JP2014176003A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014176003A
JP2014176003A JP2013049238A JP2013049238A JP2014176003A JP 2014176003 A JP2014176003 A JP 2014176003A JP 2013049238 A JP2013049238 A JP 2013049238A JP 2013049238 A JP2013049238 A JP 2013049238A JP 2014176003 A JP2014176003 A JP 2014176003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
frame
reduced
pixels
readout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013049238A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6226536B2 (ja
JP2014176003A5 (ja
Inventor
Taro Kobayashi
太郎 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013049238A priority Critical patent/JP6226536B2/ja
Publication of JP2014176003A publication Critical patent/JP2014176003A/ja
Publication of JP2014176003A5 publication Critical patent/JP2014176003A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6226536B2 publication Critical patent/JP6226536B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】複数枚の画像を合成して背景ぼかし画像を生成する際の撮影時間を簡単な構成で短縮することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置のシステム制御回路180は、撮像素子120により撮影される複数の画像フレームを合成して1つの合成画像を生成する際に、複数の画像フレームのうち少なくとも1つを他の画像フレームよりも少ない画素数で撮影する縮小読み出しフレームとする。縮小読み出しフレームをぼかし画像として合焦画像フレームの主被写体と合成することにより背景ぼかし画像を合成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に主被写体を強調した画像の撮影を可能にする技術に関する。
従来からカメラ撮影の分野では、主被写体を強調するために、被写界深度を浅くすることで意図的に主被写体以外の被写体(例えば、背景)をぼかした撮影手法が広く用いられている。このように被写界深度を浅くして撮影するための要件としては、大きな撮像素子を用いることや、明るい開放値(F値)のレンズを用いること等がある。
しかしながら、近年のコンパクトタイプのデジタルカメラでは、筺体に対する小型化要求に伴い、大口径のレンズや大きな撮像素子の搭載が困難となっている。そのため、コンパクトタイプのデジタルカメラでは、一眼レフデジタルカメラで撮影可能な背景ぼかし画像等の被写界深度の浅い画像の撮影が必然的に困難となってきている。
そこで、焦点距離をずらした複数の画像から被写体領域に応じていずれかの画像を選択し、選択した画像を被写体領域毎に合成することにより背景ぼかし画像を生成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
とこで、近年のデジタルカメラをはじめとする撮像装置では、静止画の連続撮影と動画撮影の境界がなくなりつつあり、背景ぼかし画像のような特殊効果を付加する撮影技術を動画像に適用することが活発に行われている。例えば、動画像として一定の出力レートを保ちながら、焦点距離の異なる複数の画像を撮影、合成することにより、背景ぼかし動画像を生成する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−209727号公報 特開2012−4653号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術では、焦点距離(ぼかし量)を異ならせたい領域の数だけ画像を撮影する必要があるため、撮影に時間がかかってしまう。画像を1枚に合成することを考えた場合、撮影に時間がかかってしまうと、撮影中に被写体が動いたときに、撮影した複数の画像では被写体と背景の各領域が変わってしまうため、意図するぼかし画像を取得することは難しくなる。
