JP2014177951A - 支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被支持物を安定的に使用できる支持装置を提供する。
【解決手段】支持装置1は、脚装置に取り付けるベース体31を備える。ベース体31には、回動により起立状態および倒伏状態になる回動体32を回動可能に設ける。回動体32には、回動により縦用状態および横用状態になる支持体33を回動可能に設ける。回動体32が倒伏状態でかつ支持体33が横用状態である場合には、その支持体33で支持した被支持物であるカメラを横姿勢で使用できる。回動体32が起立状態でかつ支持体33が縦用状態である場合には、その支持体33で支持したカメラを縦姿勢で使用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被支持物を安定的に使用できる支持装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に記載された雲台等の支持装置が知られている。
この従来の支持装置は、脚装置に取り付けられるベース体と、このベース体に左右方向に回動可能に設けられたパン回動体と、このパン回動体に上下方向に回動可能に設けられたティルト回動体と、このティルト回動体に回動可能に設けられ回動により縦用状態および横用状態になる支持体とを備えている。
そして、支持体の横用状態時(横位置撮影時)にはこの支持体にて支持されたカメラ等の被支持物を横姿勢(横位置)で使用し、また、支持体の縦用状態時(縦位置撮影時)にはこの支持体にて支持されたカメラ等の被支持物を縦姿勢(縦位置)で使用する。
特開2010−266612号公報
しかしながら、上記従来の支持装置では、例えばカメラ等の被支持物を縦姿勢で使用する際に、被支持物の重心が脚装置の中心から大きくずれ、被支持物の使用が不安定となるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被支持物を安定的に使用できる支持装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の支持装置は、脚装置に取り付けられるベース体と、このベース体に回動可能に設けられ、回動により起立状態および倒伏状態になる回動体と、この回動体に回動可能に設けられ、回動により縦用状態および横用状態になる支持体とを備え、前記回動体が倒伏状態でかつ前記支持体が横用状態である場合には、その横用状態の支持体にて支持された被支持物を横姿勢で使用することが可能であり、前記回動体が起立状態でかつ前記支持体が縦用状態である場合には、その縦用状態の支持体にて支持された被支持物を縦姿勢で使用することが可能であるものである。
請求項2記載の支持装置は、請求項1記載の支持装置において、回動体は、ベース体に対する上方への90度回動により起立状態になり、前記ベース体に対する下方への90度回動により倒伏状態になり、支持体は、前記回動体に対する一方向への180度回動により縦用状態になり、前記回動体に対する他方向への180度回動により横用状態になるものである。
請求項3記載の支持装置は、請求項1または2記載の支持装置において、回動体をベース体に対して固定および固定解除するための第1操作体と、支持体を前記回動体に対して固定および固定解除するための第2操作体とを備えるものである。
請求項4記載の支持装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の支持装置において、支持体は、回動体に回動可能に設けられた支持本体部材と、この支持本体部材に対して脱着可能であり、被支持物に固定される脱着部材とを有し、前記脱着部材は、第1状態およびこの第1状態から90度回動させた第2状態のいずれの状態であっても、前記支持本体部材に対して脱着可能であるものである。
請求項5記載の支持装置は、請求項1ないし4のいずれか一記載の支持装置において、ベース体は、被載置部上に載置可能な載置面を有するものである。
請求項6記載の支持装置は、請求項1ないし4のいずれか一記載の支持装置において、ベース体は、雲台機能を有するものである。
本発明によれば、回動体が倒伏状態でかつ支持体が横用状態である場合にはその横用状態の支持体にて支持された被支持物を横姿勢で使用でき、回動体が起立状態でかつ支持体が縦用状態である場合にはその縦用状態の支持体にて支持された被支持物を縦姿勢で使用できるため、いずれの場合においても被支持物を安定的に使用できる。
本発明の一実施の形態に係る支持装置の斜視図である。 同上支持装置の斜視図である。 同上支持装置の斜視図である。 同上支持装置の平面図である。 同上支持装置の後面図である。 図5におけるVI−VI断面図である。 同上支持装置の分解斜視図である。 同上支持装置の使用状態(横位置撮影)を示す斜視図である。 同上支持装置の使用状態(縦位置撮影)を示す斜視図である。 同上支持装置の使用状態(接写撮影)を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る支持装置の斜視図である。 同上支持装置の後面図である。 図12におけるA−A断面図である。 同上支持装置の分解斜視図である。 同上支持装置の使用状態(横位置撮影)を示す斜視図である。 同上支持装置の使用状態(縦位置撮影)を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図中の1は、支持装置で、この支持装置1は、被支持物であるカメラ2を支持するもので、例えばカメラ用の脚装置3の上端部に脱着可能に取り付けられて使用される。
