JP2014174336A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷画像の面内に生じる濃度ムラを高精度に補正して画質の向上を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】異なる露光量の複数のパッチを中間転写体に作成する画像作成手段と、前記中間転写体に作成された複数のパッチの濃度を算出する濃度算出手段と、前記複数のパッチのそれぞれにおける前記露光量と前記算出された濃度とに基づいて、露光量の変化量に対する濃度の変化量で表される露光感度を算出する感度算出手段と、前記算出された露光感度に基づいて、印刷画像に対する露光量を調整する調整手段と、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置において、印刷画像の濃度ムラを補正する補正処理に関する技術が提案されている。
特許文献1には、主走査方向の濃度ムラを低減できる画像形成装置における画像濃度補正方法が開示されている。この方法では、被転写体における主走査方向の複数の位置に転写された各々同じ画像を読み込み、各位置の画像の濃度を検出して各濃度の差を算出し、算出した濃度差が所定の許容範囲内になるように主走査方向の露光出力を調整して画像濃度を補正している。
特許文献2には、複数の多重色画像各々の画像特徴量と該画像特徴量に対応する単色画像の画像特徴量との予め求められた関係と、多重色画像の画像特徴量分布と、に基づいて、多重色画像中の単色画像の画像特徴量分布を演算し、演算された画像特徴量分布に基づいて、感光体への単色画像に対応する露光条件を決定する構成が開示されている。
特許文献3には、メモリに記憶した濃度パターンの画像パターンを転写紙に形成し、該転写紙を原稿読取ユニットにセットして読み取った画像パターンの画像中心位置の画像濃度を基準濃度として、該基準濃度と読み取った画像パターンの主走査方向の任意の位置における画像濃度とを比較し、基準濃度と差がある位置の画像濃度は基準濃度と同じになるように書込み光量を補正する構成が開示されている。
特開2001−66835号公報 特開2004−138609号公報 特開2002−49189号公報
本発明は、印刷画像の面内に生じる濃度ムラを高精度に補正して画質の向上を図ることができる画像形成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、異なる露光量の複数の画像を中間転写体に作成する画像作成手段と、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度を算出する濃度算出手段と、前記複数の画像のそれぞれにおける前記露光量と前記算出された濃度とに基づいて、露光量の変化量に対する濃度の変化量で表される露光感度を算出する感度算出手段と、前記算出された露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整する調整手段と、を備えている。
本発明の請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度を測定する濃度測定手段と、前記濃度測定手段の測定値と、該測定値に対応する予め設定された濃度とを記憶する記憶部と、をさらに備え、前記濃度算出手段は、前記記憶部から、前記濃度測定手段の測定値に対応する濃度を取得する。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、記録媒体に印刷されたテスト画像を画像データとして当該画像形成装置に取り込む画像取込手段をさらに備え、前記取り込み処理と並行して、前記露光感度を算出する処理を行う。
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、請求項3に記載の構成において、前記取り込んだ画像データにおいて濃度差を算出する濃度差算出手段をさらに備えている。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、請求項4に記載の構成において、前記露光量を調整するための露光補正値を算出する補正値算出手段をさらに備え、前記補正値算出手段は、前記濃度差を小さくするように前記露光補正値を算出する。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記複数の画像の画像密度が異なる場合、前記露光感度が最も高い画像における前記露光感度に基づいて、他の画像における前記露光感度を算出する。
本発明の請求項7に係る画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記濃度算出手段により算出された、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度が、予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する濃度判定手段をさらに備え、前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、再度、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行う。
