JP2014182189A - 光偏向器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光偏向器において製造容易化、耐衝撃性の増大、及び非正規の固有振動モードの発生抑制を図る。
【解決手段】光偏向器1は、ミラー部2を挟んで対向するように配置された1対のミアンダ型アクチュエータ4a,4bにより、ミラー部2を軸線周りに駆動するように構成される。各ミアンダ型アクチュエータ4a,4bは、端部が隣り合うように並んで配置されて圧電駆動により湾曲変形を行う複数のカンチレバー11a〜11dと、隣り合うカンチレバー11a〜11dの端部に対して折り返すように機械的に連結すると共にミラー部2の両側で対称位置に設定された折返し部12a〜12cとを有する。1対のミアンダ型アクチュエータ4a,4bにおいて対称位置に設定された折返し部のうち少なくとも1対の折返し部12cが連結梁15で連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)により創製される光偏向器に関する。
MEMSデバイスとしての光偏向器が知られている。例えば、特許文献1に開示される光偏向器は、支持枠の内側の中央部に配設されるミラー部を、両側のミアンダ型アクチュエータを介して支持枠に支持する。ここで、両側のミアンダ型アクチュエータは、基端部及び先端部をそれぞれ支持枠及びミラー部に結合した圧電変形カンチレバー部において、圧電体への電圧印加により先端部を基端部に対して変位させることにより、所定の軸線の周りのミラー部の揺動角を変化させる。
上記のミラー部が所定の軸線周りに揺動するとき、該軸線の位置や方向が変化すると、ミラー部からの走査光線は、照射先に設定した走査軌跡を描くことができず、照射領域における走査光線の走査に支障が生じる。そのため、両側のミアンダ型アクチュエータは、各々の先端が、支持枠の表面に対して法線方向及び上下方向には同一位置、左右方向には所定の対称面に対して対称位置に揃うように、制御電圧により制御される必要がある。しかしながら、両側のミアンダ型アクチュエータの製造上のばらつき等のため、両側のミアンダ型アクチュエータの先端を上記のように揃わせることは難しい。
また、両側のミアンダ型アクチュエータの構造は脆弱であって、ミアンダ型アクチュエータの各部は外部からの衝撃により大きく変位してしまう。したがって、ミアンダ型アクチュエータの各部位が外部からの衝撃により光偏向器の左右方向及び上下方向へ設定外の相対変位関係で相対変位し、ミアンダ型アクチュエータとミラー部とが干渉したり、ねじれたりして、切損や破断が起こり易い。
さらに、両側のミアンダ型アクチュエータの対称部位が対称の位置関係を保持して固有振動する正規の固有振動モードの周波数の近傍に、正規の固有振動モードとは別に、両側のミアンダ型アクチュエータの対称部位が表裏方向及び上下方向に段違いになって固有振動する非正規の固有振動モードの周波数が存在する。このため、両側のミアンダ型アクチュエータを正規の固有振動モードの周波数に対応する制御電圧で制御しているにもかかわらず、非正規の固有振動モードで異常振動することが起こり易い。
特許文献2は、これらの問題に対処して、ダンパ部材を備える光偏向器を開示する。詳しくは、この光偏向器では、所定の粘度又は塗布後の加熱や紫外線照射により粘度が増大するゲル材料が、各ミアンダ型アクチュエータの圧電変形カンチレバー部に塗布されて、ダンパ部材を形成するようにしている。
特許第4926596号公報 特開2012−123364号公報
特許文献2の光偏向器は、ダンパ部材により衝撃を緩和したり、ミアンダ型アクチュエータの上下方向の運動を抑制したりするものの、ミアンダ型アクチュエータの幅狭の圧電変形カンチレバー部に裏側からゲル材等を線状に塗布していくので、製造が煩雑となり、コストも増大する。また、この光偏向器は、両側のミアンダ型アクチュエータに対して個々にダンパ部材を付加するので、両側のミアンダ型アクチュエータにおけるダンパ部材の粘度のばらつきやミアンダ型アクチュエータ自体の製造のばらつきのために、両側のミアンダ型アクチュエータの先端側が、相互の対称性を保持しつつ、ミラー部を操作することが難しい。
本発明の目的は、製造が容易で、耐衝撃性が増大し、非正規の固有振動モードの発生を抑制できる光偏向器を提供することである。
