JP2014170055A - 画像形成装置 - Google Patents

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直人 渡辺
Hidenori Matsumoto
英宣 松本
Atsushi Chagi
淳 茶木
Yuichi Yamamoto
祐一 山本
Masakazu Yatani
正和 矢谷
Keita Takahashi
圭太 高橋
Akira Morisawa
晃 森沢
Takashi Fujimori
貴司 藤森
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Abstract

【課題】補正パターン画像を一旦裏紙に印刷した後読み取り、読み取った補正パターン画像を用いて出力画像を補正しても、補正精度を確保できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、出力画像を補正するための補正パターン画像を作成する補正パターン画像生成部407と、補正パターン画像を裏紙に形成する画像形成部150と、裏紙に形成された補正パターン画像を読み取る原稿読み取り部101と、読み取った補正パターン画像に基づいて出力画像の補正処理を実行する出力γ補正部403と、該出力γ補正部403を制御するCPU301とを有し、CPU301は、出力γ補正部403に、第1の補正パターン画像と裏紙の印刷済み面の画像との差画像から抽出した画像情報を用いて出力画像の補正処理を実行させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、出力画像の濃度を補正する画像形成装置に関する。
従来より、画像読取り装置にて原稿画像を読み取って得られた画像情報に基づいて画像を記録媒体に形成する画像形成装置が知られている。このような画像形成装置において、所定の調整パターン画像を記録媒体に形成し、読み取り装置によって記録媒体上に形成された調整パターン画像を読み取ることで得られた画像情報に基づいて出力画像を補正する画像補正方法が提案されている。
また、記録媒体の両面にそれぞれ第1の調整パターン画像及び第2の調整パターン画像を形成し、該第1の調整パターン画像及び第2の調整パターン画像が形成された記録媒体を用いて出力画像を補正する画像補正方法が提案されている。すなわち、記録媒体に形成された第1及び第2の調整パターン画像を読取装置で読み取り、読み取った第1及び第2の調整パターン画像から画像情報を抽出し、抽出した画像情報に基づいて出力画像を補正する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−027879号公報
しかしながら、特許文献1のように画像補正用の調整パターン画像(以下、「補正パターン画像」という。)を用紙の両面に出力して両面画像を読み取る画像補正方法では、以下のような問題がある。すなわち、読み取り装置で表面の補正パターン画像の読み取りを実施する際に、用紙の厚さによっては読み取り時に照射される光によって透過した裏面の補正パターン画像を合わせて読み取ってしまい、画像情報の読み取り精度が低下するという問題がある。
また、近年の環境への高まりから片面が印刷済みの裏紙を再利用することで新しい用紙の使用量を低減するニーズが高まっている。しかし、裏紙を用いて上述した画像補正を実行すると、裏紙に既に形成された印刷済みの画像の影響により、画像情報の読み取り精度が低下するという問題がある。このため、画像補正時には未使用紙(以下、「更紙」という。)を使用せざるを得なかった。
本発明の課題は、補正パターン画像を一旦記録媒体に印刷した後読み取り、読み取った補正パターンを用いて出力画像を補正する方法に、記録媒体として裏紙を使用しても、読み取り精度の低下を防止して補正精度を確保できる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、出力画像を補正するための補正パターン画像を記録媒体に形成する形成手段と、前記記録媒体に形成された補正パターン画像を読み取る読取手段と、読み取った補正パターン画像に基づいて出力画像の補正処理を実行する補正手段と、前記補正手段を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記記録媒体として裏紙が用いられる場合、前記形成手段に第1の補正パターン画像を形成させ、前記補正手段に前記第1の補正パターン画像と前記裏紙における印刷済み面の画像との差画像を用いて前記出力画像の補正処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体として裏紙が用いられる場合、形成手段に第1の補正パターン画像を形成させ、補正手段に第1の補正パターン画像と裏紙における印刷済み面の画像との差画像を用いて出力画像の補正処理を実行させる。これによって、補正パターン画像を一旦記録媒体に印刷した後読み取り、読み取った補正パターン画像を用いて出力画像を補正する方法に、記録媒体として裏紙を使用しても、補正パターン画像の読み取り精度の低下を防止して補正精度を確保することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 図1の画像形成装置の操作部を示す平面図である。 図1の画像形成装置の制御ブロックを示す図である。 図3の画像処理制御部の制御ブロックを示す図である。 