JP2014177810A - 掘削工具 - Google Patents
掘削工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014177810A JP2014177810A JP2013052244A JP2013052244A JP2014177810A JP 2014177810 A JP2014177810 A JP 2014177810A JP 2013052244 A JP2013052244 A JP 2013052244A JP 2013052244 A JP2013052244 A JP 2013052244A JP 2014177810 A JP2014177810 A JP 2014177810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- outer peripheral
- inner bit
- bit
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 title abstract description 27
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 114
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 102
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 60
- 239000002699 waste material Substances 0.000 abstract description 36
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/60—Drill bits characterised by conduits or nozzles for drilling fluids
- E21B10/602—Drill bits characterised by conduits or nozzles for drilling fluids the bit being a rotary drag type bit with blades
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B7/00—Special methods or apparatus for drilling
- E21B7/20—Driving or forcing casings or pipes into boreholes, e.g. sinking; Simultaneously drilling and casing boreholes
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/08—Roller bits
- E21B10/18—Roller bits characterised by conduits or nozzles for drilling fluids
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/42—Rotary drag type drill bits with teeth, blades or like cutting elements, e.g. fork-type bits, fish tail bits
- E21B10/43—Rotary drag type drill bits with teeth, blades or like cutting elements, e.g. fork-type bits, fish tail bits characterised by the arrangement of teeth or other cutting elements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/46—Drill bits characterised by wear resisting parts, e.g. diamond inserts
- E21B10/56—Button-type inserts
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21B—EARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
- E21B10/00—Drill bits
- E21B10/64—Drill bits characterised by the whole or part thereof being insertable into or removable from the borehole without withdrawing the drilling pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
【解決手段】インナービット3は、インナービット3の先端部に開口する供給孔と、インナービット3の外周面に形成されて軸線方向に延びる排出溝14と、を備え、供給孔は、インナービット3の先端部の先端面に開口する先端ブロー孔15と、インナービット3の先端部の外周面に開口する外周ブロー孔16と、を備え、インナービット3の外周面には、外周ブロー孔16と排出溝14とを連通する外周溝19が形成され、外周溝19は、リングビットにより径方向外側から覆われており、外周ブロー孔16から排出溝14に向けて、軸線回りに向かうに従い漸次軸線方向の基端側に向かって延びている。
【選択図】図3
Description
そして、インナービット102に対して軸線O方向の先端側(図6における下側)へ向けた推力及び打撃力、並びに軸線O回りの回転力が与えられることにより、インナービット102及びこれに係合するリングビット103によって地盤が掘削され掘削孔が形成されつつ、これと同時に該掘削孔内にケーシングパイプ101が挿入されて(引き込まれて)ゆく。
そして掘削の際には、供給孔104を通してエア等の流体(噴出媒体)がインナービット102の先端面及びリングビット103の先端面に噴出される一方、排出溝105を通して流体及び掘削により生じた掘削屑(スライム)が工具基端側へ向けて排出されるようになっている。
すなわち、掘削工具100により地盤を掘削して生じる掘削屑は、掘削装置から供給される流体によって排出されるが、軟弱な地質の地盤では、流体が掘削孔周辺の地盤内部へ浸入してしまい掘削屑が排出できなくなり、掘削屑が掘削孔内に堆積するなどして掘削が安定して行えないことがある。また、場合によっては掘削孔周辺の地盤内部へ浸入した流体が地盤を緩めてしまい、付近の構造物の基礎に影響を及ぼすことがある。
すなわち、本発明は、円筒状をなすケーシングパイプと、前記ケーシングパイプ内にその軸線方向に沿って挿通されるとともに、前記軸線方向に沿う先端部が該ケーシングパイプの先端から突出されたインナービットと、円環状をなし、前記ケーシングパイプの先端部に該ケーシングパイプに対して前記軸線回りに回転自在に配設され、前記インナービットの先端部を囲繞するとともに、該インナービットに対しては前記軸線回り及び前記軸線方向の先端側から係合可能とされたリングビットと、を備える掘削工具であって、前記インナービットは、前記インナービット内を通り該インナービットの先端部に開口する供給孔と、前記インナービットの外周面に形成されて前記軸線方向に延びる排出溝と、を備え、前記供給孔は、前記インナービットの先端部の先端面に開口する先端ブロー孔と、前記インナービットの先端部の外周面に開口する外周ブロー孔と、を備え、前記インナービットの外周面には、前記外周ブロー孔と前記排出溝とを連通する外周溝が形成され、前記外周溝は、前記リングビットにより径方向外側から覆われているとともに、前記外周ブロー孔から前記排出溝に向けて、前記軸線回りに向かうに従い漸次前記軸線方向の基端側に向かって延びていることを特徴とする。
また外周溝が、その径方向外側からリングビットに覆われていることで、外周ブロー孔からこの外周溝内に噴出した流体が、地盤内部へ浸入するようなことが防止されつつ排出溝内へ向けて効率よく送られて、該排出溝内を流れる流体及び掘削屑の回収効率が向上する。
また、先端ブロー孔がインナービットの先端面(例えば先端溝内)に開口する部分から、該インナービットの外周面の排出溝までの径方向に沿う距離を大きく確保しやすくなり、掘削屑を回収する効率が向上する。
本実施形態の掘削工具1は、二重管式ビットを有するものであり、不図示の掘削装置に連結されて地盤を掘削し掘削孔を形成しつつ、これと同時に該掘削孔内にケーシングパイプ2を挿入してゆくものである。
図1に示されるように、この掘削工具1は、ケーシングパイプ2と、インナービット3と、リングビット4と、を備えている。ケーシングパイプ2は、円筒状をなしている。インナービット3は、ケーシングパイプ2内にその軸線O方向に沿って挿通されるとともに、該インナービット3の軸線O方向に沿う先端部は、ケーシングパイプ2の先端から突出されている。リングビット4は、円環状をなし、ケーシングパイプ2の先端部に該ケーシングパイプ2に対して軸線O回りに回転自在に配設され、インナービット3の先端部を囲繞するとともに、該インナービット3に対しては軸線O回り及び軸線O方向の先端側から係合可能とされている。
またリングビット4の内周面には、軸線Oに平行に延びる複数条の凹溝4eが、周方向に間隔をあけて、かつリングビット4先端における径方向内側の前記テーパ面に植設されたチップ7と干渉しないように形成されている。これらの凹溝4eは、掘削時の工具回転方向Tの後方部分が図1の右側に示す凹溝4eのようにリングビット4先端の径方向内側の前記テーパ面からテーパ面4cに亘って貫通して形成される一方、工具回転方向Tの前方部分は、その基端側に図1の左側に示す凹溝4eのような壁部4fが形成されてテーパ面4cには開口しないようにされている。
具体的に、本実施形態では、図1及び図5において、インナービット3の先端面のうち、最も先端側に位置する部分(最先部分)である後述するフェイス面10の外周縁(尚、図1においてはフェイス面10の第1後退面11とゲージ面9との間に位置する円環状面)に対して、リングビット4の先端面のうち、前記最先部分である前記円環状面の軸線O方向に沿う位置が、同一である。
従って、凸条3cを凹溝4eに収容してリングビット4の径方向内側に挿入されたインナービット3は、テーパ面3aをテーパ面4cに当接させることによりリングビット4に対して軸線O方向の基端側から係合可能(先端側へ向けて抜け止め状態に係合可能)、かつ軸線O回りに回転させたときには凸条3cが凹溝4eの周方向を向くいずれかの側壁に当接することで、この軸線O回りにも係合可能とされてリングビット4と一体に回転させられる。
図1に示される例では、フェイス面10のうち最も先端側に位置する外周縁に対して第1後退面11が基端側へ後退する後退量よりも、第1後退面11に対して第2後退面12が基端側へ後退する後退量が大きく設定されている。
