JP2014164062A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁駆動のAFアクチュエータ、シャッタアクチュエータ、及び防振アクチュエータを有するレンズ鏡筒において、これらを効率よく単一の進退筒に搭載できるレンズ鏡筒を得る。
【解決手段】単一の進退筒に、防振動作用のレンズ群、防振アクチュエータ、AFレンズ群、AFアクチュエータ及びシャッタアクチュエータを搭載するに際し、上記単一の進退筒に光軸方向前方から順に、防振光学要素、シャッタアクチュエータ及びAFレンズ群を支持し、シャッタアクチュエータの光軸方向前方と後方に、防振アクチュエータとAFアクチュエータを配置した。
【選択図】図7

Description

本発明は、電磁駆動のAFアクチュエータ、シャッタアクチュエータ、及び防振アクチュエータを有するレンズ鏡筒に関する。
最近のコンパクトカメラ用レンズ鏡筒は、電磁駆動のAFアクチュエータとシャッタアクチュエータのみならず、同じく電磁駆動の防振アクチュエータも備えるものが多い(特許文献1)。これらの磁気アクチュエータは、個別に光軸方向に移動する進退筒に搭載する態様がとられていた。
特開2006-39153号公報
しかし、多数の磁気アクチュエータを個別の進退筒に搭載するレンズ鏡筒は、磁気アクチュエータどうしの磁気干渉を生じやすく、小型化に不利である。
本発明は、電磁駆動のAFアクチュエータ、シャッタアクチュエータ、及び防振アクチュエータを有するレンズ鏡筒において、これらを効率よく単一の進退筒に搭載できるレンズ鏡筒を得ることを目的とする。また、本発明は、単一の進退筒に電磁駆動のAFアクチュエータ、シャッタアクチュエータ、及び防振アクチュエータを搭載するとき、各電磁アクチュエータどうしの磁気干渉が生じにくいレンズ鏡筒を得ることを目的とする。
本発明は、単一の進退筒に、防振動作用のレンズ群、防振アクチュエータ、AFレンズ群、AFアクチュエータ及びシャッタアクチュエータを搭載するに際し、上記単一の進退筒に光軸方向前方から順に、防振光学要素、シャッタアクチュエータ及びAFレンズ群を支持し、シャッタアクチュエータの光軸方向前方と後方に、防振アクチュエータとAFアクチュエータを配置したことを特徴としている。
防振光学要素は、好ましい態様では、光軸上の撮影位置と、光軸外へ退避した退避位置へと移動可能に支持されている。
すなわち本発明のレンズ鏡筒は、光軸方向に一体移動する単一進退筒に、光軸方向前方から順に、防振光学要素、シャッタアクチュエータ及びAFレンズ群を支持し、上記単一進退筒に、上記シャッタアクチュエータの光軸方向前方と後方に位置させて、上記防振光学要素を防振駆動する防振アクチュエータと上記AFレンズ群をAF駆動するAFアクチュエータを支持したことを特徴とする。
防振光学要素は、上記防振アクチュエータによって光軸直交面内で駆動される防振枠上に支持することが実際的である。
防振枠には、光軸外の回動中心を有する挿脱枠が回動可能に支持されていて、この挿脱枠の自由端部に、該挿脱枠の回動動作により光軸上の挿入位置と光軸外の離脱位置とに移動する上記防振光学要素が支持される。
防振アクチュエータは、上記防振枠の光軸直交面内での駆動方向を90゜異ならせた対をなす永久磁石とコイルからなる第1、第2のボイスコイルモータからなること、上記第1、第2のボイスコイルモータは、上記防振光学要素の挿入位置を挟んで離脱位置とは反対側に位置し、かつ該防振光学要素の挿入位置と離脱位置の中心間を結ぶ直線を挟んでその両側に位置していること、上記AFアクチュエータとシャッタアクチュエータは、光軸方向から見たとき、上記第1、第2のボイスコイルモータ及び上記挿脱枠の回動中心とは周方向位置を異ならせて配置されていること、が好ましい。
