JP2014178486A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014178486A
JP2014178486A JP2013052332A JP2013052332A JP2014178486A JP 2014178486 A JP2014178486 A JP 2014178486A JP 2013052332 A JP2013052332 A JP 2013052332A JP 2013052332 A JP2013052332 A JP 2013052332A JP 2014178486 A JP2014178486 A JP 2014178486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressing
fixing
pressure
fixing device
pressure member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013052332A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6098252B2 (ja
Inventor
Teppei Kawada
哲平 川田
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Masaaki Yoshikawa
政昭 吉川
Sadafumi Ogawa
禎史 小川
Takahiro Imada
高広 今田
Hirotada Takagi
啓正 高木
Kazuya Saito
一哉 齋藤
Toshihiko Shimokawa
俊彦 下川
Kensuke Yamaji
健介 山地
Takamasa Hase
岳誠 長谷
Shutaro Yuasa
周太郎 湯淺
Takuya Seshimo
卓弥 瀬下
Takeshi Uchitani
武志 内谷
Akira Suzuki
明 鈴木
Hiroshi Yoshinaga
洋 吉永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013052332A priority Critical patent/JP6098252B2/ja
Publication of JP2014178486A publication Critical patent/JP2014178486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6098252B2 publication Critical patent/JP6098252B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】回転トルクによるニップ面圧への影響を効果的に軽減することができる定着装置を提供する。
【解決手段】互いに当接して回転する回転体である定着部材81と加圧部材83とを備え、加熱された定着部材81と加圧部材83との間のニップ部Nにより記録材に画像の定着を行う定着装置80であって、加圧部材83は、当該加圧部材83に固定されて同軸で回転する加圧部材歯車92により、当該加圧部材歯車92に咬合する他の歯車111からの力を受けて回転駆動され、加圧部材83を定着部材81に向けて押圧する加圧部材用押圧手段と、加圧部材83を加圧部材用押圧手段による押圧方向とは略逆方向に押圧する対向押圧手段と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、互いに当接して回転する回転体を用いて記録材への画像の定着を行う定着装置及び画像形成装置に関する。
なお、本明細書における記録材は、例えば普通紙、各種のコート紙、感光紙、静電記録紙、葉書等の厚紙、OHPフィルム等の各種フィルムなど、各種のシート状記録媒体を含むこととする。
近年、例えばプリンタ・複写機・ファクシミリなどの画像形成装置に対し、省エネルギー化・高速化についての市場要求が強くなってきている。
画像形成装置では、電子写真記録・静電記録・磁気記録等の画像形成プロセスにより、画像転写方式もしくは直接方式で未定着トナー画像が記録材に形成される。未定着トナー画像を定着させるための定着装置としては、定着部材の回転体としてローラを用いる熱ローラ方式、ベルトを用いるベルト方式、さらにフィルム加熱方式、電磁誘導加熱方式等の接触加熱方式の定着装置が広く採用されている。
こうした定着装置では、近年、電源投入時などの常温状態から印刷可能な所定の温度(リロード温度)となるまでに要するウォームアップ時間をさらに短縮化することが求められている。このウォームアップ時間は、印刷要求を受けた後、印刷準備を経て印字動作を行い排紙が完了するまでのファーストプリント時間にもかかわるものである(課題1)。
また、画像形成装置の高速化に伴い、単位時間あたりの通紙枚数が増え、必要熱量が増大しているため、特に連続印刷のはじめに熱量が不足する所謂、温度落ち込みが問題となっている(課題2)。
課題1の問題を解決する方法として、セラミックヒータを用いたサーフ定着が提案されており、この方式により、ベルト方式の定着装置に比べ、低熱容量化、小型化するようにしている。しかし、この方式ではニップ部のみを局所加熱しているため、その他の部分では加熱されておらず、ニップ部における用紙などの入口においてベルトは最も冷えた状態にあり、定着不良が発生しやすくなるという問題がある。特に、高速機においては、ベルトの回転が速く、ニップ部以外でのベルトの放熱が多くなるため、より定着不良が発生しやすくなるという問題がある(課題3)。
以上のような課題1〜3を解決するためのものとして、特許文献1がある。図12は、特許文献1の定着装置の概略図である。
