JP2014167760A - 制御装置及び制御プログラム - Google Patents

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達徳 金井
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淳一 瀬川
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章博 柴田
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Abstract

【課題】 1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムの
省電力化は十分ではない。
【解決手段】 実施形態の制御装置は、1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ
以上含む情報処理システムを休止状態から再開させる要求を示す復帰要求を受信した場合
に、情報処理システムを再開するための再開データが格納されたメモリに接続されたプロ
セッサを特定し、特定されたプロセッサを起動させるプロセッサ設定部と、再開データが
格納されたメモリから再開データを読み出す再開データ読出部と、読み出された再開デー
タを用いて情報処理システムを再開させる再開処理部とを有する。
【選択図】図3

Description

実施形態に係る発明は、情報処理装置の省電力に関する。
従来、1または複数の処理を実行可能な処理装置(例えば、サーバ)において、消費電
力を低減する技術が知られている。例えば、複数のサーバが稼働する環境において、処理
を特定のサーバに集約し、停止するサーバを増やすことで全体の消費電力を削減する方式
がある。
また、複数のプロセッサコアを有する処理装置において、特定のプロセッサコアのみが
処理を行い、停止するプロセッサコアを増やすことで消費電力を低減する方式もある。
一方で、1または複数の処理を実行可能な処理装置(例えば、組み込みシステム)にお
いて、消費電力を低減しつつ、高速に休止、復帰する技術も知られている。例えば、組み
込みシステムにおいて、不揮発性メモリを利用して高速にシステムを休止、再開する方式
がある。また、データ保持可能な最低限の電力で揮発性メモリを稼働させて、高速にシス
テムを休止、再開する方式もある。
特開2004−362426 特開2012−37977
David Meisner et al,"PowerNap: Eliminting Server Idle Power", ACM ASPLOS 2009 Anil Rao, "SeaMicro Technology Overview",http://www.seamicro.com/sites/default/files/SM_TO01_64_v2.5.pdf, 2012
1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムの省エネ化
は十分ではない。情報処理システムの構成に合わせて適切な省電力化を行う必要がある。
本発明の一実施形態に係る制御装置は、1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2
つ以上含む情報処理システムを休止状態から再開させる要求を示す再開要求を受信した場
合に、情報処理システムを再開するための再開データが格納されたメモリに接続されたプ
ロセッサを特定し、特定されたプロセッサを起動させるプロセッサ設定部と、再開データ
が格納されたメモリから再開データを読み出す再開データ読出部と、読み出された再開デ
ータを用いて情報処理システムを再開させる再開処理部と有する。
第1実施形態のサーバ群を示すブロック図。 第1の実施形態のサーバの概略構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態のサーバのハードウェアとソフトウェアの構成例を示す図。 第1の実施形態のメモリ構成記憶部に記憶されたデータ例を示す図。 第1の実施形態の保存先情報記憶部に記憶されたデータ例を示す図。 第1の実施形態のサーバが休止要求を受け取り時の動作例を示す図。 第1の実施形態のサーバが再開要求を受け取り時の動作例を示す図。 第2の実施形態のサーバのハードウェアとソフトウェアの構成例を示す図。 第2の実施形態のシステム情報記憶部に記憶されたデータ例を示す図。 第2の実施形態のタスク情報記憶部に記憶されたデータ例を示す図。 第2の実施形態のサーバが休止要求を受け取り時の動作例を示す図。 第2の実施形態のサーバが再開要求を受け取り時の動作例を示す図。 第3の実施形態のサーバのハードウェアとソフトウェアの構成例を示す図。 変形例のサーバのハードウェアとソフトウェアの構成例を示す図。 変形例のメモリが揮発性メモリであるサーバの概略構成例を示す図。 変形例のメモリが不揮発性メモリであるサーバの概略構成例を示す図。 変形例のメモリ構成記憶部に記憶されたデータ例を示す図。 変形例の1つのプロセッサに1つのメモリが接続されるサーバの概略構成例を示す図。 変形例の1つのプロセッサに1つのメモリが接続されるサーバのメモリ構成記憶部に記憶されたデータ例を示す図。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のサーバ群10の概略構成の一例を示すブロック図である。図1に
示すように、サーバ群10は、サーバ11〜18を備える。サーバ11〜14までは現在
稼働中であり、サーバ15は休止状態、それ以外は電源停止中であることを示している。
本実施形態のターゲットシステムはサーバ15である。
図2は、本実施形態のターゲットシステムであるサーバ15の概略構成の一例を示すブ
ロック図である。
サーバ15は、4つのプロセッサ110,120,130,140を有し、それぞれが
バス109で接続されている。また、各プロセッサは4つのメモリと接続されている。本
実施形態ではサーバ15は4つのプロセッサを有しているが、これに限られず、2以上の
プロセッサを有していれば良い。また、各プロセッサは4つのメモリを有しているが、こ
れに限られず、各プロセッサは1つ以上のメモリを有していれば良い。
プロセッサ110は、プロセッサ識別子1と対応づけられている。プロセッサ110は
、不揮発性メモリ111m、不揮発性メモリ112m、揮発性メモリ113d、揮発性メ
モリ114dと接続されている。
プロセッサ120は、プロセッサ識別子2と対応づけられている。プロセッサ120は
、不揮発性メモリ121m、揮発性メモリ122d、揮発性メモリ123d、揮発性メモ
リ124dと接続されている。
プロセッサ130は、プロセッサ識別子1と対応づけられている。プロセッサ130は
、不揮発性メモリ131m、揮発性メモリ132d、揮発性メモリ133d、揮発性メモ
リ134dと接続されている。
プロセッサ140は、プロセッサ識別子4と対応づけられている。プロセッサ140は
、揮発性メモリ141d、揮発性メモリ142d、揮発性メモリ143d、揮発性メモリ
144dと接続されている。
ここでいう不揮発性メモリとは、電源を供給しなくても記憶している情報を保持するこ
とができるメモリのうち、書き込みを行うことができるメモリである。例えば、MRAM
(Magnetoresistive Random Access Memory)やFeRAM(Ferroelectric Random Acce
ss Memory)といったメモリが挙げられるが、これに限られない。また、ここでいう揮発
性メモリとは、電源を供給しないと記憶している情報を保持することができないメモリで
ある。例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)といったメモリが挙げられるが
、これに限られない。不揮発性メモリと揮発性メモリそれぞれはプロセッサで利用される
各種のデータを記憶する。
揮発性メモリがデータを保持するためには、処理装置はデータ保持可能な電力を供給し
続けなければならない。例えば、DRAMは、セルフリフレッシュモードと呼ばれるモー
ドに設定すれば、消費電力を小さくしつつ、データを保持することができる。
また、各メモリは、接続されたプロセッサが起動しているときのみアクセスできる。た
とえば、プロセッサ110に接続された不揮発性メモリ111mにあるデータへアクセス
する場合には、プロセッサ110が起動していなければならない。
図3は、サーバ15が有するハードウェアとソフトウェアの構成例を示すブロック図で
ある。制御装置200は、基本ソフトウェアであるOS(operating system)上でプログ
ラムが実行されることにより実現される。制御装置200は、複数の機能を有する。
ここでは、サーバ15上で単一のOSが動作し、OS(制御装置200)上で1または
複数のタスク(999−1〜999−n)が動作すると捉えることができる。
また、図2においては、サーバ15が備えるハードウェアとサーバ15上で動作するO
S、OS(制御装置200)上で動作する1または複数のタスクをサーバ15が含む表現
としている。
図3に示すように、サーバ15が備えるハードウェアには、メモリ構成記憶部170と
、動作情報記憶部175、保存先情報記憶部180、再開データ記憶部185が含まれる
メモリ構成記憶部170と、動作情報記憶部175、保存先情報記憶部180、再開デ
ータ記憶部185は、1以上のメモリ(不揮発性メモリまたは、揮発性メモリ)によって
構成される。
メモリ構成記憶部170は、メモリが接続されているプロセッサの識別子であるプロセ
ッサ識別子と、そのメモリの識別子であるメモリ識別子、メモリが不揮発性か揮発性かを
示すメモリ種別とを対応付けて記憶する。メモリ識別子は、例えば、そのメモリが何番目
にあるかを示すメモリ位置であってもよく、以下の実施形態ではメモリ位置の例で説明す
るが、メモリ位置をメモリの識別子と読み替えることができる。
なお、メモリ構成記憶部170は、プロセッサ識別子と、メモリ位置とのみを対応づけ
て記憶しても良い。
図4は、メモリ構成記憶部170に記憶されたデータの一例を示す図である。図4の例
では、例えば、プロセッサ識別子が1、メモリ位置が1、メモリ種別が不揮発性の組み合
わせは、プロセッサ識別子が1であるプロセッサのメモリ位置1には不揮発性メモリが接
続されていることを示している。同様に、プロセッサ識別子が2、メモリ位置が2、メモ
リ種別が揮発性の組み合わせは、プロセッサ識別子が2であるプロセッサのメモリ位置2
に揮発性メモリがあることを示している。
動作情報記憶部175、プロセッサの処理に必要とされる情報である動作情報を記憶す
る。動作情報は、例えば、プロセッサにより実行されるプログラム自体や、実行されるプ
ログラムが処理するデータなどである。
図3に戻って説明を続ける。
保存先情報記憶部180は、後述の再開データが格納されたメモリの位置を示すメモリ
位置と、再開データが格納されたメモリが接続されたプロセッサを示すプロセッサ識別子
を記憶する。
再開データ記憶部185は、再開データを記憶する。再開データとは、サーバ(システ
ム)が休止情報から処理を再開するために必要なデータをいう。例えば、再開データは、
再開するために必要なプログラム自体やプログラムが処理するデータなどである。
図5は、保存先情報記憶部180に記憶されたデータの一例を示す図である。図5の例
では、再開データが記憶されたメモリに関する情報として、保存先情報記憶部180は、
プロセッサ識別子1と、プロセッサ識別子1のプロセッサに接続されるメモリのメモリ位
置1〜4とを対応付けて記憶し、プロセッサ識別子2と、プロセッサ識別子2のプロセッ
サに接続されるメモリのメモリ位置1が記憶されている。
再び図3に戻って説明を続ける。図3に示すように、制御部200は、OSでプログラ
ムが実行されることによって実現される。制御部200は、メモリ構成取得部201と、
休止要求受付部210と、再開データ算出部215と、保存先決定部220と、保存先書
込部225と、再開データ書込部230と、メモリ設定部235と、休止処理部240と
、再開要求受付部260と、プロセッサ設定部265と、再開データ読出部270と、再
開処理部280とを有する。
メモリ構成取得部201は、サーバ15が有するプロセッサのプロセッサ識別子と、そ
のプロセッサに接続される1以上のメモリのメモリ位置とメモリ種別を検出する。メモリ
構成取得部201は、検出したプロセッサ識別子、メモリ位置、メモリ種別とを対応付け
てメモリ構成記憶部170に書き込む。
休止要求受付部210は、ユーザや外部からのシステム休止要求を検出する。
再開データ算出部215は再開データから、再開データの容量を算出する。
例えば、再開データ算出部215は、プログラム自体の容量と、プログラムが処理して
いるデータの容量に少なくとも基づいて再開データの容量を算出する。
保存先決定部220は、メモリ構成記憶部170に格納された各種データと、再開デー
タ算出部215によって決定されたデータ容量から、再開データを保存する再開データ記
憶部185に含まれる1以上のメモリ(保存メモリ)を決定する。なお、再開データ記憶
部185は、再開データ以外のデータも保存してもよい。
例えば、各種データは、プロセッサ識別子、メモリ位置、メモリ種別が対応付けられた
データである。
保存先決定部220は、少なくとも再開データを保存するメモリである保存先メモリを
決定する。例えば、保存先決定部220は、システム休止時の消費電力とシステム再開時
に必要となる消費電力を最低限に抑えるように、保存先メモリを決定しても良い。
システム再開時の電力を極力減らす場合には、保存先決定部220は、保存先メモリと
して選択するメモリの接続先が極力同じプロセッサであることを優先する。ただし、この
場合、保存先メモリとして揮発性メモリを選択する可能性があるために、揮発性メモリで
データ保持をするための電力を消費する分だけ、システム休止時の消費電力が増える。
一方で、システム休止時の電力を極力減らす場合には、保存先決定部220は、保存先
メモリとして選択するメモリの種別が不揮発性メモリであることを優先する。ただし、こ
の場合、システム復帰時に起動しなければならないプロセッサが増えて、システム復帰時
の消費電力が増える。
例えば、図2にて保存先メモリとして4つのメモリを利用する場合、システム再開時の
電力を減らす選択をした場合には、保存先決定部220は、不揮発性メモリ111m、1
12mと、揮発性メモリ113d、114dを保存先メモリとして決定する。
その結果、システム再開時に復帰が必要なプロセッサはプロセッサ110だけとなる。
しかし、利用するメモリのうち、2つが揮発性メモリであるため、システム休止時にデー
タ保持のための電力をメモリに供給しなければならない。
一方、システム休止時の電力を減らす選択をした場合には、保存先決定部220は、不
揮発性メモリ111m、112m、121m、131mを保存先メモリとして決定する。
その結果、システム再開時に復帰が必要なプロセッサはプロセッサ110、120、13
0となる。しかし、利用するメモリがすべて不揮発性メモリであるため、システム休止時
にメモリに電力を供給する必要がない。
保存先書込部225は、決定された保存先メモリに関する情報を保存先情報記憶部18
0に書き込む。詳細には、保存先書込部225は、決定された保存先メモリのメモリ位置
と、保存先メモリが接続されるプロセッサのプロセッサ識別子とを対応付けて保存先情報
記憶部180に記憶する。
保存先書込部225は、決定された保存先メモリのメモリ位置と、保存先のメモリ位置
に対応づけられたプロセッサ識別子とを再開データ書込部230に送信する。
再開データ書込部230は、保存先書込部225から保存先メモリのメモリ位置と、保
存先メモリのメモリ位置に対応づけられたプロセッサ識別子を受信する。再開データ書込
部230は、システム再開のために記憶しなければならない再開データを、保存先決定部
220で決定した保存先メモリに保存する。詳細には、再開データ書込部230は、動作
情報のうち再開データを動作情報記憶部175から読出し、受信した保存先メモリのメモ
リ位置と、保存先のメモリ位置に対応づけられたプロセッサ識別子に基づいて、保存先メ
モリに再開データを保存する。
再開データ書込部230は、再開データ記憶部185に関するメモリ構成情報(保存先
メモリのメモリ位置と、保存先のメモリ位置に対応づけられたプロセッサ識別子)をメモ
リ設定部235に送付する。
メモリ設定部235は、再開データ書込部230から保存先メモリのメモリ位置と、保
存先のメモリ位置に対応づけられたプロセッサ識別子を受信する。
メモリ設定部235は、受信した保存先メモリのメモリ位置と、保存先のメモリ位置に
対応づけられたプロセッサ識別子に基づいて、メモリ構成記憶部170から、保存先決定
部220で決定した保存先メモリのメモリ種別を取得し、メモリ種別に合わせたメモリ設
定を行う。
メモリ設定部235は、保存先メモリを省電力化しつつ、データ保持が可能な状態にな
るように、メモリの設定を行う。例えば、保存先メモリとして揮発性メモリのDRAMを
利用していれば、メモリ設定部235は、該当するDRAMをセルフリフレッシュモード
に設定する。また、保存先メモリとして不揮発性メモリを利用していれば、メモリ設定部
235は、該当メモリの電源を停止する。さらに、メモリ設定部235は、保存先メモリ
として選択されなかったメモリの電源を停止する。
その後、メモリ設定部235は、システム休止要求を休止処理部240に送付する。
休止処理部240は、システム休止要求を受信する。また休止処理部240は、メモリ
構成記憶部170と保存先情報記憶部180を省電力化しつつ、データ保持が可能な状態
になるように、メモリの設定を行う。さらに、休止処理部240は、再開処理に必要な保
存先メモリ、メモリ構成記憶部、保存先情報記憶部や再開要求受付に必要なモジュールを
除く、ターゲットシステム15に含まれるすべての電源供給を停止する。
再開要求受付に必要なモジュールとは、制御部200が実行されるプロセッサ(ブート
用プロセッサ)や再開要求受付に必要なコードとデータが記憶されたメモリ(ブート用メ
モリ)である。
再開要求受付部260は、再開要求を検出する。より具体的には、再開要求受付部26
0は、サーバ15内外からの割込み通知(割込みが発生することを示す信号)を受け取る
プロセッサ設定部265は、保存先情報記憶部180に記憶されたプロセッサ識別子を
読み出し、読み出したプロセッサ識別子に該当するプロセッサを起動する。
プロセッサ設定部265は、再開データの読み出し要求を再開データ読出部270に送
付する。
再開データ読出部270は、再開データの読出し要求を受信すると、保存先情報記憶部
180に記憶されたプロセッサ識別子を読み出し、読みだしたプロセッサ識別子とメモリ
位置から保存先メモリを特定し、特定された保存先メモリ(再開データ記憶部185)か
ら再開データを読み出す。再開データ読出部270は、読み出した再開データを再開処理
部275に送信する。
再開処理部275は、再開データ読出部270によって読み出された再開データを使っ
て、システムの再開、および、タスクの再開を行う。再開処理部275は、再開データ読
出部270によって読み出された再開データを使って、システムの再開のみを行っても良
い。
再開要求受付部260、プロセッサ設定部265、再開データ読出部270、再開処理
部275の処理は、プロセッサとは別のデバイスで実行されてもよいし、プロセッサのう
ち1つを再開要求が受け付けられるように設定してもよい。以下の実施形態では、この再
開処理を実行するために起動されるプロセッサはブート用プロセッサと呼ばれる。
図6は、サーバ15がシステムの休止要求を受け取った時のサーバ15の動作手順の一
例を示すシーケンス図である。例えば、サーバ管理者がサーバ15を休止するために、内
外からの割込み等を用いてサーバ15に休止要求を通知する。この時、休止要求受付部2
10がこの休止要求を受信する(ステップS1100)。
休止要求受付部210が休止要求を受信すると、再開データ算出部215に対し、算出
要求を送信する(ステップS1101)。
再開データ算出部215は、システム再開に必要となるデータである再開データを読み
出して、そのデータ容量を計算する(ステップS1102)。
そして、計算結果であるデータ容量を保存先決定部220に送信する(ステップS11
03)。
保存先決定部220は、メモリ構成記憶部170からメモリ構成情報を取得する(ステ
ップS1104)。
次に、保存先決定部220は、取得したメモリ構成情報と、再開データ算出部215か
ら得られた計算結果に基づいて保存先となるメモリである保存先メモリを決定する(ステ
ップS1105)。
そして、保存先決定部220は、決定した保存先メモリに関するメモリ構成情報のうち
、メモリが接続されているプロセッサのプロセッサ識別子と保存先メモリのメモリ位置を
保存先書込部225に送信する(ステップS1106)。
保存先書込部225は、保存先決定部220から通知されたプロセッサ識別子とメモリ
位置を保存先情報記憶部180に書き込む(ステップS1107)。
そして、保存先メモリに関するプロセッサ識別子とメモリ位置を再開データ書込部23
0に送信する(ステップS1108)。
再開データ書込部230は、保存先書込部225より通知された保存先メモリのプロセ
ッサ識別子とメモリ位置に対応するメモリ(再開データ記憶部185に含まれるメモリ)
に、再開データを書込む(ステップS1109)。
そして、再開データ書込部230は、保存先メモリのプロセッサ識別子とメモリ位置を
メモリ設定部235に送信する(ステップS1110)。
メモリ設定部235は、メモリ構成記憶部180から再開データ書込部230より通知
された保存先メモリのプロセッサ識別子とメモリ位置に対応するメモリ構成情報を取得す
る(ステップS1111)。
次に、メモリ設定部235は、保存先メモリに対して、データの記憶保持のための処理
を実行する(ステップS1112)。
そして、メモリ設定部235は、休止処理部240にシステム休止を要求する(ステッ
プS1113)。
休止処理部240は、システム休止の要求を受け付けると、システムを休止(ハイバー
ネーション:Hibernation)の状態にする(ステップS1114)。本実施形態では、シ
ステムの休止(ハイバネーション)状態とは、サーバ15はデータの記憶とシステム再開
要求の受付に必要となる部分には電源を供給し続け、他のサーバ15に含まれるデバイス
の電源供給を停止された状態をいう。具体的には、サーバ15はデータの記憶に必要な、
再開データが格納された揮発性メモリと、システム再開に必要な、システム再開要求を受
け付けるモジュールにのみ電源を供給し続け、それ以外(たとえば、プロセッサや不揮発
性メモリ、デバイス)は電源を休止した状態となる。例えば、図5のように、保存先メモ
リが決定された場合、サーバ15は保存先メモリのうち、揮発性メモリである113dと
114dにのみ電力を供給する。つまり休止処理部240は、サーバ15に含まれるほぼ
すべての電源を停止させる。
図7は、サーバ15がシステムの再開要求を受け取った時のサーバ15の動作手順の一
例を示すシーケンス図である。例えば、サーバ管理者がサーバ15を再開するため、外部
からの割込み等を用いてサーバ15に再開要求を通知する。この時、再開要求受付部26
0がこの再開要求を受信する(ステップS1600)。
再開要求受付部260が再開要求を受信すると、プロセッサ設定部265に対し、再開
要求を送信する(ステップS1601)。
プロセッサ設定部265は、保存先情報記憶部180が読み書き可能でなければ、保存
先情報記憶部180からデータを読み出すための設定を行う(図示せず)。このメモリ領
域が揮発性メモリであればセルフリフレッシュモードから読み出し可能なモードへ変更す
る(図示せず)。また、このメモリ領域が不揮発性メモリであれば電源を入れ、読み出し
可能な状態にする(図示せず)。次に、プロセッサ設定部265は、保存先情報記憶部1
80から再開データが記憶されたメモリを読み出すために必要となるプロセッサ識別子を
取得する(ステップS1602)。
次に、プロセッサ設定部265は、取得したプロセッサ識別子に対応するプロセッサを
起動する(ステップS1603)。例えば、図5の場合、プロセッサ識別子1を持つプロ
セッサ110と、プロセッサ識別子2を持つプロセッサ120を起動する。
そして、プロセッサ設定部265は、再開データ読出部270に、再開データの読み出
しを要求する(ステップS1604)。
再開データ読出部270は、保存先情報記憶部180から保存先メモリに関する情報を
取得する(ステップS1605)。
次に、再開データ読出部270は、保存先メモリからデータを読み出すための設定を行
う(ステップS1606)。例えば、読み出す対象のメモリがMRAMの場合、メモリの
電源を入れてデータを読み出し可能にする。また、読み出す対象のメモリがDRAMの場
合、セルフリフレッシュモードから通常モードに変更してデータを読み出し可能にする。
続いて、再開データ読出部270は、保存先メモリ(再開データ記憶部185)から再
開データを読み出す(ステップS1607)。
そして、再開データ読出部270は、再開処理部275に再開データを送信する(ステ
ップS1608)。
再開処理部275は、システムの停止処理に備え、メモリ構成記憶部170が読み書き
可能でなければ、メモリ構成記憶部170にデータを読み書きするための設定を行う(図
示せず)。対象のメモリが揮発性メモリであればセルフリフレッシュモードから読み書き
可能なモードへ変更する(図示せず)。また、対象のメモリが不揮発性メモリであれば電
源を入れ、読み書き可能な状態にする(図示せず)。また、再開処理部275は、再開デ
ータ読出部270によって通知された再開データを用いて、システム、および、タスクの
実行を再開する(ステップS1609)。ここで、ステップS1609では、再開処理部
275は、再開データ読出部270によって通知された再開データを用いて、システムの
みの実行を再開しても良い。
以上に説明したように、本実施形態では、再開データをメモリ内に保存することでシス
テムの高速復帰を可能にする。また、システムを再開するために必要な再開データを算出
し、それに合わせて再開時に利用するプロセッサとメモリを決定するため、システムの再
開に必要となるプロセッサやメモリを最低限に抑えることができる。つまり、本実施形態
では、システムの休止時やシステムの再開時に必要となるサーバ15の消費電力を低減し
つつ、システムを高速に休止、復帰することが可能になる。
(第2の実施形態)
上述の第1実施形態では、システムおよびタスクの再開に必要となるデータを区別しな
かったが、第2実施形態では、システムの再開に必要となるデータと、タスクの再開に必
要となるデータを区別する。以下、具体的な内容を説明する。なお、第1実施形態と共通
する部分については、同一の符号を付して適宜に説明を省略する。
図8は、サーバ15が有するハードウェアとソフトウェアを示すブロック図である。制
御部400は、OS上でプログラムが実行されることによって実現される。
ここでは、プロセッサ100上で単一のOSが動作し、OSが1または複数のタスク(
999−1〜999−n)を処理すると捉えることができる。また、図8においては、サ
ーバ15が備えるハードウェアとサーバ15上で動作する制御部400、制御部400上
が処理する1または複数のタスクをサーバ15が含む表現としている。
図8に示すように、サーバ15が備えるハードウェアには、メモリ構成記憶部170と
、動作情報記憶部175、再開データ記憶部185、システム情報記憶部190と、タス
ク情報記憶部195とが含まれる。システム情報記憶部190は、後述のシステム再開デ
ータが格納されたメモリとそれが接続されたプロセッサを示す、プロセッサ識別子とメモ
リ位置を記憶する。
図9は、システム情報記憶部190に記憶されたデータの一例を示す図である。図9の
例では、システム再開データが記憶されたメモリとして、プロセッサ識別子1、メモリ位
置1〜3が記憶されている。
図8に戻って説明を続ける。タスク情報記憶部195は、後述のタスク再開データが格
納されたメモリとそれが接続されたプロセッサを示す、プロセッサ識別子とメモリ位置を
記憶する。
図10は、タスク情報記憶部195に記憶されたデータの一例を示す図である。図9の
例では、タスク再開データが記憶されたメモリとそれが接続されたプロセッサとして、プ
ロセッサ識別子2、メモリ位置1と、プロセッサ識別子3、メモリ位置1が記憶されてい
る。
再び図8に戻って説明を続ける。図8に示すように、制御部400は、メモリ構成取得
部201と、休止要求受付部210と、データ算出部415と、保存先決定部420と、
保存先書込部425と、メモリ設定部230と、休止処理部235と、再開要求受付部2
60と、システムプロセッサ設定部465と、システムデータ読出部470と、システム
再開処理部470と、タスクプロセッサ設定部475と、タスクデータ読出部480と、
タスク再開処理部485とを有する。
データ算出部415はシステム再開のために記憶しなければならないシステム再開デー
タがどの場所に配置されているかを算出する。また、タスク再開のために記憶しなければ
ならないタスク再開データからタスク再開用に保持しなければならないデータ容量を算出
する。例えば、再開データ算出部415は、プログラム自体の容量と、プログラムが処理
しているデータの容量に少なくとも基づいて再開データの容量を算出する。
保存先決定部420は、メモリ構成記憶部170に格納された各種データと、再開デー
タ算出部215によって算出されたタスク再開データの配置先から、タスク再開データを
保存するタスク情報記憶部195に含まれる1以上のメモリであるタスクデータ保存先メ
モリを決定する。また、保存先決定部420は、メモリ構成記憶部170に格納された各
種データと、再開データ算出部215によって算出されたシステム再開データのデータ容
量から、システム再開データを保存するシステム情報記憶部190に含まれる1以上のメ
モリであるシステムデータ保存先メモリを決定する。メモリ構成記憶部170に格納され
た各種データは、例えば、プロセッサ識別子、メモリ位置の対応付け、メモリ種別である
保存先決定部420は、システム休止時の消費電力とシステム再開時に必要となる消費
電力を最低限に抑えるように、タスクデータ保存先メモリとシステムデータ保存先メモリ
を決定する。それらの保存先メモリを決定する場合に、それがシステムを再開させるため
のシステム再開データか、タスクを再開させるためのタスク再開データかによって配置先
を決定することができる。
複数のプロセッサを備えるサーバでは、プロセッサごとに実行するタスクを割り当てる
ことが考えられる。タスク再開データを特定のプロセッサにあるメモリに保存したとする
と、タスクを休止させるときには実行しているプロセッサにあるメモリから、タスク再開
データとして保存する先のメモリにコピーしなければならない。また、タスクを再開させ
るときにはタスク再開データとして保存していたメモリから、タスクを実行するプロセッ
サにあるメモリにコピーしなければならない。それによりも、タスクが実行していたプロ
セッサにタスクを再開するためのデータを残しておくことで、コピーにかかる時間や消費
電力を削減できる。一方、システムを再開させるためのシステム再開データはそれがない
とシステムを復帰できないことから特定の場所に集めることで、システム再開時に必要と
なる消費電力を抑えることができる。
保存先決定部420は、特定のプロセッサに接続されるメモリを、システムデータ保存
先メモリとして決定して良い。
例えば、プロセッサ102がタスク1を実行し、プロセッサ103がタスク2を実行し
ている場合を考える。このようなシステムにおいて、システムを再開するために必要なシ
ステム再開データは、図9のように、特定のプロセッサ、ここでは、プロセッサ101に
接続されるメモリ(プロセッサ識別子1,メモリ位置1〜3)に集める。その結果、シス
テム再開時に復帰するプロセッサはプロセッサ101だけとなり、システム再開に必要な
プロセッサを抑えることができる。
また、保存先決定部420は、タスクを実行しているプロセッサに接続される不揮発性
メモリを、タスクデータ保存先メモリとして決定して良い。
例えば、タスクを復帰する場合には、図10のように、タスク1の復帰に必要なデータ
をプロセッサ102にあって、かつ、不揮発性メモリであるメモリ(プロセッサ識別子2
,メモリ位置1)に、タスク2の復帰に必要なデータをプロセッサ103にあって、かつ
、不揮発性メモリであるメモリ(プロセッサ識別子3,メモリ位置1)に置くことを決定
する。その結果、タスク再開時に復帰するプロセッサは、プロセッサ102,プロセッサ
103となる。しかし、タスク再開後にもこれらのプロセッサを利用することから、タス
ク再開時にはプロセッサを起動させたとしてもメモリのコピーにかかるコストに比べて、
タスク再開時によるプロセッサの起動によるコストは十分に小さいといえる。
保存先書込部425は、保存先決定部420で決定した保存先メモリに関する情報(プ
ロセッサ識別子,メモリ位置)をタスク情報記憶部195に書き込む。また、保存先書込
部425は、保存先決定部420で決定した保存先メモリに関する情報(プロセッサ識別
子,メモリ位置)をシステム情報記憶部190に書き込む。
再開データ書込部430は、システム再開とタスク再開のために記憶しなければならな
いシステム再開データと、タスク再開データを、保存先決定部420で決定した保存先メ
モリに保存する。詳細には、再開データ書込部430は、動作情報のうちシステム再開デ
ータとタスク再開データを動作情報記憶部175から読出し、システム再開データと、タ
スク再開データを、保存先決定部420で決定した保存先メモリに保存する。
休止処理部240は、メモリや再開要求を受け付けるために必要なモジュールを除く、
ターゲットシステム15に含まれるすべての電源を停止する。
再開要求受付部260は、再開要求を受け付ける。より具体的には、再開要求受付部2
60は、サーバ15内外からの割込み通知(割込みが発生することを示す信号)を受け取
る。
システムプロセッサ設定部465は、システム情報記憶部190に記憶されたプロセッ
サを読み出し、システム再開に必要なプロセッサを起動する。システム再開データ読出部
470は、システム情報記憶部190に記憶されたプロセッサとメモリ位置からシステム
再開データを読み出す。システム再開処理部475は、システム再開データ読出部270
によって読み出されたシステム再開データを使って、システムを再開する。
タスクプロセッサ設定部480は、タスク情報記憶部195に記憶されたプロセッサ識
別子を読み出し、タスク再開に必要なプロセッサを起動する。タスク再開データ読出部4
85は、タスク情報記憶部195に記憶されたプロセッサとメモリ位置からタスク再開デ
ータを読み出す。タスク再開処理部490は、タスク再開データ読出部485によって読
み出されたタスク再開データを使ってタスクの実行を再開する。
図11は、サーバ15がシステムの休止要求を受け取った時のサーバ15の動作手順の
一例を示すシーケンス図である。例えば、サーバ管理者がサーバ15を休止するために、
内外からの割込み等を用いてサーバ15に休止要求を通知する。この時、休止要求受付部
210がこの休止要求を受信する(ステップS2100)。休止要求受付部210が休止
要求を受信すると、データ算出部415に対し、算出要求を送信する(ステップS210
1)。データ算出部415は、システム再開のために記憶しなければならないシステム再
開データのデータ容量を算出する(ステップS2102)。次に、タスク再開のために記
憶しなければならないタスク再開データがどの場所にどの程度配置されているかを算出す
る(ステップS2103)。そして、その算出結果として保存先決定部420に送信する
(ステップS2104)。
保存先決定部420は、メモリ構成記憶部170からメモリ構成情報を取得する(ステ
ップS2105)。次に、保存先決定部420は、取得したメモリ構成情報と、データ算
出部から得られたタスク再開データに関する算出結果に基づいてタスク再開データの保存
先となるメモリであるタスク再開データ保存先メモリを決定する(ステップS2106)
。また、保存先決定部420は、取得したメモリ構成情報と、データ算出部から得られた
システム再開データに関する算出結果に基づいてシステム再開データの保存先となるメモ
リであるシステム再開データ保存先メモリを決定する(ステップS2107)。そして、
保存先決定部420は、決定したタスク再開データ保存先メモリとシステム再開データ保
存先メモリに関するメモリ構成情報のうち、メモリが接続されているプロセッサのプロセ
ッサ識別子とメモリ位置を保存先書込部425に送信する(ステップS2108)。
保存先書込部425は、保存先決定部420から通知されたタスク再開データが保存さ
れるメモリが接続されているプロセッサのプロセッサ識別子とメモリ位置をタスク情報記
憶部195に書き込む(ステップS2109)。次に、保存先書込部425は、保存先決
定部420から通知されたシステム再開データが保存されるメモリが接続されているプロ
セッサとメモリ位置をシステム情報記憶部190に書き込む(ステップS2110)。そ
して、システム再開データ保存先メモリとタスク再開データ保存先メモリに接続されたプ
ロセッサのプロセッサ識別子とメモリ位置を再開データ書込部430に送信する(ステッ
プS2111)。
再開データ書込部430は、保存先書込部425より通知されたタスク再開データ保存
先メモリのプロセッサとメモリ位置に、タスク再開データを書込む(ステップS2112
)。次に、再開データ書込部430は、保存先書込部425より通知されたシステム再開
データ保存先メモリのプロセッサとメモリ位置に、システム再開データを書き込む(ステ
ップS2113)。そして、タスク再開データとシステム再開データそれぞれの保存先メ
モリのプロセッサのプロセッサ識別子とメモリ位置をメモリ設定部235に送信する(ス
テップS2114)。
ステップS2114以降の内容は、図6のステップS1110以降の内容と同様なので
、詳細な説明は省略する。
これにより、サーバ15はデータの記憶に必要となる電源、具体的にはシステム再開デ
ータとタスク再開データが格納された揮発性メモリと、システム再開に必要なモジュール
、具体的には、システム再開要求を受け付けるモジュールにのみ電源を供給し続け、それ
以外(たとえば、プロセッサや不揮発性メモリ、デバイス)は電源を休止した状態となる
図12は、サーバ15がシステムの再開要求を受け取った時のサーバ15の動作手順の
一例を示すシーケンス図である。例えば、サーバ管理者がサーバ15を再開するため、外
部からの割込み等を用いてサーバ15に再開要求を送信する。この時、再開要求受付部2
60がこの再開要求を受信する(ステップS2600)。再開要求受付部260が再開要
求を受信すると、システムプロセッサ設定部265に対し、再開要求を送信する(ステッ
プS2601)。
システムプロセッサ設定部465は、システム情報記憶部190が読み書き可能でなけ
れば、システム情報記憶部190からデータを読み出すための設定を行う(図示せず)。
このメモリ領域が揮発性メモリであればセルフリフレッシュモードから読み出し可能なモ
ードへ変更する(図示せず)。また、このメモリ領域が不揮発性メモリであれば電源を入
れ、読み出し可能な状態にする(図示せず)。次に、システムプロセッサ設定部465は
、システム情報記憶部190からシステム再開データが記憶されたメモリを読み出すため
に必要となるプロセッサ識別子を取得する(ステップS2602)。次に、システムプロ
セッサ設定部465は、取得したプロセッサ識別子を持つプロセッサを起動させる(ステ
ップS2603)。そして、システムプロセッサ設定部465は、システム再開データ読
出部470に、システム再開データの読み出しを要求する(ステップS2604)。
システム再開データ読出部470は、システム情報記憶部190からシステム再開デー
タが保存されているシステム再開データ保存先メモリに関する情報を取得する(ステップ
S2605)。次に、システム再開データ読出部470は、システム再開データ保存先メ
モリからデータを読み出すための設定を行う。例えば、読み出す対象のメモリがMRAM
の場合、メモリの電源を入れてデータを読み出し可能にする。また、読み出す対象のメモ
リがDRAMの場合、セルフリフレッシュモードから通常モードに変更してデータを読み
出し可能にする(ステップS2606)。次に、システム再開データ読出部470は、シ
ステム再開データ保存先メモリからシステム再開データを読み出す(ステップS2607
)。この時、サーバ15は、システム実行に必要なプロセッサやメモリに対しては電源を
供給し、タスク実行に必要なプロセッサやメモリに対しては電源を供給していない。
そして、システム再開データ読出部470は、システム再開処理部475にシステム再
開データを送信する(ステップS2608)。
システム再開処理部475は、システム再開データ読出部270によって通知されたシ
ステム再開データを用いて、システムを再開する(ステップS2609)。次に、システ
ム再開処理部475は、タスクプロセッサ設定部480にタスク再開要求を通知する(ス
テップS2610)。
タスクプロセッサ設定部480は、タスク情報記憶部195が読み書き可能でなければ
、タスク情報記憶部195からデータを読み出すための設定を行う(図示せず)。このメ
モリ領域が揮発性メモリであればセルフリフレッシュモードから読み出し可能なモードへ
変更する(図示せず)。また、このメモリ領域が不揮発性メモリであれば電源を入れ、読
み出し可能な状態にする(図示せず)。次に、タスクプロセッサ設定部480は、タスク
情報記憶部195からタスク再開データが記憶されたメモリを読み出すために必要となる
プロセッサ識別子を取得する(ステップS2611)。次に、タスクプロセッサ設定部4
80は、取得したプロセッサ識別子を持つプロセッサを起動させる(ステップS2612
)。そして、タスクプロセッサ設定部480は、タスク再開データ読出部485にタスク
再開データの読み出しを要求する(ステップS2613)。
タスク再開データ読出部485は、タスク情報記憶部195からタスク再開データが保
存されているタスク再開データ保存先メモリに関する情報を取得する(ステップS261
4)。次に、タスク再開データ読出部485は、タスク再開データ保存先メモリからデー
タを読み出すための設定を行う(ステップS2615)。例えば、読み出す対象のメモリ
がMRAMの場合、メモリの電源を入れてデータを読み出し可能にする。また、読み出す
対象のメモリがDRAMの場合、セルフリフレッシュモードから通常モードに変更してデ
ータを読み出し可能にする。タスク再開データ読出部485は、タスク再開データ保存先
メモリからタスク再開データを読み出す(ステップS2616)。そして、タスク再開デ
ータ読出部485は、タスク再開処理部490にタスク再開データを送信する(ステップ
S2617)。
システム再開処理部490は、システムの停止処理に備え、メモリ構成記憶部170が
読み書き可能でなければ、メモリ構成記憶部170にデータを読み書きするための設定を
行う(図示せず)。対象のメモリが揮発性メモリであればセルフリフレッシュモードから
読み書き可能なモードへ変更する(図示せず)。また、対象のメモリが不揮発性メモリで
あれば電源を入れ、読み書き可能な状態にする(図示せず)。また、システム再開処理部
490は、タスク再開データ読出部485によって通知されたタスク再開データを用いて
、タスクを再開する(ステップS2618)。この時、サーバ15は、システム実行とタ
スク実行に必要なプロセッサやメモリに対しては電源を供給する。
以上に説明したように、本実施形態では、システムを再開するために必要なデータとタ
スクを再開するために必要なデータを別々に管理することで、システムとタスクの高速復
帰を可能にする。システムを再開するために必要な再開データのデータ容量を算出し、そ
れに合わせて再開時に利用するプロセッサとメモリを決定するため、システムの再開に必
要となるプロセッサやメモリを最低限に抑えることができる。また、タスクを再開するた
めに必要なデータは、タスクが実行されているプロセッサに接続されているメモリを利用
することで、システム復帰時に不必要なメモリコピーを防ぐことができる。つまり、本実
施形態では、システムの休止時やシステムの再開時に必要となるサーバ15の消費電力を
低減しつつ、システムを高速に休止、復帰することが可能になる。
(第3の実施形態)
上述の第1実施形態では、同一処理装置内で、システムやタスクの休止・復帰を行って
いたが、第3実施形態では、ある処理装置でシステムやタスクの休止を行って作成した再
開データを、別の処理装置で利用してシステムやタスクの再開を行う。以下、具体的な内
容を説明する。なお、第1実施形態と共通する部分については、同一の符号を付して適宜
に説明を省略する。
図13は、サーバ15のハードウェアとソフトウェアの構成例を示す図である。つまり
、サーバ15は制御部600とサーバ15が有するハードウェアを示すブロック図である
。制御部600は、OS上でプログラムが実行されることによって実現される。ここでは
、サーバ15上で単一のOSが動作し、OSで1または複数のタスク(999−1〜99
9−n)が動作すると捉えることができる。また、図13においては、サーバ15が備え
るハードウェアとサーバ15上で動作するOS、OS上で動作する1または複数のタスク
をサーバ15が含む表現としている。
図13に示すように、サーバ15が備えるハードウェアには、メモリ構成記憶部170
と、保存先情報記憶部180、再開データ記憶部185が含まれる。メモリ構成記憶部1
70は、メモリが属するプロセッサと何番目にあるかを示すメモリ位置と、メモリが不揮
発性か揮発性かを示すメモリ種別とを対応付けて記憶する。保存先情報記憶部180は、
後述の再開データが格納されたメモリを示す、プロセッサとメモリ位置を記憶する。制御
部600は、再開要求受付部260と、プロセッサ設定部265と、再開データ読出部2
70と、再開処理部280とを有する。
以上に説明したように、本実施形態では、ある処理装置で作成された再開データを、別
の処理装置で利用することでシステムとタスクを再開することで、第1の実施形態と同様
に、システムの省電力を保ったまま、高速復帰を可能にする。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、上述の各実施形態は、例として提示したもので
あり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の
様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略
、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨
に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述の実施形態1では、保存先情報記憶部180にはプロセッサを起動するた
めと、再開データを読み出すためのメモリの場所を示すプロセッサ識別子とメモリ位置を
同じ部分で記憶していたが、プロセッサを起動するために利用するプロセッサ識別子を別
に記憶してもよい。図14は、プロセッサ識別子とメモリ位置を別々に記憶する場合のタ
ーゲットシステム(サーバ)15のハードウェアとソフトウェアの構成例を示す図である
。保存プロセッサ管理部198は、再開データの保存先メモリが接続されているプロセッ
サを記憶する。
また、上述の実施形態では、再開データの保存先メモリを識別するために、プロセッサ
識別子とメモリ位置を用いたが、再開データが保存されたメモリを特定できれば、それ以
外の方法であってもよい。また、再開データが保存されたメモリが接続されているプロセ
ッサを特定できれば、プロセッサ識別子以外の方法であってもよい。
例えば、上述の実施形態1では、不揮発性メモリと揮発性メモリが混在する形となって
いたが、図15に示すように、サーバに接続されたメモリは、揮発性メモリだけで構成さ
れてもよいし、図16に示すように、サーバに接続されたメモリは、不揮発性メモリだけ
で構成されてもよい。その場合、メモリ構成記憶部170に記憶されるメモリ構成情報は
、図17に示すように、メモリが接続されているプロセッサとメモリ位置のみとなる。ま
た、保存先決定部220は、再開データの保存先として、同一プロセッサにあるメモリを
選択する。これは、メモリの構成が均一であることから、不揮発性メモリと揮発性メモリ
の特性に大きな違いがあるデータ保持特性を考慮する必要がないからである。同様に、上
述の実施形態1では、不揮発性メモリと揮発性メモリが混在する形となっていたが、不揮
発性メモリだけで構成されてもよい。この場合も、メモリ構成記憶部170に記憶される
メモリ構成情報は、図17に示すように、メモリが接続されているプロセッサとメモリ位
置のみとなる。また、保存先決定部220は、再開データの保存先として、同一プロセッ
サにあるメモリを選択する。
例えば、上述の実施形態1では、1つのプロセッサに4つのメモリが接続されていたが
、図18に示すように、1つのプロセッサに1つのメモリが接続される構成であってもよ
い。その場合、メモリ構成記憶部170に記憶されるメモリ構成情報は、図19に示すよ
うに、メモリが接続されているプロセッサとメモリ種別のみとなる。また、保存先決定部
220は、再開データの保存先として、不揮発性メモリであるメモリを選択する。プロセ
ッサに接続されたメモリがただ1つであり、同一プロセッサに接続された他のメモリを他
に選択することができないため、同一プロセッサかどうかを考慮する必要がないからであ

また、上述の各実施形態では、プロセッサ100は、1つのプロセッサと4つのメモリ
を有しているが、これに限らず、例えば、プロセッサ100が、2つのプロセッサがあり
、それぞれが8つのメモリを有する構成であってもよい。
さらに、上述の各実施形態では、メモリ構成記憶部170、保存先情報記憶部180、
システム情報記憶部190、タスク情報記憶部195はそれぞれ必要となるときに、それ
らを読み書き可能となるように設定しているが、これに限らず、サーバ15がシステムの
再開要求を受け取った時に一度に行ってもよい。また、いずれか1つが必要となった時に
行ってもよい。また、メモリの再設定による影響が大きい場合には、システム休止時にお
いても読み書き可能な状態のままにしておいてもよい。
また、上述の実施形態では、メモリ構成記憶部170、保存先情報記憶部180、再開
データ記憶部185、システム情報記憶部190、タスク情報記憶部195、保存先メモ
リ、システム再開データ保存先メモリ、タスク再開データ保存先メモリはそれぞれ同一の
メモリ上に構成されてもよいし、別々のメモリ上に構成されてもよい。
同一のメモリ上に構成される場合、省電力化のためのメモリの設定は、そのメモリが使
わなくなった時点で行われる。例えば、実施形態1において、保存先メモリがプロセッサ
識別子1、メモリ位置1、および、プロセッサ識別子1、メモリ位置2にあるメモリに配
置され、保存先情報記憶部がプロセッサ識別子1、メモリ位置1にあるメモリに配置され
た場合、メモリ設定部235では、プロセッサ識別子1、メモリ位置2にあるメモリに対
してメモリの設定を行い、休止処理部240は、プロセッサ識別子1、メモリ位置1にあ
るメモリに対してメモリの設定を行う。それ以外の記憶部が同一メモリに配置された場合
も同様である。
また、記憶部からデータを読み書きするためのメモリの設定は、休止状態からそのメモ
リを利用する時点で行われる。例えば、実施形態1において、保存先メモリがプロセッサ
識別子1、メモリ位置1、および、プロセッサ識別子1、メモリ位置2にあるメモリに配
置され、保存先情報記憶部180がプロセッサ識別子1、メモリ位置2にあるメモリに配
置された場合、プロセッサ設定部265は、プロセッサ識別子1、メモリ位置2にあるメ
モリに対して、メモリの設定を行い、再開データ読出部270は、プロセッサ識別子1、
メモリ位置1にあるメモリに対して、メモリの設定を行う。それ以外の記憶部が同一メモ
リに配置された場合も同様である。
つまり、各種記憶部を同一メモリに配置する場合、システムを休止するときにおいては
そのメモリを利用しなくなる直後に、システムを再開するときにおいてはそのメモリを利
用する直前に設定すればよい。
なお、上述の実施形態に係る発明が効果がある場面について、以下に説明する。複数の
サーバで構成されるシステムの省エネ化をより効果的に行うためにはサーバやプロセッサ
コアの休止だけでは十分ではない。複数のサーバにおいては省電力化の観点から、一部サ
ーバを休止させる(コールドスタンバイ)一方で、レスポンスタイムの維持の観点からサ
ーバを稼働させて(ウォームスタンバイ)、他のサーバの負荷が上昇した場合にすぐに対
応可能な状態にする。このウォームスタンバイの状態では、従来技術を用いたとしてもサ
ーバが稼働しており、多くの電力を消費することになる。非特許文献1の場合、稼働中の
サーバをできるだけ集約する手段が挙げられているが、ウォームスタンバイとなるサーバ
が必要になることは変わらず、これに対する省電力化を行うことはできない。非特許文献
2では、稼働するプロセッサコアやメモリを限定する方式が挙げられているが、これは稼
働中のサーバに対する省電力化であって、ウォームスタンバイとなるサーバに対しては適
用できない。このような場面で、上述の実施形態に係る発明は、より省電力化を図ること
ができる。
なお、上記各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプロ
グラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)
、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリな
どの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可
能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコン
ピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフ
ト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)、複数のOSを管理する仮想マシンモニ
タ等の仮想化環境等が本実施形態を実現するための各処理の一部、または、全部を実行し
ても良い。
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANや
インターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶し
た記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される
場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
尚、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実
施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の
装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる
演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可
能な機器、装置を総称している。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
15・・・サーバ
170・・・メモリ構成記憶部
175・・・動作情報記憶部
180・・・保存先情報記憶部
185・・・再開データ記憶部
200・・・制御装置
201・・・メモリ構成取得部
210・・・休止要求受付部
215・・・再開データ算出部
220・・・保存先決定部
225・・・保存先書込部
230・・・再開データ書込部
235・・・メモリ設定部
240・・・休止処理部
260・・・再開要求受付部
265・・・プロセッサ設定部
270・・・再開データ読出部
275・・・再開処理部
999−1〜n・・・タスク

Claims (11)

  1. 1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムを休止状態か
    ら再開させる要求を示す再開要求を受信した場合に、前記情報処理システムを再開するた
    めの再開データが格納されたメモリに接続されたプロセッサを特定し、特定されたプロセ
    ッサを起動させるプロセッサ設定部と、
    前記再開データが格納されたメモリから前記再開データを読み出す再開データ読出部と

    読み出された再開データを用いて前記情報処理システムを再開させる再開処理部と
    を有する制御装置。
  2. 1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムを休止状態
    から再開させる要求を示す再開要求を受信した場合に、前記情報処理システムと前記情報
    処理システムで実行されていたタスクを再開するための再開データが格納されたメモリに
    接続されたプロセッサを特定し、特定されたプロセッサを起動させるプロセッサ設定部と

    前記再開データが格納されたメモリから前記再開データを読み出す再開データ読出部と

    読み出された再開データを用いて前記情報処理システム、および、前記タスクを再開さ
    せる再開処理部と
    を有する制御装置。
  3. 1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムを休止させ
    る要求を示す休止要求を受信した場合に、前記情報処理システムと前記情報処理システム
    で実行されていたタスクを再開するための再開データを保存するメモリを決定する保存先
    決定部と、
    決定されたメモリに前記再開データを保存する再開データ書込部と、
    前記情報処理システムを休止状態から再開させる要求を示す復帰要求を受信した場合に
    、前記再開データが格納されたメモリに接続されたプロセッサを特定し、特定された起動
    させるプロセッサ設定部と、
    前記再開データが格納されたメモリから前記再開データを読み出す再開データ読出部と

    読み出された再開データを用いて前記情報処理システム、および、前記タスクを再開さ
    せる再開処理部と
    を有する制御装置。
  4. 前記システム、および、前記タスクを再開させるための再開データを保存する先のメモ
    リを決定する保存先決定部
    を更に有する請求項2の制御装置。
  5. 前記保存先決定部は、前記システムを再開するために必要となる前記プロセッサが最小
    限となるように、前記再開データを保存する先のメモリを決定する
    ことを特徴とする請求項3及び4の制御装置。
  6. 前記保存先決定部は、不揮発性メモリを最大限利用するように、前記システムを再開す
    るために必要となるメモリを決定する
    ことを特徴とする請求項3及び4の制御装置。
  7. 前記保存先決定部は、前記再開データの保存先として、不揮発性メモリが多く接続され
    た前記プロセッサに接続されたメモリを決定する
    ことを特徴とする請求項3及び4の制御装置。
  8. 1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムを休止させ
    る要因を示す休止要因を受信した場合に、前記システムを再開させるためのシステム再開
    データを保存するためのメモリを決定し、前記システムで実行されていたタスクを再開さ
    せるためのタスク再開データを保存するためのメモリを決定する保存先決定部と、
    前記システム再開データを保存するためのメモリに前記システム再開データを書込み、
    前記タスク再開データを保存するためのメモリに前記タスク再開データを書込む再開デー
    タ書込部と、
    1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムを休止状態
    から再開させる要因を示す再開要因が発生した場合に、システムを再開させるためのシス
    テム再開データを保存したメモリに接続されたプロセッサのみ起動させるシステムプロセ
    ッサ設定部と、
    前記保存先決定部により決定された前記システム再開データを保存したメモリから前記
    システム再開データを読み出すシステム再開データ読出部と、
    前記システム再開データ読出部によって読み出された前記システム再開データを用いて
    システムを再開させるシステム再開処理部と、
    前記システム再開部によってシステムが再開された後に、前記保存先決定部により決定
    されたタスクを再開させるためのタスク再開データを保存したメモリに接続されたプロセ
    ッサを特定し、特定されたプロセッサを起動させるタスクプロセッサ設定部と、
    前記保存先決定部により決定された前記タスク再開データを保存したメモリから前記タ
    スク再開データを読み出すタスク再開データ読出部と、
    前記タスク再開データ読出部によって読み出された前記タスク再開データを用いてタス
    クを再開させるタスク再開処理部
    を有する制御装置。
  9. 前記保存先決定部は、システムの休止前に前記タスクが実行されていた前記プロセッサ
    にある前記メモリを優先して、前記タスク再開データを保存する先のメモリを決定する
    請求項8の制御装置。
  10. 前記保存先決定部が決定した前記メモリのうち、メモリ種別が揮発性メモリである前記
    メモリに対しセルフリフレッシュモードに設定し、それ以外のメモリの電源を休止するメ
    モリ設定部を更に備えた
    請求項3乃至9の制御装置。
  11. コンピュータに
    1つ以上のメモリと接続されたプロセッサが2つ以上含む情報処理システムを休止状態
    から再開させる要求を示す再開要求を受信した場合に、前記情報処理システムを再開する
    ための再開データが格納されたメモリに接続されたプロセッサを特定し、特定されたプロ
    セッサを起動させるプロセッサ設定部と、
    前記再開データが格納されたメモリから前記再開データを読み出す再開データ読出部と

    読み出された再開データを用いて前記情報処理システムを再開させる再開処理部と
    を実現させるための制御プログラム。
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