JP2014179424A - ハンダボール印刷機およびハンダボール印刷方法 - Google Patents

ハンダボール印刷機およびハンダボール印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ハンダボール印刷機において、基板の平面精度を保つとともに、マスクと基板の隙間を精度よく保持して、ハンダボールの位置ずれを発生させることなく、確実に精度よく基板上のパッド(電極部)にボールを搭載する。
【解決手段】
ハンダボール印刷機20は、スキージ3を用いて、マスク1に形成された複数の開口1aにハンダボール18を嵌入して、マスクに対向する基板2の表面に形成された複数の電極部19にハンダボールを印刷する。基板を搭載し背面側に複数の穴部4aが形成された基板載置テーブル6と、この基板載置テーブルを搭載した印刷テーブル12と、印刷テーブルを水平面内で駆動可能なXYθステージ13および上下動駆動可能な印刷テーブル用シリンダ14と、基板搭載テーブルに嵌合可能な部材を有するマスク吸着部11と、このマスク吸着部を上下動駆動可能なマスク吸着用シリンダ10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンダボールを基板面上に形成された電極上に印刷するハンダボール印刷機およびハンダボール印刷方法に関する。
従来のハンダボール印刷機においては、ハンダボールをマスク上に配置して、ハンダボールをマスク開口部に充填する際には、マスクと基板の隙間を一定に保持して、磁性体のマスクを固定している。そのため、マスク裏面に突起状のポストを設け、基板を挟んでテーブル側にマグネット部を設けている。
このようなハンダボール印刷機の例が、特許文献1に開示されている。この公報に記載の装置では、基板の端子領域上に導電性ボールをより正確かつ確実に搭載するために、端子領域が開放されるように基板を載置するバックアッププレートと金属マスクを有している。さらに、基板の複数の端子領域と対応する複数の貫通孔が形成された振込みマスクと、振込みマスクが基板の一面と対向するように振込マスクの端部を固定する固定ブロックと、振込マスクを磁力によりバックアッププレート側に引き付けるマグネット部を備えている。そして、マグネット部は、振込みマスクの中央部の引き付け力を、周縁部の引き付け力より小さくしている。
従来のハンダボール印刷機の他の例が、特許文献2に開示されている。この公報に記載のハンダペースト用印刷装置では、ファインピッチ用ハンダペーストを用いても、半田ペーストが基板とマスクとの間に入り込むことを防止して、精度の高い印刷を試みている。そのため、ステージ上に保持された基板の上面にマスクを接触させ、マスク上にハンダペーストをのせて、マスクの上面に沿ってスキージを移動させている。そして、マスクを磁性体材料とし、ステージに基板を介してマスクを吸着する電磁石を設けている。
特開2008−192818号公報 特開2012−19000号公報
上述した通り、マスクを吸着するためにテーブル上に磁石を配置し、磁石の吸引力により基板を間に挟んでマスクを基板側へ引き寄せ、マスクと基板を密着することが知られている。しかしながら、マスクの厚みは通常20μm〜100μmと薄いので、マスクを確実に基板に吸着させるためには、磁石とマスクを数mm以内に近付ける必要があり、基板をサポートする基板受けプレートの部材を薄い板で構成しなければならなくなっている。基板受けプレートを薄くすると、基板と基板受けプレートは反りを伴いマスクに吸着するようになるので、平面度の維持が困難になっている。
一方、マスクの精度を維持するために、マスクには所定のテンションが付加されている。そのため、テーブル上に配置されている磁石でマスクを吸着してもマスクと基板を完全に密着することが困難になる。基板とマスクとが完全に密着していないと、マスクのパターン孔を介してボールを基板上に充填するとき、所定孔パターンが形成されたマスクの孔の各々に、本来1個ずつボールを充填すべきところ、1個の孔にボールが2個以上充填されることがある。これは、基板上のパッドに余分なボールが充填される、いわゆるダブルボール或いはエキストラボールという現象である。
