JP6782094B2 - スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置に関する。
スクリーン印刷技術は、高精細な印刷を高速で行うことができるため、電子回路基板の製造、および電池の電極の製造など、幅広い分野で使用されている。
通常、スクリーン印刷技術により被印刷物に印刷を行う場合、まず、被印刷物上に、パターンを有するスクリーン版が配置される。次に、スクリーン版の表面(被印刷物とは反対側の表面)に、ペースト(印刷インク)が設置される。次に、スキージを、スクリーン版に押し付けながら水平方向に移動させることにより、ペーストが被印刷物の側にパターン状に押し出される。その結果、スクリーン版のパターンを被印刷物に印刷することができる(例えば特許文献1、2)。
特開2001−212935号公報 特開平9−314802号公報
スクリーン印刷方法の一方式として、スクリーン版を、該スクリーン版と被印刷物との間に所定のクリアランスを有するようにして配置する方式、いわゆる「非密着方式」が知られている。
この非密着方式では、メッシュを有するスクリーン版が使用される。また、そのようなスクリーン版が、被印刷物の上にクリアランスを設けて設置される。
印刷の際には、スキージがスクリーン版に押し付けられる。この押し付け力により、スキージの直下では、スクリーン版のメッシュが変形し、被印刷物と接触する。次に、ペーストを同伴させながら、スキージが水平方向に移動される。このスキージの動きにより、ペーストが、スクリーン版のメッシュを介して、被印刷物の表面に連続的に押し出される。これにより、被印刷物の表面に、ペーストのパターンを印刷することができる。
しかしながら、このような非密着方式では、印刷位置、すなわちスキージがスクリーン版と接触する位置において、スクリーン版のメッシュを変形させる必要があり、これにより、スクリーン版に形成されたパターンが幾分歪むおそれがある。スクリーン版のパターンにそのような歪みが生じた場合、被印刷物に転写されるパターンも、同様に変形してしまうおそれがある。
特に、近年は、より微細なパターンをスクリーン印刷することに対する要望が高まっており、そのような微細なパターンを印刷する場合、スクリーン版および被印刷物におけるパターンの歪みの問題は、より顕著になることが予想される。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、従来に比べて、より所望の形状に近い印刷パターンを得ることの可能なスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。また、本発明では、従来に比べて、より所望の形状に近いパターンを得ることの可能なスクリーン印刷装置を提供することを目的とする。
本発明では、
パターンを有するスクリーン版上でスキージを移動させて、被印刷物に前記パターンを印刷するスクリーン印刷方法であって、
前記スクリーン版は、周囲の枠部材によって囲まれたメッシュを有し、
前記枠部材は、第1の外周部分および第2の外周部分を有し、前記第1の外周部分は、第1の方向に向かって第2の外周部分と対向し、
当該スクリーン印刷方法は、
(1)前記メッシュが被印刷物に密着するようにして配置された前記スクリーン版上に、ペーストを設置する工程と、
(2)スキージを、前記メッシュ上の第1の位置で、前記メッシュに接触させる工程と、
(3)前記スキージを、前記第1の位置から第2の位置まで、移動方向に沿って移動させ、前記被印刷物に前記ペーストを転写させる工程であって、前記移動方向は、前記第1の方向と実質的に一致する工程と、
(4)前記第1の方向と垂直な水平方向から見たとき、前記被印刷物の上面または下面に対応する直線を、前記スクリーン版の前記第2の外周部分よりも外側まで外挿した外挿線上のいずれかの点を支点として、前記枠部材の前記第1の外周部分を、前記被印刷物から遠ざかるように移動させる工程
を有する、スクリーン印刷方法が提供される。
また、本発明では、
パターンを有するスクリーン版上でスキージを移動させて、被印刷物に前記パターンを印刷するスクリーン印刷装置であって、
前記スクリーン版は、周囲の枠部材によって囲まれたメッシュを有し、
前記枠部材は、第1の外周部分および第2の外周部分を有し、前記第1の外周部分は、第1の方向に向かって第2の外周部分と対向し、
前記スキージは、前記スクリーン版にペーストが載置された状態で、前記スクリーン版上の第1の位置から第2の位置まで、移動方向に沿って移動することができ、
前記移動方向は、前記第1の方向と実質的に一致し、
印刷の際には、前記スクリーン版は、前記メッシュが被印刷物と密着するように、該被印刷物上に配置され、
当該スクリーン印刷装置は、さらに、
前記第1の方向と垂直な水平方向から見たとき、前記被印刷物の上面または下面に対応する直線を、前記スクリーン版の前記第2の外周部分よりも外側まで外挿した外挿線上のいずれかの点を支点として、前記枠部材の前記第1の外周部分を、前記被印刷物から遠ざかるように移動させる分離手段
を有する、スクリーン印刷装置が提供される。
本発明では、従来に比べて、より所望の形状に近い印刷パターンを得ることの可能なスクリーン印刷方法を提供することができる。また、本発明では、従来に比べて、より所望の形状に近い印刷パターンを得ることの可能なスクリーン印刷装置を提供することができる。
従来のスクリーン印刷方法に使用されるスクリーン印刷装置を概略的に示した図である。 図1に示した従来のスクリーン印刷装置を用いて、被印刷物にパターンを印刷する際の様子を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置に使用されるスクリーン版の一例を模式的に示した上面図である。 本発明の一実施形態によるスクリーン印刷方法のフローの一例を概略的に示した図である。 図5に示したスクリーン印刷方法における一工程の様子を模式的に示した図である。
(従来のスクリーン印刷方法)
本発明の構成および特徴についてより良く理解するため、まず、図1および図2を参照して、従来のスクリーン印刷方法について簡単に説明する。
図1には、従来のスクリーン印刷方法に使用されるスクリーン印刷装置を概略的に示す。また、図2には、図1に示した従来のスクリーン印刷装置を用いて、被印刷物にパターンを印刷する際の様子を示す。
図1に示すように、従来のスクリーン印刷装置1は、スクリーン版10と、被印刷物(図示されていない)が載置されるテーブル30と、スキージ40とを有する。
スクリーン版10は、外周に配置された枠部材12と、この枠部材12で取り囲まれた領域に配置されたメッシュ14で構成される。メッシュ14には、予め所定のパターンが形成されている。
なお、実際に図1に示す方向(Y方向)から視認した場合、スクリーン版10のメッシュ14は、手前側の枠部材12の底面と一致するため、視認することはできないことに留意する必要がある。図1に示した例では、説明の明確化のため、スクリーン版10は、紙面に平行な方向における断面として示されている。以降の図においても、スクリーン版は、同様の形態で表す。
また、図1には示されていないが、スキージ40は、通常スキージヘッドの先端に取り付けられ、上下方向(図1の±Z方向)および左右方向(図1の±X方向)に移動することができる。
このような構成を有する従来のスクリーン印刷装置1を用いて被印刷物にパターンを印刷する場合、まず、図2(a)に示すように、テーブル30の上に、被印刷物90が載置される。また、被印刷物90の上方に、スクリーン版10が配置される。
ここで、スクリーン版10は、メッシュ14の下面と被印刷物90との間に、所定のクリアランスdを有するように配置される。
次に、スクリーン版10の所定の位置に、ペースト(印刷インク)92が配置される。
次に、図2(b)に示すように、スキージ40をペースト92の近傍に配置した後、スキージ40をスクリーン版10に押し付ける。この押し付け力により、スキージ40の直下では、スクリーン版10のメッシュ14が変形し、メッシュ14が被印刷物90と接触する。
次に、この状態から、図2(c)に示すように、ペースト92を同伴させながら、スキージ40を水平(X)方向に移動させる。このスキージ40の動きにより、ペースト92が、スクリーン版10のメッシュ14を介して、被印刷物90の表面に連続的に押し出される。その結果、被印刷物90の表面に、ペースト92のパターン95を印刷することができる。
このようなスクリーン印刷方法は、スクリーン版10がメッシュ14と被印刷物90との間に所定のクリアランスdを有するようにして配置されるため、「非密着方式」とも呼ばれる。
非密着方式では、スクリーン版10のメッシュ14は、スキージ40の通過後に、テンションによって自動的に元の位置に復帰する。このため、非密着方式では、印刷完了後に、スクリーン版10と被印刷物90とを分離するための分離工程を、別途設ける必要がない。
しかしながら、非密着方式では、印刷位置、すなわちスキージ40がスクリーン版10と接触する位置において、スクリーン版10のメッシュ14を変形させる必要があり、これにより、スクリーン版10に形成されたパターンが幾分歪むおそれがある。そして、スクリーン版10のパターンにそのような歪みが生じた場合、被印刷物90に転写されるペースト92のパターン95も同様に変形してしまうおそれがある。
特に、近年は、より微細なパターンをスクリーン印刷することに対する要望が高まっており、そのような微細なパターンを印刷する場合、スクリーン版10および被印刷物90におけるパターンの歪みの問題は、より顕著になることが予想される。
一方、非密着方式とは別の印刷方式として、「密着方式」によるスクリーン印刷方法がある。
この密着方式では、スクリーン版は、被印刷物と密着するように配置される。また、スクリーン版として、メッシュの代わりに、貫通開口がパターン状に形成された板状部材が使用される。
この密着方式では、スクリーン版と被印刷物は、印刷の間、相互に密着している。このため、印刷中にスクリーン版のパターンに歪みが生じることが少なく、より所望の形状に近いパターンを被印刷物に印刷することができる可能性がある。
しかしながら、密着方式では、印刷後に、スクリーン版と被印刷物とを分離するための分離工程が別途必要になる。
分離工程では、通常の場合、スクリーン版の位置が固定された状態で、被印刷物が載置されたテーブルが下方に移動され、これによりスクリーン版と被印刷物とが分離される。
しかしながら、このような分離工程では、印刷品質に影響を及ぼさないようにして、被印刷物をスクリーン版から分離することは容易ではない。
例えば、上記方法では、被印刷物をスクリーン版から分離する際に、被印刷物上のペーストの一部が、スクリーン版に同伴されてしまい、被印刷物に残留するパターンの形状が変化することが、しばしば認められている。特に、被印刷物の略中央部分は、外周部分に比べて、スクリーン版から分離し難い傾向にあり、分離工程後の被印刷物において、パターンの略中央部分において、局部的に印刷品質が低下するという問題が生じ得る。
従って、微細なパターンを印刷する場合には、密着方式においても、印刷品質の低下の問題は依然として残る。
これに対して、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷方法およびスクリーン印刷装置では、後述するように、従来のスクリーン印刷方法に比べて、より所望の形状に近い印刷パターンを得ることができる。
(本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置)
次に、図3〜図4を参照して、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置について説明する。
図3には、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷装置(以下、「第1のスクリーン印刷装置」と称する)の構成を概略的に示す。
図3に示すように、第1のスクリーン印刷装置100は、スクリーン版110と、テーブル130と、スキージヘッド140と、分離手段150と、支持手段155とを有する。
テーブル130は、スクリーン版110の下方に配置され、被印刷物(図3には示されていない)およびスクリーン版110を支持する役割を有する。
スキージヘッド140は、スキージ142と、アーム144とを有し、スキージ142は、アーム144の先端に設けられた先端部材146に取り付けられる。スキージヘッド140は、アーム144および先端部材146の動作により、スキージ142をスクリーン版110の所定の位置に、所定のアタック角度で配置したり、スクリーン版110上の所定の方向に移動させたりすることができる。
分離手段150は、印刷後に、被印刷物からスクリーン版110を分離させる役割を有する。
図4には、スクリーン版110の上面図を示す。図4に示すように、スクリーン版110は、スクリーン版110の外周に枠状に配置された枠部材112と、この枠部材112に取り囲まれて配置されたメッシュ114とで構成される。
メッシュ114には、予め所定のパターン119が形成されている。換言すれば、メッシュ114の一部は目封じされており、メッシュ114の目封じされていない部分がパターン119を構成する。
枠部材112は、第1の外周部分112a〜第4の外周部分112dを有する。第1の外周部分112aと第2の外周部分112bは、第1の方向(X方向)において相互に対向しており、第3の外周部分112cと第4の外周部分112dは、第2の方向(Y方向)において相互に対向している。
なお、図2に示した例では、スクリーン版110は、略矩形状の形態を有し、従って、枠部材112は、略直線状の4つの外周部分112a〜112dを有する。しかしながら、これは単なる一例であって、スクリーン版110の形状、および枠部材112を構成する外周部分の数は、特に限られない。
再度図3を参照すると、分離手段150は、アーム151と、該アーム151の先端に取り付けられた把持部材152とを有する。
分離手段150の把持部材152は、スクリーン版110の一つの外周部分(例えば第1の外周部分112a)を任意の機構で把持することができる。この把持の機構としては、これに限られるものではないが、例えば、機械的方法および電磁的方法などが利用できる。また、アーム151は、把持部材152を上下(Z)方向および左右(X)方向に、自在に移動させることができる。
また、支持手段155は、支持部材156と、該支持部材156に連結された把持部材157とを有する。支持手段155の把持部材157は、スクリーン版110の一つの外周部分(例えば第2の外周部分112b)を任意の機構で把持することができる。この把持の機構としては、これに限られるものではないが、例えば、機械的方法および電磁的方法などが利用できる。また、支持部材156は、スクリーン版110の外周部分(図3の例では、第2の外周部分112b)の外側近傍に配置される。支持部材156は、図示しない別の支持部材によって、支持されている。
分離手段150は、アーム151および把持部材152により、印刷後に、スクリーン版110の第1の外周部分112aを、被印刷物から遠ざけるように移動させることができる。
より具体的には、印刷後に、分離手段150は、図3の方向(Y方向)から見たとき、
スクリーン版110の底面に対応する直線を、第2の外周部分112bよりも外側まで外挿した外挿線上の任意の点を支点として、または
テーブル130の上表面131に対応する直線を、スクリーン版110の第2の外周部分112bよりも外側まで外挿した外挿線上の任意の点を支点として、
第1の外周部分112aを徐々に上方に移動(回転移動および平行移動のどちらでも良い)させることができる。
例えば、移動の支点は、支持手段155の支持部材156の内部にあっても良い。
また、支持手段155は、この移動の際に、支点がずれないように、スクリーン版110の第2の外周部分112bを支持することができる。
従って、分離手段150のこのような機能により、支持手段155によりスクリーン版110の意図しない位置ずれを抑制した状態で、スクリーン版110のメッシュ114を、水平(X)方向に沿って、徐々に被印刷物190から分離することができる。
なお、図3に示した分離手段150は、単なる一例であって、分離手段150は、スクリーン版110の一つの外周部分(例えば第1の外周部分112a)を所定の方向に移動することができる限り、いかなる構成を有しても良い。
同様に、支持手段155は、分離手段150によるスクリーン版110の一つの外周部分(例えば第1の外周部分112a)の移動中に、この外周部分と対向する外周部分(例えば第2の外周部分112b)を把持して、前記支点のずれを抑制することができる限り、いかなる構成を有しても良い。
第1のスクリーン印刷装置100は、さらに、スクリーン版110の固定手段(以下、「第1の固定手段」ともいう)および/または被印刷物の固定手段(以下、「第2の固定手段」ともいう)を有しても良い。
第1の固定手段は、スクリーン版110をテーブル130上に固定する役割を有する。また、第2の固定手段は、被印刷物(図示されていない)をテーブル130上に固定する役割を有する。なお、第1および/または第2の固定手段は、上記役割を発揮することができる限り、その構成は、特に限られない。
例えば、図3に示した例では、第1の固定手段は、吸引方式で、テーブル130上にスクリーン版110を固定することができ、第2の固定手段は、吸引方式で、テーブル130上に被印刷物(図示されていない)を固定することができる。
より具体的には、これらの固定手段は、テーブル130内に設けられた第1の吸引路160および第2の吸引路170を備える。
このうち第1の吸引路160は、テーブル130上にスクリーン版110を固定するために設けられる。第1の吸引路160は、複数の管状路161で構成される。管状路161のいくつかは、テーブル130の上表面131に開口165を有する。また、各管状路161は、テーブル130の側面に設けられた接続開口168と気体連通するように配置される。
一方、第2の吸引路170は、テーブル130上に被印刷物を固定するために設けられる。第2の吸引路170は、複数の管状路171で構成される。管状路171のいくつかは、テーブル130の上表面131に開口175を有する。また、各管状路171は、テーブル130の側面に設けられた接続開口178と気体連通するように配置される。
なお、図3に示した第1の吸引路160、第2の吸引路170の構成および配置は、単なる一例であって、これらは別の構成および配置を有しても良い。
例えば、示された例では、接続開口168、178は、いずれも、テーブル130の側面に形成されている。しかしながら、接続開口168、178は、テーブル130の底面など、いかなる位置に設けられても良い。また、テーブル130の上表面131に設けられる開口165、175の数、形状、および寸法は、特に限られず、開口165、175として、実際の使用に適した、いかなる数、形状、および寸法を採用しても良い。
第1のスクリーン印刷装置100の詳細な動作は後述するが、第1のスクリーン印刷装置100を使用して、スクリーン印刷を行った場合、従来のスクリーン印刷方法に比べて、印刷品質の低下を有意に抑制することが可能となり、より所望の形状に近い印刷パターンを得ることができる。
(本発明の一実施形態によるスクリーン印刷方法)
次に、図5〜図6を参照して、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷方法について説明する。
図5には、本発明の一実施形態によるスクリーン印刷方法(以下、「第1のスクリーン印刷方法」と称する)のフローの一例を概略的に示す。また、図6には、第1のスクリーン印刷方法における一工程の様子を模式的に示す。
なお、ここでは、説明の明確化のため、一例として、前述のような構成の第1のスクリーン印刷装置100を用いて、被印刷物にスクリーン印刷を行う方法について説明する。ただし、第1のスクリーン印刷方法は、必ずしも第1のスクリーン印刷装置100を使用して実施する必要はないことに留意する必要がある。
図5に示すように、第1のスクリーン印刷方法は、
(1)テーブル上の被印刷物に密着するように配置されたスクリーン版上に、ペーストを設置する、ペースト設置工程(工程S110)と、
(2)スキージを、スクリーン版上の第1の位置で、スクリーン版に接触させる、スキージ設置工程(工程S120)と、
(3)スキージを、第1の位置から第2の位置まで、移動方向に沿って移動させ、被印刷物にペーストを転写させる、印刷工程(工程S130)と、
(4)スクリーン版を被印刷物から分離する、分離工程(工程S140)と、
を有する。
以下、図6を参照しながら、各工程について説明する。なお、ここでは、明確化のため、各部材を説明する際には、図3および図4に示された参照符号を使用する。
(工程S110)
まず、図6(a)に示すように、テーブル130の上に被印刷物190が載置される。また、被印刷物190の上に、該被印刷物190と密着するようにして、スクリーン版110が設置される。
被印刷物190は、板、箔、フィルム、およびブロックなど、いかなる形態であっても良い。また、被印刷物190は、紙、金属、半導体、およびセラミックスなど、いかなる材料であっても良い。
なお、通常の場合、被印刷物190は、スクリーン版110の高さに比べて十分に薄い。このため、図6では、被印刷物190は、スクリーン版110の底面(およびメッシュ114)と実質的に一致するように示されている。
スクリーン版110は、前述の図4に示したような、略矩形状の形状を有しても良い。
ここで、説明の便宜上、スクリーン版110において、第1の外周部分112aから第2の外周部分112bに向かう方向を正のX方向とし、第3の外周部分112cから第4の外周部分112dに向かう方向を正のY方向とする(図4参照)。この規定によれば、図6(a)において視認されるスクリーン版110の左端は、枠部材112の第1の外周部分112aに対応し、スクリーン版110の右端は、枠部材112の第2の外周部分112bに対応する。
なお、前述のように、説明の明確化のため、スクリーン版110は、紙面に平行な方向における断面として示されていることに留意する必要がある。
スクリーン版110の寸法は、特に限られない。例えば、スクリーン版110が矩形状の場合、一辺の長さは、200mm以上、4000mm以下であっても良い。
被印刷物190は、テーブル130に固定されることが好ましい。また、スクリーン版110も、テーブル130に対して、位置が固定されることが好ましい。この場合、後の印刷工程(工程S130)において、スクリーン版110から被印刷物190に転写されるパターンのずれを、有意に回避することができる。
ここでは、被印刷物190およびスクリーン版110をテーブル130に固定する一例として、前述の吸引方式、すなわち第1の吸引路160および第2の吸引路170を使用する場合について説明する。
この場合、第1の吸引路160は、テーブル130の接続開口168を介して、第1の吸引装置(例えば真空ポンプ)に接続され、第2の吸引路170は、テーブル130の接続開口178を介して、第2の吸引装置(例えば真空ポンプ)に接続される。
この状態で、第1の吸引装置を作動させると、第1の吸引路160を構成する各管状路161が減圧される。これにより、テーブル130の上表面131に設けられた開口165を介して、スクリーン版110が、テーブル130の上表面131に引きつけられ、スクリーン版110の位置が固定される。
同様に、第2の吸引装置を作動させると、第2の吸引路170を構成する各管状路171が減圧される。これにより、テーブル130の上表面131に設けられた開口175を介して、被印刷物190が、テーブル130の上表面131に引きつけられ、被印刷物190の位置が固定される。
これにより、スクリーン版110および被印刷物190が、テーブル130に固定される。換言すれば、スクリーン版110または被印刷物190の位置が、他方に対して固定される。
ただし、このような固定手段の構成は、単なる一例であって、被印刷物190およびスクリーン版110は、その他の方法で、テーブル130に固定されても良い。
例えば、磁石などを用いた電磁的な方法、またはクランプなどを用いた機械的な方法で、被印刷物190およびスクリーン版110がテーブル130に固定されても良い。
また、被印刷物190が高重量である場合など、特定の場合には、固定手段による被印刷物190の固定が省略されても良い。同様に、特定の場合には、固定手段によるスクリーン版110の固定が省略されても良い。
次に、分離手段150の把持部材152によって、スクリーン版110の第1の外周部分112aが把持される。
また、支持手段155の把持部材157によって、スクリーン版110の第2の外周部分112bが把持される。
ただし、これらの把持工程の少なくとも一つは、必ずしもこの時点で行う必要はない。例えば、分離手段150の把持部材152による、スクリーン版110の第1の外周部分112aの把持は、後述の分離工程(工程S140)を実施する前までに、実施されれば良い。同様に、支持手段155の把持部材157による、スクリーン版110の第2の外周部分112bの把持は、後述の分離工程(工程S140)を実施する前までに、実施されれば良い。
次に、図6(a)に示すように、スクリーン版110のメッシュ114上の所定の位置に、ペースト192が設置される。
なお、明確化のため、図6(a)には、分離手段150および支持手段155は示されていないことに留意する必要がある(図6(b)、(c)においても同じ)。
(工程S120)
次に、スキージヘッド140の動作により、スキージ142が、スクリーン版110上の第1の位置(「印刷開始位置」とも称する)に設置される。
図6(b)には、スキージ142が第1の位置に配置された状態を示す。なお、明確化のため、この図では、スキージ142を除くスキージヘッド140の部分は、省略されている(図6の他の部分においても同じ)。
図6(b)に示すように、スキージ142は、スクリーン版110のメッシュ114と接触するように配置される。なお、図6(b)からは明確ではないが、スキージ142は、紙面に垂直な方向(Y方向)に沿って、メッシュ114と線接触するように配置される。
また、第1の位置は、ペースト192の近傍であって、ペースト192よりもスクリーン版110の第1の外周部分112aに近い位置であることが好ましい。
(工程S130)
次に、図6(c)に示すように、スキージ142が、スクリーン版110と接触した状態で、矢印で示す方向F(「移動方向F」と称する)に沿って、第1の位置から第2の位置(「印刷完了位置」とも称する)まで移動する。
スキージ142の第1の位置から第2の位置までの移動方向Fは、実質的に、スクリーン版110の第1の外周部分112aから第2の外周部分112bに向かう方向(前述の正のX方向)に対応する。
このスキージ142の動作によって、スクリーン版110上のペースト192が被印刷物190の側に押し付けられ、スクリーン版110のパターン119が被印刷物190上に転写される。
その後、スキージ142は、スキージヘッド140により、次の分離工程(工程S140)を妨害しない場所まで動かされても良い。
あるいは、スキージ142は、第2の位置に留まっても良い。すなわち、スキージ142を第2の位置に固定したまま、次の分離工程(工程140)が実施されても良い。この場合、スキージ142によって、メッシュ114を被印刷物190の方に固定する力が強まり、次の分離工程(工程S140)において、被印刷物190に対するメッシュ114のずれを有意に抑制することができる。
(工程S140)
次に、分離手段150によりスクリーン版110が被印刷物190から分離される。
これに先立ち、第1の固定手段により、スクリーン版110がテーブル130に固定されている場合、そのような固定状態が解除される。
例えば、前述の吸引方式でスクリーン版110がテーブル130に固定されている場合、第2の吸引装置〜第2の吸引路170による被印刷物190の吸引を維持したまま、第1の吸引装置の作動が停止される。これにより、第1の吸引路160の減圧状態が排除され、スクリーン版110のテーブル130に対する固定が解除される。
次に、分離手段150により、スクリーン版110の第1の外周部分112aが、被印刷物190から遠ざかるように移動される。
例えば、図6(d)に示すように、分離手段150のアーム151の駆動により、把持部材152が上部に上昇する。これに伴い、把持部材152によって把持されているスクリーン版110の第1の外周部分112aが上方に移動する。
このスクリーン版110の第1の外周部分112aの移動は、支点をPとして実施される。
支点Pは、図6の方向(Y方向)から見たとき、被印刷物190の上面(もしくは水平に配置されたスクリーン版110の底面)または下面(もしくはテーブル130の上表面131)に対応する直線を、スクリーン版110の第2の外周部分112bよりも外側まで外挿した外挿線上の任意の位置にある。
例えば、図6(d)に示した例では、被印刷物190が薄いため、あまり明確ではないが、支点Pは、被印刷物190の下面に対応する直線(水平線)を、スクリーン版110の第2の外周部分112bよりも外側まで外挿した外挿線L上にある。
あるいは、被印刷物190が厚い場合など、特定の場合には、支点Pは、被印刷物190の上面に対応する直線(水平線)を、スクリーン版110の第2の外周部分112bよりも外側まで外挿した外挿線上にあっても良い。
なお、分離手段150の動作中、スクリーン版110の第2の外周部分112bは、支持手段155によって支持されており、このため、スクリーン版110の位置ずれは有意に抑制される。
図6(d)に示すように、分離手段150によってスクリーン版110の第1の外周部分112aが持ち上げられると、メッシュ114は、第1の外周部分112aの上昇のタイミングからある遅れ時間をもって、第1の外周部分112aの側から、徐々に上方に持ち上げられる。
その後、図6(e)に示すように、分離手段150による第1の外周部分112aの上昇をさらに継続すると、メッシュ114は、前述の移動方向F(正のX方向)に沿って、被印刷物190から徐々に引き離される。従って、これを継続することにより、最終的に、メッシュ114、さらにはスクリーン版110を、被印刷物190から完全に分離することができる。
なお、分離手段150によるスクリーン版110の第1の外周部分112aの上昇の態様として、以下に示すような、少なくとも2つの態様が想定される:
第1の態様(回転による移動):
第1の態様では、図6(d)および(e)に示したように、スクリーン版110の第1の外周部分112aは、支点Pを回転軸として、回転するように上昇する。
第2の態様(鉛直方向の移動):
第2の態様では、スクリーン版110の第1の外周部分112aは、支点Pに拘束されながら、実質的に鉛直方向に沿って上昇する。この場合、スクリーン版110の第1の外周部分112aのスムーズな上昇を可能にするため、分離手段150の把持部材152とアーム151とは、相互の位置関係を適宜調整するように作動される。例えば、第1の外周部分112aの上昇量の増加にともない、分離手段150の把持部材152は、アーム151から徐々に遠ざかるように(すなわちX軸の正方向に)移動しても良い。
なお、第1の外周部分112aの上昇の態様は、これらの2種類に限られるものではなく、その他の態様も考えられる。
ここで、分離工程におけるスクリーン版110の第1の外周部分112aの「上昇速度」は、最大1000mm/sec以下であることが好ましい。上昇速度をこの範囲に抑制することにより、より品質低下の少ない状態で、スクリーン版110を、被印刷物190から分離させることが可能になる。
なお、前述のように、第1の外周部分112aの上昇方法には、いくつかの態様がある。そのため、ここでは、第1の外周部分112aの「上昇速度」を、鉛直方向の上向きの速度で表すものとする。
例えば、スクリーン版110の第1の外周部分112aの上昇速度は、少なくとも3段階で変化させても良い。例えば、第1の段階では、上昇速度vは、0mm/sec〜1000mm/secの範囲で変化し、次の第2の段階では、上昇速度vは、0.01mm/sec〜500mm/secの範囲で変化し、次の第3の段階では、上昇速度vは、500mm/sec〜0mm/secの範囲で変化しても良い。
以上のように、第1のスクリーン印刷方法では、スクリーン版110を被印刷物190に実質的に密着させた状態で、印刷工程(工程S130)が実施される。このため、従来の非密着方式によるスクリーン印刷において生じるような、スクリーン版110のメッシュ114の歪みを最小限に抑制することができ、あるいは実質的に歪みが生じないようにすることができる。その結果、印刷工程(工程S130)の直後に生じ得る、被印刷物190上のパターンの変形も、最小限に抑制される。
また、第1のスクリーン印刷方法では、印刷後の分離工程(工程S140)において、スクリーン版110は、前述のように定められる支点Pを用いて、第1の外周部分112aを徐々に上昇させることにより実施される。この場合、スクリーン版110は、一方の外周部から対向する外周部まで、1方向(前述の移動方向F)に沿って、徐々に被印刷物190から分離することができる。
従って、このような方法では、従来の密着方式によるスクリーン印刷方法とは異なり、被印刷物190をスクリーン版110から分離する際に、印刷品質に与える影響を最小限に抑制することができる。
以上の効果により、第1のスクリーン印刷方法および第1のスクリーン印刷装置では、従来のスクリーン印刷方法に比べて、印刷品質の低下を有意に抑制することが可能となり、より所望の形状に近い印刷パターンを得ることができる。
また、第1のスクリーン印刷方法および第1のスクリーン印刷装置では、将来、印刷されるパターンがより微細になっても、高精細な状態での印刷に十分に対応することが可能となる。
以上、第1のスクリーン印刷装置100および第1のスクリーン印刷方法を例に、本発明の一実施形態について説明した。ただし、本発明は、これらの態様に限られるものではなく、当業者には、示された態様以外の各種構成が想定され得ることは明らかである。
1 従来のスクリーン印刷装置
10 スクリーン版
12 枠部材
14 メッシュ
30 テーブル
40 スキージ
90 被印刷物
92 ペースト
95 パターン
100 第1のスクリーン印刷装置
110 スクリーン版
112 枠部材
112a〜112d 外周部分
114 メッシュ
119 パターン
130 テーブル
131 上表面
140 スキージヘッド
142 スキージ
144 アーム
146 先端部材
150 分離手段
151 アーム
152 把持部材
155 支持手段
156 支持部材
157 把持部材
160 第1の吸引路
161 管状路
165 開口
168 接続開口
170 第2の吸引路
171 管状路
175 開口
178 接続開口
190 被印刷物
192 ペースト

Claims (12)

  1. パターンを有するスクリーン版上でスキージを移動させて、被印刷物に前記パターンを印刷するスクリーン印刷方法であって、
    前記スクリーン版は、周囲の枠部材によって囲まれたメッシュを有し、
    前記枠部材は、第1の外周部分および第2の外周部分を有し、前記第1の外周部分は、第1の方向に向かって第2の外周部分と対向し、
    当該スクリーン印刷方法は、
    (1)前記メッシュが被印刷物に密着するようにして配置された前記スクリーン版上に、ペーストを設置する工程と、
    (2)スキージを、前記メッシュ上の第1の位置で、前記メッシュに接触させる工程と、
    (3)前記スキージを、前記第1の位置から第2の位置まで、移動方向に沿って移動させ、前記被印刷物に前記ペーストを転写させる工程であって、前記移動方向は、前記第1の方向と実質的に一致する工程と、
    (4)前記第1の方向と垂直な水平方向から見たとき、前記被印刷物の上面または下面に対応する直線を、前記スクリーン版の前記第2の外周部分よりも外側まで外挿した外挿線上のいずれかの点を支点として、前記枠部材の前記第1の外周部分を、前記被印刷物から遠ざかるように移動させる工程
    を有し、
    前記(3)の工程後に、前記スキージが前記第2の位置に留まったまま、前記(4)の工程が開始される、スクリーン印刷方法。
  2. 前記(4)の工程では、
    前記枠部材の前記第1の外周部分は、前記支点を軸として回転される、請求項1に記載のスクリーン印刷方法。
  3. 当該スクリーン印刷方法は、前記(1)の工程の前に、
    (a)前記被印刷物をテーブルに固定する工程と、
    (b)前記スクリーン版を前記テーブルに固定する工程と、
    を有し、
    前記(4)の工程の前に、前記被印刷物を前記テーブル上に固定したまま、前記スクリーン版と前記テーブルとの固定が解除される、請求項1または2に記載のスクリーン印刷方法。
  4. 前記(a)の工程は、前記被印刷物を前記テーブルに吸引する工程を有し、および/または
    前記(b)の工程は、前記スクリーン版を前記テーブルに吸引する工程を有する、請求項3に記載のスクリーン印刷方法。
  5. 前記(4)の工程では、前記枠部材の前記第1の外周部分は、最大1000mm/sec以下の速度で移動される、請求項1乃至4のいずれか一つに記載のスクリーン印刷方法。
  6. パターンを有するスクリーン版上でスキージを移動させて、被印刷物に前記パターンを印刷するスクリーン印刷装置であって、
    前記スクリーン版は、周囲の枠部材によって囲まれたメッシュを有し、
    前記枠部材は、第1の外周部分および第2の外周部分を有し、前記第1の外周部分は、第1の方向に向かって第2の外周部分と対向し、
    前記スキージは、前記スクリーン版にペーストが載置された状態で、前記スクリーン版上の第1の位置から第2の位置まで、移動方向に沿って移動することができ、
    前記移動方向は、前記第1の方向と実質的に一致し、
    印刷の際には、前記スクリーン版は、前記メッシュが被印刷物と密着するように、該被印刷物上に配置され、
    当該スクリーン印刷装置は、さらに、
    前記第1の方向と垂直な水平方向から見たとき、前記被印刷物の上面または下面に対応する直線を、前記スクリーン版の前記第2の外周部分よりも外側まで外挿した外挿線上のいずれかの点を支点として、前記枠部材の前記第1の外周部分を、前記被印刷物から遠ざかるように移動させる分離手段
    を有
    前記分離手段は、前記スキージが前記スクリーン版上の前記第2の位置に留まった状態で、前記枠部材の前記第1の外周部分の移動を開始する、スクリーン印刷装置。
  7. さらに、前記スクリーン版の下側に、被印刷物を載置するためのテーブルと、
    前記スクリーン版を前記テーブルに固定する第1の固定手段と、
    を有する、請求項に記載のスクリーン印刷装置。
  8. 前記第1の固定手段は、前記スクリーン版を前記テーブルに吸引固定する機能を有する、請求項に記載のスクリーン印刷装置。
  9. さらに、
    前記被印刷物を前記テーブルに固定する第2の固定手段、
    を有する、請求項またはに記載のスクリーン印刷装置。
  10. 前記第2の固定手段は、前記被印刷物を前記テーブルに吸引固定する機能を有する、請求項に記載のスクリーン印刷装置。
  11. 前記分離手段は、前記第2の固定手段により、前記被印刷物が前記テーブル上に固定された状態で、前記枠部材の前記第1の外周部分を、前記被印刷物から遠ざかるように移動させる、請求項または10に記載のスクリーン印刷装置。
  12. 前記分離手段は、前記支点を軸として、前記枠部材の前記第1の外周部分を回転させる機能を有する、請求項乃至11のいずれか一つに記載のスクリーン印刷装置。
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