そして、インナービット3の先端面に突設された複数のチップ8のうち、ゲージ面9に配設されたチップ8Aの該ゲージ面9からの突出量H1に対して、フェイス面10に配設されたチップ8Bの該フェイス面10からの突出量H2が大きくされている。
尚、図1に示される例では、チップ8Bの先端の軸線O方向の位置が、チップ8Aの先端の軸線O方向の位置よりも先端側に配置されている。
また、図3において、フェイス面10には、チップ8Bの外周面を支持するように環状をなすチップ支持部が複数設けられており、これらのチップ支持部は、各チップ8Bの外周面に沿うようにフェイス面10から突設されている。
従って、フェイス面10のうち第1後退面11に配設されたチップ8Bの先端における軸線O方向の位置は、第2後退面12に配設されたチップ8Bの先端における軸線O方向の位置よりも先端側に配置されている。
また供給孔13は、インナービット3の先端部における先端面に開口する先端ブロー孔15と、インナービット3の先端部における外周面に開口する外周ブロー孔16と、これら先端ブロー孔15及び外周ブロー孔16の基端側に連通してこれらの孔15、16に向けて流体を流通させる連通孔17と、を備えている。
供給孔13は、連通孔17、外周ブロー孔16、先端ブロー孔15の順で、内径が小さくされている。
図1及び図2において、先端ブロー孔15は、インナービット3の先端面に複数開口しており、これら先端ブロー孔15のうち少なくとも1つ以上は、軸線Oに平行となるように延在する先端ブロー孔15Aとされている。本実施形態では、インナービット3の先端部に形成された複数の先端ブロー孔15のうち、前記先端ブロー孔15Aが半数以上となっており、具体的には、4つの先端ブロー孔15のうち、2つが前記先端ブロー孔15Aである。また、これら先端ブロー孔15には、前記先端ブロー孔15A以外のものとして、先端側に向かうに従い漸次工具回転方向Tの後方に向かって延びる先端ブロー孔15Bが含まれる。尚、先端ブロー孔15Bは、先端側に向かうに従い漸次僅かに軸線Oから離間するように延在している。
また、先端ブロー孔15は、インナービット3の先端面に形成されて排出溝14に連通する先端溝18内に開口され、外周ブロー孔16は、インナービット3の外周面に形成されて排出溝14に連通する外周溝19内に開口されている。
また外周溝19が、その径方向外側からリングビット4に覆われていることで、外周ブロー孔16からこの外周溝19内に噴出した流体が、地盤内部へ浸入するようなことが防止されつつ排出溝14内へ向けて効率よく送られて、該排出溝14内を流れる流体及び掘削屑の回収効率が向上する。
すなわち、先端ブロー孔15から噴出された流体が、インナービット3の先端面周辺の掘削屑とともに、先端溝18内を通して排出溝14内に効率よく案内されて、これら流体及び掘削屑を回収する効率が高められる。また、外周ブロー孔16が外周溝19内に直接開口していることで、前述した作用効果がより顕著となる。
また、先端ブロー孔15Aがインナービット3の先端面(本実施形態では先端溝18内)に開口する部分から、該インナービット3の外周面の排出溝14までの径方向に沿う距離を大きく確保しやすくなり、先端溝18内を通して掘削屑を回収する効率が向上する。
尚、本実施形態では前記先端ブロー孔15Aが、すべての先端ブロー孔15のうち半数以上とされているので、前述した効果がより顕著に得られやすくなっている。
尚、本実施形態では、フェイス面10に環状をなすチップ支持部が突設されて各チップ8Bの外周面を支持しており、これにより、フェイス面10に対するチップ8Bの装着姿勢が安定させられ取り付け強度も高められつつ、前記突出量H2を確保することができるようになっている。また、このようにフェイス面10のチップ8Bの突出量H2を確保しつつ、チップ8A、8Bとして同一部材を用いることが可能であり、部品の種類を削減できる。
すなわち、先端溝18は、先端ブロー孔15から径方向外側に向かうに従い漸次工具回転方向Tの後方に向かって延びているので、この先端溝18内を流れる流体及び掘削屑の流通が工具の回転によって阻害されにくくなっており、これらの流体及び掘削屑が、先端溝18内から排出溝14内へと安定して流れやすくなる。
ここで、図4に示されるものは前述の実施形態で説明した掘削工具1の変形例であり、この変形例では、インナービット3の先端面に対して、リングビット4の先端面の軸線O方向に沿う位置が先端側へ突出して配置されている。具体的に、インナービット3の先端面のうち最先部分であるフェイス面10の外周縁に対して、リングビット4の先端面のうち最先部分である円環状面の軸線O方向に沿う位置が、先端側へ突出して配置されている。この変形例においても、前述した実施形態と同様にリングビット4がインナービット3の先端部全体を囲繞することから、掘削孔周辺への流体の浸入が抑制され、かつ、流体及び掘削屑がリングビット4の径方向内側に位置する排出溝14内へと効率よく回収されることになる。
尚、本明細書でいう「インナービット3の先端面に対して、リングビット4の先端面の軸線O方向に沿う位置が同一、又は先端側へ向けて突出して配置される」とは、リングビット4がインナービット3の先端部を実質的に囲繞していることにより、前述の効果が得られる状態にあることを表しており、必ずしもインナービット3の先端面における最先部分と、リングビット4の先端面における最先部分との相対的な位置関係のみを指すわけではない。
また前記「先端面」とは、例えば2つの面同士が交差する稜線部分をも含む概念である。すなわち、前述の実施形態では、リングビット4の先端面に、軸線Oに垂直な円環状面と、該円環状面の径方向内側・外側に2つのテーパ面とが形成されているとしたが、前記円環状面が形成されずに2つのテーパ面同士が交差してなる稜線部分が形成されている場合には、インナービット3の先端面に対して、リングビット4の先端面における前記稜線部分の軸線O方向に沿う位置が同一、又は先端側へ向けて突出して配置されることになる。