本発明の光偏向器は、反射面を有するミラー部と、前記ミラー部を挟んで対向するように配置された1対の圧電アクチュエータとを備え、各圧電アクチュエータの一端が前記ミラー部に連結され、該1対の圧電アクチュエータにより前記ミラー部を第1軸線の周りに駆動するように構成された光偏向器であって、前記各圧電アクチュエータは、端部が隣り合うように並んで配置されて圧電駆動により湾曲変形を行う複数の圧電カンチレバーと、隣り合う圧電カンチレバーの端部に対して折り返すように機械的に連結すると共に前記ミラー部の両側で対称位置に設定された折返し部とを有し、前記1対の圧電アクチュエータにおいて前記対称位置に設定された折返し部のうち少なくとも1対の折返し部が連結梁で連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、光偏向器に外部から衝撃が加わっても、少なくとも連結梁により連結された対の折返し部同士は、連結梁の方向の距離を保持される。この結果、圧電アクチュエータの各部位が光偏向器が外部から衝撃を受けた時に、両側の圧電変形カンチレバー部が、不揃いに相対変位するのが抑制され、圧電アクチュエータとミラー部との間の干渉やねじれを回避し、切損や破断を防止できる。これにより、耐衝撃性が増大することができる。
また、連結梁により連結された対の折返し部同士が、圧電アクチュエータによるミラー部の操作中に非対称に運動することが抑制され、ミラー部及びその両側の圧電アクチュエータが非正規の固有振動モードで振動することを抑制することができる。
本発明によれば、耐衝撃性の増大や非正規の固有振動モードの発生抑制を図ることにおいて、圧電アクチュエータの幅狭の圧電変形カンチレバー部に裏側からゲル材等を線状に塗布する工程に代えて、両側の圧電アクチュエータにおいて対関係にある折返し部を連結梁により連結するだけであるので、製造が容易となる。
好ましくは、前記連結梁は、前記ミラー部に最も近い1対の折返し部を連結している。
圧電アクチュエータによるミラー部の操作中、圧電アクチュエータにおいて最大変位する折返し部は、ミラー部に最も近い折返し部である。これによれば、連結梁がミラー部に最も近い1対の折返し部を連結することにより、両側の圧電アクチュエータによるミラー部の操作中の両側の圧電アクチュエータの運動の対称性を効率的に保持することができる。
好ましくは、折返し部の複数の対のうち、前記第1軸線に対して直交する方向において前記ミラー部に対して前記連結梁で連結された折返し部とは反対側にある対の折返し部が別の連結梁で連結されている。
これによれば、連結梁及び別の連結梁がミラー部の両側に配設されることになるので、連結梁及び別の連結梁の配列方向における圧電アクチュエータの運動が安定化し、ミラー部の揺動を安定化することができる。
好ましくは、光偏向器は、前記ミラー部と前記圧電アクチュエータとの間に介在し前記圧電アクチュエータの先端部が外周側に結合する可動支持枠と、前記可動支持枠と前記ミラー部との間に介在して前記ミラー部を前記第1軸線とは直角の第2軸線の周りに揺動させる内側アクチュエータとを備える。
これによれば、ミラー部の向きを二次元で制御する光偏向器においても、製造を容易化しつつ、耐衝撃性の増大、及び非正規の固有振動モードの発生抑制及を図ることができる。
光偏向器の斜視図。 図1の光偏向器を、正対する方向から見た図。 光偏向器のチップ構造の模式的な縦断面図。 連結梁が未装備である光偏向器において生じる各種モードにおける可動部の振動挙動を示す斜視図。 ミラー部における振動周波数と振幅との関係について実施形態の光偏向器及び従来品の光偏向器の場合を対比して示すグラフ。 アクチュエータの圧電素子層への印加電圧とミラー部の揺動角との関係について実施形態の光偏向器の場合及び従来品の場合を対比して示すグラフ。 二次元走査用の走査光を出射する光偏向器の斜視図。 図7の光偏向器を、正対する方向から見た図。
図1及び図2を参照して、光偏向器1の構造について説明する。なお、光偏向器1の可動部は、光偏向器1への制御電圧に応じて相対位置や形状が変化するが、図1及び図2は、制御電圧が光偏向器1に供給されていない時、すなわち光偏向器1の後述の圧電素子層33(図3)が電圧の無印加状態にある時の相対位置及び形状で示したものになっている。
光偏向器1は、後述の図3において説明するように、MEMS技術を用いて製造される。光偏向器1は、中心に配置されるミラー部2、ミラー部2を外側から包囲する矩形枠3、及び矩形枠3の内側にかつ矩形枠3の長辺方向にミラー部2を挟んで対向するように配置されたミアンダ型アクチュエータ4a,4bを備えている。
反射面5は、ミラー部2の表側(図2において見えている側を光偏向器1の表側、後ろの見えない側を光偏向器1の裏側と定義する。)に形成される。この光偏向器1では、ミラー部2は矩形であり、反射面5の形状も、ミラー部2の形状に合わせて矩形になっているが、反射面5の形状は、ミラー部2の形状と異ならせて、例えば円にすることもできる。反射面5の形状を円にする場合は、該円の中心は、ミラー部2の中心、すなわち矩形のミラー部2の2つの対角線の交点に設定する。
