JP2014180831A - 印刷機および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷機は、ウェブWを連続的に搬送するための駆動部80、81、82、84と、駆動部の制御を行う制御部90とを備えている。制御部90は、ウェブWの搬送速度を上昇させる際に、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値が、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値よりも大きくなるように、ウェブWの加速度を調整する。
【選択図】図1
Description
ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値(以下、a1とする)が、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値(以下、a2とする)よりも大きくなるように、ウェブWの加速度を調整した。このような実施例1では、ウェブWの搬送速度を上昇させ始めるときには、ウェブWの加速度が上昇し、その後、ウェブWの加速度は一定の大きさ(1m/s2)に維持されるようにした。そして、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときには、ウェブWの加速度を低下させた。ここで、実施例1では、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度が上昇する時間は例えば5秒であり、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度が低下する時間は例えば20秒であった。すなわち、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値は0.2であるのに対し、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値は0.05であり、前者の値が後者の値よりも大きくなった。
ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値(a1)が、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値(a2)と同じ大きさとなるように、ウェブWの加速度を調整した。このような比較例1では、ウェブWの搬送速度を上昇させ始めるときには、ウェブWの加速度が上昇し、その後、ウェブWの加速度は一定の大きさ(1m/s2)に維持されるようにした。そして、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときには、ウェブWの加速度を低下させた。ここで、比較例1では、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度が上昇する時間は例えば5秒であり、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度が低下する時間も例えば5秒であった。すなわち、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値、およびウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値はそれぞれ0.2であり、両者の値は同じ大きさであった。
ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値(a1)が、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値(a2)よりも小さくなるように、ウェブWの加速度を調整した。このような比較例2では、ウェブWの搬送速度を上昇させ始めるときには、ウェブWの加速度が上昇し、その後、ウェブWの加速度は一定の大きさ(1m/s2)に維持されるようにした。そして、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときには、ウェブWの加速度を低下させた。ここで、比較例2では、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度が上昇する時間は例えば20秒であり、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度が低下する時間は例えば5秒であった。すなわち、ウェブWの搬送速度が上昇し始めるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値は0.05であるのに対し、ウェブWの搬送速度が上昇し終わるときのウェブWの加速度を時間で微分したときの値の絶対値は0.2であり、後者の値が前者の値よりも大きくなった。
11、12 ウェブロール
20 インフィード部
30 印刷ユニット
32 版胴
34 ブランケット胴
40 乾燥部
50 冷却部
60 ウェブパス部
62 コンペンセータローラ
64 コンペンモータ
70 折機
71 三角板
73 ニッピングローラ
74 鋸胴
75 折胴
80、81、82、84 駆動モータ
88 センサ
90 制御部
92 記憶部
W ウェブ
Claims (4)
- 連続的に搬送される帯状のウェブに対して印刷を行う印刷機であって、
ウェブを連続的に搬送するための駆動部と、
前記駆動部により連続的に搬送されるウェブに対して印刷を行う印刷部と、
前記駆動部の制御を行う制御部であって、ウェブの搬送速度を上昇させる際に、ウェブの搬送速度が上昇し始めるときのウェブの加速度を時間で微分したときの値の絶対値が、ウェブの搬送速度が上昇し終わるときのウェブの加速度を時間で微分したときの値の絶対値よりも大きくなるように、ウェブの加速度を調整する制御部と、
を備えた、印刷機。 - 前記印刷部により印刷が行われたウェブを、印刷された絵柄を単位とした大きさに断裁する断裁部と、
前記断裁部によるウェブの断裁位置を調整する断裁位置調整部と、
ウェブの搬送速度と前記断裁部によるウェブの断裁位置のずれ量との関係を記憶する記憶部と、
を更に備え、
前記制御部は、ウェブの搬送速度を上昇させる際に、前記記憶部に記憶された、ウェブの搬送速度と前記断裁部によるウェブの断裁位置のずれ量との関係に基づいて、前記断裁部によるウェブの断裁位置を調整するよう前記断裁位置調整部のフィードフォワード制御を行う、請求項1記載の印刷機。 - 連続的に搬送される帯状のウェブに対して印刷を行う印刷方法であって、
ウェブを連続的に搬送する工程と、
搬送されるウェブに対して印刷を行う工程と、
を備え、
ウェブの搬送速度を上昇させる際に、ウェブの搬送速度が上昇し始めるときのウェブの加速度を時間で微分したときの値の絶対値が、ウェブの搬送速度が上昇し終わるときのウェブの加速度を時間で微分したときの値の絶対値よりも大きくなるように、ウェブの加速度を調整する、印刷方法。 - 印刷が行われたウェブを、印刷された絵柄を単位とした大きさに断裁する工程を更に備え、
ウェブの搬送速度とウェブの断裁位置のずれ量との関係を記憶部に予め記憶させておき、
ウェブの搬送速度を上昇させる際に、前記記憶部に記憶された、ウェブの搬送速度とウェブの断裁位置のずれ量との関係に基づいて、フィードフォワード制御でウェブの断裁位置を調整する、請求項3記載の印刷方法。
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2013
- 2013-03-21 JP JP2013057699A patent/JP6135994B2/ja not_active Expired - Fee Related
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