無端ベルト201の内部にパイプ状の金属熱伝導体202を、無端ベルト201の移動をガイドすることが可能に固定し、金属熱伝導体202内の熱源203により金属熱伝導体202を介して無端ベルト201を加熱する。さらに無端ベルト201を介して金属熱伝導体202に接してニップ部207を形成する加圧ローラ204を備え、該加圧ローラ204の回転に連れ回りするようにして無端ベルト201を周方向に移動させる。この構成により、定着装置を構成する無端ベルト201全体を温めることを可能にし、加熱待機時からのファーストプリントタイムを短縮することができ、かつ高速回転時の熱量不足を解消することが可能となっている。
また、更なる省エネ性およびファーストプリントタイム向上のためには熱効率を更に向上させる必要があり、このため、無端ベルト201を金属熱伝導体を介さず、直接加熱する構成も知られている。
上述した特許文献1や、さらにその無端ベルト201を金属熱伝導体を介さず、直接加熱する構成では、省エネ性を向上させ、加熱待機時からのファーストプリントタイムを更に短縮させることができる。しかし、こうした構成とすることで、無端ベルト201がニップ部207を摺動しながら通過することとなり、従来、一般的であったローラとローラを突き当てる構成に比べて、無端ベルト201を回転させるためのトルクが増大するという問題が現れた。
さらに、加圧ローラ204には弾性層206を有しているが、この弾性層206は、無端ベルト201の回転に従いせん断力を受けることになる。増大した回転トルクに弾性層206の強度がもつためには、この弾性層206のゴム硬度あるいはスポンジ硬度が高くなる傾向がある。さらに、熱効率を向上させるために、この弾性層206を薄くする必要がある。
こうした構成で記録材の搬送方向におけるニップ幅を確保するために、図9(a)に示すような突き当て方式がとられていた。この突き当て方式は、図9(a)に示すように、加圧ローラ204両端についているベアリング208を加圧スプリングによって押圧力F1で無端ベルト201の方向に付勢する。そしてベアリング208を、定着装置のフレームに固定された突き当て部材220に突き当てることで、加圧ローラ204の位置を確定させる。
しかし、こうした図9(a)に示すような構成例では、上述のように加圧ローラ204の弾性層206が高硬度化および薄肉化された場合、突き当て部材220の位置や、加圧ローラ204の直径のばらつきによるニップ幅の変動が大きくなる。また、この問題を解消するために、用いる各部品の高精度化をおこなうとコストが増大する。
一方、こうした問題を解消するために、図9(b)に示すような荷重方式がとられている。これは、図9(a)に示す突き当て方式における突き当て部材220を設けず、ベアリング208を押圧力F1で付勢する加圧スプリングでの付勢力を調整することによって、ニップを調整するものである。
ニップを確保するために、定着装置は押圧力F1を調整する調整機構を有し、工場生産のときなどにニップ幅が確保されるよう、この調整機構で押圧力F1の調整を行う。
この図9(b)に示す構成の問題を以下に説明する。
加圧ローラ204は、無端ベルト201に近づく方向および逆方向D1に移動可能に設けられている。これは、ジャムが発生した場合にユーザーが紙を取り除きやすくするためである。また、加圧ローラ204の軸端部には、同軸で回転する駆動ギヤ211が固定されている。
ここで、上述のように無端ベルト201がニップ部207を摺動しながら通過する構成で、無端ベルト201を回転させるためのトルクが増大すると、そのトルクが伝達される駆動ギヤ211におけるラジアル力が無視できなくなる。すなわち、駆動ギヤ211が回転トルクを伝達されることによる押圧力F3が大きくなると、ニップ部207における面圧となる押圧力F2でその影響との釣り合いをとることとなる。この駆動ギヤ211による押圧力F3は、加圧ローラ204の軸における一端から加えられるため、押圧力F3が大きくなると、ニップ部207を形成するための押圧力F2が場所によって均一でなくなり、ニップ部207の面圧偏差が生じる。
ニップ部207で面圧偏差が生じた場合、例えば下記の問題が発生するおそれがある。
(1) ニップ部207を形成する部材の偏磨耗
(2) 加圧ローラ204の弾性層206の破壊
(3) 記録材のスキュー
さらに、押圧力F3を大きくする要因である駆動ギヤ211の回転トルクは、経時で増大する傾向がある。このため、ニップ部207での面圧偏差も、経時で増大するおそれがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、回転トルクによるニップ面圧への影響を効果的に軽減することができる定着装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明に係る定着装置は、互いに当接して回転する回転体である定着部材と加圧部材とを備え、加熱された定着部材と加圧部材との間のニップ部により記録材に画像の定着を行う定着装置であって、加圧部材は、当該加圧部材に固定されて同軸で回転する加圧部材歯車により、当該加圧部材歯車に咬合する他の歯車からの力を受けて回転駆動され、加圧部材を定着部材に向けて押圧する加圧部材用押圧手段と、加圧部材を加圧部材用押圧手段による押圧方向とは略逆方向に押圧する対向押圧手段と、を備えたことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、回転トルクによるニップ面圧への影響を効果的に軽減することができる。
本発明の実施形態としての定着装置80を用いた画像形成装置100の構成例を示す図である。 本実施形態の定着装置80の一構成例を示す図である。 本実施形態の定着装置80の他の構成例を示す図である。 本実施形態の定着装置80に押圧力を作用させる構成を概略的に示す図である。 図4における押圧力F1、F4を作用させる構成を加圧ローラ83の軸方向から概略的に示す図である。 加圧ローラ83の軸97に回転駆動力を伝達する構成を概略的に示す図である。 加わる力の関係を、(a)本実施形態、(b)従来の荷重方式について概略的に示す図である。 従来の定着装置の構成例を示す図である。 従来の定着装置に加わる力の関係を、(a)突き当て方式、(b)荷重方式について概略的に示す図である。
