JP2008079079A - 移動端末再接続制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々の状況に応じて最適な再接続時間を自動的に変更することができる移動端末再接続制御方法及び装置を提供する。
【解決手段】移動端末(200)のハンドオーバ履歴を管理し、該ハンドオーバ履歴から移動端末(200)の次回のハンドオーバ先セルを予測する。該予測したハンドオーバ先セルが電波障害エリア(B)に該当することを検出したとき、移動端末(200)に対する所定の再接続時間を変更する。該電波障害エリアが、セルを実装していない圏外エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮させ、該電波障害エリアが一時的な電波障害エリアであるとき、該所定の再接続時間を延長させ、該電波障害エリアが輻輳エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動端末再接続制御方法及び装置に関し、特に移動無線システムにおける無線ネットワーク制御装置での移動端末に対する再接続制御方法及び装置に関するものである。
図13には、従来の移動無線システムにおいて一般に知られている呼設定から再接続処理までのシーケンスが示されている。このシーケンスにおいては、まず、移動端末200が移動先セル(ハンドオーバ先セル)に移動すると、移動端末200における呼制御部203から接続要求(ステップS100)が、無線ネットワーク制御装置100に与えられる。
無線ネットワーク制御装置100では、呼制御部101がこれを受信し、さらに無線管理部110に対して接続要求(ステップS101)を送ることにより、端末200と無線ネットワーク制御装置100との間で無線エリア接続処理(ステップS102)が行われ、ハンドオーバ完了となる。
この後、移動端末200及び無線ネットワーク制御装置100におけるそれぞれの呼制御部203及び101が互いに無線エリアの接続監視(ステップS103,S104 )を行う。これと共に移動端末200のハンドオーバ履歴の更新(ステップS105)が、無線ネットワーク制御装置100におけるデータベースDBのハンドオーバ履歴情報150に対して呼設定時の位置情報と時刻情報を設定することにより行われる。
移動端末200の呼制御部203はさらに無線ネットワーク制御装置100の呼制御部101に対して呼設定要求(ステップS6)を行うと、移動端末200と無線ネットワーク制御装置100とコアネットワーク300と接続先400との間で呼設定処理(ステップS107)が行われ、この結果、接続先400からの応答(ステップS108)が逆のルートで移動端末200まで返されることになる。これにより、通信中(ステップS109)となる。
このように、呼設定が行われた通信中において、移動端末200と、在圏するエリアを制御する基地局(図示せず)との間に通信障害が発生し、移動端末200と無線ネットワーク制御装置100との間の通信が切断(ステップS110)されたとき、移動端末200においては呼制御部203が再接続部202に対して無線切断通知(ステップS111)を行うとともに、無線ネットワーク制御装置100においても呼制御部101が管理部110に対して無線切断通知(ステップS112)を行う。これにより移動端末200と無線ネットワーク制御装置100との間において無線エリアの解放処理(ステップS113)が行われる。
このように無線エリアが解放された後、ユーザによる再発呼手順の紛らわしさを回避するため、移動端末200の再接続部202及び無線ネットワーク制御装置100の無線管理部110において予めタイマ設定(ステップS114, S115)がなされているので、このように設定されたタイマ時間だけ移動端末200が再接続のための要求(ステップS117)を繰り返して行い、移動端末200-無線ネットワーク制御装置100間の無線エリア接続処理(ステップS118)を実行する。
この後は、タイマの停止(ステップS119, S120)が移動端末200及び無線ネットワーク制御装置100のいずれにおいても実行される。そして再び通信状態(ステップS121)が回復する。
このように再接続要求のために移動端末が発信処理を行う時間(再接続時間)は、移動網側、すなわち無線ネットワーク制御装置側では一定に設定されているが、移動端末側でユーザが変更可能にしたもの(例えば、特許文献1参照。)や、移動端末の移動速度によって移動端末側で変更可能にしたもの(例えば、特許文献2参照。)がある。
特開2002-44732号公報 特開2005-73154号公報
上記のように、従来の再接続制御方式における再接続時間は、移動網側では一定に設定されているが、移動端末側でユーザにより変更できるか、又は、移動端末の移動速度によって変更できるようになっている。
