JP2014187023A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】定着部の温度に応じて設定される供給電力比の少なくとも一つの電力比の波形が、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波と、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形である。
【選択図】図13
Description
図1に本実施例における画像形成装置の構成を示す。給紙カセット101に積載された記録紙はピックアップローラ102によって1枚だけ給紙カセット101から送出され、給紙ローラ103によってレジストローラ104に向けて搬送される。さらに記録紙はレジストローラ104によって所定のタイミングでプロセスカートリッジ105へ搬送される。プロセスカートリッジ105は、帯電手段である帯電器106、現像手段である現像ローラ107、クリーニング手段であるクリーナ108及び電子写真感光体である感光ドラム109で一体的に構成される。画像形成装置はこのような構成を備え、公知である電子写真プロセスの一連の処理によって未定着トナー像が記録紙上に形成される。感光ドラム109は帯電器106によって表面を一様に帯電された後、像露光手段であるスキャナユニット111により画像信号に基づいた像露光が行われる。スキャナユニット111内のレーザダイオード112から出射されるレーザ光(破線)は、回転するポリゴンミラー113及び反射ミラー114を経て主走査方向に、感光ドラム109の回転により副走査方向に走査される。なお、主走査方向は、記録紙が搬送される方向である副走査方向に対し直交する方向である。レーザ光の走査により感光ドラム109の表面上に2次元の潜像が形成される。感光ドラム109の潜像は現像ローラ107によってトナー像として可視化され、トナー像は転写ローラ110によってレジストローラ104から搬送されてきた記録紙上に転写される。
図2は定着装置115の概略構成断面図である。定着装置(定着部)は、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に加熱定着する部分である。定着部は商用交流電源から供給される電力によって発熱するヒータを有する。本実施例の定着装置115はセラミックヒータを加熱源としたフィルム加熱方式の装置である。ヒータホルダ201はセラミックヒータ固定兼フィルム内面ガイド用の耐熱性・断熱性・剛体部材であり、記録紙の搬送路を横断する方向(図面に垂直方向)を長手とする横長部材である。202はセラミックヒータ(以下、単にヒータとする)であり、ヒータホルダ201の下面に長手に沿って形成した溝部に嵌入して耐熱性接着剤で固定支持させた、転写材搬送路を横断する方向を長手とする横長部材である。203は円筒状の耐熱性フィルム材(エンドレスベルト、以下、定着フィルムと記す)であり、ヒータ202を取り付けたヒータホルダ201にルーズに外嵌させてある。ステー204は図2の垂直方向を長手とする剛性部材であり、ヒータホルダ201の内側に配設される。
図3は本実施例のヒータ202の電力供給制御部である駆動回路及び制御回路を示す。制御回路(電力制御部)は、温度検知素子206の検知温度に応じて商用交流電源からヒータへ供給する電力を制御する。同図中、301は画像形成装置に接続される商用の交流電源で、画像形成装置は交流電源301からの電力をヒータ202へ供給して、ヒータ202を発熱させる。ヒータ202への電力供給は、トライアック302の通電/遮断により行われる。抵抗303、304はトライアック302のためのバイアス抵抗である。また、フォトトライアックカプラ305は一次・二次間の沿面距離を確保するためのデバイスでフォトトライアック305aと発光ダイオード305bを有する。そして、フォトトライアックカプラ305の発光ダイオード305bに通電することによりトライアック302をオンさせる。抵抗306は、フォトトライアックカプラ305の電流を制限するための抵抗であり、トランジスタ307によりフォトトライアックカプラ305をオン/オフする。