なお、この一実施の形態に係る支持装置1は、接写撮影時等においては、脚装置3に取り付けることなく、それ自体を例えば被載置部である被載置台の上面上に直接載置して使用することも可能である(図10参照)。
カメラ2は、図8ないし図10に示されるように、左右方向に長手方向を有する直方体状のカメラ本体部6を備え、このカメラ本体部6の前面から円柱状のレンズ部7が前方に向かって突出している。また、カメラ本体部6の後面には、矩形状の表示部である液晶表示部8が設けられている。カメラ本体部6の上面の右側には、使用者である操作者が手で操作する円形状の操作部9が設けられている。カメラ本体部6の下面の中央部には、取付部であるねじ孔部(図示せず)が設けられている。
脚装置3は、図8および図9に示されるように、例えば雲台付き三脚であり、三脚11と、この三脚11の上端部に取り付けられた雲台12とに構成されている。
三脚11は、基体13と、この基体13の脚連結部14に上端部が回動可能に連結された伸縮可能な長手状の3本の脚体15と、基体13の中央孔部(図示せず)に昇降可能に挿通された長手状の1本の昇降体16とを備えている。そして、昇降体16は、円板状の支持部17を上端部に有し、この支持部17に雲台13が脱着可能に取り付けられている。
雲台12は、昇降体16の支持部17に取り付けられたベース体21と、このベース体21に左右方向に回動可能に設けられたパン回動体22と、このパン回動体22に上下方向に回動可能に設けられたティルト回動体23と、このティルト回動体23に設けられた支持体24とを備えている。また、雲台12は、パン回動体22をベース体21に対して固定および固定解除するための操作ノブ25と、ティルト回動体23をパン回動体22に対して固定および固定解除するための操作レバー26とを備えている。
そして、雲台12の支持体24の上面に支持装置1が脱着可能に取り付けられ、雲台12の支持体24にて支持装置1が支持されている。つまり、カメラ2を支持した支持装置1が、脚装置3の雲台12の上面(脚装置3の上端部)に脱着可能に取り付けられてその雲台12の上面上に位置している。換言すると、支持装置1が雲台12を介して三脚11の上端部に取り付けられている。
支持装置1は、図1ないし図7に示されるように、脚装置3の雲台12の上面上に載置されこの雲台12の上面に脱着可能に取り付けられる板状のベース体31と、このベース体31の左右方向端部である右端部に前後方向の軸線Aを中心として回動可能に設けられたアーム状の回動体32と、この回動体32の先端部に前後方向の軸線Bを中心として回動可能に設けられ被支持物であるカメラ2を支持する板状の支持体33とを備えている。
なお、ベース体31に対する回動体32の回動中心である軸線Aと、回動体32に対する支持体33の回動中心である軸線Bとは、同一高さ位置で互いに平行に位置している。
回動体32は、水平状のベース体31に対して前後方向の軸線Aを中心として回動可能であり、その水平状のベース体31に対する上方への90度回動によりベース体31に対して直交するように位置する鉛直状の起立状態になり、その水平状のベース体31に対する下方への90度回動によりベース体31に接してベース体31上に重なり合うように位置する水平状の倒伏状態になる。
支持体33は、鉛直状の起立状態の回動体32に対して前後方向の軸線Bを中心として回動可能であり、その鉛直状の回動体32に対する左側へ向かう一方向(後面視で反時計回りの方向)への180度回動により鉛直状の縦用状態になり、その鉛直状の回動体32に対する右側へ向かう他方向(後面視で時計回りの方向)への180度回動により鉛直状の横用状態になる。つまり、回動体32の起立状態時において、横用状態の支持体33は回動体32の右側方側に位置し(図2)、縦用状態の支持体33は回動体32の左側方側に位置する(図3)。
また、支持装置1は、回動体32をベース体31に対して固定および固定解除するための前後方向長手状をなす回転可能な第1操作体36と、支持体33を回動体32に対して固定および固定解除するための前後方向長手状をなす回転可能な第2操作体37とを備えている。
第1操作体36は、ベース体31に対して前後方向の軸線Aを中心として回転可能であり、この第1操作体36の軸部91が回動体32の基端部内に配設されている。そして、第1操作体36の締付方向への回転により回動体32がベース体31に対して固定され、第1操作体36の締付解除方向への回転により回動体32のベース体31に対する固定が解除される。