光偏向器1の各部素子の相対位置関係を説明する便宜上、直交座標のx軸,y軸及びz軸を定義する。x軸,y軸及びz軸が交わる原点oは、光偏向器1が非作動状態(後述の圧電素子層33に電圧が印加されていない状態)にあるときのミラー部2の位置の中心に設定される。x軸及びy軸は、それぞれ矩形枠3の長辺方向及び短辺方向に平行に設定され、z軸は光偏向器1の表裏方向に設定される。光偏向器1が非作動状態にある時、光偏向器1は、y−z平面に対して左右対称構造になるように、設計されている。
圧電式の1対のミアンダ型アクチュエータ4a,4bは、x軸方向にミラー部2の両側に配設される。ミアンダ型アクチュエータ4a,4bは、y−z平面に対して対称構造になっているので、ミアンダ型アクチュエータ4aの構造についてのみ説明し、ミアンダ型アクチュエータ4bの構造の説明は省略する。
ミアンダ型アクチュエータ4aは、矩形枠3の短辺部に近い方から順番にカンチレバー11a〜11d及び折返し部12a〜12cを有している。カンチレバー11a〜11dは、それらに装備される圧電素子層33(図3)が電圧の無印加状態にある時では、湾曲することなく、直線になっている。カンチレバー11a〜11dは、端部が隣り合うように並んで配置されるように、長手方向をy軸方向に揃えて、相互に平行にx軸方向に配列されている。
折返し部12a,12cはカンチレバー11a〜11dの配列に対してy軸方向正側(図2において上側)に位置し、折返し部12bはカンチレバー11a〜11dの配列に対してy軸方向負側(図2において下側)に位置する。折返し部12a〜12c全体としては、隣り合う11a〜11dの端部に対して折り返すように機械的に連結する。この結果、ミアンダ型アクチュエータ4aは、両端間においてカンチレバーと折返し部とを交互に連ねた構造になる。カンチレバー11aの基端部は、矩形枠3のy軸方向負側の長辺部のx軸方向負側(図2において左側)の端部に結合している。カンチレバー11dの先端部は、ミラー部2のx軸方向負側の辺部のy軸方向負側の端部に結合している。
連結梁15は、長手方向をx軸方向に揃えて、ミラー部2に対してy軸方向正側に配置され、x軸方向の両端部をミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12cに連結している。連結梁16は、長手方向をx軸方向に揃えて、ミラー部2に対してy軸方向負側に、すなわち、連結梁15とは反対側に配置され、x軸方向の両端部をミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12bに結合している。ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12a同士、折返し部12b同士及び折返し部12c同士は、光偏向器1の非作動中(圧電素子層33への電圧無印加中)、ミラー部2の両側で対称位置関係を設定されている折返し部の対となっている。各対におけるx軸方向距離は、折返し部12cの対の距離が最小になっており、折返し部12cの対、折返し部12bの対、及び折返し部12aの対の順番に増大する。
電極パッド6a,6bは、矩形枠3の表側の面の短辺部のy軸方向負側の端部に設けられ、それぞれミアンダ型アクチュエータ4a,4bへ供給する制御電圧を供給される。レーザ光源8は、原点oへ向けて、光線Laを出射する。光線Laは、反射面5において原点oにおける反射面5の法線の向きに応じた反射角度で反射し、走査光線Lbとなって照射先へ向かう。
なお、典型的には、光線Laは、進路をz軸に設定され、z軸上のビームスプリッタ(図示せず)を直進で通過して、反射面5において反射する。そして、光線Laが反射面5で反射して生成された走査光線Lbが、該ビームスプリッタの方へ進み、該ビームスプリッタのハーフミラーにおける反射より向きを90°変更されてから照射先へ向かう。この場合は、ハーフミラーで反射した走査光線Lbは、該ハーフミラーの反射面に対して45°で傾斜する1つの平面上を進む。
図3を参照して、MEMSで創成する光偏向器1のチップ構造について説明する。光偏向器1は、表側から裏側へ(z軸方向の正側がら負側へ)順番に積層体25、SOI層26、BOX層27及びハンドル層28から成る。
積層体25は、裏側から表側へ順番に、Ti(チタン。TiOxでも可)から成る下部電極密着層31、Pt(プラチナ)から成る下部電極層32、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)から成る圧電素子層33、及びPt(プラチナ)から成る上部電極層34を有している。被覆層37は、SiO2(二酸化ケイ素)から成り、下部電極密着層31 、下部電極層32、圧電素子層33及び上部電極層34の表面を被覆している。配線層38は、被覆層37の上に形成され、一端側を電極パッド6a,6bへ接続され、被覆層37のホール内の導体を介して上部電極層34に接続される。