図1の画像形成装置を用いて実行される補正パターン画像出力処理の手順を示すフローチャートである。 図2のユーザモードキー209で選択された自動階調補正における補正パターン画像出力処理のユーザモード画面を示す図である。 図2の操作部におけるユーザモードキーによって選択される用紙種類設定画面を示す図である。 図5のステップS1403で裏紙給紙段が選択された場合に実行される第1画像補正モードに適用される第1補正パターン画像の一例を示す図である。 図5のステップS1403で更紙給紙段が選択された場合に実行される第2画像補正モードに適用される第2調整パターン画像の一例を示す図である。 図5の補正パターン画像出力処理で出力された補正パターン画像を用いた画像補正処理の手順を示すフローチャートである。 図2の操作部に表示される補正パターン画像の読み取りを指示する指示画面である。 図2の操作部に表示される裏紙の印刷済み面の画像の読み取りを指示する指示画面を示す図である。 図10のステップS1507において、画像補正データの抽出が可能と判断される第1の補正パターン画像と裏紙の印刷済み面の画像との位置関係を示す図である。 図13における補正パターン画像と裏紙画像とが干渉する裏紙画像干渉領域を示す図である。 裏紙を用いた第1の補正パターン画像における有効画像領域を示す図である。 図10のステップS1507において、画像補正データの抽出が不可能と判断される第1の補正パターン画像と裏紙の印刷済み面の画像との位置関係を示す図である。 図16における補正パターン画像と裏紙画像とが干渉する裏紙画像干渉領域を示す図である。 図11における画像抽出不可の場合の有効画像領域を示す図である。 図1の画像形成装置の画像形成部における出力γ補正テーブルの一例を示す図である。 図2の操作部200の画面に表示される補正不可の警告表示を示す図である。
以下、実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
図1において、画像形成装置100は、カラー画像を形成する画像形成装置である。画像形成装置100は、原稿を読み取るための原稿読み取り部101、画像を記録媒体上に形成する画像形成部150及び記録媒体としての用紙Pを画像形成部150に給紙する給紙ユニット152とを備えている。原稿読み取り部101は、一般に、画像形成部150の上部に配置され、給紙ユニット152は、画像形成部150の下部に配置されることが多い。
原稿読み取り部101は、プラテンガラス103aと、該プラテンガラス103aの上面をカバーするプラテンカバー103bを有する。プラテンガラス103aの一端には基準白色板114が配置されている。基準白色板114は、後述する光源104からの光量のばらつき及びCCD109の感度のばらつきを測定する際に使用される。プラテンガラス103aの基準白色板114が設けられた側の下方には、光源としてのランプ104及びミラー105が設置された光学台112、及びミラー106及びミラー107が設置された光学台113が配置されている。また、プラテンガラス103aの他端側の下方には、レンズ108、基板110に支持されたCCD109及び光学台112及び113を移動させるためのモータ111が配置されている。光学台112及び113は、それぞれ、モータ111を正転又は逆転することによって所定方向に移動する。光学台112及び113の移動によって、副走査方向に沿って原稿102を走査することができる。
CCD109は、3つのラインセンサを備えている。各ラインセンサは、カラー画像を読み取るために、赤(RED)、緑(GREEN)、青(BLUE)(以下、「RGB」という。)に対応している。各センサの主走査の画素数を、例えば7500画素とすれば、A3原稿を600dpiで読み取ることができる。
画像形成部150の上部には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応する感光ドラム163K,163C,163M,163Yをそれぞれ備える複数の画像形成ユニットが略水平方向に沿って配列されている。感光ドラム163K〜163Yは、それぞれ図1中、矢線A方向へ回転する。
画像形成ユニットは、それぞれ対応する感光ドラム163K〜163Yの他、帯電器160K,160C,160M,160Y、露光ユニット161K,161C,161M,161Y、及び現像器162K,162C,162M,162Yを備えている。帯電器160K〜160Yは、それぞれ対応する感光ドラム163K〜163Yの表面を一様に帯電する。また、露光ユニット161K〜161Yは、それぞれ帯電された感光ドラム163K〜163Yの表面を、画像情報(以下、「画像データ」という。)に基づいて露光して静電潜像を形成する。すなわち各感光ドラム163K〜163Yの表面に周知の電子写真プロセスによって画像データに応じた静電潜像が形成される。
現像器162K〜162Yは、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の有彩色トナーを内包し、それぞれ対応する感光ドラム163K〜163Yの表面に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する。
画像形成ユニットは、また、それぞれ感光ドラム163K〜163Yに対応するクリーニング装置(図示省略)を備えている。クリーニング装置は、感光ドラム163K〜163Yの表面に残留するトナー、紙粉等を回収、除去して感光ドラム表面を清掃する。
