JP2014179522A - シート切断治具 - Google Patents

シート切断治具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014179522A
JP2014179522A JP2013053481A JP2013053481A JP2014179522A JP 2014179522 A JP2014179522 A JP 2014179522A JP 2013053481 A JP2013053481 A JP 2013053481A JP 2013053481 A JP2013053481 A JP 2013053481A JP 2014179522 A JP2014179522 A JP 2014179522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
sheet
locking
adhesive sheet
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013053481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6114586B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Sugishita
芳昭 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2013053481A priority Critical patent/JP6114586B2/ja
Publication of JP2014179522A publication Critical patent/JP2014179522A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6114586B2 publication Critical patent/JP6114586B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】装置の大型化や、制御の複雑化を防止できるシート切断治具を提供すること。
【解決手段】シート切断治具6は、被着体WFに貼付された接着シートASを切断する切断手段5と、前記切断手段5を支持し、所定の位置を円中心とする円環形状に設けられたレールの当該円中心RCを回転中心として回転移動可能に設けられた回転体62と、前記切断手段5を前記レール61Cの円中心RC方向に付勢する付勢手段65とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、被着体に貼付された接着シートを切断するシート切断治具に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体ウェハ(以下、単に「ウェハ」という場合がある)の表面に貼付された接着シートを切断するシート切断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシート切断装置は、保護テープ(接着シート)が貼付されたウェハを支持するチャックテーブルの上方に設けられ、モータで回転駆動される回動軸と、回動軸に水平方向にスライド可能に支持されたアームと、アームの先端にブラケットを介して支持されたカッター刃(切断手段)と、ロッドの先端がブラケットに当接可能に設けられたエアシリンダとを備え、モータおよびエアシリンダでカッター刃を水平面内で移動させ、保護テープをウェハ外縁に沿って切断するように構成されている。
特開2009−125871号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のシート切断装置では、駆動機器やセンサを多数設けなければならず、装置が大型化したり、制御が複雑化したりするという不都合がある。
本発明の目的は、装置の大型化や、制御の複雑化を防止できるシート切断治具を提供することにある。
本発明のシート切断治具は、被着体に貼付された接着シートを切断するシート切断治具であって、前記接着シートを切断する切断手段と、前記切断手段を支持し、所定の位置を円中心とする円環形状に設けられたレールの当該円中心を回転中心として回転移動可能に設けられた回転体と、前記切断手段を前記レールの円中心方向に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする。
本発明のシート切断治具は、前記付勢手段の付勢力に抗して前記切断手段を所定の位置で係止可能な係止手段を備えていることが好ましい。
本発明のシート切断治具は、前記回転体を回転させたときに前記係止手段の係止を解除可能な係止解除手段を備えていることが好ましい。
本発明のシート切断治具は、前記付勢手段による前記切断手段の急激な移動を抑制する緩衝手段を備えていることが好ましい。
以上のような本発明によれば、切断手段を被着体側に付勢しながら、簡単な構成で回転体を回転させることができるので、駆動機器やセンサを多数設ける必要がなく、装置の大型化や、制御の複雑化を防止することができる。
本発明において、係止手段を設ければ、切断手段を所定の位置で係止しておくことができるので、シート切断治具をセットする際に切断手段で被着体を損傷させてしまうことを防止することができる。
さらに、係止解除手段を設ければ、回転体を回転させるだけで係止手段の係止を解除することができるので、作業者の作業負担を軽減することができる。
本発明において、緩衝手段を設ければ、切断手段の急激な移動により当該切断手段等が損傷してしまったり、接着シートの貼付状態が悪化してしまったりすることを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の側面図。 シート切断治具の部分平面図。 (A)は変形例に係るシート切断治具の部分側面図。(B)は(A)のAL線に沿うAD矢視部分断面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
図1および図2において、シート貼付装置1は、被着体としてのウェハWFを支持する支持手段2と、接着シートASをウェハWFに貼付する貼付手段3と、ウェハWFに貼付された接着シートASを切断するシート切断治具6とを備えている。