次に、本発明に係る定着装置を適用した一実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施形態は、例えば複写機やファクシミリ、プリンタなどの静電記録式画像形成装置に使用される定着装置に関する。より具体的には、回転体である無端状の定着部材と加圧部材間にニップ部を形成し、該ニップ部を通る被定着材に対し定着処理を行う定着装置、およびその定着装置を搭載した画像形成装置に関するものである。
図1に、本実施形態の画像形成装置100の構成例を示す。
図1に示した画像形成装置は、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式を用いるカラープリンタあるが、本実施形態はこの方式に限定されるものではない。また、本実施形態はプリンタだけではなく、例えば複写機やファクシミリ装置など各種の画像形成装置に適用することができる。
図1に示すように、画像形成装置100は、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な像担持体としての感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkを備える。こうして、本実施形態の画像形成装置100では、これら感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkが並設されたタンデム構造が採用されている。
図1に示す構成の画像形成装置100は、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに形成された可視像が、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対峙しながら中間転写体である転写ベルト11に対して1次転写行程を実行する。転写ベルト11は、矢印A1方向に移動可能な無端ベルトが用いられる。こうして各色それぞれの画像が転写ベルト11に重畳転写され、その後、記録シートなどが用いられる記録材Sに対して2次転写行程を実行することで一括転写されるようになっている。
各感光体ドラムの周囲には、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されている。このため、ブラック画像形成を行う感光体ドラム20Bkを対象として説明すると、感光体ドラム20Bkの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30Bk、現像装置40Bk、1次転写ローラ12Bkおよびクリーニング装置50Bkが配置されている。帯電後に行われる書き込みは、光書込装置8が用いられる。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11が矢印A1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに形成された可視像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写される。この各色可視像の転写は、1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkによる電圧印加によって行われ、矢印A1方向の上流側から下流側に向けてタイミングをずらして行われる。1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkは、転写される各色可視像が転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対向して配設される。
各感光体ドラム感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkは、矢印A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像をそれぞれ形成するための画像ステーションに備えられている。
画像形成装置100は、色毎の画像形成処理を行う4つの画像ステーションと、転写ベルトユニット10と、2次転写ローラ5と、中間転写ベルトのクリーニング装置13と、光書込装置8とを有している。
転写ベルトユニット10は、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkの上方に対向して配設され、転写ベルト11及び1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkを備える。
2次転写ローラ5は、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に従動し、連れ回りする転写部材としての転写ローラである。
クリーニング装置13は、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11表面をクリーニングする。
光書込装置8は、4つの画像ステーションの下方に対向して配設され、光源としての半導体レーザ、カップリングレンズ、fθレンズ、トロイダルレンズ、折り返しミラーおよび偏向手段としての回転多面鏡などを備える。こうした構成により、光書込装置8は、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに対して色毎に対応した書き込み光Lbを出射して感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkに静電潜像を形成する。なお、図1では、便宜上、ブラック画像の画像ステーションのみを対象として符号が付けてあるが、その他の画像ステーションも同様である。
画像形成装置100は、さらにシート給送装置61と、レジストローラ対4とを備える。