SOI層26はSi(ケイ素)から成る。BOX層27は酸化膜としてのSiO2(二酸化ケイ素)から成る。ハンドル層28はSi(ケイ素)から成る。接合層29はSiO2(二酸化ケイ素)から成る。支持基板20はSi(ケイ素)の層から成る。
積層体25及びSOI層26からは、MEMS構造物として、ミラー部2、矩形枠3の表側部分、ミアンダ型アクチュエータ4a,4b及び電極パッド6a,6bが作製される。ハンドル層28からは、ミラー部2の後ろ側MEMS構造物として矩形枠3の裏側部分及び環状リブ21が作製される。環状リブ21は、ミラー部2を補強して、反射面5の歪みを防止する。
内側空間40は、外側矩形枠部24の内側に画成され、表側からのSOI層26により表側空間部分を形成され、また、裏側からのBOX層27及びハンドル層28のエッチングにより裏側空間部分を形成される。内側空間40は、ミラー部2及びミアンダ型アクチュエータ4a,4bの可動部を収容しつつ、それら可動部の変位を許容する空間となっている。
連結梁15,16は、図3には図示を省略されているが、SOI層26、BOX層27及び被覆層37から構成される。連結梁15,16は、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bに対応するパターンを、基板表面にフォトリソ技術及びドライエッチング技術により、形成する時に、一緒に作製される。この結果、連結梁15,16の作製は非常に簡単となる。
反射面5は、ミアンダ型アクチュエータ4a,4b上の表面に配線パターン及び電極パッド6a,6bをAlCu膜により形成した後、フォトリソでレジストパターンを形成してから、Ti、Agを順次スパッタ成膜し、リフトオフによって形成される。
光偏向器1の全体の作用について説明する。なお、この実施形態では、光偏向器1とレーザ光源8とは光スキャナに実装され、該光スキャナは、例えば、プロジェクタ、バーコードリーダ、レーザプリンタ、レーザヘッドアンプ、又はヘッドアップディスプレイ等に装備される。
ミラー部2をx軸の周りに所定の周波数で往復揺動させるために、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの各カンチレバー11a〜11dの圧電素子層33には、電極パッド6a,6bを介して所定の周波数で振幅を変化させる制御電圧が正弦波、三角波、又は矩形波等の波形形態で供給される。ミアンダ型アクチュエータ4a,4bのカンチレバー11a〜11dにおいて、下部電極密着層31はアース電圧に維持され、電極パッド6a,6bからの制御電圧は上部電極層34に印加される。
ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの電圧制御方式は、ユニポーラ制御方式となっている。カンチレバー11は、圧電素子層33を表側の近くに有するので、圧電素子層33への印加電圧としての制御電圧により圧電駆動されると、該制御電圧の増大に連れて、表側の長さが縮小し、表側を凹に、裏側を凸になるように湾曲変形する。制御電圧=0の時は、カンチレバー11は、湾曲を解除され、直線状態に復元する。
ここで、説明の便宜上、カンチレバー11a〜11dについて、基端側から先端側へ順番に番号1〜4を付ける。カンチレバー11a〜11dの番号はそれぞれ1〜4になる。
ミアンダ型アクチュエータ4a,4bにおいて、奇数番のカンチレバー11a,11cの上部電極層34に印加される制御電圧と偶数番のカンチレバー11b,11dの上部電極層34に印加される制御電圧とは、相互に逆位相にされる。この結果、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bのカンチレバー11dの先端部は、制御電圧の周波数で表裏方向(z軸方向)に往復動し、ミラー部2は、x軸の周りに該周波数で往復揺動するように、駆動される。
次に、光偏向器1における連結梁15,16の作用について説明する前に、光偏向器1から連結梁15,16を省略した場合のミラー部2及びミアンダ型アクチュエータ4a,4bの振動挙動について説明する。図4(a)〜(c)はそれぞれモード1〜3の振動挙動の可動部(ミラー部2及びミアンダ型アクチュエータ4a,4b)の斜視図である。なお、光偏向器1から連結梁15,16を省略した構造は従来の光偏向器(従来品)の構造を意味する。
図4(a)のモード1は、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bが、ミラー部2に対してx軸方向の両側で対称の操作運動を行って、ミラー部2をx軸の周りに往復揺動させている場合の可動部の挙動モードである。光偏向器1は、モード1が正規のモードとなるように、すなわち、ミラー部2の回転軸線がx軸に一致するように、設計又は設定されている。