支持手段2は、リニアモータ21のスライダ22に支持された外側テーブル23と、外側テーブル23の凹部24内に設けられ、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段に連通された内側テーブル25とを備えている。外側テーブル23の上面には、シート切断治具6を位置決めする位置決め穴26が設けられるとともに、フッ素樹脂コーティングや粗面処理等の不接着処理が施されている。
貼付手段3は、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADを有する接着シートASが帯状の剥離シートRLの一方の面に仮着された原反RSを支持する支持ローラ31と、原反RSを案内する複数のガイドローラ32と、原反RSを折り返して剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離板33と、接着シートASをウェハWFに押圧する押圧ローラ34と、駆動機器としての回動モータ35によって駆動される駆動ローラ36との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ37と、剥離シートRLを回収する回収ローラ38とを備え、その全体がフレーム30に支持されている。
シート切断治具6は、接着シートASを切断する切断手段としてのカッター刃5と、カッター刃5を支持し、所定の位置を円中心RCとする円環形状に設けられたレール61Cの当該円中心RCを回転中心として回転移動可能に設けられた回転体62と、カッター刃5をレール61Cの円中心RC方向に付勢する付勢手段としてのコイルばね65と、コイルばね65の付勢力に抗してカッター刃5を所定の位置で係止可能な係止手段67と、回転体62を回転させたときに係止手段67の係止を解除可能な係止解除手段としてのスロープ61Dと、コイルばね65によるカッター刃5の急激な移動を抑制する緩衝手段としてのショックアブソーバ66とを備えている。
レール61Cは、レールベース61の中央部に形成された開口部61Aの内周面に所定の位置を円中心RCとする円環形状に設けられている。レールベース61は、下面に位置決め穴26に嵌合して位置決め可能な位置決めピン61Bと、上面に開口部61Aに沿って設けられるとともに、傾斜面を有するスロープ61Dとを備えている。
回転体62は、回転フレーム62Eと、回転フレーム62Eの左右両側にそれぞれ設けられ、レール61Cを挟み込む上下一対のローラ62Aと、回転フレーム62Eの上面に設けられ、レール61Cの円中心RCの位置から当該レール61C側に外れた位置に回転力を付与可能な取っ手62Cと、回転フレーム62Eの上面に設けられた前後一対のガイドレール63Aの各スライダ63Bに支持され、係止孔63Cが形成された引っ掛け部材63Dを支持する第1スライド部材63と、回転フレーム62Eに形成された切欠62Dを貫通するとともに、昇降部材64Aを介して第1スライド部材63に対して昇降可能に支持され、下端にカッター刃5が設けられた第2スライド部材64と、係止爪67B側を上方に付勢する第2付勢手段としてのコイルばね68と、係止手段67に支持され、係止手段67の係止を解除するときのトリガーとなるローラ69とを備えている。
コイルばね65は、一端が回転フレーム62Eの上面に設けられた支柱62Bに支持されるとともに、他端が第1スライド部材63に支持され、第1スライド部材63を介してカッター刃5をレール61Cの円中心RC方向に付勢する。
ショックアブソーバ66は、コイルばね65と平行に設けられ、一端が支柱62Bに支持されるとともに、他端が第1スライド部材63に支持されている。
係止手段67は、左面が傾斜面67Aとされ、係止孔63Cに係止可能な係止爪67Bを備えた係止部材67Cと、回転フレーム62Eの上面に設けられ、係止部材67Cを回転自在に支持する回転支持台67Dとを備えている。
ローラ69は、係止部材67Cに回転自在に支持され、ローラ69がスロープ61Dに乗り上げることで、係止爪67Bが下方に移動するようになっている。
以上のシート貼付装置1において、シート切断治具6で接着シートASを切断する手順を説明する。
先ず、原反RSを図1に示すようにセットした後、第1スライド部材63をコイルばね65の付勢力に抗して引っ張り、係止孔63C内に係止爪67Bを位置させておく。このとき、傾斜面67Aによって引っ掛け部材63Dが係止部材67Cに突き当たることを防止し、係止爪67Bを係止孔63Cに導き易くなっている。次に、駆動機器等の図示しない搬送手段でウェハWFを内側テーブル25上に載置すると、支持手段2が図示しない減圧手段を駆動し、当該ウェハWFを吸着保持した後、リニアモータ21を駆動し、外側テーブル23を左方向に移動させる。そして、ウェハWFが所定の位置に到達したことが図示しない光学センサや撮像手段等の検知手段に検知されると、貼付手段3が外側テーブル23の移動に同期して回動モータ35を駆動し、原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASが剥離板33で剥離シートRLから剥離され、剥離された接着シートASが押圧ローラ34でウェハWFおよび外側テーブル23に押圧されて貼付される。
次いで、支持手段2がリニアモータ21の駆動を停止した後、図示しない駆動機器または人手で、図1の符号AA中実線で示すように、位置決め穴26に位置決めピン61Bを嵌合させ、シート切断治具6を外側テーブル23上に載置する。これにより、カッター刃5が接着シートASに突き刺さる。この際、カッター刃5が係止手段67によって所定の位置で係止されているので、カッター刃5でウェハWFを損傷させてしまうことを防止することができる。なお、シート切断治具6を外側テーブル23上に載置した後に、昇降部材64Aを介してカッター刃5を下降させ、当該カッター刃5を接着シートASに突き刺してもよい。
