JP2014168261A - 無線通信システムを選択するための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】システムに関連する逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルを判定することに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の無線通信システムを回避することを容易にする方法および装置が提供される。
【解決手段】これは、システムが逆方向リンク・チャネルでアクセスされうるかを判定することに少なくとも部分的に基づきうる。アクセスされると判定されなかった場合、無線通信システムは、このようなアクセス試行を実行するために利用される電力を節約するために、回避されうる。しかしながら、低信頼性が一時的である場合、1または複数の高い優先度のシステムを回避している期間中、現在のシステムよりも高い優先度のシステムのために、いくつかのアクセス試行が実行されうる。
【選択図】図5

Description

優先権主張
本特許出願は、“システム選択アルゴリズム”(SYSTEM SELECTION ALGORITHM)と題された2009年9月22日出願の米国特許仮出願61/244,814号に対する優先権を主張する。この仮出願は、本明細書の譲受人に譲渡され、本明細書に参照によって明確に組み込まれている。
以下の説明は、一般に、無線通信システムに関し、さらに詳しくは、無線通信システムを選択することに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)等のような仕様に準拠しうる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。モバイル・デバイスはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。さらに、モバイル・デバイスは、ピア・ツー・ピア無線ネットワーク構成で、他のモバイル・デバイスと(および/または基地局が他の基地局と)通信することができる。
さらに、無線ネットワークにおけるデバイスは、無線ネットワークへのアクセスを受信するための無線通信システムを選択しうる。例えば、デバイスは、基地局と通信している間、(例えば、デバイスが移動しており、1または複数の別の基地局がより好適であり、および/または、よりクリアな信号を送信する場合)1または複数の別の基地局への再選択を実行しうる。さらに、例では、デバイスは、別の無線通信システムに関連する基地局へ再選択しうる。これは、例えば、オリジナルの基地局の信頼性が低くなるか、または、アクセス不能となり、信頼性の高い、および/または、アクセス可能な無線通信システムに関連するその他の基地局が存在しなくなった場合に生じうる。別の例では、これは、より好適な無線通信システムの基地局が検出された場合に生じうる。
さらに、上記例において、オリジナルの基地局が、信頼性が低くなった場合、デバイスは、基地局または関連する無線通信システムを回避リスト内に維持し、指定された時間、無線通信システムへの接続を回避しうる。したがって、再選択手順の間、デバイスは、デバイスによって利用される電力を節約するために、回避リスト内に列挙されたものとは異なるシステムを求めて探索しうる。指定された時間に達すると、基地局または関連する無線通信システムは、回避リストから削除され、これによって、対応する基地局が範囲内にある場合には、次の再選択手順の間に、アクセスが試みられる。
以下は、1または複数の態様の基本的な理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての態様の広範囲な概観ではなく、すべての態様の重要要素や決定的要素を識別することも、何れかまたは全ての態様のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の態様のいくつかの概念を表すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、無線通信システムに関連する低信頼性のレベルを判定することを容易にすることに関連して記載されている。この点に関し、アクセス試行回数を、システムがアクセスされうる機会とバランスさせるために、無線通信システムは、少なくとも部分的に低信頼性のレベルに基づいて回避されうる。例えば、好適な無線通信システムが、一時的に信頼性が低いと判定された場合、システムが継続的に信頼性が低いと判定された場合よりもより頻繁に、無線通信システムへのアクセスが試みられうる。
例によれば、順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信することと、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定することと、を含む方法が提供される。この方法はさらに、低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数のタイマにしたがってシステムを回避することを含む。
別の態様では、順方向リンク・チャネルでシステムから1または複数の信号を受信し、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルが、一時的であるか、継続的であるかを区別する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む、システムを回避するための装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサはさらに、タイマおよび低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の再選択手順の間、システムを回避するように構成される。さらに、無線通信装置は、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含む。
また別の態様では、順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信する手段と、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定する手段とを含む、システム回避を提供するための装置が提供される。この装置はさらに、低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがってシステムを回避する手段を含む。
また、別の態様によれば、少なくとも1つのコンピュータに対して、順方向リンク・チャネルでシステムから1または複数の信号を受信させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに対して、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを認識させるためのコードと、を有するコンピュータ読取可能な媒体を含む、システムを回避するためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ読取可能な媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、タイマおよび低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の再選択手順の間、システムを回避させるためのコードを含む。
さらに、態様では、順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信する基地局検出構成要素と、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを認識する信頼性判定構成要素とを含む、システム回避のための装置が提供される。この装置はさらに、低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがってシステムを回避するシステム接続構成要素を含む。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され、特許請求の範囲において特に指摘されている特徴を備える。以下の記載および添付図面は、1または複数の態様のある例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、さまざまな態様の原理が適用されるさまざまな方式のうちのごく一部しか示しておらず、本説明は、そのような態様およびそれらの均等物の全てを含むことが意図されている。
開示された態様は、以下において、同一符号が同一要素を示す添付図面と連携して説明され、開示された態様を、限定することなく、例示するために提供される。
図1は、信頼性の高い逆方向リンク・チャネルを有する無線通信システムを選択するためのシステムの例を図示する。 図2は、逆方向リンクの低信頼性にしたがって無線通信システムを回避するためにシステムの例を図示する。 図3は、逆方向リンク・チャネルが一時的に信頼性が低いのか、または、継続的に信頼性が低いのかと判定されることに基づいて、無線通信システムを回避することを容易にするシステムの例を図示する。 図4は、最大アクセス・プローブ出口(MAPE)を経験すると、無線通信システムを回避するためのネットワークの例を図示する。 図5は、回避された無線通信システムに接続するためのネットワークの例を図示する。 図6は、アクセス試行が直ちにトリガできないとの判定に基づいて、無線通信システムを回避するネットワークの例を図示する。 図7は、信頼性の低い逆方向リンク・チャネルに少なくとも部分的に基づいて、回避されたシステムのサービス停止(OoS)手順を開始することを容易にするネットワークの例を図示する。 図8は、信頼性の低い逆方向リンク・チャネルに少なくとも部分的に基づいてOoS手順を開始するネットワークの例を図示する。 図9は、信頼性の低い逆方向リンクに基づいて無線通信システムを回避することを容易にする方法の例を図示する。 図10は、信頼性の低い逆方向リンクが一時的であるか、継続的であるかを判定することに基づいて無線通信システムを回避する方法の例を図示する。 図11は、信頼性の低い逆方向リンクに基づいて無線通信システムを回避するためのシステムの例を図示する。 図12は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの例示である。 図13は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法とともに適用される無線ネットワーク環境の例示である。
さまざまな態様が、図面を参照して記載される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような態様は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。
本明細書においてさらに説明するように、デバイスは、無線通信システムへの逆方向リンクが信頼性が低いと判定しうる。さらに、この低信頼性が、一時的なものであるか、継続的なものであるかを判定しうる。例えば、この低信頼性が、継続的である場合、デバイスは、一時的である場合よりも長い期間、この無線通信システムを回避しうる。例えば、この低信頼性が、一時的であるのか、または継続的であるのかを判定するために、デバイスは、無線通信システムへのさまざまなアクセス試行を行いうる。このアクセス試行に失敗し続けると、デバイスは、(例えば、しきい試行回数の後)この低信頼性が継続的であるものと判定し、この無線通信システムを回避し、別の無線通信システムが利用可能であれば、別の無線通信システムで通信しうる。しかしながら、回避された無線通信システムが、好適な無線通信システムである場合、デバイスは、別のタイマにしたがってアクセス試行を続け、このアクセス試行が成功した場合、この好適な無線通信システムへ再選択しうる。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、限定される訳ではないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを含むことが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピューティング・デバイスとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能な媒体から実行可能である。これら構成要素は、例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、本明細書では、さまざまな態様が、有線端末または無線端末でありうる端末と関連して開示される。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイル・デバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。無線端末は、セルラ電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピューティング・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな態様が、基地局に関して記載される。基地局は、無線端末との通信のために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eNB)、あるいはその他いくつかの用語で称されうる。
さらに、用語「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、別に示されていない場合、あるいは、文脈から明らかではない場合、「XはAまたはBを適用する」という句は、自然な包括的な置き換えのうちの何れかを意味することが意図されている。すなわち、「XはAまたはBを使用する。」という句は、以下の例のうちの何れによっても満足される。XはAを使用する。XはBを使用する、あるいは、XはAとBとの両方を使用する。さらに、本願および特許請求の範囲で使用されているような冠詞“a”および“an”は、特に指定されていない場合、あるいは、単数を対象としていることが文脈から明らかではない場合、一般に、「1または複数」を意味するものと解釈されるべきである。
本明細書に記述された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現しうる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト2」(3GPP2)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。さらに、このような無線通信システムは、しばしばアンペア(unpaired)な無許可のスペクトルを用いるピア・トゥ・ピア(例えば、モバイル・トゥ・モバイル)アド・ホック・ネットワーク・システム、802xx無線LAN、Bluetooth(登録商標)、および、その他任意の短距離または長距離の無線通信技術を含みうる。
さまざまな態様または特徴が、多くのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むシステムの観点から示されるだろう。さまざまなシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュール等を含むことができるか、および/または、図面に関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュール等の必ずしも全てを含んでいる訳ではないことが理解され、認識されるべきである。これらアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
図1に示すように、複数の無線通信システムから選択するための無線通信システム100が例示されている。システム100は、例えば、基地局104および/または基地局106のような1または複数の基地局、または他のデバイスから、無線ネットワーク・アクセスを受信するデバイス102を含んでいる。デバイス102は、UEまたはその他のモバイル・デバイス、中継ノード、アクセス・ポイント等でありうる。基地局104および基地局106は、同様に、(例えば、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック・モードにある)UE、中継ノード、アクセス・ポイント等でありうる。ここで、基地局104または基地局106は、(図示しない)無線ネットワークへのアクセスをデバイス102に提供する。それに加えて、デバイス102は、例えば、基地局104および/または基地局106から、順方向リンク・チャネル108および/または順方向リンク・チャネル112で信号を受信しうる。そして、逆方向リンク110および/または逆方向リンク114で、基地局104および/または基地局106と通信することを試みうる。
例によれば、デバイス102は、順方向リンク・チャネル108で基地局104から信号を受信しうる。そして、逆方向リンク・チャネル110で基地局104へ返信することを試みうる。しかしながら、逆方向リンク・チャネル110は、基地局104へアクセスできないほど信頼性が低い場合がある。これは、例えば、基地局104が信号を受信するにはデバイス102から遠すぎる(例えば、基地局104は順方向リンク・チャネル108でデバイス102へ送信しかできない)、逆方向リンク・チャネル110に関連するチャネル条件が、信頼性の高い接続を維持するのに要求されるしきい値未満である等のような、さまざまな理由のためでありうる。一例において、基地局104は、順方向リンク・チャネル108信号が非常に強くなるように、デバイス102よりも高いエレベーションにありうるので、デバイス102は、逆方向リンク・チャネル110で通信するには遠すぎて、通信ループを閉じるにも関わらず、順方向リンク・チャネル108で信号を傍受しうる。
したがって、デバイス102は、逆方向リンク・チャネル110で基地局104にアクセスすることを試み、そして、失敗しうる。例えば、デバイス102は、ある期間中、基地局104、関連する無線通信システム、関連するチャネル等を回避しうる。そして、例えば基地局106のように、別のシステムの別の基地局へのアクセスを試みうるか、および/または、例えば別のチャネルを利用しうる。一例では、デバイス102は、基地局104を回避リストに追加し、回避タイマを起動しうる。この点に関し、デバイス102は、基地局104や、類似の無線通信タイプの基地局や、通信のために同じチャネルを利用しうる基地局等を探索することなく、他の基地局を求めて探索しうる。回避タイマが終了すると、デバイス102は、基地局104等を求めて探索しうる。
しかしながら、例において、基地局104は、基地局106よりも好適でありうる。(例えば、基地局104は、デバイス102のホーム無線通信システムを用いてアフィリエートされうる。そして、高度なサービスや、増加された帯域幅等をデバイス102へ提供しうる。)さらに、例えば、逆方向リンク108の低信頼性は、一時的でありうると認識されるべきである。したがって、例えば、デバイス102は、回避期間中もまた、基地局104へ、または、同じ無線通信システムにおける、または同じチャネルを用いる別の基地局へのアクセスを試みうる。一例において、デバイス102は、再選択タイマ等にしたがって、1または複数の別の基地局との再選択手順中のさまざまな時間において、基地局104を回避すると判定すると、基地局104、または、同じ無線通信システムまたはチャネルの別の基地局へのアクセスを試みうる。
他の例において、基地局104は、デバイス102がデバイス102における順方向リンク108の電力に関して適切なリソースで送信できるようにするために、逆方向リンク・チャネル110および順方向リンク・チャネル108をバランスさせうる。さらに、例えば、基地局104は、順方向リンク・チャネル108で基地局104を獲得した後、デバイス102に対して、登録を実行させうる。例えば、これは、逆方向リンク・チャネル110の信頼性が低い場合、登録の失敗をもたらしうる。これは、デバイス102に対して、他の基地局(例えば、基地局106)への再選択を試みさせうる。また別の例では、基地局106は、エリア内のデバイス102に関し、基地局104と同じ優先度で動作するように修正されうる。ここで、基地局104は、強い順方向リンク・チャネル108と、信頼性の低い逆方向リンク・チャネル110とを有する。
図2に移って、逆方向リンク・チャレンジ基地局のための回避手順を決定する無線通信システム200の例が図示される。システム200は、デバイス102を含みうる。これは、前述したように、順方向リンク108および/または順方向リンク112、および、逆方向リンク110および/または逆方向リンク114によって、基地局104および/または基地局106と通信しうる。それに加えて、説明するように、基地局104および基地局106は、異なる無線通信システムに関連しうる。デバイス102は、1または複数の基地局から順方向リンク・チャネル信号を受信しうる基地局検出構成要素202と、基地局に関連する逆方向リンク・チャネルの信頼性のレベルを判定する信頼性判定構成要素204とを備えうる。デバイス102はまた、基地局との逆方向リンクが確立できないか、あるレベルの低信頼性を有しているとの判定がなされると、回避タイマを起動する回避タイマ構成要素206と、1または複数の基地局へのアクセスを試みるシステム接続構成要素208とを備える。
例によれば、基地局検出構成要素202は、例えば基地局104および基地局106のような、デバイス102の範囲内の1または複数の基地局を(例えば、基地局からの信号を測定すること等に少なくとも部分的に基づいて)判定しうる。それに加えて、例えば、基地局検出構成要素202は、デバイス102が電源をオンすることまたは通信を開始することの一部として、再選択の一部として、および/またはその他として、信号を測定しうる。信頼性判定構成要素204は、例えば、(例えば、低信頼性が一時的であるか継続的であるかのような)1または複数の基地局の逆方向リンク・チャネルに関する低信頼性のレベルを判定しうる。説明するように、例えば、基地局検出構成要素202は、基地局104の順方向リンク・チャネル108を測定しうる。そして、信号が、デバイス102にサービス提供するほど十分に強い(例えば、信号対雑音比(SNR)が、しきいレベル以上である)ことを判定しうる。したがって、信頼性判定構成要素204は、関連する低信頼性のレベルを判定するために、逆方向リンク・チャネル110によって信号を送信しうる。
例えば、デバイス102、すなわち信頼性判定構成要素204は、最大アクセス・プローブ(MAP)手順を開始しうる。ここで、デバイス102は、接続するまで、または、しきい電力に達するまで、増加された電力で、複数回、逆方向リンク・チャネルで基地局104へ送信する。この例では、基地局104にアクセスすることなく、しきい電力に達しうる。デバイス102は、MAP手順の間に送信された信号に対する応答を受信することに少なくとも部分的に基づいて、基地局104に接続されているかを判定し、信頼性判定構成要素204は、この例では、逆方向リンク・チャネル110が基地局104との通信を続けるのに十分信頼性が高いかを、(例えば、基地局104から受信した制御データに基づいて)認識しうることが認識されるべきである。しかしながら、一例において、MAPは失敗しうる。これは、MAP終了(MAPE)と称されうる。この場合、信頼性判定構成要素204は、逆方向リンク・チャネルが低信頼性であると認識しうる。
何れの例でも(例えば、逆方向リンク・チャネル110が基地局104との通信に不十分であると判定された場合であっても、MAPEが生じた場合であっても)、信頼性判定構成要素204は、逆方向リンク・チャネル110に関連する低信頼性のレベル(例えば、この低信頼性が一時的であるか継続的であるか)を判定しうる。一例において、信頼性判定構成要素204は先ず、逆方向リンク・チャネル108問題が、継続的であると仮定し、さらなるアクセス試行を保留にする。したがって、例えば、システム接続構成要素208は、信頼性判定構成要素204が低信頼度を認識することに基づいて、基地局104を回避リストに追加しうる。そして、回避タイマ構成要素206は、基地局104、および/または、同じ無線通信システムの、および/または、同じチャネルを用いる基地局を回避するために、関連付けられたタイマを起動しうる。システム接続構成要素208は、基地局104または基地局106、および/または、その他の基地局へのアクセスを試みるために、(例えば、再選択手順のような)さまざまな手順を実行しうる。
しかしながら、基地局104は、例えば基地局106のように、エリア内の他の基地局と比べて、好適な無線通信システムのものでありうることが認識されるべきである。この点において、信頼性判定構成要素204は、他の基地局等へのアクセスを取得および/または試行するために実行されうる1または複数の手順の間、または、これら手順に基づいて、システム接続構成要素208が基地局104にアクセスしうるか、接続しうるかに少なくとも部分的に基づいて、基地局104における無線リンク・チャネル失敗が、一時的であるか継続的であるかを判定しうる。例えば、システム接続構成要素208、または、1または複数の別の構成要素は、たとえ信頼性判定構成要素204が基地局104および/または関連する無線通信システムを、回避リスト内に維持している場合であっても、このような獲得/アクセス試行を実行する。
例えば、システム接続構成要素208によるアクセス試行がしきい回数なされた後、信頼性判定構成要素204は、逆方向リンク・チャネル110失敗が継続的であると判定しうる。そして、システム接続構成要素208は、長期間、基地局104の獲得を試みることを回避しうる。これは、例えば、回避タイマや、基地局104を回避するための回避タイマ構成要素206によって起動される別のタイマに少なくとも部分的に基づきうる。同様に、その他何れの基地局も、同じ無線通信システムのための範囲内に無い場合、システム接続構成要素208は、より長く設定された期間、無線通信システムのどの基地局をも回避しうる。
図3を参照して、逆方向リンク・チャネルの失敗または低信頼性が、一時的であるか、継続的であるかを判定する無線通信システム300の例が示されている。システム300は、デバイス102を含みうる。これは、上述したように、順方向リンク108および/または順方向リンク112で基地局104および/または基地局106と通信し、逆方向リンク110および/または逆方向リンク114による通信を試みうる。それに加えて、説明するように、基地局104および基地局106は、異なる無線通信システムに関連しうる。
デバイス102は、接続を試みる1または複数の基地局を位置決めしうる基地局検出構成要素202と、1または複数の基地局の逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定する信頼性判定構成要素204とを備えうる。デバイス102はまた、基地局との逆方向リンクが確立されないか、または、信頼性が低いと判定されると、タイマを起動する回避タイマ構成要素206と、1または複数の基地局への接続を確立するシステム接続構成要素208と、1または複数の基地局への再選択を試みる再選択構成要素302と、を備える。デバイス102はさらに、回避されたシステムへのアクセスを試みるために、ABSRタイマを起動するABSRタイマ構成要素304と、範囲内の他の基地局の位置決めを試みるために、1または複数のOoS手順を実行するサービス停止(OoS)構成要素306と、を備える。
例によれば、説明するように、基地局検出構成要素202は、例えば基地局104および基地局106のように、デバイス102の範囲内の1または複数の基地局を判定しうる。そして、信頼性判定構成要素204は、1または複数の基地局のうちの少なくとも1つが、信頼性の高い逆方向リンク・チャネルを有しているかを判定しうる。一例において、基地局検出構成要素202は、基地局104が、所望の無線通信システムにあること、および/または、順方向リンク・チャネル108が、基地局104と通信するために十分な品質であること、を判定しうる。しかしながら、信頼性判定構成要素204は、説明するように、(例えば、MAPEを経験することに少なくとも部分的に基づいて、)逆方向リンク・チャネル110が低信頼性であるか、および/または、低信頼性のレベル、を判定しうる。
この場合、説明するように、信頼性判定構成要素204は、逆方向リンク・チャネル110との問題が、一時的であるか、または、継続的であるかを判定しうる。一例において、信頼性判定構成要素204はまず、説明したように、逆方向リンク・チャネル108問題が一時的であると仮定し、システム接続構成要素208によるさらなるアクセス試行を保留にする。したがって、例えば、信頼性判定構成要素204は、基地局104を回避リストに追加しうる。そして、回避タイマ構成要素206は、基地局104、および/または、同じ無線通信システムの、および/または、同じチャネルを用いる基地局を回避するために、関連付けられたタイマを起動しうる。例えば、ハードコードされた値、設定された値、またはその他の固定された値に少なくとも部分的に基づいて、無線通信システムにアクセスするための試行履歴等(例えば、MAPEの経験後に最後にアクセスを取得したことに関連するタイマ値等)に少なくとも部分的に基づいて、タイマを起動しうる。
しかしながら、基地局104は、例えば基地局106のような、エリア内の他の基地局に比べて、好適な無線通信システムのものでありうることが認識されるべきである。この点に関し、説明されるように、システム接続構成要素208は、信頼性判定構成要素204が、(例えば、優先度が低い無線通信システムの他の基地局と通信している間、このような通信を開始すること等のように)基地局104が回避されるべきと宣言した後でさえも、基地局104にアクセスすることを試みうる。したがって、一例において、再選択構成要素302は、1または複数の基地局への再選択を試みる際に、回避リスト内のシステムを考慮しうる。ここで、これらシステムは、現在の無線通信システムと同じ優先度またはそれよりも高い優先度のシステムからなる。一例において、再選択構成要素302は、信頼性判定構成要素204が逆方向リンク・チャネル110は信頼性が低いと認識した後に、最適化されたサイレント・リダイヤル(OSR)を実行しうる。そして、OSRを実行している場合、回避されたシステムを考慮しうる。したがって、例えば、基地局検出構成要素202は、基地局104を再び獲得しうる。そして、逆方向リンク・チャネル110が、OSRの一部として、基地局104と通信するのに十分であると信頼性判定構成要素204が判定した場合には、システム接続構成要素208は、前の逆方向リンク・チャネル110失敗は一時的なものであったと判定し、基地局104へのアクセスを試みうる。アクセスが許可された場合、例えば、回避タイマ構成要素206は、回避タイマを停止させうる。
別の例において、逆方向リンク・チャネル110がOSR中に基地局104と通信するのに不十分であると、信頼性判定構成要素204が認識した場合、回避タイマ構成要素206が、基地局104のために関連付けられた回避タイマを動作し続けうる。そして、基地局検出構成要素202は、他の無線通信システムを評価しうる。例えば、基地局検出構成要素202は、基地局106を取得しうる。そして、信頼性判定構成要素204は、逆方向リンク・チャネル114を測定し、基地局106と通信するのに十分であると判定しうる。この例では、システム接続構成要素208は、基地局106にアクセスしうる。何れの場合も、回避タイマ構成要素206は、タイマが時間切れになるまで、および/または、再選択構成要素302が基地局104、または、同じ無線通信システムの他の基地局と通信可能となるまで、回避タイマをリセットしない。例えば、基地局104は、より好適な無線通信システムに関連付けられているので、再選択構成要素302は、基地局104が回避リストにあろうとも、少なくとも、逆方向リンク・チャネル110問題が継続的であると信頼性判定構成要素204が判定するまで、基地局104へのアクセスを試みうる。
したがって、例では、再選択構成要素302が、より好適な無線通信システムの基地局が、範囲内にある(例えば、基地局106との確立された接続を有する間である)かを判定するために、ベター・サービス再選択(BSR:better service reselection)を実行しうる。例えば、基地局104の無線通信システムのようなシステムまたは関連する基地局が、回避リスト内にある場合、再選択構成要素302は、回避されたシステムをも考慮するために、ABSRを実行しうる。この点に関し、例えば、基地局検出構成要素202は、説明するように、基地局104を獲得しうる。そして、信頼性判定構成要素204は、説明するように、逆方向リンク・チャネル110が信頼性が高いかを認識しうる。信頼性が高いと認識された場合、システム接続構成要素208は、基地局104へのアクセスを試みうる。信頼性が高いと認識されなかった場合、回避タイマ構成要素206は、回避タイマを動作し続ける。
さらに、信頼性判定構成要素204が、逆方向リンク・チャネルが信頼性が低いと認識した場合、ABSRタイマ構成要素304は、次のABSRを実行するために、ABSRタイマを起動する。再選択構成要素302が、別のBSRを実行する前に、回避されたシステムへの再選択を行うことなく、複数のABSRを実行できるような値に、ABSRタイマ構成要素304が、ABSRタイマを初期化しうることが認識されるべきである。この点に関し、例えば、デバイス102は、ABSRタイマのものよりも大きな初期値を有するBSRタイマをも利用しうる。別の例では、再選択構成要素302は、BSR試行毎に設定されたABSR試行回数を決定しうる。そして、ABSRタイマ構成要素304は、ABSR試行回数およびBSRタイマ値にしたがってABSRタイマ初期値を認識しうる。さらに、例えば、再選択構成要素302は、システム毎、基地局毎、またはチャネル毎にABSR試行のカウンタを管理しうる。そして、決定されたABSR試行回数に一致させるために、各試行後、カウンタをデクリメントしうる。別の例では、ABSRタイマ構成要素304は、例えば、再選択構成要素302がさほど好適ではないシステムを再選択すること、デバイス102がコールをリリースすること、デバイス102がさほど好適ではないシステムから限定されたサービスを獲得すること等のような1または複数のイベントに少なくとも部分的に基づいてABSRタイマを起動しうる。
さらに、ABSR試行の合計数が、(例えば、回避タイマに関して上述したように、設定に基づいて、無線通信システムまたはその他のシステムへの試行履歴に基づいて、)再選択構成要素302によって判定されうる。関連するカウンタはまた、ABSR試行総数に関し、再選択構成要素302によってデクリメントされうる。システム接続構成要素208は、ある無線通信システムおよび/または基地局(例えば、基地局104のような)に関し、ABSR試行総数に達した後、逆方向リンク・チャネル110低信頼性が継続的であると判定しうる。そして、回避タイマ構成要素206において、回避タイマの持続期間の間、基地局104および/または関連する無線通信システムを回避しうる。この点に関し、例えば、デバイス102は、逆方向リンク・チャネル低信頼性が、好適なシステムのために一時的のみであるとデバイス102が判定することを可能にしながら、好適なシステムを探索するために以前に必要とされた電力を節約しうる。
さらに、例えば、信頼性判定構成要素204は、(例えば、OSRであるかABSRであるかのように)逆方向リンク・チャネル110が再選択中に十分信頼性が高いかを認識している場合、システム接続構成要素208は、アクセスが基地局104において迅速にトリガされるかを判定しうる。例において、これは、登録が基地局104において最新であるか、および/または、関連する無線通信システムであるかを判定することを含みうる。そう判定されなかった場合、再選択構成要素302は、(もしも存在すれば)次に高い順番の基地局への再選択を試行し、このシステムを回避し続ける。一方、そう判定された場合、システム接続構成要素208が、システムへ接続し、信頼性判定構成要素204が、回避リストからこのシステムを削除し、回避タイマ構成要素206が、このシステムに関する回避タイマをキャンセルしうる。
再選択構成要素302が、再選択のために、適切な基地局、または、関連する無線通信システムを位置決めできない場合、OoS構成要素306は、OoS手順を実行しうる。例えば、基地局104に関連する無線通信システムのようなシステムが回避リスト内にある場合、OoS構成要素306は、回避されたOoS(AOoS)手順を実行しうる。これによって、回避されたシステムが探索され、もしも獲得されれば、システム接続構成要素208は、登録が最新である場合、アクセスを試みることができるようになりうる。登録が最新ではない場合、OoS構成要素306は、回避されたシステムを求める探索を行わないOoS手順を実行しうる。
図4に移って、回避されたシステムがBSRの間に探索されるようになる無線通信ネットワーク400の例が図示される。ネットワーク400は、説明するように、基地局104および/または基地局106へのアクセスを試みるデバイス102を含みうる。デバイス102は、説明するように、基地局104から順方向リンク・チャネル信号を受信し、周波数F1を有する対応する逆方向リンク・チャネルを用いて接続することを試みうる。デバイス102は、402において、基地局104への登録中、F1におけるMAPEを経験しうる。例では、これが最初のアクセス試行である場合、デバイス102は、基地局104のシステムに関連する回避タイマを起動し、このシステム、基地局104、または、関連するチャネルを、回避リストに追加しうる。さらに、デバイス102は、例えば、範囲内にありうる任意の他の基地局に関するMAPEを経験し、基地局104と同じシステムを用いて通信しうる。説明するように、この例では、デバイス102は、別のシステムへのアクセスを試みうる。この点に関し、デバイス102は、404において、基地局106を利用するOoS探索の間、周波数F2でシステムを獲得しうる。さらに、デバイス102は、この時点において、ある将来の時間において、より良好なシステムを求める探索をするために、BSRタイマを起動しうる。
それに加えて、デバイス102は、基地局104がアクセスされうるか、または、同じシステムの基地局がアクセスされうるかを判定するために、406において、F1におけるABSRを開始しうる。なぜなら、基地局104は、基地局106よりも高い優先度にあるからである。デバイス102は、408において、回避されたシステムを、F1において獲得しうるが、MAPEは、基地局104との登録中に生じうる。この点において、デバイス102は、このシステムを回避リストに維持し、タイマを動作し続けうる。デバイス102は、410において、基地局106を利用するOoS探索の間、周波数F2でシステムを獲得しうる。さらに、説明するように、デバイス102は、ABSRタイマを起動しうる。これは、BSRタイマの間、1または複数のタイマを終了させる。これによって、ABSRは、回避されたより好適なシステムへのアクセスを試みるために、BSRよりもより頻繁に実行されうる。デバイス102は、(例えば、ABSRタイマが終了すると、)412において、F1で別のABSRを開始しうる。そして、414では、F1において、回避されたシステムを再び取得しうる。しかしながら、MAPEは、基地局104との登録中に生じうる。この点において、デバイス102は、このシステムを回避リストに維持し、タイマを動作し続けうる。デバイス102は再度、416において、基地局106を利用するOoS探索の間、周波数F2でシステムを獲得しうる。
さらに、説明するように、デバイス102は、ABSR406およびABSR412おのおのにおいて、1または複数のABSRカウンタをデクリメントしうる。したがって、指定された回数のABSRが実行されると、デバイス102は、逆方向リンク・チャネルにおける持続的な低信頼性を有するために、F1において、基地局104および/または関連するシステムを考慮しうる。したがって、デバイス102は、少なくとも、回避タイマが終了するまで、システムを回避しうる。この例において、418において、回避タイマがキャンセルされうる。終了前に、回避されたシステムとは別のシステムのために、別のBSRが実行されうることが認識されるべきである。タイマがキャンセルされた後、このシステムは、420において、回避リストから削除されうる。したがって、その後のBSR、OoS、または類似の手順が、以前に回避されたシステムへのアクセスを試みうる。さらに、前述したABSRに関連して示され、また、前の図面で説明されたように、OSRを実行している場合、類似のステップが利用されうることが認識されるべきである。
図5を参照して、BSRの間、回避されたシステムにアクセスすることを試みる無線通信ネットワーク500の例が示される。説明するように、ネットワーク500は、基地局104および/または基地局106へのアクセスを試みるデバイス102を含みうる。デバイス102は、説明するように、基地局104から順方向リンク・チャネル信号を受信し、周波数F1を有する対応する逆方向リンク・チャネルを用いて接続することを試みうる。デバイス102は、402において、基地局104との登録の間、MAPEを経験しうる。例では、これが最初のアクセス試行である場合、デバイス102は、基地局104のシステムに関連する回避タイマを起動し、このシステム、基地局104、または、関連するチャネルを、回避リストに追加しうる。さらに、デバイス102は、例えば、範囲内にありうる任意の他の基地局に関するMAPEを経験し、基地局104と同じシステムを用いて通信しうる。説明するように、デバイス102は、別のシステムへのアクセスを試みうる。この点に関し、デバイス102は、404において、基地局106を利用するOoS探索の間、周波数F2でシステムを獲得しうる。さらに、デバイス102は、この時点において、ある時間において、より良好なシステムを求めて探索するために、BSRタイマを起動しうる。
それに加えて、デバイス102は、基地局104がアクセスされうるか、または、同じシステムの基地局がアクセスされうるかを判定するために、406において、F1におけるABSRを開始しうる。なぜなら、基地局104は、基地局106よりも高い優先度にあるからである。デバイス102は、502において、(例えば、MAPEが生じることなく)回避されたシステムをF1において獲得しうる。この点において、デバイス102は、504において、(例えば、登録、開始等に基づいて、)基地局104においてアクセス試行が直ちにトリガされうると判定しうる。したがって、デバイス102は、506において、基地局104に接続しうる。さらに、この点において、デバイス102は、508において、回避リストから、基地局104のシステムを削除し、510において、関連する回避タイマ510をキャンセルしうる。さらに、前述したABSRに関連して示され、また、前の図面で説明されたように、OSRを実行している場合、類似のステップが利用されうることが認識されるべきである。
図6を参照して、BSRの間、回避されたシステムにアクセスすることを試みる無線通信ネットワーク600の例が示される。説明するように、ネットワーク600は、基地局104および/または基地局106へのアクセスを試みるデバイス102を含みうる。デバイス102は、説明するように、基地局104から順方向リンク・チャネル信号を受信し、周波数F1を有する対応する逆方向リンク・チャネルを用いて接続することを試みうる。デバイス102は、402において、基地局104との登録の間、MAPEを経験しうる。例では、これが最初のアクセス試行である場合、デバイス102は、基地局104のシステムに関連する回避タイマを起動し、このシステム、基地局104、または、関連するチャネルを、回避リストに追加しうる。さらに、デバイス102は、例えば、範囲内にありうる任意の他の基地局に関するMAPEを経験し、基地局104と同じシステムを用いて通信しうる。説明するように、デバイス102は、別のシステムへのアクセスを試みうる。この点に関し、デバイス102は、404において、基地局106を利用するOoS探索の間、周波数F2でシステムを獲得しうる。さらに、デバイス102は、この時点において、ある時間において、より良好なシステムを求める探索をするために、BSRタイマを起動しうる。
さらに、デバイス102は、基地局104がアクセスされうるか、または、同じシステムの基地局がアクセスされうるかを判定するために、406において、F1におけるABSRを開始しうる。なぜなら、基地局104は、基地局106よりも高い優先度にあるからである。デバイス102は、(例えば、MAPEが生じることなく)回避されたシステムをF1において獲得しうる。この点において、デバイス102は、602において、(例えば、登録、開始等に基づいて、)基地局104においてアクセス試行が直ちにトリガされないと判定しうる。したがって、デバイス102は、上述したように、604において、基地局106を利用するOoS探索の間、周波数F2でシステムを獲得しうる。デバイスは、回避タイマを起動し続け、および/または、追加のABSRを実行し続けることが認識されるべきである。期間後、前述したように、デバイス102は、418において、回避タイマをキャンセルし、420において、回避リストからシステムを削除しうる。さらに、前述したABSRに関連して示され、また、前の図面で説明されたように、OSRを実行している場合、類似のステップが利用されうることが認識されるべきである。
図7に移って、AOoS手順を実行する無線通信ネットワーク700の例が図示されている。説明するように、ネットワーク700は、基地局104および/または基地局106へのアクセスを試みるデバイス102を含みうる。デバイス102は、説明するように、基地局104から順方向リンク・チャネル信号を受信し、周波数F1を有する対応する逆方向リンク・チャネルを用いて接続することを試みうる。デバイス102は、402において、基地局104との登録の間、MAPEを経験しうる。例では、これが最初のアクセス試行である場合、デバイス102は、基地局104のシステムに関連する回避タイマを起動し、このシステム、基地局104、または、関連するチャネルを、回避リストに追加しうる。さらに、デバイス102は、例えば、範囲内にありうる任意の他の基地局に関するMAPEを経験し、基地局104と同じシステムを用いて通信しうる。デバイス102はその後、702において、別のシステムにおいて、1または複数の別の基地局を求める探索を行うか、あるいは、および/または、説明したように、(例えば、OSR、ABSR等で)基地局104とのさらなるアクセスを試みうる。例では、別の基地局が発見されないか、および/または、ある期間、基地局104とのアクセスがなされない場合、デバイス102は、704において、基地局104および/または関連するシステムとの登録が最新であると判定しうる。そして、706において、AOoS状態に移行しうる。この点において、デバイス102は、回避リスト内にあるものの、基地局104を含む基地局とのアクセスを試みうる。アクセスの無い期間後、デバイスは、前述したように、418において、回避タイマをキャンセルし、420において、このシステムを回避リストから削除しうる。
図8を参照して、OoS手順を実行するための無線通信ネットワーク800の例が例示されている。説明するように、ネットワーク800は、基地局104および/または基地局106へのアクセスを試みるデバイス102を含みうる。デバイス102は、説明するように、基地局104から順方向リンク・チャネル信号を受信し、周波数F1を有する対応する逆方向リンク・チャネルを用いて接続することを試みうる。デバイス102は、402において、基地局104との登録の間、MAPEを経験しうる。例では、これが最初のアクセス試行である場合、デバイス102は、基地局104のシステムに関連する回避タイマを起動し、このシステム、基地局104、または、関連するチャネルを、回避リストに追加しうる。さらに、デバイス102は、例えば、範囲内にありうる任意の他の基地局に関するMAPEを経験し、基地局104と同じシステムを用いて通信しうる。デバイス102はその後、702において、別のシステムにおいて、1または複数の別の基地局を求める探索を行うか、あるいは、および/または、説明したように、(例えば、OSR、ABSR等で)基地局104とのさらなるアクセスを試みうる。例では、別の基地局が発見されないか、および/または、ある期間、基地局104とのアクセスがなされない場合、デバイス102は、802において、基地局104および/または関連するシステムとの登録が最新ではないと判定しうる。そして、804において、OoS状態に移行しうる。この点において、説明するように、デバイス102は、回避リスト内にあるものの、登録は最新ではないので、基地局104を除く基地局とのアクセスを試みうる。アクセスの無い期間後、デバイスは、前述したように、418において、回避タイマをキャンセルし、420において、このシステムを回避リストから削除しうる。
図9−10を参照して、無線通信におけるシステムへの接続試行を回避することに関連する方法の例が例示される。説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の実施形態にしたがって、幾つかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法はその代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図9に移って、判定された低信頼性のレベルに基づいてシステムを回避することを容易にする方法900の例が示される。902では、順方向リンク・チャネルでシステムから通信が受信されうる。説明するように、この通信は、高いSNRを持ち、システムは、接続が望まれる好適なシステムでありうる。904では、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルが判定されうる。説明するように、例えば、低信頼性は、システムへの失敗したアクセス試行、不十分なSNR、および/または、逆方向リンク・チャネルに関連するリソース等を含みうる。906では、低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数のタイマにしたがってシステムが回避されうる。したがって、一例で説明するように、低信頼性が一時的である場合、システムは、継続的である場合よりも短い期間の間、回避されうる。本明細書に記載されるように、低信頼性が一時的であると認識された場合、タイマの間、さまざまな手順が実行され、回避されたシステムへのアクセスが試みられる。
図10に参照するように、判定された逆方向リンク・チャネル低信頼性が一時的または継続的である場合に、システムを回避することを容易にする方法1000の例が例示される。1002では、順方向リンク・チャネル信号が、最も好適な基地局から受信されうる。1004では、一時的な低信頼性の逆方向リンク・チャネルがこの基地局のために判定され、この基地局(または関連するシステム)が、回避リストに追加されうる。そして、回避タイマが起動されうる。説明するように、低信頼性は、アクセス失敗、不十分なリソース、または品質等に少なくとも部分的に基づきうる。1006では、回避リスト内のシステムを含む再選択が実行されうる。説明するように、この再選択は、(例えば、少なくとも、逆方向リンク失敗を判定する第1のインスタンスにおける)システムのためのOSRを含みうる。1008では、回避されたシステムが獲得されるかが判定されうる。獲得されると判定された場合、1010において、システムにおける登録が最新であるかが判定されうる。最新であると判定された場合、1012において、システムにアクセスされうるか(例えば、逆方向リンク・チャネルが、接続のための十分な信頼性を有しているか)が判定されうる。システムにアクセスできると判定された場合、システムは、1014において、回避リストから削除され、タイマがキャンセルされうる。
1008において、回避されたシステムが獲得されない場合、1010において、登録が最新ではない場合、1012において、このシステムにアクセスできない場合、1016において、ABSRが終了したかが判定されうる。これは、ABSRタイマが終了したか、(例えば、BSR期間中に)設定された回数、ABSR試行がなされたか、等を確認することを含みうる。確認されなかった場合、1006において、(例えば、ABSRのような)回避リスト内のシステムを含む再選択が実行されうる。1016において、ABSRが終了した場合、1018において、基地局の低信頼性の逆方向リンク・チャネルが継続的であると判定されうる。これに関し、1020において、BSRが、回避されたシステムへのアクセスを試みることなく実行されうる。BSR手順(例えば、別のシステムは再選択されるか、または、BSRタイマが終了した)後、1022において、BSRにおいて新たなシステムが選択されたかが判定されうる。新たなシステムが選択された場合、(例えば、回避タイマが終了しない限り)回避リスト内のシステムを含む再選択が実行されうる。新たなシステムが選択されない場合、1024において、回避タイマが終了しているかが判定されうる。終了していると判定されなかった場合、1006において、回避リスト内のシステムを含む再選択が実行されうる。終了していると判定された場合、1026において、システム登録が最新であるかが判定されうる。最新であると判定されなかった場合、1028において、OoSが宣言される。また、最新であると判定された場合、1030において、AOoSが宣言される。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、説明するように、推論は、逆方向リンク・チャネルが信頼できるか否か、低信頼性のレベル等を判定することに関してなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されたような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態の推論あるいはそれらに関連する推理のプロセスを称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を識別するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、該当する状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図11を参照して、逆方向リンク・チャネルの低信頼性に少なくとも部分的に基づいて、システムを回避するシステム1100が例示される。例えば、システム1100は、基地局、モバイル・デバイス等の中に少なくとも部分的に存在しうる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、順方向リンク・チャネルによってシステムから通信を受信するための電子構成要素1104を含みうる。説明するように、例えば、順方向リンク・チャネルは、基地局からさらなる通信を受信するのに十分なラジオ条件を示しうるので、ここへの接続が試みられうる。この点に関し、論理グループ1102は、システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定するための電子構成要素1106を備えうる。
説明するように、例えば、これは、基地局へのアクセスを試みることと、逆方向リンク・チャネルが、基地局との通信のために十分なラジオ条件を有しているかを判定することと、に少なくとも部分的に基づいて判定されうる。さらに、論理グループ1002は、低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがってシステムを回避するための電子構成要素1108を備えうる。説明するように、電子構成要素1108は、逆方向リンク・チャネルが一時的に低信頼性であるのか、継続的に低信頼性であるのかに基づいて、ある期間、システムを回避しうる。さらに、例えば、電子構成要素1108は、先ず一時的な低信頼性を仮定しうる。そして、低信頼性が継続的であるものと考慮するかを判定するためのさまざまな手順を実行しうる。さらに、システム1100は、電子構成要素1104、1106、1108に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1110を含みうる。メモリ1110の外側にあるとして示されているが、電子構成要素1104、1106、1108のうちの1または複数は、メモリ1110内に存在しうることが理解されるべきである。
図12に示すように、本明細書に記載されたさまざまな実施形態にしたがった無線通信システム1200が例示されている。システム1200は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局1202を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ1204およびアンテナ1206を含むことができ、別のグループはアンテナ1208およびアンテナ1210を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ1212およびアンテナ1214を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局1202はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えうる。
基地局1202は、例えばモバイル・デバイス1216およびモバイル・デバイス1222のような1または複数のモバイル・デバイスと通信しうる。しかしながら、基地局1202は、モバイル・デバイス1216およびモバイル・デバイス1222に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス1216、1222は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム1200を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス1216は、アンテナ1212およびアンテナ1214と通信している。ここで、アンテナ1212およびアンテナ1214は、順方向リンク1218によってモバイル・デバイス1216へ情報を送信し、逆方向リンク1220によってモバイル・デバイス1216から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス1222はアンテナ1204およびアンテナ1206と通信している。ここで、アンテナ1204およびアンテナ1206は、順方向リンク1224でアクセス端末1222へ情報を送信し、逆方向リンク1226でアクセス端末1222から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク1218は、逆方向リンク1220によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク1224は、逆方向リンク1226によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク1218および逆方向リンク1220は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク1224および逆方向リンク1226は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局1202のセクタと称されうる。例えば、基地局1202によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク1218および順方向リンク1224による通信では、基地局1202の送信アンテナは、モバイル・デバイス1216およびモバイル・デバイス1222のための順方向リンク1218および順方向リンク1224の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。また、基地局1202が、関連付けられた有効通信範囲にランダムに散在したモバイル・デバイス1216、1222に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、すべてのモバイル・デバイスに対して単一のアンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス1216、1222は、図示するように、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。例によれば、システム1200は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムでありうる。
図13は、無線通信システム1300の例を示す。無線通信システム1300は、簡潔さの目的で、1つの基地局1310と1つのモバイル・デバイス1350とを示している。しかしながら、システム1300は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局1310およびモバイル・デバイス1350の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。それに加えて、基地局1310および/またはモバイル・デバイス1350は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1−8、図11−12)、および/または方法(図9−10)を適用しうることが認識されるべきである。例えば、本明細書に記載されたシステムおよび/または方法の構成要素または機能は、後述するメモリ1332および/またはメモリ1372、または、プロセッサ1330および/またはプロセッサ1370の一部であり、および/または、開示された機能を実行するために、プロセッサ1330および/またはプロセッサ1370によって実行されうる。
基地局1310では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1312から送信(TX)データ・プロセッサ1314へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームが、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1314は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス1350において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1330によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1320に提供される。TX MIMOプロセッサ1320はその後、N個のシンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)1322a乃至1322tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1320は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1322は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1322a乃至1322tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ1324a乃至1324tそれぞれから送信される。
モバイル・デバイス1350では、送信された変調信号が、N個のアンテナ1352a乃至1352rによって受信され、各アンテナ1352からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)1354a乃至1354rへ提供される。おのおのの受信機1354は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1360は、N個の受信機1354からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1360は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1360による処理は、基地局1310におけるTX MIMOプロセッサ1320およびTXデータ・プロセッサ1314によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ1370は、上述したように、どの事前符号化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ1370は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、データ・ソース1336から多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受信するTXデータ・プロセッサ1338によって処理され、変調器1380によって変調され、送信機1354a乃至1354rによって調整され、基地局1310へ送り戻される。
基地局1310では、モバイル・デバイス1350からの変調信号が、アンテナ1324によって受信され、受信機1322によって調整され、復調器1340によって復調され、RXデータ・プロセッサ1342によって処理されて、モバイル・デバイス1350によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1330は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1330およびプロセッサ1370は、基地局1310およびモバイル・デバイス1350それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ1330およびプロセッサ1370はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1332およびメモリ1372に関連付けられうる。プロセッサ1330およびプロセッサ1370はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的なロジック、論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロ・プロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。それに加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上述したステップおよび/または動作のうちの1または複数を実行するように動作可能な1または複数のモジュールを備えうる。
さらに、本明細書に開示された態様に関連して記載された方法またはアルゴリズムからなるステップおよび/または動作は、ハードウェア内に直接的に組み込まれるか、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって組み込まれるか、これら2つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは、当該技術で周知のその他任意の形態の記憶媒体内に存在しうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサに結合されており、これによって、プロセッサは、記憶媒体との間で情報を読み書きできるようになる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサと記憶媒体が、ASIC内に存在しうる。さらに、ASICは、ユーザ端末に存在することができる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在しうる。さらに、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/または動作は、械読取可能な媒体および/またはコンピュータ読取可能な媒体上の1または任意の組み合わせ、または、コードおよび/または命令群のセットとして存在する。これらは、コンピュータ・プログラム製品に組み込まれうる。
1または複数の態様では、説明された機能が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能はコンピュータ読取可能な媒体に格納されうるか、あるいは、コンピュータ読取可能な媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされる利用可能な任意の媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能な媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるdiskおよびdiscは、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多目的ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ・ディスク(disc)を含む。通常、diskは、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
前述した開示は、例示的な態様および/または実施形態を開示しているが、さまざまな変更および修正が、特許請求の範囲で定義されたような説明された態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなくなされうる ことが注目されるべきである。さらに、説明された態様および/または実施形態の構成要素は、単数形で記載または特許請求されているが、もしも単数であると明示的に述べられていないのであれば、複数が考慮される。さらに、任意の態様および/または実施形態のすべてまたは一部は、特に述べられていないのであれば、その他任意の態様および/または実施形態のすべてまたは一部とともに利用されうる。
前述した開示は、例示的な態様および/または実施形態を開示しているが、さまざまな変更および修正が、特許請求の範囲で定義されたような説明された態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなくなされうる ことが注目されるべきである。さらに、説明された態様および/または実施形態の構成要素は、単数形で記載または特許請求されているが、もしも単数であると明示的に述べられていないのであれば、複数が考慮される。さらに、任意の態様および/または実施形態のすべてまたは一部は、特に述べられていないのであれば、その他任意の態様および/または実施形態のすべてまたは一部とともに利用されうる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 無線通信のための方法であって、
順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信することと、
前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定することと、
前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数のタイマにしたがって前記システムを回避すること、
を備える方法。
[C2] 前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つが終了する前に回避されたシステムを含む、1または複数の再選択手順を実行することをさらに備え、
前記低信頼性のレベルを判定することは、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムがアクセスされるかを判定すること、に少なくとも部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C3] 前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得することをさらに備える、C2に記載の方法。
[C4] アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされるかを、前記システムを獲得することに少なくとも部分的に基づいて判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスすることをさらに備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが一時的であると判定することと、
前記システムにアクセスすると、前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つをキャンセルすることと、
をさらに備えるC4に記載の方法。
[C6] アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガできないと判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムを回避し続けること、をさらに備えるC3に記載の方法。
[C7] 前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定することと、
前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つの残りの持続時間の間、前記システムを回避することと、
をさらに備え、
前記1または複数の再選択手順を実行することは、再選択手順をしきい回数実行することを含む、C2に記載の方法。
[C8] 前記システムへのアクセス試行履歴に少なくとも部分的に基づいて、前記再選択手順のしきい回数を合わせること、をさらに備えるC7に記載の方法。
[C9] 1または複数のベター・サービス再選択(BSR)期間中、別のシステムと通信している間に前記システムの存在を判定すること、コールがリリースされたことを判定すること、前記別のシステムへの再選択を判定すること、または、前記別のシステムによって提供されているサービスにおける1または複数の制限を検出すること、に少なくとも部分的に基づいて、前記1または複数の再選択手順のうちの少なくとも1つを実行するために、回避されたシステムのベター・サービス再選択(ABSR)タイマを起動すること、をさらに備えるC2に記載の方法。
[C10] サービス停止手順を開始することをさらに備え、
前記判定することは、前記システムにアクセスすることなく、多くの再選択手順を実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定することを含む、C1に記載の方法。
[C11] 前記システムに関連する登録状態が最新であると判定することをさらに備え、
前記開始することは、前記登録状態に基づいて、回避されたシステムのサービス停止を開始することを含む、C10に記載の方法。
[C12] 前記システムに関連する登録状態が最新ではないと判定することをさらに備え、
前記開始することは、前記登録状態に基づいて、前記システムを探索しない、システムのサービス停止を開始することを含む、C10に記載の方法。
[C13] 前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つを再起動することと、
前記少なくとも1つのタイマが終了すると、前記システムへのアクセスを試みることと、
をさらに備えるC10に記載の方法。
[C14] 前記システムへの以前のアクセス試行に少なくとも部分的に基づいて、前記1または複数のタイマを合わせること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C15] システムを回避するための装置であって、
順方向リンク・チャネルでシステムから1または複数の信号を受信し、
前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルが、一時的であるか、または継続的であるかを区別し、
タイマおよび前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の再選択手順の間、前記システムを回避する
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C16] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記タイマの終了前に、前記1または複数の再選択手順を実行するように構成され、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識する、C15に記載の装置。
[C17] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得するように構成された、C16に記載の装置。
[C18] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスし、
前記システムにアクセスすると、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識することに少なくとも部分的に基づいて、前記タイマをキャンセルする、
ように構成されたC17に記載の装置。
[C19] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記低信頼性が継続的であると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避するように構成され、
前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、C16に記載の装置。
[C20] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記低信頼性が継続的であると認識することに少なくとも部分的に基づいてサービス停止手順を開始するように構成され、
前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、C15に記載の装置。
[C21] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定するように構成され、
前記サービス停止手順は、回避されたサービス停止手順である、C20に記載の装置。
[C22] 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記タイマを再起動し、前記タイマが終了すると、前記システムへのアクセスを試みるように構成された、C20に記載の装置。
[C23] システム回避を提供するための装置であって、
順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信する手段と、
前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定する手段と、
前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがって前記システムを回避する手段と、
を備える装置。
[C24] 前記タイマの終了前に、回避されたシステムを含む1または複数の再選択手順を実行する手段をさらに備え、
前記判定する手段は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムがアクセスされるかを判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記低信頼性のレベルを判定する、C23に記載の装置。
[C25] 前記システムを回避する手段は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得する、C24に記載の装置。
[C26] 前記システムを回避する手段は、アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスする、C25に記載の装置。
[C27] 前記システムへアクセスすると、前記タイマをキャンセルする手段をさらに備え、
前記判定する手段は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが一時的であると判定する、C26に記載の装置。
[C28] 前記判定する手段は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定し、
前記システムを回避する手段は、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避し、
前記1または複数の再選択手順を実行する手段は、しきい回数の再選択手順を実行する、C24に記載の装置。
[C29] サービス停止手順を開始する手段をさらに備え、
前記判定する手段は、前記システムにアクセスすることなく、多くの再選択手順を実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定する、C23に記載の装置。
[C30] 前記サービス停止手順を開始する手段は、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定し、前記登録状態に基づいて、回避されたシステムのサービス停止を開始する、C29に記載の装置。
[C31] システムを回避するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに対して、順方向リンク・チャネルでシステムから1または複数の信号を受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを認識させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、タイマおよび前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の再選択手順の間、前記システムを回避させるためのコードと、
を備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C32] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマの終了前に、前記1または複数の再選択手順を実行させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識させるためのコードと、
を備えるC31に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C33] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得させるためのコードを備える、C32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C34] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスさせるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記システムにアクセスすると、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識することに少なくとも部分的に基づいて、前記タイマをキャンセルさせるためのコードと、
を備えるC33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C35] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記低信頼性が継続的であると認識させるためのコードに少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避させるためのコードを備え、
前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、C32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C36] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記低信頼性が継続的であると認識させるためのコードに少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、サービス停止手順を開始させるためのコードを備え、
前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、C31に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C37] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定させるためのコードを備え、
前記サービス停止手順は、回避されたサービス停止手順である、C36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C38] 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマを再起動させ、前記タイマが終了すると、前記システムへのアクセスを試みさせるためのコードを備える、C36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C39] システム回避のための装置であって、
順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信する基地局検出構成要素と、
前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを認識する信頼性判定構成要素と、
前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがって前記システムを回避するシステム接続構成要素と、
を備える装置。
[C40] 前記タイマの終了前に、回避されたシステムを含む1または複数の再選択手順を実行する再選択構成要素をさらに備え、
前記信頼性判定構成要素は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムがアクセスされるかを判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記信頼性のレベルを判定する、C39に記載の装置。
[C41] 前記システム接続構成要素は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得する、C40に記載の装置。
[C42] 前記システム接続構成要素は、アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスする、C41に記載の装置。
[C43] 前記システムへアクセスすると、前記タイマをキャンセルする回避タイマ構成要素をさらに備え、
前記信頼性判定構成要素は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが一時的であると判定する、C42に記載の装置。
[C44] 前記信頼性判定構成要素は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定し、
前記システム接続構成要素は、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避し、
前記再選択構成要素は、しきい回数の再選択手順を実行する、C40に記載の装置。
[C45] サービス停止手順を開始するためのサービス停止構成要素をさらに備え、
前記信頼性判定構成要素は、前記システムにアクセスすることなく、多くの再選択手順を実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定する、C39に記載の装置。
[C46] 前記サービス停止構成要素は、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定し、前記登録状態に基づいて、回避されたシステムのサービス停止を開始する、C45に記載の装置。

Claims (46)

  1. 無線通信のための方法であって、
    順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信することと、
    前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定することと、
    前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数のタイマにしたがって前記システムを回避すること、を備える方法。
  2. 前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つが終了する前に回避されたシステムを含む、1または複数の再選択手順を実行することをさらに備え、
    前記低信頼性のレベルを判定することは、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムがアクセスされるかを判定すること、に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされるかを、前記システムを獲得することに少なくとも部分的に基づいて判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスすることをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが一時的であると判定することと、
    前記システムにアクセスすると、前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つをキャンセルすることと、をさらに備える請求項4に記載の方法。
  6. アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガできないと判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムを回避し続けること、をさらに備える請求項3に記載の方法。
  7. 前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定することと、
    前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つの残りの持続時間の間、前記システムを回避することと、をさらに備え、
    前記1または複数の再選択手順を実行することは、再選択手順をしきい回数実行することを含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記システムへのアクセス試行履歴に少なくとも部分的に基づいて、前記再選択手順のしきい回数を合わせること、をさらに備える請求項7に記載の方法。
  9. 1または複数のベター・サービス再選択(BSR)期間中、別のシステムと通信している間に前記システムの存在を判定すること、コールがリリースされたことを判定すること、前記別のシステムへの再選択を判定すること、または、前記別のシステムによって提供されているサービスにおける1または複数の制限を検出すること、に少なくとも部分的に基づいて、前記1または複数の再選択手順のうちの少なくとも1つを実行するために、回避されたシステムのベター・サービス再選択(ABSR)タイマを起動すること、をさらに備える請求項2に記載の方法。
  10. サービス停止手順を開始することをさらに備え、
    前記判定することは、前記システムにアクセスすることなく、多くの再選択手順を実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定することを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記システムに関連する登録状態が最新であると判定することをさらに備え、
    前記開始することは、前記登録状態に基づいて、回避されたシステムのサービス停止を開始することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記システムに関連する登録状態が最新ではないと判定することをさらに備え、
    前記開始することは、前記登録状態に基づいて、前記システムを探索しない、システムのサービス停止を開始することを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記1または複数のタイマのうちの少なくとも1つを再起動することと、
    前記少なくとも1つのタイマが終了すると、前記システムへのアクセスを試みることと、をさらに備える請求項10に記載の方法。
  14. 前記システムへの以前のアクセス試行に少なくとも部分的に基づいて、前記1または複数のタイマを合わせること、をさらに備える請求項1に記載の方法。
  15. システムを回避するための装置であって、
    順方向リンク・チャネルでシステムから1または複数の信号を受信し、
    前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルが、一時的であるか、または継続的であるかを区別し、
    タイマおよび前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の再選択手順の間、前記システムを回避するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を備える装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記タイマの終了前に、前記1または複数の再選択手順を実行するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識する、請求項15に記載の装置。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得するように構成された、請求項16に記載の装置。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスし、
    前記システムにアクセスすると、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識することに少なくとも部分的に基づいて、前記タイマをキャンセルする、ように構成された請求項17に記載の装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記低信頼性が継続的であると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避するように構成され、
    前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、請求項16に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記低信頼性が継続的であると認識することに少なくとも部分的に基づいてサービス停止手順を開始するように構成され、
    前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、請求項15に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定するように構成され、
    前記サービス停止手順は、回避されたサービス停止手順である、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記タイマを再起動し、前記タイマが終了すると、前記システムへのアクセスを試みるように構成された、請求項20に記載の装置。
  23. システム回避を提供するための装置であって、
    順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信する手段と、
    前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを判定する手段と、
    前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがって前記システムを回避する手段と、を備える装置。
  24. 前記タイマの終了前に、回避されたシステムを含む1または複数の再選択手順を実行する手段をさらに備え、
    前記判定する手段は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムがアクセスされるかを判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記低信頼性のレベルを判定する、請求項23に記載の装置。
  25. 前記システムを回避する手段は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得する、請求項24に記載の装置。
  26. 前記システムを回避する手段は、アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスする、請求項25に記載の装置。
  27. 前記システムへアクセスすると、前記タイマをキャンセルする手段をさらに備え、
    前記判定する手段は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが一時的であると判定する、請求項26に記載の装置。
  28. 前記判定する手段は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定し、
    前記システムを回避する手段は、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避し、
    前記1または複数の再選択手順を実行する手段は、しきい回数の再選択手順を実行する、請求項24に記載の装置。
  29. サービス停止手順を開始する手段をさらに備え、
    前記判定する手段は、前記システムにアクセスすることなく、多くの再選択手順を実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定する、請求項23に記載の装置。
  30. 前記サービス停止手順を開始する手段は、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定し、前記登録状態に基づいて、回避されたシステムのサービス停止を開始する、請求項29に記載の装置。
  31. システムを回避するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、順方向リンク・チャネルでシステムから1または複数の信号を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを認識させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、タイマおよび前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、1または複数の再選択手順の間、前記システムを回避させるためのコードと、を備えるコンピュータ読取可能な媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  32. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマの終了前に、前記1または複数の再選択手順を実行させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識させるためのコードと、を備える請求項31に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  33. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得させるためのコードを備える、請求項32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  34. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスさせるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記システムにアクセスすると、前記低信頼性のレベルが一時的であると認識することに少なくとも部分的に基づいて、前記タイマをキャンセルさせるためのコードと、を備える請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  35. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記低信頼性が継続的であると認識させるためのコードに少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避させるためのコードを備え、
    前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、請求項32に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  36. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記低信頼性が継続的であると認識させるためのコードに少なくとも部分的に基づいて、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、サービス停止手順を開始させるためのコードを備え、
    前記1または複数の再選択手順は、しきい回数の再選択手順を含む、請求項31に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  37. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定させるためのコードを備え、
    前記サービス停止手順は、回避されたサービス停止手順である、請求項36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  38. 前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマを再起動させ、前記タイマが終了すると、前記システムへのアクセスを試みさせるためのコードを備える、請求項36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  39. システム回避のための装置であって、
    順方向リンク・チャネルでシステムから通信を受信する基地局検出構成要素と、
    前記システムの逆方向リンク・チャネルに関連する低信頼性のレベルを認識する信頼性判定構成要素と、
    前記低信頼性のレベルに少なくとも部分的に基づいて、タイマにしたがって前記システムを回避するシステム接続構成要素と、を備える装置。
  40. 前記タイマの終了前に、回避されたシステムを含む1または複数の再選択手順を実行する再選択構成要素をさらに備え、
    前記信頼性判定構成要素は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムがアクセスされるかを判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記信頼性のレベルを判定する、請求項39に記載の装置。
  41. 前記システム接続構成要素は、前記1または複数の再選択手順の一部として前記システムを獲得する、請求項40に記載の装置。
  42. 前記システム接続構成要素は、アクセス試行が、前記システムにおいて直ちにトリガされると判定することに少なくとも部分的に基づいて、前記システムにアクセスする、請求項41に記載の装置。
  43. 前記システムへアクセスすると、前記タイマをキャンセルする回避タイマ構成要素をさらに備え、
    前記信頼性判定構成要素は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが一時的であると判定する、請求項42に記載の装置。
  44. 前記信頼性判定構成要素は、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定し、
    前記システム接続構成要素は、前記タイマの残りの持続時間の間、前記システムを回避し、
    前記再選択構成要素は、しきい回数の再選択手順を実行する、請求項40に記載の装置。
  45. サービス停止手順を開始するためのサービス停止構成要素をさらに備え、
    前記信頼性判定構成要素は、前記システムにアクセスすることなく、多くの再選択手順を実行することに少なくとも部分的に基づいて、前記逆方向リンク・チャネルの低信頼性のレベルが継続的であると判定する、請求項39に記載の装置。
  46. 前記サービス停止構成要素は、前記システムに関連する登録状態が最新であると判定し、前記登録状態に基づいて、回避されたシステムのサービス停止を開始する、請求項45に記載の装置。
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