JP2014176566A - 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム。 - Google Patents

画像処理システム、画像処理方法及びプログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】 網膜層が断層画像の端に接するように撮影された場合においても、網膜層の形状を容易に観察すること。
【解決手段】 被検眼の網膜の断層画像のうち少なくとも一部を反転した反転画像と断層画像とを用いて、断層画像に対する反転画像の位置が、断層画像における網膜層が断層画像の端に接している側になるように、新たな断層画像を作成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像処理システム、画像処理方法及びプログラムに関し、特に眼部の断層画像を用いた画像処理システム、画像処理方法及びプログラムに関する。
光干渉断層計(OCT;Optical Coherence Tomography)などの眼部の断層画像撮影装置は、網膜層内部の状態を三次元的に観察することが可能である。この断層画像撮影装置は、疾病の診断をより的確に行うのに有用であることから近年注目を集めている。OCTの形態として、例えば、広帯域な光源とマイケルソン干渉計を組み合わせたTD−OCT(Time domain OCT)がある。これは、参照アームの遅延を走査することで、信号アームの後方散乱光との干渉光を計測し、深さ分解の情報を得るように構成されている。しかし、このようなTD−OCTでは高速な画像取得は難しい。そのため、より高速に画像を取得する方法として、広帯域光源を用い、分光器でインターフェログラムを取得するOCTとして、SD−OCT(Spectral domain OCT)が知られている。また、光源として、高速波長掃引光源を用いることで、単一チャネル光検出器でスペクトル干渉を計測する手法によるSS−OCT(Swept Source OCT)が知られている。
これら上記のOCTで撮影された断層画像において、網膜の形態変化を計測できれば、緑内障などの疾病の進行度や治療後の回復具合を定量的に診断することが可能となる。これらの網膜の形態変化を定量的に計測するために、特許文献1では、コンピュータを用いて断層画像から網膜の各層の境界を検出し、層の厚みを計測する技術が開示されている。
特開2011−217811号公報
ここで、強度近視眼のように網膜の湾曲が大きい場合、断層画像の上部で折り返しが発生するため撮影や解析がうまくいかない場合がある。
例えば、コヒーレンスゲートの位置を硝子体側に指定して湾曲が大きい眼の撮影を行った場合について、図14を用いて説明をする。図14に示すように、網膜層の湾曲が大きい場合、網膜層が断層画像の上端部に接して撮影を行ってしまう場合があり、図14の画像右側の個所においては、その部分が折り返した画像が生成される。したがって、このような個所においては、網膜層が折れ曲がって重なり合ってしまうために網膜層の形状を容易に把握する事が困難である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、網膜層が断層画像の端に接するように撮影された場合においても、網膜層の形状を容易に観察することを目的としている。
本発明に係る画像処理装置は、
被検眼の網膜の断層画像を取得する取得手段と、
前記取得された断層画像のうち少なくとも一部を反転した反転画像と前記取得された断層画像とを用いて、前記取得された断層画像に対する前記反転画像の位置が、前記取得された断層画像における網膜層が前記取得された断層画像の端に接している側になるように、新たな断層画像を作成する作成手段と、を有する。
本発明によれば、網膜層が断層画像の端に接するように撮影された場合においても、網膜層の形状を容易に観察することができる。
第1の実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図。 第1の実施形態に係る画像処理装置における処理の流れを示すフローチャート。 第1の実施形態に係る画像処理システムの表示部の表示画面における撮影表示例。 第1の実施形態に係る画像処理装置の反転画像作成の説明をするための図。 第1の実施形態に係る画像処理システムの表示部の表示画面における撮影結果表示例。 第2の実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図。 第2の実施形態に係る画像処理装置の反転画像作成の説明をするための図。 第2の実施形態に係る画像処理装置の反転画像作成の説明をするための図。 第3の実施形態に係る画像処理システムの構成を示す図。 第3の実施形態に係る画像処理装置における処理の流れを示すフローチャート。 第3の実施形態に係る画像処理装置の画像解析の説明をするための図。 第3の実施形態に係る画像処理システムの表示部の表示画面における解析結果表示例。 第4の実施形態に係る画像処理システムの表示部の表示画面における解析結果表示例。 断層画像の上端部で網膜層の折り返しを説明するための図。
(第1の実施形態:断層画像の反転画像を用いて新たな断層画像を作成)
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る画像処理装置を備える画像処理システムは、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合においても、網膜層全体の形状を把握出来るように表示することを特徴としている。
以下、本実施形態に係る画像処理装置を備える画像処理システムについて、詳細を説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置110を備える画像処理システム100の構成を示す図である。図1に示すように、画像処理システム100は、画像処理装置110が、インタフェースを介して断層画像撮影装置200(OCT装置)、表示部300、眼底画像撮影装置400、外部記憶部500、操作部600と、有線あるいは無線で通信可能に接続されることにより構成されている。
断層画像撮影装置200は、眼部の断層画像を撮影する装置である。断層画像撮影装置に用いる装置は、例えばSD−OCTやSS−OCTからなる。なお、断層画像撮影装置200は既知の装置であるため、詳細な説明は省略し、ここでは、断層画像の撮影範囲、ならびに内部固視灯204について説明を行う。
図1において、ガルバノミラー201は、測定光の眼底における走査を行うためのものであり、OCTによる眼底の撮影範囲を規定する。また、駆動制御部202は、ガルバノミラー201の駆動範囲および速度を制御することで、眼底における平面方向の撮影範囲及び走査線数(平面方向の走査速度)を規定する。ここで、ガルバノミラーはXスキャン用のミラーとYスキャン用の2枚のミラーで構成され、眼底上で所望の範囲を測定光で走査できる。
内部固視灯204は、表示部241、レンズ242で構成される。表示部241として複数の発光ダイオード(LD)がマトリックス状に配置されたものを用いる。発光ダイオードの点灯位置は、駆動制御部202の制御により撮影したい部位に合わせて変更される。表示部241からの光は、レンズ242を介し、被検眼に導かれる。表示部241から出射される光は520nmで、駆動制御部202により所望のパターンが表示される。
コヒーレンスゲートステージ203は、被検眼の眼軸長の相違等に対応するため、駆動制御部202により制御されている。コヒーレンスゲートとは、OCTにおける測定光と参照光の光学距離が等しい位置を表す。
眼底画像撮影装置400は、眼部の眼底画像を撮影する装置であり、当該装置としては、例えば、眼底カメラやSLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)等が挙げられる。
画像処理装置110は、画像取得部111、記憶部112、反転画像作成部113、制御部114、表示制御部115、指定部116を備える。画像取得部111は、断層画像撮影装置200により撮影された断層画像、眼底画像撮影装置400により撮影された眼底画像を取得し、記憶部112に格納する。反転画像作成部113は、断層画像のうち少なくとも一部を反転した反転画像を作成する。指定部116は、反転画像作成部113に対して、反転画像の作成を実行することを指定する。なお、反転画像作成部113は、反転画像と断層画像とを用いて、断層画像に対する反転画像の位置が、断層画像における網膜層が断層画像の端に接している側になるように、新たな断層画像を作成する作成手段としても機能する。また、制御部114は、断層画像撮影装置200に対して、設定された撮影パラメータで装置を制御するための制御を行う。また、外部記憶部500は、被検眼に関する情報(患者の氏名、年齢、性別など)と、撮影した画像データ、撮影パラメータ、画像解析パラメータ、操作者によって指定されたパラメータをそれぞれ関連付けて保持している。また、操作部600は、例えば、マウス、キーボード、タッチ操作画面などであり、操作者は、操作部600を介して、画像処理装置110や断層画像撮影装置200、眼底画像撮影装置400へ指示、入力を行う。
次に、図2、図3を参照して本実施形態の画像処理装置110の処理手順を示す。図2は、本実施形態における本システム全体の動作処理の流れを示すフローチャートである。図3は、本実施形態における表示部300に表示する撮影時の表示画面の一例を示している。図3において、310は断層画像撮影画面、301は断層画像、302は眼底画像、303は撮影モード選択のコンボボックス、304は撮影指示ボタン、305は撮影領域を示すマークであり眼底画像302上に重畳表示されている。そして、Mは黄斑部、Dは視神経乳頭部、Vは血管を示している。
<ステップS201>
ステップS201では、不図示の被検眼情報取得部は、被検眼を同定する情報として被検者識別番号を外部から取得する。そして、被検者識別番号に基づいて、外部記憶部500が保持している当該被検眼に関する情報を取得して記憶部112に記憶する。
<ステップS202>
ステップS202では、撮影時の撮影位置確認用のプレスキャン画像として、画像取得部111は、眼底画像撮影装置400から眼底画像を取得し、断層画像撮影装置200から断層画像を取得する。
<ステップS203>
ステップS203では、撮影を行うための各種調整を行う。具体的には、内部固視灯の位置、スキャン範囲、スキャンパターン、コヒーレンスゲート位置を少なくとも設定する。駆動制御部202は、表示部241の発光ダイオードを制御して、黄斑部中心や視神経乳頭に撮影を行うように内部固視灯204の位置を制御する。
スキャン範囲は、例えば、装置の撮影範囲として9〜15mmの範囲を設定する。ただし、ここで示した数値は一例であり、装置のスペックに応じて変わるものである。スキャンパターンは、例えば、ラスタスキャンやクロススキャン、放射状スキャンなどの各種スキャンパターンであり、操作者に指定されたスキャンパターンで撮影を行う。コヒーレンスゲート位置は、硝子体側で撮影を行うものとして説明をする。
また撮影時の撮影モード選択を行う。ここで、撮影モードの選択は撮影モード選択のコンボボックス303で行うものとして説明をする。撮影モードのコンボボックス303では、強度近視眼用か非強度近視眼用かの撮影モードが選択出来るものとする。本実施形態では、強度近視眼解析用モードで撮影を行う場合について説明を行う。なお、撮影モードとは、スキャンパターンと撮影固視灯位置とがあらかじめ複数の組み合わせで設定されているものとし、緑内障用の撮影モード等、よく利用されるものが設定されているものとする。指定部116は、撮影時に強度近視眼用の撮影が選択された事により、反転画像作成部113に反転画像作成の指定を行う。
<ステップS204>
ステップS204では、被検眼の撮影を行う。例えば、操作者が断層画像撮影画面310の撮影指示ボタン304を選択すると、断層画像撮影装置200は、駆動制御部202を制御し、ガルバノミラー201を動作させて断層画像の撮影を行う。ガルバノミラー201は、水平方向用のXスキャナと垂直方向用のYスキャナで構成される。そのため、これらのスキャナの向きをそれぞれ変更すると、装置座標系における水平方向(X)、垂直方向(Y)それぞれの方向に走査することが出来る。そして、これらのスキャナの向きを同時に変更させることで、水平方向と垂直方向とを合成した方向に走査することが出来るため、眼底平面上の任意の方向に走査することが可能となる。
<ステップS205>
ステップS205では、ステップS204で撮影した画像を表示する。この処理について図2(b)と図4を参照して説明する。
<ステップS251>
ステップS251では、ステップS204での撮影時に反転画像作成が指定されていたか否かを判定する。本実施形態の場合、強度近視眼用の撮影モードが選択されていた事により、反転画像の作成が指定されているものとして、処理をステップS252に進める。なお、撮影時に強度近視眼用の撮影モードが選択されていない場合は、ステップS255に処理を進める。なお、ステップS255に関しては後ほど説明を行う。ここで、本実施形態では、撮影前において強度近視眼用の撮影モードが選択された場合に、撮影後に反転画像を作成しているが、撮影後に反転画像を作成するか否かを選択する構成でも良い。例えば、モニタ上に表示される反転画像の作成あるいは表示を示す表示形態が、操作者による操作部600の操作による指示を受け付けた場合に、判定画像の作成あるいは表示を行っても良い。
<ステップS252>
ステップS252では、反転画像の作成を行う。これに関して、図4を用いて説明をする。図4(a)の401は、強度近視眼を撮影した断層画像の一例である。401に示すように網膜層の湾曲がきつく一部が折り返して撮影されている。ここでは、このような網膜層の折り返し部分を補正するように反転画像作成部113が、事前に決定されている一定範囲の反転画像を作成する。これについて、図4(b)を用いて説明をする。図4(b)は、断層画像401と反転画像402を示している。反転画像402は、断層画像401の上端部から、深度方向(Z方向)に一定の範囲の断層画像をコピーして上下反転をしたものである。これにより、折り返し部分が補正されるような断層画像を作成する事が出来る。なお、断層画像のコピーをする領域の深度方向のサイズは、事前に入力されている数値に基づいて決定してもよいし、不図示の入力手段を表示して、操作者に数値を入力してもらって決定してもよい。また、深度方向における反転画像402の範囲は、深度方向における断層画像401の範囲が約1000ピクセル(2.0mmに相当)としたときに、例えば、200ピクセル以上が好ましい。これにより、強度近視眼の網膜層が折り返したとしても、反転画像として表示することができる。図4(b)では、断層画像401と反転画像402とが接して1枚の断層画像となる。ここで、センサ信号から画像再構成をして断層画像401を作成する時に、画像の上部の自己相関関数に対応するノイズ領域を削除して断層画像401が作成される場合がある。その場合、その削除したサイズ分を考慮して断層画像401と反転画像402とを作成する事が望ましい。その例を図4(c)に示す。図4(c)において、403は、断層画像401を作成する時に削除した自己相関関数に対応するノイズ部分に相当する領域となる。そして、この調整領域403のサイズは、横方向はAスキャンの本数と等しく、深さ方向は断層画像の作成時に切り出したノイズのサイズをdとすると、反転分を考慮して2dとなる。調整領域403の画素値は、背景領域の画素値に近い値にする事が望ましい。そのため、調整領域403の画素値は、網膜層以外の背景領域の画素値から平均値を求めて、その値を403の画素値とするか、あるいは事前に決められた値(例えば、0)としてもよい。このように、図4(c)は、断層画像401、反転画像402、調整領域403とで1枚の断層画像となる。なお、深度方向における調整領域403の範囲2dは、網膜層の境界が滑らかにつながる連続的な形状であるという網膜層の連続性を考慮することにより、決定されても良く、例えば、10ピクセル以上30ピクセル以下の範囲が好ましい。
以上より、反転画像作成部113は、画像の上部において網膜層の折り返しが発生した個所があったとしても、断層画像401と反転画像402とを用いて新たな断層画像を作成することができる。なお、反転画像402は、断層画像401における網膜層が断層画像401の端に接している側に反転させた画像である。また、上記接している側とは、断層画像401におけるコヒーレンスゲート側である。例えば、コヒーレンスゲートを被検眼の脈絡膜側に移動させて断層画像を取得した場合、反転画像402は、断層画像401を断層画像401の下側に反転させた画像であることが好ましい。
<ステップS253>
ステップS253においては、ステップS252で作成した断層画像401と反転画像402とを図5(a)に示すような撮影結果確認画像として表示をする。ここで、図5(a)の撮影結果確認画面510は、断層画像401、反転画像402、眼底画像502、撮影時の撮影領域を示すマーク505、撮影結果を承認するボタン520、撮影結果をキャンセルするボタン521、近視用画像作成を指示するボタン522、近視用画像作成をキャンセルするボタン523で構成される。なお、図5(a)においては、近視用画像作成することを前提として撮影を行っている場合の画面であるため、近視用画像作成を指示するボタン522は選択不可状態になっている。そして、近視用画像作成をキャンセルするボタン523が選択可能状態になっている。
図5(a)の断層画像401と反転画像402の表示に関して、反転画像402を追加したサイズの大きさ分だけ下方向にシフトして表示をしている例を示している。しかし、断層画像を表示する領域に制限がある場合、断層画像401だけを表示する時の画像のアスペクト比と同じアスペクト比で、断層画像401を表示し、それに合わせて反転画像402とを表示する事が望ましい。これは、深さ方向の画像サイズが増加した場合に、決められた表示領域に断層画像を収めるように、深さ方向だけを縮小して表示をすると、網膜層形状が深さ方向に縮められるように見え、誤解を与えてしまうためである。
<ステップS254>
ステップS254では、通常画像を作成あるいは表示するか否かを判定する。具体的には、近視用画像として断層画像401と反転画像402とを作成する事が事前に指定されている場合に、近視用画像作成をキャンセルするボタン523が選択されると反転画像402を表示する事をやめ断層画像401だけを表示する。これについて、次のステップS255で説明を行う。なお、近視用画像作成をキャンセルするボタン523が選択されずに、ボタン520、521が選択されればステップS206に処理を進める。
<ステップS255>
ステップS255では、近視用の画像を作成する事が指定されていない場合の処理を行う。本実施形態の場合、強度近視眼用以外の撮影モードで撮影がされた場合に、こちらの処理に進むものとして説明をする。ステップS255では、ステップS204で撮影された断層画像の表示をする。これについて、図5(b)を用いて説明をする。図5(b)の撮影結果確認画面511は、断層画像401、眼底画像502、撮影時の撮影領域を示すマーク505、撮影結果を承認するボタン520、撮影結果をキャンセルするボタン521、近視用画像作成を指示するボタン522、近視用画像作成をキャンセルするボタン523で構成される。なお、図5(b)においては、近視用画像作成をしない時の画面であるため、近視用画像作成をキャンセルするボタン523が選択不可状態になっている。そして、近視用画像作成を指示するボタン522が選択可能となっている。
<ステップS256>
ステップS256において、反転画像作成の指示がなされたか否かの判定をする。ここにおいて反転画像作成の指示をするのは、例えば、撮影結果確認画面において、撮影時には、強度近視眼用以外の撮影モードで撮影を行ったが、撮影画像を確認した際に、画像上端での網膜層の折り返しが発生していた場合である。それを補正するために、例えば、撮影結果確認画面511に反転画像402作成を指定するために、近視用画像作成を指示するボタン522を用意しておく。指定部116はそのボタン522が選択される事により、反転画像作成部113に反転画像作成の指定をする。すなわち、前述のステップS252に処理を進める。なお、近視用画像作成を指示するボタン522が選択されずに、ボタン520、521が選択されればステップS206に処理を進める。
<ステップS206>
ステップS206において、不図示の指示取得部は、画像処理システム100による断層画像の撮影を終了するか否かの指示を外部から取得する。この指示は、操作部600を用いて、操作者によって入力される。処理を終了する指示を取得した場合には、画像処理システム100はその処理を終了する。一方、処理を終了せずに、撮影を続ける場合には、ステップS202に処理を戻して撮影を続行する。
以上によって、画像処理システム100の処理が行われる。
以上で述べた構成によれば、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合においても、網膜層全体の形状を把握出来るように断層画像を表示することが可能となる。
(第2の実施形態:網膜層が断層画像の端に接するか否かを判定)
上記第1の実施形態では、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合においても、網膜層全体の形状を把握出来るように反転画像を全ての断層画像で作成して表示をする例について説明を行った。本実施形態においては、新たに判定手段を設け、網膜層が断層画像の端に接するか否かを判定することを特徴とする。これにより、反転画像を作成するか否かを自動的に判定することができる。また、反転画像を表示部に表示するか否かを自動的に判定することもできる。
以下、図6、図7を用いて説明を行う。なお、上記第1の実施形態と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。図6は本実施形態における画像処理装置610を備える画像処理システム601の構成を示す図である。本実施形態においては、判定部616が第1の実施形態と異なる。処理フローにおいては、図2のステップS251において反転画像を作成する判定箇所における判定方法が異なる。実施形態1においては、強度近視眼用の撮影モードで撮影を行う事により、反転画像を作成する判定をしていた。そして、撮影された全ての断層画像において反転画像を作成する例を説明した。本実施形態においては、判定部616が撮影された断層画像毎に反転画像を作成する必要があるか否かを判定する。まず、反転画像を作成する好適な場合について、図7を用いて説明する。
図7(a)は、断層画像に網膜層の折り返しがある場合の断層画像701とその反転画像702の例を示している。図7(b)は、断層画像に網膜層の折り返しがある場合の断層画像701と、折り返し部分が存在する個所だけを反転画像に反映させた反転画像712の例を示している。図7(b)に示すように、折り返し個所に相当する部分だけを反転画像上に反映させ、残りの個所に関しては、図7(d)で示す補間画像705のような画素値で作成した画像としてもよい。これにより、不要な情報を減らす事が出来る。図7(c)は、断層画像に折り返し部分が無い場合の断層画像703とその反転画像704の例を示している。図7(c)に示すように、反転画像を作成する必要のない断層画像において反転画像を作成しても無駄になる。3次元のラスタスキャンや放射状スキャン等、一度のスキャンで複数の断層画像を撮影する場合において、一部の断層画像では反転画像を作成する必要があり、残りの断層画像では反転画像を必ずしも作成する必要が無い場合について説明をする。その場合、必ずしも反転画像を作成する必要のない断層画像においては反転画像の領域における画素値は、網膜層以外の背景領域の画素値から平均値を求めてその値とするか、あるいは事前に決められた値(例えば、0)とする。この例を図7(d)に示す。図7(d)は、断層画像703と補間画像705とを示している。図7(d)で示した補間画像705は、3次元のラスタスキャン等において、必ずしも反転画像を作成する必要のない断層画像において作成されるものである。そのため、一度のスキャンで撮影された複数の断層画像の全てにおいて反転画像を作成する必要がある場合、あるいは作成する必要のない場合においては作成されない。すなわち、補間画像705は、一度の撮影スキャンパターンにおいては、断層画像の横・深さ方向のサイズを揃えるために必要となるためのものである。補間画像705により、反転画像702を作成した他の断層画像とのアスペクト比を揃える事が出来る。また、反転画像作成部613において作成される反転画像、補間画像の深さ方向のサイズは、判定部616によって自動的に決定される。次に、判定部616による反転画像を作成するか否かの判定方法、そのサイズの決定方法、および反転画像作成部613による反転画像と補間画像の作成の例を説明する。
まず、判定部616は、断層画像に対してノイズ除去のためにメディアンフィルタを用いて平滑化を行う。次に判別分析法を用いて画像の2値化を行う。そして、2値化画像に対してラベリング処理を行う。ラベリング処理によって、2値化領域のまとまり毎のサイズが検出できるので、サイズの小さな領域は除去をして大きなまとまりの領域のみを残す。その領域に対してモルフォロジー変換でオープニング、クロージング処理を行い網膜層領域のみを残す。なお、上記で示した平滑化処理や2値化の閾値自動判別方法はこれに限らず、類似の結果を得る方法であれば、他の方法を用いてもよい。また、これらの処理は網膜層領域のみを検出する処理なので、画像を縮小化してから処理を行う事により高速に処理を行う事が可能となる。この網膜層領域が画像の左右上端に接しているか否かで折り返しを判定する。これについて、図8を用いて説明をする。
図8において、801は断層画像、802は断層画像から検出した網膜層領域を示している。図7(a)における反転画像作成の例を、図8(a)を用いて説明する。この網膜層領域802は、画像上端において網膜層が接している領域のサイズaと、画像の右端あるいは左端において、画像の上端から網膜層の下端が接している領域のサイズhとが、一定以上のサイズであれば、上端において折り返しが発生していると判定する。ここで、サイズa、hは、断層画像の縦と横のそれぞれのサイズの一定の割合の値であり、例えば、数%の割合に対応するサイズである。網膜層領域802の画像の上端、右端あるいは左端において接しているサイズa、hが一定以下であれば、反転画像を作成しない。なお、サイズaは、図8(a)の場合における画像上端の右端において、網膜層の左端から右端で上述してきたが、これに限らず、網膜層の左端から画像の右端までの距離でも良い。また、サイズhの程度により、反転画像を作成する際の深さ方向のサイズを決定しても良い。次に、図7(b)における断層画像の一部だけを反転画像に反映させる例について、図8(b)を用いて説明する。これは、図8(b)に示すように、断層画像の上端、右端あるいは左端に接している領域を含む範囲を注目領域(ROI)として設定する。その範囲をbとする。ここのROIに含まれる画像だけを反転画像の部分に反映する事で、反転画像712を作成する。
反転画像のサイズに関しては、3次元のラスタスキャンのように複数の断層画像がある場合、全ての断層画像に対して同様の処理を行った後に、それらの中で最大のサイズhに合わせて、反転画像作成部613は反転画像や補間画像を作成する事が望ましい。複数の断層画像において、一部の断層画像において反転画像を作成する必要がある事が判定された場合、残りの断層画像においては、反転画像と同じサイズの補間画像を作成する。なお、複数の断層画像において、一部の断層画像において反転画像を作成する必要がある場合に、残りの全てにおいて補間画像を作成する例を示したが、必ずしもそれに限らない。例えば、128枚の断層画像を撮影した内の1枚だけが折り返し画像を作成する必要があると判定された場合など、誤検出の可能性もあり得る。そのため、撮影した断層画像の内の閾値以上の断層画像の枚数(例えば、3割以上)において、反転画像を作成する必要があると判定された場合に、反転画像と補間画像を作成するという判定をするようにしてもよい。また、反転画像、補間画像の深さ方向のサイズを自動的に決定する方法について説明をしたが、必ずしも動的に変更出来る必要はない。反転画像、補間画像の深さ方向のサイズに関しては、撮影画像毎に画像サイズが異なる事が必ずしもよいとは限らない。そのため、固定値か、hのサイズを基に数パターンのサイズ(200、300、400ピクセル等)からの自動選択としてもよい。もちろん、網膜の深度方向における反転画像の範囲を、上記のような複数の範囲から手動で選択する構成でも良い。
なお、本実施形態においては、画像上端、左右において接しているサイズa、hを用いて自動判定する例を説明したが、網膜層が画像上端の左右両側(図8のサイズaに相当する個所)において、どの程度接しているかを折り返しの判定の指標としてもよい。
以上説明のように、本実施形態によれば判定手段により反転画像の作成の有無とそのサイズを自動的に判定する事が出来る。それにより、反転画像を作成する必要がある時だけに反転画像を作成する事が出来、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合においても、網膜層全体の形状を把握出来るように断層画像を表示することが可能となる。
(第3の実施形態:反転画像における網膜層を解析)
上記第1、2の実施形態では、撮影結果を確認時に反転画像の作成を行う例の説明を行った。本実施形態においては、画像解析手段をさらに有し、画像解析時に反転画像の作成を行う例を説明する。これについて図9、図10を用いて説明をする。なお、上記第1、2の実施形態と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。図9は本実施形態における画像処理装置910を備える画像処理システム900の構成を示す図である。本実施形態においては、画像解析部917、画像解析補正部918が第1、2の実施形態と異なる。画像解析部917は、網膜層から層境界を検出し、網膜層の厚みや形状の解析を行う。図10の処理フローにおいては、ステップS1005、ステップS1006が異なる。
本実施形態においては、画像解析手段をさらに有し、撮影結果確認時に反転画像の作成を行うのではなく、画像解析時に反転画像の作成を行う例について説明を行う。
<ステップS1005>
ステップS1005では、撮影結果の確認画像表示を行う。これに関しては、実施形態1で示した図5を参照して説明を行う。実施形態1では撮影結果確認画面において反転画像の作成の可否を判断したが、本実施形態においてはそれを行わないものとして説明をする。そのため、図5(b)の撮影結果確認画面511は、断層画像401、眼底画像502、撮影時の撮影領域を示すマーク505、撮影結果を承認するボタン520、撮影結果をキャンセルするボタン521とで構成する画面を表示すればよい。すなわち、本実施形態においては、近視用画像作成を指示するボタン522、近視用画像作成をキャンセルするボタン523を表示する必要はない。これにより、撮影だけをすばやく行い、解析は後ほど行うような場合においては、操作者は、撮影だけを集中して行う事が出来る。
<ステップS1006>
ステップS1006では、表示制御部115が断層画像の解析とその結果を表示部300に表示する。この処理について図10(b)と図11を参照して説明をする。
<ステップS1061>
ステップS1061では、画像解析部917は網膜層の検出を行う。これについて、図11を用いて説明を行う。図11(a)は判定部616によって検出された網膜層領域1102である。判定部616の処理は、第2の実施形態に示した方法である。判定部616により、画像上端と左右端に接している領域が存在する個所にはマスク領域1103(図の右側斜線領域)を設定し、その個所においては網膜層の検出を行わない。そして、画像解析部917は、マスク領域が設定されている箇所以外の断層画像から網膜層の検出を行う。画像解析部917は、ILM(内境界膜)、NFL(神経線維層)とGCL(神経節細胞層)との境界、ISOS(視細胞内節外節接合部)、RPE(網膜色素上皮層)の各境界のいずれかを検出する。まず、断層画像1105に対して、メディアンフィルタとSobelフィルタをそれぞれ適用して画像を作成する(以下、メディアン画像、Sobel画像とする)。次に、作成したメディアン画像とSobel画像から、A−scan毎にプロファイルを作成する。メディアン画像では輝度値のプロファイル、Sobel画像では勾配のプロファイルとなる。そして、Sobel画像から作成したプロファイル内のピークを検出する。検出したピークの前後やピーク間に対応するメディアン画像のプロファイルを参照することで、網膜層の各領域の境界を検出する。ここで検出した層境界の例を図11(b)に示す。図11(b)において検出した境界線を太線で示している。図11(b)に示すように、断層画像の上端で網膜層の折れ曲がりがある領域1103に関しては、網膜層の検出が困難であるため処理を行わない。
<ステップS1062>
ステップS1062では、撮影時に反転画像作成が指定されていたか否かを判定する。本実施形態の場合、第2の実施形態と同様に判定部616の判定により、反転画像、補間画像を作成するか否かを判定する。1度のスキャンパターンで複数の断層画像の中に反転画像、補間画像を作成する必要があると判定される場合、処理をステップS1063に進める。なお、反転画像、補間画像を作成する必要がないと判定される場合は、ステップS1068に処理を進める。これに関しては後ほど説明を行う。
<ステップS1063>
ステップS1063では、反転画像作成部613が反転画像の作成を行う。反転画像の作成に関しては、第2の実施形態で示したように、判定部616の判定結果により、反転画像作成部613で作成する反転画像や、補間画像の画像サイズを決定する。
<ステップS1064>
ステップS1064では、画像解析部917における検出部が、反転画像領域において網膜層の検出を行う。画像解析部917は、ステップS1061で検出した網膜層境界を基準として、反転画像領域で網膜層の検出をする。図11(b)で示したマスク領域1103に隣接する境界線の位置を初期値として、マスク領域内と反転画像領域内のエッジを探索する。その際に、エッジを探索する方向としては、境界線が連続して存在している方向、図11では右斜め上方向に連続するエッジを探索していく。エッジ検出のSobelフィルタにおいて、この領域に関しては、層境界を検出しやすいように斜め方向のエッジを検出するようにフィルタを設定する。なお、左右両端に折り返し領域がある場合は、それぞれの方向のエッジを検出しやすいように、右端と左端とで別々のフィルタを適用することが望ましい。ここで検出した層境界の例を図11(c)に示す。図11(c)において検出した境界線を太線で示している。図11(c)に示すように、断層画像の上端で網膜層の折れ曲がりがある領域1103と、反転画像領域1106においても網膜層境界を検出している。以上より、網膜層の境界が滑らかにつながる連続的な形状であるという網膜層の連続性を考慮することにより、網膜層の境界を検出することができる。
<ステップS1065>
ステップS1065では、画像解析部917は形状解析を行う。形状解析としては、例えば、網膜層の厚みや曲率を計算する。網膜層の厚みに関しては、例えば、ILM(内境界膜)とRPE(網膜色素上皮層)を検出したとする。この場合、網膜層全体の厚みを計算する事になる。図11において層の厚みは、xz平面上の各x座標において、ILM(内境界膜)のz座標と、RPE(網膜色素上皮層)のz座標との差を求めることで計算出来る。さらに、網膜層の厚みだけではなく、網膜層の面積や体積を求めてもよい。網膜層の面積は、1枚の断層画像においてx軸の各座標点での層厚を加算することによって計算出来る。体積は、求めた面積をy軸方向に加算することで計算出来る。これらの計算結果は記憶部112に記憶しておく。ここでは、網膜層全体の計算を例に説明したが、他の層(例えばNFL)の面積、体積も同様にして求めることが出来る。
また、曲率の場合は、形状解析の対象となる層(RPE)の境界線の曲率を計算する。曲率κは境界線の各点において、数1を計算することで求めることが出来る。曲率κの符号で上に凸か下に凸かが分かり、数値の大きさで形状の曲がり具合が分かる。そのため、上に凸を+、下に凸を−とした場合、各断層画像において、曲率の符号が−領域、+領域、−領域となる場合はW形状となる。曲率においては、上に凸、下に凸で符号が変わるため、網膜層形状が画像上端で折り返している状態ではなく、本来の網膜層形状に近い形で解析することで所望の結果を得る事が出来る。
なお、ここでは、断層画像の境界線で曲率を計算する場合を示したが、曲率計算はこれに限らず、3次元データから3次元の曲率を計算するようにしてもよい。
なお、画像解析部917で検出した網膜層境界に誤検出がある場合、操作者の指示により、画像解析補正部918ではマニュアル修正をする事が出来る。
<ステップS1066>
ステップS1066では、解析結果の確認画像を表示する。この例を図12に示す。図12(a)において、1210は断層画像観察画面、1201は断層画像、1202は反転画像、1211は近視用解析実行ボタン、1212は近視用解析キャンセルボタンである。ステップS1066では、反転画像を作成するフローであるため、近視用解析実行ボタン1211が選択不可状態であり、近視用解析キャンセルボタン1212が選択可能状態となっている。そして、断層画像1201と反転画像1202の上に網膜層境界の検出結果を重畳表示している。なお、断層画像を表示する領域のサイズが決まっている場合、深さ方向だけを縮めるという処理をするのではなく、断層画像1201だけを表示する時の画像のアスペクト比と同じアスペクト比で、断層画像1201を表示し、それに合わせて反転画像1202とを表示する事が望ましい。
1203はSLO(眼底画像)、1232は撮影範囲をSLO上に重畳表示したもの、1231は眼底画像切り替えコンボボックスである。眼底画像切り替えコンボボックス1231を切り替える事により、眼底写真、眼底写真+SLO、SLO+解析マップなどを切り替えて表示する事が出来る。
1204は層厚マップ、1241はマップの種類切り替えコンボボックス、1205は層厚グラフを示している。マップの種類切り替えコンボボックス1241を切り替える事により、網膜層全体厚マップ、曲率マップなどマップの種類を切り替えて表示する事が出来る。そして、グラフ1205は、そのマップの種類に応じて表示するグラフの種類も切り替わるものとする。
図12の例で示すように、画像上端で折れ曲がり領域が発生していても、画像全体の層領域が検出できているので、層厚マップ1204と層厚グラフ1205は欠損部分がなく、全体の解析を行った状態を表示する事が出来ている。
<ステップS1067>
ステップS1067においては、近視用解析キャンセルボタン1212を選択する事で、ステップS1069に処理が移動する。近視用解析キャンセルボタン1212が選択されなければ、画像解析/表示処理からフローが戻る。
<ステップS1068>
ステップS1068では、反転画像が作成されていない場合において画像解析部917が形状解析を行う。形状解析の方法としては、ステップS1065で示したものと同等の処理である。ただし、形状解析を行う領域が、図11(b)に示すマスク領域1103以外の断層画像1105に対して行う。
<ステップS1069>
ステップS1069では、解析結果の確認画像を表示する。これについて図12(b)を用いて説明を行う。図12(a)と同様の画面構成になるが、図12(b)では断層画像1201を表示し、反転画像1202は表示されない。また、網膜層の境界を示す表示形態を断層画像に重畳表示しているが、検出できている範囲は、網膜層が画像上端に接していない領域までである。さらに、近視用解析実行ボタン1211が選択可能状態であり、近視用解析キャンセルボタン1212が選択不可状態となっている。
図12(b)で示すように断層画像1201において、折り返し領域が発生している場合、層厚マップ1244、層厚グラフ1255において、欠損領域が発生している。
<ステップS1070>
ステップS1070においては、近視用解析実行ボタン1211を選択する事で、ステップS1063に処理が移動する。近視用解析実行ボタン1211が選択されなければ、画像解析/表示処理からフローが戻る。
なお、本実施形態においては、画像解析手段を有し、撮影結果確認時に反転画像の作成を行うのではなく、画像解析時に反転画像の作成を行う例を示したが、必ずしもそれに限らない。例えば、撮影結果確認時に反転画像の作成を行う確認をしているのであれば、画像解析時に反転画像作成の切り替えを行う必要はない。その場合、図10の処理フローにおいて、ステップS1062では撮影結果確認時に行われた判定に基づいて処理フローを分け、ステップS1067、ステップS1070で示した判断フローは不要になる。
以上説明のように、本実施形態によれば画像解析手段により網膜層の検出と層形状の解析を行う事が出来る。また、反転画像を作成する場合、作成しない場合においても解析をする事が出来、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合においても、網膜層全体の形状を把握出来るように断層画像を表示すると共に、形状の解析結果を表示することが可能となる。
(第4の実施形態:作成された新たな断層画像の解析結果を表示)
上記第1〜3の実施形態では、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合において反転画像の作成を行うことで、網膜層全体の形状を表示する例の説明を行った。本実施形態においては、網膜層全体の形状を表示する事はせずに、解析結果を示す表示形態を表示する例について説明を行う。なお、上記第1〜3の実施形態と同様の機能を有するものに関しては、ここでは説明を省略する。
実施例3で用いた図10のフローと図13を参照して説明を行う。図10において、ステップS1066の確認画像表示について説明をする。図13で示すように、本実施形態において、ステップS1066では、反転画像を表示せず、断層画像1201を表示するとともに、網膜層境界の検出結果を断層画像1201上に重畳表示している。このとき、表示をしない反転画像を用いて検出した網膜層境界の検出結果を、断層画像1201上に上下反転させて重畳表示をしている。これにより、反転画像を表示しない場合であっても、反転画像を用いて検出した網膜層境界の検出結果を用いることにより、精度の良い層厚グラフ1205を表示することもできる。
以上説明のように、本実施形態によれば画像解析手段により網膜層の検出と層形状の解析を行う事が出来る。また、反転画像を作成する場合、作成しない場合においても解析をする事が出来、強度近視眼のような湾曲が大きい網膜層を撮影した場合においても、網膜層全体の形状解析結果を表示することが可能となる。
(その他の実施形態)
上記のそれぞれの実施形態は、本発明を画像処理装置として実現したものである。しかしながら、本発明の実施形態は画像処理装置のみに限定されるものではない。本発明をコンピュータ上で動作するソフトウェアとして実現することも可能である。画像処理装置のCPUは、RAMやROMに格納されたコンピュータプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行う。また、画像処理装置の各部に対応するソフトウェアの実行を制御して、各部の機能を実現する。また、ボタンなどのユーザーインターフェイスや表示のレイアウトは上記で示したものに限定されるものではない。

Claims (17)

  1. 被検眼の網膜の断層画像を取得する取得手段と、
    前記取得された断層画像のうち少なくとも一部を反転した反転画像と前記取得された断層画像とを用いて、前記取得された断層画像に対する前記反転画像の位置が、前記取得された断層画像における網膜層が前記取得された断層画像の端に接している側になるように、新たな断層画像を作成する作成手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記接している側は、前記取得された断層画像におけるコヒーレンスゲート側であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記作成された新たな断層画像を表示手段に表示させる表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記取得された断層画像における網膜層の境界を検出し、且つ前記取得された断層画像における前記網膜層と前記反転画像における前記網膜層との連続性を考慮して前記反転画像における網膜層の境界を検出する検出手段を更に有し、
    前記表示制御手段が、前記検出された境界を示す表示形態を前記作成された新たな断層画像に重ねた状態で前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記取得された断層画像における網膜層の境界を検出し、且つ前記取得された断層画像における前記網膜層と前記反転画像における前記網膜層との連続性を考慮して前記反転画像における網膜層の境界を検出する検出手段と、
    前記検出された境界を用いて前記作成された新たな断層画像を解析する画像解析手段と、
    前記画像解析手段の解析結果を示す表示形態を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  6. 前記網膜層が前記取得された断層画像の端に接するか否かを判定する判定手段を更に有し、
    前記表示制御手段が、前記網膜層が前記断層画像の端に接している場合に、前記作成された新たな断層画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記反転画像を作成することを指示する指示手段を更に有し、
    前記表示制御手段が、前記指示手段の指示に応じて、前記作成された新たな断層画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記表示制御手段が、前記取得された断層画像が強度近視眼用の撮影モードで撮影されている場合に、前記作成された新たな断層画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記作成された新たな断層画像と前記反転画像とのいずれか一方を前記表示手段に表示させる選択手段を更に有することを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記網膜の深度方向における前記反転画像の範囲を、複数の範囲から選択する選択手段を更に有し、
    前記作成手段が、前記選択された範囲の反転画像を作成し、前記作成された反転画像と前記取得された断層画像とを用いて前記新たな断層画像を作成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 被検眼の網膜の断層画像を取得する取得手段と、
    前記取得された断層画像における網膜層と前記取得された断層画像の端に接している側における前記網膜層の折り返し箇所との重なり箇所の網膜層を解析する画像解析手段と、
    前記断層画像と画像解析手段の解析結果を示す表示形態とを表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  12. 前記画像解析手段は、前記取得された断層画像の右端と左端とに応じて、前記折り返し箇所における前記網膜層を検出する方向が異なることを特徴する請求項11に記載の画像処理装置。
  13. コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記取得された断層画像を撮るOCT装置とを通信可能に接続することを特徴とする画像処理システム。
  15. 被検眼の網膜の断層画像を取得する工程と、
    前記取得された断層画像のうち少なくとも一部を反転した反転画像と前記取得された断層画像とを用いて、前記取得された断層画像に対する前記反転画像の位置が、前記取得された断層画像における網膜層が前記取得された断層画像の端に接している側になるように、新たな断層画像を作成する工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  16. 被検眼の網膜の断層画像を取得する工程と、
    前記取得された断層画像における網膜層と前記取得された断層画像の端に接している側における前記網膜層の折り返し箇所との重なり箇所の網膜層を解析する工程と、
    前記断層画像と前記解析する工程における解析結果を示す表示形態とを表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  17. 請求項15または16に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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