本発明のレンズ鏡筒は、単一進退筒に、シャッタアクチュエータ、防振アクチュエータ及びAFアクチュエータが互いに光軸方向に離反して搭載されており、複数のアクチュエータが単一進退筒に効率よくコンパクトに搭載された、アクチュエータどうしの磁気干渉が生じ難いレンズ鏡筒が得られる。
本発明によるレンズ鏡筒ユニットの実施形態を示す要部の分解斜視図である。 同実施形態の防振レンズユニットとシャッタユニットとAFユニットを組み立てる前の斜視図である。 同実施形態の各ユニットの組立状態の斜視図である。 同実施形態の各ユニットの組立状態の正面図である。 同実施形態の各ユニットの組立状態の背面図である。 同実施形態の各ユニットの組立状態の側面図である。 図4のVII−VII矢線に沿う収納状態の断面図である。 図5のVIII−VIII矢線に沿う収納状態の断面図である。 図5のVIII−VIII矢線に沿う使用状態の断面図である。 図4のX−X矢線に沿う収納状態の断面図である。 同実施形態の各ユニットの組立状態における防振アクチュエータとシャッタアクチュエータとAFアクチュエータの配置を説明する正面図である。
図1から図3に示す防振AFシャッタブロック(レンズ鏡筒)10は、レンズ鏡筒の撮影光学系の一部を構成する防振挿脱レンズ群L1及びAFレンズ群L2を支持するものであり、図1に示すように、直進移動環(単一進退枠)14内に防振枠(防振ユニット)18、シャッタユニット16、及びAFモータユニット80などを備えている。
防振AFシャッタブロック10が設けられるレンズ鏡筒の全体構造については図示を省略している。退避群支持環14はレンズ鏡筒内で撮影光学系の撮影光軸Oに沿う方向に直進移動可能に支持されており、レンズ鏡筒を撮影状態から収納状態にするときに被写体側から像面側に向けて移動される。以下の説明における退避群支持環14の光軸方向移動を行わせる機構は、周知のカム機構などを適用することができる。なお、以下の説明では撮影光軸Oに沿う方向のうち被写体側を前方、像面側を後方と呼ぶ。また、以下の説明におけるX軸方向(左右方向)、Y軸方向(上下方向)、及び、Z軸方向(前後方向、光軸方向)の各方向は、図中に記載した矢線方向を基準としていて、Z軸は撮影光軸Oと平行である。
退避群支持環14は撮影光軸Oを囲む筒状部14aを有し、その内部に防振枠18、AFモータユニット80などを支持したシャッタユニット16が光軸方向に移動自在に装着されている(図3、図7乃至図9)。シャッタユニット16はシャッタハウジング16aの中央に光軸方向へ貫通する撮影開口16bを有し、内蔵した電磁駆動のシャッタアクチュエータ17でシャッタを駆動して撮影開口16bを開閉させる(図1、図7乃至図9)。シャッタハウジング16aの外周部には周方向に位置を異ならせて3つ(図1には2つ、図2には1つのみ示している)のばね掛け突起16cが設けられ、シャッタハウジング16aの前面には3つのボール支持孔16eが形成されている。
シャッタユニット16の前部に防振枠18が支持される。防振枠18にはシャッタユニット16に対向する前面側にボール当接面(図示せず)が形成され、このボール当接面とボール支持孔16eの底面との間にガイドボール28を挟持している。ボール当接面は撮影光軸Oと略直交する平滑な平面である。ガイドボール28はボール支持孔16eに対して遊嵌されていて、ボール支持孔16e内で自由に回動する。