また、マスクを基板から分離するとき、磁力を保持したまま基板をマスクから分離するので、撓みを発生しながらマスクは基板外周部から勢いよく離れる。このため、折角基板に搭載したボールが所定位置から移動し、いわゆるシフトボールと呼ばれる正規の搭載位置からずれる現象が発生する。また、マスクが勢いよく離れるときに、基板に搭載したボールを弾き飛ばし、マスクのパターン孔の側面にボールが付着し残る等の不具合が生じる。
上記特許文献1に記載のマイクロボール搭載装置では、マスクを引き付けるマグネット部の磁力により基板へマスクを吸着する際、吸着力の大きさを周縁部に対して中央部を小さくして、均一な吸着を図っている。しかしながらこの装置では、相対的な吸着力の大小の違いはあるものの、常時マスクを吸着しているので、次のような不具合の発生の恐れがある。つまり、1枚の基板にハンダボールを搭載し終え、マスクを基板から離すときに、中央部の吸着力を小さくしながら、言い換えれば、基板側からみて常にマスクを吸着する力を有しながらマスクを離すので、全面でマスクの撓みを無くすようには作用しない。そのため、ハンダボール外径が年々小さくなっていく状況では、ハンダボールを安定して搭載するのが困難になる。
また上記特許文献2では、テーブル上に電磁石を埋め込んで、マスクと基板を吸着している。しかしながら電磁石を用いると、他数個の電磁石を取り付ける必要がある。また、電磁石への電流供給をOFFしても磁力が残るため消磁機能を備えた制御装置が必要となる。さらに、電磁石は発熱により外部へ熱を放出するので、熱によるテーブルの変形を回避するために冷却機能が必要となり、テーブルの構造が複雑かつ高価となる。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、ハンダボール印刷機が、基板の平面精度を保つとともに、マスクと基板の隙間を精度よく保持して、ハンダボールの位置ずれを発生させることなく、確実に精度よく基板上のパッドにボールを搭載することにある。本発明の他の目的は、版離れ時に磁力を無くして、ハンダボールの位置ずれの発生を防止することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、スキージを用いて、マスクに形成された複数の開口にハンダボールを嵌入して前記マスクに対向する基板の表面に形成された複数の電極部に前記ハンダボールを搭載するハンダボール印刷機において、前記基板を搭載し背面側に複数の穴部が形成された基板載置テーブルと、この基板載置テーブルを搭載したテーブルを水平面内で駆動可能なXYθステージおよび上下動駆動可能な第1の上下動駆動手段と、前記基板搭載テーブルの背面に形成した複数の穴部の各々に嵌合可能な永久磁石を含む部材を有するマスク吸着部と、このマスク吸着部を上下動駆動可能であって前記基板載置テーブルの下部に配設された第2の上下動駆動手段とを備え、前記第1の上下駆動手段と前記第2の上下動駆動手段を独立に駆動可能としたことにある。
そしてこの特徴において、前記マスク吸着部が有する前記基板載置テーブルの複数の穴部に嵌合可能な部材は、上下方向に延びる柱状の永久磁石とこの柱状の永久磁石に吸着し上下方向に延びる磁性体の柱状部材とが一体化した複数の柱状物と、この複数の柱状物が吸着する平板とを有していてもよく、前記マスク吸着部が有する前記基板載置テーブルの複数の穴部に嵌合可能な部材は、横方向に延びる棒状の永久磁石と、この永久磁石の背面側に配置され前記永久磁石に吸着する磁性体のバーを有しており、前記基板載置グループに形成される複数の穴部は、ほぼ平行な複数の溝であってもよい。