本発明の請求項8に係る画像形成装置は、請求項7に記載の構成において、前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、前記濃度が前記基準範囲内となるまで、繰り返し、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行う。
本発明の請求項9に係る画像形成装置は、請求項7または8に記載の構成において、前記濃度が前記基準範囲内にある場合は、前記感度算出手段による処理を行う。
本発明の請求項10に係る画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記濃度算出手段により算出された、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度が、予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する濃度判定手段と、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行った回数を計測する回数計測手段と、をさらに備え、前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、前記回数が予め設定された基準回数に達するまで、繰り返し、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行う。
本発明の請求項11に係る画像形成装置は、請求項10に記載の構成において、前記調整手段は、前記濃度が前記基準範囲内になく、かつ、前記回数が前記基準回数に達した場合は、前回行った露光量の調整処理において算出された露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整する。
本発明の請求項12に係る画像形成装置は、請求項10に記載の構成において、前記調整手段は、前記濃度が前記基準範囲内になく、かつ、前記回数が前記基準回数に達した場合は、初期値の露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整する。
本発明の請求項13に係る画像形成装置は、請求項11に記載の構成において、過去に行った露光量の調整処理において算出された露光感度を記憶する記憶部と、前記濃度が前記基準範囲内になく、かつ、前記回数が前記基準回数に達した場合に、前記記憶部から、前記前回行った露光量の調整処理において算出された露光感度を取得する感度取得手段と、をさらに備えている。
本発明の請求項14に係る画像形成装置は、請求項7または10に記載の構成において、前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、当該画像形成装置を管理する端末へ、当該画像形成装置の異常を報知する。
本発明の請求項15に係るプログラムは、コンピュータを、異なる露光量の複数の画像を中間転写体に作成する画像作成手段、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度を算出する濃度算出手段、前記複数の画像のそれぞれにおける前記露光量と前記算出された濃度とに基づいて、露光量の変化量に対する濃度の変化量で表される露光感度を算出する感度算出手段、及び、前記算出された露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整する調整手段、として機能させる。
本発明の請求項1,15に記載の構成によれば、印刷画像の面内に生じる濃度ムラを高精度に補正して画質の向上が図られる。
本発明の請求項2に記載の構成によれば、画像の濃度を容易に算出される。
本発明の請求項3に記載の構成によれば、並行処理により、濃度ムラの補正処理の時間が短縮される。
本発明の請求項4に記載の構成によれば、印刷画像に生じる濃度ムラが検出される。
本発明の請求項5に記載の構成によれば、濃度差が小さくなるため濃度ムラが解消される。
本発明の請求項6に記載の構成によれば、中間転写体上の制御時間が短縮される。
本発明の請求項7〜9に記載の構成によれば、中間転写体等に生じる異常が検出され、より正確な露光量の制御(調整)が行われる。
本発明の請求項10〜13に記載の構成によれば、中間転写体等に生じる異常が検出され、より正確なムラ補正を行われるとともに、判定処理を繰り返す回数が制限され、ムラ補正の処理時間が短縮される。
本発明の請求項14に記載の構成によれば、画像形成装置の内部の異常に対して迅速に対応(修理、交換等)される。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施の形態に係るムラ補正装置の構成を示すブロック図である。 実施例1に係るムラ補正の処理を示すフローチャートである。 実施例1に係る制御装置及び露光感度演算装置の構成を示すブロック図である。 中間転写体上に作成したパッチの様子を示す図である。 ADCセンサのパラメータ値とパッチの濃度との関係を示すグラフである。 ADCセンサの読み値と濃度とをプロットしたグラフである。 実測濃度と露光量との関係を示すグラフである。 実施例2に係るムラ補正の処理を示すフローチャートである。 実施例2に係る制御装置及び露光感度演算装置の構成を示すブロック図である。 ADCセンサのパラメータ値とパッチの濃度との関係を示すグラフである。 実施例3に係るムラ補正の処理を示すフローチャートである。 実施例3に係る制御装置及び露光感度演算装置の構成を示すブロック図である。 Cinと露光感度の関係を示すグラフである。 テストチャートとスキャン方向の関係を示す図である。 実施例2に係るムラ補正の処理の変形例を示すフローチャートである。 実施例3に係るムラ補正の処理の変形例を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置10は、メインユニット200と、メインユニット200の一方側に位置する排出部202と、メインユニット200の他方側に位置する複数の給紙トレイ24を備えた給紙部204と、給紙部204の上面に位置する画像入力装置(画像取込手段、スキャナ)28と、を備えている。なお、メインユニット200の上面には、各色材(YMCK)を供給するトナー供給装置30が設けられている。
メインユニット200内には、一方向に順次一定間隔において並設されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色の転写エンジン12(以下、必要に応じてそれぞれの末尾にY、M、C、Kを付す。その他の部材についても同様に末尾にY、M、C、Kを付す。)が設けられている。転写エンジン12Y〜12Kには、オン・オフ2値化トナー信号に基づいて潜像を感光ドラム16に記録するための図示しないレーザ光源、ポリゴンミラーその他のミラー等からなる露光装置14をさらに備え、露光装置14によって、感光ドラム16に画像出力データに基づくレーザ光を照射し、一次転写ロールを備えた一次転写装置17を介して中間転写体(ベルト)20に画像を転写し、中間転写体20の転写画像部分と記録用紙(記録媒体)とを転写装置25で挟持することにより画像を記録用紙に出力する構成となっている。
各エンジン12の中央には、感光ドラム16が配設されている。感光ドラム16の周囲には、一次帯電器と現像器18とが設けられている。
中間転写体20は、複数のベルト搬送ロールに巻き掛けられて搬送される。搬送経路中の所定位置に、上記転写装置25が配設されている。画像が転写された用紙の搬送方向下流側には定着装置26が配置されている。なお、定着装置26後の用紙の搬送経路は、上記排出部202に至る経路の他に、給紙部204に戻り、給紙部204でスイッチバックして転写装置25に戻り、逆面に画像を転写するための逆面転写経路が設けられている。
転写装置25に対して搬送方向上流側には、画像作成部(画像作成手段)により中間転写体20に作成された画像の濃度を測定するADCセンサ27(濃度測定手段)が設けられている。ADCセンサ27は、特に、中間転写体20に作成された濃度検出用の画像(以下、パッチという。)の濃度を測定する。ADCセンサ27は、パッチを測定すると、測定結果(センサ読み値)を露光感度演算装置29へ供給する。なお、ADCセンサ27は、例えば、センサ読み値が0〜1024(0V〜24Vに相当)の範囲を有し、測定結果としてのセンサ読み値を露光感度演算装置29へ供給する。
図2には、本実施の形態に係る画像形成装置10の制御系を示している。図2に示すように、本制御系は、露光装置14Y〜14Kを制御する制御装置32(調整手段)を備えている。制御装置32は、露光装置14Y〜14Kに対して露光補正値を出力することにより露光量を制御(調整)する。なお、制御装置32には、上記スキャナ28と、露光感度演算装置29(露光感度演算手段)とが接続されている。
次に、画像形成処理の一般的な構成について説明する。露光装置14では、まず、Y(イエロー)用のレーザ光源は、Y色のオン・オフ2値化トナー信号によって駆動されることで、Y色のオン・オフ2値化信号を光信号に変換し、変換されたレーザ光を感光ドラム16Yに向けて照射する。これにより、レーザ光は、一次帯電器によって帯電された感光ドラム16Y上を走査することで、感光ドラム16に静電潜像を形成する。
この静電潜像は、トナー供給装置30からY色のトナーが供給される現像器18によってトナー像が形成される。そして、感光ドラム16と一次転写ロールとが対をなし、中間転写体20を駆動することで、トナー像は中間転写体20に転写される。転写後は、クリーナによって感光ドラム16上から余分なトナーが除去される。
同様に、Y色のオン・オフ2値化トナー信号に対して順次一定間隔をおいて得られる、対応するM、C、Kの各色のオン・オフ2値化トナー信号に基づいて一次帯電器によって帯電された感光ドラム16M、16C、16K上を走査することで、各感光ドラム16M、16C、16K上にそれぞれ静電潜像を順次形成する。
各静電潜像は、トナー供給装置30からそれぞれ各色のトナーが供給される現像器18によって順次トナー像とされ、各トナー像は、一次転写ロールによって中間転写体20上に順次転写される。転写後は、クリーナによって感光ドラム16上から余分なトナーが除去される。
上記転写後は、中間転写体20における画像が転写された部位が、転写装置25に搬送される。給紙トレイ24から記録用紙が転写装置25に搬送され、転写装置25において、中間転写体20上の転写画像部分と記録用紙とを挟持しながら下流側に搬送することにより、画像を記録用紙に画像出力する。
このようにY、M、C、Kの各色のトナー像が順次多重転写された記録用紙は、中間転写体20から剥離され、定着装置26によってトナー像が熱定着され、トナー像が記録用紙に固着し、その後、排出部202へ排出される。なお、一定の場合、用紙をスイッチバックさせる経路を経て、上記のように用紙の逆面にも画像が出力される。
次に、印刷画像の面内に濃度ムラが生じた場合の補正処理について説明する。
[実施例1]
本実施の形態の実施例1に係る濃度ムラの補正(以下、ムラ補正という。)処理について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、実施例1に係るムラ補正の処理を示したフローチャートであり、図4は、実施例1に係る制御装置32及び露光感度演算装置29の概略構成を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、制御装置32(調整手段)は、濃度差算出部321(濃度差算出手段)と、補正値算出部322と、補正値出力部323とを備えている。露光感度演算装置29は、濃度算出部291(濃度算出手段)と、感度算出部292(感度算出手段)と、記憶部293とを備えている。
ステップ11(以下、S11のように示す。)において、各エンジン12Y〜12Cを制御して、テスト画像を印刷したテストチャート(記録媒体)(図15参照)を出力する。なお、テスト画像は、各色材の単色の画像(単色パッチ)であってもよいし、CM、MY、YC、YMCの各多重色の画像(多重色パッチ)であってもよい。
次に、テストチャートをスキャナ28(取込手段)によりスキャンする(S12)。スキャナ28によりスキャンされた画像データは制御装置32へ取り込まれる。制御装置32の濃度差算出部321は、スキャナ28から画像データを取得すると、画像データの画像中の濃度差を算出する(S13)。例えば、ハーフトーンの画像中の両端地点における濃度差を算出する。例えば、一端(A地点)の濃度が1.00(100%)であり、他端(B地点)の濃度が1.20であった場合、濃度差として0.20を算出する。濃度差算出部321は、算出した濃度差を補正値算出部322に出力する。すなわち、濃度差算出部321は、印刷画像に生じる濃度ムラを検出する。
上記スキャン処理と並行して、露光装置14により異なる露光量に設定された複数のパッチを中間転写体20上に作成し(S14)、このパッチをADCセンサ27により測定する(S15)。ADCセンサ27により測定されたセンサ読み値(実測値)は、露光感度演算装置29の濃度算出部291へ供給される。さらに、スキャン処理と並行して、濃度算出部291が、ADCセンサ27から取得したセンサ読み値(実測値)に基づいて濃度(実測濃度)を算出し(S16)、感度算出部292が、パッチの露光量と、算出した実測濃度とに基づいて露光感度を算出する(S17)。露光感度は、露光量1%当たりの濃度変化量を表している。
ここで、露光感度の算出方法について具体例を挙げて以下に説明する。
図5は、基準露光量(100%)のパッチP0と、基準露光量に対して露光量を+10%増加させたパッチP1(露光量110%)と、基準露光量に対して露光量を−10%減少させたパッチP2(露光量90%)とを中間転写体20上に作成した様子を示している。図6は、ADCセンサ27のセンサ読み値(パラメータ値)と、パッチの濃度との関係を示すグラフである。なお、図6に示すADCセンサ27のセンサ読み値(パラメータ値)と濃度(予測濃度)との関係は予め設定されており、記憶部293に記憶されている。本実施の形態に係るムラ補正では、露光感度演算装置29は、中間転写体20上に作成されたパッチに対するADCセンサ27のセンサ読み値(実測値)から、実測値に対応する予め設定された濃度(実測濃度)を算出する。図7は、ADCセンサ27のセンサ読み値(実測値)と、これに対応する予め設定された濃度(実測濃度)とをプロットしたグラフである。
上記の例を挙げると、パッチP0に対するADCセンサ27のセンサ読み値が550の場合、パッチP0の濃度は1.20であり、パッチP1に対するADCセンサ27のセンサ読み値が525の場合、パッチP1の濃度は1.28であり、パッチP2に対するADCセンサ27のセンサ読み値が595の場合、パッチP2の濃度は1.12である。
露光感度演算装置29は、上記実測濃度に基づいて露光感度を算出する。図8は、上記実測濃度と露光量との関係を示すグラフである。ここでは、基準露光量(100%)のパッチP0の濃度は1.20であり、露光量(110%)のパッチP1の濃度は1.28であり、露光量(90%)のパッチP2の濃度は1.12である。このグラフの例によれば、露光量を1%増加させることにより濃度が0.008(濃度変化量)だけ増加し、露光量を1%減少させることにより濃度が0.008(濃度変化量)だけ減少することが分かる。この関係を表す変換式Xが露光感度に相当する。
感度算出部292は、上記算出した露光感度、すなわち上記変換式を制御装置32へ出力する(S17)。
制御装置32の補正値算出部322は、濃度差算出部321から取得した画像データの濃度差と、露光感度演算装置29の感度算出部292から取得した露光感度(変換式X)とに基づき、上記濃度差(濃度ムラ)を補正するための補正値(露光補正値)を算出する(S18)。ここでは、濃度差が0.20であるため、上記変換式Xから、露光補正値として−25%が算出される。なお、補正値算出部322は、上記濃度差が予め設定した基準範囲内である場合は、上記露光補正値の算出処理を行わない。すなわち、上記濃度差が面内ムラとして認識されるレベルの場合に、濃度ムラの補正処理を行う。
最後に、制御装置32の補正値出力部323は、上記算出した露光補正値を露光装置14(14Y〜14K)へ出力し(S19)、露光装置14Y〜14Kの露光量を制御(調整)する。
上記のように、本実施の形態に係るムラ補正では、中間転写体20に作成したパッチをADCセンサ27により測定し、この測定結果に基づいて算出した露光感度を用いて露光量を制御している。すなわち、画像形成装置10の現在の使用状態に応じた露光感度を用いて露光量が制御される。そのため、画像形成装置10の使用環境が変化した場合でも、高精度でムラ補正を行うことができる。
例えば、画像形成装置10の使用環境が変化した場合は、パッチP0(露光量100%)、パッチP1(露光量110%)、及びパッチP2(露光量90%)のそれぞれのADCセンサ27のセンサ読み値(実測値)及びこれに対応する濃度(実測濃度)が、上記の例(図7参照)とは異なる。そのため、この場合は上記変換式Xとは異なる露光感度を表す変換式Yが算出される。そして、制御装置32は、スキャナ28によりスキャンされた画像データと、露光感度演算装置29により算出された露光感度(変換式Y)とに基づき、露光装置14の露光量を制御する。このように、画像形成装置10の使用環境が変化しても、使用環境に応じた最適なムラ補正を行うことができる。
また、本実施の形態に係るムラ補正では、画像形成装置10の内部に設けられたセンサにより中間転写体20上に作成したパッチを測定することによりムラ補正を行っているため、従来のムラ補正に用いられるテストチャートの枚数を削減することができる。よって、ムラ補正の処理を簡略化することができる。これら効果は、後述の実施例2,3に係るムラ補正の処理においても同様に得ることができる。
[実施例2]
本実施の形態の実施例2に係るムラ補正の処理について、図9及び図10を用いて説明する。図9は、実施例2に係るムラ補正の処理を示したフローチャートであり、図10は、実施例2に係る制御装置32及び露光感度演算装置29の概略構成を示す機能ブロック図である。
実施例2に係るムラ補正では、上記実施例1に係るムラ補正において、さらに、中間転写体20上に作成したパッチの濃度が正常であるか否かを判定する処理を含んでいる。図10に示すよう、露光感度演算装置29は、さらに上記判定処理を行う濃度判定部294(濃度判定手段)を備えている。実施例2に係るムラ補正によれば、例えば中間転写体20に波やムラ等の異常が生じて不適正な露光感度が算出された場合に、不適正な露光感度を用いて露光量が制御されることを防ぐことができる。
以下では、実施例2に係るムラ補正の処理について、実施例1に係るムラ補正の処理(図3参照)との相違点を中心に説明する。
まず図9のS21において、パッチを印刷したテストチャート(図15参照)を出力する。次に、テストチャートをスキャナ28によりスキャンする(S22)。スキャナ28によりスキャンされた画像データは制御装置32へ取り込まれる。制御装置32の濃度差算出部321は、スキャナ28から画像データを取得すると、画像データの画像中の濃度差を算出する(S23)。
上記スキャン処理と並行して、露光装置14が、異なる露光量に設定された複数のパッチを中間転写体20上に作成し(S24)、このパッチをADCセンサ27により測定する(S25)。ADCセンサ27により測定されたセンサ読み値(実測値)は、露光感度演算装置29の濃度算出部291へ供給される。さらに、スキャン処理と並行して、濃度算出部291が、ADCセンサ27から取得したセンサ読み値(実測値)に基づいて濃度(実測濃度)を算出する(S26)。
次に、濃度判定部294は、上記実測濃度が、同一の露光量に対する濃度(予測濃度)を基準として予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する(S30)。図11は、中間転写体20に異常が生じた場合の、ADCセンサ27のセンサ読み値(実測値)と実測濃度との関係を示すグラフである。図11に示すように、パッチP1(露光量110%)において実測濃度が1.10を示しており、図6に示す予測濃度1.27よりも大きく低下している。なお、図11のグラフでは、パッチP1について、図6のグラフと比較するために、露光量110%(+10%)のセンサ読み値525の位置に、実際のセンサ読み値(実測値=595)に対応する濃度(実測濃度)1.10をプロットしている。
上記基準範囲を例えば予測濃度の±5%とすると、図11の例では、実測濃度1.10が基準範囲(1.21〜1.33)を超えている。この場合、図9のS30(NO)からS24に戻り、再度、中間転写体20へのパッチの作成処理(S24)と、ADCセンサ27によるパッチの測定処理(S25)と、実測濃度の算出処理(S26)が行われる。このように、実施例2に係るムラ補正の処理では、上記実測濃度が上記基準範囲内となるまで上記S24〜S26の処理が繰り返される。
なお、濃度判定部294の判定処理は上記の処理に限定されず、例えば、上記基準範囲を、前回のムラ補正の処理(露光量の調整処理)において算出された実測濃度に設定し、今回の実測濃度が、前回の実測濃度と一致するか否か、あるいは、前回の実測濃度の±5%以内か否かを判定する構成としてもよい。
S30において、上記実測濃度が上記基準範囲内にある場合は(S30にてYES)、S27に移行し、感度算出部292が、パッチの露光量と、算出した上記実測濃度とに基づいて露光感度を算出し、算出した露光感度を制御装置32へ出力する(S27)。以降の処理は、実施例1に係るムラ補正の処理(図3参照)と同一である。
実施例2に係るムラ補正の処理によれば、中間転写体20等に生じる異常を検出することができるため、より正確な露光量の制御(調整)を行うことができる。
[実施例3]
本実施の形態の実施例3に係るムラ補正の処理について、図12及び図13を用いて説明する。図12は、実施例3に係るムラ補正の処理を示したフローチャートであり、図13は、実施例3に係る制御装置32及び露光感度演算装置29の概略構成を示す機能ブロック図である。
実施例3に係るムラ補正では、上記実施例2に係るムラ補正(図9参照)において、さらに、上記実測濃度が上記基準範囲を超えている場合に(S30にてNO)、中間転写体20へのパッチの作成処理(S24)と、ADCセンサ27によるパッチの測定処理(S25)と、実測濃度の算出処理(S26)とを繰り返す回数に応じた処理を行う。露光感度演算装置29は、上記処理回数を計測する回数計測部295(回数計測手段)と、上記処理回数と基準回数とを比較する回数比較判定部296(回数判定手段)と、過去のムラ補正処理において算出された露光感度を記憶する記憶部293と、記憶部293に記憶されている露光感度を取得する感度取得部297(感度取得手段)とを備えている。なお、記憶部293には、上述した、ADCセンサ27のセンサ読み値(パラメータ値)と濃度との関係も記憶されている。
図12を参照すると、S40において、上記実測濃度が上記基準範囲を超えている場合は(S40にてNO)、回数比較判定部296が、中間転写体20へのパッチの作成処理(S34)と、ADCセンサ27によるパッチの測定処理(S35)と、実測濃度の算出処理(S36)との処理回数Nが基準回数(ここでは3回)よりも少ないか否かを判定する(S41)。
上記処理回数Nが基準回数よりも少ない場合は(N<3;S41にてYES)、S34に戻り、再度、パッチの作成処理(S34)と、パッチの測定処理(S35)と、実測濃度の算出処理(S36)が行われる。
上記処理が繰り返されて上記処理回数Nが基準回数に達した場合は(N=3;S41にてNO)、S42に移行し、感度取得部297が、前回のムラ補正の処理(露光量の調整処理)において算出された露光感度を記憶部293から取得する(S42)。感度取得部297は、取得した露光感度を制御装置32へ出力する。なお、記憶部293は、前回のムラ補正の処理において算出された露光感度だけでなく、過去の所定期間のムラ補正の処理において算出された複数の露光感度を記憶していてもよい。また、算出された正常な露光感度すなわち露光量の制御に用いられる露光感度は、制御装置32の補正値出力部323が、算出された露光補正値を露光装置14へ出力するタイミングで記憶部293に記憶される。
S40において、上記実測濃度が上記基準範囲内にある場合は(S40にてNO)、S37に移行し、感度算出部292が、パッチの露光量と、算出した上記実測濃度とに基づいて露光感度を算出し、算出した露光感度を制御装置32へ出力する(S37)。以降の処理は、実施例2に係るムラ補正の処理(図9参照)と同一である。