シート給送装置61は、感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkと転写ベルト11との間に向けて搬送される記録材Sを積載した給紙カセットである。
レジストローラ対4は、シート給送装置61から搬送されてきた記録材Sを、画像ステーションによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、各感光体ドラム20Y,20C,20M,20Bkと転写ベルト11との間の転写部に向けて繰り出す。
また、画像形成装置100は、記録材Sの先端がレジストローラ対4に到達したことを検知する図示しないセンサを備える。
画像形成装置100は、さらに定着装置80と、排出ローラ7と、排紙トレイ17と、トナーボトル9Y,9C,9M,9Bkとを備える。
定着装置80は、トナー像が転写された記録材Sにそのトナー像を定着させる。
排出ローラ7は、定着済みの記録材Sを画像形成装置100の本体外部に排出する。
排紙トレイ17は、画像形成装置100の本体上部に配設され、排出ローラ7により画像形成装置100の本体外部に排出された記録材Sを積載する。
トナーボトル9Y,9C,9M,9Bkは、排紙トレイ17の下側に配置され、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーを充填されて格納する。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11、1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkの他に、転写ベルト11が掛け回されている駆動ローラ72及び従動ローラ73を有している。
従動ローラ73は、転写ベルト11に対する張力付勢手段としての機能も備えており、このため、従動ローラ73には、バネなどを用いた付勢手段が設けられている。このような転写ベルトユニット10と、1次転写ローラ12Y,12C,12M,12Bkと、2次転写ローラ5と、クリーニング装置13とで転写装置71が構成されている。
シート給送装置61は、画像形成装置100の本体下部に配設されており、最上位の記録材Sの上面に当接する給紙ローラとしての給送ローラ3を有する。そしてシート給送装置61は、給送ローラ3が反時計回り方向に回転駆動されることにより、最上位の記録材Sをレジストローラ対4に向けて給送するようになっている。
転写装置71に装備されているクリーニング装置13は、詳細な図示を省略するが、転写ベルト11に対向、当接するように配設されたクリーニングブラシとクリーニングブレードとを有する。こうした構成により、クリーニング装置13は、転写ベルト11上の残留トナー等の異物をクリーニングブラシとクリーニングブレードとにより掻き取り、除去して、転写ベルト11をクリーニングするようになっている。クリーニング装置13は、転写ベルト11から除去した残留トナーを搬出し廃棄するための図示しない排出手段をさらに有する。
次に、本実施形態の定着装置80の構成例について、図2を参照して説明する。
図2に示す定着装置80は、互いに当接して回転する回転体としての加圧回転体と定着ベルト81を有し、熱源82により定着ベルト81が内周側から輻射熱で直接加熱される構成となっている。図2の例では、加圧回転体として加圧ローラ83を用い、熱源82としてハロゲンヒータを用いた場合の構成例を示す。
図2の定着ベルト81の内側には、定着ベルト81を介して対向する加圧ローラ83とニップ部Nを形成するニップ形成部材86が設けられ、定着ベルト81内面と直接、あるいは図示しない摺動シートを介して間接的に摺動するようになっている。こうして、互いに当接して回転する回転体である定着ベルト81および加圧ローラ83がそれぞれ平行な軸により回転可能に構成されることで、ニップ部Nが形成される。
図2の例ではニップ部Nの形状が平坦状であるが、凹形状やその他の形状であっても良い。ニップ部Nの形状は凹形状の方が、記録材先端の排出方向が加圧ローラ83寄りになり、分離性が向上するのでジャムの発生が抑制される。
定着ベルト81は、ニッケルやSUS(ステンレス鋼)などの金属ベルトやポリイミドなどの樹脂材料を用いた無端状のベルトもしくはフィルムにより構成される。ベルトの表層はPFAまたはPTFE層などの離型層を有し、トナーが付着しないように離型性を持たせている。ベルトの基材とPFAまたはPTFE層の間にはシリコーンゴムの層などで形成する弾性層があっても良い。シリコーンゴム層がない場合は熱容量が小さくなり、定着性が向上するが、未定着画像を押し潰して定着させるときにベルト表面の微小な凹凸が画像に転写されて画像のベタ部にユズ肌状の光沢ムラ(ユズ肌画像)が残るという不具合が生じる。これを改善するにはシリコーンゴム層を100μm以上設ける必要がある。シリコーンゴム層の変形により、微小な凹凸が吸収されユズ肌画像が改善する。
定着ベルト81の内部にはニップ部Nを支持するためのステーによる支持部材87を設け、加圧ローラ83により圧力を受けるニップ形成部材86の撓みを防止し、記録材の搬送方向におけるニップ部Nの幅が軸方向で均一になるようにしている。この支持部材87は両端部でフランジによる保持部材88に保持固定され位置決めされている。また、熱源82と支持部材87の間に反射部材89を備え、熱源82からの輻射熱などにより支持部材87が加熱されてしまうことによる無駄なエネルギー消費を抑制している。ここで反射部材89を備える代わりに支持部材87表面に断熱もしくは鏡面処理を行っても同様の効果を得ることか可能となる。
熱源82は、図示したハロゲンヒータでも良いが、IHであっても良いし、抵抗発熱体、カーボンヒータ等であっても良い。