また、フェイス面10に第1、第2後退面11、12が形成されているとしたが、これら第1、第2後退面11、12のいずれか又は両方が形成されていなくても構わない。すなわち、前述の実施形態では、フェイス面10がゲージ面9から径方向内側に向かって段階的に後退させられていると説明したが、これに限定されるものではなく、例えば一段のみ後退させられていたり、後退させられることなく全体が平滑な面とされていても構わない。
より詳しくは、図5の変形例に示されるように、フェイス面10に第1、第2後退面11、12を設けずに、該フェイス面10を平滑な面とし、このフェイス面10にバリスチック形(砲弾形)ボタンチップからなるチップ8C(8)を植設することで、突出量H2を確保することとしてもよい。すなわち、チップ8Cは、前述したチップ8A、8Bに比べてその先端部の長さ(チップ中心軸方向に沿う長さ)が長くなっていることから、該チップ8Cがフェイス面10から突出する突出量H2を確保しやすい。またこの構成によれば、フェイス面10にチップ支持部を設けることなくチップ8Cの装着姿勢を安定させることができ取り付け強度も確保されて、フェイス面10の作製が容易である。
尚、前述の実施形態では、複数の先端ブロー孔15のうち、半数以上が前記先端ブロー孔15Aであると説明したが、該先端ブロー孔15Aは、少なくとも1つ以上設けられていれば前述の効果を奏する。ただし、前述した実施形態のように、先端ブロー孔15Aが全体の半数以上設けられた場合には、その効果がより顕著となることから好ましい。さらに、すべての先端ブロー孔15が、前記先端ブロー孔15Aとされることがより望ましい。
2 ケーシングパイプ
3 インナービット
4 リングビット
8 インナービットの先端面のチップ
8A ゲージ面のチップ
8B、8C フェイス面のチップ
9 ゲージ面
10 フェイス面
13 供給孔
14 排出溝
15 先端ブロー孔
15A 先端ブロー孔
16 外周ブロー孔
18 先端溝
19 外周溝
H1 チップのゲージ面からの突出量
H2 チップのフェイス面からの突出量
O 軸線
T 工具回転方向
Claims (6)
- 円筒状をなすケーシングパイプと、
前記ケーシングパイプ内にその軸線方向に沿って挿通されるとともに、前記軸線方向に沿う先端部が該ケーシングパイプの先端から突出されたインナービットと、
円環状をなし、前記ケーシングパイプの先端部に該ケーシングパイプに対して前記軸線回りに回転自在に配設され、前記インナービットの先端部を囲繞するとともに、該インナービットに対しては前記軸線回り及び前記軸線方向の先端側から係合可能とされたリングビットと、を備える掘削工具であって、
前記インナービットは、
前記インナービット内を通り該インナービットの先端部に開口する供給孔と、
前記インナービットの外周面に形成されて前記軸線方向に延びる排出溝と、を備え、
前記供給孔は、
前記インナービットの先端部の先端面に開口する先端ブロー孔と、
前記インナービットの先端部の外周面に開口する外周ブロー孔と、を備え、
前記インナービットの外周面には、前記外周ブロー孔と前記排出溝とを連通する外周溝が形成され、
前記外周溝は、前記リングビットにより径方向外側から覆われているとともに、前記外周ブロー孔から前記排出溝に向けて、前記軸線回りに向かうに従い漸次前記軸線方向の基端側に向かって延びていることを特徴とする掘削工具。 - 請求項1に記載の掘削工具であって、
前記先端ブロー孔は、前記インナービットの先端面に形成されて前記排出溝に連通する先端溝内に開口され、
前記外周ブロー孔は、前記外周溝内に開口されていることを特徴とする掘削工具。 - 請求項1又は2に記載の掘削工具であって、
前記先端ブロー孔は、前記インナービットの先端面に複数開口しており、これら先端ブロー孔のうち少なくとも1つ以上は、前記軸線に平行となるように延在し、又は先端側へ向かうに従い漸次前記軸線に接近するように延在していることを特徴とする掘削工具。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の掘削工具であって、
前記インナービットの先端面に対して、前記リングビットの先端面の前記軸線方向に沿う位置が同一、又は先端側へ向けて突出して配置されることを特徴とする掘削工具。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の掘削工具であって、
前記インナービットの先端面には、該先端面から突出するチップが複数配設されており、
前記インナービットの先端面における外周縁部は、当該掘削工具の縦断面視で径方向外側に向かうに従い漸次前記軸線方向の基端側へ向かって延びるゲージ面とされており、
前記インナービットの先端面における前記ゲージ面の径方向内側は、フェイス面とされており、
複数の前記チップのうち、前記ゲージ面に配設されたチップの該ゲージ面からの突出量に対して、前記フェイス面に配設されたチップの該フェイス面からの突出量が大きくされていることを特徴とする掘削工具。 - 請求項2〜5のいずれか一項に記載の掘削工具であって、
前記先端溝は、前記先端ブロー孔から径方向外側へ向かうに従い漸次工具回転方向とは反対側に向かって延びていることを特徴とする掘削工具。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013052244A JP5983475B2 (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 掘削工具 |