実施例3に係るムラ補正の処理によれば、中間転写体20等に生じる異常を検出することができるため、より正確なムラ補正を行うことができるとともに、上記判定処理を繰り返す回数を制限しているため、ムラ補正の処理時間を短縮することができる。
なお、実施例3に係るムラ補正の処理では、前回のムラ補正の処理において算出された実測濃度を用いず、初期値の濃度(図6に示す予測濃度)を用いてもよい。
ここで、以上の実施例1〜3では、パッチの画像密度(階調)がCin45%の場合を示している。ムラ補正処理に用いるパッチの画像密度は特に限定されるものではないが、露光感度が最も高くなるCin60%のパッチを用いることが好ましい。図14は、Cinと露光感度(露光量1%当たりの濃度変化量)の関係を示すグラフである。また、0%から100%まで各露光感度を求めてもよいし、Cin60%の露光感度から図14の相関関係に基づいて、他の画像密度の露光感度を算出してもよい。例えば、Cin20%の露光感度を、Cin60%の露光感度(0.0095)の40%(0.095×0.4=0.038)として算出してもよい。このように相関関係を利用して露光感度を算出すれば、中間転写体20の制御時間を短縮することができる。
また、上記実施例2,3では、実測濃度が同一の露光量に対する濃度(予測濃度)を基準として予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する構成としたが、中間転写体20等に生じる異常を判定する構成はこれに限定されない。例えば変形例として、実測濃度に対する上記判定処理を行わず、その後に算出された露光感度が、予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する構成としてもよい。図16は実施例2の変形例を示し、図17は実施例3の変形例を示している。各変形例では、露光感度を判定する露光感度判定部(図示せず)を備え、露光感度判定部が、算出した露光感度と、記憶部293に記憶されている基準値としての露光感度とを比較する(S30´、S40´)。そして、算出した露光感度が、予め設定された基準範囲内にない場合には、パッチ作成(S24、S34)、パッチ測定(S25、S35)、濃度算出(S26、S36)及び露光感度算出(S27、S37)の処理を繰り返す。また、図17に示す変形例では、上記処理回数Nが基準回数よりも少ない場合に、記憶部293に記憶されている、前回のムラ補正の処理において算出された露光感度または初期値の露光感度を取得する。
また、上記実施例2,3については、上記実測濃度が上記基準範囲内にない場合に、画像形成装置10をリモート管理するサーバ(端末)に中間転写体20の異常を報知する構成としてもよい。さらに、異常のメッセージを画像形成装置10に表示することによりユーザに報知する構成を加えてもよい。これにより、画像形成装置10の内部の異常に対して迅速に対応(修理、交換等)することができる。
また、本実施の形態に係るムラ補正の処理では、テストチャートのテスト画像の方向は、スキャナ28によるテストチャートのスキャン方向に対して平行な方向であってもよいし、直交する方向であってもよい。具体的には、図15に示すC、M、Y、Kの各色からなるテスト画像について、スキャン方向がX方向であってもよいし、Y方向であってもよい。
上述した画像形成装置10に備えられる上記の各部の機能は、CPU等の制御手段、メモリ等の記憶手段、外部デバイスとデータを送受信する入出力手段等を備えたコンピュータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムを読み込み実行することで実現されるものとしてもよい。なお、プログラムは光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体によってコンピュータたる画像形成装置10に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信網を介して画像形成装置10に供給されることとしてもよい。
10 画像形成装置、14 露光装置、27 ADCセンサ、28 スキャナ、29 露光感度演算装置、32 制御装置、321 濃度差算出部、322 補正値算出部、323 補正値出力部、291 濃度算出部、292 感度算出部、293 記憶部、294 濃度判定部、295 回数計測部、296 回数比較判定部、297 感度取得部

Claims (15)

  1. 異なる露光量の複数の画像を中間転写体に作成する画像作成手段と、
    前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度を算出する濃度算出手段と、
    前記複数の画像のそれぞれにおける前記露光量と前記算出された濃度とに基づいて、露光量の変化量に対する濃度の変化量で表される露光感度を算出する感度算出手段と、
    前記算出された露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整する調整手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度を測定する濃度測定手段と、
    前記濃度測定手段の測定値と、該測定値に対応する予め設定された濃度とを記憶する記憶部と、をさらに備え、
    前記濃度算出手段は、前記記憶部から、前記濃度測定手段の測定値に対応する濃度を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記録媒体に印刷されたテスト画像を画像データとして当該画像形成装置に取り込む画像取込手段をさらに備え、
    前記取り込み処理と並行して、前記露光感度を算出する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記取り込んだ画像データにおいて濃度差を算出する濃度差算出手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記露光量を調整するための露光補正値を算出する補正値算出手段をさらに備え、
    前記補正値算出手段は、前記濃度差を小さくするように前記露光補正値を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の画像の画像密度が異なる場合、前記露光感度が最も高い画像における前記露光感度に基づいて、他の画像における前記露光感度を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記濃度算出手段により算出された、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度が、予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する濃度判定手段をさらに備え、
    前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、再度、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、前記濃度が前記基準範囲内となるまで、繰り返し、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記濃度が前記基準範囲内にある場合は、前記感度算出手段による処理を行うことを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記濃度算出手段により算出された、前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度が、予め設定された基準範囲内にあるか否かを判定する濃度判定手段と、
    前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行った回数を計測する回数計測手段と、をさらに備え、
    前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、前記回数が予め設定された基準回数に達するまで、繰り返し、前記画像作成手段による処理及び前記濃度算出手段による処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記調整手段は、前記濃度が前記基準範囲内になく、かつ、前記回数が前記基準回数に達した場合は、前回行った露光量の調整処理において算出された露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記調整手段は、前記濃度が前記基準範囲内になく、かつ、前記回数が前記基準回数に達した場合は、初期値の露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  13. 過去に行った露光量の調整処理において算出された露光感度を記憶する記憶部と、
    前記濃度が前記基準範囲内になく、かつ、前記回数が前記基準回数に達した場合に、前記記憶部から、前記前回行った露光量の調整処理において算出された露光感度を取得する感度取得手段と、をさらに備えていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 前記濃度が前記基準範囲内にない場合は、当該画像形成装置を管理する端末へ、当該画像形成装置の異常を報知することを特徴とする請求項7または10に記載の画像形成装置。
  15. コンピュータを、
    異なる露光量の複数の画像を中間転写体に作成する画像作成手段、
    前記中間転写体に作成された複数の画像の濃度を算出する濃度算出手段、
    前記複数の画像のそれぞれにおける前記露光量と前記算出された濃度とに基づいて、露光量の変化量に対する濃度の変化量で表される露光感度を算出する感度算出手段、及び、
    前記算出された露光感度に基づいて、前記印刷画像に対する露光量を調整する調整手段、として機能させるためのプログラム。
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