また、特許文献2に開示された技術では、動画像の一定のフレームレートの中で複数枚の撮影を行うため、2枚合成なら2倍、3枚合成なら3倍という具合に、高速での読み出しが必要となる。よって、高速読み出しのために高性能な撮像素子駆動回路(ドライバ)や画像処理装置(CPU)或いは新たな処理回路が必要になり、その結果、撮像装置の構造が複雑になり、また、コストアップが生じてしまう。
本発明は、複数枚の画像を合成して背景ぼかし画像を生成する際の撮影時間を簡単な構成で短縮することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、撮像素子により撮影される複数の画像フレームを合成して1つの合成画像を生成する撮像装置であって、前記複数の画像フレームのうち少なくとも1つを、他の画像フレームよりも少ない画素数で撮影する縮小読み出しフレームとする制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子により複数の画像フレームを撮影し、撮影した複数の画像フレームを合成して合成画像を生成する際に、複数の画像フレームのうち少なくとも1つの画像フレームを他の画像フレームよりも少ない画素数で撮影する。このような縮小読み出しに要する時間は、撮像素子の全画素の読み出しに要する時間よりも短いため、簡単な構成で複数の画像フレームの撮影に要する時間を短縮することができ、よって、合成画像の出力フレームレートを向上させることができる。
例えば、複数枚の画像を合成して背景ぼかし画像を生成する場合、主被写体については全画素読み出しを行い、背景については縮小読み出しを行うことで、撮影時間を短縮することができると共に、良好な画質の背景ぼかし画像を生成することが可能となる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置が備える撮像素子の駆動方法を模式的に示す第1の図である。 図1の撮像装置が備える撮像素子の駆動方法を模式的に示す第2の図である。 図1の撮像装置を用いて1フレームの画像を撮影する撮影シーケンスのフローチャートである。 図1の撮像装置で複数枚の画像を撮影するための撮像素子の駆動タイミングチャートである。 図1の撮像装置により背景ぼかし画像の生成に用いる画像フレームの例を示す図である。 第2実施形態において2ndフレームで取得するぼかし画像フレームの駆動モードの判断処理(ステップS406の変形例)のフローチャートである。 第3実施形態において合焦画像フレームの撮影手段を判断し、駆動モード条件を指示する処理(ステップS403の変形例)のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。この撮像装置は、撮像レンズ110、レンズ制御部111、撮像素子120、撮像素子駆動回路121、画像処理回路130、メモリ140、LCD150、画像変換回路160、メモリカード170、システム制御回路180及び操作部190を備える。
撮像レンズ110は、フォーカスレンズやズームレンズ等の複数のレンズから構成されており、また、絞り機構を含み、被写体からの反射光を所定の光量の光学像として撮像素子120に結像させる。レンズ制御部111は、システム制御回路180による制御に基づいて、撮像レンズ110のフォーカスやズーム、絞りを制御する。
撮像素子120は、例えば、CMOSセンサであり、光電変換により入射光量に応じた電荷を生成して出力し、その際に全画素の信号を読み出すこと以外に、特定の画素の加算及び特定の行又は列おきに間引いて電荷を読み出すこともできる。撮像素子駆動回路121は、システム制御回路180による制御に基づいて、撮像素子120を駆動する。撮像素子駆動回路121の制御に基づいて、撮像素子120の駆動方法や撮影時露光時間等を変更することができる。
ここで、撮像素子120の駆動方法について、図2を参照して説明する。図2は、撮像素子120の駆動方法を模式的に示す第1の図である。図2(a)は、全画素を1画素ずつ読み出す全画素読み出し駆動モードにより取得される画像例である。図2(b)は、同色の水平・垂直の各2画素ずつを加算して読み出す2×2読み出し駆動モードにより取得される画像例である。図2(c)は、同色の水平・垂直の各3画素ずつを加算して読み出す3×3読み出し駆動モードにより取得される画像例である。なお、図2では、図2(a)に示すように、全画素の画素数を480×360としているが、これに限定されるものではなく、他の画素数でも同様の読み出しが可能であることは言うまでもない。
図2からわかるように、2×2,3×3読み出し駆動モードではそれぞれ、全画素読み出し駆動モードと比較して、読み出す画素数が1/4,1/9となっている。そのため、解像度は低下するが、その代わりに、読み出しに要する時間もそれぞれ1/4,1/9となり、読み出し速度を高速化させることができる利点がある。
以下の説明では、図2(b),(c)に示した2×2読み出し駆動モードや3×3読み出し駆動モードのように全画素読み出し駆動モードと比較して少ない画素数で読み出し行う駆動モードを、「縮小読み出し駆動モード」と称呼することとする。