図4にゼロクロス検出回路310の詳細な回路図を示す。交流電源301からの交流電圧は、図4のゼロクロス検出回路310に入力され、整流器401、402により半波整流される。本回路においては、ニュートラル(以降、Neutralと記す)側が整流されている。この半波整流された交流電圧は、抵抗403、コンデンサ404、抵抗405、406を介して、トランジスタ407のベースに入力される。これにより、Neutral側の電位がホット(以降、Hotと記す)側の電位よりも高い場合にトランジスタ407はオンとなり、Neutral側の電位がHot側の電位よりも低くなるとトランジスタ407はオフとなる。フォトカプラ409は、一次・二次間の沿面距離を確保するための素子であり、抵抗408、410は、フォトカプラ409に流れる電流を制限するための抵抗である。Neutral側の電位がHot側の電位より高くなるとトランジスタ407はオンするため、フォトカプラ409内の発光ダイオード409aは消灯し、フォトトランジスタ409bはオフしてフォトカプラ409の出力電圧はハイ(High)となる。一方、Neutral側の電位がHot側の電位より低くなるとトランジスタ407はオフするのでフォトカプラ409内の発光ダイオード409aが発光し、フォトトランジスタ409bはオンしてフォトカプラ409の出力電圧はロー(Low)となる。このフォトカプラ409の出力が抵抗412を介してゼロクロス(ZEROX)信号としてCPU309に報知される。
図5は、本実施例に係る電流検出回路313の構成を説明するブロック図、図6は、この電流検出回路313の動作を説明するための波形図である。図6の601に示す波形のようにヒータ202に電流Iが流されると、電流検出トランス312によって、その電流波形が二次側で電圧変換される。この電流検出トランス312の電圧出力をダイオード501a,503aによって整流する。この回路には負荷抵抗として抵抗502a,504aを接続している。図6の603は、このダイオード503aによって半波整流された電圧の波形を示す。この電圧波形は、抵抗505aを介して乗算器506aに入力される。この乗算器506aは、図6の604で示すように、2乗した電圧波形を出力する。この2乗された波形は、抵抗507aを介してオペアンプ509aの−端子に入力される。このオペアンプ509aの+端子には、抵抗508aを介してリファレンス電圧584aが入力されており、帰還抵抗560aにより反転増幅される。なお、このオペアンプ509aは片電源から電源が供給されているものとする。
(位相制御の長所と短所)
次にヒータ202の電力制御方式である位相制御と波数制御について説明する。図7に位相制御の場合のヒータ印加電圧、ゼロクロス信号、ヒータ駆動信号の例を示す。ゼロクロス信号は交流電源の正から負、負から正に切り替わるポイント(ゼロクロスポイント)で論理が切り替わる。CPU309がゼロクロス信号の立ち上がり及び立ち下がりエッジからta時間後にヒータ駆動信号をオンすると、図7の斜線で示した部分でヒータ202に電流が流れ電力が供給される。なお、ヒータ202をオンした後、次のゼロクロスポイントでヒータ202への通電はオフされるので、再びゼロクロス信号のエッジから時間ta後にヒータ駆動信号をオンすることにより、次の半波でもヒータ202に同じ電力が供給される。また時間taと異なる時間tb後にヒータ駆動信号をオンするとヒータ202への通電時間が変わるため、ヒータ202への供給電力を変化させることができる。
図8に波数制御の場合のヒータ印加電圧、ゼロクロス信号、ヒータ駆動信号の例を示す。波数制御では交流電源の1半波単位でオン/オフ制御を行うので、オンする時はゼロクロス信号のエッジとともにヒータ駆動信号をオンする。そして例えば12半波を制御の1周期(一制御周期)とし、一制御周期の中でオンする半波の数を変えていくことで、ヒータ202への供給電力を制御している。図8は12半波のうち6半波をオンしているため、ヒータ202への供給電力は50%となる。なおここではヒータ駆動信号をオンする場合は連続する2半波をオンすることとする。波数制御ではヒータ202のオン/オフが常にゼロクロスポイントで行われるため位相制御のような電流の急激な立ち上がりエッジがなく高調波電流は非常に少ない。一方、電流は1半波単位で流れるため、電流の変化量は大きく、変化周期も長いためフリッカへの影響が大きい。そこで、一制御周期内でオンする半波の位置(制御パターン)を工夫することで電流の変動周期を短くしフリッカへの影響ができるだけ少なくなるようにしている。
