JP2014167551A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】被清掃体に対するブレード部の当接圧をより安定させる。
【解決手段】被清掃体の移動方向に対してカウンター方向で被清掃体に当接するブレード部と、ブレード部を支持し、可撓性を有する支持部材であって、ブレード部が設けられた一端部と、枠体に固定される被固定部を有する他端部と、一端部と他端部との間に位置し、ブレード部が被清掃体に当接する当接部と被固定部とを結んだ線分に対して、被清掃体の表面から外側に離れる側に位置する屈曲部と、を有し、当接部に対して被固定部が被清掃体の移動方向の下流側に配置される支持部材と、を有し、シール構造は、一端部L1から枠体側に起立するように、一端部L1の側端に設けられた側板部L3と、側板部L3と枠体とのうちいずれか一方に固定され、他方に摺動接触する摺動面13aを有するシール部材13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関するものである。
電子写真画像形成装置において、像担持体(被清掃体)を繰り返し使用する為に像担持体に形成された現像剤像を記録媒体に転写した後に、像担持体に残った現像剤を除去するクリーニング手段として、クリーニングブレード方式が知られている。
クリーニングブレード方式は、弾性を有するブレード部を像担持体の表面に所定の圧で当接させて像担持体の表面から現像剤を除去する方法である。
特許文献1においてクリーニング部材は、支持部材である板金の先端にブレードが成形によって取り付けられた構造になっている。そして板金を枠体にビス等で取り付けることによってクリーニング部材を固定することによって、像担持体の表面に所定圧で当接させている。
特開2002−341721号公報
しかしながら、プリンタ等の画像形成装置は普及にともなって、小型化、高速化、高画質化される傾向にある。画像形成装置が小型化されれば、像担持体の大きさは小さくなる。また、高速化によって、像担持体が速く回転することになる。即ち、像担持体表面に当接しているブレードは、像担持体が高速で繰り返し像担持体の表面と摺動することになる。そして、ブレード自身の温度が上昇し、ブレードの硬度が柔らかくなる。その結果、像担持体表面とブレードの摩擦力が上昇する。それによって、像担持体を駆動させる為の駆動トルクの増加、ブレードの捲れという問題が生じる場合がある。更に、最近では高画質化の為に現像剤を球形状のものを用いることがある。この場合、像担持体表面から現像剤を除去する為には、像担持体に対するブレードの当接圧を上げる必要があり、前述の問題を助長させる要因の一つになっている。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、被清掃体に対するブレード部の当接圧をより安定させることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
被清掃体の表面から現像剤を除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材と共に前記除去された現像剤を収容するための収容室を形成する枠体と、
前記収容室からの現像剤の漏れを防ぐために、前記クリーニング部材と前記枠体の間をシールするシール構造と、
を備えるクリーニング装置において、
前記クリーニング部材は、
前記被清掃体の移動方向に対してカウンター方向で前記被清掃体に当接するブレード部と、
前記ブレード部を支持し、可撓性を有する板状の支持部材であって、前記ブレード部が設
けられた一端部と、前記枠体に固定される被固定部を有する他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し、前記ブレード部が前記被清掃体に当接する当接部と前記被固定部とを結んだ線分に対して、前記被清掃体の表面から外側に離れる側に位置する屈曲部と、を有し、前記当接部に対して前記被固定部が前記被清掃体の移動方向の下流側に配置される支持部材と、
を有し、
前記シール構造は、
前記一端部から前記枠体側に起立するように、前記一端部の側端に設けられた側板部と、前記側板部と前記枠体とのうちいずれか一方に固定され、他方に摺動接触する摺動面を有するシール部材と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、被清掃体に対するブレード部の当接圧をより安定させることが可能となる。
実施例1におけるクリーニング装置の要部の概略構成を示す斜視図 実施例1のクリーニングブレードについて説明するための概略図 実施例1のブレード部の形状を示す概略図 実施例1のクリーニング装置の要部の概略構成を示す図 実施例1に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図 実施例1のクリーニング装置の要部の概略構成を示す断面図 実施例2におけるクリーニング装置の要部の概略構成を示す斜視図 実施例3におけるクリーニング装置の要部の概略構成を示す斜視図 シール部材をL1端部に押し当てる一般的なシール構成を示す概略図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
本発明を適用可能な画像形成装置としては、例えば電子写真複写機、レーザビームプリンタ、LEDプリンタ、ファクシミリ装置等が含まれる。また、プロセスカートリッジとしては、少なくとも像担持体とクリーニング装置とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置に着脱可能とするものをいう。
(実施例1)
以下、実施例1に係る画像形成装置の一例を示す。
図5は、本実施例に係る画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。ここで、図5には、電子写真方式の画像形成装置を示している。
画像形成装置本体(以下、装置本体)Mのほぼ中央には、像担持体(被清掃体)としてのドラム型の感光体(以下、感光ドラム)1が配設されている。感光ドラム1は、アルミニウム等の導電性ドラム基体の外周面にOPC(有機光半導体)感光層を形成したものであり、回転軸(軸心)を中心にして、図5の矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)200mm/sをもって回転駆動される。ここで、矢印R1方向は、感光ドラム1の回転方向(移動方向)である。
感光ドラム1の表面(周面)は、帯電手段としての帯電ローラ2により所定の極性・電位に均一(一様)に帯電処理される。帯電後の感光ドラム1表面は、露光手段としてのレ
ーザビームスキャナ3から出力されたレーザビームであって、目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザビームの走査露光を受け、目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像手段としての現像器5によって現像剤としてのトナー4が供給されることで、トナー像(現像剤像、現像像)として現像される。
一方、記録材(記録媒体)6は給送ローラによって給送され、感光ドラム1上に書き込まれたトナー像と同期をとるように感光ドラム1と転写ローラ8との間の転写ニップ部に送られる。このことで、記録材6の表面にトナー像が転写される。転写ローラ8には転写時に転写バイアス印加電源から転写用の転写バイアスが印加される。
トナー像の転写を受けた記録材6は、感光ドラム1表面から分離されて定着手段としての定着器10に搬送され、ここで加熱・加圧されて表面にトナー像が定着される。
一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、記録材6に転写されないで表面に残ったトナーがクリーニング手段としてのクリーニング装置11によって除去され、次の画像形成に供される。
本実施例の画像形成装置では、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像器5、クリーニング装置11の4つのプロセス機器がカートリッジ容器に一体的に組み込まれたプロセスカートリッジ(プロセスユニット、カートリッジ)Nが構成されている。このプロセスカートリッジNは、装置本体Mに対して着脱交換自在に構成されている。
図6は、本実施例におけるクリーニング装置11の要部の概略構成を示す断面図である。図2は、本実施例のクリーニング部材としてのクリーニングブレード12について説明するための概略図である。
クリーニング装置11は、クリーニングブレード12、シール部材13,15、及びハウジング14を有する。また、クリーニング装置11には、クリーニングブレード12により感光ドラム1の表面から除去されたトナーを収容するための廃トナー室(収容室)Dが、クリーニングブレード12及びハウジング14により形成されている。また、クリーニング装置11には、廃トナー室Dからのトナーの漏れを防ぐために、クリーニングブレード12とハウジング14との間をシールするシール構造が設けられている。このシール構造には、シール部材13,15が含まれる。なお、図6においては、説明の便宜上、シール部材13,15にはハッチングを施している。
本実施例の特徴的な構成であるクリーニングブレード12は、可撓性を有する板状の支持部材12bと、支持部材12bの一端(先端、自由端)側にゴム部材で成型されたブレード部12aとを有する。ブレード部12aは、感光ドラム1の移動方向(図6に示す矢印R1方向)に対してカウンター方向で感光ドラム1に当接する。そして、支持部材12bの他端側が、固定部(被固定部)Aでハウジング14に固定され、ブレード部12aが、当接部Bで感光ドラム1に当接するように配設されている。ブレード部12aでかきとられた、感光ドラム1上の転写残トナーは、廃トナー室Dに回収(収容)される。
また、支持部材12bには、ブレード部12aと固定部Aとの間で感光ドラム1の回転軸方向に沿って一様に屈曲部(曲げ部)Cが形成されるように、曲げ加工が施されている。
ここで本実施例では、図6に示すように、屈曲部Cから先端側のブレード部12aまでの支持部材12bの部分を一端部L1とし、固定部Aから屈曲部Cまでの支持部材12bの部分を他端部L2とする。一端部L1とハウジング14の間は、シール部材13によりシールされ、他端部L2とハウジング14の間は、シール部材15によりシールされている。
また、図2に示すように、本実施例では、屈曲部Cが、固定部Aと当接部Bを結ぶ線分
ABに対して、感光ドラム1と反対側にあることを特徴としている。より詳細には、屈曲部Cは、線分ABに対して、感光ドラム1の表面から外側に離れた側(感光ドラム1の表面から遠ざかる側)に位置している。また、固定部Aが当接部Bに対して、感光ドラム1の移動方向の下流側に位置するように、支持部材12bが配置され、ブレード部12aは支持部材12bの一端(一端部L1の先端)のみで支持されている。そして、他端部L2は、一端部L1の図6に示す矢印a方向への変位に対して可撓性を持つように構成されている。
このような構成により、一端部L1は、ブレード部12aから力を受けることで、他端部L2を弾性変形させる。そして、このような、感光ドラム1が静止した状態から移動する際など、摩擦が増大しブレード部12aが押し込まれた場合には、屈曲部Cは感光ドラム1の表面から離れる方向に移動可能に構成されている。
支持部材12bには厚さ0.2mmのSUS板を使用した。他にもブレード材料としては、例えばリン青銅板その他のバネ特性を有する部材(板状バネ性部材)が使用できる。
図3は、ブレード部12aの形状を示す概略図である。
ブレード部12aのゴム部材はウレタンゴムであり,JISA硬度70度のものを使用した。形状は図3に示す通りであり、先端の変形影響を小さくするためにk=3.0mm、l=2.0mm、m=1.0mm、n=1.0mm程度とした。支持部材12bとブレード部12aを接着する方法としては、型成型以外に、両面テープあるいはホットメルト接着剤による方法も使用される。
以上のように、図6に示す矢印a方向への一端部L1の変位に対して他端部L2が可撓性を持つことで、ブレード部12aと感光ドラム1に働く当接圧、摩擦力を一定値以下に抑えることができる。感光ドラムは長期間使用すると、クリーニングブレードによる削れ、帯電による放電生成物の付着により表面の摩擦係数が増大する。また、使用開始時でクリーニングブレードと感光ドラム当接面にトナーが少ないとき、潤滑剤としての働きをするものがないため表面の摩擦が大きくなる。感光ドラム表面の摩擦が増大することで、感光ドラム回転時にブレード部12aが受ける当接部Bに働く摩擦力、当接圧が増大する。
一端部L1の矢印a方向への変位に対して他端部L2が可撓性を持つ場合、ブレード部12a(当接部B)が感光ドラム1の回転により矢印a方向へ力を受けたときに、ブレード部12aは感光ドラム1から離れるように動く。このことで、固定部Aを支点として一端部L1が変位する。これにより、感光ドラム1に対するブレード部12aの当接圧、摩擦力を一定値以下に抑えることができ、感光ドラム1に対するブレード部12aの当接圧をより安定させることが可能となる。
ここで、一般的なシール構成(シール構造)として、シール部材103をクリーニングブレード端部(一端部L1端部)に押し当てて廃トナー漏れを防ぐシール構成を図9に示す。ここで、図9に示す構成部材においては、説明の便宜上、本実施例と同様の符号を付している。
このようなシール構成の場合、感光ドラム1の回転に伴い、一端部L1が図9に示す矢印a方向及び矢印b方向に変位することで、シール部材と一端部L1との間に隙間が生じ、そこから廃トナーが漏れやすくなることが懸念される。
また、一端部L1の変位時に一端部L1がシール部材に押し当てられるため、一端部L1の変位と逆方向にシール部材の弾性による力を受けることとなる。このことで、一端部L1の変形動作が妨げられ、ブレード部12aが感光ドラム1から離れる動きが阻害され、当接圧、摩擦力の増大を抑える効果が低減されてしまうことが懸念される。
そこで、本実施例のクリーニング装置11においては、図1,4に示すような、さらなる特徴的な構成を有している。図1は、本実施例におけるクリーニング装置11の要部の概略構成を示す斜視図である。図4は、本実施例におけるクリーニング装置11の要部の
概略構成を示す図である。
本実施例においては、クリーニングブレード12に、一端部L1における長手方向端部を折り山とする側板部L3が設けられている。側板部L3は、一端部L1からハウジング14側に(枠体側)に起立するように、一端部L1のうち長手方向の両端(一端部L1の側端)に設けられている。ここで、長手方向とは、感光ドラム1の表面において、感光ドラム1の移動方向に直交する方向であり、感光ドラム1の回転軸方向である。
本実施例では、支持部材12bを、1つの部材の金属の板バネを折り曲げて加工することで構成しているが、これに限るものではなく、支持部材12bとしては、複数の部材で構成される(例えば、平板状の部材を組み合わせる)ものであってもよい。
本実施例ではさらに、側板部L3に摺動接触する摺動面13aを有するシール部材13が設けられている。本実施例では、側板部L3とブレード部12aは面一(長手方向で略同じ位置)に設けられており、シール部材13は、側板部L3とブレード部12aの長手方向端部に摺動接触するように構成されている。
ここで、側板部L3とブレード部12aの配置は面一に限るものではなく、側板部L3とブレード部12aの長手方向端部をシール可能に構成されるものであればよい。また、シール部材13が、側板部L3とブレード部12aの双方に摺動接触してシールする構成に限らず、シール部材13は側板部L3のみと摺動接触するものとして、ブレード部12aには別のシール部材を摺動接触させる構成であってもよい。
また、シール部材13はハウジング14に固定されており、シール部材13と側板部L3は、ハウジング14の外側で接触し、長手方向から見た場合に、重なり合う(オーバーラップする)ように配設されている。また、図4に示すようにシール部材13は、一端部L1の変位に伴い、側板部L3が矢印a方向及び矢印b方向へ変位しても、側板部L3及びブレード部12aの長手方向端部がシール部材13の摺動面13aと摺動接触する大きさに形成されている。図4において、クリーニングブレード12は、矢印a方向及び矢印b方向へ変位することで、実線の位置から点線の位置に変位(移動)することとなる。本実施例では、シール部材13として、発泡ウレタンを使用したが、これに限るものではなく、発泡体やホットメルト部材など弾性を持つ材料であればよい。
このようにクリーニングブレード12を構成することで、一端部L1が変位した場合には、シール部材13は側板部L3と摺動接触することになる。このため、一端部L1が変位しても、一端部L1とシール部材13との間に隙間が生じることはなく、廃トナー漏れの発生を抑制することができる。
また、本実施例の構成では、感光ドラム1の回転に伴い、一端部L1が矢印a方向及び矢印b方向に変位しても、図9の形態のように一端部L1の変位と逆方向に、シール部材13の弾性による力を受けることはない。したがって、一端部L1の変位が阻害されてしまうことを抑制することができ、他端部L2の弾性を維持しつつ、一端部L1端部のシール性能を向上させることが可能となる。
以上説明したように、本実施例によれば、感光ドラム1に対するブレード部12aの当接圧、摩擦力を一定値以下に抑えることで、ブレード部12aの当接圧をより安定させる効果を維持しつつ、シール性能を向上することが可能となる。
(実施例2)
以下に、実施例2について説明する。本実施例においては、実施例1に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図7は、本実施例におけるクリーニング装置11の要部の概略構成を示す斜視図である

実施例1では、シール部材13が側板部L3の外側(廃トナー室Dの外側)に配置されているのに対して、本実施例では、シール部材13が側板部L3の内側(廃トナー室Dの内側)に配置されている。
このため、本実施例では、実施例1に比べて、長手方向の幅をより狭くしてハウジング14を構成することができ、ハウジング14、及びクリーニング装置11の小型化が可能となる。
本実施例の構成においても、一端部L1が変位した場合には、シール部材13は側板部L3と摺動接触することになる。このため、一端部L1が変位しても、一端部L1とシール部材13との間に隙間が生じることはなく、廃トナー漏れの発生を抑制することができる。
また本実施例では、シール部材13が側板部L3の内側に位置するので、図7に示すようにシール部材13とブレード部12aが感光ドラム1の回転軸に対して径方向に重なるように接触することで、ブレード部12aの長手方向端部のシールを行っている。このため、図7の状態(実施例1の図4の実線位置に相当)では、ブレード部12aがシール部材13をつぶした(圧縮した)状態となっている。この状態から、感光ドラム1が回転する場合には、ブレード部12aに対するシール部材13のつぶし代が小さくなるように、一端部L1が変位することとなる。このため、感光ドラム1の回転に伴い一端部L1が変位する場合に図9に示す形態で懸念されていた、一端部L1の変位が阻害されてしまうことを抑制することができる。ここで、一端部L1が変位した場合に、ブレード部12aに対するシール部材13のつぶし代が変わらないような配置であってもよい。すなわち、一端部L1が変位した場合に、変位する一端部L1(支持部材12b)によりシール部材13が押圧されることなく、シール部材13が側板部L3と摺動接触することで長手方向端部のシールが行われるものであればよい。これにより、図9に示す形態で懸念されていた、一端部L1の変位が阻害されてしまうことを抑制することができる。
ここで、本実施例においても、シール部材13は側板部L3のみと摺動接触するものとして、シール部材13とブレード部12aとの間に別のシール部材を設け、ブレード部12aにはこの別のシール部材を摺動接触させることでシール構造を構成してもよい。
以上説明したように、本実施例においても、上述した実施例1同様の効果を得ることが可能であり、本実施例ではこれに加えて、ハウジング14、及びクリーニング装置11の小型化が可能という効果も得ることができる。
(実施例3)
以下に、実施例3について説明する。本実施例においては、実施例1,2に対して異なる構成部分について述べることとし、実施例1,2と同様の構成部分については、その説明を省略する。
図8は、本実施例におけるクリーニング装置11の要部の概略構成を示す斜視図である。
本実施例では、シール部材13に、側板部L3が挿入されるスリット(溝)13bが設けられていることを特徴とする。
実施例1では、図1に示すように、シール部材13が側板部L3の片面のみで接触しているのに対し、本実施例では、図8に示すように、シール部材13が側板部L3の両面で接するように構成されている。このため、本実施例では、実施例1に比べて、廃トナーのシール性能がより向上している。
また、本実施例においては、矢印a方向に側板部L3が変位しても、スリット13bの底部に側板部L3が当たらないように、スリットの深さを十分深くしている。このため、
感光ドラム1の回転に伴い一端部L1が変位しても、側板部L3がスリット13bの底部に押し当てられることはない。したがって、側板部L3をスリット13b内に配置することで、一端部L1の変位が阻害されてしまうようなことはない。
また、本実施例においても、実施例2同様、シール部材13を側板部L3及びブレード部12aに接触させることで、ブレード部12aの長手方向端部のシールを行っている。ブレード部12aの長手方向端部のシールに関しては、実施例2で説明した通りである。
以上説明したように、本実施例においても、上述した実施例1同様の効果を得ることが可能であり、本実施例では、実施例1に対して、シール性能をより向上させることが可能となる。
ここで、上述した実施例1〜3では、シール部材13をハウジング14に固定していたが、これに限るものではなく、シール部材13が側板部L3に固定され、シール部材13がハウジング14に対して摺動接触する構成としてもよい。すなわち、側板部L3とハウジング14とのうちいずれか一方に固定され、他方に摺動接触するように構成されるものであればよい。これによっても、クリーニングブレード12とハウジング14との間をシールするシール構造を構成することができる。
本発明は、上述した図5に示す画像形成装置に限らず、中間転写ベルト(中間転写体)を用いた中間転写方式の画像形成装置や、搬送ベルト(搬送部材)に担持搬送されたシート材にトナー像を転写させる方式の画像形成装置においても好適に適用できる。これらの画像形成装置においては、感光ドラムのクリーニング装置としてだけでなく、中間転写ベルトや搬送ベルトの表面に付着したトナーをクリーニングするクリーニング装置としても、本発明を好適に適用することができる。また、本発明は、単色の画像を形成可能な画像形成装置に限らず、複数色の画像(カラー画像)を形成可能な画像形成装置においても、好適に適用することができる。
1…感光ドラム、11…クリーニング装置、12…クリーニングブレード、12a…ブレード部、12b…支持部材、13…シール部材、13a…摺動面、14…ハウジング、A…固定部、B…当接部、C…屈曲部、D…廃トナー室、L1…一端部、L2…他端部、L3…側板部

Claims (13)

  1. 被清掃体の表面から現像剤を除去するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材と共に前記除去された現像剤を収容するための収容室を形成する枠体と、
    前記収容室からの現像剤の漏れを防ぐために、前記クリーニング部材と前記枠体の間をシールするシール構造と、
    を備えるクリーニング装置において、
    前記クリーニング部材は、
    前記被清掃体の移動方向に対してカウンター方向で前記被清掃体に当接するブレード部と、
    前記ブレード部を支持し、可撓性を有する板状の支持部材であって、前記ブレード部が設けられた一端部と、前記枠体に固定される被固定部を有する他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し、前記ブレード部が前記被清掃体に当接する当接部と前記被固定部とを結んだ線分に対して、前記被清掃体の表面から外側に離れる側に位置する屈曲部と、を有し、前記当接部に対して前記被固定部が前記被清掃体の移動方向の下流側に配置される支持部材と、
    を有し、
    前記シール構造は、
    前記一端部から前記枠体側に起立するように、前記一端部の側端に設けられた側板部と、前記側板部と前記枠体とのうちいずれか一方に固定され、他方に摺動接触する摺動面を有するシール部材と、
    を備えることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記側板部は、折り曲げて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記シール部材は、前記ブレード部の端部に摺動接触することを特徴とする請求項1又は2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記側板部及び前記シール部材は、前記枠体の外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  5. 前記側板部及び前記シール部材は、前記枠体の内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  6. 前記シール部材は、前記側板部が挿入されて配置されるスリットを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  7. 前記一端部は前記ブレード部から力を受けて、前記他端部を弾性変形させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  8. 前記被清掃体が静止した状態から移動する際、前記屈曲部は前記被清掃体の表面から離れる方向に移動可能であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  9. 前記支持部材は、金属の板バネであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のクリーニング装置。
  10. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、前記被清掃体である像担持
    体と、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のクリーニング装置と、を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 前記像担持体は、感光体であることを特徴とする請求項10に記載のプロセスカートリッジ。
  12. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、前記被清掃体と、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のクリーニング装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記被清掃体は、現像像が形成される感光体であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
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