そして、図示しない駆動機器または人手で、取っ手62Cを力点として回転体62をレール61Cに沿って回転させると、ローラ69がレールベース61の上面からスロープ61D上に乗り上げ、図1の符号AA中二点鎖線で示すように、係止爪67Bが係止孔63C内から抜け出し、カッター刃5がコイルばね65の付勢力によって円中心RC方向に移動し、当該カッター刃5がウェハWFの外縁に当接する。このとき、緩衝手段66によってカッター刃5の急激な円中心RC方向への移動が抑制されるので、当該カッター刃5は、レール61Cに沿う円運動を伴いながら円中心RC方向へ移動する。これにより、カッター刃5がウェハWFの外縁に勢いよく当接し、カッター刃5やウェハWFが破損してしまうことを防止できる上、カッター刃5における円中心RC側の側面で接着シートASを急激に押圧し、ウェハWFに貼付された接着シートAS部分を当該ウェハWFから剥離してしまったり、ウェハWFに貼付された接着シートAS部分に皺を形成してしまったりすることで、接着シートASのウェハWFに対する貼付状態が悪化してしまうことを防止することができる。その後、回転体62を360度以上回転させることで、カッター刃5がウェハWFの外縁に沿って移動し、接着シートASがウェハWFの外形形状に切断される。この際、カッター刃5がコイルばね65によって円中心RC方向に付勢されているので、ウェハWFの中心と円中心RCとがずれていて内側テーブル25上に吸着保持されている場合や、ウェハWFが真円でない場合でも、接着シートASをウェハWFの外縁に沿って切断することができる。
接着シートASの切断が完了すると、図示しない駆動機器または人手でシート切断治具6を上昇させ、支持手段2からシート切断治具6を取り外すとともに、上述と同様にして、係止孔63C内に係止爪67Bを位置させる。そして、接着シートASの切断により生じた不要シートを図示しないシート剥離装置または人手で外側テーブル23から剥離した後、図示しない搬送手段でウェハWFを次工程に搬送し、以降上記同様の動作が繰り返される。
以上のような本実施形態によれば、カッター刃5をウェハWF側に付勢しながら、簡単な構成で回転体62を回転させることができるので、駆動機器やセンサを多数設ける必要がなく、装置の大型化や、制御の複雑化を防止することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、図3に示すシート切断治具6Aのように、ウェハWFを支持するテーブル27に形成されるとともに、所定の位置を円中心RCとする円環形状に設けられた溝状のレール27Aの当該円中心RCを回転中心として回転体60を回転移動可能に設けてもよい。この場合、回転体60は、略120°間隔で放射したアームを有する回転フレーム60Eと、回転フレーム60Eの各アームの下面にそれぞれ設けられたローラ62Aとを備え、円中心RCを回転中心としてレール27Aに沿って回転可能に設けられている(シート切断治具6と共通部分の説明は省略する)。この際、テーブル27の上面にスロープ27Bを設ければ、係止爪67Bを係止孔63C内から抜け出させることができる。このように、レールは、凸レール、溝レール、円柱状等、任意の形状を採用することができる。
また、取っ手62Cは、円中心RCよりもレール側であれば任意の位置に設けてよく、例えば、カッター刃5の近傍や直上さらには、カッター刃5を間に挟んで円中心RCの反対側に設けてもよい。さらに、取っ手62Cにかえて、回転体60、62を回転する際に駆動機器や手を引っ掛けるための穴を設けてもよい。
切断手段は、接着シートASを切断可能な任意の構成を採用でき、例えば、レーザーカッターや水圧や風圧で切断可能なもの等で構成してもよいし、回転して切断するロータリカッタ等の他のカッター刃を採用してもよい。
さらに、切断手段を直接ウェハWFに当接させることなく、例えば、第2スライド部材64にピンや板状部材等の当接部材を設け、当該当接部材をウェハWFや内側テーブル25の外縁に当接させて接着シートASを切断するようにしてもよい。この場合、接着シートASをウェハWFの外縁からはみ出るように切断することができる。
また、カッター刃5の下端部が上端部に対して円中心RCから離れるように当該カッター刃5を第1スライド部材63に斜めに取り付け、接着シートASがウェハWFの外縁からはみ出ることのないように切断したり、カッター刃5の下端部が上端部に対して円中心RCに接近するように当該カッター刃5を第1スライド部材63に斜めに取り付け、接着シートASがウェハWFの外縁からはみ出るように切断したりしてもよい。
さらに、上方から見たカッター刃5の向き(円中心RCに対するカッター刃5の側面の位置)を変更可能にする刃先方向変更手段を設けてもよい。
また、第1スライド部材63に対してカッター刃5を揺動可能に支持する揺動手段を設け、第1スライド部材63がコイルばね65の付勢力によって円中心RC方向に移動したときに、カッター刃5がウェハWFの外縁に当接し、当該カッター刃5の下端部が上端部に対して円中心RCから離れるように構成してもよい。
さらに、カッター刃5による切断方向は、時計回転方向でもよいし、反時計回転方向でもよく、それら両方向の切断を可能にするために、カッター刃5の前後両側で接着シートASを切断可能に構成したり、ローラ69がそれら両方向から乗り上げることができるようにスロープ61D、27Bの傾斜面を2面設けたりする構成としてもよい。
また、ウェハWFを囲むようにリングフレームを配置し、当該リングフレーム上で接着シートASを切断してもよい。このとき、切断手段が係止手段から離れて円中心RC方向に移動しても、切断手段がリングフレーム上に位置するように、当該切断手段の位置決め手段を設けるとよい。
係止手段は、磁力によって切断手段を所定の位置で係止するとともに、係止解除手段によってトリガーが反応し、切断手段から係止手段が離れるように構成してもよい。
係止解除手段は、レールベース61やテーブル27の上面から突出する凸状物、ピン状物、気体を噴出してトリガーを押し上げるものの他、レールベース61やテーブル27の上面から凹む凹状物、気体を吸引してトリガーを押し下げるもの等、係止手段67の係止を解除するものであれば足りる。
また、トリガーは、ローラ69以外にピン状物、レバー状物等、係止解除手段と共動して係止手段67の係止を解除するきっかけとなるものであれば足りる。
さらに、付勢手段や第2付勢手段は、駆動機器、板ばね、ゴム、樹脂等を採用することができる。
また、緩衝手段66は、駆動機器、板ばね、ゴム、樹脂等を採用することができる。
また、剥離板33にかえて、ローラ等による剥離部材を採用してもよい。
さらに、押圧ローラ34にかえて、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等による押圧部材を採用してもよいし、エア噴き付けにより押圧する構成を採用してもよい。
