JP2014177994A - 巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻き掛け式無段変速装置(CVT)のプーリ軸に対し、適正な潤滑油を供給する。
【解決手段】CVTの入力側及び出力側のプーリのうちの少なくとも一方に油圧ポンプより吐出する油を潤滑油として供給する潤滑方法において、該油圧ポンプを電動モータにて駆動するものとし、入力側のプーリ軸にかかるトルク及び出力側のプーリ軸にかかるトルクを検出し、これらのトルク検出に基づいて、該電動モータの出力を制御して、該油圧ポンプの油吐出を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻き掛け式(ベルト式またはチェーン式)無段変速装置(以下、単に「CVT」という)のプーリに適正量の潤滑油を供給するための方法に関する。
CVTプーリに潤滑油を供給する手段としては、CVTを駆動するエンジン出力軸にて、潤滑油供給用の油圧ポンプを駆動することが考えられる。しかし、この場合、潤滑油が不足することのないように吐出圧及び吐出量を設定された油圧ポンプが常時回転するので、潤滑油の過剰供給状態が頻発することとなり、伝動効率の向上を妨げる。そこで、CVTプーリへの潤滑油供給用の油圧ポンプを必要時にのみ駆動することが考えられる。そのように油圧ポンプの駆動制御を行う上で、車速等、車両走行中における様々な変化要因に対応して、該油圧ポンプからの吐出に基づく潤滑油量を適正に制御することは、CVTの最適な伝動効率を確保しつつCVTのプーリ等の各構成要素の耐久性を向上する上で重要である。必要に応じた油圧ポンプの駆動に基づくCVT潤滑油量の制御に関する公知技術例としては、特許文献1において、入力側プーリ軸及び出力側プーリ軸各々の回転数の検出をもとに実際の変速比を算出し、アクセル開度等から算出される要求変速比と実際変速比との比較をもとに無端帯とプーリとの間に滑りが生じているかどうかを判断し、その判断に応じて油圧ポンプを駆動して潤滑油量を増大させるという技術が開示されている。なお、CVTのプーリへの潤滑油の供給構造に関する公知技術例としては、例えば、特許文献2や特許文献3に示す如きものがある。
なお、CVTの入力側・出力側の各プーリは、プーリ軸に対し固定された固定シーブと、プーリ軸に沿って軸芯方向に移動可能な可動シーブよりなり、可動シーブを軸芯方向に移動させることで、プーリ溝幅を変更してCVT変速比を変更する。この可動シーブの軸芯方向移動用のアクチュエータとしては、特許文献4に示すように、油圧シリンダを用いたものや、特許文献5に示すように、トルクカムを用いたものが知られている。
特開2004−144192号公報 特開2005−282695号公報 特開2011−208796号公報 特開2010−203606号公報 実開平5−14713号公報
特許文献1にて開示される技術においては、上述のとおり、回転数の検出に基づいて検知される無端帯の滑りに応じて潤滑油量が制御される。すなわち、変速比の変化から潤滑油の必要量を判断している。しかし、この変速比の変化を見るのみでは、正しいCVTの摩擦状態の判断には不十分な場合がある。例えば、出力軸の回転数が落ちた場合に、それが無端帯の滑りによるものなのか、無端帯には滑りはなくCVTを含む車両の走行駆動系に走行負荷がかかって生じたものなのかは不明である。滑りと誤認して潤滑油を多く供給すれば、CVTの伝動効率は落ちる。また、CVTを作業車両に搭載している場合、当該車両の作業走行中は、出力軸の回転数に変化が見られなくとも、仕事量の増加により発熱量が増加し、その分、プーリへの潤滑油量を増やす必要があるという状況も起こり得る。特許文献1のように回転数検出のみに基づく潤滑油量制御では、このような必要時に潤滑油量を増加させることができない。
以上の如き課題の解決のため、請求項1に記載の如く、CVTの入力側及び出力側のプーリのうちの少なくとも一方に油圧ポンプより吐出する油を潤滑油として供給する潤滑方法において、該油圧ポンプを電動モータにて駆動するものとし、入力側のプーリ軸にかかるトルク及び出力側のプーリ軸にかかるトルクを検出し、これらのトルク検出に基づいて、該電動モータの出力を制御して、該油圧ポンプの油吐出を制御する。