図3は、撮像素子120の駆動方法を模式的に示す第2の図である。図3(a)は、図2(a)と同様に、全画素を1画素ずつ読み出す全画素読み出し駆動モードにより取得される画像例である。ここでは、図示のように全画角をブロックに分割し、そのうちの任意の領域のみを読み出す駆動モードの実現が可能である。図3(b)は、全画素(全画角)のうちの任意の一部(ここでは、全画角の1/3の面積の領域)のみを読み出す1/3領域読み出し駆動モードにより取得される画像例である。同様に、図3(c)は、全画素(全画角)の一部(ここでは、全画角の2/3の面積の領域)のみを読み出す2/3領域読み出し駆動モードにより取得される画像例である。
図3(b)の1/3領域読み出し駆動モードでは、主被写体の存在する領域(以下「主被写体撮影領域」という)301を読み出している。逆に、図3(c)の2/3領域読み出し駆動モードでは、主被写体の存在しない領域(以下「非主被写体領域」という)302を読み出している。全画角の一部を読み出すこのような駆動モードでは、全画角を読み出す駆動モードと比較すると、読み出す領域を限定しているために読み出す画素数が少なくなるため、読み出しに要する時間が短縮される。即ち、1/3領域読み出し駆動モードと2/3領域読み出し駆動モードでの読み出し時間はそれぞれ、全画素読み出し駆動モードでの読み出し時間の1/3,2/3となり、高速に読み出すことができる。
そこで、1/3領域読み出し駆動モードと2/3領域読み出し駆動モードも、全画素読み出し駆動モードよりも少ない画素数の読み出しを行うため、以下の説明では、縮小読み出し駆動モードに含まれるものとする。
第1実施形態では、撮像素子120からの画素情報を読み出す方法を、全画素読み出し駆動モードにするか或いは縮小読み出し駆動モードに含まれるいずれかの駆動モードとするかを、撮像素子駆動回路121により切り替えることができるようになっている。
撮像素子120から出力された画像信号は、画像処理回路130に取り込まれる。画像処理回路130は、画像合成処理回路200、フォーカス条件算出回路210、主被写体判別回路220、空間周波数算出回路230、ぼかし処理回路240及び画像伸長回路250を含む。
画像合成処理回路200は、メモリ140に予め保存された合焦画像や非合焦画像等の複数の画像に対して、定められた合成係数に応じて各画像を重みづけしながら加算する処理を行い、合成画像を生成する。フォーカス条件算出回路210は、入力された画像の特定被写体が合焦するような適切なフォーカスレンズの位置条件を算出し、その結果をシステム制御回路180に伝達する。また、フォーカス条件算出回路210は、特定被写体が合焦せずにぼけるようなフォーカス位置条件を算出し、その結果をシステム制御回路180に伝達する。なお、フォーカス位置の算出には、合焦するフォーカス位置に対して一律で特定の距離分だけ至近側に動かす方法や、至近端と無限遠のうち合焦位置から遠い方を選択する方法、絞り値を動かす方法等を用いることができる。
主被写体判別回路220は、撮影した画像から主被写体となる部分(領域)を判別し、その領域情報を出力する。なお、主被写体の判別方法には、ユーザが指定した被写体に固定する方法や画像から検出された顔を分析して主被写体にする方法をはじめとして種々の方法があるが、以下の説明では、便宜上、ユーザより明確に指定された画像上の人物が主被写体とするものとする。
空間周波数算出回路230は、画像の空間周波数を算出する。なお、画像の空間周波数は、主被写体判別回路220から出力される領域情報を得ることによって、主被写体とそれ以外の領域でそれぞれ算出することが可能である。ぼかし処理回路240は、入力画像に対してローパスフィルタ処理を施して画像の高周波成分を除去し、ぼかし画像を生成する。画像伸長回路250は、入力画像に対して拡大処理を行い、予め定められた画素数の画像に変換する処理を行い、拡大画像を生成する。
画像処理回路130は、画像信号をデジタル変換し、更に、ガンマ処理やホワイトバランス処理等の各種の信号処理を行い、その際に、画像信号をメモリ140との間で書き込み/読み出しする。画像処理回路130からの出力は、画像表示を行うLCD150において表示される。画像処理回路130で画像処理が施された画像データは、画像変換回路160を介して圧縮され、メモリカード170に書き込まれ、記憶される。
画像変換回路160は、画像処理回路130から取得した画像データを圧縮してメモリカード170へ出力する機能と、メモリカード170より読み出した画像データを伸長して画像処理回路130へ出力する機能を有する。なお、システム制御回路180は、画像処理回路130において処理された信号を用いて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理等を行う。ここで、画像撮影時のAF処理条件については、フォーカス条件算出回路210の算出結果等から抽出した任意の条件をレンズ制御部111に制御指示する構成とすることもできる。
撮影者が撮像装置に指示を入力するための操作部190は、例えば、レリーズボタンやモード切り換えダイヤル、LCD150に設けられたタッチパネルにより構成されており、入力内容はシステム制御回路180に通知される。システム制御回路180は、CPUとプログラムが記憶されたメモリ等を備え、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、前述した各種処理や後述する図4のフローチャートに示す各種の処理をはじめとして、撮像装置の全体的制御を行う。
図4は、撮像装置を用いて1フレームの画像を撮影する撮影シーケンスのフローチャートである。図5は、複数枚の画像を撮影するための撮像素子120の駆動タイミングチャートである。
図5に示す出力同期信号は、複数画像合成後の画像を出力するタイミングを表す同期信号であり、この周期が画像出力のフレームレートに対応している。また、撮影同期信号は、1フレームの画像を撮影するタイミングを表す同期信号であり、この周期が画像撮影のフレームレートに対応している。図5では、撮影画像フレーム、合成用画像及び合成後出力画像は、撮影及び生成タイミングを示す概念図として表されている。「合焦画像」(図5では「合焦」と表示)は、被写体に合焦している画像を示している。「ぼかし画像」(図5では「ぼかし」と表示)は、合焦せずにぼけている画像(非合焦画像)を示しており、「背景ぼかし画像」(図5では「合成画像(背景ぼかし)」と表示)は、合成後出力画像を示している。なお、背景ぼかし画像は、第1実施形態では、主被写体以外の被写体(背景等)を意図的にぼかした画像である。
以下の説明では、1フレームの画像を生成するために撮影する2枚の画像のうち1枚目を「1stフレーム」と称呼し、2枚目を「2ndフレーム」と称呼することとする。また、各撮影画像は撮影開始からのフレームの数nを引数とした「Fr(n)」で表すこととする。
ステップS401は、図5の時刻T1において実行される。ステップS401において、システム制御回路180は、主被写体判別回路220を通じて、画面内の主被写体領域を判別する。続くステップS402において、システム制御回路180は、ステップS401で取得した主被写体に対して合焦するフォーカスレンズの適正位置条件をフォーカス条件算出回路210から取得し、取得したフォーカスレンズ位置条件をレンズ制御部111に指示する。
次いで、ステップS403において、システム制御回路180は、1stフレームで取得する合焦画像フレームの撮影手段を判断し、駆動モード条件を指示する。第1実施形態では、合焦画像フレームは、通常の全画素読み出し駆動モードで取得することとする。よって、システム制御回路180は、全画素読み出し駆動モードで撮像素子120を駆動するよう撮像素子駆動回路121に指示する。
ステップS404において、システム制御回路180は、ステップS403で指示したフォーカス条件と駆動モード条件で1stフレームFr(n)の撮影を行い、撮影画像をメモリ140に保存する。図6(a)は、ステップS404で取得する合焦画像フレームである1stフレームFr(n)の例を示す図である。
次に、図5の時刻T2において、ステップS405の処理が実行される。ステップS405において、システム制御回路180は、主被写体を含む画面全体が合焦しない(つまり、ぼやける)フォーカスレンズの位置条件をフォーカス条件算出回路210から取得し、取得したフォーカスレンズ位置条件をレンズ制御部111に指示する。続くステップS406において、システム制御回路180は、2ndフレームで取得するぼかし画像フレームの縮小読み出し駆動モードを判断し、駆動モード条件を指示する。ここでは、ぼかし画像フレームとして図2(b)に示した2×2読み出し駆動モードを用いることとし、2×2読み出し駆動モードで撮像素子120を駆動するように撮像素子駆動回路121に指示が出されるものとする。
なお、2×2読み出し駆動モードでは、読み出す画素数を1/4とするため、解像度は低下するが、読み出し速度は4倍になる。ぼかし画像フレームを通常の全画素読み出し駆動モードで取得する従来技術では、1stフレームと同等の画像読み出し時間を要する。これに対して第1実施形態では、画素数を削減することで高速で読み出しを行うため、従来技術と比較して、出力フレームレートを高速化することができる。
ステップS407において、システム制御回路180は、ステップS406で指示したフォーカス条件と駆動モード条件で、2ndフレームFr(n+1)の撮影を行い、撮影画像をメモリ140に保存する。図6(b)は、ステップS407で取得するぼかし画像フレームである2ndフレームFr(n+1)の例を示す図である。
ステップS408は、図5の時刻T3において実行される。ステップS408において、システム制御回路180は、ステップS407にて撮影されてメモリ140に保存されたぼかし画像フレームである2ndフレームFr(n+1)をぼかし処理回路240に入力し、高周波成分を削減する処理を付加した画像を生成する。更に、システム制御回路180は、こうして生成した画像(ぼかし処理回路240からの出力画像)を画像伸長回路250に入力し、1stフレームFr(n)と同じサイズの画像に伸長する。これにより、合成用ぼかし画像フレームFr´(n+1)が生成され、画像伸長回路250から出力される合成用ぼかし画像フレームFr´(n+1)は、全画素読み出し駆動モードで得られる画像と同サイズとなる。図8(c)は、ステップS408で取得される合成用ぼかし画像フレームFr´(n+1)の例を示す図である。