KR1020157021158A KR20150126824A (ko) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | 굴삭 공구 |
NO14765690A NO2975209T3 (ja) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | |
CA2902972A CA2902972C (en) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | Drilling tool |
AU2014231909A AU2014231909B2 (en) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | Digging tool |
US14/771,594 US9869134B2 (en) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | Drilling tool |
PCT/JP2014/055854 WO2014142011A1 (ja) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | 掘削工具 |
EP14765690.4A EP2975209B1 (en) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | Digging tool |
CN201480007195.0A CN104968882B (zh) | 2013-03-14 | 2014-03-06 | 挖掘工具 |
HK16101339.0A HK1213310A1 (zh) | 2013-03-14 | 2016-02-04 | 挖掘工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013052244A JP5983475B2 (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 掘削工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014177810A true JP2014177810A (ja) | 2014-09-25 |
JP5983475B2 JP5983475B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=51536673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013052244A Active JP5983475B2 (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 掘削工具 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9869134B2 (ja) |
EP (1) | EP2975209B1 (ja) |
JP (1) | JP5983475B2 (ja) |
KR (1) | KR20150126824A (ja) |
CN (1) | CN104968882B (ja) |
AU (1) | AU2014231909B2 (ja) |
CA (1) | CA2902972C (ja) |
HK (1) | HK1213310A1 (ja) |
NO (1) | NO2975209T3 (ja) |
WO (1) | WO2014142011A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180011709A (ko) * | 2017-07-12 | 2018-02-02 | (주)동우기계 | 굴착장비용 비트 |
JP2018119340A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 国立大学法人 東京大学 | 坑井掘削用ビット及びそれを用いた坑井掘削方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3256681B1 (en) * | 2015-02-13 | 2018-08-29 | Oy Epiroc Drilling Tools AB | Down-the-hole drilling device |
FI127402B (fi) * | 2015-09-14 | 2018-05-15 | Mincon Nordic Oy | Poralaite |
JP2017128920A (ja) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 三菱マテリアル株式会社 | 掘削工具および掘削工法 |
US10851593B2 (en) | 2016-08-09 | 2020-12-01 | Mitsubishi Materials Corporation | Drilling tool |
CN106437522A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-02-22 | 淮南矿业(集团)有限责任公司 | 深水平、高地应力揭煤钻孔施工装置及方法 |