本実施例では、波数制御のように交流電源の複数の交流半波(以下、単に半波とする)を一制御周期とし、その中の一部の半波を位相制御、残りの半波を波数制御で行うような制御を行う。また、電力を供給している正の半波を正の通電サイクル、同じく負の半波を負の通電サイクル、電力を供給していない半波を非通電サイクルとして定義する。このような制御方式では、特に位相制御が毎半波行われなくなるので、流れる高調波電流を低減させることができる。一方、位相制御によって短い制御周期であっても供給電力を多段階に制御できるため、通常の波数制御に対して制御周期を短くできるので電流の変動周期が短くなり、フリッカの低減もしやすくなる。しかし、電流検出トランス312で電圧変換した波形は、素子固有の特性により波形の歪を生じてしまう。特に電流実効値を検出する場合、波形の歪によって実効値が変化してしまい、電流検出精度が低下してしまう。電流検出トランス312で生じる歪量は、一次側入力波形の振幅、位相角、周波数などによって異なる。特に一次側の負荷が急激に変動する場合、電流検出トランス312で生じる歪量は大きくなる。
図9と図10に位相制御と波数制御を組み合わせた方式の、ヒータ電力制御のパターン例を示す。図9には本実施例の制御パターンの効果を説明するため、比較例の制御パターン例を示している。図10は本実施例におけるヒータ電力制御の制御パターン例を示す。図9、図10では4全波(=8半波)を一制御周期とし、そのうち6半波を波数制御、2半波を位相制御で制御している。ヒータ供給電力の0%から100%までの間を12分割し、それぞれについてヒータ202のオンする位置(制御パターン)を定めている。例えば図9中、電力デューティ1/12(=8.3%)の場合は1半波目と2半波目の電力デューティが33.3%になるように位相制御する。その他の6半波の波数制御部分はすべてオフとすることで、一制御周期において約8.3%の電力が供給される。例えば半波の電力デューティが33.3%になるように位相制御するには、供給する電力比(dutyD(%))に対応した位相角(α(°))に換算しCPU309がトランジスタ307にヒータ駆動信号(オン信号)を送出する。例えば、下記の表1のようなデータをCPU309内に有しており、CPU309はこの制御表に基づき制御を行う。
図11は電流検出トランス312によって生じる歪の補正方法を説明するための等価回路図を示している。歪のない理想的な変圧器に対して、一次インダクタンスLP、一次巻線漏洩インダクタンスLl1の影響を加味した回路図になっている。本実施例を説明するために行ったシミュレーションでは、一次側及び二次側巻線抵抗、浮遊容量、鉄損の影響は少ないため、等価回路図から省略している。なお、Vは電源電圧、Vinは電流検出トランス312の入力電圧、Rhは発熱体抵抗、n2ZLは二次側付加抵抗×電流検出トランス312の巻線比の二乗値である。
図12(a)及び図13(a)には図11の等価回路図を使用したシミュレーション波形を示す。ここでは、図9及び図10の制御パターンについて、電力デューティ7/12(=58.3%)の波形に注目して説明を行う。
図12(a)及び図12(b)では比較例として示した制御パターンの電流検出トランス312による波形歪が、図6の606に示すHCRRT信号に与える影響、すなわち電流検出に与える影響を説明する。電流検出トランス312による歪や電流検出の誤差のない状態のHCRRT信号は、電流検出トランス一次側の電流実効値の二乗値若しくは一次側の負荷(ヒータ)に供給される電力に比例する値となる。しかし、電流検出トランス一次側の負荷が変動すると、図12(a)の波形1のように、電流検出トランス312の二次側に出力される電圧波形が歪んでしまう。この電圧波形の歪によって電流検出回路313の検出精度が低下してしまう。比較のため、波形2には歪の生じていない状態の電圧波形を示す。
図13(a)及び図13(b)では本実施例で提案する図10に示した制御パターン例の効果について説明を行う。図13(a)の波形3では、図11の等価回路図でシミュレーションを行った電流検出トランス312による歪をもった電圧波形を示す。比較のため、波形4には歪の生じていない状態の電圧波形を示す。図13(b)の表は、図13(a)の波形3及び波形4に対して、電流検出回路313が出力するHCRRT信号の出力値を示している。
ここで、D1はヒータへ電力を供給開始する時の所定の固定デューティ比、I1は固定デューティ比(D1)でヒータへ電力供給した時に電流検出部で検出される電流値、Ilimitは商用交流電源の定格電流から画像形成装置内のヒータ以外の負荷へ供給する電流を差し引いたヒータへ供給できる所定の許容電流値。
本実施例では、想定されるAC入力電圧範囲やヒータ202の抵抗値等を考慮すると、電力デューティ0/12〜6/12でヒータへ電力を供給しても、ヒータに流れる電流は上限電流値Ilimit以下になる。そのため電力デューティ0/12〜6/12の範囲では、精度よく電流検出する必要がない。
次に、本実施例における定着装置115の制御シーケンスについて説明する。図14は、本実施例のCPU309による定着装置115の制御シーケンスを説明するフローチャートである。ステップ1601(以下、S1601のように記す)で、CPU309は、ヒータ202への電力供給開始(ヒータの温度制御(図中、温調と記す)の開始)の要求が発生するかを判断し、要求が発生したと判断するとS1602に進む。S1602でCPU309は、想定されるAC入力電圧範囲やヒータ202の抵抗値等を考慮して、電力デューティの最大値(上限値)Dlimitを初期設定する。またCPU309には、ヒータ202に供給できる電流の上限値Ilimitが予め設定されている。S1603でCPU309は、ヒータ202の温度制御を行うために、ヒータ202に供給する電力(電力デューティ(%))Dを決定する。CPU309は、ヒータ202が設定されている所定温度になるようTH信号からの情報を基に、例えばPI制御(proportional plus integral control)によりヒータ202に供給する電力デューティ(電力比)Dを決定する。なお、所定温度はCPU309に設定されているものとする。
I_K=If_K×(F_K)/50
と表すことができる。
図15は本実施例のヒータ202の駆動回路、制御回路及び画像形成装置に電力を供給する電源回路を示している。本実施例では、電流検出トランス1712が、ヒータ202を流れるヒータ電流Ihと、低圧電源(電源回路)1702の力率改善回路PFC1701(以下、単にPFCとする)に流れるPFC電流Ipfcの、合成電流を検出する位置に設置されている。すなわち、画像形成装置は、商用交流電源からヒータへの電力供給路の途中で分岐したラインに接続されている電源回路を有し、電流検出部はヒータと電源回路の分岐位置よりも商用交流電源側の電力供給路に流れる電流を検出する。低圧電源(電源回路)はAC/DCコンバータを有する回路である。つまり電流検出回路1713は、ヒータ電流IhとPFC電流Ipfcの合成電流を検出している。本実施例では、図10の電力デューティ7/12〜9/12の制御パターン例のように、正の誤差と負の誤差を生じる制御パターンを出力している。本実施例では正の誤差をもつ電流検出結果と負の誤差をもつ電流検出結果が打ち消しあうことで、電流検出トランス1712による歪の影響を緩和する。そして、ヒータ202に供給する電流IhとPFC1701に供給する電流Ipfcの合成電流を精度良く検出する。
図16(a)及び図17(a)には図11の等価回路図を使用したシミュレーション波形を示す。ここでは、図9及び図10の制御パターンについて、電力デューティ7/12(=58.3%)の波形に注目して説明を行う。PFC1701に流れる電流Ipfcは力率100%の正弦波として、シミュレーションを行った。
図16(a)及び図16(b)では比較例として示した制御パターンの電流検出トランス1712による波形歪が、HCRRT信号に与える影響を説明する。電流検出トランス1712による歪や電流検出の誤差のない状態のHCRRT信号は、電流検出トランス一次側の電流実効値の二乗値若しくは一次側の負荷に供給される電力に比例する値となる。しかし、電流検出トランス一次側の負荷が変動すると、図16(a)の波形5のように、電流検出トランス1712の二次側に出力される電圧波形が歪んでしまう。この電圧波形の歪によって電流検出回路1713の精度が低下してしまう。比較のため、波形6には歪の生じていない状態の電圧波形を示す。
本実施例では、実施例1で説明した電流検出誤差を緩和する方法が、ヒータ電流IhとPFC電流Ipfcの合成電流を検出する際にも有効であることを説明する。図17(a)及び図17(b)では本実施例で提案する図10に示した制御パターン例の効果について説明を行う。図17(a)の波形7では、図11の等価回路図でシミュレーションした、電流検出トランス1712による歪をもった電圧波形を示す。比較のため、波形8には歪の生じていない状態の電圧波形を示す。実施例1同様、半波〔3〕は、ヒータへ電流が流れない半波(一半波全てをオフする正の半波)〔2〕の直後にオンする負の半波〔2b〕の更に次にオンする正の半波である。半波〔4〕は、ヒータへ電流が流れない半波(一半波全てをオフする負の半波)〔3b〕の直後にヒータへ電流を流す半波(オンする正の半波)である。
次に、本実施例における定着装置115の制御シーケンスについて説明する。図18は、本実施例のCPU309による定着装置115の制御シーケンスを説明するフローチャートである。実施例1と制御が共通する制御シーケンス(S2201〜S2210、S2212〜S2213)については説明を省略する。S2211では、CPU309に保存した4全波分の電流値If_1〜If_4、ゼロクロス周期T_1〜T_4に基づき電力デューティの上限値Dlimitを算出する。ここで、HCRRT信号が報知するIf_K値は、前述したように、2乗波形の商用周波数半周期分の積分値である(図6 606参照)。周波数F_K Hzにおける電流値If_Kに対して、商用周波数を特定の周波数、例えば50Hzを規準の周波数として設定しておく。電流値If_Kの50Hz換算値をI_Kとすると、
I_K=If_K×(F_K)/50
と表すことができる。
本実施例では電力デューティDが7/12〜12/12の場合、(I_1+I_2+I_3+I_4)÷4>>Ipfcが成り立つものとする。
図19は実施例3のヒータ202の駆動回路及び制御回路を示している。電流検出トランス312は、ヒータ202に通電する一次側電流を電圧変換し、二次側の電流検出回路313に入力している。電流検出回路313は図5、図6で説明をしたように、実施例1と同様の動作を行うため、説明は省略する。この電流検出トランス312の二次側出力を、位相反転回路2301を介して、電流検出回路2313に入力している。つまり正の半波電流を電流検出回路315が検出し、負の半波電流を電流検出回路2313で検出することができる。
図20は、電流検出回路2313の動作を説明するための波形図である。図20の601では、ヒータ202に電流Iが流れると、電流検出トランス312によって、その電流波形が二次側で電圧変換される。位相反転回路2301は電流検出トランス312の出力電圧を反転し、電流検出回路2313に入力する。反転後の電圧を2401に示す。図5に示すように、この反転出力をダイオード501a,503aによって整流し、負荷抵抗として抵抗502a,504aを接続している。図20の2403は、このダイオード503aによって半波整流された波形を示す。この電圧波形は、抵抗505aを介して乗算器506aに入力される。この乗算器506aは、2404で示すように、2乗した電圧波形を出力する。この2乗された波形は、抵抗507aを介してオペアンプ509aの−端子に入力される。このオペアンプ509aの+端子には、抵抗508aを介してリファレンス電圧584aが入力されており、帰還抵抗560aにより反転増幅される。なお、このオペアンプ509aは片電源から電源が供給されているものとする。
(本実施例の制御パターンの場合)
図21(a)には図11の等価回路図を使用したシミュレーション波形を示す。ここでは、図23の制御パターンについて、電力デューティ7/12(=58.3%)の波形に注目して説明を行う。電流検出トランス312による歪や電流検出の誤差のない状態のHCRRT信号では、電流検出トランス一次側の電流実効値の二乗値若しくは一次側の負荷に供給される電力に比例する値となる。しかし、電流検出トランス一次側の負荷が変動すると、図12(a)の波形1のように、電流検出トランス312の二次側に出力される電圧波形が歪んでしまう。この電圧波形の歪によって電流検出回路の精度が低下してしまう。比較のため、波形2には歪の生じていない状態の電圧波形を示す。図21(b)の表は、図21(a)の波形9及び波形10に対して、電流検出回路313及び電流検出回路2313が出力するHCRRT信号の出力値を示している。電流検出回路2313は負の半波〔1〕に対応するHCRRT信号を出力しており、電流検出回路313は半波〔2〕に対応するHCRRT信号を出力している。
図22は、本実施例のCPU309による定着装置115の制御シーケンスを説明するフローチャートである。S2601〜S2610は実施例1の図14と共通の制御なので説明を省略する。ただし、本実施例では、電流検出回路313、2313により連続する2半波で電流検出を行うので、一制御周期内の8半波で電流検出を行う。このため、本実施例ではKは8半波分をカウントするものとし、8半波分の電流検出値がメモリに保存されてから上限の電力デューティDlimitを算出するものとする。なお、後述するように電流値If_8はシーケンス上制御に取り入れるのが難しいため、S2610では「K=7」を判断条件としている。S2611でCPU309は、S2605で決定した電力デューティDが3/12以下かを判断している。電力デューティDが0/12〜3/12の電力制御パターンでは、S2612に移行する。
I_K=If_K×F/50
と表すことができる。
I_K=If_K×F/50
Dlimit=2×Ilimit÷(I_1+I_2)×D
I_K=If_K×F/50
Dlimit=2×Ilimit÷(I_5+I_6)
I_K=If_K×F/50
Dlimit=2×Ilimit÷(I_4+I_5)
F=(1/T_1+1/T_2+1/T_3)÷3
I_K=If_K×F/50
Dlimit=6×Ilimit÷(I_1+I_2+I_3+I_4+I_5+I_6)
図24は、実施例1とは異なる電流検知回路2413を用いる場合を示している。電流検知回路2413はHCRRT信号とHCRRT2信号の2つの出力を持つ。HCRRT信号は実施例1と一致するため説明を省略する。
309 CPU
312 電流検出トランス
313 電流検出回路
(2)交流電源から供給される電力によって発熱するヒータが一本のみ設けられており、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に加熱定着する定着部と、前記定着部の温度を検知するための温度検知素子と、トランスを介して前記ヒータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記ヒータに供給する電力を、交流波形における連続する所定数の半波の期間である一制御周期毎に、前記温度検知素子の検知温度及び前記電流検出部の検出電流に応じたデューティ比で電力制御する電力制御部であって、前記一制御周期の中に一半波全てをオンする半波と一半波の一部をオンする半波が混在する予め設定されたオンタイミングの電流波形で電力制御する電力制御部と、を有する画像形成装置において、オンする半波が設定されている前記デューティ比では、前記デューティ比の大きさに拘らず、前記一制御周期中に、オンする正の半波と、オンする全ての正の半波のオンタイミングと同じオンタイミングの負の半波が設定されており、一半波全てをオフする半波と、一半波全てをオンする半波と、が混在する電流波形が設定されているデューティ比の中の少なくとも一つのデューティ比で前記ヒータへ電力供給すると、前記ヒータに流れる電流波形が、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波と、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形、又は、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波と、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形となることを特徴とする画像形成装置。
(3)交流電源から供給される電力によって発熱するヒータが設けられており、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に加熱定着する定着部と、前記定着部の温度を検知するための温度検知素子と、トランスを介して前記ヒータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記ヒータに供給する電力を、交流波形における連続する所定数の半波の期間である一制御周期毎に、前記温度検知素子の検知温度及び前記電流検出部の検出電流に応じたデューティ比で電力制御する電力制御部であって、前記一制御周期の中に一半波全てをオンする半波と一半波の一部をオンする半波が混在する予め設定された電流波形が前記ヒータに流れるように前記ヒータへの電力供給路に一つのみ設けられたスイッチング素子を制御する電力制御部と、を有する画像形成装置において、オンする半波が設定されている前記デューティ比では、前記デューティ比の大きさに拘らず、前記一制御周期中に、オンする正の半波と、オンする全ての正の半波と同じ波形の負の半波が設定されており、一半波全てをオフする半波と、一半波全てをオンする半波と、が混在する電流波形が設定されているデューティ比の中の少なくとも一つのデューティ比で前記ヒータへ電力供給すると、前記ヒータに流れる電流波形が、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波と、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形、又は、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波と、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形となることを特徴とする画像形成装置。
(4)交流電源から供給される電力によって発熱するヒータが設けられており、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に加熱定着する定着部と、前記定着部の温度を検知するための温度検知素子と、トランスを介して前記ヒータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記ヒータに供給する電力を、交流波形における連続する所定数の半波の期間である一制御周期毎に、前記温度検知素子の検知温度及び前記電流検出部の検出電流に応じたデューティ比で電力制御する電力制御部であって、前記一制御周期の中に一半波全てをオンする半波と一半波の一部をオンする半波が混在する予め設定されたオンタイミングの電流波形が前記ヒータに流れるように前記ヒータへの電力供給路に一つのみ設けられたスイッチング素子を制御する電力制御部と、を有する画像形成装置において、オンする半波が設定されている前記デューティ比では、前記デューティ比の大きさに拘らず、前記一制御周期中に、オンする正の半波と、オンする全ての正の半波のオンタイミングと同じオンタイミングの負の半波が設定されており、一半波全てをオフする半波と、一半波全てをオンする半波と、が混在する電流波形が設定されているデューティ比の中の少なくとも一つのデューティ比で前記ヒータへ電力供給すると、前記ヒータに流れる電流波形が、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波と、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形、又は、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波と、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形となることを特徴とする画像形成装置。
Claims (5)
- 商用交流電源から供給される電力によって発熱するヒータを有し、記録紙に形成された未定着トナー像を記録紙に加熱定着する定着部と、
前記定着部の温度を検知する温度検知素子と、
前記温度検知素子の検知温度に応じて商用交流電源から前記ヒータへ供給する電力を制御する制御部であって、交流波形における連続する所定数の半波を一制御周期として、前記一制御周期毎に前記検知温度に応じた電力比を設定する電力制御部と、
トランスと、前記トランスを介して電流を検出する電流検出回路とを有し、商用交流電源から前記ヒータへの電力供給路に設けられており、前記電力供給路に流れる電流を検出する電流検出部と、
を有する画像形成装置において、
複数の電力比のうちの少なくとも一つの電力比の波形は、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波と、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形であるか、又は、
一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする正の半波と、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第1グループと、一半波全てをオフする半波の直後に、半波の少なくとも一部をオンする負の半波、がこの順に並ぶ第2グループと、を有する波形であることを特徴とする画像形成装置。 - 各電力比に対応する波形は、前記一制御周期中に、一半波の一部をオンする半波と、一半波全てをオフまたはオンする半波を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記電流検出回路は、交流波形の正の半波または負の半波のいずれか一方のみの電流を検出する回路であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記商用交流電源から前記ヒータへの前記電力供給路の途中で分岐したラインに接続されている電源回路を有し、
前記電流検出部は、前記ヒータと前記電源回路の分岐位置よりも商用交流電源側の前記電力供給路に流れる電流を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着部は、内面に前記ヒータが接触するエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトを介して前記ヒータと共に未定着トナー像を担持する記録紙を定着処理する定着ニップ部を形成する加圧ローラと、を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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