請求項1に記載の如き方法を適用したCVT潤滑方法として、請求項2に記載の如く、前記入力側のプーリ軸について前記トルク及び回転数を検出し、前記出力側のプーリ軸について前記トルク及び回転数を検出し、検出した該入力側プーリ軸のトルク及び回転数に基づいて入力馬力を算出し、検出した該出力側プーリ軸のトルク及び回転数に基づいて出力馬力を算出し、該入力馬力より該出力馬力を差し引いた分をロス馬力とし、該ロス馬力に基づいて必要潤滑油量を算定し、前記少なくとも一方のプーリに供給される実際の潤滑油量を、算定した必要潤滑油量に一致させるように前記電動モータを制御する。
請求項2に記載の如き方法を適用したCVT潤滑方法において、請求項3に記載の如く、単位ロス馬力当たりの前記必要潤滑油量を0.3〜0.7リットルとする。
請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の如き方法を適用したCVT潤滑方法として、請求項4に記載の如く、前記入力側及び出力側のプーリは、各々、可動シーブ作動用のトルクカムを備えており、前記入力側及び出力側のプーリ軸のトルク検出は、各トルクカムの軸芯方向の移動量の検出によるものとする。
請求項1に記載の如き方法を適用したCVT潤滑方法として、請求項5に記載の如く、前記入力側及び出力側のプーリは、各々、可動シーブ作動用の油圧シリンダを備えており、前記油圧ポンプからの吐出油を、作動油ラインを介して、作動油として前記入力側及び出力側の各プーリに供給するとともに、該作動油ラインより分岐する潤滑油ラインを介して、潤滑油として前記少なくとも一方のプーリに供給するものであり、該潤滑油ラインに流量制御弁を設け、該流量制御弁の開度を制御することで、該油圧ポンプから該少なくとも一方のプーリに供給される潤滑油量を制御する。
請求項5に記載の如き方法を適用したCVT潤滑方法として、請求項6に記載の如く、前記潤滑油ラインに開閉弁を設け、通常の前記油圧ポンプから前記油圧シリンダへの作動油供給時には該開閉弁を開弁し、前記作動油ラインの異常降圧が検出されると、該開閉弁を閉弁して、該作動油ラインから該潤滑油ラインへの分流を停止する。
請求項6に記載の如き方法を適用したCVT潤滑方法として、請求項7に記載の如く、前記潤滑油ラインにアキュムレータを設け、前記開閉弁の開弁時には該開閉弁から前記流量制御弁への流油の一部を該アキュムレータに蓄積し、該開閉弁の閉弁時には該アキュムレータの蓄積油を該流量制御弁に供給する。
請求項1に記載の如きCVT潤滑方法により、油圧ポンプは電動モータの出力制御により必要なときのみ駆動されるので、エンジンで油圧ポンプを常時駆動する場合に生じるようなCVTプーリへの過剰な潤滑油供給が回避される。そして、CVTの無端帯(ベルト、チェーン等)の滑り状態や仕事の状態を、トルクの検出で正確に把握することができ、これらの状態に的確に応じた潤滑油の供給が可能となり、CVTの伝動効率の安定化や耐久性の向上等の効果を得られる。
また、請求項2に記載の如き方法により、入力側、出力側のプーリ軸それぞれにかかる負荷に対応しての各プーリ軸の回転数及びトルクの変化が検出されて、CVTにおけるロス馬力の変化が把握され、プーリへの潤滑油量の調整を、このようなロス馬力の変化に正確に対応したものにすることができる。
また、単位ロス馬力当たりの必要潤滑油量を、例えば請求項3に記載の如く設定することにより、ロス馬力の変化に応じてのCVTプーリへの適正量の潤滑油供給を実現することができる。
また、請求項4に記載の如く、当該トルクの検出として、各プーリに備えられるトルクカムの移動量を見るものとすることで、既存のトルクカムを利用でき、トルク検出のために追加すべき新たな装置や部材を省くことができ、部品点数やコストの増加を抑制することができる。
また、請求項5に記載の如き方法により、CVTプーリの可動シーブのアクチュエータを油圧シリンダとしている場合において、該油圧シリンダへの作動油供給と、プーリの潤滑油供給とで、油供給用の油圧ポンプ及びその制御用の電動モータを共通化でき、また、作動油としての油の余剰分を潤滑油として活用できて、低コスト化に貢献でき、また、油圧ポンプの油供給ラインをコンパクトなものにすることも可能となる。
