JP2014178928A - 車両衝突防止装置とそれを用いた車両衝突防止システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両同士の衝突事故を防止する車両衝突防止装置とそれを用いた車両衝突防止システムを提供する。
【解決手段】 先行車の制御部2は、衝突を予測した時に後続車に衝突危険情報を発信する。衝突危険情報を受けた後続車の制御部2は、車速に応じた車間距離によって運転者に衝突危険の注意喚起や車両の自動停止を行う。また、現在位置が自動車専用道路上(高速道路を含む)または渋滞エリア外の場合に限り、後続車に向けて衝突危険情報を発信する。これによって、衝突防止を行いつつ渋滞を長引かせることも防止することができる。
【選択図】図4
【解決手段】 先行車の制御部2は、衝突を予測した時に後続車に衝突危険情報を発信する。衝突危険情報を受けた後続車の制御部2は、車速に応じた車間距離によって運転者に衝突危険の注意喚起や車両の自動停止を行う。また、現在位置が自動車専用道路上(高速道路を含む)または渋滞エリア外の場合に限り、後続車に向けて衝突危険情報を発信する。これによって、衝突防止を行いつつ渋滞を長引かせることも防止することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、車両の衝突を防止する車両衝突防止装置と、それを用いた車両衝突防止システムに関するものである。
車が停車時または急ブレーキ時にGPS等により自車位置を取得し、これを衝突危険情報として周囲の車に発信する。この情報を受けた周囲の車はGPS等により自車位置を取得し、衝突危険情報内の車両位置と自車位置との角度と距離を算出し、衝突の危険性があると判断された場合には、ブレーキの制動やシートベルトの巻取りを行うことで、乗員を危険から守るという技術が特許文献1に掲載されている。
上記従来例では、停車時や急ブレーキ時には常に衝突危険情報を発信する。しかしながら、渋滞時は車両の速度が遅いため衝突危険情報を発信せずに、先行車の動向を確認してからでも後続車は十分に対処が可能である。よく知られているように渋滞は、ある車がブレーキを踏んだ後に、それにつられた後続車たちが連鎖的にブレーキを踏むことにより発生する。上記従来例では、渋滞時でも衝突危険情報を発信するため、逆に後続車にとって早目の制動を促すことになり、さらに渋滞を長引かせる虞れがある。
そこで本発明は、不用意に渋滞を長引かせることを防止することを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明の車両衝突防止装置は、前方通信部と、この前方通信部に接続された制御部と、この制御部に接続された後方通信部と、前記制御部に接続された衝突予測部または、警報部または、制動部とを備え、前記制御部に渋滞情報取得部と自車位置取得部とを接続したものである。
以上のように、本発明の車両衝突防止装置は、前方通信部と、この前方通信部に接続された制御部と、この制御部に接続された後方通信部と、前記制御部に接続された衝突予測部または、警報部または、制動部とを備え、前記制御部に渋滞情報取得部と自車位置取得部とを接続したものであるので、不用意に渋滞を長引かせることを防止することができる。
すなわち、先行車が衝突を予測した時点で後続車に衝突危険情報を発信し、それを受信した後続車は運転者に衝突危険の注意喚起や車両の自動停止を行うことで衝突を防ぐことができる。また、後続車に向けては高速道路と渋滞エリア外の時に限り衝突危険情報を発信することで、不用意に渋滞を長引かせること無く衝突の危険性を前もって知らせることができるのである。
以下、本発明の一実施の形態を添付図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、高速道路上を走行していることを示している。図2は、渋滞の一般道を走行していることを示している。このように本実施形態では、自車位置が自動車専用道路上(高速道路を含む)または渋滞エリアであるかどうかを判断できるようになっている。
(実施の形態1)
図1は、高速道路上を走行していることを示している。図2は、渋滞の一般道を走行していることを示している。このように本実施形態では、自車位置が自動車専用道路上(高速道路を含む)または渋滞エリアであるかどうかを判断できるようになっている。
図3は、本実施形態での車両Aを示している。そして車両Aの前方部と後方部に前方通信部1と後方通信部3が搭載されていて、これにより前後の車両との車車間通信を行えるようになっている。
図4は、本発明での制御ブロックを示している。先行車からの衝突危険情報を受信する前方通信部1、様々なブロックの制御を行う制御部2、後続車に衝突危険情報を発信する後方通信部3、先行車等との衝突を予測する衝突予測部4、運転者に衝突危険を注意喚起する警報部5、車両Aを自動的に制動する制動部6、自車位置を取得する自車位置取得部7、渋滞情報を取得する渋滞情報取得部8を備えている。
前方通信部1は、先行車からの衝突危険情報を受信する。悪天候でも通信可能なミリ波等を使用しても良い。
後方通信部3は、後続車に向けて衝突危険情報を発信する。同様にミリ波等で通信できれば良い。
衝突予測部4は、衝突を予測する。ミリ波レーダー、ステレオカメラ等から構成され、物体を認識しその物体との距離変化等により自車との衝突予測を行うことができる。
警報部5は、衝突危険を画面の表示や音声によって運転者に注意喚起を行う。ディスプレイ(図1、図2の5a)と音声出力を備える構成である。
制動部6は、ブレーキ装置に対して所定の制動力を発生させる。
自車位置取得部7は、車速センサ7aとGPS7bとジャイロ7cと地図データ格納部7d等から構成され、現在走行中の位置や道路の種別等を取得することができる。
渋滞情報取得部8は、VICS(登録商標)受信機等から構成されていて、現在の渋滞状況を取得することができる。
以上の構成を持つことにより、衝突危険情報発信側のフローチャートは図5となる。
衝突予測部4は、衝突を予測した場合に制御部2にそれを通知する(図5のS1:YES)。通知を受けた制御部2は衝突危険情報を後続車に向けて発信するため、後方通信部3に対して発信の制御を行うことで衝突危険情報を発信する(図5のS2)。
また、衝突危険情報受信側のフローチャートは図6となる。
前方通信部1が衝突危険情報を受信した場合に、制御部2にそれを通知する(図6のS3)。通知を受けた制御部2は、自車位置取得部7から車速を取得し、衝突予測部4から車間距離を取得する(図6のS4)。
制御部2は、車速に応じた車間距離が十分に開いているか判断し開いている場合には(図6のS5:YES)、警報部5による衝突危険の注意喚起や制動部6による自動停止の制御を行わない(図6のS6)。
車間距離が十分では無いが(図6のS5:NO)、注意喚起で間に合う距離の場合は(図6のS7:YES)、制御部2は警報部5を制御し、ディスプレイ5aに文字を表示したり音声出力により運転者に衝突危険の注意喚起を行う(図6のS8)。
注意喚起で間に合わない場合には(図6のS7:NO)、制御部2は制動部6を制御し車両の自動停止を行う(図6のS9)。
また、衝突危険情報受信後のもう一方のフローチャートは図7となる。
衝突危険情報を受信後、制御部2は、自車位置取得部7から自車位置を取得し渋滞情報取得部8から渋滞エリアを取得する(図7のS10)。
制御部2は、その情報から現在位置が自動車専用道路上(高速道路を含む)場合には(図7のS11:YES)、後方通信部3を制御して後続車に向けて衝突危険情報を発信する(図7のS12)。
これに対して、現在位置が自動車専用道路上(高速道路を含む)ではない場合で(図7のS11:NO)、かつ渋滞エリア内でない場合には(図7のS13:NO)、後方通信部3を制御して後続車に向けて衝突危険情報を発信する(図7のS12)。
また、渋滞エリアである場合には(図7のS13:YES)、衝突危険情報を発信しない(図7のS14)。
すなわち、本実施形態においては、自動車専用道路(高速道路を含む)と渋滞エリア外の時に限り衝突危険情報を後続車に発信することで、不用意に渋滞を長引かせること無く、かつ衝突の危険性を前もって知らせることが出来るものとなるのである。
以上のように、本発明は、先行車が衝突を予測した時点で後続車に衝突危険情報を発信し、それを受信した後続車は運転者に衝突危険の注意喚起や車両の自動停止を行うことで衝突を防ぐことが出来る。また、後続車に向けては自動車専用道路(高速道路を含む)と渋滞エリア外の時に限り衝突危険情報を発信することで、不用意に渋滞を長引かせること無く衝突の危険性を前もって知らせることが出来るのである。
従って、自動車への適用が期待されるものとなる。
A 車両
1 前方通信部
2 制御部
3 後方通信部
4 衝突予測部
5 警報部
5a ディスプレイ
6 制動部
7 自車位置取得部
7a 車速センサ
7b GPS
7c ジャイロ
7d 地図データ格納部
8 渋滞情報取得部
1 前方通信部
2 制御部
3 後方通信部
4 衝突予測部
5 警報部
5a ディスプレイ
6 制動部
7 自車位置取得部
7a 車速センサ
7b GPS
7c ジャイロ
7d 地図データ格納部
8 渋滞情報取得部
Claims (3)
- 前方通信部と、この前方通信部に接続された制御部と、この制御部に接続された後方通信部と、前記制御部に接続された衝突予測部または、警報部または、制動部とを備え、前記制御部に渋滞情報取得部と自車位置取得部とを接続した車両衝突防止装置。
- 前記制御部は、前記前方通信部によって先行車からの衝突危険情報を取得した場合、前記自車位置取得部で取得した自車位置が自動車専用道路(高速道路を含む)以外で、かつ、前記渋滞情報取得部によって渋滞エリア情報を取得した場合には、前記後方通信部からの衝突危険情報の発信を停止させる構成とした請求項1に記載の車両衝突防止装置。
- 請求項1または請求項2に記載の車両衝突防止装置を搭載した先行車と、請求項1または請求項2に記載の車両衝突防止装置を搭載した後続車とを備え、先行車の後方通信部から送信された衝突危険情報を、後続車の前方通信部によって受信する構成とした車両衝突防止システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013052854A JP2014178928A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 車両衝突防止装置とそれを用いた車両衝突防止システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013052854A JP2014178928A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 車両衝突防止装置とそれを用いた車両衝突防止システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014178928A true JP2014178928A (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=51698797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013052854A Pending JP2014178928A (ja) | 2013-03-15 | 2013-03-15 | 車両衝突防止装置とそれを用いた車両衝突防止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014178928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110060505A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-26 | 惠州市德赛西威智能交通技术研究院有限公司 | 一种高速公路中紧急停靠的警示方法及系统 |
-
2013
- 2013-03-15 JP JP2013052854A patent/JP2014178928A/ja active Pending
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CN110060505A (zh) * | 2019-04-24 | 2019-07-26 | 惠州市德赛西威智能交通技术研究院有限公司 | 一种高速公路中紧急停靠的警示方法及系统 |
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