なお、主として感光ドラム163K〜163Y、帯電器160K〜160Y、露光ユニット161K〜161Y、現像器162K〜162Y、及び後述する中間転写ベルト158とで用紙P上に画像を形成する形成手段を構成している。
各画像形成ユニットの感光体ドラム163K〜163Yに対向してそれぞれ一次転写帯電器166K,166C,166M,166Yが配置されている。感光体ドラム163K〜163Yと一次転写帯電器166K〜166Yとの間を搬送されるように無端状の中間転写ベルト158が張架されている。中間転写ベルト158は、複数の張架ローラによって張架されており、感光体ドラム163K〜163Yの表面にそれぞれ当接するように図1中、矢印B方向へ回動する。感光体ドラム163K〜163Yの表面に形成された各色のトナー像は、順次中間転写ベルト158上に転写、重畳されてカラー画像を形成する。
中間転写ベルト158の上方には、該中間転写ベルト158に転写されたカラー画像を読み取るセンサとしてのCISユニット(コンタクト・イメージ・センサ・ユニット)170が設けられている。CISユニット170は、最終現像ステーションであるイエローの感光ドラム163Yの下流側に設けられており、一般には、RGB各色のLEDを光源とし、原稿からの反射光を受光するCCD等から構成されている。
中間転写ベルト158を張架する一の張架ローラ167に対向するように転写ローラ159が配置されており、張架ローラ167と転写ローラ159との当接面が二次転写のニップ部Nとなる。転写ローラ159は、ニップ部Nにおいて中間転写ベルト158に対して適度な圧力で押圧される。ニップ部Nの後流側には、定着ユニット164が配置されている。定着ユニット164は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えたローラを備えている。
二次転写のニップ部Nの下方には、用紙Pを、ガイド板156を備えた搬送路171を経てニップ部Nに給紙する給紙ユニット152が配置されている。給紙ユニット152は、用紙Pを給紙するためのピックアップローラ154及び搬送ローラ155を備えている。
図2は、図1の画像形成装置100の操作部を示す平面図である。
図2において、操作部200は、表示部201、テンキー202、スタートキー203、ストップキー204、ソフト電源キー205、節電モードキー206、リセットキー207、ガイドキー208及びユーザモードキー209を備えている。
表示部201は、画像形成装置100のモード設定や状態表示などを行うタッチパネル式のLCDである。表示部201は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。また、表示部201は、各キーの操作に対応するキー信号を後述するCPU回路部300に出力するとともに、CPU回路部300からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
テンキー202は、0から9までの数字の入力キーと、設定をデフォルト値に戻すためのクリアキーとを含む。スタートキー203は、コピー機能やスキャン機能などを実行するときに選択するキーである。ストップキー204は、コピー機能やプリント機能、スキャン機能などのジョブを中止したいときに選択するキーである。ソフト電源キー205は、画像形成装置100のモータなどの負荷電力は落としたいが、CPUやネットワークなどは起動しておきたいときに使用するキーである。節電モードキー206は、定着ユニット164の温調制御等を設定するためにユーザが選択するキーである。
リセットキー207は、表示部201やテンキー202などで設定された機能をデフォルト値にリセットするためのキーである。ガイドキー208は、表示部201において設定される各コピー機能やプリント機能、スキャン機能、ユーザモードキー209で表示されると共に設定/実行される各ユーザモードの説明を表示するためのキーである。ユーザモードキー209は、画像形成装置100の各機能のデフォルト値の設定や、給紙段毎のマテリアル(普通紙、厚紙、裏紙等)の設定を行うキーである。また、ユーザモードキー209は、ユーザが任意に行うことが可能な階調補正などの調整項目を実行する調整モードの設定を行うユーザモードへ移行するためのキーでもある。
次に、図1の画像形成装置100の制御構成について説明する。
図3は、図1の画像形成装置の制御ブロックを示す図である。
図3において、画像形成装置100は、CPU回路部300を有する。CPU回路部300は、CPU301、ROM302、RAM303を内蔵し、ROM302に格納された制御プログラムにより各ブロック304,305,306,307を総括的に制御する。RAM303は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられるエリアと、公知のバックアップ手段により電源がOFFされてもデータを保持する不揮発性エリアで構成されている。なお、上述したユーザモードで設定される用紙の種類の設定等の情報は不揮発性エリアに保存されている。
画像読み取り制御部304は、原稿読み取り部101を制御して、読み取ったRGB画像データをCPU回路部300に転送する。画像処理制御部305は、画像読み取り制御部304からCPU回路部を介して送られたRGB画像データより最終的に画像形成部150にて作像する画像データを生成する。画像処理制御部305に関しては後ほど詳細に説明する。