被着体および接着シートASの種別や材質などは、特に限定されず、例えば、接着シートASは、基材シートBSと接着剤層ADとの間に中間層を有するものや、基材シートBSの上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材シートBSを接着剤層ADから剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、このような両面接着シートとしては、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。さらに、被着体が半導体ウェハであって、接着シートASが保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルムなどであってもよい。この際、半導体ウェハは、シリコン半導体ウェハや化合物半導体ウェハ等が例示でき、このような半導体ウェハに貼付する接着シートASは、それらに限らず、任意のシート、フィルム、テープ等、任意の用途、形状の接着シート等が適用できる。さらに、被着体が光ディスクの基板であって、接着シートASが記録層を構成する樹脂層を有したものであってもよい。以上のように、被着体としては、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂板等、その他の被着体のみならず、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、回転体は、切断手段を支持し、所定の位置を円中心とする円環形状に設けられたレールの当該円中心を回転中心として回転移動可能なもので、付勢手段は、切断手段をレールの円中心方向に付勢可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(他の手段および工程についての説明は省略する)。
また、前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
5 カッター刃(切断手段)
6、6A シート切断治具
27A レール
61C レール
60、62 回転体
61D スロープ(係止解除手段)
65 コイルばね(付勢手段)
66 ショックアブソーバ(緩衝手段)
67 係止手段
AS 接着シート
RC 円中心
WF ウェハ(被着体)

Claims (4)

  1. 被着体に貼付された接着シートを切断するシート切断治具であって、
    前記接着シートを切断する切断手段と、
    前記切断手段を支持し、所定の位置を円中心とする円環形状に設けられたレールの当該円中心を回転中心として回転移動可能に設けられた回転体と、
    前記切断手段を前記レールの円中心方向に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とするシート切断治具。
  2. 前記付勢手段の付勢力に抗して前記切断手段を所定の位置で係止可能な係止手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート切断治具。
  3. 前記回転体を回転させたときに前記係止手段の係止を解除可能な係止解除手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載のシート切断治具。
  4. 前記付勢手段による前記切断手段の急激な移動を抑制する緩衝手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のシート切断治具。
JP2013053481A 2013-03-15 2013-03-15 シート切断治具 Expired - Fee Related JP6114586B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013053481A JP6114586B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 シート切断治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013053481A JP6114586B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 シート切断治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014179522A true JP2014179522A (ja) 2014-09-25
JP6114586B2 JP6114586B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=51699163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013053481A Expired - Fee Related JP6114586B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 シート切断治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6114586B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102013795B1 (ko) * 2018-04-30 2019-08-23 ㈜토니텍 반도체 패키지용 uv 테이프 마운터장치

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060800A (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 日東電工株式会社 リングと薄板の貼着装置
JPH03297135A (ja) * 1990-04-16 1991-12-27 Nitto Denko Corp 半導体ウエハの保護テープ貼付け切抜き装置
JPH06252263A (ja) * 1993-02-22 1994-09-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 粘着テープ張り装置