加圧ローラ83は、芯金85の外周に弾性ゴムなどによる弾性層84が設けられ、さらに離型性を得るために表面に離型層(PFAまたはPTFE層)が設けてある。加圧ローラ83は画像形成装置に設けられたモータなどの駆動源からギヤを介して駆動力が伝達され回転する。また、加圧ローラ83は、後述する加圧スプリングなどにより定着ベルト81側に押し付けられており、弾性層84が押し潰されて変形することにより、所定のニップ幅を有している。
加圧ローラ83は中空のローラであっても良く、加圧ローラ83にハロゲンヒータなどによる他の熱源を有していても良い。弾性層84を構成する弾性ゴムはソリッドゴムでも良いが、加圧ローラ83内部にヒータが無い場合は、スポンジゴムを用いても良い。スポンジゴムの方が、断熱性が高まり定着ベルト81の熱が奪われにくくなるので、より望ましい。
定着ベルト81は加圧ローラ83により連れ回り回転する。図2の場合は加圧ローラ83が図示しない駆動源により回転し、ニップ部Nでベルトに駆動力が伝達されることにより定着ベルト81が回転する。定着ベルト81はニップ部Nで挟み込まれて回転し、ニップ部N以外では両端部で保持部材88(フランジ)にガイドされ、走行する。
また、ニップ部Nよりも記録材の搬送方向における下流側に、分離対象の回転体である定着ベルト81から記録材を分離させるための定着分離部材90が設けられる。
本実施形態では、こうした構成により安価で、ウォームアップが速い定着装置80を実現することが可能となる。
図3は、本実施形態の定着装置80の別の構成例を示す図である。
図2の構成例では熱源82がハロゲンヒータ1本で構成されているのに対し、図3の構成例は熱源82がハロゲンヒータ3本で構成されている点が異なる。
次に、本実施形態の主たる特徴が含まれる加圧ローラ83の軸97周りの構成について、図4〜図6を参照して説明する。図4は、本実施形態の定着装置80の構成を加圧ローラ83の軸方向に垂直な方向から概略的に示す。図5は、加圧ローラ83の軸97に加える押圧力F1の調整機構を示し、図6は加圧ローラ83の軸97に回転駆動力を伝達する構成を示す。
本実施形態の加圧ローラ83の軸97には、同軸で回転するベアリング91および駆動ギヤ92が設けられる。ベアリング91は、加圧ローラ83に対して軸方向における両側に1つずつ配設される。駆動ギヤ92は、加圧ローラ83の軸97の端部近傍に固定される。また、駆動ギヤ92は、隣接して設けられる歯車であるアイドラギヤ111と咬合して回転駆動力の伝達を受け、加圧ローラ83を回転させる加圧部材歯車である。
加圧ローラ83は、定着ベルト81に近づく方向および逆方向D1に移動可能に設けられている。これは、ジャムが発生した場合にユーザーが紙を取り除きやすくするためである。このため、加圧ローラ83の軸97は、定着装置80のフレーム110に対して、回転可能、かつ定着ベルト81に近づく方向および逆方向D1に移動可能であるよう取り付けられる。
また、ベアリング91周りには、ベアリング91を加圧ローラ83から定着ベルト81へと向かう方向に押圧力F1で押圧する加圧部材用押圧手段である調整機構と、その略逆方向へと押圧力F4で押圧する対向押圧手段と、が設けられる。押圧力F4で押圧する略逆方向とは、加圧部材用押圧手段による押圧方向と逆方向が最も好ましく、加圧ローラ83と定着ベルト81との間でニップ部Nを形成して押圧力のバランスを保持できる範囲であれば設計等に応じた方向であってもよい。
この加圧部材用押圧手段と対向押圧手段の構成について、図5を参照して説明する。
ベアリング91は、ベアリングホルダ93に保持され、軸97をベアリングホルダ93に回転可能に取り付ける。ベアリングホルダ93は板金で構成される。また、加圧ローラ83の軸方向両側に設けられたベアリング91それぞれに対して設けられたベアリングホルダ93は、板金で構成されるステー94により固定されて一体化される。
このため、ベアリング91を加圧ローラ83から定着ベルト81へと押圧する調整機構により、加圧ローラ83の軸方向両側に設けられた2つのベアリング91を同じ押圧力F1で押圧できるように構成される。このため、軸97の軸方向全体に渡って均一な面圧で加圧ローラ83から定着ベルト81へと押圧し、ニップ部Nを形成できるようになっている。
ベアリングホルダ93は、加圧ローラ83の軸方向と平行な軸105回りに回転可能であるよう、定着装置80のフレーム110に取り付けられる。また、加圧アーム104が、同じ軸105回りに回転可能であるよう、定着装置80のフレーム110に取り付けられる。
加圧アーム104とベアリングホルダ93との間には、調整ネジ101と、突き当て部材102とで復元力を調整される加圧スプリング95が配設される。また、加圧アーム104におけるベアリングホルダ93が配置される側の背面側には、回転可能な加圧カム106が配設される。加圧アーム104は、この加圧カム106の回転により、図5に示す軸105回りの回転方向D3における位置を調整されるよう構成される。
また、調整ネジ101を回転させて図5に示す方向D2における位置を調整することで、加圧アーム104からベアリングホルダ93への加圧スプリング95による付勢力が調整される。また、この調整機構では、加圧スプリング95による付勢力をベアリングホルダ93に作用させる位置の軸105からの距離よりも、ベアリングホルダ93からベアリング91を押圧する位置の軸105からの距離を短くするように配置する。このように配置することで、加圧スプリング95による付勢力をより大きくした押圧力F1をベアリング91に加えることができる。図5の例では、軸105から加圧スプリング95の距離の半分の位置にベアリング91を配置することにより、加圧スプリング95の付勢力を2倍にして、ベアリング91への押圧力F1とする構成例を示す。
こうした調整機構により、加圧ローラ83から定着ベルト81への向かう方向への押圧力F1をニップ部Nの形成に適するように微調整でき、また調整した一定の値に保持することができる。
また、図5に示すように、ベアリング91に対してこの押圧力F1を加える調整機構と対向する側に、対向スプリング96が設けられ、略逆方向への押圧力F4で押圧する構成となっている。対向スプリング96は定着装置80のフレーム110に固定され、加圧ローラ83の軸97が取り付けられると、ベアリング91を付勢する構成となっている。また、上述の調整機構によりベアリング91を加圧ローラ83から定着ベルト81へと向かう方向に押圧力F1で押圧することで、対向スプリング96による押圧力F4がベアリング91に作用する。
次に、加圧ローラ83を回転させる歯車による伝達機構について、図6を参照して説明する。
加圧ローラ83を回転させる加圧部材歯車である駆動ギヤ92は、隣接して設けられる歯車であるアイドラギヤ111と咬合する。このアイドラギヤ111は、軸回りに回転可能、かつ軸位置が定着装置80のフレーム110に対して固定されるよう、フレーム110に取り付けられる。
また、加圧ローラ83は、上述のように定着ベルト81に近づく方向および逆方向D1に移動可能に設けられている。このため、アイドラギヤ111は、正逆方向D1に移動可能な駆動ギヤ92の可動範囲を避けるように、駆動ギヤ92よりも記録材の搬送方向における上流側に配設される。そして、アイドラギヤ111は、画像形成装置100本体に取り付けられる本体側ギヤ112からの回転駆動力を歯車の咬合により駆動ギヤ92に伝達する伝達歯車として機能する。
駆動ギヤ92の回転により加圧ローラ83および定着ベルト81が回転し、ニップ部Nで記録材を搬送するため、駆動ギヤ92の回転方向は図6中で反時計方向となり、上流側で咬合するアイドラギヤ11の回転方向は図6中で時計方向となる。
このため、駆動ギヤ92を回転させる回転駆動力は、駆動ギヤ92とアイドラギヤ11との間で図6中の右方向、押圧力F3の方向に作用する。このため、駆動ギヤ92を回転させるための回転トルクが大きくなると、駆動ギヤ92に対して、加圧ローラ83から定着ベルト81に向かう方向に押圧力F3が大きく作用することとなる。
本実施形態が以上のように構成されることにより加わる力の関係について、図7を参照して説明する。図7(a)は本実施形態により加わる力の関係を示し、図7(b)は、従来の荷重方式の構成により加わる力の関係を示す。
図7(b)に示す従来の構成では、ニップ部207を形成するための加圧ローラ204の弾性層にかかる押圧力F2と、加圧ローラ204から無端ベルト201の方向にベアリング208を押圧する押圧力F1とがイコールの関係である。このため、駆動ギヤ211を回転させるための回転トルクが大きくなり、回転トルクにより駆動ギヤ211に作用する押圧力F3が大きくなると、この押圧力F3が加圧ローラ204の軸方向における一端から作用する。このため、ニップ部207を形成する押圧力F2が加圧ローラ204の軸方向に均一でなくなり、ニップ部207の面圧偏差が生じるおそれがあった。
これに対し、図7(b)に示す本実施形態の構成では、加圧ローラ83から定着ベルト81の方向にベアリング91を押圧する押圧力F1が、ニップ部Nを形成するための押圧力F2と、対向スプリング96による押圧力F4との間で釣り合う。このため、駆動ギヤ92を回転させるための回転トルクにより駆動ギヤ92に作用する押圧力F3が大きくなった場合であっても、この押圧力F3による影響がニップ部Nの押圧力F2と、対向スプリング96による押圧力F4とに分散される。このため、ニップ部Nを形成する押圧力F2に与える影響を小さくすることができる。
上述した図2、図3に示す構成にように、定着ベルト81がニップ形成部材86の表面を摺動しながら回転する構成では、従来、一般的であったローラとローラを突き当てる構成に比べて、定着ベルト81を回転させるためのトルクが増大する傾向がある。本実施形態によれば、こうして駆動ギヤ92を回転させるための回転トルクが大きくなった場合であっても、回転トルクによる押圧力F3の影響をニップ部Nの押圧力F2と、対向スプリング96による押圧力F4とに分散することができる。このため、ニップ部Nを形成する押圧力F2に与える影響を小さくすることができる。このため、ニップ部Nを形成するための押圧力F2をニップ部Nの全体に渡って均一にでき、ニップ部Nの面圧偏差を防止することができる。
さらに、工場での製造の際に、ニップが出るように加圧力を調整することができる。下記に調整の一例を挙げる。
例えば加圧ローラ83がφ25、ゴム厚3.5mmであり、ゴム材質が発泡シリコーンゴムとする。また、加圧スプリング95のバネ乗数が80N/mmであり、ベアリングホルダ93によるレバー機構でのレバー比が2で、押圧力F1が2倍に作用するとする。また、対向スプリング96のバネ乗数が40N/mmであるとする。
この条件でのニップ形成の際には、おおむね以下のような力関係になる。
押圧力F1:押圧力F4=280N:80N
以上のように、上述した本実施形態の定着装置は、互いに当接して回転する回転体である定着部材と加圧部材と、定着部材を輻射熱によって直接加熱する加熱源と、定着部材内部で加圧部材と対向しニップを形成するニップ形成部材とを具備する。定着部材は、加圧部材との摩擦によって従動回転し、ニップ形成部材とは摺動する。
本実施形態の定着装置は、こうした構成に加え、加圧部材を定着部材に向けて付勢する加圧部材用押圧手段と、加圧部材を略逆方向に付勢する対向押圧手段と、を備える。
このため、定着部材である定着ベルト81を回転させるための回転トルクが大きくなる場合であっても、回転トルクによるニップ面圧への影響を減らすことができる。
また、上述した本実施形態による定着装置を備えた画像形成装置によれば、上述した本実施形態の定着装置による各効果が得られる画像形成装置を提供することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
例えば、対向スプリング96による対向押圧手段は、加圧ローラ83を定着ベルト81に向けて押圧する押圧力F1と略逆方向に押圧力F4を作用させることができれば構成は上述の実施形態に限定されない。
例えば、加圧ローラ83の軸97を押圧できれば、ベアリング91の位置でなく、他の位置で押圧力F4を作用させるよう配設されてもよい。また、押圧力F4を調整する調整機構をさらに備えた構成であってもよい。
また、加圧スプリング95により加圧ローラ83を加圧する構成や、ベアリング91への押圧力F1を調整する調整機構の構成についても、ニップ部Nを形成できるよう加圧できれば上述した実施形態の構成に限定されず、任意の構成であってよい。
100 画像形成装置
80 定着装置
81 定着ベルト
82 熱源
83 加圧ローラ
84 弾性層
85 芯金
86 ニップ形成部材
87 支持部材
88 保持部材
89 反射部材
90 定着分離部材
91 ベアリング
92 駆動ギヤ
93 ベアリングホルダ
94 ステー
95 加圧スプリング
96 対向スプリング
97 軸
101 調整ネジ
102 突き当て部材
104 加圧アーム
105 軸
106 加圧カム
110 フレーム
111 アイドラギヤ
112 本体側ギヤ
N ニップ部
特許第4818826号公報

Claims (5)

  1. 互いに当接して回転する回転体である定着部材と加圧部材とを備え、加熱された前記定着部材と前記加圧部材との間のニップ部により記録材に画像の定着を行う定着装置であって、
    前記加圧部材は、当該加圧部材に固定されて同軸で回転する加圧部材歯車により、当該加圧部材歯車に咬合する他の歯車からの力を受けて回転駆動され、
    前記加圧部材を前記定着部材に向けて押圧する加圧部材用押圧手段と、
    前記加圧部材を前記加圧部材用押圧手段による押圧方向とは略逆方向に押圧する対向押圧手段と、を備えたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記加圧部材歯車と咬合する伝達歯車が、前記ニップ部よりも、記録材の搬送方向における上流側に配設されたことを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 前記加圧部材は、前記定着部材に近づく方向および逆方向に移動可能に設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の定着装置。
  4. 前記加圧部材用押圧手段は、前記加圧部材を前記定着部材に向けて押圧する力を調整する調整機構を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の定着装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2013052332A 2013-03-14 2013-03-14 定着装置及び画像形成装置 Active JP6098252B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013052332A JP6098252B2 (ja) 2013-03-14 2013-03-14 定着装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013052332A JP6098252B2 (ja) 2013-03-14 2013-03-14 定着装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014178486A true JP2014178486A (ja) 2014-09-25
JP6098252B2 JP6098252B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=51698492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013052332A Active JP6098252B2 (ja) 2013-03-14 2013-03-14 定着装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6098252B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145899A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2016224373A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置およびそれを備えた画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06274064A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Mita Ind Co Ltd 定着装置
JPH11296017A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Canon Inc 定着装置と画像形成装置
JP2007193087A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、定着装置、および記録材搬送方向矯正方法
JP2010204222A (ja) * 2009-02-28 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012022014A (ja) * 2009-09-22 2012-02-02 Toshiba Corp 定着装置、画像形成装置、及び画像定着方法
JP2014115460A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Samsung R&D Institute Japan Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06274064A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Mita Ind Co Ltd 定着装置
JPH11296017A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Canon Inc 定着装置と画像形成装置
JP2007193087A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、定着装置、および記録材搬送方向矯正方法
JP2010204222A (ja) * 2009-02-28 2010-09-16 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2012022014A (ja) * 2009-09-22 2012-02-02 Toshiba Corp 定着装置、画像形成装置、及び画像定着方法
JP2014115460A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Samsung R&D Institute Japan Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016145899A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US9946219B2 (en) 2015-02-06 2018-04-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with heating unit and pressure roller
US10599092B2 (en) 2015-02-06 2020-03-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus provided with fixing member engaged to roller and frame
JP2016224373A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置およびそれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6098252B2 (ja) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6286840B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6361269B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6268979B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US8942612B2 (en) Image heating apparatus
JP6299462B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6205766B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017215450A (ja) 加圧脱圧装置、定着装置及び画像形成装置
JP6589350B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2015075525A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2019174849A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6098252B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014178633A (ja) 定着装置、および画像形成装置
JP2018072551A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014174383A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6822117B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2014174370A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7115092B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7293734B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6065675B2 (ja) 画像形成装置
JP2016153877A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2014174381A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2020020867A (ja) ローラ装置、定着装置及び画像形成装置
JP6221269B2 (ja) 画像形成装置
JP6127603B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP7153188B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161102

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20161216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6098252

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151