画像形成制御部306は、画像形成部150を制御して画像処理制御部305が生成した画像データを、CPU回路部300を介して取得して画像出力を行う。操作画面制御部307は、操作部200とCPU回路部300との間で情報のやり取りを行なう。
次に、図3の画像処理制御部305についてより詳しく説明する。
図4は、図3の画像処理制御部305の制御ブロックを示す図である。
一般に、現像剤の帯電量は、環境変化等の諸条件によって変化する。帯電量が変化すれば、形成される画像の濃度が不安定となる。また、画像読み取り部101が読みとった画像データを画像形成部150で出力した場合に、原稿画像と出力画像の濃度が異なる場合がある。
そこで、画像補正用に補正パターン画像が形成された補正パターンシートを出力し、補正パターンシートを画像読み取り部101で読み取ることで画像データを抽出して、後述する補正手段により濃度補正を行うことが行われている。
図4において、CPU回路部300を介して画像読み取り制御部304及び画像形成制御部306と接続された画像処理制御部305は、構成要素401〜407を備えている。すなわち、画像処理制御部305は、画像メモリ401と、該画像メモリ401に接続されたLOG変換回路402及び抽出部406を有している。LOG変換回路402には、出力γ補正部403が接続され、該出力γ補正部403には、入力セレクタ404を介して2値化処理部405が接続されている。また、抽出部406と出力γ補正部403とが接続され、入力セレクタ404には補正パターン画像生成部407が接続されている。
画像処理制御部305は、図示省略した画像入力I/F部を経て、画像読み取り制御部304によって制御される原稿読み取り部101から転送される画像データ又はPC端末等から転送される画像データをCPU回路部300を介して受信する。そして、画像処理制御部305は、受信した画像データを画像メモリ401に蓄積する。
LOG変換回路402は、画像メモリ401に蓄積されたRGB画像データ(RGBごとの輝度データ)を濃度データに変換し、次に、この濃度データを所定のルックアップテーブルを用いてC、M、Y、K画像データに変換する。出力γ補正部403は、濃度補正手段として機能する。すなわち、出力γ補正部403は、読取手段として機能する原稿読み取り部101の読み取り結果に応じて、γ補正テーブルを生成してC、M、Y、K画像データを補正する。出力γ補正部403は、また、原稿読み取り部101により読み取られた後述する補正パターン画像の読み取り画像データから、画像の濃度が所定値(基準値)に達しているか否かを判定する。例えば、濃度値が所定濃度と異なれば、出力γ補正部403は、所定濃度に近づくようにγ補正テーブルのデータを補正する。2値化処理部405は、入力セレクタ404から出力される画像データを2値化する。画像処理制御部305は、2値化された画像データに応じて画像形成部150の各部を制御する。抽出部406は、画像形成部150により出力された補正パターン画像から各色の各階調の画像補正データを抽出する。補正パターン画像生成部407は、裏紙に印刷するための補正パターン画像(第1の補正パターン画像)及び更紙(未使用紙)に印刷するための補正パターン画像(第2の補正パターン画像)を予め作成し、格納する。
このような構成の画像形成装置100において、原稿102は、原稿読み取り部101のプラテンガラス103aとプラテンカバー103bとの間に載置される。ランプ104は、原稿102に対して光を照射し、原稿102からの反射光は、ミラー105によって受光され、該ミラー105、ミラー106、ミラー107でそれぞれ反射してレンズ108に導入される。レンズ108に導入されたRGB形式の画像データは、CCD109へ集光され、ここでシアン(CYAN)、マゼンタ(MAGENTA)、イエロー(YELLOW)、ブラック(BLACK)の各画像データに変換される。光電変換された画像データは、画像形成部150の対応する露光ユニット161K〜161Yにそれぞれ供給される。
画像データを受信した露光ユニット161K〜161Yは、それぞれ帯電器160K〜160Yによって一様に帯電された感光ドラム163K〜163Y表面に、それぞれ画像データに基づいた光量を照射して静電潜像を形成する。感光ドラム163K〜163Yに形成された各静電潜像は、対応する現像器162K〜162Yによって現像されてトナー像となる。感光ドラム163K〜163Y表面の各トナー像は、一次転写用の帯電器166K〜166Yによってそれぞれ帯電され、中間転写ベルト158に重畳するように一次転写されてカラー画像となる。
一方、給紙ユニット152にセットされた記録媒体としての用紙Pは、ピックアップローラ154によって一枚ずつ給紙される。給紙された用紙Pは、給紙ローラ155、ガイド板156が設けられた搬送路171を経てレジストレーションローラ(以下、「レジストローラ」という。)157に当接する。レジストローラ157に当接した用紙Pは、その姿勢が調整された後、CISユニット170等の作用によって、中間転写ベルト158上のカラー画像と位置合わせされた後、ニップ部Nに供給される。ニップ部Nに供給された用紙P上に、転写ローラ159によって中間転写ベルト158に担持されたカラー画像が二次転写される。カラー画像が転写された用紙Pは、後流の定着ユニット164に導入され、ここでカラー画像が用紙Pに定着される。カラー画像が定着された用紙Pは、排出ローラ165を経て系外に排出される。
以下、図1の画像形成装置を用いて実行される画像補正処理について説明するが、先ず、画像補正処理の前提として、画像補正処理に適用する補正パターン画像を形成する補正パターン画像出力処理について説明する。
図5は、図1の画像形成装置を用いて実行される補正パターン画像出力処理の手順を示すフローチャートである。この補正パターン画像出力処理は、画像形成装置100のCPU301が補正パターン画像出力処理プログラムである補正パターン画像出力処理手順に従って実行する。
補正パターン画像出力処理が開始されると、先ず、CPU301は、操作部200のユーザモードキー209で選択される自動階調補正のユーザモード画面が表示されるまで待機する(ステップS1401)。
図6は、図2のユーザモードキー209で選択された自動階調補正における補正パターン画像出力処理のユーザモード画面を示す図である。
図6において、補正パターン画像出力処理のユーザモード画面は、タッチ式のボタンで構成されており、自動階調補正時に補正パターン画像を出力する給紙段を選択する給紙段選択ボタン1601を備えている。また、ユーザモード画面は、補正パターン画像の出力処理の開始を指示する開始ボタン1602及び補正パターン画像の出力画面から抜けるための戻るボタン1603を備えている。
給紙段選択ボタン1601には、補正パターン画像の出力で使用可能な給紙段が表示されており、各給紙段には、該給紙段に対応する用紙サイズと用紙の種類(マテリアル)が示されている。ユーザが使用する給紙段を変更したい場合には、給紙段選択ボタン1601により給紙段を選択し直す。また、ユーザは給紙段を確定した後、開始ボタン1602を押すことで自動階調補正に適用する補正パターン画像の出力処理を開始することができる。
補正パターン画像出力処理における処理モードは、選択した給紙段が裏紙か更紙かで自動的に決定される。すなわち、選択した給紙段に裏紙が格納されている場合には第1画像補正モードが選択され、選択した給紙段に更紙が格納されている場合には第2画像補正モードが選択される。各画像補正モードの詳細については後述する。
図5に戻り、階調補正のユーザモード画面が表示されたことを認識したCPU301は、処理モードを補正パターン画像出力モードへ移行させる(ステップS1402)。次いで、処理モードを補正パターン画像出力モードへ移行させたCPU301は、階調補正のユーザモード画面(図6)において、給紙段のマテリアル設定情報に基づいて裏紙が格納された裏紙給紙段が選択されたか否かを判別(ステップS1403)する。
図7は、図2の操作部200におけるユーザモードキー209によって選択される用紙種類設定画面を示す図である。
図7において、用紙種類設定画面はタッチ式のボタンで構成されており、用紙サイズ及びマテリアル種類が表示されている給紙段毎に設けられた給紙段選択ボタン2001を備えている。また、用紙種類設定画面は、マテリアル毎に設けられたマテリアル選択ボタン2002、設定を確定するOKボタン2003、設定をキャンセルするキャンセルボタン2004を備えている。
ユーザが補正パターン画像の出力に使用する用紙及びサイズを設定する場合には、設定したい用紙及びサイズに対応する給紙段の給紙選択ボタン2001を選択し、マテリアル選択ボタン2002よりマテリアルを選択し、その後、OKボタン2003を押す。これによって、選択した給紙段の用紙及びサイズの設定を行うことができる。なお、キャンセルボタン2004を押すことで設定をキャンセルすることもできる。
このように、ユーザは、操作部200を介して、画像形成装置100に対してコピー機能やスキャン機能の設定など様々な設定や指示をすることができる。
図5に戻り、ステップS1403の判別の結果、裏紙給紙段が選択されている(ステップS1403で「YES」の)場合、CPU301は、処理モードとして第1画像補正モードを設定する(ステップS1404)。
図8は、図5のステップS1403で裏紙給紙段が選択された場合に実行される第1画像補正モードに適用される第1の補正パターン画像の一例を示す図である。
図8において、第1画像補正モードでは、補正パターン画像の印刷に裏紙が使用されるので、裏紙に印刷済みの裏面画像があることを考慮して、裏面画像があっても全色・全階調の濃度情報を取得できる確率を上げるための工夫がなされている。すなわち、第1の補正パターン画像は、後述する第2の補正パターン画像における画像パターンの一つのかたまりを基本パターンとした場合、該基本パターンを複数個組み合わせた補正パターン画像からなり、パターン画像が裏紙の余白面の全面に形成されている。具体的には、主走査方向にはY、M、C、Kの階調情報が3セット、副走査方向には基本パターンの階調ブロック画像を副走査方向にそれぞれ1階調分だけずらした階調ブロック画像がそれぞれ形成されている。
図5に戻り、第1画像補正モードを設定したCPU301は、補正パターン画像出力処理の開始ボタンが押されるまで待機する(ステップS1406)。そして、補正パターン画像出力処理の開始ボタンが押されたことを認識した後、CPU301は、入力セレクタ404を補正パターン画像形成部407に切り換える。切り換えた後、CPU301は、ステップS1404で設定された第1画像補正モードに対応する第1の補正パターン画像を出力する準備を行う(ステップS1407)。次いで、第1の補正パターン画像を出力する準備をしたCPU301は、処理モードが、第1画像補正モードに設定されているか否かを確認する(ステップS1408)。
ステップS1408の確認の結果、第1画像補正モードが設定されている(ステップS1408で「YES」の)場合、CPU301は、第1画像補正モードに対応する第1の補正パターン画像を裏紙に出力させる(ステップS1409)。第1の補正パターン画像を裏紙に出力させた後、CPU301は、第1画像補正モードと第2画像補正モードのいずれが実行されたかの画像補正モード情報、この場合は、第1画像補正モードである旨の情報をRAM303に記憶する(ステップS1411)。画像補正モード情報をRAM303に記憶した後、CPU301は、本補正パターン画像出力処理を終了する。
一方、ステップS1403の判別の結果、裏紙給紙段が選択されず、例えば、更紙が格納された更紙給紙段が選択された場合、CPU301は、処理モードを、第2画像補正モードに移行させる(ステップS1405)。処理モードを第2画像補正モードに移行した後、CPU301は、処理をステップS1406に進める。
図9は、図5のステップS1403で更紙給紙段が選択された場合に実行される第2画像補正モードに適用される第2の補正パターン画像の一例を示す図である。
第2の補正パターン画像は、更紙に印刷されるので裏面画像の影響を受けず、画像読み取り時に、確実に補正パターン画像のみを読み取ることができる。従って、図9において、副走査方向に20%から100%まで、例えば20%刻みで5段階の階調性を有する濃度の階調ブロック画像が形成され、主走査方向にY、M、C、Kの順に形成された一つのかたまりからなる必要最小限の画像パターンが形成されている。第2の補正パターン画像のパターン画像領域は、第1のパターン画像のパターン画像領域よりも狭くなっている。
図5に戻り、ステップS1408における確認の結果、第1画像補正モードが設定されておらず、例えば、第2画像補正モードが設定されている場合、CPU301は、第2の補正パターン画像を更紙に出力する(ステップS1410)。そしてその後、本補正パターン画像出力処理を終了する。
図5の処理によれば、自動階調補正のユーザモード画面(図6)において、ユーザが裏紙給紙段を選択した場合は、指示に従って、裏紙に第1画像補正モードで使用される第1の補正パターン画像を出力して補正パターン画像シートを形成する。一方、ユーザが更紙給紙段を選択した場合は、指示に従って、更紙に第2画像補正モードで使用される第2の補正パターン画像を出力して補正パターン画像シートを形成することができる。
次に、図5の補正パターン画像出力処理で出力された補正パターン画像シートを用いた画像補正処理について説明する。
本画像補正処理は、第1画像補正モードと第2画像補正モードの異なる2つの補正モードを備えている。第1画像補正モードは、裏紙の余白面に補正パターン画像を出力し、画像読み取り制御部304は、原稿読み取り部101を制御して補正パターン画像と、裏紙の印刷済み面に形成された既存の画像の両面を読み取る。この場合、抽出部406は、表面の補正パターン画像と裏紙の印刷済み面の画像の位置関係から、印刷済み面の画像と重ならない有効画像領域を決定する。抽出部406は、有効画像領域決定手段として機能する。また、抽出部406は決定した有効画像領域からC、M、Y、K全ての色画像について段階的に形成された全階調の画像補正データを抽出できるか否かを判定手段によって判定し、抽出できる場合は画像補正データを抽出し、これを用いて出力画像を補正する。
一方、第2画像補正モードの場合は、画像読み取り制御部304は補正パターン画像が形成された補正パターンシートの補正パターン画像面のみを原稿読み取り部101によって読み取り、抽出部406はC、Y、M、K各色の各階調の画像補正データを抽出する。
そして、抽出した画像補正データを用いて出力画像を補正する。
以下、画像補正処理について具体的に説明する。
図10は、図5の補正パターン画像出力処理で出力された補正パターン画像を用いた画像補正処理の手順を示すフローチャートである。この画像補正処理は、画像形成装置100のCPU301が画像補正処理プログラムである画像補正処理手順に従って実行する。
図10において、画像補正処理が開始されると、CPU301は、先ず、操作部200に、補正パターン画像の読み取り開始を指示する指示画面の表示を指示し、操作部200からの読み取り開始の指示を待つ(ステップS1501)。
図11は、図2の操作部200に表示される補正パターン画像の読み取りを指示する指示画面である。
図11において、原稿台に、補正パターン画像が印刷されたシートの「補正パターン画像面を下」にセットして原稿の読み取りを開始することを促す指示画面が表示されている。補正パターン画像の読み取りを指示する指示画面には、読み取りを開始するための開始ボタンと、開始を中止する中止ボタンが設けられている。ここで、ユーザは、指示画面に従って裏紙に印刷された第1の補正パターン画像の画像面を下にセットし、読み取りの開始のボタンを押す。
図10に戻り、ステップS1501によって、補正パターン画像の読み取り開始が指示されたことを確認したCPU301は、原稿読み取り部101に第1の補正パターン画像の読み取りを指示する(ステップS1502)。指示を受けた原稿読み取り部101は、第1の補正パターン画像の画像情報を読み取り、その後、読み取った画像情報を画像入力I/Fを介して画像メモリ402へ転送する。
次いで、CPU301は、図5のステップS1411でRAM303に記憶した画像補正モード情報に基づいて補正モードが第1画像補正モードか否かを確認する(ステップS1503)。ステップS1503の確認の結果、第1画像補正モードが設定されている場合、CPU301は、操作部200に裏紙の印刷済み面の画像の読み取り指示画面(図18)の表示を指示し、操作部200から読み取り開始の指示があるまで待つ(ステップS1504)。なお、裏紙の印刷済み面における画像は、画像領域全面を使用する写真画像であってもよく、また、文字で構成された文字文書であっても良い。
図12は、図2の操作部200に表示される裏紙の印刷済み面の画像の読み取りを指示する指示画面を示す図である。図12において、原稿台に補正パターン画像シートの「補正パターン画像面を上」にセットして、換言すれば、裏紙の印刷済み面の画像面を下にセットして画像の読み取りを開始する指示画面が記載されている。
図15に戻り、ステップS1504において、裏紙の印刷済み面の画像の読み取り開始の指示を受けたCPU301は、原稿読み取り部101に裏紙の印刷済み面の画像の読み取りを指示する(ステップS1505)。指示を受けた原稿読み取り部101は、第1の補正パターン画像が印刷された裏紙の裏面の印刷済み面の画像を読み取った後、画像情報を画像入力I/Fを介して画像メモリ402へ転送する。
原稿読み取り部101に裏紙の印刷済み面の画像の読み取りを指示したCPU301は、抽出部406を制御して有効画像決定処理を実行させることにより、階調を補正する補正パターン画像の有効画像領域を決定する(ステップS1506)。有効画像決定処理とは、ステップS1502で読み取った第1の補正パターン画像から、裏紙の印刷済み面に形成された画像を差し引いた差画像を求める処理をいい、この差画像が階調を補正する補正パターン画像の有効画像領域となる。
補正パターン画像の有効画像領域を決定した後、CPU301は、抽出部406を制御して該抽出部406の判断手段により、上記階調を補正する補正パターン画像の有効画像領域から、画像補正データの抽出が可能か否かを判別する(ステップS1507)。
図13は、図10のステップS1507において、画像補正データの抽出が可能と判断される第1の補正パターン画像(a)と裏紙の印刷済み面の画像(b)との位置関係を示す図である。図13において、第1の補正パターン画像と裏紙の印刷領域(裏紙画像領域)とが干渉する裏面画像干渉領域は図14のようになる。すなわち、画像処理制御部305の抽出部406は、図15に示すように、第1の補正パターン画像から裏紙画像干渉領域を除いた領域の補正パターン画像を有効画像領域として決定する。図15において、図13(a)から図13(b)を差し引いた有効画像領域において、C、M、Y、K全ての色の全階調の画像補正データを取得できるので、抽出部406の判定手段は、画像補正データの抽出が可能と判断する。
他方、図16は、図10のステップS1507において、画像補正データの抽出が不可能と判断される場合における第1の補正パターン画像(a)と裏紙の印刷済み面の画像(b)との位置関係を示す図である。
図16において、第1の補正パターン画像と裏紙の印刷済み面の画像(裏紙画像領域)とが干渉する裏面画像干渉領域は図17のようになる。すなわち、画像処理制御部305の抽出部406は、図18で示すように、第1の補正パターン画像から裏面画像干渉領域を除いた領域の補正パターン画像を有効画像領域として決定する。
図18において、図16(a)から図16(b)を差し引いた有効画像領域において、K以外のC、M、Y色の全階調の画像補正データを取得することができないので、抽出部406の判定手段は、画像補正データの抽出は不可と判断する。
図15に戻り、ステップS1507の判別の結果、画像補正データの抽出が可能である場合、CPU301は、抽出部406により抽出された画像補正データを用いて出力γ補正テーブルの補正を実行させる(ステップS1508)。そして、CPU301は、その後、本画像補正処理を終了する。
図19は、図1の画像形成装置の画像形成部における出力γ補正テーブルの一例を示す図である。出力γ補正部403において、適正な階調補正特性となるように出力γ補正テーブルが補正されることで、読み取り結果である実際の階調が理想値へと補正、修正される。なお、このとき、入力セレクタ404は、出力γ補正部403から出力されるC、M、Y、K画像データと、補正パターン画像生成部407から出力される第1画像補正モード、第2画像補正モードの補正パターン画像データのいずれかを選択して出力する。
一方、ステップS1507の判別の結果、画像補正データの抽出が不可能である(ステップS1507で「NO」の)場合、CPU301は、操作部200の画面に補正不可の警告を表示し(ステップS1509)、その後、本画像補正処理を終了する。
図20は、図2の操作部200の画面に表示される補正不可の警告表示を示す図である。
図20において、階調補正に必要な画像情報が取得できないので、補正パターン画像シートを再度出力することを促す内容が表示されている。なお、図20の警告表示画面において、出力開始ボタンが選択されると図6の補正パターン画像出力処理のユーザモード画面が再度表示され、中止ボタンが選択されると自動階調補正を中止する。
また、ステップS1503の判別の結果、第1画像補正モードでなく、例えば更紙を使用した第2画像補正モードが設定されている場合、CPU301は、第2の補正パターン画像に基づいて出力γ補正テーブルを補正する(ステップS1508)。
図15の画像補正処理によれば、裏紙に形成された補正パターン画像を読み取る場合は、第1画像補正モードが適用され、第1の補正パターン画像と裏紙の印刷済み面の画像との差画像における補正パターン画像を用いて補正データの抽出が可能か否かを判断する。そして、補正データの抽出が可能の場合、当該差画像における補正パターンの画像データに基づいて出力γ補正テーブルを補正する。また、画像補正データの抽出が不可能の場合、補正パターン画像が出力されたシートを再度作成することを促す警告を表示する。これによって、補正パターン画像の出力媒体として裏紙が使用された場合であっても、裏紙画像の影響をなくして良好な出力画像補正を実行することができ、画像補正情報の精度低下を回避して補正精度を確保することができる。
また、本実施の形態によれば、更紙と裏紙を使用した場合で画像補正モードを変えることができ、これによって、画像補正の精度を確保しつつ、トナーや用紙等の消費材を有効に使用して最適な画像補正を実行することができる。具体的には、更紙使用時には、必要最低限の画像領域の補正パターン画像を用いることによってトナー消費を抑えることができる。また、裏紙使用時には、補正パターン画像と裏面の印刷済み面の画像との差画像から抽出した補正情報を用いて出力画像を補正する。これによって、裏紙の印刷済み面の画像の種類や画像領域の影響をなくして画像補正の失敗を低減することで用紙の消費を抑えることができる。
本実施の形態によれば、操作部200に補正パターン画像の読み取りを指示する指示画面が表示されるので、ユーザは、読み取りの順番を間違えることなく、画像補正処理を確実に実行することができる。
本実施の形態において、補正パターン画像はこの画像パターンに限定されるものではなく、必要な階調濃度データ数に応じて画像パターンを変更してもよい。
また、本実施の形態において、第1画像補正モード、第2画像補正モードともに、出力γ補正部403ではγ補正テーブルを補正する。従って、補正パターン画像のC、M、Y、K全色、全階調の階調補正パターン画像における最低一つの濃度情報が取得できれば出力画像の補正が可能となる。
100 画像形成装置
101 原稿読み取り部
150 画像形成部
152 給紙ユニット
200 操作部
300 CPU回路部
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 読み取り制御部
305 画像処理制御部
306 画像形成制御部
307 操作画面制御部
401 画像メモリ
402 LOG変換部
403 出力γ補正部
404 入力セレクタ
405 2値化処理部
406 抽出部
407 補正パターン画像形成部

Claims (9)

  1. 出力画像を補正するための補正パターン画像を記録媒体に形成する形成手段と、
    前記記録媒体に形成された補正パターン画像を読み取る読取手段と、
    読み取った補正パターン画像に基づいて出力画像の補正処理を実行する補正手段と、
    前記補正手段を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記記録媒体として裏紙が用いられる場合、前記形成手段に第1の補正パターン画像を形成させ、前記補正手段に前記第1の補正パターン画像と前記裏紙における印刷済み面の画像との差画像を用いて前記出力画像の補正処理を実行させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記読取手段は、前記差画像を読み取り、読み取った差画像から前記出力画像を補正する補正情報を抽出し、
    前記補正手段は、前記補正情報を用いて前記出力画像を補正することを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 前記制御手段は、前記差画像から、前記出力画像を補正するための補正情報が得られない場合、前記出力画像の補正処理を実行できない旨の警告を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記警告には、前記第1の補正パターン画像を前記記録媒体に形成し直すことを促す内容が含まれていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の補正パターン画像は、前記裏紙の余白面の全面に亘って形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記正パターン画像の有効画像領域を決定する有効画像領域決定手段を有し、
    前記有効画像領域決定手段は、前記差画像を前記有効画像領域に決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記記録媒体として未使用紙が用いられる場合、前記形成手段に対し、前記第1の補正パターン画像に比べてパターン画像領域が狭い第2の補正パターン画像を形成させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の補正パターン画像及び前記第2の補正パターン画像は、それぞれ段階的に濃度が変化するパターン画像を有することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記段階的に濃度が変化するパターン画像は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)に対応する色画像を有することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
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