しかしながら、再接続が成功するか否かは、移動端末が在圏する基地局(セル)若しくは移動方向にある周辺基地局(セル)の位置状況や輻輳状況などに大きく左右されるが、位置状況や輻輳状況によって、移動網および移動端末の再接続時間を動的に変更することができない。
さらに、移動中のように電波状態が動的に変化する場合は、あと数秒移動すれば電波状態が良くなり通信が継続できる場合であっても、電波状態が良くなるまでの時間よりも再接続時間が短く設定された場合は、再接続が失敗し通信が切断されてしまう。
また、移動中のように移動端末が接続する基地局が変化する場合、移動先の基地局(セル)のリソース不足、若しくは移動先に基地局の配置がなく圏外となり再接続が失敗する場合であっても、必ず再接続時間だけ再接続を実施し、移動網ではリソースを保持したままとなってしまう。
また、大勢のユーザが一斉に移動中の場合、再接続により移動先の基地局の輻輳を引き起こすことが予測できる場合でも、全ての移動端末が必ず再接続時間分の再接続を実施してしまうという課題があった。
従って、本発明は、種々の状況に応じて最適な再接続時間を自動的に変更することができる移動端末再接続制御方法及び装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る移動端末再接続制御方法(又は装置)は、移動端末のハンドオーバ履歴を管理する第1ステップ(又は手段)と、該ハンドオーバ履歴から該移動端末の次回のハンドオーバ先セルを予測する第2ステップ(又は手段)と、該予測したハンドオーバ先セルが電波障害エリアに該当することを検出したとき、該移動端末に対する所定の再接続時間を変更する第3ステップ(又は手段)と、を備えたことを特徴としている。
このような本発明を図1に示した原理図により説明する。
まず、無線ネットワーク制御装置100は、移動端末200がエリアAにおいて或るセルから別のセルにハンドオーバするとき、そのハンドオーバ情報(1)を基地局BS1を経由して受信すると、ハンドオーバ履歴情報を更新する。
そして無線ネットワーク制御装置100では、上記のハンドオーバ履歴から移動端末200の次回のハンドオーバ先セルを予測する。そして、このように予測したハンドオーバ先のセルが電波障害FLの状態にあるエリアBに該当することを検出したとき、移動端末200に対する所定の再接続時間(タイマ値)を変更して通知(2)する。
従って、移動端末200が通信エリアAから障害エリアBに入ったとき、移動端末200は、このエリアBの電波障害の原因によって所定の再接続時間を標準値より短くしたり長くしたり設定されるので、エリアBで通信ができず無線ネットワーク制御装置100への再接続要求(3)を基地局BS2を介して行うときの再接続時間は標準値より短くなったり長くなったりする。
再接続時間がタイムアウトする前に、無線ネットワーク制御装置100が移動端末200からの再接続要求(3)を受信すると、呼を継続することになる。再接続時間がタイムアウトした後は、無線ネットワーク制御装置100では移動端末200に使用していたリソースを解放し、移動端末200では再接続要求の送信を停止し、リソースを解放する。
上記の第3ステップ(又は手段)では、該電波障害エリアが、セルを実装していない圏外エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮させることができる。
すなわち、再接続が出来ないような状態が予測されるときには、予め再接続時間を短くしておくことにより、無線ネットワーク制御装置及び移動端末におけるリソースを早目に解放して有効活用することができる。
また、上記の第3ステップ(又は手段)では、該電波障害エリアが一時的な電波障害エリアであるとき、該所定の再接続時間を延長させてもよい。
すなわち、図1に示す電波障害エリアBがトンネル等でありエリアCに移動すれば通信が復旧すると予測される場合には、予め再接続時間を長くしておくことにより、不必要に再発呼を繰り返さずに済む。
また、上記の第3ステップ(又は手段)では、該電波障害エリアが輻輳エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮してもよい。
すなわち、リソース輻輳により、再接続の確率が低いと予測される場合も、再接続時間を短くしてリソースを早目に解放している。
また、上記の第1ステップ(又は手段)が複数の移動端末のハンドオーバ履歴を管理し、該第2ステップ(又は手段)は、該ハンドオーバ履歴から該次回のハンドオーバ先セルの予測時に該次回のハンドオーバ先セルの該移動端末の集団移動を予測するステップを含み、該第3ステップ(又は手段)は、該次回のハンドオーバ先セルのリソース状態に基づき該集団移動の全移動端末分の再接続に必要なリソースの確保ができないと判定したとき各移動端末毎に該所定の再接続時間を変更するステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、移動端末の集団移動と予想されるときにも、全集団移動中の移動端末がリソースを確保できるように移動端末毎に最適な再接続時間を選択することによりリソースの有効利用を図っている。
また、上記所定の再接続時間が経過しても再接続できなかったとき、再接続失敗回数をセル単位に保持すると共に該再接続失敗回数が閾値を超えているとき該ハンドオーバ先セルの再接続時間を延長してセル単位に保持する第4ステップ(又は手段)をさらに備え、該第2ステップは、該予測した該ハンドオーバ先セルの該第4ステップ(又は手段)で保持した再接続失敗回数が閾値を超えているとき、該セル単位の再接続時間を該移動端末の再接続時間とするステップ(又は手段)を含むことができる。
すなわち、再接続失敗回数を管理することにより、過去の再接続時間の履歴からその移動端末に最適な再接続時間を設定することが可能となる。
なお、上記の第4ステップ(又は手段)は、該再接続失敗回数が該閾値より大きい別の閾値を超えているとき該ハンドオーバ先セルの再接続時間を短縮してセル単位に保持するステップ(又は手段)を含んでもよい。
さらに、本発明に係る移動端末再接続制御方法及び装置では、呼接続動作時に、移動端末の発着信呼の種別を検出する第1ステップ(又は手段)と、該移動端末に対する所定の再接続時間を該種別に応じて変更するステップ(又は手段)と、を備えることもできる。
すなわち、発信の時は再度発信により通話が比較的容易にできるが、着信の時は再度通話ができない可能性もあるので、適宜再接続時間を選択できるようにしている。
本発明により、移動無線システムの再接続制御方式において、ユーザの位置状況、基地局(セル)の位置状況、輻輳状況など様々な状況に応じた最適な再接続時間を動的に予測し、変更することで、通信が継続可能な場合は極力継続し、ユーザによる再発呼手順の煩わしさを回避することが可能となるため、円滑な通話サービスを提供できる。
また、通信が継続不可能な場合は速やかに移動網のリソースを解放し、在圏する基地局のリソースを有効活用することが可能となるため、基地局の輻輳を低減でき、移動無線システムとして安定したサービスを提供できる。
各実施例に共通の構成例:図2〜図4
図2は、図1に示したシステム系統の内、無線ネットワーク制御装置100及び移動端末200をより具体的に示したものである。
無線ネットワーク制御装置100は、移動端末200の呼接続を制御する呼制御部101と、移動端末200との無線信号の送受信を管理する無線管理部110と、移動端末200の移動状態を監視する移動監視部120と、無線ネットワーク制御装置100自身のリソースを管理するリソース管理部130と、データベースDBとで構成されている。
また、呼制御部101は、再接続タイマを制御するタイマ制御部102と、無線信号の消失を検出し再接続を制御する再接続制御部103と、呼情報及び状態を管理する移動端末管理部104とで構成されている。
またデータベースDBは、移動端末単位のデータベースDB1と、セル単位のデータベースDB2と、基地局のデータベースDB3とをそれぞれテーブルの型式で含んでいる。この内のデータベースDB1は、ハンドオーバ履歴情報150と再接続タイマ151と発着信呼種別情報152とで構成されており、データベースDB2は再接続タイマ160と再接続失敗回数情報161とで構成され、データベースDB3は周辺セル情報170と地図情報171とで構成されている。
また、移動端末200も同様に、再接続タイマを記憶するタイマ記憶部201と、再接続を制御する再接続部202と、無線ネットワーク制御装置100との呼接続制御を行う呼接続部203とで構成されている。
上記のデータベースDB1におけるハンドオーバ履歴情報150のテーブル構成例が図3に示されている。この例では、移動端末がn台存在しているとき、それぞれについての端末情報200_1〜200_nが格納されており、各端末情報にはm個のハンドオーバ履歴(1)〜(m)が格納できるようになっている。各ハンドオーバ履歴は「時刻」と「緯度」と「経度」とで構成されている。
さらに、基地局のデータベースDB3における周辺セル情報170のテーブル構成例が図4に示されている。この周辺セル情報170においては、p台の基地局に対応して、基地局BS情報(1)〜(p)が格納されており、各基地局情報は周辺セル情報(1)〜(t)が格納されている。各周辺セル情報には、「種別」と「基準経度」と「基準緯度」と「カバー範囲」と「輻輳レベル」が格納されている。
上記のような構成例を用いて本発明に係る移動端末再接続制御方法及び装置の実施例(1)〜(6)の処理シーケンスを以下に順に説明する。
実施例(1)の処理シーケンス:図5及び図6