ステップS409において、システム制御回路180は、ステップS404にて撮影されてメモリ140に保存された合焦画像フレームである1stフレームFr(n)とステップS408にて生成された合成用ぼかし画像フレームFr´(n+1)とを画像合成処理回路200に入力する。画像合成処理回路200にて、入力されたこれら2枚の画像の合成処理を行い、1フレームの背景ぼかし画像を生成する。図8(d)は、ステップS409で得られる背景ぼかし画像の例を示す図である。なお、合焦画像フレームと合成用ぼかし画像フレームとを利用して背景ぼかし画像を合成する方法は、周知技術(例えば、特開2003−209727号公報等)を用いることができ、第1実施形態において特に限定されるものではない。そのため、その詳細についての説明を省略する。
次に、ステップS410において、システム制御回路180は、ステップS409にて生成された1フレームの背景ぼかし画像に対して、画像処理回路130にて各画像処理を施す。そして、システム制御回路180は、画像処理回路130から出力される画像処理後の画像を、出力画像としてメモリカード170に保存すると共に、LCD150に表示する。
ステップS411も、図5の時刻T3で実行される。ステップS411において、システム制御回路180は、撮影終了の指示があるか否かを判定する。システム制御回路180は、撮影終了の指示があった場合(S411でYES)、処理をステップS401へ戻し、撮影終了の指示がない場合(S411でNO)、処理を終了させる。
以上の説明の通り、第1実施形態では、合成する複数の画像フレームのうち少なくとも1つのフレームを縮小して読み出すため、読み出しに要する時間を短縮することができる。これにより、背景ぼかし画像を生成しながら、合成画像の出力フレームレートを向上させることができる。
なお、第1実施形態では、主被写体の合焦画像/画面全体非合焦の2種類の画像の合成としたが、これに限定されるものではない。例えば主被写体1合焦/主被写体2合焦/前景非合焦/背景非合焦の4枚合成というように、合焦個所や撮影枚数、合成枚数を適宜変更することができる。この場合でも、主被写体の撮影を全画素読み出し駆動モードで、前景及び背景の撮影を縮小読み出し駆動モードで行うことで、同様の効果を得ることができる。
また、第1実施形態では、ぼかし画像フレームを撮影するために、ステップS405でフォーカスレンズの位置を非合焦となるように設定した。但し、これに限られず、絞り値を小さくして被写界深度を浅くし、主被写体に対して前景/背景をぼかすようにしてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る撮像装置の概略構成は、図1の撮像装置と同じであるので、ここでの説明を省略する。第2実施形態では、撮影する被写体の空間周波数に応じて、その背景を更にぼかす必要がある場合には更に縮小して読み出すように、撮像素子120の駆動方法を切り替える。第2実施形態は、第1実施形態において説明した撮影シーケンス(図4の処理フロー)のうち、ステップS406における2ndフレームで取得するぼかし画像フレームの駆動モードの判断のみが異なるため、以下、この点について詳細に説明することとする。
図7は、第2実施形態において、2ndフレームで取得するぼかし画像フレームの駆動モードの判断処理(ステップS406の変形例)のフローチャートである。ステップS701において、システム制御回路180は、ステップS404において撮影されてメモリ140に保存された合焦画像である1stフレームFr(n)を空間周波数算出回路230に入力し、画像の各領域における空間周波数成分を算出する。
続くステップS702において、システム制御回路180は、ステップS701で算出した空間周波数のうち、ステップS401で取得した主被写体領域を除いた領域について平均値を取り、この平均値を背景の空間周波数値frq(n)として保存する。そして、ステップS703において、システム制御回路180は、ステップS702で算出した空間周波数値frq(n)を予め定められた所定の閾値Thと比較する。システム制御回路180は、空間周波数値frq(n)が閾値Thより小さい場合(S703でYES)、処理をステップS704へ進め、空間周波数値frq(n)が閾値Th以上の場合(S703でNO)、処理をステップS705へ進める。
ステップS704において、システム制御回路180は、2ndフレームで取得するぼかし画像フレームの縮小読み出し駆動モードを基本の縮小駆動モードとする。第2実施形態では、基本の縮小駆動モードとして、図2(b)に示す2×2読み出し駆動モードを用いることとし、2×2読み出し駆動モードで撮像素子120を駆動するように撮像素子駆動回路121に指示がなされる。
一方、ステップS705では、2ndフレームで取得するぼかし画像フレームの縮小読み出し駆動モードを、より縮小して撮影される駆動モードとするよう判断する。第2実施形態では、より縮小して読み出すモードとして、図2(c)に示す3×3読み出し駆動モードを用いることとし、3×3読み出し駆動モードで撮像素子120を駆動するように撮像素子駆動回路121に指示がなされる。ステップS704,S705の後、本処理は終了となる。
以上の説明の通り、第2実施形態では、撮像素子120の駆動を、背景の空間周波数がある閾値よりも高い場合にはより空間周波数を下げる駆動とし、これにより、背景の空間周波数が低い場合と同等の背景ぼかし効果を導出する。このように、第2実施形態でも、複数の合成する画像フレームのうち少なくとも1つのフレームを画像の空間周波数レベルに応じて縮小して読み出すことで読み出し時間を短縮する。これにより、合成画像の出力フレームレートを向上させることができると同時に、被写体に依らずに良好な背景ぼかし画像を生成することができる。
<第3実施形態>
第3実施形態では、画像合成に使用する合焦画像と非合焦画像のそれぞれについて、必要な領域のみを撮影するように駆動方法を切り替えることにより、撮影に要する時間を短縮させる。第3実施形態は、第1実施形態において説明した撮影シーケンス(図4の処理フロー)のうち、ステップS403,S406,S408,S409の部分のみが異なるため、これらの部分のみについて、以下に説明することとする。
図8は、第3実施形態において、合焦画像フレームの撮影手段を判断し、駆動モード条件を指示する処理(ステップS403の変形例)のフローチャートである。ステップS801において、システム制御回路180は、ステップS401で判別した画面内の主被写体領域に基づき、主被写体撮影領域を定める。第3実施形態では、図3(b)の主被写体撮影領域301を、ステップS801において、主被写体撮影領域と定めることとする。
続くステップS802において、システム制御回路180は、ステップS801で定めた主被写体撮影領域301を除いた領域を非主被写体撮影領域として定める。本実施形態では、図3(c)の非主被写体撮影領域302を非主被写体撮影領域と定めることとする。ステップS803において、システム制御回路180は、合焦画像フレームである1stフレームとして主被写体撮影領域301(図3(b))を撮影するように、撮像素子120を駆動する指示を撮像素子駆動回路121に対して行う。
ステップS403をステップS801〜S803の通りに変形した場合の後のステップS406,S408,S409(以下、「ステップS406´」,「ステップS408´」,「ステップS409´」とする)について、次に説明する。
ステップS406´において、システム制御回路180は、ステップS801〜S803で定めた1stフレームの撮影範囲を除く撮影領域を設定する。従って、システム制御回路180は、2ndフレームとして取得するぼかし画像フレームとして、ステップS802で定めた図3(c)の非主被写体撮影領域302を撮影領域として指定し、撮像素子120を駆動するよう撮像素子駆動回路121に指示する。
ステップS408´において、システム制御回路180は、ステップS407にて撮影されてメモリ140に保存されたぼかし画像フレームである2ndフレームFr(n+1)をぼかし処理回路240に入力する。ぼかし処理回路240は、2ndフレームFr(n+1)に対して高周波成分を削減する処理を付加し、これにより、合成用ぼかし画像フレームFr´(n+1)が生成される。なお、第1実施形態では、画像サイズを伸長する処理を行っていたが、第3実施形態では、非主被写体領域のみの画像であるため、伸長処理は行わない。
続くステップS409´において、システム制御回路180は、ステップS404にて撮影されてメモリ140に保存された合焦画像フレームFr(n)とステップS408´で生成した合成用ぼかし画像フレームFr´(n+1)の2枚を、画像合成処理回路200に入力する。画像合成処理回路200は、入力された2枚の画像の合成処理を行い、1フレームの背景ぼかし画像を生成する。ここで、第3実施形態での処理は、第1実施形態とは異なり、主被写体撮影領域と非主被写体撮影領域とが同じ画角ではないため、各領域をつなぎ合わせて1枚の画像を生成することとなる。
以上の説明の通り、第3実施形態では、複数の画像フレームのうち合焦画像と非合焦画像のそれぞれについて必要な領域のみを撮影する。つまり、縮小読み出しにより読み出した画像を合成する。ここで、縮小読み出しでは、全画素読み出しよりも読み出し時間を短縮することができるため、合成画像の出力フレームレートを向上させることができ、同時に、被写体によらず安定した背景ぼかし画像を生成することができる。なお、第3実施形態では、主被写体撮影領域と非主被写体撮影領域は重なりを持たないように設定しているが、両者の領域に重なる部分があってもよく、同様の効果が得られる。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
110 撮像レンズ
120 撮像素子
121 撮像素子駆動回路
130 画像処理回路
140 メモリ
160 画像変換回路
180 システム制御回路
200 画像合成処理回路
210 フォーカス条件算出回路
220 主被写体判別回路
230 空間周波数算出回路
240 ぼかし処理回路
250 画像伸長回路

Claims (7)

  1. 撮像素子により撮影される複数の画像フレームを合成して1つの合成画像を生成する撮像装置であって、
    前記複数の画像フレームのうち少なくとも1つを、他の画像フレームよりも少ない画素数で撮影する縮小読み出しフレームとする制御手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記縮小読み出しフレームと前記他の画像フレームとでは、撮影の際のフォーカスレンズの位置が異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記縮小読み出しフレームと前記他の画像フレームとでは、撮影の際の絞り値が異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記縮小読み出しフレームは、画素を加算して読み出されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記縮小読み出しフレームは、前記撮像素子の全画素のうちの任意の一部の領域のみを読み出すことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記縮小読み出しフレームの画像フレームに空間周波数を削減する処理を行うぼかし処理手段を備え、
    前記ぼかし処理手段により処理された画像フレームと前記他の画像フレームとを合成することにより前記合成画像に背景ぼかし効果を導出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記複数の画像フレームは、合焦画像フレームである全画素読み出しフレームを含み、
    前記制御手段は、前記全画素読み出しフレームにおける非主被写体撮影領域の空間周波数が所定の閾値以上の場合に、前記縮小読み出しフレームで読み出す画素数を前記空間周波数が前記所定の閾値よりも小さい場合よりも少なくすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
JP2013049238A 2013-03-12 2013-03-12 撮像装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP6226536B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013049238A JP6226536B2 (ja) 2013-03-12 2013-03-12 撮像装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013049238A JP6226536B2 (ja) 2013-03-12 2013-03-12 撮像装置及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014176003A true JP2014176003A (ja) 2014-09-22
JP2014176003A5 JP2014176003A5 (ja) 2016-04-28
JP6226536B2 JP6226536B2 (ja) 2017-11-08

Family

ID=51696814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013049238A Expired - Fee Related JP6226536B2 (ja) 2013-03-12 2013-03-12 撮像装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6226536B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019110462A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 制御装置、システム、制御方法、及びプログラム
JP2020188350A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 株式会社エクスビジョン 物体撮像システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008966A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、ソフトフォーカス画像撮影方法
JP2007221757A (ja) * 2006-01-23 2007-08-30 Seiko Epson Corp 撮像素子、撮像装置、撮像方法、撮像システム及び画像処理装置
JP2008098836A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置および撮像方法
JP2008147904A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理方法および信号処理装置
JP2010206510A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Olympus Corp 撮像装置
JP2012060516A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Canon Inc 投影装置および投影方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008966A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、ソフトフォーカス画像撮影方法
JP2007221757A (ja) * 2006-01-23 2007-08-30 Seiko Epson Corp 撮像素子、撮像装置、撮像方法、撮像システム及び画像処理装置
JP2008098836A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Samsung Techwin Co Ltd 撮像装置および撮像方法
JP2008147904A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理方法および信号処理装置
JP2010206510A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Olympus Corp 撮像装置
JP2012060516A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Canon Inc 投影装置および投影方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019110462A (ja) * 2017-12-19 2019-07-04 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 制御装置、システム、制御方法、及びプログラム
JP2020188350A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 株式会社エクスビジョン 物体撮像システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6226536B2 (ja) 2017-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019054461A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP5950678B2 (ja) 撮像装置、制御方法、及びプログラム
KR20100039430A (ko) 화상 처리기, 화상 처리 방법, 디지털 카메라 및 촬영 장치
JP6800797B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP6672081B2 (ja) 撮像装置
JP2010268388A (ja) 撮像装置
JP2010160311A (ja) 撮像装置
CN110177212B (zh) 图像处理方法和装置、电子设备、计算机可读存储介质
JP2014014069A (ja) 撮像装置、及びその制御方法
KR20160044945A (ko) 이미지 촬영 장치
JP2006033023A (ja) 撮像装置
JP2006091915A (ja) 撮像装置
JP6752685B2 (ja) 撮像装置、撮像方法およびプログラム
JP6608194B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP2010113291A (ja) 撮像装置
JP5014267B2 (ja) 撮像装置
JP6226536B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2018148512A (ja) 撮像装置と撮像装置の制御方法、及びプログラム
CN108881731B (zh) 全景拍摄方法、装置和成像设备
JP5947625B2 (ja) 撮像装置、及びその制御方法
JP2018011268A (ja) 撮像装置、画像合成方法、およびプログラム
JP2019080261A (ja) 撮像装置
JP2020017851A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP2006293196A (ja) 焦点検出装置
JP2015139018A (ja) 電子機器及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171010

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6226536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees