JP2014172598A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Hiroyuki Arai
啓之 荒井
Kazuyuki Uehara
和之 上原
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健司 藤井
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】携帯機が車両内に存在するか否かを良好に判定できる、車両用制御装置を提供する。
【解決手段】電子カードキー18がアンテナ17からの電波を受信すると、その受信した電波の強さを表すRSSIが電子カードキー18から返信される。そして、キーフリーECU12により、RSSIが所定のしきい値Th以上であるか否かに基づいて、電子カードキー18がトランクルームに存在するか否かが判定される。しきい値Thは、ルーフの開閉状態に応じて変更される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ルーフが開閉可能に設けられ、開状態のルーフがトランクルームに格納される車両に用いられる車両用制御装置に関する。
近年、自動車などの車両には、使用者が携帯する携帯機が車両側発信機から発信される電波の到達エリア内にあれば、ドアハンドルなどに設けられたボタンの操作でドアを施錠および解錠することができるシステムが広く採用されている。
このシステムを採用した車両では、いわゆるインロックの発生が懸念される。たとえば、トランクルームに対する荷物の積み降ろしの際に、その積み降ろし作業の邪魔にならないよう、携帯機がトランクルームの床面上に置かれることがある。この場合に、積み降ろし作業の終了後、携帯機がトランクルームに置き忘れられたまま、トランクフードが施錠されると、携帯機がトランクルームに閉じ込められてしまう。
トランクルームへの携帯機の置き忘れを防止するため、トランクフードが閉められたときに、トランクルームにおける携帯機の有無を検出し、携帯機がトランクルームに置き忘れられているときには、その旨を報知する技術が提案されている。
特開2011−1711号公報
たとえば、トランクルームの床面に車両側発信機を配置し、車両側発信機から電波を受けた携帯機が返信する電界強度に基づいて、トランクルームにおける携帯機の有無を判定する構成が考えられる。
ところが、その構成では、トランクルームの床面上に重量物が積載されることを想定して、車両側発信機を保護するカバーが必要になり、車両のコストが上がってしまう。また、トランクルームの床面上にゴルフクラブなどの金属物が載置されると、車両側発信機からの電波が金属物に遮られるため、トランクルームにおける電波の到達エリアが適正範囲よりも狭くなる。ルーフをトランクルームに格納可能なオープンカーでは、ルーフがトランクルームに格納されると、車両側発信機からの電波がルーフに遮られるため、トランクルームにおける電波の到達エリアが適正範囲よりも狭くなる。
車両側発信機をトランクフードの内面に配置すれば、それらの問題を解決することができる。
しかしながら、ルーフをトランクルームに格納可能なオープンカーでは、トランクルームにおける携帯機の有無の誤判定を生じるおそれがある。すなわち、ルーフが閉じられている状態(ルーフクローズ状態)を基準に、トランクルームにおける携帯機の有無を判定するための電界強度のしきい値が設定されると、トランクルームに携帯機が置かれているときに、ルーフクローズ状態では、携帯機から返信される電界強度がしきい値を超えるが、ルーフが開けられた状態(ルーフオープン状態)では、車両側発信機からの電波がルーフに遮られるため、携帯機から返信される電界強度がしきい値を超えず、携帯機がトランクルームに置かれていないと誤判定されるおそれがある。一方、ルーフオープン状態を基準に、トランクルームにおける携帯機の有無を判定するための電界強度のしきい値が設定されると、ルーフクローズ状態では、車両側発信機からの電波を遮るものがないため、車外に漏れる電波の強度が大きくなり、携帯機が車外に持ち出されているにもかかわらず、携帯機から返信される電界強度がしきい値を超え、携帯機がトランクルームに置かれていると誤判定されるおそれがある。
本発明の目的は、携帯機が車両内に存在するか否かを良好に判定できる、車両用制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る車両用制御装置は、ルーフが開閉可能に設けられ、開状態の前記ルーフがトランクルームに格納される車両に用いられる車両用制御装置であって、前記トランクルームに設けられ、電磁波を発信する車両側発信機と、前記車両側発信機からの電磁波を受信した携帯機が当該受信した電磁波の強さに対応する電界強度情報を返信したときに、その情報を受信して、電界強度情報が所定のしきい値以上であるか否かに基づいて、前記携帯機が前記車両内に存在するか否かを判定する判定手段と、前記ルーフの開閉状態を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記ルーフの開閉状態に応じて前記しきい値を変更する変更手段とを含む。
この構成によれば、携帯機が車両側発信機からの電磁波を受信すると、その受信した電磁波の強さに対応する電界強度情報が携帯機から返信される。そして、電界強度情報が所定のしきい値以上であるか否かに基づいて、携帯機が車両内に存在するか否かが判定される。たとえば、電界強度情報がしきい値以上である場合、携帯機が車両内に存在すると判定され、電界強度情報がしきい値未満である場合、携帯機が車両外に存在すると判定される。
しきい値は、ルーフの開閉状態に応じて変更される。たとえば、車両側発信機がトランクフードの内面に配置された構成では、ルーフが開けられた状態(ルーフオープン状態)で、車両内に存在する携帯機が車両側発信機から受信する電磁波の強度が相対的に弱くなり、ルーフが閉じられた状態(ルーフクローズ状態)で、車両内に存在する携帯機が車両側発信機から受信する電磁波の強度が相対的に強くなる。この構成では、ルーフオープン状態でのしきい値がルーフクローズ状態でのしきい値よりも小さい値に変更されることにより、携帯機が車両内に存在するか否かの良好な判定が可能となる。すなわち、ルーフオープン状態では、携帯機が車両内に存在していても、携帯機から返信される電界強度情報が小さい値となるので、しきい値が相対的に小さい値に設定されることにより、携帯機が車両内に存在するか否かを良好に判定することができる。一方、ルーフクローズ状態では、携帯機が車両外に存在していても、携帯機から返信される電界強度情報が大きい値となるので、しきい値が相対的に大きい値に設定されることにより、携帯機が車両内に存在するか否かを良好に判定することができる。
よって、車両側発信機がトランクフードの内面に配置されていても、携帯機が車両内に存在するか否かを良好に判定することができる。車両側発信機がトランクフードの内面に配置される構成では、車両側発信機を重量物から保護するためのカバーが不要であるから、車両側発信機がトランクルームの床面に配置される構成と比較して、コストを低減することができる。
また、車両側発信機から発信される電磁波の強度は、ルーフオープン状態であるかルーフクローズ状態であるかによって変更する必要がなく、車両外における電磁波の到達エリアが適正範囲となるような一定の強度に設定することができる。
本発明によれば、車両側発信機がトランクフードの内面に配置されていても、携帯機が車両内に存在するか否かを良好に判定することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用制御装置が備えられた車両の側面図であり、ルーフが閉じられた状態を示す。 車両の側面図であり、ルーフが開けられた状態を示す。 キーフリーシステムの電気的構成を示すブロック図である。 キーフリーECUによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置が備えられた車両の側面図である。
車両1は、左右に各1枚のドア2を有し、ルーフ3およびリアウインドウ4が開閉可能に設けられた2ドアオープンカーである。
車両1の後部には、トランクフード5が開閉可能に設けられている。トランクフード5の下方には、トランクルーム6が設けられている。トランクフード5が前後方向に延びる状態で、トランクフード5により、トランクルーム6が上方から閉塞される。トランクフード5の前端部が持ち上がるように、トランクフード5が開かれると、トランクルーム6が上方に開放される。
ルーフ3およびリアウインドウ4が閉じられた状態(ルーフクローズ状態)では、図1に示されるように、ルーフ3がフロントウインドウ7の上端から後方に延び、リアウインドウ4がルーフ3の後端から後下方に延びている。
ルーフ3およびリアウインドウ4が開かれるときには、まず、トランクフード5が開かれる。次に、リアウインドウ4が後側に傾倒されて、リアウインドウ4がトランクルーム6に収容されていく。ルーフ3とリアウインドウ4とは、車幅方向に延びる回動軸線まわりに互いに回動可能に連結されている。リアウインドウ4の傾倒に伴い、ルーフ3は、トランクルーム6に向けて後下方に平行移動する。図2に示されるように、リアウインドウ4が前後方向に延びる姿勢まで傾倒されると、ルーフ3がリアウインドウ4に上側から重なった状態で、ルーフ3およびリアウインドウ4がトランクルーム6に完全に収容される。これにより、ルーフ3およびリアウインドウ4が開けられた状態(ルーフオープン状態)となる。その後、トランクフード5が閉じられると、トランクルーム6へのルーフ3およびリアウインドウ4の格納が完了する。
図3は、キーフリーシステムの電気的構成を示すブロック図である。
車両1には、キーフリーシステム11が採用されている。キーフリーシステム11は、キーフリーECU(電子制御ユニット)12、ボデー統合ECU13、ルーフECU14、パワーウインドウECU15、リクエストスイッチ16、アンテナ17、電子カードキー18、トランクロックモータ19、ドアロックモータ20およびルーフ開閉センサ21を含む。
キーフリーECU12、ボデー統合ECU13、ルーフECU14およびパワーウインドウECU15は、いずれも、CPUおよびメモリを含む構成であり、車両1に備えられている。キーフリーECU12、ボデー統合ECU13、ルーフECU14およびパワーウインドウECU15は、それらの各間で双方向に通信可能に接続されている。
リクエストスイッチ16は、たとえば、左右のドア2のハンドルおよびトランクフード5に配置されている。リクエストスイッチ16が押操作されると、リクエストスイッチ16からキーフリーECU12に操作信号が入力される。
アンテナ17は、たとえば、車両1のインストルメントパネル、左右のAピラー、Rr(リア)バンパおよびトランクフード5の内面に配置されている。アンテナ17は、キーフリーECU12からの信号を受けて、所定周波数の電波を発信(出力)する。図1および図2には、トランクフード5の内面に配置されたアンテナ17のみが示されている。
電子カードキー18は、ユーザに携帯される。
電子カードキー18を携帯したユーザにより、たとえば、トランクフード5に配置されたリクエストスイッチ16が押操作されると、キーフリーECU12からアンテナ17に信号が送信されて、アンテナ17から電波が発信される。アンテナ17からの電波の到達エリア内に電子カードキー18が存在すると、電子カードキー18が電波を受信し、その受信した電波の強さ(電界強度)を表すRSSI(Received Signal Strength Indicator)を返信する。電子カードキー18からのRSSIは、キーフリーECU12に内蔵されたチューナ22に受信される。RSSIが受信されると、その旨がキーフリーECU12からボデー統合ECU13に伝達される。そして、ボデー統合ECU13により、ルーフECU14に信号が送信され、トランクロックモータ19が駆動されて、トランクフード5の施錠/解錠が行われる。
また、ドア2に配置されたリクエストスイッチ16が押操作されると、前述と同様に、電子カードキー18からのRSSIがキーフリーECU12を経由してボデー統合ECU13に伝達される。そして、ボデー統合ECU13およびルーフECU14により、ドアロックモータ20が駆動されて、ドア2の施錠/解錠が行われる。
このように、キーフリーシステム11は、電子カードキー18がアンテナ17から発信される電波の到達エリア内にあれば、リクエストスイッチ16の操作でドアを施錠および解錠することができるシステムである。
ルーフ開閉センサ21は、ルーフ3の開閉状態、つまりルーフオープン状態であるかルーフクローズ状態であるかを検出するためのセンサである。ルーフ開閉センサ21の検出信号は、パワーウインドウECU15を介して、キーフリーECU12に入力されるようになっている。
図4は、キーフリーECUによって実行される処理の流れを示すフローチャートである。
リクエストスイッチ(リクエストSW)14が押操作されると(ステップS1のYES)、キーフリーECU12により、ドア2およびトランクフード5の施錠/解錠のための処理(アンテナ17からの電波の発信、電子カードキー18からのRSSIの受信)と並行して、以下に説明する処理が実行される。
まず、ルーフ開閉センサ21の検出信号が参照されて、ルーフオープン状態であるか否かが判定される(ステップS2)。
ルーフオープン状態である場合には(ステップS2のYES)、電子カードキー18がトランクルーム6に置き忘れられているか否かの判定に用いられるしきい値Thが相対的に小さいオープン用しきい値に設定される(ステップS3)。
ルーフオープン状態でない場合、つまりルーフクローズ状態である場合には(ステップS2のNO)、しきい値Thは相対的に大きいクローズ用しきい値に設定される(ステップS4)。
次に、電子カードキー18から受信したRSSIがしきい値Th以上であるか否かが判定される(ステップS5)。
RSSIがしきい値Th以上である場合には(ステップS5のYES)、電子カードキー18がトランクルーム6に置き忘れられていると判定される(ステップS6)。
そして、電子カードキー18がトランクルーム6に置き忘れられていることをユーザに報知するため、車両1に設けられたアンサバックブザーがオンされて(ステップS7)、アンサバックブザーから警告音が出力される。その後、図示されていないトランクオープナスイッチが押操作されると、トランクルーム6に配置されているアンテナ17から電波が発信される。そして、キーフリーECU12により、電子カードキー18がトランクルーム6に存在することが認識されると、ルーフECU14により、トランクロックモータ19が駆動されて、トランクフード5が開かれる。その後、図4に示される処理が終了される。
一方、RSSIがしきい値Th未満である場合には(ステップS5のNO)、電子カードキー18がトランクルーム6外に存在すると判定されて(ステップS7)、図4に示される処理が終了される。この場合、ボデー統合ECU13からルーフECU14に信号が送信され、トランクロックモータ19が駆動されて、トランクフード5が施錠される。
以上のように、電子カードキー18がアンテナ17からの電波を受信すると、その受信した電波の強さを表すRSSIが電子カードキー18から返信される。そして、RSSIが所定のしきい値Th以上であるか否かに基づいて、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かが判定される。具体的には、RSSIがしきい値Th以上である場合、電子カードキー18がトランクルーム6に存在すると判定され、RSSIがしきい値Th未満である場合、電子カードキー18がトランクルーム6外に存在すると判定される。
ルーフ3が開けられたルーフオープン状態では、トランクルーム6に存在する電子カードキー18がアンテナ17から受信する電波の強度が相対的に弱くなり、ルーフ3が閉じられたルーフクローズ状態では、トランクルーム6に存在する電子カードキー18がアンテナ17から受信する電波の強度が相対的に強くなる。そのため、しきい値Thは、ルーフ3の開閉状態に応じて変更される。すなわち、ルーフクローズ状態からルーフオープン状態になると、しきい値Thは、相対的に大きいクローズ用しきい値から相対的に小さいオープン用しきい値に変更される。一方、ルーフオープン状態からルーフクローズ状態になると、しきい値Thは、相対的に小さいオープン用しきい値から相対的に大きいクローズ用しきい値に変更される。これにより、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かの良好な判定が可能となる。ルーフオープン状態では、電子カードキー18がトランクルーム6に存在していても、電子カードキー18から返信されるRSSIが小さい値となるので、しきい値Thが相対的に小さいオープン用しきい値に設定されることにより、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かを良好に判定することができる。一方、ルーフクローズ状態では、電子カードキー18がトランクルーム6外に存在していても、電子カードキー18から返信されるRSSIが大きい値となるので、しきい値Thが相対的に大きいクローズ用値に設定されることにより、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かを良好に判定することができる。
よって、アンテナ17がトランクフード5の内面に配置されていても、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かを良好に判定することができる。アンテナ17がトランクフード5の内面に配置された構成では、アンテナ17を重量物から保護するためのカバーが不要であるから、アンテナ17がトランクルーム6の床面に配置される構成と比較して、コストを低減することができる。
また、アンテナ17から発信される電波の強度は、ルーフオープン状態であるかルーフクローズ状態であるかによって変更する必要がなく、車両1外における電波の到達エリアが適正範囲となるような一定の強度に設定することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、車両用制御装置がキーフリーシステム11に組み込まれており、キーフリーECU12、アンテナ17およびルーフ開閉センサ21が車両用制御装置を構成している。しかしながら、車両用制御装置は、キーフリーシステム11に完全に組み込まれている必要はなく、たとえば、キーフリーECU12と通信可能に接続された制御部(たとえば、キーフリーシステムに含まれないECU)、アンテナ17およびルーフ開閉センサ21を備え、ルーフ開閉センサ21の検出信号が制御部に入力されるようになっており、キーフリーECU12が電子カードキー18から受信したRSSIが制御部に転送されて、制御部により、RSSIが所定のしきい値Th以上であるか否かに基づいて、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かが判定され、また、しきい値Thがルーフ3の開閉状態に応じて変更される構成であってもよい。
また、アンテナ17がトランクフード5の内面に配置された構成を取り上げた。しかしながら、アンテナ17の取付位置は、トランクフード5の内面に限らず、アンテナ17がトランクルーム6に格納されたルーフ3よりも高い位置に配置されていれば、ルーフオープン状態では、トランクルーム6の床面上に置かれた電子カードキー18がアンテナ17から受信する電波の強度が相対的に弱くなり、ルーフクローズ状態では、トランクルーム6の床面上に置かれた電子カードキー18がアンテナ17から受信する電波の強度が相対的に強くなるので、前述の作用効果を奏することができる。
また、電子カードキー18がトランクルーム6に存在するか否かを判定する構成を取り上げたが、トランクルーム6に限らず、車両1内のトランクルーム6以外の部分(車室など)に電子カードキー18が存在するか否かの判定のために、本発明が適用されてもよい。すなわち、車両1内に、アンテナ17から発信される電波の強度(電界強度)がルーフオープン状態とルーフクローズ状態とで変化する部分があれば、その部分に電子カードキー18が存在するか否かの判定のために、本発明を適用することができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 車両
3 ルーフ
6 トランクルーム
12 キーフリーECU(判定手段、変更手段)
17 アンテナ(車両側発信機)
18 電子カードキー(携帯機)
21 ルーフ開閉センサ(検出手段)

Claims (1)

  1. ルーフが開閉可能に設けられ、開状態の前記ルーフがトランクルームに格納される車両に用いられる車両用制御装置であって、
    前記トランクルームに設けられ、電磁波を発信する車両側発信機と、
    前記車両側発信機からの電磁波を受信した携帯機が当該受信した電磁波の強さに対応する電界強度情報を返信したときに、その情報を受信して、電界強度情報が所定のしきい値以上であるか否かに基づいて、前記携帯機が前記車両内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記ルーフの開閉状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記ルーフの開閉状態に応じて前記しきい値を変更する変更手段とを含む、車両用制御装置。
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