内に形成された一対のシリコンピラー231及び接続部材232は、同じ材料、例えばポリシリコンによって一体的に形成されており、1本のU字シリコン部材233を形成している。従って、U字シリコン部材233は、その長手方向に沿って切れ目無く連続的に形成されている。また、同一のU字シリコン部材233に属する一対のシリコンピラー231、すなわち、接続部材232を介して相互に接続された一対のシリコンピラー231は、互いにX方向及びY方向に離隔しており、相互に異なる電極膜214を貫いている。また、この一対のシリコンピラー231に接続された一対のシリコンピラー234は、相互に異なる選択ゲート電極217を貫いている。
絶縁膜218上には、選択ゲート電極217が延びる方向(X方向)に対して直交した方向(Y方向)に延びる複数本のビット線BL、bBLが設けられている。ビット線BL、bBLは、例えばタングステン(W)及び窒化チタン(TiN)の積層膜によって形成されている。この他、例えばアルミニウム(Al)、銅(Cu)等からなる金属膜や、それらを含む積層膜を用いることもできる。各ビット線BLは、Y方向に沿って配列された各列のシリコンピラー234の直上域を通過するように配設されており、各シリコンピラー234の上端部に接続されている。すなわち、Y方向に沿って配列された一列のシリコンピラー234は、同一のビット線BLに接続されている。
また、上述の如く、接続部材232は、X方向及びY方向に一列ずつ離隔した位置にある一対のシリコンピラー231同士を接続するものであるため、接続部材232を含むU字シリコン部材233は、Y方向において隣り合う一対のビット線BLの間に接続されている。そして、1本のビット線BLに共通接続された複数の接続部材232は全て、他の1本のビット線BLに共通接続されている。換言すれば、装置1に形成された複数本のビット線BLは、隣り合う2本のビット線BL毎にグループ分けされており、同一グループに属するビット線BL同士は、複数本のU字シリコン部材233によって相互に接続されているが、異なるグループに属するビット線BL同士が、U字シリコン部材233によって接続されることはない。従って、同一グループに属するビット線BL間に接続された接続部材232は、ビット線BLが延びる方向、すなわち、Y方向に沿って配列されている。
また、上記の実施の形態では、3次元型のNAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明したが、積層体に対し所定の間隔でホールを作る半導体装置にも、本発明を適用することが可能である。
MA・・・メモリセルアレイ、 CC・・・制御回路、 MB・・・メモリブロック、 MU・・・メモリユニット、 MS・・・メモリストリング、 MTr1〜MTr8・・・メモリトランジスタ、 SSTr・・・ソース側選択トランジスタ、 SDTr・・・ドレイン側選択トランジスタ、 BTr・・・バックゲートトランジスタ、30・・・バックゲート層、40・・・メモリ層、50・・・選択トランジスタ層、60・・・配線層、 41a〜41d・・・ワード線導電層、 43・・・メモリゲート絶縁層、 43a・・・ブロック絶縁層、 43b・・・電荷蓄積層、 43c・・・トンネル絶縁層、 44A・・・柱状半導体層、 44B・・・連結半導体層、 51a・・・ソース側導電層、 51b・・・ドレイン側導電層、 53a・・・ソース側ゲート絶縁層、 53b・・・ドレイン側ゲート絶縁層、 54a・・・ソース側柱状半導体層、 54b・・・ドレイン側柱状半導体層、 60・・・ソース線層、 62・・・ビット線層、 63プラグ層、 101・・・第1ハードマスク、 102・・・第2ハードマスク、 103・・・第3ハードマスク、 104・・・第4ハードマスク、 105・・・第5ハードマスク、 106・・・側壁膜、 107・・・堆積膜、 108・・・犠牲膜。

Claims (7)

  1. 被加工膜の上方にマスク材を形成し、
    前記マスク材の上方に複数の柱状形状を有する犠牲膜を形成し、
    前記犠牲膜の側壁に側壁膜を形成し、
    前記犠牲膜を除去し、
    前記側壁膜を流動させ、
    前記側壁膜をマスクとして前記マスク材に複数のホールを形成し、
    前記マスク材に対し等方性エッチングを実行し、前記マスク材の側壁を前記側壁膜の側壁に対し第1の距離だけ後退させ、
    複数の前記ホールの内部に堆積膜を堆積させて、複数の前記ホールの開口部を前記堆積膜で閉塞させ、
    異方性エッチングを行って前記開口部の前記堆積膜を除去する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記犠牲膜は、前記マスク材の上方においてジグザグ状に形成されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 複数の柱状の前記犠牲膜は、第1の方向において第1の間隔をもって配置されると共に、前記第1の方向と直交する第2方向において隣接する柱状の前記犠牲膜は、前記第1の間隔よりも短い第2の間隔をもって配置される請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 第1の領域に位置する前記マスク材にイオン注入する一方、前記第1の領域を除く第2の領域に位置する前記マスク材に対するイオン注入を抑制し、
    前記第1の領域に位置する前記マスク材を残存させつつ前記2の領域の前記マスク材を除去する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記イオン注入は、前記第2の領域において犠牲膜を堆積させた後において実行される請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 導電層と絶縁層が積層方向に交互に積層された積層体と、
    前記積層体に形成され、前記積層体の平面方向においてジグザグ状に配列される複数の第1のホールと、
    前記積層体に形成され、前記積層体の平面方向においてジグザグ状に配列され且つ前記第1のホールの間に挟まれる位置に形成される複数の第2のホールと、
    を備え、
    前記第1のホールと前記第2のホールは、略等しい直径を有し、
    前記第1のホールと前記第2のホールは、前記積層方向と直交する方向における数が互いに異なる
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 前記第1のホールと前記第2のホールは、互いに異なる形状を有する請求項6記載の半導体装置。
JP2013061638A 2013-03-25 2013-03-25 半導体装置及びその製造方法 Pending JP2014187246A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061638A JP2014187246A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 半導体装置及びその製造方法
US14/142,138 US9129860B2 (en) 2013-03-25 2013-12-27 Semiconductor device and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061638A JP2014187246A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014187246A true JP2014187246A (ja) 2014-10-02

Family

ID=51568486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013061638A Pending JP2014187246A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 半導体装置及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9129860B2 (ja)
JP (1) JP2014187246A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9917099B2 (en) 2016-03-09 2018-03-13 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device having vertical channel between stacked electrode layers and insulating layers
US10573660B2 (en) 2018-03-20 2020-02-25 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP2022010277A (ja) * 2017-03-07 2022-01-14 長江存儲科技有限責任公司 半導体構造および半導体構造の形成方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160197092A1 (en) * 2015-01-06 2016-07-07 Macronix International Co., Ltd. Vertical memory devices and related methods of manufacture
US9893080B2 (en) * 2016-03-04 2018-02-13 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device having a diverse shaped columnar portion
KR102629454B1 (ko) * 2016-08-22 2024-01-26 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 장치
JP2018085160A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 東芝メモリ株式会社 半導体装置およびその動作方法
CN112885839B (zh) * 2020-06-18 2021-12-28 长江存储科技有限责任公司 三维存储器及制备方法、电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004535A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Toshiba Corp パターン形成方法
JP2009246226A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokyo Electron Ltd ホール形成方法、ホール形成装置及びプログラム
US20100120258A1 (en) * 2008-11-13 2010-05-13 Won-Kyu Kim Method for forming micro-pattern in semiconductor device
JP2010161132A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
US8153519B1 (en) * 2010-11-30 2012-04-10 Hynix Semiconductor Inc. Method for fabricating semiconductor device using spacer patterning

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5016832B2 (ja) 2006-03-27 2012-09-05 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
JP5142692B2 (ja) 2007-12-11 2013-02-13 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP5112201B2 (ja) 2008-07-11 2013-01-09 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US8644046B2 (en) 2009-02-10 2014-02-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Non-volatile memory devices including vertical NAND channels and methods of forming the same
JP5072995B2 (ja) 2010-03-24 2012-11-14 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US8455940B2 (en) 2010-05-24 2013-06-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Nonvolatile memory device, method of manufacturing the nonvolatile memory device, and memory module and system including the nonvolatile memory device
KR101773044B1 (ko) 2010-05-24 2017-09-01 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 소자 및 이의 제조 방법과, 이를 포함하는 메모리 모듈 및 시스템

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009004535A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Toshiba Corp パターン形成方法
JP2009246226A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Tokyo Electron Ltd ホール形成方法、ホール形成装置及びプログラム
US20100120258A1 (en) * 2008-11-13 2010-05-13 Won-Kyu Kim Method for forming micro-pattern in semiconductor device
JP2010161132A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
US8153519B1 (en) * 2010-11-30 2012-04-10 Hynix Semiconductor Inc. Method for fabricating semiconductor device using spacer patterning

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9917099B2 (en) 2016-03-09 2018-03-13 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device having vertical channel between stacked electrode layers and insulating layers
US10276590B2 (en) 2016-03-09 2019-04-30 Toshiba Memory Corporation Method for manufacturing a semiconductor device including a vertical channel between stacked electrode layers and an insulating layer
JP2022010277A (ja) * 2017-03-07 2022-01-14 長江存儲科技有限責任公司 半導体構造および半導体構造の形成方法
US11903195B2 (en) 2017-03-07 2024-02-13 Yangtze Memory Technologies Co., Ltd. Openings layout of three-dimensional memory device
US10573660B2 (en) 2018-03-20 2020-02-25 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device and manufacturing method thereof
US10903238B2 (en) 2018-03-20 2021-01-26 Toshiba Memory Corporation Semiconductor device and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US20140284607A1 (en) 2014-09-25
US9129860B2 (en) 2015-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8169016B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of manufacturing the same
US10748916B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device and manufacturing method thereof
US8426908B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of manufacturing the same
US8569133B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and method of manufacturing the same
US9659958B2 (en) Three-dimensional semiconductor memory device
US10177160B2 (en) Semiconductor device and method of fabricating the same
US8692314B2 (en) Non-volatile memory device and method for fabricating the same
JP2014187246A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5193551B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
JP5364342B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
US9780104B2 (en) Semiconductor memory device and method of manufacturing the same
US8643081B2 (en) Semiconductor memory device
US8390055B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
US10483277B2 (en) Semiconductor memory device and method for manufacturing the same
JP2009135324A (ja) 不揮発性半導体記憶装置、及びその製造方法
JP2018046059A (ja) 半導体装置
JP2013222785A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法
US10957702B2 (en) Semiconductor memory device
JP2019165132A (ja) 半導体記憶装置及びその製造方法
US9871055B1 (en) Vertical-type memory device
US20180175052A1 (en) Non-volatile memory device
JP2021034720A (ja) 半導体装置
JP2013102008A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
CN114068574A (zh) 半导体器件
US9613979B2 (en) Semiconductor memory device and method of manufacturing the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160105