第2操作体37は、支持体33に対して前後方向の軸線Bを中心として回転可能であり、この第2操作体37の軸部111が回動体32の先端部内に配設されている。そして、第2操作体37の締付方向への回転により支持体33が回動体32に対して固定され、第2操作体37の締付解除方向への回転により支持体33の回動体32に対する固定が解除される。
ベース体31は、例えば脚装置3に脱着可能に取り付けられる板状をなす1つのベース部材30のみによって構成されている。そして、このベース部材30のみからなるベース体31は、左右方向に長手方向を有する矩形板状のベース板部41を有している。ベース板部41の中央付近には、ねじ孔部42がベース板部41の上下面に貫通して設けられている。ねじ孔部42は、ベース板部41の上下面に貫通した孔空間43と、この孔空間43の周囲に位置する周囲面44と、この周囲面44に形成されたねじ溝45とにて構成されている。
そして、ねじ孔部42に雲台12のねじ軸部(図示せず)が螺合されることにより、ベース板部41が脚装置3の雲台12の上面に脱着可能に取り付けられる。つまり、ねじ孔部42とねじ軸部との螺合により、ベース板部41の下面が雲台12の上面にこの上面と重なり合うようにして固定的に取り付けられる。
また、ベース板部41の長手方向一端部である右端部の上面には、軸方向両端面である前後面が開口した円筒状をなす前後1対の筒状部46が上方に向かって一体に突設されている。ベース板部41の右端面には、鉛直面状の受面部47が設けられている。
さらに、ベース板部41の下面部は、例えば滑り止め用の弾性板であるゴム板48にて構成されている。そして、例えば接写撮影時等において被載置部上に載置可能な滑り止め用の載置面31aが、ゴム板48にて構成されている。
回動体32は、軸方向両端面である前後面が開口した円筒状をなす筒状部分51,52が長手方向両端部に形成されたやや長手状の回動アーム部53を有している。
回動アーム部53の長手方向一端部である基端部の筒状部分51の内周側には、軸方向両端面である前後面が開口した円筒状をなす筒状部材である基端側筒状部56が挿通固定されている。つまり、ベース体31側の基端側筒状部56が筒状部分51の内周面に固着されている。
そして、基端側筒状部56の前後部の外周側がベース体31の前後の筒状部46の内周側に回動可能に嵌合挿入され、この基端側筒状部56内に第1操作体36の軸部91が軸方向に沿って移動可能に挿入されている。なお、基端側筒状部56の軸芯を通る前後方向の線が、前後方向の軸線Aである。
同様に、回動アーム部53の長手方向他端部である先端部の筒状部分52の内周側には、軸方向両端面である前後面が開口した円筒状をなす筒状部材である先端側筒状部57が挿通固定されている。つまり、支持体33側の先端側筒状部57が筒状部分52の内周面に固着されている。
そして、先端側筒状部57の前後部の外周側が支持体33の前後の筒状部86の内周側に回動可能に嵌合挿入され、この先端側筒状部57内に第2操作体37の軸部111が軸方向に沿って移動可能に挿入されている。なお、先端側筒状部57の軸芯を通る前後方向の線が、前後方向の軸線Bである。
ここで、回動体32の基端側筒状部56は、弾性変形可能な円弧板状の複数の変形部分61を前後部に有している。つまり、基端側筒状部56の前後部には、軸方向に沿ったスリット状のすり割62が周方向に間隔をおいて形成されている。また、各変形部分61の端部内面には、先端ほど径方向外方に位置する傾斜面63が形成されている。
同様に、回動体32の先端側筒状部57は、弾性変形可能な円弧板状の複数の変形部分64を前後部に有している。つまり、先端側筒状部57の前後部には、軸方向に沿ったスリット状のすり割65が周方向に間隔をおいて形成されている。また、各変形部分64の端部内面には、先端ほど径方向外方に位置する傾斜面66が形成されている。
なお、図1等に示されるように、回動体32の基端側の筒状部分51の外周面には、ベース体31の受面部47との当接により回動体32のベース体31に対する回動を規制してこの回動体32を起立状態に位置決めする回動規制用の規制部である突部68が右側方に向かって一体に突設されている。この突部68は、回動体32の起立状態時にベース体31の受面部47に当接する当接面69を下面に有している。
支持体33は、例えばクイックシュー式のもので、回動体32の先端部に180度回動可能に設けられた板状の支持本体部材71と、この支持本体部材71に対して脱着可能であり、カメラ2の下面に解除可能に固定される板状の脱着部材72とに構成されている。
そして、脱着部材72は、第1状態(図1上、実線で示す通常使用状態)およびこの第1状態から上下方向のねじ軸部75を中心として水平方向に90度回動させた第2状態(図1上、2点鎖線で示す接写使用状態)のいずれの状態であっても、支持本体部材71に対して脱着可能となっている。
脱着部材72は、カメラ2のカメラ本体部6の下面を支持する矩形板状の支持板部73と、この支持板部73の下面に設けられた嵌合部74とを有している。嵌合部74は、平面視で正方形状をなす逆4角錐台状に形成されている。支持板部73の上面中央部には、カメラ2の下面中央部のねじ孔部と螺合可能なねじ軸部75が立設され、このねじ軸部75が支持板部73の上面から上方へ突出している。