EP4209292A1 (fr) * | 2021-02-22 | 2023-07-12 | Comadur S.A. | Outil de coupe avec des orifices de lubrification de formes complexes |
CN114086892B (zh) * | 2021-10-14 | 2024-05-28 | 深圳市工勘岩土集团有限公司 | 气举反循环钻机的钻头结构 |
CN115055480B (zh) * | 2022-05-16 | 2024-05-03 | 南京凯燕电子有限公司 | 一种全自动废旧压缩机打孔沥油机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11159271A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-15 | Mitsubishi Materials Corp | 掘削工具 |
JP2010216101A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitsubishi Materials Corp | 掘削工具 |
JP2012127062A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Mitsubishi Materials Corp | 掘削ビット |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3709476B2 (ja) | 1999-11-15 | 2005-10-26 | 三菱マテリアル株式会社 | 掘削工具 |
FI20010699A0 (fi) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | Jorma Jaervelae | Menetelmä poraukseen ja porauslaitteisto |
US20090321145A1 (en) * | 2008-06-26 | 2009-12-31 | Kennametal Inc. | Threaded nozzle for a cutter bit |
FI20095046A0 (fi) | 2009-01-21 | 2009-01-21 | Atlas Copco Rotex Ab Oy | Menetelmä ja laitteisto uppoporaukseen |
CN201802311U (zh) * | 2010-03-09 | 2011-04-20 | 江汉石油钻头股份有限公司 | 一种用于高转速钻井的三牙轮钻头 |
JP5849671B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2016-02-03 | 三菱マテリアル株式会社 | 掘削工具 |
SE537708C2 (sv) * | 2012-04-04 | 2015-10-06 | Lkab Wassara Ab | Borranordning för rördrivning |
JP6307979B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-04-11 | 三菱マテリアル株式会社 | 掘削工具 |
JP6330573B2 (ja) * | 2014-08-20 | 2018-05-30 | 三菱マテリアル株式会社 | 掘削工具 |
-
2013
- 2013-03-14 JP JP2013052244A patent/JP5983475B2/ja active Active
-
2014
- 2014-03-06 KR KR1020157021158A patent/KR20150126824A/ko active IP Right Grant
- 2014-03-06 CN CN201480007195.0A patent/CN104968882B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2014-03-06 US US14/771,594 patent/US9869134B2/en active Active
- 2014-03-06 AU AU2014231909A patent/AU2014231909B2/en not_active Ceased
- 2014-03-06 CA CA2902972A patent/CA2902972C/en active Active
- 2014-03-06 WO PCT/JP2014/055854 patent/WO2014142011A1/ja active Application Filing
- 2014-03-06 NO NO14765690A patent/NO2975209T3/no unknown
- 2014-03-06 EP EP14765690.4A patent/EP2975209B1/en active Active
-
2016
- 2016-02-04 HK HK16101339.0A patent/HK1213310A1/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11159271A (ja) * | 1997-11-25 | 1999-06-15 | Mitsubishi Materials Corp | 掘削工具 |
JP2010216101A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitsubishi Materials Corp | 掘削工具 |
JP2012127062A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Mitsubishi Materials Corp | 掘削ビット |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018119340A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 国立大学法人 東京大学 | 坑井掘削用ビット及びそれを用いた坑井掘削方法 |
WO2018139082A1 (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 国立大学法人 東京大学 | 坑井掘削用ビット及びそれを用いた坑井掘削方法 |
US11230890B2 (en) | 2017-01-26 | 2022-01-25 | The University Of Tokyo | Well drilling bit and well drilling method using the same |
KR20180011709A (ko) * | 2017-07-12 | 2018-02-02 | (주)동우기계 | 굴착장비용 비트 |
KR102077893B1 (ko) | 2017-07-12 | 2020-02-14 | (주)동우기계 | 굴착장비용 비트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NO2975209T3 (ja) | 2018-06-02 |
US9869134B2 (en) | 2018-01-16 |
CN104968882A (zh) | 2015-10-07 |
CN104968882B (zh) | 2018-01-02 |
WO2014142011A1 (ja) | 2014-09-18 |
EP2975209A1 (en) | 2016-01-20 |
EP2975209B1 (en) | 2018-01-03 |
KR20150126824A (ko) | 2015-11-13 |
JP5983475B2 (ja) | 2016-08-31 |
CA2902972A1 (en) | 2014-09-18 |
AU2014231909A1 (en) | 2015-09-10 |
EP2975209A4 (en) | 2016-11-09 |
HK1213310A1 (zh) | 2016-06-30 |
CA2902972C (en) | 2021-01-05 |
AU2014231909B2 (en) | 2018-01-18 |
US20160002983A1 (en) | 2016-01-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5983475B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP6330573B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP4957440B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP5439073B2 (ja) | 二重管削孔工具 | |
JP2009068190A (ja) | 掘削工具、掘削ビット及びデバイス | |
EP3060742B1 (en) | Drilling device | |
JP2014196655A (ja) | 掘削ビット | |
WO2017126247A1 (ja) | 掘削工具および掘削工法 | |
JP4501407B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP6447741B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP2022010648A (ja) | 削孔ビット、削孔装置 | |
KR100937766B1 (ko) | 일체형 천공비트 장치 | |
JP4007216B2 (ja) | 二重管式掘削工具 | |
JP3777890B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP7128123B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP3418744B2 (ja) | ロータリーパーカッションドリル用コアビット | |
JP6589374B2 (ja) | 掘削工具 | |
JPH08144677A (ja) | 掘削工具およびリングビット | |
JP5402115B2 (ja) | 掘削工具 | |
JP2017218744A (ja) | 掘削工具 | |
JP2017066706A (ja) | 掘削工具 | |
JP2000104476A (ja) | ダウンザホールビット | |
JPH11200751A (ja) | 掘削工具および掘削工法 | |
JPH11303562A (ja) | 掘削工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160329 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5983475 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |