JP2014184351A - ダイヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整できるダイヘッドを提供する。
【解決手段】互いに向き合うように結合され、互いに向き合う面の間に長手方向に延びる開口を有するスリットを形成する第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材と、前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間に配置され、前記スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有するテーパシムと、を備えたことを特徴とするダイヘッドである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイヘッドに係り、特に大型液晶ディスプレイパネルなどのエレクトロニクス分野のパネルの製造において、被塗布物に流体を精密に塗布する際に用いられるダイヘッドに関する。
現在、大型液晶ディスプレイパネルなどのエレクトロニクス分野のパネルの製造において被塗布物に流体を精密に塗布するウェット式精密塗布方法としては、ダイコート方式が主流である。ダイコート方式とは、ダイヘッドから流体を吐出させながら、ダイヘッドと被塗布物とを相対移動させることにより、被塗布物の表面に所望の厚みの液膜を形成する方法である。
図11は、従来の一態様のダイヘッドを示す概略斜視図であり、図12は、当該ダイヘッドの分解図である。図13は、当該ダイヘッドの側面視断面図である。
図11に示すように、このダイヘッド100では、互いに向き合うように結合された第一ダイヘッド板材111及び第二ダイヘッド板材112の互いに向き合う面の間に、長手方向に延びる開口を有するスリット115が形成されている。具体的には、図12及び図13に示すように、第一ダイヘッド板材111の前記向き合う面に所定の高さを有する段差119が設けられており、第一ダイヘッド板材111及び第二ダイヘッド板材112が互いに向き合うように結合されることにより、互いに向き合う面の間に段差119の高さに対応する厚みのスリット115が形成されている。また、図12及び図13に示すように、第二ダイヘッド板材112の前記向き合う面には、スリット115内部に流体を導入するための流体導入溝116が形成されている。そして、流体導入溝116に連通する流体導入孔117が、第二ダイヘッド板材112を貫いて形成されている。
以上のような構成を有するダイヘッド100において、ポンプなどの送液装置を用いて流体導入孔117から流体が導入されると、当該流体は流体導入溝116内を両端部に向かって拡がりながらスリット115内部に導入され、スリット115の開口から長手方向に関して一様な所定の厚みで吐出される。
図14は、従来の別の態様のダイヘッドの側面視断面図である。図14に示すように、このダイヘッド100’では、第一ダイヘッド板材111’及び第二ダイヘッド板材112の互いに向き合う面の間に金属またはプラスチックから成る所定の厚みを有するシム113が配置され、第一ダイヘッド板材111及び第二ダイヘッド板材112がシム113を間に挟んで互いに向き合うように結合されることにより、互いに向き合う面の間にシム113の厚みに対応する厚みのスリット115が形成されている(特許文献1乃至3参照)。シム113の形状としては、図15(a)に示すように、長手方向に延びるベース部113aと当該ベース部113aの両端部からそれぞれ同一方向に立ち上がる側方部113bとから成る形状(特許文献2参照)や、図15(b)に示すように、ベース部113aの両端部の間の領域から側方部113bと同一方向に立ち上がる複数の櫛歯部113cが更に加えられた形状(特許文献3参照)が提案されている。
特許第3965312号公報 特開2007−275779号公報 特開2007−313417号公報
ところで、特に大型液晶ディスプレイパネルなどのエレクトロニクス分野のパネルの製造では、液膜を均一な厚みで形成することが要求されている。例えば、光学反射防止膜の製造では、100μm厚の液膜において膜厚誤差を1μm〜2μmに抑える必要がある。
しかしながら、本件発明者の知見によれば、ダイコート方式では、流体導入孔117から導入された流体は、流体導入溝116内を両端部に向かって拡がるにつれて供給圧力が徐々に弱くなるため、スリット115の開口の長手方向の両端部においては流体が相対的に吐出されにくい状況となっており、この結果、液膜の両側縁部の膜厚が薄くなってしまうという問題がある。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整できるダイヘッドを提供することにある。
本発明は、互いに向き合うように結合され、互いに向き合う面の間に長手方向に延びる開口を有するスリットを形成する第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材と、前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間に配置され、前記スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有するテーパシムと、を備えたことを特徴とするダイヘッドである。
本発明によれば、スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間にテーパシムが配置されることにより、スリットの開口の長手方向の両端部の厚みが広げられる。これにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大される。例えば、厚みが僅かに異なる複数種類のテーパシムを予め用意しておけば、テーパシムを交換することにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整することができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、第一ダイヘッド板材または第二ダイヘッド板材をテーパシムのテーパに倣うように容易に変形させることができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、スリットの開口が位置する平面から離れた側の端部と互いに向き合う第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材の面とに囲まれて形成される側方の隙間を狭くすることができる。これにより、スリット内部に導入された流体が当該側方の隙間から漏出することを防止できる。
また、本発明は、長手方向に延びるベース部と当該ベース部の両端部からそれぞれ同一方向に立ち上がる側方部とを有するシムと、前記シムを間に挟んで互いに向き合うように結合され、互いに向き合う面と前記シムとによって長手方向に延びる開口を有するスリットを形成する第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材と、前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間または前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間に配置され、前記スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有するテーパシムと、を備えたことを特徴とするダイヘッドである。
本発明によれば、スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第一ダイヘッド板材の前記向き合う面とシムの側方部との間または第二ダイヘッド板材の前記向き合う面とシムの側方部との間にテーパシムが配置されることにより、スリットの開口の長手方向の両端部の厚みが広げられる。これにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大される。例えば、厚みが僅かに異なる複数種類のテーパシムを予め用意しておけば、テーパシムを交換することにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整することができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、第一ダイヘッド板材または第二ダイヘッド板材をテーパシムのテーパに倣うように容易に変形させることができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、テーパシムの、スリットの開口が位置する平面から離れた側の端部と互いに向き合う第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材の一方の面とシムの側方部とに囲まれて形成される側方の隙間を狭くすることができる。これにより、スリット内部に導入された流体が当該側方の隙間から漏出することを防止できる。
好ましくは、前記テーパシムのテーパ角は、3°以下である。このような態様によれば、第一ダイヘッド板材または第二ダイヘッド板材をテーパシムのテーパに倣うように一層容易に変形させることができる。
また、好ましくは、前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みは、10μm以下である。このような態様によれば、スリット内部に導入された流体が側方の隙間から漏出することを一層確実に防止できる。
あるいは、好ましくは、前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みは、5μm〜10μmであり、前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面側の端部の厚みは、100μmであり、前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面から離れる方向の長さは、25mm以上である。本件発明者の実際の検証によれば、このような態様によって、スリット内部に導入された流体が側方の隙間から漏出することを一層確実に防止できる。
また、好ましくは、前記テーパシムは、前記スリットの開口の長手方向に関して外側から内側に向かうにつれても、厚みが減少する形状を有している。このような態様によれば、第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材の少なくとも一方が、テーパシムの形状に倣うことによって、スリットの開口の長手方向に関して内側ほど他方に近づくように湾曲し易くなる。この場合、スリットの開口の長手方向の中央部の厚みの増加が抑制され、スリットの開口の長手方向に関して一様な厚みで流体を吐出するための調整が容易である。
また、好ましくは、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材の少なくとも一方の前記向き合う面には、前記スリット内部に流体を導入するための流体導入溝が形成されており、当該流体導入溝に連通する流体導入孔が、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材の前記少なくとも一方に形成されている。このような態様によれば、スリット内部に流体が効果的に導入され得る。
この場合、更に好ましくは、前記流体導入孔は、前記スリットの開口の長手方向に関して中央に形成されている。このような態様によれば、スリットの開口の長手方向に関して対称的に流体を導入できる。
また、好ましくは、前記流体導入溝は、前記スリットの開口の長手方向と平行な直線状に形成されている。このような態様によれば、流体導入孔から導入された流体を、スリットの開口の長手方向に効果的に分配することができる。
あるいは、好ましくは、前記流体導入溝は、前記流体導入孔から離れるにつれて前記スリットの開口が位置する平面に近づくようなV字状に形成されている。このような態様によれば、スリットの開口の長手方向の両端部に近いほど流体導入溝からの距離が短くなるため、ダイヘッド内部での流体の流動距離がスリットの開口の長手方向に関して均一化され、スリットの開口の長手方向の両端部からも流体が吐出され易くなる。従って、スリットの開口の長手方向に関して一様な厚みで流体を吐出するための調整が容易である。
また、本発明は、一番目に前記した特徴を有するダイヘッドの形成方法であって、前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間に前記テーパシムを配置する工程と、前記第一ダイヘッド板材または前記第二ダイヘッド板材を前記テーパシムのテーパに倣うように変形させながら、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材を互いに向き合うように結合して、互いに向き合う面の間に前記スリットを形成する工程と、を備えたことを特徴とするダイヘッドの形成方法である。
また、本発明は、二番目に前記した特徴を有するダイヘッドの形成方法であって、前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間または前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間に前記テーパシムを配置する工程と、前記第一ダイヘッド板材または前記第二ダイヘッド板材を前記テーパシムのテーパに倣うように変形させながら、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材を前記シムを間に挟んで互いに向き合うように結合して、互いに向き合う面と前記シムとによって前記スリットを形成する工程と、を備えたことを特徴とするダイヘッドの形成方法である。
本発明の一態様によれば、スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間にテーパシムが配置されることにより、スリットの開口の長手方向の両端部の厚みが広げられる。これにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大される。例えば、厚みが僅かに異なる複数種類のテーパシムを予め用意しておけば、テーパシムを交換することにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整することができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、第一ダイヘッド板材または第二ダイヘッド板材をテーパシムのテーパに倣うように容易に変形させることができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、スリットの開口が位置する平面から離れた側の端部と互いに向き合う第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材の面とに囲まれて形成される側方の隙間を狭くすることができる。これにより、スリット内部に導入された流体が当該側方の隙間から漏出することを防止できる。
また、本発明の別の態様によれば、スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第一ダイヘッド板材の前記向き合う面とシムの側方部との間または第二ダイヘッド板材の前記向き合う面とシムの側方部との間にテーパシムが配置されることにより、スリットの開口の長手方向の両端部の厚みが広げられる。これにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大される。例えば、厚みが僅かに異なる複数種類のテーパシムを予め用意しておけば、テーパシムを交換することにより、スリットの開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整することができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、第一ダイヘッド板材または第二ダイヘッド板材をテーパシムのテーパに倣うように容易に変形させることができる。また、テーパシムは、スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、テーパシムの、スリットの開口が位置する平面から離れた側の端部と互いに向き合う第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材の一方の面とシムの側方部とに囲まれて形成される側方の隙間を狭くすることができる。これにより、スリット内部に導入された流体が当該側方の隙間から漏出することを防止できる。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるダイヘッドを示す概略斜視図である。 図2は、図1のダイヘッドの分解図である。 図3(a)は、図1のダイヘッドにおける第一ダイヘッド板材を示す平面図である。図3(b)は、図1のダイヘッドにおける第二ダイヘッド板材を示す平面図である。 図4は、図1のダイヘッドにおけるシムとテーパシムとを示す平面図である。 図5(a)は、図4のテーパシムを拡大して示す平面図である。図5(b)は、図4のテーパシムを拡大して示す側面視断面図である。 図6は、図1のダイヘッドにおけるスリットの開口を拡大して示す平面図である。 図7は、スリットの開口の長手方向に関して外側から内側に向かうにつれても厚みが減少する形状を有するテーパシムを説明するための平面図である。 図8は、流体導入孔から離れるにつれてスリットの開口が位置する平面に近づくようなV字状に形成された流体導入溝を説明するための平面図である。 図9は、本発明の第2の実施の形態によるダイヘッドを示す概略斜視図である。 図10は、図9のダイヘッドの分解図である。 図11は、従来の一態様のダイヘッドの概略斜視図である。 図12は、図11のダイヘッドの分解図である。 図13は、図11のダイヘッドの側面視断面図である。 図14は、従来の別の態様のダイヘッドの側面視断面図である。 図15(a)は、図14のダイヘッドにおけるシムの形状の一例を示す平面図である。図15(b)は、図14のダイヘッドにおけるシムの形状の別例を示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるダイヘッドを示す概略斜視図であり、図2は、当該ダイヘッドの分解図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態によるダイヘッド10は、長手方向に延びるベース部13aと当該ベース部13aの両端部からそれぞれ同一方向に立ち上がる側方部13bとを有するシム13と、当該シム13を間に挟んで互いに向き合うように結合され、互いに向き合う面とシム13とによって長手方向に延びる開口を有するスリット15を形成する第一ダイヘッド板材11及び第二ダイヘッド板材12と、スリット15の開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間に配置され、スリット15の開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有するテーパシム14と、を備えている。
図3(a)は、本実施の形態の第一ダイヘッド板材11の平面図であり、図3(b)は、本実施の形態の第二ダイヘッド板材12の平面図である。
図3(a)に示すように、第一ダイヘッド板材11の前記向き合う面のうち、シム13に対応する「U」字形状の領域には、締結部材用のネジ孔18bが設けられている。
一方、図3(b)に示すように、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面には、スリット15内部に流体を導入するための流体導入溝16が形成されており、流体導入溝16に連通する流体導入孔17が、第二ダイヘッド板材12を貫いて形成されている。流体導入孔17の流体導入溝16とは逆側の端部には、ポンプなどの不図示の送液装置が接続されている。また、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面のうち、シム13に対応する「U」字形状の領域には、締結部材用のネジ孔18bが設けられている。
本実施の形態では、図3(b)に示すように、流体導入孔17は、スリット15の開口の長手方向に関して中央に形成されている。これにより、送液装置から流体導入孔17を介して送液される流体が、スリット15の開口の長手方向に関して対称的にスリット15内に導入されるようになっている。また、図3(b)に示すように、流体導入溝16は、スリット15の開口の長手方向と平行な直線状に形成されている。これにより、流体導入孔17から導入された流体は、スリット15の開口の長手方向に効果的に分配されるようになっている。
図4は、本実施の形態のシム13とテーパシム14とを示す平面図である。図4に示すように、シム13は薄肉の板状を有しており、シム13のベース部13aと側方部13bとには、それぞれ締結部材用のネジ孔18bが設けられている。具体的には、例えば、ベース部13aの長手方向の長さは500mm〜1500mmであり、側方部13bの、ベース部13aの長手方向と平行な方向の長さは20mmであり、ベース部13aから立ち上がる方向の長さは50mm〜100mmである。
図5(a)は、本実施の形態のテーパシム14を拡大して示す平面図であり、図5(b)は、当該テーパシム14を拡大して示す側面視断面図である。
本実施の形態のテーパシム14の材質は、具体的にはSUSであるが、これに限定されず、アルミニウム又はエンジニアリングプラスチックであってもよい。具体的には、例えば、図5(b)に示すように、テーパシム14の、スリット15の開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みは5μm〜10μmであり、スリット15の開口が位置する平面側の端部の厚みは100μmであり、スリット15の開口が位置する平面から離れる方向の長さは25mm以上である。この時、テーパシム14のテーパ角は、3°以下である。
本実施の形態によるダイヘッド10の形成方法を具体的に説明すると、まず、図2に示すように、スリット15の開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bの間にテーパシム14が配置され、この状態で、締結部材用のネジ孔18bの各々に締結部材18a(例えば、ボルト)がネジ込まれていく。次に、各々の締結部材18aが締結部材用のネジ孔18b内に更に深く挿入され、これにより、第二ダイヘッド板材12がテーパシム14のテーパに倣うように変形されながら、第一ダイヘッド板材11及び第二ダイヘッド板材12がシム13を間に挟んで互いに向き合うように結合される。これにより、第一ダイヘッド板材11及び第二ダイヘッド板材12の互いに向き合う面とシム13とによってスリット15が形成される。
図1に示すように、テーパシム14は、スリット15の開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、第二ダイヘッド板材12はテーパシム14のテーパに倣うように容易に変形され得る。本実施の形態では、テーパシム14のテーパ角は3°以下であるので、第二ダイヘッド板材12はテーパシム14のテーパに倣うように一層容易に変形され得る。
また、図1に示すように、テーパシム14は、スリット15の開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、スリット15の開口が位置する平面から離れた側の端部と第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとに囲まれて形成される側方の隙間を狭くすることができる。これにより、スリット15内部に導入された流体が当該側方の隙間から漏出することが防止され得る。
本件発明者が、室温25℃で粘度1cP(1mPa・s)の水、及び、粘度1cP(1mPa・s)未満のアルコール液(イソプロピルアルコール、IPA)の各々を流体として用いて実際に検証したところ、前述のように、テーパシム14の、スリット15の開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みが5μm〜10μmであり、スリット15の開口が位置する平面側の端部の厚みが100μmであり、スリット15の開口が位置する平面から離れる方向の長さが25mm以上であれば、スリット15内部に導入された流体が側方の隙間から漏出することはなかった。
図6は、スリット15の開口を拡大して示す平面図である。図6に示すように、スリット15の開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間にテーパシム14が配置されていることにより、スリット15の開口の長手方向の両端部の厚みが広げられている。これにより、スリット15の開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大されるようになっている。
次に、以上のような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
不図示の送液装置を用いて流体導入孔17から流体導入溝16内に流体が導入される。導入された流体は、流体導入溝16内を長手方向の両端部に向かって拡がりながら、スリット15内部に導入される。流体導入溝16内を両端部に向かって拡がるにつれて、流体導入孔16の内面との間の摩擦により、流体の供給圧力が徐々に弱くなる。
しかしながら、本実施の形態では、図6に示すように、テーパシム14によってスリット15の開口の長手方向の両端部の厚みが広げられているため、スリット15の開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大される。これにより、スリット15の開口から長手方向に関して一様な所定の厚みで流体が吐出され得る。
スリット15の開口から流体が吐出されると共に、スリット15の開口と対向する位置を、スリット15の開口が位置する平面と平行に、被塗布物が相対移動される。被塗布物が相対移動されるにつれて、スリット15の開口から吐出された流体が被塗布物の表面に連続的に転移され、これにより、被塗布物の表面には一様な厚みの液膜が形成される。
なお、僅かに厚みが異なる複数種類(例えば3種類)のテーパシム14を予め用意しておけば、テーパシム14を交換することにより、スリット15の開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みを容易に微調整することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、スリット15の開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間にテーパシム14が配置されることにより、スリット15の開口の長手方向の両端部の厚みが広げられる。これにより、スリット15の開口の長手方向の両端部から吐出される流体の厚みが増大される。従って、スリット15の開口の長手方向に関して一様な厚みで流体を吐出するための調整が容易である。
また、本実施の形態によれば、テーパシム14は、スリット15の開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、第二ダイヘッド板材12をテーパシム14のテーパに倣うように容易に変形させることができる。また、テーパシム14は、スリット15の開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有することにより、テーパシム14のスリット15の開口が位置する平面から離れた側の端部と第二ダイヘッド板材12の前記互いに向き合う面とシム13の側方部13bとに囲まれて形成される側方の隙間を狭くすることができる。これにより、スリット15内部に導入された流体が当該側方の隙間から漏出することを防止できる。
なお、本実施の形態では、図6に示すように、テーパシム14は、スリット15の開口の長手方向に関して一様な厚みを有していたが、これに限定されず、図7に示すように、テーパシム14は、スリット15の開口の長手方向に関して外側から内側に向かうにつれても、厚みが減少する形状を有していてもよい。このような態様によれば、図7に示すように、第二ダイヘッド板材12がテーパシム14の形状に倣うことによって、スリット15の開口の長手方向に関して内側ほど第一ダイヘッド板材11に近づくように湾曲し易くなる。この場合、スリット15の開口の長手方向の中央部の厚みの増加が抑制され、スリット15の開口の長手方向に関して一様な厚みで流体を吐出するための調整が容易である。
また、本実施の形態では、図3(b)に示すように、流体導入溝16は、スリット15の開口の長手方向と平行な直線状に形成されていたが、これに限定されず、図8に示すように、流体導入溝16は、流体導入孔17から離れるにつれてスリット15の開口が位置する平面に近づくようなV字状に形成されていてもよい。このような態様によれば、スリット15の開口の長手方向の両端部に近いほど流体導入溝16からの距離が短くなるため、ダイヘッド10内部での流体の流動距離がスリット15の開口の長手方向に関して均一化され、スリット15の開口の長手方向の両端部からも流体が吐出され易くなる。従って、スリット15の開口の長手方向に関して一様な厚みで流体を吐出するための調整が容易である。
また、本実施の形態では、テーパシム14の、スリット15の開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みは5μm〜10μmであり、スリット15の開口が位置する平面側の端部の厚みは100μmであり、スリット15の開口が位置する平面から離れる方向の長さは25mm以上であった。これは、現状の加工精度では、100μm厚のSUS板をテーパ加工する際に、薄い方の端部の厚みの加工限界が5μm程度であることにも起因している。薄い方の端部の厚みの加工限界が10μm以下であれば、すなわち、スリット15の開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みが10μm以下であれば、前記実施の形態による検証結果と同じ効果を奏する。
また、本実施の形態では、図1及び図2に示すように、テーパシム14は、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間に配置されていたが、これに限定されず、第一ダイヘッド板材11の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間に配置されていてもよい。この場合、第一ダイヘッド板材11がテーパシム14のテーパに倣うように容易に変形され得る。
また、本実施の形態では、図1及び図2に示すように、テーパシム14は、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間に一枚で配置されていたが、これに限定されず、テーパシム14は、第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面とシム13の側方部13bとの間に複数枚重ねられて配置されていてもよい。この場合、複数枚重ねられた状態における全体の寸法が前述のテーパシム14の寸法を満たしていることが好ましい。
次に、図9及び図10を参照し、本発明の第2の実施の形態によるダイヘッドについて説明する。
図9及び図10に示すように、第2の実施の形態によるダイヘッド10’では、第一ダイヘッド板材11’の第二ダイヘッド板材12に向き合う面に、所定の高さを有する段差19が設けられている。段差19は平面視「U」字形状を有しており、第一ダイヘッド板材11’及び第二ダイヘッド板材12が互いに向き合うように結合されることにより、互いに向き合う面の間に段差19の高さに対応する厚みのスリット15が形成されるようになっている。
その他の構成は図1及び図2に示す第1の実施の形態と略同様である。図9及び図10において、図1及び図2に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
テーパシム14は、スリット15の開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第一ダイヘッド板材11’の段差19の表面と第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面との間に配置されている。
本実施の形態によるダイヘッド10’の形成方法を具体的に説明すると、まず、図9に示すように、スリット15の開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、第一ダイヘッド板材11’の段差19の表面と第二ダイヘッド板材12の前記向き合う面との間にテーパシム14が配置され、この状態で、締結部材用のネジ孔18bの各々に締結部材18aがネジ込まれていく。次に、各々の締結部材18aが締結部材用のネジ孔18b内に更に深く挿入され、これにより、第二ダイヘッド板材12がテーパシム14のテーパに倣うように変形されながら、第一ダイヘッド板材11’及び第二ダイヘッド板材12が互いに向き合うように結合される。これにより、第一ダイヘッド板材11’及び第二ダイヘッド板材12の互いに向き合う面の間にスリット15が形成される。
以上のような第二の実施の形態によっても、第一の実施の形態と同様の作用効果が得られる。
10 ダイヘッド
10’ ダイヘッド
11 第一ダイヘッド板材
11’ 第一ダイヘッド板材
12 第二ダイヘッド板材
13 シム
13a ベース部
13b 側方部
14 テーパシム
15 スリット
16 流体導入溝
17 流体導入孔
18a 締結部材
18b 締結部材用のネジ孔
19 段差
100 ダイヘッド
100’ ダイヘッド
111 第一ダイヘッド板材
112 第二ダイヘッド板材
113 シム
113a ベース部
113b 側方部
113c 櫛歯部
115 スリット
116 流体導入溝
117 流体導入孔

Claims (12)

  1. 互いに向き合うように結合され、互いに向き合う面の間に長手方向に延びる開口を有するスリットを形成する第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材と、
    前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間に配置され、前記スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有するテーパシムと、
    を備えたことを特徴とするダイヘッド。
  2. 長手方向に延びるベース部と当該ベース部の両端部からそれぞれ同一方向に立ち上がる側方部とを有するシムと、
    前記シムを間に挟んで互いに向き合うように結合され、互いに向き合う面と前記シムとによって長手方向に延びる開口を有するスリットを形成する第一ダイヘッド板材及び第二ダイヘッド板材と、
    前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間または前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間に配置され、前記スリットの開口が位置する平面から離れるにつれて厚みが減少するような形状を有するテーパシムと、
    を備えたことを特徴とするダイヘッド。
  3. 前記テーパシムのテーパ角は、3°以下である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のダイヘッド。
  4. 前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みは、10μm以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のダイヘッド。
  5. 前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面側とは逆側の端部の厚みは、5μm〜10μmであり、
    前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面側の端部の厚みは、100μmであり、
    前記テーパシムの、前記スリットの開口が位置する平面から離れる方向の長さは、25mm以上である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のダイヘッド。
  6. 前記テーパシムは、前記スリットの開口の長手方向に関して外側から内側に向かうにつれても、厚みが減少する形状を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のダイヘッド。
  7. 前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材の少なくとも一方の前記向き合う面には、前記スリット内部に流体を導入するための流体導入溝が形成されており、
    当該流体導入溝に連通する流体導入孔が、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材の前記少なくとも一方に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のダイヘッド。
  8. 前記流体導入孔は、前記スリットの開口の長手方向に関して中央に形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のダイヘッド。
  9. 前記流体導入溝は、前記スリットの開口の長手方向と平行な直線状に形成されている
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のダイヘッド。
  10. 前記流体導入溝は、前記流体導入孔から離れるにつれて前記スリットの開口が位置する平面に近づくようなV字状に形成されている
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のダイヘッド。
  11. 請求項1に記載のダイヘッドの形成方法であって、
    前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面との間に前記テーパシムを配置する工程と、
    前記第一ダイヘッド板材または前記第二ダイヘッド板材を前記テーパシムのテーパに倣うように変形させながら、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材を互いに向き合うように結合して、互いに向き合う面の間に前記スリットを形成する工程と、
    を備えたことを特徴とするダイヘッドの形成方法。
  12. 請求項2に記載のダイヘッドの形成方法であって、
    前記スリットの開口の長手方向の両端を規定する領域の各々において、前記第一ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間または前記第二ダイヘッド板材の前記向き合う面と前記シムの前記側方部との間に前記テーパシムを配置する工程と、
    前記第一ダイヘッド板材または前記第二ダイヘッド板材を前記テーパシムのテーパに倣うように変形させながら、前記第一ダイヘッド板材及び前記第二ダイヘッド板材を前記シムを間に挟んで互いに向き合うように結合して、互いに向き合う面と前記シムとによって前記スリットを形成する工程と、
    を備えたことを特徴とするダイヘッドの形成方法。
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