また、請求項6に記載の如き方法により、開閉弁にて作動油ラインから潤滑油ラインへの分流を制御することで、作動油ラインでの異常降圧時に即座に対応して、そのライン圧を正常値に戻すことができ、油圧シリンダへの安定した作動油供給が可能となり、油圧シリンダ等の耐久性の向上及びCVT性能の向上につながる。
また、請求項7に記載の如き方法により、前記の作動油ラインの油圧回復のための開閉弁の閉弁時にも、アキュムレータでの貯留油をプーリへの潤滑油として用いることができ、プーリへの潤滑油不足を回避することができる。すなわち、CVTプーリへの安定した潤滑油供給が可能となり、CVT性能及び耐久性の向上につながる。
実施例1による作業車両駆動系のスケルトン図及びCVTプーリ潤滑油供給用油圧回路図である。 実施例2による作業車両駆動系のスケルトン図及びCVTプーリ潤滑油供給用油圧回路図である。 実施例1または実施例2によるCVTプーリ潤滑油供給量制御用フローチャート図である。 実施例3による作業車両駆動系のスケルトン図及びCVTプーリ作動油及び潤滑油供給用油圧回路図である。 実施例1〜3による油圧回路を適用可能な作業車両の伝動系構造の一例を示すスケルトン図である。
図1の実施例1及び図2の実施例2に共通の作業車両駆動系の概略構造について説明する。作業車両駆動系は、原動機としてのエンジン1の出力を、作業車両の駆動輪(図示せず。図5の駆動輪53参照)に伝達する走行伝動系と、PTO軸5に伝達するPTO伝動系とを有する。エンジン1のエンジン出力軸(クランク軸)1aは、略同一軸芯上の原動軸3に、主クラッチ2を介して接続されている。原動軸3は、PTO減速ギア列4を介してPTO軸5に連動連係されており、原動軸3及びPTO減速ギア列4により、エンジン1の出力をPTO軸5に伝達するPTO伝動系を構成している。
走行伝動系は、主変速装置としてのCVT6、該CVT6の出力にて駆動される副変速装置7(例えば、ギア式変速装置)、及び、該副変速装置7の出力にて駆動される減速ギア列8を備えている。さらに、図1、図2では省略しているが、走行伝動系は、駆動輪を支持する差動機構(図5の差動ギア装置50参照)を有しており、減速ギア列8の出力部材としてのファイナルピニオン9を該差動機構の入力ギア(図5の入力ギア50a参照)に噛合している。該減速ギア列8は、副変速装置7の出力を該差動機構に伝達すべく、該副変速装置7の出力軸7bと該ファイナルピニオン9との間に介設されている。
CVT6は、入力側プーリ軸11、該入力側プーリ軸11に備えた入力側プーリ12、ベルト(図示せず。図5のベルト13参照)を介して該入力側プーリ12に連結される出力側プーリ14、該出力側プーリ14を備えた出力側プーリ軸15を備えている。入力側プーリ軸11は、原動ギア列10を介して原動軸3に連動連係されており、出力側プーリ軸15は、副クラッチ16を介して、副変速装置7の入力軸7aに接続されている。
CVT6の各プーリ12・14は、固定シーブ及び可動シーブを備え、その可動シーブを各プーリ軸11・15の軸芯方向に摺動させてプーリ溝を変化させることで、ベルトの巻き掛け径を変更し、CVTの変速比、すなわち、入力側プーリ軸11と出力側プーリ軸15との間の回転数比を変更するものとしている。
図1の実施例1においては、この可動シーブを摺動させるアクチュエータとして、入力側プーリ12に油圧シリンダ12aが付設され、出力側プーリ14に油圧シリンダ14aが付設されている。これらのシリンダ12a・14aへの作動油供給構造(作動油供給用の油圧ポンプやバルブ等)は、図1では省略されているが、例えば、特許文献4に示すようなものを適用することができる。なお、後述の図4の実施例3でも、各プーリ12・14の可動シーブ摺動用アクチュエータは、油圧シリンダ12a・14aとしている。
一方、図2の実施例2における各プーリ12・14は、可動シーブ摺動用アクチュエータとして、カムトルク12b・14bをそれぞれ備えている。各カムトルク12b・14bは、可動シーブと一体に軸芯方向に摺動する摺動部を備えている。この構造については、例えば、特許文献5に示すようなものを適用することができる。エンジン出力軸1aの回転数変化に応じて、入力側カムトルク12bの摺動部が可動シーブと一体に軸芯方向に摺動し、その摺動量に応じて入力側プーリ12のプーリ溝が変化し、これに伴って、出力側カムトルク14bも作動して、出力側プーリ14のプーリ溝が変化する。また、駆動輪90にかかる負荷が走行伝動系を介して出力側プーリ14に伝達されることにより、出力側カムトルク14bの摺動部が可動シーブと一体に軸芯方向に摺動し、その摺動量に応じて出力側プーリ14のプーリ溝が変化し、これに伴って、入力側カムトルク12bも作動して、入力側プーリ12のプーリ溝が変化する。
図1及び図2の各実施例において、プーリ12・14に対する潤滑油供給の制御手段として、CVT潤滑油コントローラ(以下、単に「コントローラ」)20が設けられている。なお、プーリ12・14への潤滑油供給は、必ずしも両プーリ12・14に同時かつ一律に供給するものである必要はなく、各プーリ12・14への潤滑油供給を独立したものとしてもよい。すなわち、プーリ12・14への潤滑油供給とは、プーリ12・14のうち少なくとも一方に潤滑油を供給することを意味するものとする(図4の実施例3でも同様である)。
図1及び図2の各実施例において、コントローラ20への信号入力手段として、入力側検出装置21及び出力側検出装置22が設けられている。入力側検出装置21は、入力側プーリ軸11の回転数及びトルクを検出するものであり、出力側検出装置22は、出力側プーリ軸15の回転数及びトルクを検出するものである。各検出装置21・22は、回転数検出手段とトルク検出手段とを合わせたものである。なお、図1の第一実施例において、回転数検出手段及びトルク検出手段の構造は特定しておらず、また、回転数検出手段とトルク検出手段とが必ずしも一体状に組み合わせられたものである必要はない。
図2の第二実施例では、各検出装置21・22は、スピードメータ21a・22a及びトルクメータ21b・22bを備えている。各スピードメータ21a・22aは、各プーリ12・14に付したゲージ(図示せず)を読み取るものであり、該ゲージと各スピードメータ21a・22aとを合わせて、各検出装置21・22の回転数検出手段としている。一方、各トルクメータ21b・22bは、各トルクカム12b・14bの前記摺動部の軸芯方向の摺動を読み取るものであり、各トルクカム12b・14bと各トルクメータ21b・22bとを合わせて、各検出装置21・22のトルク検出手段としている。各プーリ12・14の可動シーブ摺動用のアクチュエータとしてのトルクカム12b・14bを検出装置21・22のトルク検出手段としても用いるので、別途にトルク検出手段としてトルクカムを設ける必要がなく、部品点数及びコストの増加を抑制することができる。
なお、後述の図4の第三実施例でも、各検出装置21・22は、回転数検出手段としてスペードメータ21a・22a(及び前記ゲージ)を備え、トルク検出手段としてトルクメータ21b・22b及びトルクカム11a・15aを備えているが、該第三実施例では、各プーリ12・14の可動シーブ摺動用アクチュエータを、第一実施例と同様に、油圧シリンダ12a・14aとしているので、トルクカム11a・15aは、プーリ12・14のアクチュエータとしてのものではなく、別途、トルク検出用に設けられたものである。
さらに、図1及び図2の各実施例において、図示していないが、プーリ12・14に供給された実際の潤滑油量LQを検出し、その検出値をコントローラ20に入力する潤滑油量検出手段も設けられている。
図1及び図2の各実施例において、プーリ12・14への潤滑油供給手段として、油圧ポンプ23が設けられており、油圧ポンプ23の駆動手段として、電動モータ24が設けられている。電動モータ24は、コントローラ20より出力指令信号を受けることで駆動され、電動モータ24の駆動・非駆動の切換により、油圧ポンプ23が油を吐出する状態と吐出しない状態とに切り換えられる。すなわち、プーリ12・14への潤滑油量が足りないと判断されるとコントローラ20より出力指令信号MS(図3参照)が発信され、電動モータ24は出力指令信号に基づいてバッテリ25より電力の供給を受けて駆動され、これにより油圧ポンプ23が駆動されて、プーリ12・14への潤滑油としての油を吐出する。こうしてプーリ12・14の潤滑油が増加して、必要量に達すると、コントローラ20は、出力指令信号の発信を終了し、電動モータ24を停止(バッテリ25から電動モータ24への電力供給を停止)して、油圧ポンプ23からの油の吐出を終了するのである。
図3は、図1及び図2の各実施例に適用されるコントローラ20における入力側検出装置21及び出力側検出気装置22を用いてのプーリ潤滑油量調整用制御フローチャートを示すものである。まず、入力側検出装置21(回転数メータ21a・トルクメータ21b)にて入力回転数IS及び入力トルクITを検出し(ステップS1−1)、これらの検出値をもとに、コントローラ20にてCVT6の入力馬力IPを算出する(ステップS1−2)。一方、出力側検出装置22(回転数メータ22a・トルクメータ22b)にて出力回転数OS及び出力トルクOTを検出し(ステップS2−1)、これらの検出値をもとに、コントローラ20にてCVT6の出力馬力OPを算出する(ステップS2−2)。そして、コントローラ20にて、入力馬力IPと出力馬力OPとの差をCVT6のロス馬力LPとして算出する(ステップS3)。なお、コントローラ20では予め単位ロス馬力当たりの必要潤滑油量を記憶しており、その値は、例えば0.3〜0.7リットルである。
さらに、コントローラ20は、こうして算出したロス馬力LPをもとに必要潤滑油量RQを算出し(ステップS4)、前記潤滑油量検出手段により実際の潤滑油量AQを読み込み(ステップS5)、実際の潤滑油量AQが必要潤滑油量RQに満たないことがわかると(ステップS6、YES)、コントローラ20は、電動モータ24(バッテリ25)に対して出力指令信号MSを発信し(ステップS7)、電動モータ24の出力にて油圧ポンプ23を駆動し(ステップS8)、プーリ12・14に潤滑油を補填する。コントローラ20にて、プーリ12・14における実際潤滑油量AQが必要潤滑油量RQに達したことが前記潤滑油量検出手段を用いて認識されると(ステップS6、NO)、コントローラ20は電動モータ24(バッテリ25)への出力指令信号MSの発信を停止し(ステップS9)、油圧ポンプ23の油吐出を停止する(ステップS10)。
図4の実施例3について説明する。なお、図4において、図1、図2の実施例1、2で用いた符号と同じ符号は、その符号の指す実施例1、2における部材や部分と同一または同様のものを指すものであり、これらの部材や部品については、特別に記述しない限り、説明を省略する。
本実施例では、電動モータ24にて駆動される油圧ポンプ23が、CVT6のプーリ12・14への潤滑油供給に加え、各プーリ12・14の可動シーブ摺動用の油圧シリンダ12a・14aへの作動油供給にも用いられている。油圧ポンプ23の吐出口からは、各油圧シリンダ12a・14aへと作動油ライン31が延設されている。作動油ライン31上にて、該作動油ライン31の油圧管理手段として、逆流防止弁32及び油圧センサ33が設けられている。プーリ12・14に潤滑油を供給する潤滑油ライン34は、作動油ライン31の、逆流防止弁32及び油圧センサ33より下流側の部分より分岐している。潤滑油ライン34は、作動油ライン31より分岐する並列状の分岐路34a・34bと、両分岐路34a・34bを合流したものであって、プーリ12・14へと延設される合流路34cとを有している。分岐路34a上にはリリーフ弁35が設けられ、分岐路34b上には、上流側から順に電磁式開閉弁36及びアキュムレータ37が設けられ、合流路34c上には流量制御弁38が設けられている。
電動モータ24の出力はCVTコントローラ30にて制御される。この油圧ポンプ23駆動用の電動モータ24の出力制御は、作動油ライン31の必要圧、すなわち、油圧シリンダ12a・14aへの作動油圧及びプーリ12・14への潤滑油圧として必要な油圧を確保するために行われる。当該必要圧は、油圧シリンダ12a・14aへの作動油圧が油圧シリンダ12a・14aの断面積等の設定如何で定まることに基づいて定まる他、車両の走行中においては、エンジン1の回転数変化や駆動輪にかかる走行負荷の変化等に基づいて変化するので、車両走行時には、CVTコントローラ30にて、入力側検出装置21のスピードメータ21a・トルクメータ21bからの検出信号と、出力側検出装置22のスピードメータ22a・トルクメータ22bからの検出信号とに基づいて、作動油ライン31の必要圧を算出する。この算出した必要圧と、圧力センサ33の検出する実際のライン圧との差を見て、電動モータ24の出力が制御される。なお、リリーフ弁35は作動油ライン31の最大圧を管理する。
さらに、CVTコントローラ30は、入力側検出装置21及び出力側検出装置22の回転数・トルクの検出に基づいて、流量制御弁38の開度を調整することで、プーリ12・14への潤滑油量を制御する。この潤滑油量制御に際しては、実施例1及び実施例2のコントローラ20と同様に、CVTコントローラ30も、入力側検出装置21の検出する入力回転数IS及び入力トルクITと、出力側検出装置22の検出する出力回転数OS及び出力トルクOTとに基づいて、ロス馬力LPを算出し、算出したロス馬力LPをもとに必要潤滑油量RQを算出するものとしてもよい。この場合にも、実施例3には図示せぬ潤滑油量検出手段が設けられており、CVTコントローラ30は、該潤滑油量検出手段を用いて把握される実際の潤滑油量AQを必要潤滑油量RQに一致させるように流量制御弁38を制御するものである。なお、このような入力側検出装置21及び出力側検出装置22の回転数・トルク検出に基づくロス馬力の演算を、作動油ライン31の必要圧の演算に利用してもよい。
開閉弁36は、通常、油圧シリンダ12a・14aに作動油が供給される間、開弁して、流量制御弁38へと、作動油ライン31からの分流を送り込む。また、開閉弁36から流量制御弁38へと供給される油の一部が、アキュムレータ37にて蓄積される。CVTコントローラ30は、圧力センサ33の検出油圧をモニターして、作動油ライン31における異常降圧を確認したときは、開閉弁36を閉弁し、作動油ライン31のライン圧を正常に戻すものとしている。このように開閉弁36を閉弁したときには、アキュムレータ37にて蓄積しておいた油が、流量制御弁38を介して、プーリ12・14への潤滑油として供給される。閉弁された開閉弁36は、圧力センサ33の検出油圧が正常値に戻ったことが確認されれば、開弁状態に戻される。
図1〜図4に示す実施例1〜3を適用可能とした作業車両駆動系の一例である作業車両駆動系100について、図5より説明する。なお、図5において、図1、図2、図4の実施例1、2、3で用いた符号と同じ符号は、その符号の指す実施例1、2、3における部材や部分と同一または同様のものを指すものであり、これらの部材や部品については、特別に記述しない限り、説明を省略する。
作業車両駆動系100は、PTO軸5をリアPTO軸5として備える他、ミッドPTTO軸43を備えている。原動軸3からPTO軸5・75へのPTO伝動系について説明する。エンジン出力軸1aに主クラッチ2を介して連結される原動軸3に対し、PTO減速ギア列4が、PTOクラッチ70を介して連結される。リアPTO軸5上には軸芯方向摺動自在にシフタクラッチ71が設けられており、また、ミッドPTO軸75への減速ギア列であるミッドPTO減速ギア列74の第一ギア73がリアPTO軸5に相対回転自在に装着されている。シフタクラッチ71は、その軸芯方向の摺動により、PTO減速ギア列4を、リアPTO軸5及びミッドPTO減速ギア列74の第一ギア73のうちの両方に連動連係する両PTO駆動位置、PTO減速ギア列4をリアPTO軸5のみに連動連係するリアPTO駆動位置、及び、PTO減速ギア列4をリアPTO軸5及び第一ギア73のいずれにも連動連係しない中立位置のいずれかに設定される。すなわち、シフタクラッチ71をリアPTO駆動位置にしたときに、リアPTO軸5に加えて、ミッドPTO軸75が、エンジン1の動力にて駆動される。
作業車両駆動系100は、差動ギア装置50を介して連結される左右の後駆動輪53と、図示しない前駆動輪に対して連動連係される前輪駆動用PTO軸60とを備えている。原動軸3から後駆動輪53及び前輪駆動用PTO軸60への走行伝動系について説明する。当該走行伝動系は、原動軸3から、CVT6及び副変速装置7を介して、副変速装置7の出力軸7bへとエンジン1の動力を伝達するものとなっており、出力軸7bより、差動機構50から後駆動輪53への後輪駆動系と、前輪駆動用PTO軸60への前輪駆動系とに分岐する。
作業車両駆動系100の走行伝動系に適用されるCVT6として、図5には油圧シリンダ12a・14a付きのプーリ12・14にベルト13を巻回してなるCVT6を図示しているが、図2に示すようなトルクカム12b・14bを付した構造のものでもよく、また、図5に示す油圧ポンプ23駆動用の電動モータ24を、前記実施例1、2、3のいずれの方法で制御してもよい。