そして、カメラ2の下面のねじ孔部に脱着部材72のねじ軸部75が螺合されることにより、脱着部材72の支持板部73がカメラ2の下面に脱着可能に取り付けられる。つまり、ねじ孔部とねじ軸部75との螺合により、脱着部材72の上面がカメラ2のカメラ本体部6の下面に固定的に取り付けられる。
なお、支持装置1を使用するに当たり、この脱着部材72をカメラ2の下面に予め固定的に取り付ける。この場合、脱着部材72の矩形状の支持板部73の長手方向とカメラ2のカメラ本体部6の矩形状の下面の長手方向とを一致させた状態で、脱着部材72をカメラ本体部6の下面に取り付ける。こうすることで、カメラ2を脱着部材72を介して支持本体部材71にワンアクションで取り付けることができる。
支持本体部材71は、平面視で略5角形状の本体板部76を有している。本体板部76の上面の周端部には、脱着部材72の下側の嵌合部74と嵌脱可能に嵌合する平面視コ字状の嵌合受部77が上方に向かって一体に突設されている。本体板部76の左端部には、脱着部材72の嵌合部74を嵌合受部77に対して固定および固定解除するための操作レバー部78が回動可能に設けられている。
操作レバー部78は、嵌合受部77と嵌合した嵌合部74の一部と当接してこの嵌合部74の嵌合受部77からの抜けを防止する傾斜状の抜止め用の当接面79を有している。
また、本体板部76には、第1水準器81、第2水準器82および第3水準器83が設けられている。図1から明らかなように、第1水準器81は、本体板部76の後面側に位置して左右方向に軸方向を有する円筒状の気泡管81aを有し、この気泡管81a内にアルコール等の液体と1つの気泡が封入されている。第2水準器82は、本体板部76の右側面側に位置して前後方向に軸方向を有する円筒状の気泡管82aを有し、この気泡管82a内にアルコール等の液体と1つの気泡が封入されている。第3水準器83は、本体板部76の後面と右側面とが交わる角部に位置して上下方向に軸方向を有する円筒状の気泡管83aを有し、この気泡管83a内にアルコール等の液体と1つの気泡が封入されている。
さらに、本体板部76の左右方向中央部の下面には、軸方向両端面である前後面が開口した円筒状をなす前後1対の筒状部86が下方に向かって一体に突設されている。そして、これら前後の両筒状部86の内周側には、回動体32の先端側筒状部57の前後部の外周側が回動可能に嵌合されている。
第1操作体36は、使用者である操作者が後方側から手で回転操作するもので、前後方向の軸線Aを中心に回転可能となっている。第1操作体36は、前後方向の軸線Aが軸芯を通る丸軸状の軸部91を有し、この軸部91の後端部に操作摘み部92が固設されている。
軸部91は、前端側から後端側に向かって順に位置する第1軸部分93、第2軸部分94および第3軸部分95を有している。第1軸部分93の外周面にはねじ溝96が形成され、このねじ溝96には、第1操作体36の回転に応じて第1操作体36に対してその軸方向に移動可能な筒状の前側筒状体(押圧体)97が螺着されている。この前側筒状体97は、前方に向かって徐々に拡径するテーパ状である円錐台状の押圧面98を外周面に有し、この押圧面98が回動体32の基端側筒状部56の前端側の変形部分61の傾斜面63と面状に常時接触している。
なお、軸部91の前端部には、前側筒状体97の軸部91からの抜けを防止するナット99がワッシャ100とともに取り付けられている。前側筒状体97の前端部には、円板状の蓋板101が固着されている。
また、軸部91の第2軸部分94の外周側には、筒状の後側筒状体(押圧体)102が嵌合配設されている。この後側筒状体102は、後方に向かって徐々に拡径するテーパ状である円錐台状の押圧面103を外周面に有し、この押圧面103が回動体32の基端側筒状部56の後端側の変形部分61の傾斜面63と面状に常時接触している。
後側筒状体102は、軸部91の段部分104にて係止された円環状の環状部材105に当接しており、この環状部材105と操作摘み部92との間には、第1操作体36を後方に向けて付勢する弾性変形可能な付勢体であるコイルばね106が圧縮状態となって位置している。このコイルばね106は、第3軸部分95の外周側に配設され、前端が環状部材105に当接しかつ後端がワッシャ107を介して操作摘み部92に当接している。
そして、操作者が第1操作体36をベース体31に対して前後方向の軸線Aを中心として一方向である締付方向に回転させると、回動体32の基端側筒状部56の変形部分61が前後の筒状体97,102の押圧面98,103にて押圧されて径方向外方へ弾性変形し、この弾性変形した変形部分61がベース体31の筒状部46の内周面に圧着固定される。つまり、第1操作体36のベース体31に対する一方向への回転により、回動体32の基端部がベース体31に対して圧着固定され、回動体32がベース体31に対してロック状態となる。
また、操作者が第1操作体36をベース体31に対して前後方向の軸線Aを中心として他方向である締付解除方向に回転させると、ベース体31の筒状部46の内周面に対する回動体32の変形部分61の圧着固定が解除される。つまり、第1操作体36のベース体31に対する他方向への回転により、回動体32の基端部のベース体31に対する圧着固定され、回動体32がベース体31に対してロック解除状態となる。