また、上記特徴において、前記マスク吸着部が有する前記基板載置テーブルの複数の穴部に嵌合可能な部材は、基板側に位置する永久磁石と反基板側に位置する磁性体部材とを有し、前記永久磁石の磁力による吸着だけで磁石及び磁性ピンの位置を保持するよう設置されているのが望ましく、基板印刷テーブルの上下動と独立して駆動可能な前記マスク吸着部を駆動する前記第2の上下動駆動手段は、前記マスク吸着部の最大上昇位置で、前記基板載置テーブルの背面に形成した前記穴部に、前記マスク吸着部が有する前記嵌合可能な部材を嵌合させるものであり、前記マスク吸着部の最大下降位置で、前記基板載置テーブルの前記穴部から前記嵌合可能な部材が抜け出すのを防止するマスク吸着部下端ストッパを設けるのが好ましい。
上記目的を達成する本発明の他の特徴は、スキージを用いてマスクに形成された複数の開口にハンダボールを嵌入し、前記マスクに対向する基板の表面に形成された複数の電極部に前記ハンダボールを搭載するハンダボール印刷方法において、前記基板を載置した基板載置テーブルを、この基板載置テーブルを駆動する第1の上下動駆動手段を用いて上昇させると共に、XYθテーブルを用いて前記基板と前記マスクを位置決めし、その後前記基板載置テーブルの背面側に形成した穴部に嵌合しているマスク吸着部が有する永久磁石と磁性体とで一体化された部材を、第2の上下動駆動手段を用いて当該穴部内で上昇させ、前記永久磁石により前記マスクと前記基板とを吸着することにある。
本発明によれば、ハンダボール印刷機が、基板を載置する基板載置テーブルの背面側の穴部に、永久磁石と磁性体部材とを一体化した複数の部材を嵌合可能に配置し、この部材を基板載置テーブル駆動手段と別の手段が上下動させるようにしたので、基板の平面精度を維持するとともに、マスクと基板の隙間を精度よく保持して、ハンダボールの位置ずれを発生させることなく、確実に精度よく基板上のパッド(電極部)にボールを搭載できる。また、版離れ時に磁力を無くして、ハンダボールの位置ずれの発生を防止できる。
本発明に係るハンダボール印刷機の一実施例の正面図である。 図1に示したハンダボール印刷機のマスク吸着部の動作状態を説明する正面図である。 図1に示したハンダボール印刷機のマスク吸着部の動作状態を説明する正面図である。 図1に示したハンダボール印刷機の印刷動作状態を説明する正面図である。 ハンダボールの印刷方法を示すフローチャートである。 本発明に係るハンダボール印刷機の印刷動作を説明する図である。 従来のハンダボール印刷器の印刷動作を説明する図である。 図1に示したハンダボール印刷機が備えるマスク吸着部の斜視図である。 マスク吸着部の他の実施例の斜視図である。
基板上のパッド(電極部)にハンダボールを印刷するハンダボール印刷機では、印刷対象のピッチが150μm以下と小さくなる傾向にあり、このピッチの短縮化に伴い、ハンダボールのサイズもφ20〜φ100μmと小さなサイズのものが使用されている。そこで、小さなハンダボールでも確実に精度良く印刷できる装置が必要になっている。本発明は、この微小ピッチ化に対応したハンダボール印刷機に関するものであり、以下図面を用いて、本発明に係るハンダボール印刷機のいくつかの実施例を説明する。
図1ないし図7を用いて、本発明に係るハンダボール印刷機20の一実施例を、詳細に説明する。図1は、本発明に係るハンダボール印刷機20の一実施例の正面部分断面図であり、詳細を後述する基板2がマスク1から離れている状態を示す図である。図2は、図1に示したハンダボール印刷機20の正面部分断面図であり、基板2がマスク1に接近している状態を示す図である。図3は、図1に示したハンダボール印刷機20の正面部分断面図であり、基板2がマスク1に接近した後マスク1を吸引している状態を示す図である。図4は、図1に示したハンダボール印刷機20の正面部分断面図であり、マスク1を吸引した後にハンダボールを印刷している状態を示す図である。
図5は、本発明に係るハンダボール印刷機20におけるハンダボール印刷の手順を示すフローチャートであり、図6は図5に示したフローチャートに従ってハンダボール印刷する際の、マスク部の処理途中の状態を示す図である。また、図7は図6に対応する図であり、従来の印刷方法を説明するための図である。
ハンダボール印刷機20では、印刷テーブル12の上に、基板載置テーブル6が固定載置されている。印刷テーブル12は、この印刷テーブル12の上面を形成する上面部材が上下方向に移動するのを可能にする、空気圧を駆動源とした印刷テーブル用シリンダ14、および水平面の2方向であるX、Y、方向と水平面内の回転方向であるθ方向に、印刷テーブル12を移動可能にするXYθステージ13を有している。
印刷テーブル12に載置される基板載置テーブル6は、水平方向に延びる基板受けプレート4と、この基板受けプレート4を垂直方向に支持し、複数本設けられた基板受けプレート支持部材5を有している。印刷テーブル12は、さらに基板受けプレート4に形成した複数の穴部4aのそれぞれに嵌合する部分を有するマスク吸着部11を備えている。
マスク吸着部11は、後述するように(図8参照)、上端側に磁石7が配置され、磁石7の下側に磁性体ピン8が取り付けられている。柱状に形成された磁石7及び磁性体ピン8の複数の一体物は、各々の底面側が矩形状平板である磁性体板9に吸着により取り付けられている。磁性体板9を上下動させることにより、磁石7及び磁性体ピン8の複数の一体物が、一緒に上下動し、基板受けプレート4に形成した穴部4aに各一体物が嵌合する。ここで、磁石7の材料には、ネオジムなどの永久磁石や、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石等を使用可能であり、磁石の材料は、特に限定されるものではない。
マスク吸着部11の下部を構成する磁性体板9の底面に、空気圧を駆動源とするマスク吸着部用シリンダ10が接続されている。マスク吸着用シリンダ10は、印刷テーブル12に固定載置されており、マスク吸着部11が上下動することを可能にしている。当然ながら、マスク吸着部11は、固定された基板載置テーブル6に相対的な上下動が可能である。なお、マスク吸着部11の下降量を制限するために、基板載置テーブル6の下部を構成するベース板の上面にはマスク吸着部下端ストッパ16が取り付けられており、マスク吸着部11の一体物がマスク穴部4aから抜け出るのを防止している。
基板載置テーブル6の基板受けプレート4には、上面側に開口し上下方向に延びる細孔が多数形成されており、多数形成された細孔同士を水平方向に接続する流路も形成されている。これらの細孔および流路は、真空吸引流路17を形成する。この真空吸引流路17は、真空吸引ポンプPに連通している。真空ポンプPを動作させると、真空吸引流路17の先端部の開口部が負圧になり、基板2が基板受けプレート4上面に真空吸引される。これにより、基板2が基板受けプレート4に固定される。
このように構成したハンダボール印刷機の動作を、図5に示したフローチャート及び図1〜図4のハンダボール印刷機の正面図を用いて、以下に説明する。図1は、図5のステップS1における基板位置決め動作時の状態を示す図であり、図示しない搬送手段により基板2が基板載置テーブル6上に載置された状態を示す図である。ハンダボールの印刷を開始する前であって、印刷テーブル12を上下動させる印刷テーブル用シリンダ14を最低位置まで収縮させて、マスク吸着部11の磁性体板がマスク吸着部下端ストッパ16に当接した状態(下降状態)である。印刷テーブル用シリンダ14を下降状態としたので、基板載置テーブル6は移動範囲の最下端まで下降している。基板載置テーブル6が下降状態であるので、基板載置テーブル6に載置された基板2が下降し、マスク1と基板2とが離れる。ただし、マスク1は、基板2からそれほど遠くない上方に位置している。
図1に示した状態において、マスク1と基板2の間に図示しないカメラを移動させ、マスク1と基板2に予め形成した位置決め用のマークを撮像する。すなわち、カメラの上向き視野ではマスク1の下面に形成したマークを撮像して、マスク1の設置姿勢を目標位置と認識する。カメラの下向き視野では、基板2に形成したマークを撮像する。そして、図示しない制御装置が、マスク1のマークの位置と基板2のマークの位置との位置ずれを補正するように、XYθステージ13に補正動作を指令し、基板2のマークをマスク1のマークに位置合わせする。なお、カメラおよびマークは、ここでは図示を省略している。
ところで、図1に示した状態は、マスク吸着部用シリンダ10も最低位置まで収縮させた下降状態である。マスク吸着用シリンダ10が下降状態にあるので、マスク吸着用シリンダ10の先端部に接続されたマスク吸着部11も連動して下降状態にある。この状態では、磁石7とマスク1が大きく離れており、磁石7がマスク1を吸着する吸着力は極めて小さく、マスク1が磁石7により下側に撓むおそれはない。
図1に示した状態から、印刷テーブル用シリンダ14を伸長させて、印刷テーブル12を上昇させた状態を、図2に示す。この図2は、図5のステップS2に示す基板合わせ動作時の状態を示している。印刷テーブル用シリンダ14が矢印で示すように伸長し、印刷テーブル12が上昇したので、基板2の上面とマスク1の下面の隙間が小さくなり、最終的に基板2の上面とマスク1の下面は接触する。
なお、マスク1の下面にはハンダボール径より小さい微小突起状の複数のポスト15(図6参照)が設けられているので、マスク1と基板2とはこの複数のポスト15部で点接触状態となる。その結果、マスク1と基板2とは、ポスト15部を除いてポスト15の高さだけ離れた所定の微小隙間に管理される。また、ステップS1からステップS2への移行中には、印刷テーブル用シリンダ14が伸長動作を続ける。この状態では、磁石7の上面は基板載置テーブル6の上面からFだけの距離を維持しており、すなわちマスク1と磁石7の距離が維持され、マスク1へ作用する吸着力は極めて小さく、マスク1が磁石7の側である下側に撓むおそれはない。
さらにハンダボール印刷処理を進めるために、マスク吸着用シリンダ10を伸長させてマスク吸着部11の磁石7と磁性体ピン8の一体物を基板受けプレート4に形成した穴部4aに嵌合させた状態を、図3に示す。図3は、図5のステップS3のマスク吸着処理時のハンダボール印刷機20の状態を示す図である。
マスク吸着部用シリンダ10が矢印で示すように伸長すると、マスク吸着部11が上昇する。その際、柱状に形成された複数の磁石7と磁性体ピン8の一体物の先端にある磁石7部分が、真っ先にマスク1との距離を短縮し、遂にはマスク1はポスト15を介して基板2に密着する。ここで、ポスト15を介して密着しているマスク1と基板2は、その隙間がポスト15の高さだけであり、基板2の上面に予め塗布されたフラックスがマスク1の下面に付着しないようにしている。したがって、マスク1を磁石7の磁力で吸引する際には、マスク1のポスト15と基板2が既に接触しているので、マスク1に撓みが発生しない。マスク吸着用シリンダ10が伸長し切って、磁石7が上昇端まで上昇したらその状態を保持し、マスク1と基板2を確実に密着させる。
上記したように、本実施例では、印刷テーブル用シリンダ14を用いて基板2をマスク1に接近させる操作と、磁石7を有するマスク吸着部11が上昇して基板2に接近した後に、磁石7によりマスク1を基板2に吸引させる操作とを分離して実行している。そのため、マスク1を撓ませることなくマスク1と基板2を接触させ、吸着固定することができる。また、ハンダボール印刷機20の処理状態において基板2の平坦度を維持することも可能になる。
基板2が、ハンダボール印刷可能な状態に位置決め及び固定されたので、図5にステップS4で示したハンダボール印刷に移る。図4は、ハンダボール印刷状態を示すハンダボール印刷機20の正面図である。この図4では、マスク1に予めパターンにしたがって形成されている複数の開孔1aから基板2のパッド(電極部)19上に、ハンダボール18を充填している。
図示しないヘッドの上下駆動機構を駆動し、スキージ(振込ヘッド)3をマスク1の上方の所定位置まで降下させ、スキージ3をマスク1の上面に所定の押圧力で接触させる。スキージ3の幅は、概ね基板2の幅方向と等しいか、基板2の幅よりも大きい。このため、通常、スキージ3を水平方向(基板2の上面に平行な方向)に1回または1往復移動させれば、ハンダボール18はマスク1の開口部1aに充填される。しかしながら、確実にマスク1の開口部1aにハンダボール18を充填するためには、スキージ3を2往復またはそれ以上移動させてマスク1の開口部1aに充填させるのがよい。スキージ3を水平方向に移動させるときには、スキージ3に設けた図示しない回転駆動機構を駆動して、スキージ3を回転させる。スキージ3は、毎秒5回転以下と比較的低速で回転している。
このハンダボール印刷におけるハンダボール18の充填処理以後の処理の詳細を、図6に示したマスク1部の詳細図を用いて説明する。図6(a)は、スキージ3が右回転しながら、水平方向(図では右から左方向)に1回だけ移動している途中の図である。ハンダボール18はマスク1の開口部1aを通過して、基板2のフラックスを塗布したパッド(電極部)19上に充填される。
図6(b)は、スキージ3によるハンダボール18の充填作業が終了した後の状態を示す図である。図5のステップS5に示したマスク吸着解除処理と、ステップS6に示した基板2がマスク1から離れる版離れ処理を実行中の状態を示す図である。
ステップS5の処理を実行するため、図6(b)では図示を省略しているマスク吸着部用シリンダ10を収縮させて、図の小矢印のようにマスク吸着部11を下側に移動させる。マスク吸着部11が下側に移動するにつれて、マスク吸着部11の磁石7と磁性体ピン8の一体物の先端に配置された磁石7は、マスク1との距離を拡大する。磁石7とマスク1の距離が拡大し続けると、磁石7の吸着力が徐々に解除されるが、マスク1はポスト15を介して基板2に密着したままであるので、マスク1には撓みが発生しない。
次に、図5のステップS6の処理を実行するため、図6(b)では図示を省略している印刷テーブル用シリンダ14を収縮させ、図の大矢印のように印刷テーブル12を下側へ移動させる。これに伴って、基板2の上面とマスク1の下面の間の距離が十分に大きくなり、マスク1から基板2が離れた状態となる。
上述したように本実施例によれば、ステップS1〜S6の一連のハンダボール印刷のための動作中に、マスク吸着部11を下側に移動させる動作と基板載置テーブル6を下側に移動させる動作を独立に実行することができる。その場合、磁石7をマスク1から遠ざけた状態で、基板載置テーブル6の上表面からマスク1を離した状態にすることができる。この状態では、マスク1と基板2が離れており、マスク1に磁石7の吸引力が及ばず、基板載置テーブル6を下降させてもマスク1が撓むおそれがない。
参考のために図7に、磁石7を基板受けプレート7に埋め込んで一体化し、基板2をマスク1から離す従来の処理を示す。図6に相応する図である。図7(a)は、印刷処理によって、ハンダボール18がマスク1の開口1aを通過しながら、基板2のフラックスを塗布したパッド(電極部)19上に充填される様子を示している。
ここで、基板2をマスク1から離そうとしても、磁石7とマスク1の裏面に形成されたポスト15の距離が一定のため、マスク1に磁石7の吸引力が作用して、基板2がマスク1から徐々に離れていく過程において、マスク1が撓み始める。マスク1の開口1aは、位置精度を向上させるために、ハンダボール18の外径より若干程度大きいだけなので、マスク1の開口1aがハンダボール18に接触することが多くなる。
さらに基板2がマスク1から離れると、磁石7の吸引力よりもマスク1の張力が勝り、図7(b)に示すように撓みが解放される。このとき、マスク1が開口1a等で接触していた基板2上のハンダボール18を動かし、基板2上のパッド19からハンダボール18が移動して位置ずれを生じる。または、ハンダボール18がマスク1に同伴されて、ハンダボール18が基板2上から消失する(図のC、Dの状態)。これらは、基板2の品質を低下させる原因となる。また、マスク1の撓みが解放される際には、マスク1に振動が発生する。この振動によりマスク1上の残りのハンダボール18が、ハンダボール18の所定保持位置から移動して分散し、次の印刷動作時に有効に使用できない等の悪影響を及ぼす。
これに対して、本実施例に記載のハンダボール印刷機では、マスク1と基板2の接近操作と、マスク吸着部11を上昇およびマスク1へ接近させて、マスク1に磁石7の吸引力を作用させることを分離している。そのため、マスク1に磁石7の吸引力を作用させない状態で、マスク1と基板2の接近操作や、マスク1と基板2を離す操作(版離れ)が実行可能となる。
次に、図1に示したハンダボール印刷機20が備えるマスク吸着部11のいくつかの実施例を、図8及び図9を用いて説明する。図8は、マスク吸着部11の一実施例の斜視図であり、図1のA部詳細図である。マスク吸着部11では、基板2の裏面側の広範囲に、一様で大きな吸引力を磁石7が作用させることができるよう、多くの磁石7と磁性体ピン8を磁性体板9に配置してマスク吸着部11を形成している。
具体的には、円柱状の磁石7を、外径が磁石7とほぼ同径であって磁石7よりも軸方向長さが長い磁性体ピン8に単に載置して一体化し、一体化した円柱状の一体物を複数個、矩形状の磁性体板9に単に載置している。そのため本実施例では、ネジなどの締結部材を使わずに、磁性体板9に直立した磁石7と磁性体ピン8からなる円柱状の一体物を多数固定して使用できる。これは、磁性体ピン8と磁性体板9が共に磁性体であるので、磁石7及び磁性体ピン8、磁性体板9を接触させるだけで磁力が伝わり、お互いに固着した状態になることを利用しているからである。
マスク吸引部用シリンダ10を用いてマスク吸着部11を上下動させる場合であって、マスク吸引部用シリンダ10を収縮させる限界(下降状態)では、基板載置テーブル6に固定したマスク吸着部下端ストッパ16にマスク吸着部11の底面が接触し、マスク吸着用シリンダ10が収縮を停止する。
本実施例によれば、マスク吸着部11が下降状態であっても、磁石7の上端面は基板受けプレート4の下面より上方に位置するので、磁性体ピン8や磁石7が基板受けプレート4から抜け落ちることはない。また、磁石7及び磁性体ピン8、磁性体板9は磁石7が発生する磁力で互いに吸着しているだけでありネジが不要であり、メンテナンス時に多数のネジの脱着作業を省くことができる。さらに、図1において寸法”E”で示した基板受けプレート4の厚みを、20mm以上に厚くすることが可能となる。その結果、従来は、プレート厚みが薄いため製作時の剛性が少なく、加工が困難であったが、微小のハンダボールに適した30μm以内の平面精度を有する基板受けプレートを、容易に製作できる。
次に、図1に示すハンダボール印刷機20に使用するマスク吸着部11aの他の実施例を、図9に斜視図で示す。この図9に示したマスク吸着部11aが、上記実施例に記載のマスク吸着部11と異なるのは、円柱状のピン8のおよび円柱状の磁石7の代わりに、水平方向に延びる角柱の磁石7aとこの磁石7aを載置する水平方向に延びるバー8aとしたことにある。そのため、基板載置テーブル6の基板載置プレート4の背面側に形成される穴部4aは、複数の平行に走る溝形状となっている。
磁性体ピンの数を更に低減すると共に磁力の均一化を図っている。基板2の幅方向に角柱状の磁性体バー8aの長手方向を沿わせ、この磁性体バー8aを、基板2の長さ方向(幅方向に直角な方向)に、基板2の長さと同じかそれ以上の範囲を網羅するように複数並べている。磁性体バー8aの長手方向両端部は、支持板9にねじ等で固定した磁性体の支柱8bで支持されている。マスク吸着部用シリンダ10の収縮端(下降状態)では、上記実施例と同様に、マスク吸引部下端ストッパ16にマスク吸着部11aの底面を当接させて停止させている。
本実施例では、磁石7aがマスク1を除いて磁性体バー8aにだけ吸着力を作用させればよく、支持板9aには吸着力を働かせる必要がない。また、磁石7aが長く延びているため、磁石7a、7a間の磁力のばらつきを低減することが可能である。
以上説明した通り、本発明の各実施例によれば、マスクに対する基板の移動操作と、マスクと基板間の磁石による吸着操作とを別個に実施可能としたので、マスク1への吸引力が無い状態で、マスク1と基板2の接近操作およびマスク1と基板2を離す操作(版離れ)を実行できる。その結果、ハンダボール印刷機の印刷及びその前後の処理において、マスク1を変形させること無く、また基板2の平面度を保ちながら、ハンダボール18の搭載及び版離れが可能となり、ハンダボール18を基板2に安定して搭載できる。
1…マスク、1a…開口、2…基板、3…スキージ、4…基板受けプレート、4a…穴部、5…基板受けプレート支持部材、6…基板載置テーブル、7、7a…(永久)磁石、8…磁性体ピン(磁性体部材)、8a…磁性体バー(磁性体部材)、8b…支柱、9…磁性体板、9a…支持板、10…マスク吸着部用シリンダ(第2の上下動駆動手段)、11…マスク吸着部、12…印刷テーブル、13…XYθステージ、14…印刷テーブル用シリンダ(第1の上下動駆動手段)、15…ポスト、16…マスク吸着部下端ストッパ、17…真空吸着流路、18…ハンダボール、19…パッド(電極部)、20…ハンダボール印刷機。

Claims (6)

  1. スキージを用いて、マスクに形成された複数の開口にハンダボールを嵌入して前記マスクに対向する基板の表面に形成された複数の電極部に前記ハンダボールを搭載するハンダボール印刷機において、
    前記基板を搭載し背面側に複数の穴部が形成された基板載置テーブルと、この基板載置テーブルを搭載したテーブルを水平面内で駆動可能なXYθステージおよび上下動駆動可能な第1の上下動駆動手段と、前記基板搭載テーブルの背面に形成した複数の穴部の各々に嵌合可能な永久磁石を含む部材を有するマスク吸着部と、このマスク吸着部を上下動駆動可能であって前記基板載置テーブルの下部に配設された第2の上下動駆動手段とを備え、前記第1の上下駆動手段と前記第2の上下動駆動手段を独立に駆動可能としたことを特徴とするハンダボール印刷機。
  2. 前記マスク吸着部が有する前記基板載置テーブルの複数の穴部に嵌合可能な部材は、上下方向に延びる柱状の永久磁石とこの柱状の永久磁石に吸着し上下方向に延びる磁性体の柱状部材とが一体化した複数の柱状物と、この複数の柱状物が吸着する平板とを有すること特徴とする請求項1に記載のハンダボール印刷機。
  3. 前記マスク吸着部が有する前記基板載置テーブルの複数の穴部に嵌合可能な部材は、横方向に延びる棒状の永久磁石と、この永久磁石の背面側に配置され前記永久磁石に吸着する磁性体のバーを有しており、前記基板載置グループに形成される複数の穴部は、ほぼ平行な複数の溝であることを特徴とする請求項1に記載のハンダボール印刷機。
  4. 前記マスク吸着部が有する前記基板載置テーブルの複数の穴部に嵌合可能な部材は、基板側に位置する永久磁石と反基板側に位置する磁性体部材とを有し、前記永久磁石の磁力による吸着だけで前記磁石及び前記磁性体部材の位置を保持するよう設置されていることを特徴とする請求項1に記載のハンダボール印刷機。
  5. 基板印刷テーブルの上下動と独立して駆動可能な前記マスク吸着部を駆動する前記第2の上下動駆動手段は、前記マスク吸着部の最大上昇位置で、前記基板載置テーブルの背面に形成した前記穴部に、前記マスク吸着部が有する前記嵌合可能な部材を嵌合させるものであり、前記マスク吸着部の最大下降位置で、前記基板載置テーブルの前記穴部から前記嵌合可能な部材が抜け出すのを防止するマスク吸着部下端ストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載のハンダボール印刷機。
  6. スキージを用いてマスクに形成された複数の開口にハンダボールを嵌入し、前記マスクに対向する基板の表面に形成された複数の電極部に前記ハンダボールを搭載するハンダボール印刷方法において、
    前記基板を載置した基板載置テーブルを、この基板載置テーブルを駆動する第1の上下動駆動手段を用いて上昇させると共に、XYθテーブルを用いて前記基板と前記マスクを位置決めし、その後前記基板載置テーブルの背面側に形成した穴部に嵌合しているマスク吸着部が有する永久磁石と磁性体とで一体化された部材を、第2の上下動駆動手段を用いて当該穴部内で上昇させ、前記永久磁石により前記マスクと前記基板とを吸着することを特徴とするハンダボール印刷方法。
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