モード1では、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bにおいて、対称位置の部位同士は、y−z平面に対して対称位置に保持されている。したがって、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bにおいて、可動部の対称位置の部位同士はy軸方向及びz軸方向に同一位置に保持されている。
図4(b)のモード2は、両側のミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12cの対(x軸方向にミラー部2に最も近い対)が、z軸方向に逆位相で運動しているモードとなっている。
図4(c)のモード3は、両側のミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12bの対(x軸方向にミラー部2に2番目に近い対)が、z軸方向に逆位相で運動しているモードとなっている。
本実施形態の光偏向器1では、連結梁15,16が装備される。連結梁15,16は、それぞれミラー部2の往復揺動中のミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12cの対及び折返し部12bの対のx軸方向距離を固定する。この結果、光偏向器1にモード1に対応する制御電圧が供給されている場合に、可動部がモード2,3で挙動することが抑制され、可動部は正規のモード1で安定して挙動することができる。
図5は、回転軸線の周りのミラー部2の振動について周波数と振幅との関係について光偏向器1(実線)及び従来品(波線)を対比して示している。図5のモード1〜3は、図4(a)〜(c)の挙動に対応する。
図5において、従来品とは、前述したように連結梁15,16を装備しない光偏向器を意味する。従来品では、ミラー部2及びミアンダ型アクチュエータ4a,4bの可動部が、モード1と共にモード2,3の固有振動も有するので、モード1〜3の固有振動数における振幅が増大する。なお、光偏向器1及び従来品共に、モード1の低調波(1/2低調波)が存在し、その振幅も増大する。
従来品(図5の破線)では、モード2,3の固有振動が生ずる。これに対し、実施形態(図5の実線)では、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12cの対及び折返し部12bの対が、それぞれ連結梁15,16により連結されて、x軸方向間隔を固定されるので、モード2,3の固有振動が排除されている。ただし、実施形態では、連結梁15,16の追加により可動部の質量が増すので、光偏向器1におけるモード1の固有振動数は、従来品におけるモード1の固有振動数より少し低下する。
図6を参照して、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの印加電圧と回転軸線の周りのミラー部2の揺動角との関係について光偏向器1(実施形態)の場合と従来品の場合とを対比して説明する。揺動角は、x軸周りのミラー部2の回転角度と定義し、ミラー部2の反射面5の法線がz軸方向になった時のミラー部2の回転角度を0°と定義する。図5の揺動角は、各印加電圧においてミラー部2の回転角度が+側に最大になった時の回転角度を意味する。
図6では、横軸の印加電圧は、位相を考慮することなく奇数番又は偶数番の両方のカンチレバーの圧電素子層33に印加される電圧を意味する。図6の実験結果によれば、光偏向器1に連結梁15,16が付加されても、揺動角の低下は非常に小さいことが分かる。したがって、連結梁15,16が付加されても、光偏向器1の作動に支障はない。
連結梁15,16には、光偏向器1におけるモード2,3の発生防止の他に、外部から光偏向器1への衝撃を緩和する作用も存在する。すなわち、連結梁15はミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12c間のx軸方向距離を一定に保持し、連結梁16はミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12b間のx軸方向距離を一定に保持する。したがって、外部から光偏向器1へのx軸方向の衝撃に対しては、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bのカンチレバー11dとミラー部2とがx軸方向に相互に当接することが抑制され、この結果、カンチレバー11dとミラー部2との間の干渉に因る切損や破断を防止することができる。
また、連結梁15,16は、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの個々において、カンチレバー間の間隔の増減を抑制する効果があるので、外部から光偏向器1へのy軸方向の衝撃に対しても、ミラー部2がy軸方向へ変位することが抑制される、この結果、ミラー部2とカンチレバー11dとのy軸方向相対変位が抑制されるので、カンチレバー11dの先端部とミラー部2の周部との結合部範囲の破断を抑制することができる。
図7及び図8を参照して、ミラー部2を2軸の周りに揺動させて二次元走査用の走査光線を出射する光偏向器50について説明する。図1及び図2の光偏向器1では、走査光線Lbの走査方向がy軸方向のみであったのに対し、光偏向器50では、走査光線Lbの走査方向が相互に直角の二方向になる。なお、光偏向器50の場合も、光偏向器1の場合と同様に、典型的には、ビームスプリッタのハーフミラーを使用して、光偏向器50からの走査光線Lbは、進行方向を該ハーフミラーにより90°変更されてから、照射先へ向かう。
図7は光偏向器50の斜視図、図8は光偏向器50を、正対した方向から見た図になっている。光偏向器50において、図1及び図2の光偏向器1の要素と同一の要素については同符号で指示して、説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
光偏向器1に対する光偏向器50の主要な相違点は、可動支持枠としての内側支持枠60が、ミラー部2とミアンダ型アクチュエータ4a,4bとの間に介在し、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの先端部が内側支持枠60の外周側に結合していること、及び内側アクチュエータ63a,63b,64a,64bが、内側支持枠60とミラー部2との間に介在していることである。
内側支持枠60は、y軸方向には連結梁15と連結梁16との間に、x軸方向にはミアンダ型アクチュエータ4a,4bのカンチレバー11dの間に形成されている矩形空間内に配設される。反射面55は、内側支持枠60の中央部に配設される。原点oは、光偏向器50が非作動状態、すなわち制御電圧器を供給されていない時の設定位置のミラー部52の反射面55に対して、その中心に設定される。ミアンダ型アクチュエータ4a,4bのカンチレバー11dの先端部は、内側支持枠60のy軸方向負側(図8において下側)の端部のx軸方向(図8において左右方向)両側の端部(該端部は内側支持枠60の外周側に存在する)に結合する。トーションバー61a,61bは、長手方向をy軸方向に揃え、基端部を内側支持枠60に結合し、先端部をミラー部52の周部に結合している。一側の内側アクチュエータ63a,63b及び他側の内側アクチュエータ64a,64bは、長手方向をx軸方向に揃え、基端部を内側支持枠60に結合し、先端部をトーションバー61a,61bの周部にそれぞれ結合している。
電極パッド56a,56bは、矩形枠3のx軸方向両側の短辺部に設けられる。内側アクチュエータ63a,63bの制御電圧は相互に逆位相になっている。内側アクチュエータ64a,64bの制御電圧は相互に逆位相になっている。内側アクチュエータ63a,64aの制御電圧は、同一位相になっており、電極パッド56aから供給される。内側アクチュエータ63b,64bの印加電圧は、同一位相になっており、電極パッド56bから供給される。
トーションバー61a,61bは、x軸方向の負側(図8において左側)の内側アクチュエータ63a,64aとx軸方向の正側(図8において右側)の内側アクチュエータ63b,64bとにより表裏方向に逆位相で操作され、ミラー部52は、トーションバー61a,61bの軸線の周りに揺動する。また、内側支持枠60は、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bからの操作によりx軸の周りに揺動する。この結果、ミラー部52は、トーションバー61a,61bの軸線の周りの往復揺動により該軸線周りの揺動角を変化させつつ、該軸線対してミラー部52の反射面55上で直交する軸線の周りの揺動角を変化させる。こうして、走査光線Lbは、照射領域に2次元方向で走査される。
光偏向器50でも、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bは、連結梁15,16によりミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12c同士及び折返し部12b同士のx軸方向距離を固定して、耐衝撃性の増大、及び非正規の固有振動モードとしてのモード2,3の発生抑制及を図ることができる。また、連結梁15,16の作製は、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bに対応するパターンを、基板表面にフォトリソ技術及びドライエッチング技術により、形成する時に、一緒に作製されるので、製造コストも低減することができる。