このロック解除状態で、操作者は、回動体32をベース体31に対して軸線Aを中心に90度(略90度を含む)の回動角度の範囲内で回動させることが可能であり、回動体32を起立状態および倒伏状態に切り換え可能となっている。
第2操作体37は、第1操作体36と同一構成で、使用者である操作者が後方側から手で回転操作するもので、前後方向の軸線Bを中心に回転可能となっている。第2操作体37は、前後方向の軸線Bが軸芯を通る丸軸状の軸部111を有し、この軸部111の後端部に操作摘み部112が固設されている。
軸部111は、前端側から後端側に向かって順に位置する第1軸部分113、第2軸部分114および第3軸部分115を有している。第1軸部分113の外周面にはねじ溝116が形成され、このねじ溝116には、第2操作体37の回転に応じて第2操作体37に対してその軸方向に移動可能な筒状の前側筒状体(押圧体)117が螺着されている。この前側筒状体117は、前方に向かって徐々に拡径するテーパ状である円錐台状の押圧面118を外周面に有し、この押圧面118が回動体32の先端側筒状部57の前端側の変形部分64の傾斜面66と面状に常時接触している。
なお、軸部111の前端部には、前側筒状体117の軸部111からの抜けを防止するナット119がワッシャ120とともに取り付けられている。前側筒状体117の前端部には、円板状の蓋板121が固着されている。
また、軸部111の第2軸部分114の外周側には、筒状の後側筒状体(押圧体)122が嵌合配設されている。この後側筒状体122は、後方に向かって徐々に拡径するテーパ状である円錐台状の押圧面123を外周面に有し、この押圧面123が回動体32の先端側筒状部57の後端側の変形部分64の傾斜面66と面状に常時接触している。
後側筒状体122は、軸部111の段部分124にて係止された円環状の環状部材125に当接しており、この環状部材125と操作摘み部112との間には、第2操作体37を後方に向けて付勢する弾性変形可能な付勢体であるコイルばね126が圧縮状態となって位置している。このコイルばね126は、第3軸部分115の外周側に配設され、前端が環状部材125に当接しかつ後端がワッシャ127を介して操作摘み部112に当接している。
そして、操作者が第2操作体37を支持体33に対して前後方向の軸線Bを中心として一方向である締付方向に回転させると、回動体32の先端側筒状部57の変形部分64が前後の筒状体117,122の押圧面118,123にて押圧されて径方向外方へ弾性変形し、この弾性変形した変形部分64が支持体33の筒状部86の内周面に圧着固定される。つまり、第2操作体37の支持体33に対する一方向への回転により、回動体32の先端部が支持体33に対して圧着固定され、支持体33が回動体32に対してロック状態となる。
また、操作者が第2操作体37を支持体33に対して前後方向の軸線Bを中心として他方向である締付解除方向に回転させると、支持体33の筒状部86の内周面に対する回動体32の変形部分64の圧着固定が解除される。つまり、第2操作体37の支持体33に対する他方向への回転により、回動体32の先端部の支持体33に対する圧着固定され、支持体33が回動体32に対してロック解除状態となる。
このロック解除状態で、操作者は、支持体33を起立状態の回動体32に対して軸線Bを中心に180度(略180度を含む)の回動角度の範囲内で回動させることが可能であり、支持体33を縦用状態および横用状態に切り換え可能となっている。
なお、図5に示されるように、回動体32が倒伏状態でかつ支持体33が横用状態である場合において、ベース体31のねじ孔部42は、第2操作体37の軸部111の下方に位置し、また平面視でベース体31のねじ孔部42と支持体33のねじ軸部75とが一致するようになっている。
また、回動体32の回動アーム部53は、支持体33の横用状態時にこの支持体33の横用当接部131が当接する横用当接受部132を上面に有し、支持体33の縦用状態時にこの支持体33の縦用当接部(図示せず)が当接する縦用当接受部133を下面に有している。
次に、支持装置1の作用等を説明する。
支持装置1を使用する場合、予め、支持体33の脱着部材72をカメラ2のカメラ本体部6の下面にそれぞれの長手方向を一致させた状態にして取り付けておく。
そして、支持装置1および脚装置3を用いて、カメラ2で被写体を撮影する際には、支持装置1のベース体31を脚装置3の上端側に取り付けた後、カメラ2の下面側の脱着部材72を第1状態にして支持本体部材71に取り付け、カメラ2を支持装置1に支持させる。
ここで、図8に示すように、カメラ2をカメラ本体部6の長手方向が水平方向となる横姿勢(横位置姿勢)で使用して被写体を横位置撮影する場合には、回動体32を倒伏状態に固定しかつ支持体33を横用状態に固定する。
つまり、支持体33を横用状態にしてこの横用状態の支持体33を第2操作体37の操作により回動体32に対して固定し、かつ、回動体32を倒伏状態にしてこの倒伏状態の回動体32を第1操作体36の操作によりベース体31に対して固定する。
すると、カメラ2が支持装置1の支持体33によって横姿勢の状態で支持され、この横姿勢のカメラ2を使用して横位置撮影を行うことが可能となる。このとき、横姿勢のカメラ2はベース体31の上方に位置し、平面視でカメラ2の重心が脚装置3の中心(重心)の付近に位置しているため、横姿勢のカメラ2を安定して使用できる。
また、図9に示すように、カメラ2をカメラ本体部6の長手方向が上下方向となる縦姿勢(縦位置姿勢)で使用して被写体を縦位置撮影する場合には、回動体32を起立状態に固定しかつ支持体33を縦用状態に固定する。
つまり、回動体32を起立状態にしてこの起立状態の回動体32を第1操作体36の操作によりベース体31に対して固定し、かつ、支持体33を縦用状態にしてこの縦用状態の支持体33を第2操作体37の操作により回動体32に対して固定する。
より具体的には、図8の横位置撮影状態から図9の縦位置撮影状態に変更する場合、操作者は、まず、第1操作体36を操作して回動体32のベース体31に対する固定を解除してから、回動体32をベース体31に対して上方に90度回動させて倒伏状態から起立状態に切り換え、その後、第1操作体36を反対方向に操作して起立状態の回動体32をベース体31に対して固定する。
次いで、操作者は、第2操作体37を操作して支持体33の回動体32に対する固定を解除してから、支持体33を起立状態の回動体32に対して180度回動させて横用状態(支持板部73が一側方を向いた状態)から縦用状態(支持板部73が他側方を向いた状態)に切り換え、その後、第2操作体37を反対方向に操作して縦用状態の支持体33を起立状態の回動体32に対して固定する。
すると、カメラ2が支持装置1の支持体33によって縦姿勢の状態で支持され、この縦姿勢のカメラ2を使用して縦位置撮影を行うことが可能となる。このとき、縦姿勢のカメラ2はベース体31の上方に位置し、平面視でカメラ2の重心が脚装置3の中心(重心)の付近に位置しているため、縦姿勢のカメラ2を安定して使用できる。
なお、図9の縦位置撮影状態から図8の横位置撮影状態に戻す場合は、支持体33を回動体32に対して180度回動させて横用状態にした後、回動体32をベース体31に対して90度回動させて倒伏状態にする。
そして、上記支持装置1によれば、回動体32が倒伏状態でかつ支持体33が横用状態である場合にはその横用状態の支持体33にて支持されたカメラ2を横姿勢で使用することが可能であり、かつ、回動体32が起立状態でかつ支持体33が縦用状態である場合にはその縦用状態の支持体33にて支持されたカメラ2を縦姿勢で使用することが可能であり、いずれの場合においても、支持体33にて支持されたカメラ2の少なくとも一部がベース体31の上方に位置するため、カメラ2が脚装置3に対してオフセットせず、カメラ2の重心が脚装置3の中心(重心)から大きくずれるようなことがなく、カメラ2を脚装置3とともに安定的に使用できる。
また、例えば横位置撮影から縦位置撮影に変更する場合や、逆に縦位置撮影から横位置撮影に変更する場合に、フレーミングをやり直す必要がなく、略同一の位置で横と縦の撮影ができる。
さらに、第1操作体36の操作により回動体32をベース体31に対して容易に固定および固定解除でき、第2操作体37の操作により支持体33を回動体32に対して容易に固定および固定解除でき、よって、操作性が良好である。
また、支持体33の脱着部材72は第1状態および第2状態のいずれの状態であっても支持本体部材71に対して脱着可能であるため、例えば脚装置3を用いることなく、カメラ2を安定的に使用でき、接写撮影も可能である。
すなわち例えば、図10に示すように、支持装置1のベース体31の下面の載置面31aを、脚装置3に取り付けることなく、図示しない被載置部である被載置台の上面上に載置して使用することが可能である。
この場合、カメラ2の下面側の脱着部材72を、第1状態(支持板部73の長手方向が回動体32の回動アーム部53の長手方向に対して平行状に位置する状態)ではなく、第2状態(支持板部73の長手方向が回動体32の回動アーム部53の長手方向に対して直交状に位置する状態)にして、支持本体部材71に取り付ける。そして、回動体32および支持体33をそれぞれ所望の状態に固定した後、支持体33にて支持されたカメラ2で被載置台上の被写体を接写撮影できる。
次に、本発明の他の実施の形態について図11ないし図16を参照して説明する。
この他の実施の形態に係る支持装置1のベース体31は、前記一実施の形態とは異なり、雲台機能を有している。
すなわち、この支持装置1のベース体31は、三脚11のみからなる脚装置3の上端部(三脚11の昇降体16の支持部17)に脱着可能に取り付けられるベース部材151と、このベース部材151に上下方向の軸線Yを中心として左右方向(水平方向)に回動可能に設けられたパン回動部材152と、このパン回動部材152に左右方向の軸線Xを中心として上下方向に回動可能に設けられたティルト回動部材153と、このティルト回動部材153に設けられた回動操作可能な棒状の操作部材154とを有している。
ベース部材151の底部中央部には、下方に向かって開口するねじ孔部156が形成されている。そして、このねじ孔部156に三脚11における昇降体16の支持部17のねじ軸部(図示せず)が螺合されることにより、ベース部材151が脚装置3の三脚11の昇降体16の上端面に脱着可能に取り付けられる。つまり、この実施形態では雲台12を介することなく、支持装置1が脚装置3である三脚11の上端部に直接取り付けられて使用される。
パン回動部材152は、左右方向に軸方向を有する円筒状のもので、その軸方向中央部に孔部157が形成され、この孔部157内にベース部材151の挿入軸部158が回動可能に嵌合挿入されている。パン回動部材152にはスリット状の固定用切欠部159が形成されている。
ティルト回動部材153は、パン回動部材152の外周側に回動可能に嵌合された円筒状の嵌合部161と、この嵌合部161の右端部に一体に立設された立上部162と、嵌合部161の左端部に一体に設けられた操作部材取付部163とを有している。
嵌合部161の軸方向中央部には開口部164が形成され、この開口部164内にベース部材151の挿入軸部158が挿通されている。嵌合部161の左右両端部には、この嵌合部161の左右の端面開口を閉じるカバー部材169,170が取り付けられている。
また、操作部材取付部163にはスリット状の固定用切欠部165およびねじ孔部166が形成され、このねじ孔部166に操作部材154のねじ軸部167が螺合されている。
そして、操作者が握り部168を握って操作部材154をティルト回動部材153に対して一方向である締付方向に回動させると、ティルト回動部材153の弾性変形に基づいて固定用切欠部165の幅寸法が減少してティルト回動部材153がパン回動部材152に対して圧着固定されるとともに、パン回動部材152の弾性変形に基づいて固定用切欠部159の幅寸法が減少してパン回動部材152がベース部材151に対して圧着固定される。
また、操作部材154をティルト回動部材153に対して他方向である締付解除方向に回動させると、ティルト回動部材153のパン回動部材152に対する圧着固定が解除されるとともに、パン回動部材152のベース部材151に対する圧着固定が解除される。そして、この固定解除の状態時において、操作者は、操作部材154の握り部168を握りながら、ティルト回動部材153をティルト回動させたりパン回動部材152をパン回動させたりすることが可能である。
さらに、ティルト回動部材153の立上部162は、軸方向両端面である前後面が開口した円筒状をなす1つの筒状部171を有し、この筒状部171には、鉛直面状の受面部172および水平面状の受面部173が形成されている。
そして、筒状部171の内周側に筒状部材である基端側筒状部56が挿通固定され、このベース体31の基端側筒状部(回動体支軸部)56にて回動体32が回動可能に支持されている。なお、この実施形態では、基端側筒状部56は、回動体32の一部ではなく、ベース体31の一部を構成している。
また、この支持装置1の回動体32の回動アーム部53は、前記一実施の形態とは異なり、前後2つの筒状部分51を有し、これら両筒状部分51間にティルト回動部材153の筒状部171が嵌合配設されている。
そして、ティルト回動部材153の筒状部171の内周側に基端側筒状部56の中央部外周側が挿入固定され、この基端側筒状部56の前後部外周側が回動体32の前後の筒状部分51の内周側に回動可能に嵌合挿入され、この基端側筒状部56内に第1操作体36の軸部91が軸方向に沿って移動可能に挿入されている。
こうして、回動体32は、筒状部材である基端側筒状部56を介して、ベース体31の立上部162の上部に軸線Aを中心としてに上下方向に回動可能に設けられている。換言すると、回動体32は、ベース体31の筒状部171の内周側に固着された基端側筒状部56に上下方向に回動可能に設けられている。
そして、操作者が第1操作体36をベース体31に対して前後方向の軸線Aを中心として一方向である締付方向に回転させると、基端側筒状部56の変形部分61が前後の筒状体97,102の押圧面98,103にて押圧されて径方向外方へ弾性変形し、この弾性変形した変形部分61が回動体32の筒状部分51の内周面に圧着固定される。つまり、第1操作体36のベース体31に対する一方向への回転により、回動体32の基端部がベース体31に対して圧着固定され、回動体32がベース体31に対してロック状態となる。
また、操作者が第1操作体36をベース体31に対して前後方向の軸線Aを中心として他方向である締付解除方向に回転させると、回動体32の筒状部分51の内周面に対するベース体31の変形部分61の圧着固定が解除される。つまり、第1操作体36のベース体31に対する他方向への回転により、回動体32の基端部のベース体31に対する圧着固定され、回動体32がベース体31に対してロック解除状態となる。このロック解除状態で、操作者は、回動体32をベース体31に対して軸線Aを中心に90度(略90度を含む)の回動角度の範囲内で回動させることが可能であり、回動体32を起立状態および倒伏状態に切り換え可能となっている。
また、回動体32は、ベース体31の鉛直面状の受面部172との当接により回動体32のベース体31に対する回動を規制して回動体32を鉛直状の起立状態に位置決めする規制部175と、ベース体31の水平面状の受面部173との当接により回動体32のベース体31に対する回動を規制して回動体32を水平状の倒伏状態に位置決めする規制部(図示せず)とを有している。さらに、回動体32に形成されたねじ孔176にねじ部材177が螺着されている。なお、この支持装置1のその他の構成は、前記一実施の形態と基本的に同じである。
そして、この支持装置1であっても、図15および図16に示されるように横位置撮影および縦位置撮影のいずれの場合においても、支持体33にて支持されたカメラ2の少なくとも一部がベース体31の上方に位置するため、カメラ2が脚装置3に対してオフセットせず、カメラ2の重心が脚装置3の中心(重心)から大きくずれるようなことがなく、カメラ2を脚装置3とともに安定的に使用できる等、前記一実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、この支持装置1によれば、ベース体31が雲台機能を有するため、雲台12を別途用意する必要がない。
なお、上記いずれの実施の形態でも、支持装置1の支持体33にて支持される被支持物は、カメラには限定されず、例えばビデオカメラ、測定器、或いは望遠鏡等でもよい。
また、脚装置3の三脚11の脚の本数は任意であり、例えば1本でもよい。
さらに、回動体32がベース体31に90度回動可能に設けられ、支持体33が回動体32に180度回動可能に設けられた構成について説明したが、必ずしもこの回動角度に限られるものではない。
また、例えば脱着部材(シュープレート)72が矩形板状の嵌合部を有し、支持本体部材71がその嵌合部と嵌脱可能に嵌合する嵌合受部を有した構成等でもよい。
さらに、支持体33は、クイックシュー式には限定されず、例えば本体板部76と、この本体板部76の上面に設けられたねじ軸部75と、本体板部76の下面に設けられた筒状部86とを有するもの等でもよい。
また、例えば回動体32の基端部がベース体31の左右方向端部である左端部に回動可能に設けられた構成でもよく、また左右の回動体32の基端部がベース体31の左右方向両端部にそれぞれ回動可能に設けられた構成等でもよい。
さらに、例えば先端側筒状部57が回動体32の一部ではなく支持体33の一部を構成するようにしてもよく、この場合、支持体33の筒状部86内に先端側筒状部57が挿通固定され、この先端側筒状部57が回動体32の筒状部分52にて回動可能に支持される。
1 支持装置
2 被支持物であるカメラ
3 脚装置
31 ベース体
31a 載置面
32 回動体
33 支持体
36 第1操作体
37 第2操作体
71 支持本体部材
72 脱着部材

Claims (6)

  1. 脚装置に取り付けられるベース体と、
    このベース体に回動可能に設けられ、回動により起立状態および倒伏状態になる回動体と、
    この回動体に回動可能に設けられ、回動により縦用状態および横用状態になる支持体とを備え、
    前記回動体が倒伏状態でかつ前記支持体が横用状態である場合には、その横用状態の支持体にて支持された被支持物を横姿勢で使用することが可能であり、
    前記回動体が起立状態でかつ前記支持体が縦用状態である場合には、その縦用状態の支持体にて支持された被支持物を縦姿勢で使用することが可能である
    ことを特徴とする支持装置。
  2. 回動体は、ベース体に対する上方への90度回動により起立状態になり、前記ベース体に対する下方への90度回動により倒伏状態になり、
    支持体は、前記回動体に対する一方向への180度回動により縦用状態になり、前記回動体に対する他方向への180度回動により横用状態になる
    ことを特徴とする請求項1記載の支持装置。
  3. 回動体をベース体に対して固定および固定解除するための第1操作体と、
    支持体を前記回動体に対して固定および固定解除するための第2操作体とを備える
    ことを特徴とする請求項1または2記載の支持装置。
  4. 支持体は、
    回動体に回動可能に設けられた支持本体部材と、
    この支持本体部材に対して脱着可能であり、被支持物に固定される脱着部材とを有し、
    前記脱着部材は、第1状態およびこの第1状態から90度回動させた第2状態のいずれの状態であっても、前記支持本体部材に対して脱着可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の支持装置。
  5. ベース体は、被載置部上に載置可能な載置面を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の支持装置。
  6. ベース体は、雲台機能を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の支持装置。
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