JP2014167534A - プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯電ローラクリーニング部材107と帯電ローラ2の当接部付近に付着した凝集物40を除去することにより、帯電不良を抑制する。
【解決手段】ブレードゴム101と、ブレードゴム101が設けられた一端部と、被固定部Aを有する他端部と、一端部と他端部との間に位置し、当接部Bと被固定部Aとを結んだ線分に対して、感光体ドラム1の表面から外側に離れる側に位置する曲げ部Cと、を有するブレード支持部材103とを備えるクリーニングブレード11と、帯電ローラ2と、帯電ローラ2の表面をクリーニングする可撓性を有する帯電ローラクリーニング部材107と、を有し、帯電ローラクリーニング部材107は、感光体ドラム1に摺動されることによりブレードゴム101が変位することによるブレード支持部材103の弾性変形に伴って、帯電ローラクリーニング部材107の表面のうち帯電ローラ2に当接する位置が変化する。
【選択図】図2

Description

本発明は、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面をクリーニングするクリーニングブレードと、感光体ドラムを帯電する帯電ローラと、を備える構成が知られている。クリーニングブレードの構成としては、図9、図10に示すように、一端がハウジング104に固定されるブレード支持部材103と、ブレード支持部材103の他端に取り付けられ感光体ドラム1に当接するブレードゴム101と、を備えるものが知られている。
このような従来の構成において、飛散したトナー等の浮遊物や、クリーニングブレードでは捕捉できないほどの微小粒径のトナーによって帯電ローラの表面が汚れることにより、感光体ドラムへの帯電不良が生じ、画像不良を生じさせる恐れがあった。
そこで、特許文献1には、帯電ローラの表面にポリイミドフィルム等からなる帯電ローラクリーニング部材を当接し、帯電ローラ表面上の付着物を除去する構成が開示されている。また、特許文献2には、カム部材が形成された回転部材を用いて、帯電ローラクリーニング部材が帯電ローラの表面上を往復するような構成が開示されている。
特開2005−156655号公報 特開2000−75599号公報
しかしながら、特許文献1のように、帯電ローラクリーニング部材を用いた場合であっても、帯電ローラクリーニング部材と帯電ローラとの当接部付近に付着物が付き、凝集してしまい、その凝集物(付着物)によって帯電ローラの表面が傷ついてしまう虞があった。
また、特許文献2に開示されるカム部材を使用することで、帯電ローラクリーニング部材と帯電ローラとの当接部付近に付着した凝集物を除去することはできるが、機構の複雑化、装置の大型化などの課題が生じてしまう。
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、第2クリーニング部材(帯電ローラクリーニング部材)と帯電部材(帯電ローラ)の当接部付近に付着した付着物を除去することにより、帯電不良を抑制することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジは、
回転可能に設けられており、現像剤像を担持する像担持体と、
前記像担持体を支持する枠体と、
前記像担持体の表面から現像剤を除去する第1クリーニング部材と、
前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
を有し、
前記第1クリーニング部材は、
前記像担持体の回転方向に対してカウンター方向で前記像担持体に当接するブレード部
と、
前記ブレード部を支持し、可撓性を有する板状の支持部材であって、前記ブレード部が設けられた一端部と、前記枠体に固定される被固定部を有する他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し、前記ブレード部が前記像担持体に当接する当接部と前記被固定部とを結んだ線分に対して、前記像担持体の表面から外側に離れる側に位置する屈曲部と、を有し、前記当接部に対して前記被固定部が前記像担持体の回転方向の下流側に配置される支持部材と、を備えるプロセスカートリッジにおいて、
前記帯電部材に当接して設けられており、前記帯電部材の表面をクリーニングする可撓性を有する第2クリーニング部材を有し、
前記第2クリーニング部材は、前記支持部材に固定して設けられており、前記像担持体に摺動されることにより前記ブレード部が変位することによる前記支持部材の弾性変形に伴って、前記第2クリーニング部材の表面のうち前記帯電部材に当接する位置が変化するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、上記プロセスカートリッジを着脱可能に備えることを特徴とする。
第2クリーニング部材(帯電ローラクリーニング部材)と帯電部材(帯電ローラ)の当接部付近に付着した付着物を除去することにより、帯電不良を抑制することができる。
実施例1に係る帯電ローラクリーニング部材付近の拡大断面図 実施例1に係る帯電ローラクリーニング部材の当接位置の変化の説明図 本実施例の他の形態について説明する図 感光体ドラムに対するブレードゴムの当接位置の変化を示す図 帯電ローラクリーニング部材を固定部Aで固定した構成を示す図 画像形成装置の全体構成を示す概略断面図 実施例2に係る帯電ローラクリーニング部材付近の拡大断面図 実施例3に係る帯電ローラクリーニング部材付近の拡大断面図 従来のクリーニングブレードの先端部を示す拡大断面図 従来のクリーニングブレードを示す概略断面図 本実施例に係るブレードゴムの寸法の詳細を説明する図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
まず、図6を用いて、画像形成装置の全体構成について説明する。図6は、画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。本実施例においては、プロセスカートリッジを着脱可能に備える画像形成装置の一例として、電子写真式のプリンタについて説明をする。本実施例に係る画像形成装置は、主な構成要素として、像担持体としての感光体ドラム1、帯電部材としての帯電ローラ2、露光手段としてのレーザビームスキャナ3、現像器5、転写ローラ8、定着器10、クリーニング装置13、を備えている。感光体ドラム1と帯電ローラは、それぞれ回転可能に設けられている。
図6に示すように、画像形成装置本体(以下、単に「装置本体」という。)のほぼ中央
には、像担持体(被清掃体)としてのドラム型の感光体ドラム1が配設されている。感光体ドラム1は、アルミニウム等の導電性ドラム基体の外周面にOPC(有機光半導体)感光層を形成したものであり、軸心qを中心にして、矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)200mm/sで回転駆動される。
感光体ドラム1の表面(周面)は、図6中R2方向に回転駆動する帯電ローラ2により所定の極性、電位に均一(一様)に帯電処理される。帯電後の感光体ドラム1表面は、レーザビームスキャナ3から出力されたレーザビームであって目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザビームの走査露光を受けて、目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器5に収容される現像剤中のトナー4が付着されて現像剤像としてのトナー像として現像される。
一方、紙等の記録材6は給紙ローラ(不図示)によって給紙され、感光体ドラム1上に書き込まれたトナー像と同期をとるように感光体ドラム1と転写ローラ8との間の転写ニップ部に送られて表面にトナー像が転写される。転写ローラ8には転写時に転写バイアス印加電源から転写用の転写バイアスが印加される。
トナー像の転写を受けた記録材6は、感光体ドラム1表面から分離されて定着器10に搬送され、ここで加熱、加圧されて表面にトナー像が定着される。一方、トナー像転写後の感光体ドラム1は、記録材6に転写されないで表面に残ったトナーがクリーニング装置13が備える第1クリーニング部材としてのクリーニングブレード11によって除去され、次の画像形成に供される。
本実施例に係る画像形成装置では、感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像器5、クリーニング装置13の4つのプロセス機器がカートリッジ容器に一体的に組み込まれて、装置本体に対して着脱交換可能(自在)のプロセスカートリッジ14を構成している。
(実施例1)
次に、図1を参照して、実施例1に係るクリーニングブレード11と帯電ローラクリーニング部材107について説明する。図1は、実施例1に係る帯電ローラクリーニング部材付近の拡大断面図である。図1に示すように、クリーニングブレード11は、金属薄板からなる支持部材としての可撓性を有するブレード支持部材103と、ブレード支持部材103の先端部(一端部)に成形されるブレード部(ゴム部材)としてのブレードゴム101とで構成される。ブレード支持部材103の一端(他端部)はクリーニング装置のハウジング(枠体)104に固定されている。ブレードゴム101の先端部は感光体ドラム1の回転方向に対してカウンター方向で感光体ドラム1に当接するように構成されている。以下、ブレード支持部材103のうち他端部においてハウジング104に固定されている部分を被固定部Aとし、ブレードゴム101と感光体ドラム1とが当接する部分を当接部Bとする。
ブレード支持部材103は、被固定部Aと当接部Bとの間に屈曲部Cを1つ持っている。屈曲部Cは、感光体ドラム1の回転軸に垂直な断面において、ブレードゴム71と感光体ドラム1との当接部と、被固定部Aとを結ぶ線分に対して感光体ドラム1と反対側(感光体ドラム1の表面から外側に離れる側)に位置するように構成されている。また、ブレードゴム71と感光体ドラム1との当接部Bに対して被固定部Aは、感光体ドラム1の回転方向の下流側に配置されるように構成されている。なお、図4に示すように、屈曲部Cが被固定部Aと当接部Bを結ぶ線分ABに対して感光体ドラム1と同じ側に配置されるよう構成されていると、ブレード支持部材103は、矢印P方向に反るように変形してしまう。そのため、ブレードゴム101が感光体ドラム1に押し込まれ、感光体ドラム1の駆動時(回転時)のブレードゴム101による当接圧が増大してしまう。その結果、ブレー
ドゴム101の捲れが発生しやすい等の問題が生じてしまう。
なお、実施例1では、屈曲部を1つとしたが、これに限られるものではなく、複数個あっても良い。以下、ブレード支持部材103のうち、被固定部Aから屈曲部Cまでの部分をL1部(第1支持部)、屈曲部Cからブレードゴム101が取り付けられる先端部までの部分をL2部(第2支持部)と呼ぶことにする。
本実施例において、ブレード支持部材103としては、板厚が0.2mmのステンレス鉄鋼(SUS)を用いた。このブレード支持部材103に長手(感光体ドラム1の回転軸方向)一様に亘って曲げ加工を施すことによって、L1部、屈曲部C、L2部が形成される。この曲げ加工は、被固定部Aから屈曲部Cまでの距離(即ち、L1部の長さ)が12mm、屈曲部Cからブレードゴム101が取り付けられる先端部までの距離(即ち、L2部の長さ)が12mmとなるように施した。なお、曲げ加工は、ブレード支持部材103の断面形状が、図2等に示すように、90°となるように施しても良いし、図1等に示すように鈍角となるよう施してもよい。
ブレード支持部材103の材料としては、金属製板状バネ部材を用いることができる。例えば、リン青銅板その他のバネ性を有する部材である。また、これら金属製板状バネ部材の代わりに、弾性を有する制振部材を用いることもできる。
ブレードゴム101の材料としては、JIS−A硬度70度のウレタンゴムを使用した。形状は図11に示すとおりであり、先端の変形影響を小さくするために、k=3.0m
m、l=2.0mm、m=1.0mm、n=1.0mmとした。ブレード支持部材103とブレードゴム101を接着する方法としては、型成形以外に、両面テープあるいはホットメルト接着剤による方法も使用できる。
ハウジング104への固定方法としては、図1に示すように、ブレード支持部材103の一端を、保持部材105のスリットに着脱自在に挿入して挟持させ、その保持部材105を取り付けネジ106を用いてハウジング104に対して固定することにより行う。なお、保持部材105はブレード支持部材103に一体的に形成されたものであっても良いし、二分割式の構造を有していても良い。
次に、実施例1に係る第2クリーニング部材としての帯電ローラクリーニング部材107について説明する。図1に示すように、本実施例においては、帯電ローラ2の表面をクリーニングするための帯電ローラクリーニング部材107を用いる構成を採用する。図1に示すように、実施例1において、帯電ローラクリーニング部材107は、一端がブレード支持部材103のL1部の内側面の屈曲部C付近で固定されており、他端が帯電ローラ2に順方向に当接するように設けられている。実施例1において、帯電ローラクリーニング部材107としては、シート状の部材としてポリイミドの絶縁シートを用いた。このように帯電ローラクリーニング部材107を用いることによって、帯電ローラ2上に付着したトナーや外添剤などの異物を、帯電ローラ2の回転によりマイナスに摩擦帯電することで、異物を感光体ドラム1へ戻すことができる。
次に、図2、図5を用いて、実施例1の構成における作用について説明する。図2は、実施例1に係る帯電ローラクリーニング部材の当接位置の変化の説明図である。図5は、帯電ローラクリーニング部材を被固定部Aで固定した構成を示す図である。
図2(a)に示すように、感光体ドラム1の駆動がON/OFFすることで、ブレード支持部材103のうち帯電ローラクリーニング部材107を固定する部分は100μm程度移動する。これは、感光体ドラム1による摺動によりブレードゴム101が変位するた
めである。なお、本実施例において、帯電ローラ2は、感光体ドラム1と従動回転するように構成されおり、感光体ドラム1の駆動時において、矢印R2方向に回転駆動する。
図2(b)の駆動時に示すように、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107との当接部付近(前後)に、トナーや外添剤(粒径は数μmオーダー)などの異物(付着物)が付着し、凝集してしまう場合がある(図2中の凝集物40)。このように、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107との間に挟まる形で凝集物40が存在した場合、帯電ローラ2の回転により凝集物40と摺擦し、帯電ローラ2の表面が傷ついてしまう虞がある。そこで、本実施例においては、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107との間に挟まった凝集物40が、帯電ローラ2の表面に転移し易くなる構成を採用する。
ここで、本実施例において、感光体ドラム1の駆動時における、帯電ローラクリーニング部材107の表面のうち帯電ローラ2に対する当接部を当接部Dとし、感光体ドラム1の停止時における当接部を当接部Eとする。まず、感光体ドラム1が停止状態から駆動状態へ変化すると、ブレード支持部材103が図2(a)の点線の状態から実線に示す状態に弾性変形する。それに伴い、帯電ローラクリーニング部材107の表面のうち帯電ローラ2に当接する部分が当接部Eから当接部Dへと変化(移動)する。
図2(b)は、図2(a)の帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107との当接部付近を表した図である。図2(a)に示すように、感光体ドラム1が駆動状態から停止状態になる時、帯電ローラクリーニング部材107の帯電ローラ2に対する相対的な位置は、帯電ローラ2の回転方向へ移動する。すなわち、図2(b)中矢印H1方向へと相対移動する。この帯電ローラクリーニング部材107の相対的な移動によって、帯電ローラ2の回転方向の上流側に付着し挟まっていた凝集物40は、当接部Eに移動することとなる。そして、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107の当接部Eで挟まれた凝集物40は、感光体ドラム1が再度駆動した際、強い摩擦力を受けて帯電ローラ2へと転移することとなる。そして、帯電ローラ2のR2方向の回転に伴い、凝集物40は帯電ローラ2と感光体ドラム1との当接位置へと搬送されることとなる。そのため、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107の当接部付近に挟まった状態で停滞する凝集物40を除去することが可能となる。その結果、帯電ローラ2の表面が傷つくことを抑制し、帯電不良を抑制することが可能となる。
なお、図2(c)のように、感光体ドラム1が駆動状態から停止状態になる時、帯電ローラクリーニング部材107の帯電ローラ2に対する相対的な位置が、帯電ローラ2の回転方向と逆方向(矢印H2方向)に移動するよう構成しても良い。その場合、帯電ローラ2の回転方向に対して下流側に付着し挟まっていた凝集物40を帯電ローラ2へ転移することができる。
一方、図5に示すように、帯電ローラクリーニング部材107をハウジング等に対して固定する構成を採用した場合、帯電ローラクリーニング部材107の表面のうち帯電ローラ2に対する当接位置は、感光体ドラム1の駆動状態に関わらず変化しない。したがって、図5に示す構成では、帯電ローラクリーニング部材107と帯電ローラ2とによって当接部付近(前後)で挟まれて付着した凝集物が、帯電ローラ2へ転移することなくその場に留まり続ける場合がある。そのため、凝集物との摺擦により、帯電ローラ2の表面が傷つき、その結果、帯電不良を生じさせる虞がある。
以上説明したように、実施例1においては、駆動時と停止時とで帯電ローラクリーニング部材107の表面のうち帯電ローラ2に対する当接位置が変化する構成を採用した。そのため、凝集物の挟み込みを防ぐことで均一な帯電を維持することができ、スジ状の画像
ムラなど画像不良の発生を防止することが可能となる。
なお、帯電ローラクリーニング部材107の固定条件としては、本実施例で説明したものに限定されるものではなく、帯電ローラ2の回転方向に対してカウンター当接にしても良い。また、帯電ローラクリーニング部材107は絶縁シートに限らず、また、多孔質のスポンジ材などを用いて異物を孔にトラップさせることでも、異物を取り除くことができる。また、L1部のブレード支持部材103の弾性変形量は、被固定部Aから屈曲部Cに近づくほど大きくなるため、帯電ローラクリーニング部材107の固定位置は屈曲部Cに近い(屈曲部近傍)ほど効果が大きい。すなわち、帯電ローラクリーニング部材107の固定位置が屈曲部Cに近いほど、帯電ローラ2に対する帯電ローラクリーニング部材107の当接位置の変化が大きくなるため、より広い範囲において凝集物を除去することができる。
(実施例2)
次に、図7を用いて、実施例2について説明する。図7は、実施例2に係る帯電ローラクリーニング部材付近の拡大断面図である。帯電ローラクリーニング部材107の固定位置が異なることを除いて実施例1の構成と同様であるため、同一の構成については同一の符号を用いてその説明は省略する。
実施例2において、帯電ローラクリーニング部材107は、一端がブレード支持部材103のL2部の内側面に固定されており、他端は自由端となっておりその先端部が帯電ローラ2に順方向に当接するように設けられている。
実施例1でも説明したように、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107の当接部付近に挟まった異物が凝集することにより生成される凝集物は、帯電ローラ2と帯電ローラクリーニング部材107の当接位置が変化することで抜け易くなる。また、停止時に帯電ローラ2への当接圧が緩和されることで、駆動の瞬間に抜け易くなる。これにより、凝集物の挟み込みを防ぎ均一な帯電を維持することができ、スジ状の画像ムラなど画像不良の発生を防止することが可能となる。
また、ブレード支持部材103はバネ性部材であるため長手方向でよれ易い。帯電ローラクリーニング部材107が帯電ローラ2に当接し、感光体ドラム1の駆動時に帯電ローラクリーニング部材107の当接圧が強くなることで、駆動時のブレード支持部材103のよれを防ぐ。そして、停止時は当接圧が弱くなることで物流時の振動等による摺擦を軽減することもできる。
ここで、図3を用いて、本実施例の他の形態について説明する。図3は、本実施例の他の形態について説明する図である。図3(1)〜図3(3)に示すように、帯電ローラクリーニング部材107を取り付けても、本実施例と同様の効果が得られる。
図3(1)においては、L2部の面に帯電ローラクリーニング部材107を帯電ローラ2に順方向に当接するように固定している。このような構成において、感光体ドラム1の停止状態(図3(1a))から駆動状態(図3(1b))へ変化すると、帯電ローラ2にたいする帯電ローラクリーニング部材107の当接位置が変化し、また、当接圧は増加することとなる。
図3(2)においては、L2部の面に帯電ローラクリーニング部材107を帯電ローラ2にカウンター方向に当接するように固定している。このような構成において、感光体ドラム1の停止状態(図3(2a))から駆動状態(図3(2b))へ変化すると、帯電ローラ2に対する帯電ローラクリーニング部材107の当接位置が変化し、また、当接圧は
増加することとなる。
図3(3)においては、L1部の面に帯電ローラクリーニング部材107を帯電ローラ2にカウンター方向に当接するように固定している。このような構成において、感光体ドラム1の停止状態(図3(3a))から駆動状態(図3(3b))へ変化すると、帯電ローラ2に対する帯電ローラクリーニング部材107の当接位置が変化し、また、当接圧は増加することとなる。
以上、図3に示すような構成であっても、帯電ローラクリーニング部材107の、ブレード支持部材103に対する固定位置や、帯電ローラ2に対する設定角を調整することにより、上記実施例で説明した構成と同様の効果を得ることができる。
(実施例3)
次に、図8を用いて、実施例3について説明する。図8は、実施例3に係る帯電ローラクリーニング部材付近を示す拡大断面図である。帯電ローラクリーニング部材以外の構成については実施例1と同様であるため、同一の構成については同一の符号を用いてその説明は省略する。実施例3においては、図8に示すように、帯電ローラクリーニングを2つ用いる構成を採用した。このように、帯電ローラクリーニング部材が複数設けられることにより、よりクリーニング性能が高まることとなる。
図8に示すように、帯電ローラクリーニング部材107は、ブレード支持部材103の屈曲部C内側のL1部の面に、帯電ローラ2の回転方向に対して順方向に当接するように固定されている。一方、帯電ローラクリーニング部材108は、ブレード支持部材103の屈曲部C内側のL1部の面に、帯電ローラ2の回転方向に対してカウンター当接するように固定されている。帯電ローラクリーニング部材107、帯電ローラクリーニング部材108は、共に感光体ドラム1の駆動に伴って、帯電ローラ2に対して当接する位置が変化するように構成されている。
帯電ローラクリーニング部材107と帯電ローラクリーニング部材108は、絶縁性の部材である絶縁シートである。そのため、帯電ローラ2とブレード部材12間の電位が異なる場合でも、帯電ローラ2からクリーニングブレード11へ帯電ローラクリーニング部材107、108を介して電流が流れるのを防ぐことができる。更に、帯電ローラ2からクリーニングブレード11への放電も防ぐことができる。
1…感光体ドラム(像担持体)、11…クリーニングブレード(第1クリーニング部材)、101…ブレードゴム(ブレード部)、103…ブレード支持部材(支持部材)、107…帯電ローラクリーニング部材(第2クリーニング部材)

Claims (9)

  1. 画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    回転可能に設けられており、現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体を支持する枠体と、
    前記像担持体の表面から現像剤を除去する第1クリーニング部材と、
    前記像担持体の表面を帯電する帯電部材と、
    を有し、
    前記第1クリーニング部材は、
    前記像担持体の回転方向に対してカウンター方向で前記像担持体に当接するブレード部と、
    前記ブレード部を支持し、可撓性を有する板状の支持部材であって、前記ブレード部が設けられた一端部と、前記枠体に固定される被固定部を有する他端部と、前記一端部と前記他端部との間に位置し、前記ブレード部が前記像担持体に当接する当接部と前記被固定部とを結んだ線分に対して、前記像担持体の表面から外側に離れる側に位置する屈曲部と、を有し、前記当接部に対して前記被固定部が前記像担持体の回転方向の下流側に配置される支持部材と、を備えるプロセスカートリッジにおいて、
    前記帯電部材に当接して設けられており、前記帯電部材の表面をクリーニングする可撓性を有する第2クリーニング部材を有し、
    前記第2クリーニング部材は、前記支持部材に固定して設けられており、前記像担持体に摺動されることにより前記ブレード部が変位することによる前記支持部材の弾性変形に伴って、前記第2クリーニング部材の表面のうち前記帯電部材に当接する位置が変化するように構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記第2クリーニング部材は、前記像担持体の停止時よりも回転時の方が、前記帯電部材に対する当接圧が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記第2クリーニング部材は、少なくとも前記帯電部材との当接部が絶縁性の部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記第2クリーニング部材が、複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第2クリーニング部材は、前記支持部材のうち前記他端部と前記屈曲部との間に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記第2クリーニング部材は、前記支持部材のうち前記他端部と前記屈曲部との間であって前記屈曲部近傍で固定されていることを特徴とする請求項5に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記第2クリーニング部材は、シート状の部材であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 前記帯電部材は、前記像担持体の回転方向と順方向に回転可能に設けられる帯電ローラであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  9. 記録材に現像剤により画像を形成する画像形成装置であって、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジを着脱可能に備えること
    を特徴とする画像形成装置。
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