防振枠18の外周部には周方向に位置を異ならせて3つのばね掛け突起18bが設けられ(図1には2つ、図2には1つ図示)、各ばね掛け突起18bとシャッタユニット16に3つ設けたばね掛け突起16c(図1には2つ、図2には1つ図示)との間に引張ばね36が張設されている。防振枠18は、3つの引張ばね36の付勢力によってシャッタユニット16に接近する方向(後方)に付勢され、ボール当接面をガイドボール28に当接させることで前方への移動が規制される。この状態で防振枠18は、3箇所のボール当接面が3つのガイドボール28に対してそれぞれ点接触しており、ガイドボール28を転動させながら撮影光軸Oと直交する方向へ自在に移動可能になっている。
防振枠18は、防振駆動アクチュエータとしての第1、第2のボイスコイルモータ30、31によって駆動される(図11)。第1、第2のボイスコイルモータ30、31は、シャッタユニット16に支持される2つのコイル32、33と、防振枠18に支持される2つの永久磁石34、35を有する(図1)。永久磁石34と35はそれぞれ、防振枠18に設けた磁石保持凹部内に固定されている。永久磁石34と35の形状及び大きさは略同一であり、それぞれ細長矩形の薄板状をなしていて、その前後面が撮影光軸Oと直交する面と平行になるように固定されている。永久磁石34と35は、短手方向の略中央を通り長手方向に向く磁極境界線で分割される半割領域の一方がN極で他方がS極となっている。
コイル32、33は、略平行な一対の長辺部と該長辺部を接続する一対の湾曲部を有する空芯コイルであり、その形状及び大きさは略同一である。シャッタハウジング16aの前方側の面には位置決め突起16f、16gが一対ずつ突設され(図1)、コイル32、33はその空芯部に一対の位置決め突起16f、16gを係合させる態様でシャッタユニット16に支持されている(図7、図10)。コイル32、33は、この支持状態で長軸方向が撮影光軸Oと直交する平面内においてX軸、Y軸と略直交する方向に向けられ、かつ撮影光軸Oから等距離に配置されている(図11)。コイル32、33は、シャッタユニット16に接続されたフレキシブル基板90を介してカメラの制御基板上の制御回路(図示せず)に接続されており、この制御回路による通電指示信号または通電解除指示信号によって通電制御される。
以上の構成の第1のボイスコイルモータ30では、コイル32と永久磁石34が光軸方向に対向しており、コイル32に通電すると、コイル32と永久磁石34との間に、撮影光軸Oと直交する平面内で永久磁石34の磁極境界線(コイル32の長軸方向線)と略直交する方向(X軸方向)の駆動力が発生する。同様に第2のボイスコイルモータ31は、コイル33と永久磁石35が光軸方向に対向しており、コイル33に通電すると、コイル32と永久磁石34との間に、撮影光軸Oと直交する平面内で永久磁石35の磁極境界線(コイル33の長軸方向線)と略直交する方向(Y軸方向)の駆動力が発生する。これら駆動力の光軸直交面内での駆動方向はいずれもX軸、Y軸とほぼ平行となり(図11)、互いに90°異なっていて、各コイル32、33への通電制御によって、撮影光軸Oと直交する平面内で防振枠18を任意の方向、任意の速度で移動させることができる。
コイル32と永久磁石34、コイル33と永久磁石35は、防振AFシャッタブロック10を正面(前)から見たとき、撮影光軸Oより左方、上方領域であって、各長手方向が90°をなし、長手方向の中点がX軸、Y軸上に位置し、かつ撮影光軸Oから等距離に配置されている(図11)。
シャッタユニット16には、防振枠18の前方に位置させてセンサホルダ21とセンサカバー22が順に固定されている。センサホルダ21は永久磁石34、35を覆う形状をなし、永久磁石34、35の前面から前方に離間した状態で位置検出センサ38と40を保持している(図7、図10)。位置検出センサ38と40によって、光軸直交面内における防振枠18の位置を検出することができる。位置検出センサ38と40は、センサカバー22に接続されたフレキシブル基板23を介してカメラの制御基板上の制御回路(図示せず)に接続されており、検出した防振枠18の位置検出信号を制御回路に出力する。センサカバー22は、センサホルダ21の前方を覆って、位置検出センサ38と40を保護している。
防振枠18上には、撮影光軸Oと平行な回動軸42を回動中心として回動(揺動)可能に挿脱枠20が支持されている。回動軸42の両端部は、防振枠18に設けた軸支持孔(図示せず)と、防振枠18に固定された抜止部材44に固定されている。挿脱枠20は、防振挿脱レンズ群L1を保持するレンズ保持筒部20aと、回動軸42を挿通させる軸孔を有する軸孔部20bと、レンズ保持筒部20aと軸孔部20bを接続するアーム部20cを備えている。挿脱枠20は、図4に示す挿入位置と、図11に示す離脱位置の間で揺動可能であり、防振枠18に設けたストッパ18gにレンズ保持筒部20aに設けたストッパ当接部20dを当接させることで挿入位置が決まる。挿脱枠20が挿入位置にあるとき、防振挿脱レンズ群L1が撮影光路内に位置し、防振動作しない初期位置では防振挿脱レンズ群L1の光軸が撮影光軸Oと一致する。挿脱枠20は、一端部と他端部を防振枠18と挿脱枠20に係止させたトーションコイルばねからなる挿脱枠付勢ばね46によって離脱位置から挿入位置方向へ回動付勢されている。
退避群支持環14(筒状部14a)の前端部には、撮影光軸Oと平行な回動支持軸50を中心として回動(揺動)可能に離脱駆動レバー24及びサブ離脱駆動レバー26が支持されている。回動支持軸50は、回動軸42の近傍に位置させて退避群支持環14と一体に形成されており、離脱駆動レバー24の軸孔部24aに形成した軸孔及びサブ離脱駆動レバー26の軸孔部26aに形成した軸穴に挿通されている。退避群支持環14の前端部には抜止板52が固定されて離脱駆動レバー24及びサブ離脱駆動レバー26の前方移動を規制(抜け止め)している。離脱駆動レバー24は、軸孔部24aから外径方向に延出されるアーム24bの先端付近に離脱押圧部24cを有していて、この離脱押圧部24cが挿脱枠20のアーム部20cに設けた被押圧ピン20eに当接可能である。離脱駆動レバー24は、挿入位置から離脱位置方向に回動するとき(図4、図11の反時計方向)、離脱押圧部24cが挿脱枠20のアーム部20cの被押圧ピン20eに当接し、挿脱枠20を挿入位置から離脱位置方向に回動させる。サブ離脱駆動レバー26は、離脱駆動レバー24が挿入位置から離脱位置方向に回動するとき離脱駆動レバー24と係合して同方向に連動回動し、離脱駆動レバー24が逆方向回動するとき離脱駆動レバー24から離脱可能な連動突起26bと、挿脱枠20を挿入位置に保持されているときは他のレンズ鏡筒(直進移動環)が退避群支持環14に接近移動するのを阻止するストッパ部26dを有している。サブ離脱駆動レバー26は、挿入位置から離脱位置方向には単独で回動可能である。
回動支持軸50には、離脱駆動レバー24とサブ離脱駆動レバー26の間に、トーションコイルばねからなる離脱駆動レバー付勢ばね54のコイル部が挿入されている。離脱駆動レバー付勢ばね54は、一端部が退避群支持環14に係合され、他端部がサブ離脱駆動レバー26に係合されて、サブ離脱駆動レバー26を離脱位置から挿入位置方向に回動付勢している。離脱駆動レバー24は、離脱駆動レバー付勢ばね54によって離脱位置から挿入位置方向に回動付勢されたサブ離脱駆動レバー26を介して離脱位置から挿入位置方向に回動付勢される。
前述した挿脱枠付勢ばね46の付勢力は挿脱枠20を離脱位置から挿入位置方向(図4及び図11の時計方向)へ回動付勢しており、離脱駆動レバー付勢ばね54の付勢力は離脱駆動レバー24を、挿脱枠20が離脱位置から挿入位置方向へ回動するのを許容する同方向へ回動付勢している。退避群支持環14内には、離脱駆動レバー付勢ばね54による付勢方向へのサブ離脱駆動レバー26の回動端を決めるストッパ(図示せず)が設けられている。一方、挿脱枠付勢ばね46による付勢方向への挿脱枠20の回動は、ストッパ当接部20dとストッパ18gの当接によって規制される。図3、図4、図7乃至図10は、挿脱枠20がストッパに当接して挿入位置に保持されている状態を示している。この状態において被押圧ピン20eと離脱押圧部24cは離反しており、挿脱枠20に外力が加わらなければ、挿脱枠20は図3、図4、図7乃至図10の挿入状態に維持される。サブ離脱駆動レバー26は、離脱駆動レバー付勢ばね54の付勢力により、ストッパ部26dが筒状部14aの外周から外方に(直進移動環の移動軌跡上)に突出した、直進移動環が退避群支持環14に接近するのを阻止するストップ位置に回動付勢された状態で保持されている。
離脱駆動レバー24は、軸孔部24aから径方向に延びてその先端部が後方に延びた被押圧部24dを備えている。サブ離脱駆動レバー26は、軸穴部26aから後方に延びた被押圧部26cを備えている。レンズ鏡筒内には、離脱駆動レバー24とサブ離脱駆動レバー26の光軸方向後方に位置させて離脱押圧突起(図示せず)とサブ離脱押圧突起(図示せず)が設けられている。レンズ鏡筒が撮影状態から収納状態になるときの退避群支持環14の後方移動により先ず離脱押圧突起が被押圧部24dに当接し、離脱駆動レバー24及びサブ離脱駆動レバー26が挿入位置から離脱位置方向へ回動され、挿脱枠20が離脱位置に回動した後に、サブ離脱押圧突起が被押圧部26cに当接してサブ離脱駆動レバー26のみがさらに離脱位置方向へ回動される。詳細には、退避群支持環14が後退して離脱押圧突起が被押圧部24dに当接すると、光軸方向後方への退避群支持環14の移動力から離脱駆動レバー24を離脱駆動レバー付勢ばね54の付勢力に抗する方向(挿脱枠20を離脱位置方向)へ回動させる分力が生じ、離脱駆動レバー24がサブ離脱駆動レバー26を伴って回動して、離脱押圧部24cが挿脱枠20の被押圧ピン20eに当接する。すると、離脱押圧部24cと被押圧ピン20eを介して離脱位置方向への押圧力が挿脱枠20に伝達され、挿脱枠付勢ばね46と離脱駆動レバー付勢ばね54の両方の付勢力に抗して離脱駆動レバー24が挿脱枠20を離脱位置方向へ押圧回動させる。挿脱枠20が離脱位置に達した後、離脱押圧突起の撮影光軸Oと略平行な離脱保持面が被押圧部24dの側面に係合し、挿脱枠20が離脱位置に保持された状態となる。この離脱位置保持状態で退避群支持環14がさらに後退すると、サブ離脱押圧突起がサブ離脱駆動レバー26の被押圧部26cに当接し、サブ離脱駆動レバー26のみを離脱駆動レバー付勢ばね54の付勢力に抗してさらに挿入位置から離脱位置方向に回動させる(図11)。すると、サブ離脱駆動レバー26のストッパ部26dがストップ解除位置(筒状部14aの外形よりも撮影光軸O側の位置)まで移動して、図示しない直進移動環と退避群支持環14が光軸方向に相対移動可能になる(図4、図11)。これら挿脱枠20、離脱駆動レバー24及びサブ離脱駆動レバー26は、防振挿脱レンズ群L1を挿入位置と離脱位置とに移動させる挿脱機構を構成している。
AFレンズ群L2は、AFレンズ枠71のレンズ保持筒部71aに支持(固定)されており、AFレンズ枠71には、筒状部72が一体に形成されている。レンズ保持筒部71aと筒状部72は、連結部71bを介して連結されている。筒状部72は、撮影光軸Oと平行な方向に向けて固定されるレンズガイド軸73に摺動自在に嵌合するもので、レンズガイド軸73の一端部は、シャッタハウジング16aに形成した軸支持孔16hに固定(支持)され、他端部はシャッタハウジング16aの後端部にねじ止めされた軸カバー75に固定されている(図8、図9)。具体的には、レンズガイド軸73にAFレンズ枠71の筒状部72が嵌められた状態で、該レンズガイド軸73の両端がシャッタハウジング16aの軸支持孔16hと軸カバー75の軸支持孔75aに嵌合され、シャッタハウジング16aと軸カバー75が固定されて、レンズガイド軸73がシャッタハウジング16aと軸カバー75の間に固定されている。
シャッタユニット16のシャッタハウジング16aには、AFモータユニット80(AFモータ85)が固定されている(図1、図2、図5、図7、図11)。AFモータユニット80は、シャッタハウジング16aに直接固定されるフレーム部材81を有している。フレーム部材81は、金属板材を曲折加工(プレス加工)して形成したもので、互いに平行な第一支持板部82と第二支持板部83、及びこの第一支持板部82と第二支持板部83を接続する接続板部84を有して大略コ字状をなしている。
フレーム部材81の第一支持板部82には、駆動軸を直接リードスクリュー85aとしたAFモータ85のケーシングが固定されており、リードスクリュー85aは、第一支持板部82に形成した貫通穴を通って第二支持板部83側に延びている。リードスクリュー85aの先端は、第二支持板部83に固定した軸受部材86に回転自在に支持されている。
ナット部材88は、リードスクリュー85aに螺合される雌ねじ部(螺合部)88aと径方向突起88bを有する合成樹脂材料の成形品からなるもので、フレーム部材81に固定する前のAFモータ85のリードスクリュー85aに雌ねじ部88aが螺合される。AFモータ85は、リードスクリュー85aにナット部材88を螺合させた状態において、リードスクリュー85aの先端部を第二支持板部83の軸受部材86に回転自在に支持させて、第一支持板部82に固定される(図2)。ナット部材88は、退避群支持環14内に光軸方向に形成された直線溝(図示せず)に径方向突起88bが摺動自在に係合して、回転規制される。
AFモータ85の入力端子とカメラの制御基板上の制御回路とはフレキシブル基板90によって接続される。またフレキシブル基板90には、AFレンズ枠71の原点検出用突起71dと共働してAFレンズ枠71が光軸方向の特定位置(原点)に位置することを検出する原点センサ(フォトインタラプタ)91が設けられている。制御回路は、AF駆動信号をフレキシブル基板90を介して出力してAFモータ35を駆動制御する。原点センサ91は、AFレンズ枠71(原点検出用突起71d)が原点に位置することを検出したときに検出信号をフレキシブル基板90を介して制御回路に出力する。
AFモータ85をフレーム部材81に固定し、フレキシブル基板90をAFモータ85に固定したAFモータユニット80と、予めAFレンズ枠71の筒状部72を挿通したレンズガイド軸73と軸カバー75とが組み付けられ、これらがシャッタハウジング16aに組み付けられている。ここでナット部材88は、AFレンズ枠71の連動突起71cに光軸方向後方から係合している。
レンズガイド軸73の一方の端部をシャッタハウジング16aの軸支持孔16hに嵌合し、他方の端部を軸カバー75の軸支持孔75aに嵌合し、レンズガイド軸73を撮影光軸Oと平行に向けて、軸カバー75をシャッタハウジング16aに固定されている(図8、図9)。軸カバー75とAFレンズ枠71との間には、AFレンズ枠71を後方に付勢する引張りばね77が張設されている。この状態において、AFレンズ枠71(AFレンズ群L2)には、光軸方向後方への付勢力が及ぼされている。このAFレンズ枠71の支持状態において、シャッタハウジング16aの固定平面部に第一支持板部82が当て付けられて、フレーム部材81がシャッタハウジング16aに固定(ねじ止め)されている。ここでナット部材88は、AFレンズ枠71の連動突起71cに光軸方向後方から係合している(図2、図8、図9)。前述のように、AFレンズ枠71は光軸方向後方に移動付勢されているため、連動突起71cとナット部材88は常に接触し、ナット部材88の動きにAFレンズ枠71(AFレンズ群L2)が追従する。AFレンズ枠71を後方に移動させた使用状態を図9に示した。
以上のように防振枠18(防振ユニット)及びAFモータユニット80が組み付けられたシャッタユニット16が、退避群支持環14内に挿入されている。シャッタユニット16、防振枠18及びAFモータユニット80が退避群支持環14に挿入された状態で、3つの引張ばね93の両端部が、退避群支持環14の後端部に設けられた3つのばね掛け突起(図示せず)と、シャッタハウジング16aに設けられた3つのばね掛け突起(図示せず)に係合されている。シャッタユニット16は、これらの引張ばね93により退避群支持環14に対して後方に移動付勢されている。さらに、離脱駆動レバー24及びサブ離脱駆動レバー26が、これらの間に離脱駆動レバー付勢ばね54を位置させた状態で、軸孔部24a、コイル部、軸孔部26aが回動支持軸50に挿入され、抜止板52が退避群支持環14の前部に固定されている。
以上の通り本実施形態は、光軸方向に一体移動する退避群支持環14に、光軸方向前方から順に、防振挿脱レンズ群L1、シャッタユニット16及びAFレンズ群L2を支持し、退避群支持環14に、シャッタユニット16の光軸方向前方と後方に位置させて、防振挿脱レンズ群L1を防振駆動する防振アクチュエータとしての第1、第2のボイスコイルモータ30、31と、AFレンズ群L2をAF駆動するAFモータユニット(AFアクチュエータ)80を支持したので、磁気を発生する第1、第2のボイスコイルモータ30、31と、シャッタユニット16とAFモータユニット(AFアクチュエータ)80が互いに光軸方向に離反しており(図7)、互いに磁気干渉を受け難い。このように本実施形態は、電磁アクチュエータである第1、第2のボイスコイルモータ30、31、シャッタユニット16及びAFモータユニット80を単一の退避群支持環14に効率よくコンパクトに搭載し、磁気干渉が生じ難いレンズ鏡筒を形成できる。
図11は、本実施形態を正面から見て各部材の配置を示した図である。防振アクチュエータは、防振枠18の光軸直交面内での駆動方向を90゜異ならせた対をなすコイル32と永久磁石34、コイル33と永久磁石35からなる第1、第2のボイスコイルモータ30、31からなり、第1、第2のボイスコイルモータ30、31は、防振挿脱レンズ群(防振光学要素)L1の挿入位置(図11の二点鎖線位置)を挟んで離脱位置(同図の実線位置)とは反対側に位置し、かつ該防振挿脱レンズ群(防振光学要素)L1の挿入位置と離脱位置の中心間を結ぶ直線を挟んでその両側に位置している。AFモータユニット(AFアクチュエータ)80とシャッタアクチュエータ17は、撮影光軸(光軸)方向前方から見たとき、上記第1、第2のボイスコイルモータ30、31及び上記挿脱枠20の回動中心(回動軸42)とは周方向位置を異ならせて配置されている。このように本発明の実施形態は、図11に円弧矢印で示したように、防振アクチュエータ(第1、第2のボイスコイルモータ30、31)の周方向構成範囲と、AFモータユニット(AFアクチュエータ)80の周方向構成範囲と、シャッタアクチュエータ17の周方向構成範囲及び防振挿脱レンズ群L1挿脱機構の周方向構成範囲が周方向に重ならないので、電磁アクチュエータどうしの磁気干渉がより生じ難いレンズ鏡筒を形成できる。
10 防振AFシャッタブロック(レンズ鏡筒)
14 退避群支持環(単一進退枠)
14a 筒状部
16 シャッタユニット
16a シャッタハウジング
16b 撮影開口
16c ばね掛け突起
16e ボール支持孔
16f 位置決め突起
16g 位置決め突起
16h 軸支持孔
17 シャッタアクチュエータ
18 防振枠
18b ばね掛け突起
18g ストッパ
20 挿脱枠
20a レンズ保持筒部
20b 軸孔部
20c アーム部
20d ストッパ当接部
20e 被押圧ピン
21 センサホルダ
22 センサカバー
23 フレキシブル基板
24 離脱駆動レバー
24a 軸孔部
24b アーム
24c 離脱押圧部
24d 被押圧部
26 サブ離脱駆動レバー
26a 軸孔部
26b 連動突起
26c 被押圧部
28 ガイドボール
30 第1のボイスコイルモータ(防振アクチュエータ)
31 第2のボイスコイルモータ(防振アクチュエータ)
32 33 コイル(ボイスコイル)
34 35 永久磁石(磁石)
36 引張ばね
38 40 位置検出センサ
42 回動軸
44 抜止部材
46 挿脱枠付勢ばね
50 回動支持軸
52 抜止板
54 離脱駆動レバー付勢ばね
71 AFレンズ枠
71a レンズ保持筒部
71b 連結部
71c 連動突起
71d 原点検出用突起
72 筒状部
73 レンズガイド軸
75 軸カバー
75a 軸支持孔
80 AFモータユニット(AFアクチュエータ)
81 フレーム部材
82 第一支持板部
83 第二支持板部
84 接続板部
85 AFモータ(AFアクチュエータ)
85a リードスクリュー
86 軸受部材
88 ナット部材
88a 雌ねじ部
88b 径方向突起
88e 連動突起
90 フレキシブル基板
91 原点センサ
93 引張ばね
L1 防振挿脱レンズ群(防振光学要素)
L2 AFレンズ群
O 撮影光軸

Claims (4)

  1. 光軸方向に一体移動する単一進退筒に、光軸方向前方から順に、防振光学要素、シャッタアクチュエータ及びAFレンズ群を支持し、
    上記単一進退筒に、上記シャッタアクチュエータの光軸方向前方と後方に位置させて、上記防振光学要素を防振駆動する防振アクチュエータと上記AFレンズ群をAF駆動するAFアクチュエータを支持したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 請求項1記載のレンズ鏡筒において、上記防振光学要素は、上記防振アクチュエータによって光軸直交面内で駆動される防振枠上に支持されているレンズ鏡筒。
  3. 請求項2記載のレンズ鏡筒において、上記防振枠には、光軸外の回動中心を有する挿脱枠が回動可能に支持されていて、この挿脱枠の自由端部に、該挿脱枠の回動動作により光軸上の挿入位置と光軸外の離脱位置とに移動する上記防振光学要素が支持されているレンズ鏡筒。
  4. 請求項3記載のレンズ鏡筒において、
    上記防振アクチュエータは、上記防振枠の光軸直交面内での駆動方向を90゜異ならせた対をなす永久磁石とコイルからなる第1、第2のボイスコイルモータからなること、
    上記第1、第2のボイスコイルモータは、上記防振光学要素の挿入位置を挟んで離脱位置とは反対側に位置し、かつ該防振光学要素の挿入位置と離脱位置の中心間を結ぶ直線を挟んでその両側に位置していること、
    上記AFアクチュエータとシャッタアクチュエータは、光軸方向から見たとき、上記第1、第2のボイスコイルモータ及び上記挿脱枠の回動中心とは周方向位置を異ならせて配置されていること、
    を満足するレンズ鏡筒。
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