JP2014163004A - タオル製品およびタオル製品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術と同等の吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能を維持するとともに、従来技術に比べパイル保持性を向上できるタオル製品を提供する。
【解決手段】タオルは、経糸、緯糸、及びパイル糸を用いて構成される。経糸はG1,G2を一組とする。パイル糸には、上部パイルを形成するパイル糸P1と下部パイルを形成するパイル糸P2とがある。経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が49〜58本/インチである。パイル倍率は3.8〜6.2である。1リピートは5ピックから構成され、1リピートが繰り返される。緯糸W2〜W4に相当する3ピック、同様に、緯糸W7〜W9に相当する3ピックをパイル形成部とする。緯糸W5〜W6に相当する2ピックを地織部とする。更に、パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。好ましくは、4〜5のスナールを有する。図示の場合、4つである。
【選択図】図1

Description

本発明は、同等の嵩高(ボリューム感)の一般従来品と比較して、吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能に優れ、特に、パイル糸の保持性(耐久性)に優れたタオル製品およびその製造方法に関する。
タオル製品は、今日、広く使用されている。例えば、タオル、バスタオル、タオル製浴衣などのガウン、その他にもシーツと言った如くに広範囲な分野でタオル生地が用いられている。
タオルに要求される性能には、吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等がある。
例えば入浴後に濡れた体を拭く為にタオルが用いられることが多い。従って、濡れた体に付いている水分を効率良く拭き取ることが出来る、即ち、吸水性が良いことも必須の性能である。
例えば洗濯後、室内干しする場合、乾燥時間が長いと、細菌が増殖し、不快臭発生の原因となる。乾燥機を用いて乾燥させる場合、乾燥時間が長いと、エネルギーの浪費になる。したがって、乾燥性が良いことも必須の性能である。
タオルは、毎日使うものであり、また、子供から老人まで使う。タオルが重いと、子供や老人には負担になる。したがって、タオルの軽量化を図ることが好ましい。
タオルは人肌に直接密着するものであり、肌触り感は使い心地に影響を与える。肌触り感が粗雑で硬いと使用感が悪い。特に、敏感肌の人には肌触り感が柔らかいことが好ましい。
これらの諸性能をバランスよく満たすタオルを実現するのは困難であった。そこで、本願出願人は、吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能に優れたタオルを提案している(特許文献1)。
従来の一般的なタオル(一般従来品)は3ピック構造(後述)であるのに対し、特許文献1のタオルは、5〜7ピック構造により乾燥性、軽量性を実現し、パイル長を長くすることにより、吸水性、肌触り感を実現している。言い換えると、5〜7ピック構造においてパイル密度が減った分を、パイル長により補填するような組織バランスを特徴的な構成としている。さらに、一般従来品と同等の嵩高(ボリューム感)を維持する。
実用新案登録第3152796号公報
生地表面にループパイルを有するタオルは、パイル糸(パイル経糸)を弛ませ、緯糸で抑えてループパイルを形成するという構造上、パイルを引っ掛けたり、強い摩擦を加えた場合、パイル糸が引き出されるおそれがある。使用や洗濯を繰り返すことでパイル糸がさらに長く抜け出てしまう。一度抜け出てしまったパイルを修復することはできない。使用を続けるには、抜け出てしまったパイルを切断するしか対策がなく、パイル切断を繰り返すことによってタオルの強度も低下する。タオルは組織の構造上、パイル糸の抜けを完全に防ぐことは不可能である。
特に、ループパイルが長くなると、形成される輪が大きくなり、使用時及び洗濯時にパイル糸が引っ掛かりやすくなる。突起物などに接触したり、強い摩擦が加えられたりした際にパイル糸の抜けが発生する。また、ループパイル1本当りが摩擦を受ける面積が大きくなることから、使用時及び洗濯時に外部から加わる力の影響を強く受け、パイル糸の抜けが起こりやすくなる。
ところで、業務用のタオルは、家庭用のタオルに比べ使用頻度が高く、更なる耐久性を求められる。このため、パイル糸の抜けを防ぎ、耐久性(パイル保持性)を高める方法が検討されている。