本実施例における副変速装置7は、前進2速・後進1速のギア式変速装置となっている。この副変速装置7は、CVT6の出力側プーリ軸15より同一軸芯上に延設される入力軸7aと、これに対し平行に配設される出力軸7bとを有している。出力軸7bからは同一軸芯上にシフタ軸43が軸芯方向摺動自在に延設されている。入力軸7aとシフタ軸43との間には、高速前進ギア列40、低速前進ギア列41、後進ギア列42を構成している。シフタ軸43の軸芯方向の摺動により、ギア列40・41・42のうちいずれか一つを出力軸7bに連動連係することにより、副変速装置7が、高速前進段、低速前進段、後進段のうちのいずれかに設定される。なお、副変速装置7は、該シフタ軸43の摺動により、ギア列40・41・42のいずれも出力軸7bに連動連係させない中立状態にも設定可能である。このため、作業車両駆動系100において、CVT6の出力側プーリ軸15と副変速装置7の入力軸7aとの間に副クラッチ16は介設していないが、必要に応じて、副クラッチ16を設けてもよい。
差動ギア装置50は、通例の差動ギア構造を有し、その入力ギア50aを、副変速装置7の出力軸7bの先端に固設されたファイナルピニオン9に噛合させている。なお、本実施例では、出力軸7bとファイナルピニオン9との間に減速ギア列を構成していない。差動ギア装置50は、左右のデフヨーク軸50bを有し、両デフヨーク軸50b同士をデフピニオン及びデフサイドギアの噛合にて差動連結している。各デフヨーク軸50bに対し、各後駆動輪53の車軸53aが、ファイナル減速ギア列52を介して連動連係されており、また、各デフヨーク軸50bにブレーキ51が設けられている。さらに、左右デフヨーク軸59bのうちの一方に、デフロック機構50cが設けられている。このように、ファイナルピニオン9、差動ギア装置50、左右ブレーキ51、左右ファイナル減速ギア列52、左右後駆動輪53等にて後輪駆動系が構成されている。
出力軸7bからは前輪駆動用減速ギア列55が分岐延設されており、前輪駆動用PTO軸60は、シフタクラッチ56を介して、前進駆動用減速ギア列55に連動連係可能となっている。また、前輪駆動用減速ギア列55に対して並列状に、出力軸7bより前輪増速用ギア列57が分岐延設されており、クラッチ58を介して前輪駆動用PTO軸60に連動連係可能となっている。シフタクラッチ56は、前輪駆動用PTO軸60の軸芯方向に沿って摺動することで、前輪駆動用PTO軸60を前輪駆動用減速ギア列55に対し連動連係する係合位置と、前輪駆動用PTO軸60を前輪駆動用減速ギア列55から遮断する離間位置とのうちのいずれかに切り換えられる。シフタクラッチ56は、係合位置にあるときはクラッチ58から離間しており、離間位置にあるときはクラッチ58に係合している。シフタクラッチ56を係合位置にすることで、出力軸7bの動力が前輪駆動用減速ギア列55を介して前輪駆動用PTO軸60へと伝達され、車両は通常の四輪駆動状態となる。シフタクラッチ56が離間位置にあるときにクラッチ58を入れることで、出力軸7bの動力が前輪増速用ギア列57を介して前輪駆動用PTO軸60へと伝達され、車両は四輪駆動状態かつ前輪増速状態となる。シフタクラッチ56が離間位置にあるときにクラッチ58を切ることで、出力軸7bの動力は、前輪駆動用減速ギア列55を介しても、前輪増速用ギア列57を介しても、前輪駆動用PTO軸60には伝達されず、したがって、車両は二輪駆動状態となる。
本発明に係る潤滑方法を適用する巻き掛け式無段変速装置(CVT)は、当該潤滑方法を適用可能なものであればよく、ベルト式でもチェーン式でもよい。また、このような潤滑方法を用いたCVTを搭載した車両としては、例えば運搬車(ユーティリティビークル)等が考えられるが、当該方法を用いたCVTを適用できる車両であれば、どのようなのでもよい。
6 CVT(巻き掛け式無段変速装置)
11 入力側プーリ軸
11a (トルク検出用)トルクカム
12 入力側プーリ
12a 油圧シリンダ
12b (可動シーブ摺動・トルク検出用)トルクカム
14 出力側プーリ
14a 油圧シリンダ
14b (可動シーブ摺動・トルク検出用)トルクカム
15 出力側プーリ軸
15a (トルク検出用)トルクカム
20 CVT潤滑油コントローラ
21 入力側検出装置
21a スピードメータ
21b トルクメータ
22 出力側検出装置
22a スピードメータ
22b トルクメータ
23 油圧ポンプ
24 電動モータ
30 CVTコントローラ
31 作動油ライン
34 潤滑油ライン
35 リリーフ弁
36 開閉弁
37 アキュムレータ
38 流量制御弁

Claims (7)

  1. 巻き掛け式無段変速装置の入力側及び出力側のプーリのうちの少なくとも一方に油圧ポンプより吐出する油を潤滑油として供給する潤滑方法において、
    該油圧ポンプを電動モータにて駆動するものとし、
    入力側のプーリ軸にかかるトルク及び出力側のプーリ軸にかかるトルクを検出し、これらのトルク検出に基づいて、該電動モータの出力を制御して、該油圧ポンプの油吐出を制御することを特徴とする巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
  2. 前記入力側のプーリ軸について前記トルク及び回転数を検出し、
    前記出力側のプーリ軸について前記トルク及び回転数を検出し、
    検出した該入力側プーリ軸のトルク及び回転数に基づいて入力馬力を算出し、
    検出した該出力側プーリ軸のトルク及び回転数に基づいて出力馬力を算出し、
    該入力馬力より該出力馬力を差し引いた分をロス馬力とし、該ロス馬力に基づいて必要潤滑油量を算定し、
    前記少なくとも一方のプーリに供給される実際の潤滑油量を、算定した必要潤滑油量に一致させるように前記電動モータを制御することを特徴とする請求項1に記載の巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
  3. 単位ロス馬力当たりの前記必要潤滑油量を0.3〜0.7リットルとすることを特徴とする請求項2に記載の巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
  4. 前記入力側及び出力側のプーリは、各々、可動シーブ作動用のトルクカムを備えており、前記入力側及び出力側のプーリ軸のトルク検出は、各トルクカムの軸芯方向の移動量の検出によるものとすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一項に記載の巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
  5. 前記入力側及び出力側のプーリは、各々、可動シーブ作動用の油圧シリンダを備えており、前記油圧ポンプからの吐出油を、作動油ラインを介して、作動油として前記入力側及び出力側の各プーリに供給するとともに、該作動油ラインより分岐する潤滑油ラインを介して、潤滑油として前記少なくとも一方のプーリに供給するものであり、
    該潤滑油ラインに流量制御弁を設け、該流量制御弁の開度を制御することで、該油圧ポンプから該少なくとも一方のプーリに供給される潤滑油量を制御することを特徴とする請求項1に記載の巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
  6. 前記潤滑油ラインに開閉弁を設け、通常の前記油圧ポンプから前記油圧シリンダへの作動油供給時には該開閉弁を開弁し、前記作動油ラインの異常降圧が検出されると、該開閉弁を閉弁して、該作動油ラインから該潤滑油ラインへの分流を停止することを特徴とする請求項5に記載の巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
  7. 前記潤滑油ラインにアキュムレータを設け、前記開閉弁の開弁時には該開閉弁から前記流量制御弁への流油の一部を該アキュムレータに蓄積し、該開閉弁の閉弁時には該アキュムレータの蓄積油を該流量制御弁に供給することを特徴とする請求項6に記載の巻き掛け式無段変速装置の潤滑方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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