JP2014172211A - 酸素吸収性ptp包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸素吸収性組成物を含有する酸素吸収層と、熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂層とを有する、少なくとも2層からなる酸素吸収性多層体を成形してなる酸素吸収性底材と、 熱可塑性樹脂を含有する内層、およびガスバリア性物質を含有するガスバリア層をこの順に積層した、少なくとも2層からなるガスバリア性蓋材と、を備え、
前記酸素吸収性底材における前記熱可塑性樹脂層と前記ガスバリア性蓋材における前記内層とが接合されてなる酸素吸収性PTP包装体であって、、酸素吸収性組成物が、特定の構造を有するテトラリン環を有する化合物を少なくとも1種、遷移金属触媒、及び熱可塑性樹脂を含有する、酸素吸収性PTP包装体。
【選択図】なし
Description
〔1〕
酸素吸収性組成物を含有する酸素吸収層と、熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂層とを有する、少なくとも2層からなる酸素吸収性多層体を成形してなる酸素吸収性底材と、 熱可塑性樹脂を含有する内層、およびガスバリア性物質を含有するガスバリア層をこの順に積層した、少なくとも2層からなるガスバリア性蓋材と、を備え、
前記酸素吸収性底材における前記熱可塑性樹脂層と前記ガスバリア性蓋材における前記内層とが接合されてなる酸素吸収性PTP包装体であって、
前記酸素吸収性組成物が、下記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物を少なくとも1種、遷移金属触媒、及び熱可塑性樹脂を含む、
酸素吸収性PTP包装体。
〔2〕
前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物が、2つ以上のカルボニル基を有する、〔1〕に記載の酸素吸収性PTP包装体。
〔3〕
前記一般式(1)において、R1〜R12のうち、少なくとも2つ以上が、下記一般式(2)で表される一価の置換基である、
−C(=O)−X (2)
(式中、Xは、水素原子、ヒドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、モノアルキルアミノ基、及びジアルキルアミノ基からなる群より選ばれる1つであり、複数のXは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。)
〔2〕に記載の酸素吸収性PTP包装体。
〔4〕
前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物が、テトラリン環を2つ以上有する、〔1〕〜〔3〕のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
〔5〕
前記酸素吸収性組成物中の、前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物と、前記熱可塑性樹脂との総量に対する、前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物の割合が、1〜30質量%である、〔1〕〜〔4〕のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
〔6〕
前記熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−ビニルアルコール共重合体、及び塩素系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種である、〔1〕〜〔5〕のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
〔7〕
前記遷移金属触媒は、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、及び銅からなる群より選ばれる少なくとも1種の遷移金属を含む、〔1〕〜〔6〕のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
〔8〕
前記酸素吸収性組成物中、前記遷移金属触媒が、前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物と前記熱可塑性樹脂との総量100質量部に対して、遷移金属量として、0.001〜10質量部含まれる、〔1〕〜〔7〕のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
本実施形態の酸素吸収性多層体は、酸素吸収性組成物を含有する酸素吸収層(層A)と、熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂層(層B)と、を有する酸素吸収性多層体であって、前記酸素吸収性組成物が、下記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物を少なくとも1種、遷移金属触媒、及び熱可塑性樹脂を含む、
酸素吸収性多層体である。
本実施形態の酸素吸収性多層体の酸素吸収層(層A)は、上記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物(以下、単に「テトラリン化合物」ともいう。)を少なくとも1種、遷移金属触媒、及び熱可塑性樹脂を含有する酸素吸収性組成物を含む層である。
上記一般式(1)において、R1〜R12で示す一価の置換基としては、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アルキル基(好ましくは炭素数が1〜15、より好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状、分岐状又は環状アルキル基、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、シクロプロピル基、シクロペンチル基)、アルケニル基(好ましくは炭素数が2〜10、より好ましくは炭素数が2〜6の直鎖状、分岐状又は環状アルケニル基、例えば、ビニル基、アリル基)、アルキニル基(好ましくは炭素数が2〜10、より好ましくは炭素数が2〜6のアルキニル基、例えば、エチニル基、プロパルギル基)、アリール基(好ましくは炭素数が6〜16、より好ましくは炭素数が6〜10のアリール基、例えば、フェニル基、ナフチル基)、複素環基(好ましくは炭素数が1〜12、より好ましくは炭素数が2〜6の5員環或いは6員環の芳香族又は非芳香族の複素環化合物から1個の水素原子を取り除くことによって得られる一価の基、例えば、1−ピラゾリル基、1−イミダゾリル基、2−フリル基)、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、エステル基、アミド基、ニトロ基、アルコキシ基(好ましくは炭素数が1〜10、より好ましくは炭素数が1〜6の直鎖状、分岐状又は環状アルコキシ基、例えば、メトキシ基、エトキシ基)、アリールオキシ基(好ましくは炭素数が6〜12、より好ましくは炭素数が6〜8のアリールオキシ基、例えば、フェノキシ基)、アシル基(ホルミル基を含む。好ましくは炭素数が2〜10、より好ましくは炭素数が2〜6のアルキルカルボニル基、好ましくは炭素数が7〜12、より好ましくは炭素数が7〜9のアリールカルボニル基、例えば、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基)、アミノ基(好ましくは炭素数が1〜10、より好ましくは炭素数が1〜6のアルキルアミノ基、好ましくは炭素数が6〜12、より好ましくは炭素数が6〜8のアニリノ基、好ましくは炭素数が1〜12、より好ましくは炭素数が2〜6の複素環アミノ基、例えば、アミノ基、メチルアミノ基、アニリノ基)、チオール基、アルキルチオ基(好ましくは炭素数が1〜10、より好ましくは炭素数が1〜6のアルキルチオ基、例えば、メチルチオ基、エチルチオ基)、アリールチオ基(好ましくは炭素数が6〜12、より好ましくは炭素数が6〜8のアリールチオ基、例えば、フェニルチオ基)、複素環チオ基(好ましくは炭素数が2〜10、より好ましくは炭素数が1〜6の複素環チオ基、例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ基)、イミド基(好ましくは炭素数が2〜10、より好ましくは炭素数が4〜8のイミド基、例えば、N−スクシンイミド基、N−フタルイミド基)等が例示されるが、これらに特に限定されない。
(各式中、R1〜R8は、それぞれ独立して、水素原子又は一価の置換基を示し、一価の置換基R1〜R8は上記一般式(1)において説明したR1〜R12と同義であり、円弧Aは、置換又は無置換の炭素数が4〜7の芳香環、ヘテロ環又は酸無水物環である。)
−C(=O)X (2)
(式(2)中、Xは、水素原子、ヒドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、モノアルキルアミノ基、及びジアルキルアミノ基からなる群より選ばれる1つであり、複数のXは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。)
(A)テトラリン環の芳香族環に上記一般式(2)で表される一価の置換基が1以上結合されており、テトラリン環の脂肪族環に上記一般式(2)で表される一価の置換基が1以上結合されている。
(B)テトラリン環の芳香族環に上記一般式(2)で表される一価の置換基が2以上結合されている。
(C)テトラリン環の脂肪族環に上記一般式(2)で表される一価の置換基が2以上結合されている。
の何れかを満たすものがより好ましい。
(各式中、Zは、上記一般式(2)において説明したものと同義である。)
(式中、Xは芳香族炭化水素基、飽和又は不飽和の脂環式炭化水素基、直鎖状又は分岐状の飽和又は不飽和の脂肪族炭化水素基を示す。)
本実施形態の酸素吸収性組成物において使用される遷移金属触媒としては、上記のテトラリン環を有する化合物の酸化反応の触媒として機能し得るものであれば、公知のものから適宜選択して用いることができ、特に限定されない。
本実施形態の酸素吸収性組成物は、熱可塑性樹脂を含有する。このとき、酸素吸収性組成物中における前記テトラリン環を有する化合物と遷移金属触媒の含有形態は、特に限定されない。例えば、前記テトラリン環を有する化合物及び遷移金属触媒が熱可塑性樹脂中にそのまま含有されていても、前記テトラリン環を有する化合物及び遷移金属触媒が上述した担体物質に担持された状態で熱可塑性樹脂中に含有されていてもよい。
本実施形態の酸素吸収性組成物に用いられるポリオレフィンとしては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、線状超低密度ポリエチレン等のポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1等のオレフィン単独重合体;エチレン−プロピレンランダム共重合体、エチレン−プロピレンブロック共重合体、エチレン−プロピレン−ポリブテン−1共重合体、エチレン−環状オレフィン共重合体等のエチレンとα−オレフィンとの共重合体;エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体等のエチレン−α,β−不飽和カルボン酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エチル共重合体等のエチレン−α,β−不飽和カルボン酸エステル共重合体、エチレン−α,β−不飽和カルボン酸共重合体のイオン架橋物、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のその他のエチレン共重合体;環状オレフィン類開環重合体及びその水素添加物;環状オレフィン類−エチレン共重合体;とこれらのポリオレフィンを無水マレイン酸等の酸無水物等でグラフト変性したグラフト変性ポリオレフィン等を挙げることができる。
本実施形態の酸素吸収性組成物に用いられるポリエステルとしては、例えば、ジカルボン酸を含む多価カルボン酸及びこれらのエステル形成性誘導体から選ばれる1種又は2種以上とグリコールを含む多価アルコールから選ばれる1種又は2種以上とからなるもの、又はヒドロキシカルボン酸及びこれらのエステル形成性誘導体からなるもの、又は環状エステルからなるもの等が挙げられる。エチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルは、エステル反復単位の大部分、一般に70モル%以上をエチレンテレフタレート単位が占めるものであり、ガラス転移点(Tg)が50〜90℃、融点(Tm)が200〜275℃の範囲にあるものが好適である。エチレンテレフタレート系熱可塑性ポリエステルとしてポリエチレンテレフタレートが耐圧性、耐熱性、耐熱圧性等の点で特に優れているが、エチレンテレフタレート単位以外にイソフタル酸やナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸とプロピレングリコール等のジオールからなるエステル単位の少量を含む共重合ポリエステルも使用できる。
本実施形態の酸素吸収性組成物に用いられるポリアミドとしては、例えば、ラクタムもしくはアミノカルボン酸から誘導される単位を主構成単位とするポリアミドや、脂肪族ジアミンと脂肪族ジカルボン酸とから誘導される単位を主構成単位とする脂肪族ポリアミド、脂肪族ジアミンと芳香族ジカルボン酸とから誘導される単位を主構成単位とする部分芳香族ポリアミド、芳香族ジアミンと脂肪族ジカルボン酸とから誘導される単位を主構成単位とする部分芳香族ポリアミド等が挙げられる。なお、ここでいうポリアミドは、必要に応じて、主構成単位以外のモノマー単位が共重合されたものであってもよい。
本実施形態の酸素吸収性組成物に用いられるエチレンビニルアルコール共重合体としては、エチレン含量が15〜60モル%であり、且つ、酢酸ビニル成分のケン化度が90モル%以上のものが好適である。エチレン含量は、好ましくは20〜55モル%であり、より好ましくは29〜44モル%である。また、酢酸ビニル成分のケン化度は、好ましくは95モル%以上である。なお、エチレンビニルアルコール共重合体は、プロピレン、イソブテン、α−オクテン、α−ドデセン、α−オクタデセン等のα−オレフィン、不飽和カルボン酸又はその塩、部分アルキルエステル、完全アルキルエステル、ニトリル、アミド、無水物、不飽和スルホン酸又はその塩等の少量のコモノマーをさらに含んでいてもよい。
本実施形態の酸素吸収性組成物に用いられる植物由来樹脂としては、原料として植物由来物質を含む樹脂であればよく、その原料となる植物は特に限定されない。植物由来樹脂の具体例としては、脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂が挙げられる。また、脂肪族ポリエステル系生分解性樹脂としては、例えば、ポリグリコール酸(PGA)、ポリ乳酸(PLA)等のポリ(α−ヒドロキシ酸);ポリブチレンサクシネート(PBS)、ポリエチレンサクシネート(PES)等のポリアルキレンアルカノエート等が挙げられる。
本実施形態の酸素吸収性組成物に用いられる塩素系樹脂としては、構成単位に塩素を含む樹脂であればよく、公知の樹脂を用いることができる。塩素系樹脂の具体例としては、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、及び、これらと酢酸ビニル、マレイン酸誘導体、高級アルキルビニルエーテル等との共重合体等が挙げられる。
上を組み合わせて用いることができる。
本実施形態の酸素吸収性多層体の熱可塑性樹脂層(層B)は、熱可塑性樹脂を含有する層である。層B中の熱可塑性樹脂の含有割合は、適宜設定でき、特に限定されないが、層Bの総量に対して、70〜100質量%が好ましく、より好ましくは80〜100質量%であり、さらに好ましくは90〜100質量%である。
本実施形態の酸素吸収性多層体は、所望する性能等に応じて、上述した酸素吸収層(層A)及び、樹脂層(層B)の他に、任意の層をさらに含んでいてもよい。そのような任意の層としては、例えば、ガスバリア層、接着層等が挙げられる。
本実施形態の酸素吸収性多層体には、酸素バリア性をより高める観点から、ガスバリア性物質を含有するガスバリア層(層D)を設けることが好ましい。酸素吸収層(層A)の外側にガスバリア層(層D)を設けることで、容器外から容器壁面を透過する或いは侵入する酸素を減少させることが可能となる。また、酸素吸収層(層A)の内側にもガスバリア層(層D)を配することで、さらに容器外から容器壁面を透過する或いは侵入する酸素を減少させることが可能となるとともに、層Aの酸素吸収性能を長期間保持することが可能となる。
本実施形態の酸素吸収性底材は、上述した酸素吸収性多層体を成形してなるものである。本実施形態の酸素吸収性底材の形状は特に限定されず、収納、保存する物品に応じて、熱成形を施すことで、任意の形状の容器にすることができる。
〔ガスバリア性蓋材〕
本実施形態のガスバリア性蓋材は、熱可塑性樹脂を含有する内層、およびガスバリア性物質を含有するガスバリア層をこの順に積層した、少なくとも2層からなるものであり、酸素吸収性PTP包装体内にガスバリア性蓋材の外からその蓋材を透過してくる或いは侵入してくる酸素の量を低減することができる。また、本実施形態のガスバリア性成形体は、必要に応じて、これら2層以外の層を任意の位置に有していてもよい。特に、これら2層の中間に、上述した本実施形態の酸素吸収層(層A)を設けることで、蓋材にも酸素吸収機能を付与することもできる。
本実施形態の酸素吸収性PTP包装体は、上述した酸素吸収性多層体を成形してなる酸素吸収性底材とガスバリア性蓋材とを備え、該酸素吸収性底材の熱可塑性樹脂層と該ガスバリア性蓋材の内層とが接合されてなるものである。本実施形態の酸素吸収性PTP包装体は、容器内の酸素を吸収して、容器外から侵入する酸素がわずかでもある場合にはこの侵入した酸素をも吸収して、保存する内容物品(被保存物)の酸素による変質等を防止することができる。なお、PTP(プレススルーパッケージ)包装体は、外国においてはブリスターパッケージ(blister package)といわれるものである。
本実施形態の酸素吸収性PTP包装体に収納される被保存物は、特に限定されない。例えば、ビタミンC、ビタミンE等の健康食品や内服用錠剤、口腔内崩壊錠(OD錠)等の各種医薬品を収納可能である。
温度計、分縮器、全縮器、撹拌装置を備えた反応器に、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジカルボン酸ジメチル248g(1.0mol)、n−ヘキシルアルコール409g(4.0mol)、テトラブチルチタネート0.34gを仕込み、窒素雰囲気下で150℃まで昇温し、生成するメタノールを系外へ除きながら反応を行った。メタノールの生成が止まった後、室温まで冷却し、未反応のn−ヘキシルアルコールを減圧除去することにより、ジエステル化合物Aを得た。示差熱・熱重量同時測定装置(株式会社島津製作所製、商品名「DTG―60」)を用いて、得られた化合物の3%重量減少温度を測定した。得られた化合物の構造式及び分子量、3%重量減少温度を表1に示す。なお、NMRの分析結果は下記の通りである。1H‐NMR(400MHz CDCl3)δ7.73−7.79(2H m)、7.16(1H d)、4.29(2H t)、4.10(2H t)、3.01−3.08(2H m)、2.82−2.97(2H m)、2.70−2.78(1H m)、2.18−2.24(1H m)、1.84−1.94(1H m)、1.71−1.79(2H m)、1.58−1.68(2H m)、1.25−1.48(12H m)、0.90(6H t)。
n−ヘキシルアルコールに代えてn−オクチルアルコールを用い、その配合量を521g(4.0mol)とし、反応温度を190℃とすること以外は、合成例1と同様の操作を行い、ジエステル化合物Bを得た。得られた化合物の構造式を表1に示す。なお、NMRの分析結果は下記の通りである。1H‐NMR(400MHz CDCl3)δ7.68−7.74(2H m)、7.10(1H d)、4.23(2H t)、4.04(2H t)、2.92−3.00(2H m)、2.72−2.89(2H m)、2.63−2.70(1H m)、2.10−2.18(1H m)、1.76−1.85(1H m)、1.63−1.72(2H m)、1.50−1.59(2H m)、1.09−1.40(20H m)、0.90(6H t)。
1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジカルボン酸ジメチルに代えて1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1,8−ジカルボン酸ジメチルを用いた以外は、合成2と同様の操作を行い、ジエステル化合物Cを得た。得られた化合物の構造式を表1に示す。なお、NMRの分析結果は下記の通りである。1H‐NMR(400MHz CDCl3)δ7.78(1H d)、7.17−7.29(2H m)、4.50(1H t)、4.22(2H t)、3.98−4.12(2H m)、2.76−2.93(2H m)、2.21−2.30(1H m)、1.89−1.99(1H m)、1.67−1.83(4H m)、1.50−1.63(3H m)、1.18−1.44(19H m)、0.89(6H t)。
温度計、分縮器、全縮器、撹拌装置を備えた反応器に、アジピン酸ジメチル108g(0.62mmol)、6−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン300g(1.85mmol)を仕込み、130℃まで昇温した。チタンテトラブトキシド0.58gを添加した後に、200℃まで昇温し、生成するメタノールを系外へ除きながら反応を行った。メタノールの生成が止まった後、室温まで冷却し、未反応の6−ヒドロキシメチル−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレンを減圧除去した後に、再結晶により、ジエステル化合物Dを得た。得られた化合物の構造式を表1に示す。なお、NMRの分析結果は下記の通りである。1H‐NMR(400MHz CDCl3)δ7.00(6H m)、5.02(4H s)、2.70−2.79(8H m)、2.34(4H t)、1.74−1.83(8H m)、1.64−1.70(4H m)。
温度計、撹拌装置を備えた2000mLオートクレーブに1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2,6−ジカルボン酸ジメチル248g(1.0mol)、n−ヘキシルアミン607g(6.0mol)を仕込み、窒素置換した後、220℃まで昇温し5時間加熱撹拌した。室温まで冷却後、ろ過し、再結晶によりジアミド化合物Eを得た。得られた化合物の構造式を表1に示す。なお、NMRの分析結果は下記の通りである。1H‐NMR(400MHz CDCl3)δ7.42(1H s)、7.37(1H d)、7.04(1H d)、5.99(1H m)、5.53(1H m)、3.32−3.41(2H m)、3.15−3.24(2H m)、2.68−3.03(4H m)、2.35−2.43(1H m)、1.97−2.05(1H m)、1.76−1.87(1H m)、1.17−1.58(12H m)、0.83(6H t)。
内容積18Lオートクレーブに、1,8−ナフタル酸無水物1.8kg、5重量%パラジウムを活性炭に担持させた触媒(乾燥品)300g、酢酸エチル7.5kgを仕込んだ。室温で、オートクレーブ内を窒素1MPaで2回置換し、次いで水素1MPaで2回置換した。その後常圧まで落圧した後、内温80℃に昇温し、水素で5MPaまで加圧し、同温度、同圧力で500rpmで2時間攪拌した。反応後、室温まで冷却し、水素を放出し、窒素1MPaで2回置換した後、触媒を濾別し、触媒をアセトン1.0kgで3回洗浄した。得られた母液から溶媒をエバポレーターにより減圧除去して、粗生成物を得た。得られた組成生物を再結晶することで酸無水物Fを得た。なお、NMRの分析結果は下記の通りである。1H‐NMR(400MHz CDCl3)δ7.98(1H d)、7.47(1H d)、7.38(1H dd)、3.93(1H t)、2.80−3.00(2H m)、2.55−2.64(1H m)、2.14−2.24(1H m)、1.77−1.94(2H m)。
(実施例1)
直径37mmのスクリューを2本有する2軸押出機を用いて、エチレン−ビニルアルコール共重合体(製品名;株式会社クラレ製「エバールL171B」、以下、「EVOH」とも表記する。)95質量部に対し、ジエステル化合物A5質量部、及び、コバルト量が0.05質量部となるようステアリン酸コバルト(II)を220℃で溶融混練し、押出機ヘッドからストランドを押し出し、冷却後、ペレタイジングすることで酸素吸収性組成物(1)を得た。
得られた酸素吸収性多層シートを切断し、1cm×1cmの大きさの酸素吸収性多層シートを10枚用意した。この10枚の酸素吸収性多層シートを、40℃、90%RHの環境にて1ヶ月保存した後、純水50mLに浸漬した。純水に浸漬した酸素吸収性多層シートを、40℃、60%RH下にて4カ月保存し、その後、純水中のトータルカーボン量(以下、「TOC」とも表記する。)を測定した。
(TOC測定)
装置 ;株式会社島津製作所製 TOC−VCPH
燃焼炉温度 ;720℃
ガス・流量 ;高純度空気、TOC計部150mL/min
注入量 ;150μL
検出限界 ;1μg/mL
ジエステル化合物Aをジエステル化合物Bに代えた以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
ジエステル化合物Aをジエステル化合物Cに代えた以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
ジエステル化合物Aをジエステル化合物Dに代えた以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
ジエステル化合物Aをジアミド化合物Eに代えた以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
ジエステル化合物Aを酸無水物Fに代えた以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
(比較例1)
多層シートに代えてCOC単層340ミクロンのシートとした以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行なった。これらの結果を表2に示す。
ジエステル化合物Aを用いなかったこと以外は、実施例1と同様にして酸素吸収性多層シートと酸素吸収性PTP包装体を作製して、実施例1と同様の評価を行った。これらの結果を表2に示す。
Claims (8)
- 酸素吸収性組成物を含有する酸素吸収層と、熱可塑性樹脂を含有する熱可塑性樹脂層とを有する、少なくとも2層からなる酸素吸収性多層体を成形してなる酸素吸収性底材と、 熱可塑性樹脂を含有する内層、およびガスバリア性物質を含有するガスバリア層をこの順に積層した、少なくとも2層からなるガスバリア性蓋材と、を備え、
前記酸素吸収性底材における前記熱可塑性樹脂層と前記ガスバリア性蓋材における前記内層とが接合されてなる酸素吸収性PTP包装体であって、
前記酸素吸収性組成物が、下記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物を少なくとも1種、遷移金属触媒、及び熱可塑性樹脂を含む、
酸素吸収性PTP包装体。 - 前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物が、2つ以上のカルボニル基を有する、請求項1に記載の酸素吸収性PTP包装体。
- 前記一般式(1)において、R1〜R12のうち、少なくとも2つ以上が、下記一般式(2)で表される一価の置換基である、
−C(=O)−X (2)
(式中、Xは、水素原子、ヒドロキシ基、アルキル基、アルコキシ基、モノアルキルアミノ基、及びジアルキルアミノ基からなる群より選ばれる1つであり、複数のXは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。)
請求項2に記載の酸素吸収性PTP包装体。 - 前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物が、テトラリン環を2つ以上有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
- 前記酸素吸収性組成物中の、前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物と前記熱可塑性樹脂との総量に対する、前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物の割合が、1〜30質量%である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
- 前記熱可塑性樹脂が、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、エチレン−ビニルアルコール共重合体、及び塩素系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
- 前記遷移金属触媒は、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、及び銅からなる群より選ばれる少なくとも1種の遷移金属を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
- 前記酸素吸収性組成物中、前記遷移金属触媒が、前記一般式(1)で表されるテトラリン環を有する化合物と前記熱可塑性樹脂との総量100質量部に対して、遷移金属量として、0.001〜10質量部含まれる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の酸素吸収性PTP包装体。
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