その一つの方法として、タオルのパイル経糸、地経糸、緯糸に太い糸を用い、それぞれの糸の接触面積を大きくし、摩擦抵抗を大きくする方法がある。この方法は主に高級ホテルの客室用タオルなど、高い耐久性と吸水性が要求される用途に用いられている。しかしながら、この方法ではタオルが非常に厚く重くなり、肌触りが粗雑で硬く、また乾燥時間も長くなるため、およそ実用性が高いとは言いにくいものである。当然、家庭用タオルに適用できない。
別の方法として、1本のループパイルを小さくし、さらに組織密度を高めてパイル糸の本数を増やし、引っ掛かりや摩擦による抜けを起こりにくくする方法もある。この方法は、主にビジネスホテルの客室用タオルやスポーツ施設で供されるタオルなど、耐久性が高くかつ低コストであることが要求されるような用途に用いられている。しかしながら、この方法ではタオルが非常に硬くなり、使用感が良いものではない。しかも毛足が短いことによって肌への密着性が低くなるため、拭き取り性が低く、さらに薄さに比例して保水量も低くなるため、吸水性が良くない。
以上のように、パイル保持性が、吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能と両立するのは、難しい。
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、従来技術(例えば特許文献1)と同等の吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能を維持するとともに、従来技術に比べパイル保持性を向上できるタオル製品を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、従来業務用タオルと同等のパイル保持性を維持するとともに、従来業務用タオルに比べ吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能を向上できるタオル製品を提供することを目的とする。
上述したように、本願出願人は、特許文献1において吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能に優れたタオルを提案している。比較例である一般従来品(図7)と、実施形態(図1〜6)を開示している。特許文献1の図1は、5ピック構造(パイル形成5ピック)であり、図2は、5ピック構造(パイル形成3ピック)であり、図3は、6ピック構造(パイル形成6ピック)であり、図4は、6ピック構造(パイル形成6ピック)(パイル糸4本)であり、図5は、6ピック構造(パイル形成4ピック)であり、図6は、7ピック構造(パイル形成7ピック)であることを示す。
本願出願人は、各実施形態(図1〜6)についてパイル保持性についても検討した。その結果、各実施形態において、パイル保持性に差異があることがわかった。すなわち、特許文献1の図2および図5に示す実施形態において、他の実施形態に比べて、パイル保持性が高かった。本願出願人は、パイル保持性が高い原因を検討し、パイルを形成しない地織部に着目した(後述)。
また、更なるパイル保持性向上について、他にも検討した。一般従来品のパイル糸が単糸の場合、洗濯を繰り返すと経時変化により、スナールが形成されることに気が付いた。スナールとパイル保持性の関係について着目した(後述)。
上記知見に基づき本発明は達成された。
上記課題を解決するため、本発明は、経糸、緯糸、及びパイル糸を用いて構成されたタオル製品であって、経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチであり、パイル倍率は3.8〜7.0であり、ピック数が4〜6であり、前記パイル糸はパイル形成部と地織部を有し、前記パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。
好ましくは、経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が50〜58本/インチである。パイル倍率は4.0〜6.0である。パイルは3〜6のスナールを有する。
更に好ましくは、経糸密度が28.5〜32本/インチ、かつ、緯糸密度が53.5〜56.5本/インチである。パイル倍率は4.5〜5.5である。パイルは4〜5のスナールを有する。
パイル引き抜き力が作用した場合、地織部が抵抗として作用する。これにより、パイル保持性が向上する。
パイル引き抜き力が作用した場合、スナールが抵抗として作用する。これにより、パイル保持性が向上する。特に、1つのスナールが抵抗しきれなくなっても、次のスナールが抵抗する。これより確実に抵抗する。
スナール形成により、ループパイルに比べて開口面積が小さくなる。これにより、突起物に引っ掛かりにくくなり、パイル保持性が向上する。
また、好ましくは、前記パイル糸は、単糸である。
また、好ましくは、前記パイル糸は、双糸であり、前記スナールは、特殊ブラシの回転運動を加えること、または水流漕の中で揉むことにより形成されてなる。
また、好ましくは、前記ピック数が5であり、前記パイル形成部は3ピックにより形成され、前記地織部は2ピックにより形成される。
また、好ましくは、前記ピック数が5であり、前記パイル形成部は4ピックにより形成され、前記地織部は1ピックにより形成される。
また、好ましくは、前記ピック数が6であり、前記パイル形成部は4ピックにより形成され、前記地織部は2ピックにより形成される。
また、好ましくは、前記ピック数が6であり、前記パイル形成部は3ピックにより形成され、前記地織部は3ピックにより形成される。
また、好ましくは、前記ピック数が4であり、前記パイル形成部は3ピックにより形成され、前記地織部は1ピックにより形成される。
上記課題を解決するため、本発明は、経糸、緯糸、及びパイル糸から構成されたタオル製品の製造方法であって、経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチであり、パイル倍率は3.8〜7.0であり、ピック数が4〜6であり、前記パイル糸がパイル形成部と地織部とを有するように、タオル生地を形成するタオル生地形成ステップと、前記タオル生地を加工し、前記パイルに3〜6のスナールを形成するスナール形成ステップとを有する。
また、好ましくは、前記パイル糸は単糸であり、前記スナール形成ステップの加工は、前記タオル生地を水流漕の中で揉むことである。
また、好ましくは、前記パイル糸は双糸であり、前記スナール形成ステップの加工は、前記タオル生地に特殊ブラシによる回転運動を加えること、または、前記タオル生地を水流漕の中で揉むことである。
本発明は、従来技術(例えば特許文献1)と同等の吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能を維持するとともに、従来技術に比べパイル保持性を向上できる。
本発明は、従来の業務用タオルと同等のパイル保持性を維持するとともに、従来の業務用タオルに比べ吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能を向上できる。
家庭用タオル、高級ホテルの業務用タオル、ビジネスホテルの業務用タオルといった区別なく、いずれの用途にも適用できることより、大量生産が可能であり、製造コストを低減できる。
概略斜視図(第1実施形態) 断面図(第1実施形態) 組織図(第1実施形態) 意匠図(第1実施形態) パイル保持性試験断面図(比較例1) 組織図(比較例1) 意匠図(比較例1) パイル保持性試験概念図(比較例2) 組織図(比較例2) 意匠図(比較例2) パイル保持性試験概念図(比較例3) 組織図(比較例3) 意匠図(比較例3) 断面図(第2実施形態) 組織図(第2実施形態) 意匠図(第2実施形態) 断面図(第3実施形態) 組織図(第3実施形態) 意匠図(第3実施形態) 断面図(第4実施形態) 組織図(第4実施形態) 意匠図(第4実施形態) 断面図(第5実施形態) 組織図(第5実施形態) 意匠図(第5実施形態)
<第1実施形態>
〜概略構成〜
図1、図2は本発明に係るタオル製品の第1実施形態を示すもので、図1は概略斜視図、図2Aは断面図、タオルは、経糸、緯糸、及びパイル糸を用いて構成される。経糸はG1,G2を一組とする。経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチである。パイル倍率は3.8〜7.0である。
好ましくは、経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が50〜58本/インチである。パイル倍率は4.0〜6.0である。
更に好ましくは、経糸密度が28.5〜32本/インチ、かつ、緯糸密度が53.5〜56.5本/インチである。パイル倍率は4.5〜5.5である。
パイル糸には、上部パイルを形成するパイル糸P1(図示太線)と下部パイルを形成するパイル糸P2(図示二重線)とがある。以下説明の便宜のためパイル糸P1のみ説明する。
ピック数は5である。すなわち、1リピートは5ピックから構成され、1リピートが繰り返される。
3ピックにより形成されるパイル形成部と、2ピックにより形成される地織部とを有する。
パイルは、緯糸W2とW3の間から立ち上がり、緯糸W4とW5の間から戻る。実際には、緯糸W5もパイル形成に関与しているが、一般従来品に係る3ピック構造との比較(後述)のため、緯糸W2〜W4に相当する3ピックをパイル形成部とする。同様に、緯糸W7〜W9に相当する3ピックをパイル形成部とする。
緯糸W5〜W6に相当する2ピックは、パイル糸がパイルを形成せずに緯糸と交差しており、この2ピックを地織部とする。同様に、緯糸W10〜W11に相当する2ピックを地織部とする。
パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。好ましくは、4〜5のスナールを有する。図示の場合、4つである。
ここで、パイルにおいてパイル糸が撚れ、交点と略環状より形成される部分を1スナールとする。
なお、パイル糸に中空糸を用いることで、吸水性、乾燥性、軽量性等は更に向上する。
〜スナール形成〜
パイル糸に単糸を用いる場合と、双糸を用いる場合がある。
パイル糸が単糸の場合、タオル生地形成後、染色時および/または洗浄時、水量を生地重量に対し10〜15倍に設定し、水流を発生させた水槽の中で、タオル生地を水流の中で揉む。単糸は一方向に撚ってあり、水流に揉まれることにより形状安定性が失われ、スナールが形成される。
パイル糸が双糸の場合、タオル生地形成後、タオル生地に特殊ブラシによる回転運動を加える。双糸は、2本の単糸を逆方向に撚って形成するものであり、2本の単糸の撚りが打ち消しあう結果、形状安定性を有する。水流に揉まれる程度では形状安定性は失われにくい。したがって、特殊ブラシによる回転運動を加えることで、スナールが形成される。
ただし、パイル糸が双糸の場合であっても、長時間、水流に揉まれることにより、形状安定性が失われ、スナールが形成される。
〜パイル保持性について実証試験〜
本実施形態を比較例1〜3と比較することにより、地織部の作用およびスナールの作用について説明する。パイル保持性は、JIS L 1075 B法により評価する。表1は、実証試験の比較概要と結果を示す一覧である。
Figure 2014163004
図3Aは、比較例1(一般従来品)の概略断面図である。図3Bは組織図、図3Cは意匠図である。比較例1は、3ピック構造であり、パイル形成部も3ピックにより形成される。パイルは、緯糸W2とW3の間から立ち上がり、緯糸W4とW5の間から戻る。実際には、緯糸W5もパイル形成に関与しているが、隣のパイルの構成と重複するため、緯糸W2〜W4に相当する3ピックをパイル形成部とする。同様に、緯糸W5〜W7に相当する3ピックを隣のパイル形成部とし、緯糸W8〜W10に相当する3ピックを更に隣のパイル形成部とする。すなわち、比較例1は地織部を有しない。
更に、比較例1のパイルは、ループパイルであり、スナールを有しない。
比較例1のパイル保持性は、500〜1000mN(平均750mN)であった。
図4Aは、比較例2(一般従来品スナール形成)の概略断面図である。図4Bは組織図、図4Cは意匠図である。パイル糸が単糸の場合、洗濯を繰り返すと経時変化により、スナールが形成される場合がある。一般従来品はパイル長が短いため、形成されるスナールは1〜2である。比較例2は、比較1に2つのスナールを意図的に形成したものである。その他の構成は比較例1と同様である。すなわち、比較例2は地織部を有しないが、スナールは有する。
ただし、比較例2は意図的にスナールを形成したものであるため、均一にスナールが形成されるのに対し、経時変化によりスナールが形成される場合には、スナール形成部とスナール未形成部が混在する。
比較例2のパイル保持性は、1000〜2000mN(平均1500mN)であった。スナール形成により、隣り合うパイルを引き抜く力が作用した場合、パイル根元において抵抗として作用する。これにより、比較例1に比べ約2倍のパイル保持性が実現されたものと思われる。
図5Aは、比較例3(従来技術:たとえば特許文献1の図2)の概略断面図である。比較例3は、5ピック構造であり、3ピックにより形成されるパイル形成部と、2ピックにより形成される地織部とを有する(本実施形態と同様)。すなわち、比較例3は地織部を有する。ただし、比較例1と同様に、スナールを有しない。
比較例3のパイル保持性は、1000〜2000mN(平均1500mN)であった。地織部形成により、パイルを引き抜く力が作用した場合、地織部が抵抗として作用する。これにより、比較例1に比べ約2倍のパイル保持性が実現されたものと思われる。
図2に示す本実施形態を比較例1〜3と比較する。
本実施形態は、5ピック構造であり、3ピックにより形成されるパイル形成部と、2ピックにより形成される地織部とを有する。すなわち、本実施形態は地織部を有する。更に、4つのスナールを有する。
本実施形態のパイル保持性は、安定して4000mN以上であった。地織部形成により、パイルを引き抜く力が作用した場合、地織部が抵抗として作用する。更に、スナール形成により、隣り合うパイルを引き抜く力が作用した場合、パイル根元において抵抗として作用する。比較例2の場合、より強い引き抜き力が作用すると、スナールが抵抗しきれなくなるが、本実施形態の場合、1つのスナールが抵抗しきれなくなっても、次のスナールが抵抗する。これより確実に抵抗する。
本実施形態は、比較例2の特徴的構成と比較例3の特徴的構成とを備えるが、単なる組み合わせ以上のパイル保持性が安定的に得られた。
〜効果〜
実証試験の結果を用いて説明したように、引き抜き力が作用した場合、本実施形態は、従来技術(比較例3)と比べて、安定して高いパイル保持性が得られる。
更に、本実施形態では、均一にスナールが形成されている。したがって、本実施形態は、従来技術と比べて、パイルが形成する開口面積が小さくなる(図2Aおよび図5Aを参照)。これにより、突起物に引っ掛かりにくくなる。この点でも、従来技術に比べ、パイル保持性が向上する。また、スナールの均一性もパイル保持性向上に寄与している。
上記の様に、引き抜き力が作用した場合でも抵抗する点、および、突起物に引っ掛かりにくくなる点において、本実施形態では従来技術に比べ、パイル保持性が向上している。
一方、本実施形態は、従来技術の特徴的構成を備えており、従来技術と同等の吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能を維持する。すなわち、一般従来品と同等の嵩高(ボリューム感)を維持しつつ、5ピック構造により乾燥性、軽量性を実現し、パイル長を長くすることにより、吸水性、肌触り感を実現している。
したがって、本実施形態では、高級ホテルの客室用タオルなどの業務用タオルと比較して、同等のパイル保持性を維持するとともに、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能が向上する。
また、本実施形態では、ビジネスホテルの客室用タオルなどの業務用タオルと比較して、同等のパイル保持性を維持するとともに、吸水性、肌触り感等の諸性能が向上する。
本実施形態は、吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感、パイル保持性(耐久性)など、タオルに要求される諸性能をバランスよく満たす。したがって、家庭用タオル、高級ホテルの業務用タオル、ビジネスホテルの業務用タオルといった区別なく、いずれの用途にも適用できる。その結果、大量生産が可能であり、製造コストを低減できる。
〜補足〜
本願出願人は、特許文献1において吸水性、乾燥性、軽量性、肌触り感等の諸性能に優れたタオルを提案している。その後、更に検討したところ、複数の実施形態のうち、地織部を有するタオルにて、パイル保持性が高いことがわかった。すなわち、本願出願人は地織部の作用効果を見出した。
本願出願人は、更なるパイル保持性向上について、他にも検討し、スナールとパイル保持性の関係について着目した。一般従来品のパイル糸が単糸の場合、洗濯を繰り返すと経時変化により、スナールが形成されることに気が付いた。
ただし、経時変化による場合には、スナールが形成されることもあるが、スナールが形成されないこともある。すなわち、均一なスナール形成は難しい。
また、一般従来品(比較例1)ではパイル長が短く、スナールが形成される場合でも、スナールは2つ程度である(比較例2)。スナールはパイル根元において抵抗として作用するが、より強い引き抜き力が作用すると、抵抗しきれなくなる。このように、比較例2は充分なパイル保持性を得られない。
本実施形態では、地織部とスナールの組み合わせにより、単なる組み合わせ以上の飛躍的な効果が得られる。
<第2〜5実施形態>
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲で種々の変形が可能である。他の実施形態について例示する。
〜第2実施形態〜
図6は本発明に係るタオル製品の第2実施形態を示すもので、図6Aは断面図、図6Bは組織図、図6Cは意匠図である。経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチである。パイル倍率は3.8〜7.0である。
好ましくは、経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が50〜58本/インチである。パイル倍率は4.0〜6.0である。
更に好ましくは、経糸密度が28.5〜32本/インチ、かつ、緯糸密度が53.5〜56.5本/インチである。パイル倍率は4.5〜5.5である。
ピック数は5である。すなわち、1リピートは5ピックから構成され、1リピートが繰り返される。
4ピックにより形成されるパイル形成部と、1ピックにより形成される地織部とを有する。
パイルは、緯糸W2とW3の間から立ち上がり、緯糸W5とW6の間から戻る。緯糸W2〜W5に相当する4ピックをパイル形成部とする。同様に、緯糸W7〜W10に相当する4ピックをパイル形成部とする。
緯糸W1,W6,W11に相当するピックは、パイル糸がパイルを形成せずに緯糸と交差しており、このピックを地織部とする。
パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。好ましくは、4〜5のスナールを有する。図示の場合、4つである。
第2実施形態も、地織部とスナールを備え、第1実施形態と同様な効果が得られる。
なお、第2実施形態では、上下のパイルが交互に反転する。そのため、無地のタオル等、模様に拘らない場合に適用できる。
〜第3実施形態〜
図7は本発明に係るタオル製品の第3実施形態を示すもので、図7Aは断面図、図7Bは組織図、図7Cは意匠図である。経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチである。パイル倍率は3.8〜7.0である。
好ましくは、経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が50〜58本/インチである。パイル倍率は4.0〜6.0である。
更に好ましくは、経糸密度が28.5〜32本/インチ、かつ、緯糸密度が53.5〜56.5本/インチである。パイル倍率は4.5〜5.5である。
ピック数は6である。すなわち、1リピートは6ピックから構成され、1リピートが繰り返される。
4ピックにより形成されるパイル形成部と、2ピックにより形成される地織部とを有する。
パイルは、緯糸W2とW3の間から立ち上がり、緯糸W5とW6の間から戻る。緯糸W2〜W5に相当する4ピックをパイル形成部とする。同様に、緯糸W8〜W11に相当する4ピックをパイル形成部とする。
緯糸W6,W7に相当するピックは、パイル糸がパイルを形成せずに緯糸と交差しており、この2ピックを地織部とする。
パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。好ましくは、4〜5のスナールを有する。図示の場合、4つである。
第3実施形態も、地織部とスナールを備え、第1実施形態と同様な効果が得られる。
〜第4実施形態〜
図8は本発明に係るタオル製品の第4実施形態を示すもので、図8Aは断面図、図8Bは組織図、図8Cは意匠図である。経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチである。パイル倍率は3.8〜7.0である。
好ましくは、経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が50〜58本/インチである。パイル倍率は4.0〜6.0である。
更に好ましくは、経糸密度が28.5〜32本/インチ、かつ、緯糸密度が53.5〜56.5本/インチである。パイル倍率は4.5〜5.5である。
ピック数は6である。すなわち、1リピートは6ピックから構成され、1リピートが繰り返される。
3ピックにより形成されるパイル形成部と、3ピックにより形成される地織部とを有する。
パイルは、緯糸W2とW3の間から立ち上がり、緯糸W4とW5の間から戻る。緯糸W2〜W4に相当する3ピックをパイル形成部とする。同様に、緯糸W8〜W10に相当する3ピックをパイル形成部とする。
緯糸W5〜W7に相当するピックは、パイル糸がパイルを形成せずに緯糸と交差しており、この3ピックを地織部とする。
パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。好ましくは、4〜5のスナールを有する。図示の場合、5つである。
第4実施形態も、地織部とスナールを備え、第1実施形態と同様な効果が得られる。
〜第5実施形態〜
図9は本発明に係るタオル製品の第5実施形態を示すもので、図9Aは断面図、図9Bは組織図、図9Cは意匠図である。経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチである。パイル倍率は3.8〜7.0である。
好ましくは、経糸密度が27〜33本/インチ、かつ、緯糸密度が50〜58本/インチである。パイル倍率は4.0〜6.0である。
更に好ましくは、経糸密度が28.5〜32本/インチ、かつ、緯糸密度が53.5〜56.5本/インチである。パイル倍率は4.5〜5.5である。
ピック数は4である。すなわち、1リピートは4ピックから構成され、1リピートが繰り返される。
3ピックにより形成されるパイル形成部と、1ピックにより形成される地織部とを有する。
パイルは、緯糸W3とW4の間から立ち上がり、緯糸W5とW6の間から戻る。実際には、緯糸W6もパイル形成に関与しているが、一般従来品に係る3ピック構造との比較のため、緯糸W3〜W5に相当する3ピックをパイル形成部とする。同様に、緯糸W7〜W9に相当する3ピックをパイル形成部とする。
緯糸W2,W6,W10に相当するピックは、パイル糸がパイルを形成せずに緯糸と交差しており、このピックを地織部とする。
パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する。好ましくは、3〜5のスナールを有する。図示の場合、4つである。
なお、第5実施形態では、上下のパイルが交互に反転する。そのため、無地のタオル等、模様に拘らない場合に適用できる。
〜他の実施形態〜
第2〜5実施形態も例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。ただし、ピック数、スナール数は以下の点に留意する。
ピック数4未満であると、一般従来品と同様であり、乾燥性、軽量性を実現できない。一方、ピック数6を超えると、吸水性を実現できない。言い換えると、吸水性低下を補填するためにパイル長さを極端に長くする必要があり、現実的ではない。
スナール数3未満であると、充分なパイル保持性を期待できない。一方、パイル長が制限される結果、スナール数6を超えないように制限される。

Claims (11)

  1. 経糸、緯糸、及びパイル糸から構成され、経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチであり、パイル倍率は3.8〜7.0であり、ピック数が4〜6であり、前記パイル糸がパイル形成部と地織部とを有するように、タオル生地を形成するタオル生地形成ステップと、
    前記タオル生地を加工し、前記パイルに3〜6のスナールを形成するスナール形成ステップと
    を有することを特徴とするタオル製品の製造方法。
  2. 前記パイル糸は単糸であり、
    前記スナール形成ステップの加工は、前記タオル生地を水流漕の中で揉むことである
    ことを特徴とする請求項1記載のタオル製品の製造方法。
  3. 前記パイル糸は双糸であり、
    前記スナール形成ステップの加工は、前記タオル生地に特殊ブラシによる回転運動を加えること、または、前記タオル生地を水流漕の中で揉むことである
    ことを特徴とする請求項1記載のタオル製品の製造方法。
  4. 経糸、緯糸、及びパイル糸を用いて構成されたタオル製品において、
    経糸密度が27〜34本/インチ、かつ、緯糸密度が45〜60本/インチであり、
    パイル倍率は3.8〜7.0であり、
    ピック数が4〜6であり、
    前記パイル糸は、パイル形成部と地織部とを有し、
    前記パイル形成部に形成されるパイルは3〜6のスナールを有する
    ことを特徴とするタオル製品。
  5. 前記パイル糸は、単糸である
    ことを特徴とする請求項4記載のタオル製品。
  6. 前記パイル糸は、双糸であり、
    前記スナールは、特殊ブラシの回転運動により加工されて、または、前記タオル生地を水流漕の中で揉むことにより加工されて、形成されてなる
    ことを特徴とする請求項4記載のタオル製品。
  7. 前記ピック数が5であり、
    前記パイル形成部は3ピックにより形成され、
    前記地織部は2ピックにより形成される
    ことを特徴とする請求項4〜6記載のタオル製品。
  8. 前記ピック数が5であり、
    前記パイル形成部は4ピックにより形成され、
    前記地織部は1ピックにより形成される
    ことを特徴とする請求項4〜6記載のタオル製品。
  9. 前記ピック数が6であり、
    前記パイル形成部は4ピックにより形成され、
    前記地織部は2ピックにより形成される
    ことを特徴とする請求項4〜6記載のタオル製品。
  10. 前記ピック数が6であり、
    前記パイル形成部は3ピックにより形成され、
    前記地織部は3ピックにより形成される
    ことを特徴とする請求項4〜6記載のタオル製品。
  11. 前記ピック数が4であり、
    前記パイル形成部は3ピックにより形成され、
    前記地織部は1ピックにより形成される
    ことを特徴とする請求項4〜6記載のタオル製品。
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