JPH0924682A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Konohana:Kk 冊子類の手動式背貼り装置
JPH10112494A (ja) * 1996-08-09 1998-04-28 Lintec Corp 接着シート貼付装置
US20020083810A1 (en) * 2000-12-19 2002-07-04 Peng Neo Chee In-process tape bur monitoring
JP2006005131A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Disco Abrasive Syst Ltd 保護テープ装着方法および保護テープ装着装置
JP2007317758A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Tsubaki Seiko:Kk テープ接着装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6060800A (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 日東電工株式会社 リングと薄板の貼着装置
JPH03297135A (ja) * 1990-04-16 1991-12-27 Nitto Denko Corp 半導体ウエハの保護テープ貼付け切抜き装置
JPH06252263A (ja) * 1993-02-22 1994-09-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 粘着テープ張り装置
JPH0924682A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Konohana:Kk 冊子類の手動式背貼り装置
JPH10112494A (ja) * 1996-08-09 1998-04-28 Lintec Corp 接着シート貼付装置
US20020083810A1 (en) * 2000-12-19 2002-07-04 Peng Neo Chee In-process tape bur monitoring
JP2006005131A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Disco Abrasive Syst Ltd 保護テープ装着方法および保護テープ装着装置
JP2007317758A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Tsubaki Seiko:Kk テープ接着装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102013795B1 (ko) * 2018-04-30 2019-08-23 ㈜토니텍 반도체 패키지용 uv 테이프 마운터장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP6114586B2 (ja) 2017-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5844549B2 (ja) 転写装置および転写方法
KR20120026450A (ko) 시트 첩부 장치 및 첩부 방법
JP6114586B2 (ja) シート切断治具
JP6114585B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2012004290A (ja) シート剥離装置及び剥離方法
US20160071751A1 (en) Sheet attachment device and attachment method
JP5093852B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP6216606B2 (ja) シート貼付装置
JP6818576B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP3208356U (ja) 処理装置
JP6796952B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP5554100B2 (ja) シート切断方法およびシート切断装置
JP5421748B2 (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP5453035B2 (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP2018144177A (ja) 切断装置および切断方法
JP6315784B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6672079B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6145330B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP6082188B2 (ja) 板状部材の処理装置および処理方法
JP7016679B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2017216345A (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2010165881A (ja) 半導体ウエハの保持装置及び保持方法
JP4913772B2 (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP6518580B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2022041179A (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6114586

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees