JP5701905B2 - 多元接続無線通信における切断ハンドリングのための方法および装置 - Google Patents

多元接続無線通信における切断ハンドリングのための方法および装置 Download PDF

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Description

優先権主張
本特許出願は、“多元接続シナリオのための切断ハンドリング”(DETACH HANDLING FOR A MULTIPLE ACCESS SCENARIO)と題された2010年1月8日出願の米国特許仮出願61/293,539号に対する優先権を主張する。この仮出願は、本明細書の譲受人に譲渡され、本明細書に参照によって明確に組み込まれている。
以下の記載は、一般に、無線ネットワーク通信に関し、さらに詳しくは、無線ネットワークと通信するために多元接続を利用することに関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。さらに、これらシステムは、例えば第3世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、イボリューション・データ・オプティマイズド(EV−DO)等のような仕様に準拠しうる。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートしうる。モバイル・デバイスはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信しうる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。さらに、モバイル・デバイスは、ピア・トゥ・ピア無線ネットワーク構成で、他のモバイル・デバイスと(および/または基地局が他の基地局と)通信しうる。
さらに、デバイスは、ダイバーシティの増加、データ・レートの増加、さらなる機能の提供等のために、複数のネットワーク接続を用いて無線ネットワークと通信しうる。一例において、デバイスは、LTE接続および無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)接続によって、無線ネットワークと通信しうる。シームレスなアクセスを容易にするために、例えば、デバイスは、1または複数のポリシーに基づいて、1または複数の接続を自動的に接続および/または切断しうる。例えば、接続を切断することは、切断に関連する1または複数のネットワーク構成要素から状態情報をクリアすることを含みうる。ある場合には、このような状態情報をクリアすることによって、別のネットワーク構成要素が、デバイスに関連する別の状態情報を有するようになりうる。
さらに、デバイスは、接続を切断する前に、1つの接続のフローを、別の接続に移動させうる。
以下は、1または複数の態様の基本的な理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての態様の広範囲な概観ではなく、すべての態様の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたは全ての態様のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の態様のいくつかの概念を表すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、デバイスのためにネットワーク構成要素間での一貫した状態を保証するために、多元接続シナリオにおける1または複数の接続の切断を、適切にハンドリングすることに関連して記載される。一例では、1または複数のネットワーク構成要素は、1または複数の接続がデバイスにおいて切断された場合、ホーム加入者サーバ(HSS)が、デバイスに関連付けられた1または複数のゲートウェイに関連する情報を保持することを保証しうる。この点に関し、例えば、デバイスは、再び、1または複数の接続を確立し、同じ設定を利用しうる。
例によれば、1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを切断するための方法が提供される。この方法は、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信することと、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定することと、を含む。この方法はさらに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することと、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信することと、を含む。
別の態様では、1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを分離するための装置が提供される。この装置は、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信し、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。この少なくとも1つのプロセッサはさらに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行し、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信する、ように構成される。さらに、この装置は、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含む。
また別の態様では、無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを分離するための装置が提供される。この装置は、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信する手段と、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定する手段とを含む。この装置はさらに、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信する手段を含む。ここで、通信する手段は、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行する。
また、別の態様では、1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを分離するためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ・プログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに対して、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに対して、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定させるためのコードと、を有するコンピュータ読取可能な媒体を含む。このコンピュータ読取可能な媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに対して、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信させるためのコードとを含む。
さらに、態様では、無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを分離するための装置が提供される。この装置は、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信するためのネットワーク通信構成要素と、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定するための分離決定構成要素と、を含む。この装置はさらに、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信するためのハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素を含む。ここで、ネットワーク通信構成要素は、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行する。
別の例によれば、削除された状態情報をHSSへプロビジョンするための方法が提供される。この方法は、デバイスとネットワークとの間の複数の接続のうちの1つの切断に関連付けられたルーティング・トンネル終了メッセージを、モビリティ管理エンティティ(MME)から受信することを含む。この方法はさらに、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信することを含む。
別の態様では、HSSに状態情報を提供するための装置が提供される。この装置は、ルーティング・トンネル終了メッセージをMMEから受信し、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。さらに、この装置は、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含む。
また別の態様では、削除された状態情報をHSSへプロビジョンするための装置が提供される。この装置は、ルーティング・トンネル終了メッセージをMMEから受信する手段を含む。この装置はさらに、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信する手段を含む。
さらに、別の態様では、削除された状態情報をHSSへプロビジョンするためのコンピュータ・プログラム製品が提供される。このコンピュータ・プログラム製品は、少なくとも1つのコンピュータに対して、ルーティング・トンネル終了メッセージをMMEから受信させるためのコードを有するコンピュータ読取可能な媒体を含む。このコンピュータ読取可能な媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信させるためのコードを含む。
さらに、態様では、削除された状態情報をHSSへプロビジョンするための装置が提供される。この装置は、ルーティング・トンネル終了メッセージをMMEから受信するための切断構成要素を含む。この装置はさらに、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信するための状態情報プロビジョニング構成要素を含む。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され、特許請求の範囲において特に指摘されている特徴を備える。以下の記載および添付図面は、1または複数の態様のある例示的な特徴を詳細に記載する。しかしながら、これらの特徴は、さまざまな態様の原理が適用されるさまざまな方式のうちの極く一部しか示しておらず、本説明は、このような態様およびこれらの均等物の全てを含むことが意図されている。
開示された態様は、以下において、同一符号が同一要素を示す添付図面と連携して説明され、開示された態様を、限定することなく、例示するために提供される。
図1は、複数のネットワーク接続による通信のためのシステムの例を例示する。 図2は、複数のネットワーク接続のうちの1つから切断するためのシステムの例を例示する。 図3は、デバイスに関連する複数のネットワーク接続のうちの1つの、ネットワークによって開始される切断を実行するためのシステムの例を例示する。 図4は、ネットワーク接続を切断するためにリソースのリリースを示す場合、ハンドオーバを指定することを容易にするシステムの例を例示する。 図5は、デバイスに関連するネットワーク接続の切断後、状態情報をホーム加入者サーバ(HSS)へプロビジョンするためのシステムの例を例示する。 図6は、複数のネットワーク接続のうちの1つを切断するためにハンドオーバ・メッセージを送信する方法の例を例示する。 図7は、デバイスに関連するネットワーク接続を切断することの一部として、状態情報をHSSへプロビジョンする方法の例を例示する。 図8は、少なくとも部分的に、別の接続へハンドオーバすることによって、ネットワーク接続を切断するためのモバイル・デバイスの例を例示する。 図9は、デバイスに関連するネットワーク接続の切断をハンドリングするためのコンピュータ・デバイスの例を例示する。 図10は、複数のネットワーク接続のうちの1つを切断するためにハンドオーバ・メッセージを送信するシステムの例を例示する。 図11は、デバイスに関連するネットワーク接続を切断することの一部として、状態情報をHSSへプロビジョンするためのシステムの例を例示する。 図12は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの例を例示する。 図13は、本明細書で開示されたされたさまざまなシステムおよび方法と共に適用されうる無線ネットワーク環境の例を例示する。
さまざまな態様が、図面を参照して記載される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、このような態様は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。
さらにここに記載されるように、多元接続シナリオにおける接続の切断は、関連するデバイスの、ネットワーク構成要素間の一貫した状態を保証するために取り扱われる。例えば、デバイスにおいて接続を切断することは、1または複数のネットワーク構成要素におけるデバイスのための一定の状態情報の削除または修正をもたらしうる。ある場合には、例えば、この接続が、複数の接続のうちの1つである場合、接続を切断することによって引き起こされる状態情報の削除または修正が望まれないことがある。特定の例において、デバイスは、前の状態情報を用いて、ネットワークへの切断された接続に再接続しうる。1または複数のネットワーク構成要素が以前に状態情報を削除した場合、一貫性のない状態が、デバイスとあるネットワーク構成要素との間で生じうる。ここで記載されているように、例えば、デバイスによって開始されたネットワークからの切断では、デバイスは、接続をハンドオーバすることに関連するハンドオーバ・メッセージを、別のネットワークを用いて、別のアクティブな接続へ送信しうる。これによって、ネットワークの構成要素は、デバイスのための状態情報を維持するようになり、デバイスとネットワーク構成要素との間の一貫性のある状態情報が保証される。ネットワークによって開始される切断では、例えば、1または複数のネットワーク構成要素が、デバイス状態情報を、別のネットワーク構成要素へ転送しうる。これは、デバイスがこのネットワークにその後再接続する場合に、デバイスとネットワークとの間での一貫性のある状態情報を保証する。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを含むことが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピューティング・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピューティング・デバイスとの両方が構成要素となりうる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されうるか、および/または、2つ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能な媒体から実行しうる。これら構成要素は、例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信しうる。
さらに、本明細書では、さまざまな態様が、有線端末または無線端末でありうる端末と関連して開示される。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイル・デバイス、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。無線端末は、セルラ電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピューティング・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな態様が、基地局に関して記載される。基地局は、無線端末との通信のために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eNB)、あるいはその他いくつかの用語で称されうる。
さらに、用語「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味することが意図されている。すなわち、別に示されていない場合、あるいは、文脈から明らかではない場合、「XはAまたはBを適用する」という句は、自然な包括的な置き換えのうちの何れかを意味することが意図されている。すなわち、「XはAまたはBを使用する。」という句は、以下の例のうちの何れによっても満足される。XはAを使用する。XはBを使用する、あるいは、XはAとBとの両方を使用する。さらに、本願および特許請求の範囲で使用されているような冠詞“a”および“an”は、特に指定されていない場合、あるいは、単数を対象としていることが文脈から明らかではない場合、一般に、「1または複数」を意味するものと解釈されるべきである。
本明細書に記載された技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実現しうる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記述されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記述されている。さらに、このような無線通信システムは、しばしばアンペア(unpaired)な無許可のスペクトルを用いるピア・トゥ・ピア(例えば、モバイル・トゥ・モバイル)アド・ホック・ネットワーク・システム、802xx無線LAN、Bluetooth(登録商標)、および、その他任意の短距離または長距離の無線通信技術を含みうる。
さまざまな態様または特徴が、多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含むシステムの観点から示されるだろう。さまざまなシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュール等を含むことができるか、および/または、図面に関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュール等の必ずしも全てを含んでいる訳ではないことが理解され、認識されるべきである。これらアプローチの組み合わせもまた使用されうる。
図1を参照して、複数のネットワーク接続による通信を容易にする無線通信システム100が例示されている。システム100は、ネットワーク106へのアクセスを受信するためにアクセス・ポイント104と通信しうる無線デバイス102を含む。ネットワーク106は、加入者情報を含みうる、デバイス102のための情報と、1または複数のネットワークにおいて通信している場合、状態情報と、および/またはその他を格納する状態情報サーバ110にアクセスするために、ゲートウェイ108、または、1または複数のその他のネットワーク構成要素と通信しうる。さらに、デバイス102は、ネットワーク114にアクセスするために、アクセス・ポイント112と通信しうる。ネットワーク114もまた状態情報サーバ110にアクセスしうる。この点に関し、例えば、デバイス102は、増加されたダイバーシティ、増加されたデータ・レート、追加機能等のために、ネットワーク106,114と同時に通信しうる。
例えば、デバイス102は、UE、モデム(またはその他のテザー・デバイス)、これらの一部等でありうる。アクセス・ポイント104,112はおのおの、マクロ・セルや、フェムト・セルや、ピコ・セルや、または類似の基地局や、ルータ(例えば、802.11b(WiFi)ホット・スポットまたは類似のルータ)や、中継ノードや、デバイス102とピア・トゥ・ピア・モードまたはアド・ホック・モードで通信しているデバイスや、これらの一部等でありうる。ネットワーク106,114はおのおの、3GPP、3GPP LTE、UMTS、WiMAX、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)、または、これらにアクセス・ポイント・エントリを提供する類似のネットワークでありうる。さらに、例えば、ゲートウェイ108は、パケット・データ・ネットワーク(PDN)ゲートウェイでありうる。この点に関し例えば、ゲートウェイ108は、ネットワーク106,114がアクセスしうる、デバイス102のためのホーム・エージェント・ゲートウェイでありうる。状態情報サーバ110は、ホーム加入者サーバ(HSS)であるか、あるいは、デバイス102または1または複数の追加のデバイスに関連する情報を備える類似のサーバでありうる。
例によれば、デバイス102は、ネットワーク106,114において通信するために、アクセス・ポイント104,112へのネットワーク接続を確立しうる。ゲートウェイ108もまた、これら接続のおのおののために、デバイス102に関連付けられうる。例えばアクセス・ポイント104を介した接続のようなネットワーク接続のうちの1または複数は、デバイス102がネットワーク106への接続を再接続した場合に、状態情報サーバ110が、デバイス102のための関連する状態情報を保持することを保証する方式で切断されうる。この例では、デバイス102は、アクセス・ポイント104への接続の切断および再接続を通じて、ネットワーク114への接続を維持しうることが認識されるべきである。ネットワーク106への接続は、デバイス102またはネットワーク106によって切断されうることが認識されるべきである。例えば、デバイス102は、アクセス・ポイント104の信号品質の低下、利用可能なリソースの欠如、電力管理機能からのコマンド等、のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて、切断を開始しうる。さらに、例えば、ネットワーク106は、アクセス・ポイント104からのインジケーション、デバイス102に対応する加入の変更の検出等のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて切断を開始しうる。
一例では、デバイス102が、アクセス・ポイント104を通じてネットワーク106からの切断を開始した場合、デバイス102は、アクセス・ポイント104からアクセス・ポイント112へとネットワーク通信を移動しうる。これは、例えば、ネットワーク106に関連付けられたフローの、ネットワーク114へのハンドオーバを含みうる。例えば、フローは、(例えば、インターネット・プロトコル(IP)または別の方法を用いて)データ・パケットが通信されうる複数のノード間の接続を称する。さらに、デバイス102は、その後、ネットワーク106への接続を切断する代わりに、例えばバインディング・アップデート・メッセージのようなさらなるハンドオーバ・メッセージをゲートウェイ208へ送信しうる。この点に関し、ネットワーク106の1または複数の構成要素は、デバイス102のいくつかの状態情報を状態情報サーバ110に保持しながら、バインディング・アップデートに基づいて、デバイス102に関連付けられた、例えば接続関連リソースのようなもはや必要とされないいくつかのリソースを除去しうる。ここでさらに記載されるように、保持された状態情報は、ゲートウェイ108、および/または、ネットワーク106内のデバイス102に関連付けられた1または複数のゲートウェイの識別子を含みうる。別の例では、ネットワーク106が、アクセス・ポイント104とデバイス102との間の接続の切断を開始する場合、ネットワーク106は、デバイス102のアクセス・ポイント104からの切断後、(例えば、1または複数の構成要素を介して)状態情報サーバ110へ状態情報を送信しうる。例えば、デバイス102によるネットワーク106への接続の切断によって、1または複数の構成要素は、状態情報サーバ110から、関連する状態情報を削除するようになる。これによって、ゲートウェイ108、ネットワーク106、またはその他の構成要素は、切断によって引き起こされた状態情報の削除後、状態情報サーバ110へ状態情報を送り戻しうる。
図2に移って、複数のアクセス・ポイントとの接続を管理することを容易にする無線通信システム200の例が例示される。システム200は、例えばネットワーク204,206のような1または複数のネットワークと(例えば、上述したような(図示しない)1または複数のアクセス・ポイントを介して)通信しうるデバイス202を備える。さらに、ネットワーク204,206は、ゲートウェイ208と通信しうる。ゲートウェイ208は、状態情報サーバ210、および/または、ホーム・ネットワークまたは訪問ネットワークの1または複数の別の構成要素(例えば、ポリシー課金およびルール機能(PCRF)等)へのアクセスを提供しうる。記載されているように、デバイス202は、UE、モデム等でありうる。ネットワーク204,206はおのおの3GPP、WLAN、または類似のネットワークでありうる。ゲートウェイ208は、PDNゲートウェイ(および/またはホーム・エージェント・ゲートウェイ)等でありうる。そして、状態情報サーバ210は、HSS等でありうる。
例えば、デバイス202は、(例えば、1または複数のアクセス・ポイントを介して)1または複数のネットワークへの信号の送信、および/または、1または複数のネットワークからの信号の受信を行いうるネットワーク通信構成要素212と、ネットワークのうちの1または複数からの接続を切断することを認識するための切断決定構成要素214と、切断を実行するために1または複数のハンドオーバ・メッセージを送信しうるハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素216とを含みうる。ゲートウェイ208は、デバイスの1つのネットワーク接続から、デバイスの別のネットワーク接続への通信のハンドオーバを検出するハンドオーバ構成要素218と、ハンドオーバに少なくとも部分的に基づいて、デバイスに関連するリソースをリリースするために、ネットワーク204またはネットワーク206の1または複数の構成要素を指定しうるリソース・リリース表示構成要素220とを含みうる。
例によれば、ネットワーク通信構成要素212は、(例えば、1または複数のアクセス・ポイントを介して)ネットワーク204,206と通信することを容易にしうる。一例では、1つのネットワークではなく、ネットワーク204,206と通信することは、接続ダイバーシティ、増加されたデータ・レート、追加のサービス等を提供しうる。例えば、この点に関し、ネットワーク通信構成要素212は、ネットワーク204および/またはネットワーク206からの信号の受信と、ネットワーク204および/またはネットワーク206への信号の送信とのために、送信機/受信機および/または関連するプロセッサを含みうるか、あるいは、利用しうる。例では、切断決定構成要素214は、ネットワーク204からの接続を切断するかを決定しうる。例えば、切断決定構成要素214は、前述したように、アクセス・ネットワーク発見および選択機能(ANDSF:access network discovery and selection function)等からの更新されたポリシーに少なくとも部分的に基づいて、ネットワーク204からの有効通信範囲の喪失、例えば節電機能(例えば、接続をアクティブに保つために利用される電力を節約するために、接続を切断する)のような、1または複数のデバイス202に関連するパラメータ、ネットワーク204に関連する受信機の電源オフ等を検出することに少なくとも部分的に基づいて、切断することを決定しうる。一例において、ネットワーク通信構成要素212は、切断する前に、ネットワーク204からのフローをネットワーク206へハンドオーバし、(例えば、バインディング・アップデートをゲートウェイ208に通信することによって)ゲートウェイ208に通知しうる。この例において、ハンドオーバ構成要素218は、フローをネットワーク206に関連付けるために、バインディングを更新しうる。
さらに、ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素216は、ネットワーク204接続の切断を実行する代わりに、ゲートウェイ208に対して、別のバインディング・アップデート・メッセージを送信し、ネットワーク204接続のネットワーク206へのハンドオーバを示す。前述され、ここでさらに記載されるように、これによって、状態情報サーバ210は、ゲートウェイ208の識別子を保持するようになる。この例では、ハンドオーバ構成要素218は、バインディング・アップデートまたはハンドオーバのその他のインジケーションをデバイス202から(例えば、ネットワーク204またはネットワーク206を介して)受信しうる。リソース・リリース表示構成要素202は、ハンドオーバに少なくとも部分的に基づいて、デバイス202に関連するリソースをリリースするように、ネットワーク204、または、この1または複数の構成要素に通知しうる。この点に関して、例えば、接続の切断を1または複数の構成要素に示す場合に生じるように、ネットワーク204、または、この1または複数の構成要素は、デバイス202に関連するリソースをリリースするための理由としてハンドオーバを示すことによって、デバイス202に関連する一定の状態情報が状態情報サーバ210から削除されるようになることなく、リソースをリリースしうる。
1つの特定の例では、ネットワーク204は、3GPP LTEネットワークであり得る。および/または、ネットワーク206は、WLANであり得る。この例において、切断決定構成要素214は、3GPP LTEネットワーク204接続を切断するように認識しうる。したがって、ネットワーク通信構成要素212は、オプションとして、IPフローを、3GPP LTEネットワーク204からWLANネットワーク206へハンドオーバしうる。そして、バインディングを更新することを容易にするために、バインディング・アップデートをゲートウェイ208へ送信しうる。さらに、ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素216は、例えば、3GPP LTEネットワーク204接続からの明示的な切断を示す代わりに、3GPP LTE接続のWLANネットワーク206接続へのハンドオーバを示すデュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル(DSMIP:dual stack mobile internet protocol)ハンドオーバ・メッセージ(例えば、別のバインディング・メッセージ)を送信しうる。例えば、ハンドオーバ構成要素218は、DSMTPハンドオーバ・メッセージや、リリース・リソースや、ルーティング・アドレスや、3GPP LTE接続に関連するその他のものを受信しうる。そして、リソース・リリース表示構成要素220は、ハンドオーバによってリソースをリリースするように、3GPPネットワーク204のMMEに通知しうる。3GPP LTE接続の明示的な切断のためになるであろうから、MMEは、この例ではHSSでありうる状態情報サーバ210から、ゲートウェイの識別子を削除しない。
したがって、ゲートウェイ208は、状態情報サーバ210において、デバイス202に関連付けられ続ける。よって、ネットワーク通信構成要素212が、(同じまたは別のアクセス・ポイントを介して)ネットワーク204へ再接続する場合、ゲートウェイ208は、状態情報サーバ(例えば、HSS)210において格納された識別子に少なくとも部分的に基づいて、再接続のためにデバイス202に再割当されうる。例えば、ネットワーク通信構成要素212は、ゲートウェイ208割当を受信しうる。そして、これに従って、再接続後、ゲートウェイ208へ1または複数のパケットを通信しうる。これは、ゲートウェイ識別子が状態情報サーバ210から削除された場合に生じうるので、デバイス202が、2つのゲートウェイで終了することを阻止しうる。
図3を参照して、接続が切断された場合に、デバイスの状態情報が保持されることを保証することを容易にする無線通信システム300の例が例示されている。システム300は、(例えば、1または複数のアクセス・ポイントを介して)ネットワーク304と通信するデバイス302を備える。ネットワーク304、または、この1または複数の構成要素は、デバイス302、および/または、1または複数の別のデバイスへ無線ネットワーク・アクセスを提供するために、ゲートウェイ306と通信しうる。記載されているように、システム300はまた、1または複数のデバイスのための状態情報を保持する状態情報サーバ308を備える。例えば、記載されているように、デバイス302は、UE、モデム等でありうる。ネットワーク304は、3GPP LTEネットワーク、WLAN等でありうる。そして、状態情報サーバ308は、HSS等でありうる。さらに、例えば、ゲートウェイ306は、PDNゲートウェイ(および/または、例えば、デバイス302のためのホーム・エージェント・ゲートウェイ)でありうる。
ゲートウェイ306は、ネットワーク、アクセス・ポイント等を介して1または複数のデバイスと通信することを容易にしうるデバイス通信構成要素310と、デバイスとネットワークとの間の接続を切断することを容易にしうる切断構成要素312と、接続を切断したにも関わらず、1または複数のサーバが、デバイス状態情報を保持することを保証しうる状態情報プロビジョニング構成要素314と、を備えうる。例にしたがって、デバイス通信構成要素310は、ネットワーク304(および/または、1または複数の図示しない別のネットワーク構成要素)を介してデバイス302と通信しうる。そして、1または複数のサービスをデバイス302に提供するために、例えば状態情報サーバ308または(図示しない)別の構成要素のような1または複数の別のネットワーク構成要素とのデバイス302通信を提供しうる。切断構成要素312は、ネットワーク304とデバイス302との間の接続を切断すること、および/または、この接続が切断されていること、を判定しうる。記載されているように、例えば、デバイス302は未だに、別のネットワークを介してゲートウェイ306と通信しうる。例えば、切断構成要素312は、ネットワーク304またはこの1または複数の構成要素から切断要求を、MMEからルーティング・トンネル終了を、およびその他を受信することに少なくとも部分的に基づいて、ネットワーク接続を切断することを決定しうる。切断構成要素312は、例えば、デバイス302に関連するリソース、ルーティング・アドレス等をリリースしうる。別の例では、切断構成要素312はまた、ネットワーク304によるリソースのリリースを引き起こすために、ネットワーク304またはこの1または複数の構成要素に、切断を示すインジケーションを通信しうる。
さらに、例えば、状態情報サーバ308は、ネットワーク接続を切断することに少なくとも部分的に基づいて(例えば、モビリティ管理エンティティ(MME)または他の構成要素(図示せず)等のような1または複数の他のネットワーク・ノードから、デバイス302に関連する切断通知を受信することに少なくとも部分的に基づいて)、デバイス302に関連する状態情報を削除しうる。この例において、状態情報プロビジョニング構成要素314は、削除後に、デバイス302に関連する状態情報を、状態情報サーバ308へ提供しうる。特定の例では、状態情報は、ゲートウェイ306の識別子に関連しうるので、状態情報サーバ308は、ネットワーク304からの切断の一部として、デバイス302に関連付けられたネットワーク304の構成要素からのコマンドに少なくとも部分的に基づいて識別子を削除しうる。この点に関し、例えば、状態情報プロビジョニング構成要素314は、切断後、ゲートウェイ306の識別子を、状態情報サーバ308へ提供しうる。したがって、上述したように、状態情報サーバ308は、ネットワーク304へのデバイス302接続の再接続を取り扱うために、デバイス302のゲートウェイ識別子を保持しうる。
一例において、状態情報プロビジョニング構成要素314は、状態情報サーバ308からの状態情報の削除を引き起こす、MMEとの競争条件を回避するために、状態情報サーバ308に状態情報を提供する前に、タイマを起動しうる。この例において、MMEはまず、削除処理を完了させ、タイマの終了後、状態情報プロビジョニング構成要素314が、状態情報を状態情報サーバ308へ送り戻しうる。この点に関し、例えば、状態情報プロビジョニング構成要素314は、状態情報サーバ308から状態情報を削除するためにMMEによって利用されるタイマに少なくとも部分的に基づいて決定された値(例えば、これは、状態情報サーバ308からゲートウェイ306へ提供される)を用いてタイマを起動する。したがって、状態情報がゲートウェイ306の識別子であり、デバイス302が、ネットワーク304、または、同じネットワークの別のアクセス・ポイントに再接続する場合、ゲートウェイ306は、状態情報サーバ308における状態情報に基づいて、デバイス302通信のために割り当てられうる。例えば、記載されているように、デバイス302は、ネットワーク304、または、同じネットワークの別のアクセス・ポイントに再接続すると、この別のアクセス・ポイントを介してゲートウェイ306と通信することができる。
図4に移って、接続を切断するためのデバイス状態情報を保持することを容易にする無線通信システム400の例が例示される。システム400は、UE402を含みうる。UE402は、(例えば、1または複数のアクセス・ポイント、および/または、他のネットワーク・ノードを介して)MME404と、または、UE402のための認証/許可を提供する1または複数の他の3GPP LTEネットワーク構成要素と通信しうる。MME404は、HSS410と情報を通信するために、PDNゲートウェイ(GW)406と通信しうる。例えば、PDN GW406は、UE402のホーム・エージェントGWでありえる。さらに、UE402は、さらにPDN GW406と通信するために、WiFiアクセス・ポイント(AP)408と通信しうる。UE402は、MME404とWiFi AP408とを介したフロー・モビリティを用いて3GPPおよびWiFiに接続されうる(412)。フロー・モビリティは、例えば、1つの接続(例えば、3GPP接続)から別の接続(例えば、WiFi接続)へとフローを転送する能力に関連しうる。
この例において、HSS410は、UE402に関連付けるためのPDN GW406の識別子を含みうる。UE402は、例えば、3GPPネットワークおよびMME404へのネットワーク接続を切断することを決定しうる。この例において、UE402は、412におけるフロー・モビリティを用いて、3GPP接続からWiFi接続へフローを移動させ、これに従って、関連付けられたメッセージ(例えば、バインディング・アップデート)をPDN GW406へ通信しうる。さらに、UE402は、3GPP接続の切断を実行する代わりに、(例えば、MME404および/またはWiFi AP408を介して、)PDN GW406へバインディング・アップデートを送信し、PDN GW406からバインディング・アクノレッジメント414を受信する。バインディング・アップデート/アクノレッジメント414は、記載されているように、WiFi接続への3GPP接続のDSMIPハンドオーバを実行することに関連しうる。したがって、PDN GW406は、リソース・リリース416をMME404に示し、ハンドオーバ識別子を指定する。よって、MME404は、UE402のための、例えばPDN GW406の識別子のような状態情報を削除しない。この点に関し、UE402は、その後、3GPP接続に再接続し、この識別子を保持しているHSS410に少なくとも部分的に基づいて、HSS410からPDN GW406割当を受信しうる。例えば、UE402が、3GPP接続の切断/再接続中、WiFi AP408への接続を維持している場合、PDN GW406の割当は重要でありうる。なぜなら、UE402は、WiFi AP408を介してPDN GW408との通信を続けるからである。
図5を参照して、接続を切断するためデバイス状態情報を保持することを容易にする無線通信システム500の例が例示されている。システム500は、UE502を含みうる。UE502は(例えば、1または複数のアクセス・ポイント、および/または、他のネットワーク・ノードを介して)MME504と、または、UE502のための認証/許可を提供する1または複数の他の3GPP LTEネットワーク構成要素と通信しうる。MME504は、HSS510と情報を通信するために、PDNゲートウェイ(GW)506と通信しうる。さらに、UE502は、PDN GW506と通信するために、WiFi AP508と通信しうる。UE502は、MME504とWiFi AP508とを介したフロー・モビリティを用いて3GPPおよびWiFiに接続されうる(512)。この例において、HSS510は、UE502に関連付けるためのPDN GW506の識別子を含みうる。
MME504は、UE502との3GPP接続を切断し始めうる。これは、記載されているように、UE502がアクセス可能ではないこと、UE502のための加入者情報が変化したこと、等を判定することに少なくとも部分的に基づきうる。この点に関し、MME504は、PDN GW506に、ルーティング・トンネル終了514を送信しうる。これは、MME504および/またはその他のネットワーク構成要素を介してPDN GW506へUE502通信を転送するために確立されうる、汎用パケット・ラジオ・サービス(GPRS)トンネリング・プロトコル(GTP)等に関連しうる。記載されているように、PDN GW506は、ルーティング・トンネル終了514を受信することに少なくとも部分的に基づいて、オプションで、競争条件タイマ516を起動し、MME504が、HSS510から状態情報を削除できるようにしうる。いずれの場合であれ、518において、PDN GWは、自己の識別子をHSS510へ提供しうる。したがって、HSS510は、その後、3GPPネットワークにUE502を再接続すると、PDN GW506をUE502に割り当てうる。
図6−7に示すように、複数のネットワーク接続のうちの1つから切断する場合に状態情報が保持されることを保証することに関連する方法の例が例示される。説明を単純にする目的で、これら方法は、一連の動作として示され説明されているが、これら方法は、1または複数の実施形態にしたがって、いくつかの動作が本明細書で示され記載されたものとは異なる順序で、あるいは他の動作と同時に生じうるので、動作の順序によって限定されないことが理解され認識されるべきである。例えば、方法は代わりに、例えば状態図におけるように、一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることが認識されるべきである。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実現するために、必ずしも例示されたすべての動作が必要とされる訳ではない。
図6を参照して、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへハンドオーバすることによって、複数のネットワーク接続のうちの1つを切断することを容易にする方法600の例が示される。602では、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続で通信されうる。記載されているように、複数のネットワーク接続は、3GPP接続、WLAN接続、または類似のネットワーク接続を含みうる。さらに、ゲートウェイは、ホーム・エージェント・ゲートウェイでありうる。604では、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することが決定されうる。例えば、切断は、記載されているように、関連するアクセス・ポイントとの信号品質の喪失または低下、利用可能なリソースの減少、電力管理コマンド等に少なくとも部分的に基づいて決定されうる。
606では、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバが実行されうる。これは、例えば、フローに関連するバインディングを更新することを容易にするために、ゲートウェイに、バインディング・アップデートを送信することを含みうる。さらに、608では、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージが送信されうる。この点に関し、例えば、状態情報サーバは、接続が切断された場合には保持しないであろう、複数のネットワーク接続のうちの1つに関連する情報を保持しうる。特定の例では、上述したように、ハンドオーバ・メッセージは、3GPPネットワークからWLANネットワークへのDSMIPハンドオーバを実行することに関連しうる。これは、HSSに対して、3GPPネットワーク(例えば、およびWLANネットワーク)で利用されているゲートウェイの識別子を保持させうる。これは、その後、3GPP接続を再接続した場合、HSSからデバイスへプロビジョンされうる。
図7に移って、デバイス切断後、ゲートウェイ識別子をHSSへ提供することを容易にする方法700の例が示される。702では、ルーティング・トンネル終了メッセージが、MMEから受信されうる。このメッセージは、例えば、デバイスに関連する3GPP接続の切断を示すGTP終了メッセージでありうる。704では、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子がHSSへ送信されうる。記載されているように、例えば、ゲートウェイ識別子は、デバイスの切断後に、MMEによって削除されているかもしれない。よって、ゲートウェイ識別子は、HSSへ再度送信される。これは、例えば、上述されているように、タイマに少なくとも部分的に基づきうる。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、推論は、説明されたように、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信するためのタイマ値を決定すること等に関してなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得されたような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態の推論あるいはそれらに関連する推理のプロセスを称する。推論は、特定の文脈または動作を識別するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、該当する状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。このような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1またはいくつかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
図8は、複数のネットワーク接続のうちの1つを切断する際に、ハンドオーバ通信を容易にするモバイル・デバイス800の例示である。モバイル・デバイス800は、例えば(図示しない)受信アンテナから信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、これら調整された信号をデジタル化してサンプルを得る受信機802を備えうる。受信機802は、受信したシンボルを復調し、それらをチャネル推定のためにプロセッサ806へ提供する復調器804を備えうる。プロセッサ806は、受信機802によって受信された情報を分析すること、および/または、送信機808による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサ、モバイル・デバイス800の1または複数の構成要素を制御するプロセッサ、および/または、受信機802によって受信された情報を分析することと、送信機808による送信のための情報を生成することと、モバイル・デバイス800のうちの1または複数の構成要素を制御することとのすべて行うプロセッサでありうる。
モバイル・デバイス800はさらにメモリ810を備えうる。このメモリ810は、プロセッサ806に動作可能に接続され、送信されるデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉強度に関連付けられたデータ、割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定やチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納しうる。メモリ810はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、容量ベース等での)チャネルの推定および/または利用に関連付けられたアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。
本明細書に記載されたデータ・ストア(例えば、メモリ810)は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM(登録商標))のような多くの形態で利用可能である。主題となるシステムおよび方法のメモリ810は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
プロセッサ806はさらに、オプションとして、ネットワーク通信構成要素812に類似しうるネットワーク通信構成要素812と、切断決定構成要素214に類似しうる切断決定構成要素814と、および/または、ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素216に類似しうるハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素816と、に動作可能に接続されうる。モバイル・デバイス800はさらに、送信機808による、例えば基地局、他のモバイル・デバイス等への送信のための信号を変調する変調器818を備える。プロセッサ806と別に示されているが、ネットワーク通信構成要素812、切断決定構成要素814、ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素816、復調器804、および/または、変調器818は、プロセッサ806または複数のプロセッサ(図示せず)のうちの一部でありうることが認識されるべきである。
図9を参照して、本明細書に示された態様にしたがうコンピュータ・デバイス900が示されている。例では、コンピュータ・デバイスは、ゲートウェイまたは類似のネットワーク・ノードでありうる。コンピュータ・デバイス900は、本明細書に記載された構成要素および機能のうちの1または複数に関連付けられた処理機能を実行するプロセッサ902を含む。プロセッサ902は、単一または複数のセットのプロセッサであるか、あるいは、マルチコア・プロセッサのセットでありうる。さらに、プロセッサ902は、統合処理システム、および/または、分散処理システムとして実現されうる。
コンピュータ・デバイス900はさらに、プロセッサ902によって実行されるローカル・バージョンのアプリケーションを格納するメモリ904を含む。メモリ904は、例えば、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびこれらの任意の組み合わせのように、コンピュータによって使用可能な実質的に任意のタイプのメモリを含みうる。
さらに、コンピュータ・デバイス900は、本明細書で記載されているように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用する1または複数のパーティとの通信の確立および維持を提供する通信構成要素906を含む。通信構成要素906は、コンピュータ・デバイス900上の構成要素間のみならず、例えば、通信ネットワークを介して位置しているデバイス、および/または、コンピュータ・デバイス900に直列に、または、ローカルに接続されたデバイスのような外部デバイスとコンピュータ・デバイス900との間で通信を伝送しうる。例えば、通信構成要素906は、1または複数のバスを含みうる。さらに、外部のデバイスとインタフェースするように動作可能な送信機および受信機に関連付けられた送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素を含みうる。
それに加えて、コンピュータ・デバイス900はさらに、データ・ストア908を含む。データ・ストア908は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組み合わせであることができ、本明細書に記載された態様に関連して適用されるプログラム、データベース、および情報の大容量記憶を提供する。例えば、データ・ストア908は、プロセッサ902によって現在実行されていないアプリケーションのためのデータ・リポジトリでありうる。
コンピュータ・デバイス900は、コンピュータ・デバイス900のユーザからの入力を受け取るように動作可能で、さらに、ユーザに提示するための出力を生成するように動作可能なインタフェース構成要素910をオプションとして含みうる。ユーザ・インタフェース構成要素910は、限定される訳ではないが、キーボード、テンキー、マウス、タッチ画面、ナビゲーション・キー、ファンクション・キー、マイクロホン、音声認識構成要素、ユーザからの入力を受信可能なその他のメカニズム、あるいはこれらの任意の組み合わせを含む1または複数の入力デバイスを含むことができる。さらに、インタフェース構成要素910は、限定される訳ではないが、ディスプレイ、スピーカ、触覚型フィードバック・メカニズム、プリンタ、ユーザに出力を提示することが可能なその他任意のメカニズム、またはこれらの任意の組み合わせを含む1または複数の出力デバイスを含むことができる。別の例において、インタフェース構成要素910は、コンピュータ・デバイス900上で機能を実行するために1または複数のデバイスによってアクセスされうるアプリケーション・プログラム・インターフェイス(API)でありうる。
さらに、図示された例では、コンピュータ・デバイス900は、オプションとして、ハンドオーバ構成要素912、リソース・リリース表示構成要素914、デバイス通信構成要素916、切断構成要素918、または、状態情報プロビジョニング構成要素920のうちの1または複数を含みうる。したがって、本明細書に記載された他の構成要素に類似しうるこれら構成要素912,914,916,918,および/または920は、記載されているように、関連付けられた命令群を実行するためのプロセッサ902、関連付けられた情報を格納するためのメモリ904、通信を実行するための通信構成要素906等を利用しうる。さらに、コンピュータ・デバイス900は、本明細書に記載された追加のまたは代替の構成要素を含みうることが認識されるべきである。
図10を参照して、ネットワーク接続の別のネットワーク接続へのハンドオーバを実行することによってネットワーク接続を切断するシステム1000が例示されている。例えば、システム1000は、デバイス等の中に少なくとも部分的に存在しうる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信するための電子構成要素1004を含みうる。例えば、複数のネットワーク接続は、3GPP接続、WLAN接続等を含みうる。さらに、論理グループ1002は、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定するための電子構成要素1006を備えうる。
記載されるように、例えば、電子構成要素1006は、例えば、しきいレベルよりも下への信号品質低下、リソースの不足、電力管理機能からのインジケーション等のようなさまざまなインジケータのうちの1つに基づいて切断を実行することを決定しうる。さらに、記載されるように、電子構成要素1004はさらに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのフローを、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへハンドオーバしうる。この点に関し、論理グループ1002は、切断する代わりに、複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信するための電子構成要素1008を含みうる。したがって、記載されているように、システム1000に関連する状態情報が、システム1000が複数のネットワークのうちの1つから明示的に切断する場合とは異なり、状態情報サーバに保持されうる。
例えば、電子構成要素1004は、ネットワーク通信構成要素212を含みうる。さらに、例えば、電子構成要素1006は、態様において、前述したように、切断決定構成要素214を含みうる。さらに、記載されるように、電子構成要素1008は、態様において、前述したように、ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素216を含みうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004,1006,1008に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1010を含みうる。メモリ1010の外側にあるとして示されているが、電子構成要素1004,1006,1008のうちの1または複数は、メモリ1010内に存在しうることが理解されるべきである。
一例において、電子構成要素1004,1006,1008は、少なくとも1つのプロセッサを含みうる。または、電子構成要素1004,1006,1008おのおのは、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールでありうる。さらに、追加のまたは代替例において、電子構成要素1004,1006,1008は、コンピュータ読取可能な媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品でありうる。ここで、おのおのの電子構成要素1004,1006,1008は、対応するコードでありうる。
図11を参照して、ゲートウェイ識別子を状態情報サーバへプロビジョンするシステム1100が例示されている。例えば、システム1100は、ゲートウェイ等内に少なくとも部分的に存在しうる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして示されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、MMEからルーティング・トンネル終了メッセージを受信するための電子構成要素1104を含みうる。記載されるように、ルーティング・トンネル終了メッセージは、GTPトンネル終了メッセージでありうるか、3GPP接続からのデバイスの切断を示す類似のメッセージでありうる。
さらに、論理グループ1102は、ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信するための電子構成要素1106を備えうる。記載されるように、例えば、ゲートウェイ識別子は、デバイスが3GPP接続から切断されると、MMEによって削除されうる。したがって、電子構成要素1006は、デバイスが3GPP接続に再接続した場合、デバイスへのその後の割当のために、HSSへゲートウェイ識別子を再プロビジョンする。例えば、態様において、電子構成要素1104は、前述したように、切断構成要素312を含みうる。さらに、例えば、電子構成要素1106は、態様において、状態情報プロビジョニング構成要素314を含みうる。さらに、システム1100は、電子構成要素1104,1106に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持するメモリ1108を含みうる。メモリ1108の外側にあると示されているが、電子構成要素1104,1106のうちの1または複数は、メモリ1108内に存在しうることが理解されるべきである。
一例において、電子構成要素1104,1106は、少なくとも1つのプロセッサを含みうる。または、電子構成要素1104,1106のおのおのは、少なくとも1つのプロセッサの対応するモジュールでありうる。さらに、追加のまたは代わりの例において、電子構成要素1104,1106は、コンピュータ読取可能な媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品でありうる。ここで、おのおのの電子構成要素1104,1106は、対応するコードでありうる。
図12に示すように、本明細書に示されるさまざまな実施形態にしたがって無線通信システム1200が例示されている。システム1200は、複数のアンテナ・グループを含みうる基地局1202を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ1204およびアンテナ1206を含むことができ、別のグループはアンテナ1208およびアンテナ1210を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ1212およびアンテナ1214を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局1202はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。これらのおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えうる。
基地局1202は、例えばモバイル・デバイス1216およびモバイル・デバイス1222のような1または複数のモバイル・デバイスと通信しうる。しかしながら、基地局1202は、モバイル・デバイス1216およびモバイル・デバイス1222に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス1216,1222は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム1200を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス1216は、アンテナ1212およびアンテナ1214と通信している。ここで、アンテナ1212およびアンテナ1214は、順方向リンク1218によってモバイル・デバイス1216へ情報を送信し、逆方向リンク1220によってモバイル・デバイス1216から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス1222はアンテナ1204およびアンテナ1206と通信している。ここで、アンテナ1204およびアンテナ1206は、順方向リンク1224でアクセス端末1222へ情報を送信し、逆方向リンク1226でアクセス端末1222から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク1218は、逆方向リンク1220によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク1224は、逆方向リンク1226によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用しうる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク1218および逆方向リンク1220は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク1224および逆方向リンク1226は、共通の周波数帯域を使用しうる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局1202のセクタと称されうる。例えば、基地局1202によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク1218および順方向リンク1224による通信では、基地局1202の送信アンテナは、モバイル・デバイス1216およびモバイル・デバイス1222のための順方向リンク1218および順方向リンク1224の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用しうる。また、基地局1202が、関連付けられた有効通信範囲にランダムに散在したモバイル・デバイス1216,1222に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、すべてのモバイル・デバイスに対して単一のアンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス1216,1222は、図示するように、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。例によれば、システム1200は、複数入力複数出力(MIMO)通信システムでありうる。
図13は、無線通信システム1300の例を示す。無線通信システム1300は、簡潔さの目的で、1つの基地局1310と1つのモバイル・デバイス1350とを示している。しかしながら、システム1300は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局1310およびモバイル・デバイス1350の例と実質的に同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。さらに、基地局1310および/またはモバイル・デバイス1350は、無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1−5、および10−12)、モバイル・デバイス(図8)、コンピュータ・デバイス(図9)、および/または方法(図6−7)を適用しうることが認識されるべきである。例えば、本明細書に記載されたシステムおよび/または方法の構成要素または機能は、以下に記載されるようなメモリ1332および/またはメモリ1372、または、プロセッサ1330および/またはプロセッサ1370の一部でありうるか、および/または、開示された機能を実行するためにプロセッサ1330および/またはプロセッサ1370によって実行されうる。
基地局1310では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1312から送信(TX)データ・プロセッサ1314へ提供される。例によれば、おのおののデータ・ストリームが、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1314は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、直交周波数分割多重(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、この代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイル・デバイス1350において使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ1330によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1320に提供される。TX MIMOプロセッサ1320はその後、NT個のシンボル・ストリームを、NT個の送信機(TMTR)1322a乃至1322tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1320は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1322は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1322a乃至1322tからのNT個の変調信号は、NT個のアンテナ1324a乃至1324tそれぞれから送信される。
モバイル・デバイス1350では、送信された変調信号が、NR個のアンテナ1352a乃至1352rによって受信され、各アンテナ1352からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)1354a乃至1354rへ提供される。おのおのの受信機1354は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1360は、NR個の受信機1354からNR個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、NT個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1360は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、このデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1360による処理は、基地局1310におけるTX MIMOプロセッサ1320およびTXデータ・プロセッサ1314によって実行されるものと相補的である。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、データ・ソース1336から多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをも受信するTXデータ・プロセッサ1338によって処理され、変調器1380によって変調され、送信機1354a乃至1354rによって調整され、基地局1310へ送り戻される。
基地局1310では、モバイル・デバイス1350からの変調信号が、アンテナ1324によって受信され、受信機1322によって調整され、復調器1340によって復調され、RXデータ・プロセッサ1342によって処理されて、モバイル・デバイス1350によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1330は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1330およびプロセッサ1370は、基地局1310およびモバイル・デバイス1350それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ1330およびプロセッサ1370はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1332およびメモリ1372に関連付けられうる。プロセッサ1330およびプロセッサ1370はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的なロジック、論理ブロック、モジュール、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロ・プロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。それに加えて、少なくとも1つのプロセッサは、上述したステップおよび/または動作のうちの1または複数を実行するように動作可能な1または複数のモジュールを備えうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサに結合されており、これによって、プロセッサは、記憶媒体との間で情報を読み書きできるようになる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサと記憶媒体が、ASIC内に存在しうる。さらに、ASICは、ユーザ端末に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリートな構成要素として存在しうる。
1または複数の態様では、説明された機能、方法、またはアルゴリズムが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ・プログラム製品に組み込まれうるコンピュータ読取可能な媒体上のコード、または、1または複数の命令群として格納または送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。また、実質的に任意の接続が、コンピュータ読取可能な媒体と称されうる。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるdiskおよびdiscは、コンパクト・ディスク(disc)(CD)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ・ディスク(disc)を含む。通常、diskは、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
前述した開示は、例示的な態様および/または実施形態を開示しているが、さまざまな変更および修正が、特許請求の範囲で定義されたような説明された態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなくなされうることが注目されるべきである。さらに、説明された態様および/または実施形態の構成要素は、単数形で記載または特許請求されているが、もしも単数であると明示的に述べられていないのであれば、複数が考慮される。さらに、任意の態様および/または実施形態のすべてまたは一部は、特に述べられていないのであれば、その他任意の態様および/または実施形態のすべてまたは一部とともに利用されうる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを切断するための方法であって、
おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信することと、
前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定することと、
前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することと、
切断する代わりに、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信することと、
を備える方法。
[C2]
その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続することと、
前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、状態情報サーバから受信することと、
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C3]
前記ハンドオーバ・メッセージを送信することは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを送信することを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つは、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つは、無線ローカル・エリア・ネットワークである、C1に記載の方法。
[C4]
1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを切断するための装置であって、
おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信し、
前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定し、
前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行し、
切断する代わりに、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信する、
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C5]
前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続し、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、状態情報サーバから受信するように構成された、C4に記載の装置。
[C6]
前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つは、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つは、無線ローカル・エリア・ネットワークである、C4に記載の装置。
[C7]
無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを切断するための装置であって、
おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信する手段と、
前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定する手段と、
切断する代わりに、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信する手段とを備え、
前記通信する手段は、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行する、装置。
[C8]
前記通信する手段は、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続し、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、状態情報サーバから受信する、C7に記載の装置。
[C9]
前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージであり、前記複数のネットワーク接続のうちの1つは、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つは、無線ローカル・エリア・ネットワークである、C7に記載の装置。
[C10]
1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを切断するためのコンピュータ・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに対して、おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、切断する代わりに、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信させるためのコードと、
を備えるコンピュータ読取可能な媒体、
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C11]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続させ、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、状態情報サーバから受信させるためのコードを備える、C10に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C12]
前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの1つは、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つは、無線ローカル・エリア・ネットワークである、C10に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C13]
無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つを切断するための装置であって、
おのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する複数のネットワーク接続によって通信するためのネットワーク通信構成要素と、
前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを切断することを決定するための切断決定構成要素と、
切断する代わりに、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを送信するためのハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素とを備え、
前記ネットワーク通信構成要素は、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つに関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つへのハンドオーバを実行する、装置。
[C14]
前記ネットワーク通信構成要素は、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続し、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素が前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、状態情報サーバから受信する、C13に記載の装置。
[C15]
前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの1つは、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つは、無線ローカル・エリア・ネットワークである、C13に記載の装置。
[C16]
削除された状態情報をホーム加入者サーバ(HSS)へプロビジョンするための方法であって、
デバイスとネットワークとの間の複数の接続のうちの1つの切断に関連付けられたルーティング・トンネル終了メッセージを、モビリティ管理エンティティ(MME)から受信することと、
前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信することと、
を備える方法。
[C17]
前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信すると、タイマを起動することをさらに備え、前記ゲートウェイ識別子をHSSへ送信することは、前記タイマに少なくとも部分的に基づく、C16に記載の方法。
[C18]
前記タイマを起動することは、格納されたゲートウェイ識別子を削除するためのコマンドを前記HSSへ送信するために、前記MMEによって利用される別のタイマに少なくとも部分的に基づく、C17に記載の方法。
[C19]
ホーム加入者サーバ(HSS)に状態情報を提供するための装置であって、
ルーティング・トンネル終了メッセージをモビリティ管理エンティティ(MME)から受信し、
前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信する
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
を備える装置。
[C20]
前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信すると、タイマを起動するように構成され、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに前記タイマに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイ識別子を前記HSSへ送信する、C19に記載の装置。
[C21]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記タイマを、格納されたゲートウェイ識別子を削除するためのコマンドを前記HSSへ送信するために、前記MMEによって利用される別のタイマに少なくとも部分的に基づいて起動する、C20に記載の装置。
[C22]
削除された状態情報をホーム加入者サーバ(HSS)へプロビジョンするための装置であって、
ルーティング・トンネル終了メッセージをモビリティ管理エンティティ(MME)から受信する手段と、
前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信する手段と、
を備える装置。
[C23]
前記送信する手段はさらに、前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信すると、タイマを起動し、前記タイマに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイ識別子を前記HSSへ送信する、C22に記載の装置。
[C24]
前記送信する手段は、前記タイマを、格納されたゲートウェイ識別子を削除するためのコマンドを前記HSSへ送信するために、前記MMEによって利用される別のタイマに少なくとも部分的に基づいて起動する、C23に記載の装置。
[C25]
削除された状態情報をホーム加入者サーバ(HSS)へプロビジョンするためのコンピュータ・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに対して、ルーティング・トンネル終了メッセージをモビリティ管理エンティティ(MME)から受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信させるためのコードと、
を備えるコンピュータ読取可能な媒体、
を備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C26]
前記コンピュータ読取可能な媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信すると、タイマを起動させるためのコードを備え、前記少なくとも1つのコンピュータに対して送信させるためのコードは、さらに前記タイマに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイ識別子を前記HSSへ送信する、C25に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C27]
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記タイマを起動させるためのコードは、
前記タイマを、格納されたゲートウェイ識別子を削除するためのコマンドを前記HSSへ送信するために、前記MMEによって利用される別のタイマに少なくとも部分的に基づいて起動する、C26に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C28]
削除された状態情報をホーム加入者サーバ(HSS)へプロビジョンするための装置であって、
ルーティング・トンネル終了メッセージをモビリティ管理エンティティ(MME)から受信するための切断構成要素と、
前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信することに少なくとも部分的に基づいて、ゲートウェイ識別子をHSSへ送信するための状態情報プロビジョニング構成要素と、
を備える装置。
[C29]
前記状態情報プロビジョニング構成要素はさらに、前記ルーティング・トンネル終了メッセージを受信すると、タイマを起動し、前記タイマに少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイ識別子を前記HSSへ送信する、C28に記載の装置。
[C30]
前記状態情報プロビジョニング構成要素は、前記タイマを、格納されたゲートウェイ識別子を削除するためのコマンドを前記HSSへ送信するために、前記MMEによって利用される別のタイマに少なくとも部分的に基づいて起動する、C29に記載の装置。

Claims (15)

  1. 1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つの接続を切断するための方法であって、
    複数のネットワーク接続のおのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する、前記複数のネットワーク接続によって通信することと、
    前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続を切断することを決定することと、
    前記切断すると決定された少なくとも1つのネットワーク接続に関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続へのハンドオーバを実行することと、
    前記切断するとの決定に基づいて、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを前記ゲートウェイへ送信することとを備え、
    前記決定された切断がなされると状態情報サーバにおける状態情報が削除され、削除後前記ハンドオーバ・メッセージにしたがって、前記ゲートウェイによって前記状態情報サーバへ前記状態情報がされる、方法。
  2. その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続することと、
    前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、前記状態情報サーバから受信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバ・メッセージを送信することは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを送信することを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続は、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続は、無線ローカル・エリア・ネットワークである、請求項1に記載の方法。
  4. 1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つの接続を切断するための装置であって、
    複数のネットワーク接続のおのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する、前記複数のネットワーク接続によって通信し、
    前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続を切断することを決定し、
    前記切断すると決定された少なくとも1つのネットワーク接続に関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続へのハンドオーバを実行し、
    前記切断するとの決定に基づいて、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを前記ゲートウェイへ送信するように構成され、ここで、前記決定された切断がなされると状態情報サーバにおける状態情報が削除され、削除後前記ハンドオーバ・メッセージにしたがって、前記ゲートウェイによって前記状態情報サーバへ前記状態情報がされる、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続し、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、前記状態情報サーバから受信するように構成された、請求項4に記載の装置。
  6. 前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続は、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続は、無線ローカル・エリア・ネットワークである、請求項4に記載の装置。
  7. 無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つの接続を切断するための装置であって、
    複数のネットワーク接続のおのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する、前記複数のネットワーク接続によって通信する手段と、
    前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続を切断することを決定する手段とを備え
    前記通信する手段は、前記切断すると決定された少なくとも1つのネットワーク接続に関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続へのハンドオーバを実行し、
    前記装置はさらに、
    前記切断するとの決定に基づいて、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを前記ゲートウェイへ送信する手段を備え、
    決定された切断がなされると状態情報サーバにおける状態情報が削除され、削除後前記ハンドオーバ・メッセージにしたがって、前記ゲートウェイによって前記状態情報サーバへ前記状態情報がされる、装置。
  8. 前記通信する手段は、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続し、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、前記状態情報サーバから受信する、請求項7に記載の装置。
  9. 前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージであり、前記複数のネットワーク接続のうちの1つのネットワーク接続は、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続は、無線ローカル・エリア・ネットワークである、請求項7に記載の装置。
  10. 1または複数の無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つの接続を切断するためのコードを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    前記コードは、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、複数のネットワーク接続のおのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する、前記複数のネットワーク接続によって通信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続を切断することを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記切断すると決定された少なくとも1つのネットワーク接続に関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続へのハンドオーバを実行させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記切断するとの決定に基づいて、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを前記ゲートウェイへ送信させるためのコードとを備え、
    前記決定された切断がなされると状態情報サーバにおける状態情報が削除され、削除後前記ハンドオーバ・メッセージにしたがって、前記ゲートウェイによって前記状態情報サーバへ前記状態情報がされる、コンピュータ読取可能な記録媒体。
  11. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続させ、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、前記状態情報サーバから受信させるためのコード、をさらに記録した請求項10に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  12. 前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの1つのネットワーク接続は、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続は、無線ローカル・エリア・ネットワークである、請求項10に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体。
  13. 無線ネットワークへの複数の接続のうちの1つの接続を切断するための装置であって、
    複数のネットワーク接続のおのおのがゲートウェイへのアクセスを提供する、前記複数のネットワーク接続によって通信するためのネットワーク通信構成要素と、
    前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つのネットワーク接続を切断することを決定するための切断決定構成要素とを備え
    前記ネットワーク通信構成要素は、前記切断すると決定された少なくとも1つのネットワーク接続に関連する1または複数のフローの、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続へのハンドオーバを実行し、
    前記装置はさらに、
    前記切断するとの決定に基づいて、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバを実行することに関連するハンドオーバ・メッセージを前記ゲートウェイへ送信するためのハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素を備え、
    決定された切断がなされると状態情報サーバにおける状態情報が削除され、削除後前記ハンドオーバ・メッセージにしたがって、前記ゲートウェイによって前記状態情報サーバへ前記状態情報がされる、装置。
  14. 前記ネットワーク通信構成要素は、その後、前記複数のネットワーク接続のうちの少なくとも1つを再接続し、前記切断する代わりに、前記ハンドオーバ・メッセージ・プロビジョニング構成要素が前記ハンドオーバ・メッセージを送信することに少なくとも部分的に基づいて保持された識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記ゲートウェイへの割当を、前記状態情報サーバから受信する、請求項13に記載の装置。
  15. 前記ハンドオーバ・メッセージは、デュアル・スタック・モバイル・インターネット・プロトコル・ハンドオーバ・メッセージを含み、前記複数のネットワーク接続のうちの1つのネットワーク接続は、第3世代パートナシップ計画ネットワークであり、前記複数のネットワーク接続のうちの別の1つのネットワーク接続は、無線ローカル・エリア・ネットワークである、請求項13に記載の装置。
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