以上、本発明を実施形態について説明した。ミアンダ型アクチュエータ4a,4bは「圧電アクチュエータ」の一例である。カンチレバー11a〜11dは「圧電カンチレバー」の一例である。連結梁16は「別の連結梁」の一例である。内側支持枠60は「可動支持枠」の一例である。光偏向器1において、x軸は「第1軸線」の一例である。光偏向器50において、トーションバー61a,61bの軸線は、「第2軸線」の一例である。光偏向器50では、ミラー部が第2軸線の周りに揺動するので、第1軸線は、第2軸線と直交するものの、x軸に一致せず、第2軸線の周りに揺動する軸線となる。
本発明は、実施形態に限定されることなく、種々に変形して、実施することができる。例えば、実施形態の光偏向器1,50では、ミラー部2,52を固有振動の周波数で回転軸線の周りに振動させているが、走査光線Lbのベクタスキャンにより照射先に映像を生成する用途に使用する場合には、ミラー部2を回転軸線の周りに固有振動数で揺動させることはせず、ミラー部2,52の向きを、向きごとに対応の制御電圧をミアンダ型アクチュエータ4a,4b及び内側アクチュエータ63a,63b,64a,64bへ供給する。
実施形態の光偏向器1,50は、2つの連結梁15,16を備えているが、本発明の光偏向器は、連結梁を少なくとも1つ備えればよいとする。光偏向器1,50が連結梁を1つだけ備える場合には、その連結梁は連結梁15とすることが好ましい。なぜならば、光偏向器1,50の作動中、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bにおいて変位量は、大きい方から折返し部12c,12b,12aの順番になる。変位量が大きい折返し部同士を連結梁で連結した方が、変位量が小さい折返し部同士を連結梁で連結するよりも、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの対称運動が促進される。したがって、配置スペース等の都合により、連結梁を1つだけとする場合には、連結梁15とすることが有利となる。
実施形態の光偏向器1,50では、ミアンダ型アクチュエータ4a,4bの折返し部12a同士は、連結梁により連結されていないが、連結梁15の上側のスペースを広げて、左右の折返し部12a同士を連結する連結梁を該スペースに通してもよい。
1,50・・・光偏向器、2,52・・・ミラー部、3・・・矩形枠(支持枠)、4a,4b・・・ミアンダ型アクチュエータ(圧電アクチュエータ)、5,55・・・反射面、11a〜11d・・・カンチレバー(圧電カンチレバー)、12a〜12c・・・折返し部、15・・・連結梁、16・・・連結梁(別の連結梁)、60・・・内側支持枠(可動支持枠)、63a,63b,64a,64b・・・内側アクチュエータ。

Claims (4)

  1. 反射面を有するミラー部と、前記ミラー部を挟んで対向するように配置された1対の圧電アクチュエータとを備え、各圧電アクチュエータの一端が前記ミラー部に連結され、該1対の圧電アクチュエータにより前記ミラー部を第1軸線の周りに駆動するように構成された光偏向器であって、
    前記各圧電アクチュエータは、端部が隣り合うように並んで配置されて圧電駆動により湾曲変形を行う複数の圧電カンチレバーと、隣り合う圧電カンチレバーの端部に対して折り返すように機械的に連結すると共に前記ミラー部の両側で対称位置に設定された折返し部とを有し、
    前記1対の圧電アクチュエータにおいて前記対称位置に設定された折返し部のうち少なくとも1対の折返し部が連結梁で連結されていることを特徴とする光偏向器。
  2. 請求項1記載の光偏向器において、
    前記連結梁は、前記ミラー部に最も近い1対の折返し部を連結していることを特徴とする光偏向器。
  3. 請求項2記載の光偏向器において、
    折返し部の複数の対のうち、前記第1軸線に対して直交する方向において前記ミラー部に対して前記連結梁で連結された折返し部とは反対側にある対の折返し部が別の連結梁で連結されていることを特徴とする光偏向器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の光偏向器において、
    前記ミラー部と前記圧電アクチュエータとの間に介在し前記圧電アクチュエータの先端部が外周側に結合する可動支持枠と、
    前記可動支持枠と前記ミラー部との間に介在して前記ミラー部を前記第1軸線とは直角の第2軸線の周りに揺動させる内側アクチュエータとを備えることを特徴とする光偏向器。
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