今、無線ネットワークシステムにおいて呼接続が発生し(ステップS0)、ハンドオーバなどのイベントが発生すると(ステップS1)、移動監視部120が、移動端末単位のデータベースDB1中のハンドオーバ履歴情報150の更新を行う(ステップS2)。
このハンドオーバ履歴情報150は、図3に示したように、移動端末単位にハンドオーバ履歴(ハンドオーバ時刻、ハンドオーバ経度・緯度)を複数格納できるようになっており、ハンドオーバを行う毎にそのハンドオーバ履歴を格納することになる。
従って、図6に示すように、移動端末200が最初に発信した位置P1では、ハンドオーバ履歴(1)に発信時刻と位置情報(緯度・経度)を格納する。その後、第1回目のハンドオーバを実行した位置P2では、ハンドオーバ履歴(2)にハンドオーバ実行時刻と位置情報(経度・緯度)を格納する。以後、呼が解放されるまで、ハンドオーバを実行する度に順次ハンドオーバ履歴が格納されて行く。
移動監視部120は、周期的に移動端末200のハンドオーバ履歴情報の監視を行う(ステップS3)。そして、移動監視部120は移動端末単位のデータベースDB1からハンドオーバ履歴情報150を参照し(ステップS4)、移動端末200の移動距離と移動方向を算出してタイマ制御部102に通知する(ステップS5)。すなわち、移動監視部120は、図6の例では、ハンドオーバ履歴情報(1)と(2)から位置P1とP2間の移動距離及び方向を算出して通知する。
このような通知を受けたタイマ制御部102は、次にハンドオーバすると予測されるハンドオーバ先セルを算出する。すなわち、図6に示すように、移動端末200の発信位置P1でのハンドオーバ履歴情報(1)から、移動端末200が1回目のハンドオーバを行った位置P2でのハンドオーバ履歴情報(2)に基づき、次にハンドオーバすると予測される位置P3に関するハンドオーバ履歴情報(予測情報)(3)を求める。
また、タイマ制御部102は、基地局のデータベースDB3から周辺セル情報170を参照し(ステップS6)、移動端末200の次のハンドオーバ先セルが圏外となるか否かを判定する。すなわち、図6に示した次回のハンドオーバ予測位置P3でのハンドオーバ履歴情報(3)が、セルが実装されていない圏外エリアOAに相当する場合には、タイマ制御部100には再接続時間を標準のタイマ値より短いタイマ値Aに変更して、移動端末単位のデータベースDB1における再接続タイマ151にタイマ値Aを書き込む(ステップS7)。
これとともにタイマ制御部102は、無線管理部110を経由して移動端末200のタイマ記憶部201に対し再接続時間の変更通知(タイマ値A)を送信する(ステップS8)。
この後、移動端末200が圏外エリアOAに移動すると(ステップS9)、移動端末200においては再接続部202が無線信号の消失(断)を検出し(ステップS10)、同時に無線ネットワーク制御部100においても呼制御部101における再接続制御部103が無線信号断を検出する(ステップS11)。
そして、移動端末200の再接続部200はタイマ記憶部201に対しタイマ値の問い合わせを行い(ステップS12)、無線ネットワーク制御装置100においても再接続制御部103がタイマ制御部102に対してタイマ値の問い合わせを行う(ステップS13)。
これに応答して、移動端末200のタイマ記憶部201はタイマ値Aを再接続部202に通知する(ステップS14)。無線ネットワーク制御部100においては、タイマ制御部102が再接続タイマ151からタイマ値Aを読み出し(ステップS15)、この読み出したタイマ値Aを再接続制御部103に通知する(ステップS16)。
そして、移動端末200においては、再接続部202がタイマ設定を行い(ステップS17)、タイマ値Aが満了(タイムアウト)するまで再接続要求(ステップS19_1〜S19_3)を繰り返す。そして、このタイマ値Aがタイムアウトすると、再接続要求を停止する(ステップS20)。
この間、無線ネットワーク制御装置100においては、タイマ設定(ステップS18)がなされたことにより、タイマ値Aがタイムアウトした時点で、移動網側リソースを解放する(ステップS21)。
なお、何度もハンドオーバを実施した場合は、数回の移動距離・方向の平均より次回のハンドオーバ先セルを算出してもよい。
このようにして、ハンドオーバ先セルが圏外エリアとなるときには、再接続時間を短くして不必要な再接続時間要求を無くし、以て移動端末200及び無線ネットワーク制御装置100におけるリソースを有効活用することができる。
実施例(2)の処理シーケンス:図7及び図8
図7に示した実施例(2)の処理シーケンスは、図5に示した実施例(1)の処理シーケンスに対して、ステップS6の代わりにステップS61が用いられ、ステップS7の代わりにステップS71が用いられるとともに、ステップS19_4並びにステップS22〜S25が加えられている点が異なっている。その他のステップは図5の場合と同様であるので、上記のステップについてのみ説明する。
ステップS5において、タイマ制御部102は、移動監視部120から通知された移動距離と移動方向に基づき、上記の実施例(1)の場合と同様にハンドオーバ先を算出するとともに、このハンドオーバ先の地図情報を地図情報の171から読み出す(ステップS61)。
この時の動作説明図が図8に示されており、移動端末200の予測される位置P3のハンドオーバ先セルがトンネル等の一時的な電波障害エリアFAであることが地図情報より分かったとき、今度は再接続時間を標準のタイマ値より長いタイマ値Bに変更して再接続タイマ151に書き込む(ステップS71)とともに、移動端末200のタイマ記憶部201においてもタイマ値Bを通知して設定する(ステップS8)。
なお、ステップS71においては、次回のハンドオーバ先セルが電波障害エリアではないと判断したときには、再接続タイマ値を標準値に設定する。
この後、ステップS9〜S18を経由して、上記の実施例(2)の処理シーケンスと同様の動作を行った後、移動端末200が圏内エリアに移動すると(ステップS22)、ステップS17及びS18で設定したタイマ値が標準タイマ値より長いタイマ値Bであるので、その後も再接続要求が実行され(ステップS19_4)、これに伴って既存の再接続動作が実行される(ステップS23)。
この結果、再接続が完了することになり、移動端末200及び無線ネットワーク制御装置100においてそれぞれタイマ停止が行われる(ステップS24,S25)。
このようにして、一時的に無線信号断状態が予測されても再接続要求を継続させることにより、再発呼回数を減少させることができる。
実施例(3)の処理シーケンス:図9
図9に示す実施例(3)の処理シーケンスは、上記の図5に示した実施例(1)の処理シーケンスと比較すると、ステップS6の代わりにステップS62が用いられ、ステップS7の代わりにステップS72に用いられるとともに、ステップS9,S10, S11の代わりにステップS91, S101, S111がそれぞれ用いられており、以下にこれらのステップについてのみ説明する。
移動監視部120から移動距離と移動方向を通知されたタイマ制御部102は、上記と同様にハンドオーバ先セルを算出し、このハンドオーバ先セルの輻輳状態がどのようになっているかをリソース管理部130に問い合わせる(ステップS62)。
この結果、移動端末200の予測したハンドオーバ先セルが輻輳状態にあるエリアであった場合、再接続時間を標準値より短いタイマ値Cに変更して再接続タイマ151に書き込む(ステップS72)とともに、このタイマ値Cを無線管理部110から移動端末200のタイマ記憶部201に対しても通知する(ステップS8)。
この後、移動端末200が、輻輳エリアに移動すると(ステップS91)、移動端末200の再接続部202及び無線ネットワーク制御装置100における呼制御部101の再接続制御部103は、その輻輳による無線信号断を検出する(ステップS101,111)。
この後、上記と同様にステップS12〜S18を経由してタイマ値Cによるタイマ設定で再接続要求を行うと(ステップS19_1〜S19_3)、このタイマ値C内で再接続要求が受けられないとき、タイムアウトで再送の停止を行い(ステップS20)、無線ネットワーク制御装置100においてもタイマ値Cでタイムアウトすることにより網側のリソースの解放を行う(ステップS21)。
このようにして、リソース輻輳に伴う再接続要求の時間を短くし、移動端末200と無線ネットワーク制御装置100との通信で使用していたリソースを早めに解放してリソースの有効活用を図っている。
実施例(4)の処理シーケンス:図10
図10に示す実施例(4)の処理シーケンスは、図9に示した実施例(3)の処理シーケンスに対して、ステップS72の代わりにステップS73が用いられるとともに、ステップS14〜S21が、再接続時間が短く設定された場合(I)と、再接続時間が長く設定された場合(II)の両方に対して設けられており、さらにステップS19_4の再接続要求がされるとともに、ステップS22〜S25が、図7の実施例(2)と同様に付加されている点が異なっている。
ステップS1〜S3を経由して、ステップS4において移動端末200のハンドオーバ履歴をデータベースDB1におけるハンドオーバ履歴情報150から参照するとき、その移動端末だけでなく他の移動端末のハンドオーバ履歴も同時に参照する(ステップS41)。
このとき、移動監視部120は、複数の移動端末が同一のハンドオーバ履歴情報を有する場合には、集団での移動と判断して移動距離及び移動方向とともに移動端末数も合わせてタイマ制御部102に対して通知する(ステップS51)。
これを受けたタイマ制御部102は、上記と同様にハンドオーバ先セルを予測するが、この予測したハンドオーバ先セルの輻輳情報をリソース管理部130で参照する(ステップS60)。そして、集団移動が予測されるハンドオーバ先の輻輳状態を判断し、移動端末毎に再接続時間として標準のタイマ値より長いタイマ値D1又は短いタイマ値D2を設定して再接続タイマ151に書き込む(ステップS73)とともに、無線管理部110を介して移動端末200のタイマ記憶部201にタイマ値D1又はD2を通知する(ステップS8)。
この場合、リソースが不足している度合によって、集団移動に係る移動端末の内、一部の移動端末を標準タイマ値より長いタイマ値D1に設定し、他の移動端末を短いタイマ値D2に設定して集団移動中の全移動端末のリソースを確保する。全て短いタイマ値D2に設定しなければならない場合もある。リソースが足りている場合は標準タイマ値のままでよい。
この後、ステップS91, S101, S111, S12, S13を経由した後、再接続時間が短いタイマ値D2に設定された場合(I)を実行する。
すなわち、この場合はステップS14〜S21において図5に示した実施例(1)の処理シーケンスと同様のステップが実行される。
また、再接続時間が長いタイマ値D1に設定された場合(II)においても、やはりステップS14〜S18, S19_1〜S19_4及びS22〜S25が図7に示した実施例(2)の処理シーケンスと同様に実行されることとなる。
このようにしてリソースの確保が可能であると判断された集団移動中の一部の移動端末は長い再接続時間に設定され、リソース(不可)と判断された他の移動端末には短い再接続時間が設定されることとなる。
実施例(5)のシーケンス:図11
図11に示す実施例(5)の処理シーケンスは、図5に示した実施例(1)の処理シーケンスに対して、ステップS6の代わりにステップS63が用いられ、ステップS7の代わりにステップS74及びS75が用いられとともに、ステップS26及びS27が用いられている点が異なっている。
この実施例(5)においては、まず例えば上述した実施例(1)のようにステップS20及びS21により、ハンドオーバ先セルの再接続を失敗したときの回数をセル単位のデータベースDB2における再接続失敗回数情報161に格納する(ステップS26)。
そして、この再接続制御部103は上記の再接続失敗回数がある一定の閾値Th1以上の場合はハンドオーバ先セルに一時的な障害が発生していると想定し、セル単位の再接続タイマ160を標準値より長いタイマ値E1に変更する。また、再接続失敗回数が上記の閾値Th1より大きいTh2を超えている場合(Th2>Th1)には、ハンドオーバ先セルに恒久的な障害が発生していると想定し、再接続タイマ160を短いタイマ値E2に変更して更新する(ステップS27)。
この後、ステップS1〜S5を経由してタイマ制御部102は上記と同様にハンドオーバ先を予測したときに、このハンドオーバ先セルの接続失敗回数を、データベースDB2の再接続失敗回数情報161から参照する(ステップS63)。この再接続失敗回数が一定値Th1を超える場合、セル単位の再接続時間を再接続タイマ160から読み出す(ステップS74)。
この結果、ハンドオーバ先セルの再接続時間タイマ値E1又はE2が移動端末単位の再接続タイマ151に書き込まれる(ステップS75)とともに、無線管理部110を介して移動端末200のタイマ記憶部201にも通知される(ステップS8)。
このようにして、再接続失敗回数によってそれが一時的な障害か恒久的な障害かを判断して再接続時間を変更して行く。
実施例(6)の処理シーケンス:図12
図12に示す実施例(6)の処理シーケンスは、図5に示した実施例(1)において、ステップS1〜S5が無く、その代わりにステップS31及びS32が加えられているとともに、ステップS6の代わりにステップS64が用いられ、ステップS7の代わりにステップS76が用いられている点が異なっている。
この実施例(6)の場合には、まず移動端末管理部104が移動端末単位のデータベースDB1における発着呼種別情報152を、発呼又は着信呼を受けたときに更新する(ステップS31)。そして、この発着信呼の種別をタイマ制御部102に対して通知する(ステップS32)。
この通知を受けたタイマ制御部102は、発着信呼種別情報152を参照し(ステップS64)この発着信呼種別に応じて再接続時間をタイマ値F1又はF2に設定して再接続タイマ151に書き込む(ステップS76)とともに、無線管理部110を介して移動端末200のタイマ記憶部201に通知する(ステップS8)。
この場合、端末種別が発信の場合は再度発信すれば通話が可能であるためタイマ値は標準値より短いタイマ値F1に設定され、端末種別が着信の場合は再度通話ができない場合があるためタイマ値を長いタイマ値F2に変更し、より有効なリソースの確保を図っている。
ステップS9以降の動作は、実施例(1)と同様に実行される。
なお、本発明は、上記実施例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。
(付記1)
移動端末のハンドオーバ履歴を管理する第1ステップと、
該ハンドオーバ履歴から該移動端末の次回のハンドオーバ先セルを予測する第2ステップと、
該予測したハンドオーバ先セルが電波障害エリアに該当することを検出したとき、該移動端末に対する所定の再接続時間を変更する第3ステップと、
を備えたことを特徴とする移動端末再接続制御方法。
(付記2)付記1において、
該第3ステップは、該電波障害エリアが、セルを実装していない圏外エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮させるステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
(付記3)付記1において、
該第3ステップは、該電波障害エリアが一時的な電波障害エリアであるとき、該所定の再接続時間を延長させるステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
(付記4)付記1において、
該第3ステップは、該電波障害エリアが輻輳エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮するステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
(付記5)付記1において、
該第1ステップが複数の移動端末のハンドオーバ履歴を管理し、該第2ステップは、該ハンドオーバ履歴から該次回のハンドオーバ先セルの予測時に該次回のハンドオーバ先セルの該移動端末の集団移動を予測するステップを含み、該第3ステップは、該次回のハンドオーバ先セルのリソース状態に基づき該集団移動の全移動端末分の再接続に必要なリソースの確保ができないと判定したとき各移動端末毎に該所定の再接続時間を変更するステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
(付記6)付記1において、
該所定の再接続時間が経過しても再接続できなかったとき、再接続失敗回数をセル単位に保持すると共に該再接続失敗回数が閾値を超えているとき該ハンドオーバ先セルの再接続時間を延長してセル単位に保持する第4ステップをさらに備え、該第2ステップは、該予測した該ハンドオーバ先セルの該第4ステップで保持した再接続失敗回数が閾値を超えているとき、該セル単位の再接続時間を該移動端末の再接続時間とするステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
(付記7)付記6において、
該第4ステップは、該再接続失敗回数が該閾値より大きい別の閾値を超えているとき該ハンドオーバ先セルの再接続時間を短縮してセル単位に保持するステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
(付記8)
呼接続動作時に、移動端末の発着信呼の種別を検出する第1ステップと、
該移動端末に対する所定の再接続時間を該種別に応じて変更するステップと、
を備えたことを特徴とする移動端末再接続制御方法。
(付記9)
移動端末のハンドオーバ履歴を管理する第1手段と、
該ハンドオーバ履歴から該移動端末の次回のハンドオーバ先セルを予測する第2手段と、
該予測したハンドオーバ先セルが電波障害エリアに該当することを検出したとき、該移動端末に対する所定の再接続時間を変更する第3手段と、
を備えたことを特徴とする移動端末再接続制御装置。
(付記10)付記9において、
該第3手段は、該電波障害エリアが、セルを実装していない圏外エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮させる手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
(付記11)付記9において、
該第3手段は、該電波障害エリアが一時的な電波障害エリアであるとき、該所定の再接続時間を延長させる手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
(付記12)付記9において、
該第3手段は、該電波障害エリアが輻輳エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮する手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
(付記13)付記9において、
該第1手段が複数の移動端末のハンドオーバ履歴を管理し、該第2手段は、該ハンドオーバ履歴から該次回のハンドオーバ先セルの予測時に該次回のハンドオーバ先セルの該移動端末の集団移動を予測する手段を含み、該第3手段は、該次回のハンドオーバ先セルのリソース状態に基づき該集団移動の全移動端末分の再接続に必要なリソースの確保ができないと判定したとき各移動端末毎に該所定の再接続時間を変更する手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
(付記14)付記9において、
該所定の再接続時間が経過しても再接続できなかったとき、再接続失敗回数をセル単位に保持すると共に該再接続失敗回数が閾値を超えているとき該ハンドオーバ先セルの再接続時間を延長してセル単位に保持する第4手段をさらに備え、該第2手段は、該予測した該ハンドオーバ先セルの該第4手段で保持した再接続失敗回数が閾値を超えているとき、該セル単位の再接続時間を該移動端末の再接続時間とする手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
(付記15)付記14において、
該第4手段は、該再接続失敗回数が該閾値より大きい別の閾値を超えているとき該ハンドオーバ先セルの再接続時間を短縮してセル単位に保持する手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
(付記16)
呼接続動作時に、移動端末の発着信呼の種別を検出する第1手段と、
該移動端末に対する所定の再接続時間を該種別に応じて変更する手段と、
を備えたことを特徴とする移動端末再接続制御装置。
本発明に係る移動端末再接続制御方法及び装置の原理を説明したブロック図である。 本発明に係る移動端末再接続制御方法及び装置に用いられるシステム、特に無線ネットワーク制御装置及び移動端末の構成例を具体的に示したブロック図である。 図2に示したハンドオーバ履歴情報のテーブル構成例を示したブロック図である。 図2に示した基地局のデータベースにおける周辺セル情報のテーブル構成例を示したブロック図である。 本発明の実施例(1)の処理シーケンス図である。 実施例(1)の動作説明図である。 本発明の実施例(2)の処理シーケンス図である。 実施例(2)の動作説明図である。 本発明の実施例(3)の処理シーケンス図である。 本発明の実施例(4)の処理シーケンス図である。 本発明の実施例(5)の処理シーケンス図である。 本発明の実施例(6)の処理シーケンス図である。 呼設定から再接続処理までの一般的なシーケンス図である。
符号の説明
100 無線ネットワーク制御装置
101 呼制御部
102 タイマ制御部
103 再接続制御部
104 移動端末管理部
110 無線管理部
120 移動監視部
130 リソース管理部
DB データベース
DB1 移動端末単位のデータベースDB1
150 ハンドオーバ履歴情報
151 再接続タイマ
152 発着信呼種別情報
DB2 セル単位のデータベース
160 再接続タイマ
161 再接続失敗回数情報
DB3 基地局のデータベース
170 周辺セル情報
171 地図情報
BS, BS1, BS2 基地局
図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (5)

  1. 移動端末のハンドオーバ履歴を管理する第1ステップと、
    該ハンドオーバ履歴から該移動端末の次回のハンドオーバ先セルを予測する第2ステップと、
    該予測したハンドオーバ先セルが電波障害エリアに該当することを検出したとき、該移動端末に対する所定の再接続時間を変更する第3ステップと、
    を備えたことを特徴とする移動端末再接続制御方法。
  2. 請求項1において、
    該第3ステップは、該電波障害エリアが、セルを実装していない圏外エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮させるステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
  3. 請求項1において、
    該第3ステップは、該電波障害エリアが一時的な電波障害エリアであるとき、該所定の再接続時間を延長させるステップを含むことを特徴とした移動端末再接続制御方法。
  4. 移動端末のハンドオーバ履歴を管理する第1手段と、
    該ハンドオーバ履歴から該移動端末の次回のハンドオーバ先セルを予測する第2手段と、
    該予測したハンドオーバ先セルが電波障害エリアに該当することを検出したとき、該移動端末に対する所定の再接続時間を変更する第3手段と、
    を備えたことを特徴とする移動端末再接続制御装置。
  5. 請求項4において、
    該第3手段は、該電波障害エリアが、セルを実装していない圏外エリアであるとき、該所定の再接続時間を短縮させる手段を含むことを特徴とした移動端末再接続制御装置。
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