JP2014162614A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送時の圧板の破損を抑制することができるとともに、ユーザが取り出しやすい保護部材を備える給紙装置を提供する。
【解決手段】給紙装置は、側面に用紙Pを差込可能な差込口21Cが形成された筐体21と、差込口21Cを開閉可能なフロントカバー23と、筐体21内の差込口21Cとは反対側に設けられるピックアップローラ32Aと、用紙Pが載置され、ピックアップローラ32Aの下に配置された一端部がピックアップローラ32Aに対して近接または離間するように構成された圧板31Aと、圧板31Aの上に配置され、圧板31Aの移動を抑える保護部材100と、を備えている。そして、保護部材100は、圧板31A上の空間を塞ぐ本体部110と、本体部110から差込口21C側へ延出し、ピックアップローラ32Aと圧板31Aが対向する方向における大きさが本体部110よりも小さい延出部120とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、載置された記録シートをピックアップローラへ向けて押し上げる圧板を備えた給紙装置に関する。
従来、画像形成装置に備えられる給紙装置には、筐体の前面に形成された開口を通して記録シートを筐体内に差し込み、この記録シートを画像形成部へ供給するように構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、この給紙装置は、ピックアップローラと、筐体内に差し込まれた記録シートが載置される圧板とを備えている。そして、圧板は、ピックアップローラの下に配置された一端部がピックアップローラに対して近接または離間するように、筐体に回動可能に支持されている。
特開2006−282354号公報
ところが、上述した給紙装置では、給紙装置の輸送時に、振動等によって圧板がばたついて破損してしまうおそれがあった。そのため、圧板の上にばたつきを抑える保護部材を設けることが考えられる。ところが、この保護部材は、給紙装置を使用する前に取り除かなければならないが、開口が狭いため、ユーザが開口から手を入れて保護部材を取り出すのが困難であるという問題がある。
そこで、本発明は、輸送時の圧板の破損を抑制することができるとともに、ユーザが取り出しやすい保護部材を備える給紙装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の給紙装置は、側面に記録シートを差込可能な開口が形成された筐体と、開口を開閉可能なカバーと、筐体内の開口とは反対側に設けられるピックアップローラと、記録シートが載置され、ピックアップローラの下に配置された一端部がピックアップローラに対して近接または離間するように構成された圧板と、圧板の上に配置され、圧板の移動を抑える保護部材と、を備えている。
そして、保護部材は、圧板上の空間を塞ぐ本体部と、本体部から開口側へ延出し、ピックアップローラと圧板が対向する方向における大きさが本体部よりも小さい延出部とを有する。
このように構成された給紙装置によれば、保護部材により圧板の移動を抑えることができるので、輸送時に圧板が破損してしまうのを抑制することができる。また、本体部の開口側に本体部よりもピックアップローラと圧板が対向する方向における大きさが小さい延出部を設けることにより、保護部材全体を一定の大きさで形成する場合に比べて、開口の内側のスペースが広くなるので、ユーザが保護部材を取り出すときに、開口から手を入れやすく、保護部材が取り出しやすい。
そして、前記した給紙装置において、延出部には、ピックアップローラと圧板が対向する方向に突出する取手が設けられていることが望ましい。
このように構成された給紙装置によれば、取手を持って保護部材を引き出すことができるので、ユーザが保護部材を取り出しやすい。また、保護部材を取り外さないで記録シートを開口から入れると、記録シートが取手に当たるので、ユーザに保護部材を取り外すことを促すことができる。
また、前記した給紙装置において、本体部は、開口とは反対側の端部に、圧板側へ向けて凹む凹部を有し、ピックアップローラは、少なくとも一部が凹部内に配置されていることが望ましい。
このように構成された給紙装置によれば、本体部とピックアップローラの干渉を抑制することができる。
そして、前記した給紙装置において、筐体は、圧板を挟むように配置される一対のサイドフレームと、一対のサイドフレームを連結するように設けられ、ピックアップローラを保持する支持フレームとを有し、本体部は、支持フレームに接触していてもよい。
また、前記した給紙装置において、延出部は、開口より筐体の外側まで延びていることが望ましい。
このように構成された給紙装置によれば、延出部が筐体の外側に延出しているので、ユーザが保護部材を取り出しやすい。
そして、前記した支持フレームは、圧板と対向し、圧板がピックアップローラから最も離れた位置に配置されているときの記録シート載置面に沿って延びる対向面を有し、本体部の記録シートの幅方向の長さは、対向面の記録シートの幅方向の長さと略同じであることが望ましい。
このように構成された給紙装置によれば、支持フレームと本体部が平面同士で接触するので、本体部の変形を抑制することができる。
本発明によれば、保護部材により圧板の移動を抑えることができるので、輸送時に圧板が破損してしまうのを抑制することができる。また、本体部の開口側に本体部よりもピックアップローラと圧板が対向する方向における大きさが小さい延出部を設けることにより、保護部材全体を一定の大きさで形成する場合に比べて、開口の内側のスペースが広くなるので、ユーザが保護部材を取り出すときに、開口から手を入れやすく、保護部材が取り出しやすい。
本発明の一実施形態に係る給紙装置を備えるレーザプリンタの概略構成を示す図である。 保護部材が設けられているレーザプリンタを示す図である。 支持フレームを下側から見た斜視図である。 保護部材を示す斜視図である。 筐体、ピックアップローラ、圧板および保護部材を示す断面図である。 保護部材が設けられているレーザプリンタの斜視図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、本発明の一実施形態に係る給紙装置3を備えるレーザプリンタ1の全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、記録シートの一例としての用紙Pを給紙するための給紙装置3と、用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
装置本体2は、筐体21と、トップカバー22と、カバーの一例としてのフロントカバー23とを備えている。
筐体21は、左右方向で対向する一対のサイドフレーム21Aと、筐体21の前面を構成する前壁21Bとを備えている。
一対のサイドフレーム21Aは、画像形成部4や後述する圧板31Aを左右方向から挟むように配置され、下端部同士が図5に示すような架橋部材21Dによって連結されている。
前壁21Bは、一対のサイドフレーム21Aの前端部同士を連結するように設けられ、下端が一対のサイドフレーム21Aの下端部よりも上方に配置されている。これにより、筐体21は、図1や図6に示すように、側面の一例としての前面(サイドフレーム21Aや前壁21B等により構成される前側の側面)の下部に、用紙Pを差込可能な開口の一例としての差込口21Cが形成されている。具体的には、差込口21Cは、前壁21Bにより上端縁が形成され、後述する圧板31Aにより下端縁が形成されている。また、差込口21Cは、一対のサイドフレーム21Aにより左右の端縁が構成されている。
また、筐体21には、トップカバー22を回動させることで開閉される上方に開放した図示しない開口が形成されている。
図1に示すように、トップカバー22は、後端部に配置された回動軸を中心にして回動可能となるように筐体21に支持されている。そして、トップカバー22の上面は、後述する排出ローラ8で筐体21外へ排出された用紙Pが載置される排出トレイ9となっている。また、排出トレイ9には、延長カバー10が設けられている。延長カバー10は、トップカバー22に対して回動することで、2点鎖線で示す排出トレイ9の上面を覆う位置と、実線で示す排出トレイ9上の用紙Pの前端部を支持する排出トレイ9と隣接する位置との間を移動可能となっている。
フロントカバー23は、筐体21の前面を覆うカバーであり、下端部が筐体21に回動可能に支持されている。これにより、フロントカバー23は、前後方向に回動させることで、筐体21の差込口21Cを開閉可能となっている。
給紙装置3は、装置本体2の下方に位置し、差込口21Cから差し込まれた用紙Pを載置するための給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pの幅方向の位置を規制する一対のサイドガイド33と、給紙トレイ31上の用紙Pを画像形成部4に向けて給紙する給紙機構32とを主に備えて構成されている。
給紙トレイ31は、筐体21の下部に配置される圧板31Aと、前述したフロントカバー23とによって構成されている。具体的には、給紙トレイ31は、筐体21内から差込口21Cの外側まで延びている。そして、圧板31Aは、給紙トレイ31の筐体21の内側の部分を構成し、フロントカバー23は、前方へ倒して差込口21Cを開いた状態で、筐体21の外側の部分を構成している。
圧板31Aは、筐体21の前端から後端付近の位置まで延設されており、前端部に設けられた回動軸を中心に後端部が上下に回動可能になっている。そして、圧板31Aは、圧板31Aの下に設けられている押上部材31Bが図示しない公知の機構と制御装置により回動することで、後端部が押し上げられて、後述するピックアップローラ32Aに対して近接または離間するように回動可能となっている。
具体的には、圧板31Aは、印字指令がない状態では、2点鎖線で示すようなピックアップローラ32Aから最も離れて略水平になっている待機状態となっているが、印字指令があった場合には、上方に回動してピックアップローラ32Aに近接するようになっている。
一対のサイドガイド33は、圧板31Aの左右端部に設けられている。一対のサイドガイド33は、圧板31Aの上面311から上方へ延び、前後方向に長い板状に形成されている。給紙トレイ31に載置された用紙Pは、幅方向における両端部がこの一対のサイドガイド33にあたることで、当該用紙Pの幅方向の位置が規制されるようになっている。
給紙機構32は、ピックアップローラ32Aと、分離ローラ32Bと、分離パッド32Cとを主に備えている。ピックアップローラ32Aは、筐体21内の差込口21Cとは反対側に設けられている。より詳細には、ピックアップローラ32Aは、圧板31Aの後端の上方に配置されている。分離ローラ32Bは、ピックアップローラ32Aよりも用紙Pの搬送方向下流側で、分離パッド32Cと対向して配置されている。
この給紙装置3では、フロントカバー23を前側に倒して給紙トレイ31を形成した後で、差込口21Cから用紙Pを差し込んで、給紙トレイ31上に用紙Pを載せる。そして、印字指令があると、圧板31Aの後端部が上昇して、給紙トレイ31上に載置された用紙Pにピックアップローラ32Aが接触する。この状態でピックアップローラ32Aが回転することで、給紙トレイ31上に載置された用紙Pが分離ローラ32Bへ送り出され、送り出された用紙Pが、分離ローラ32Bと分離パッド32Cとの間で1枚ずつに分離されて画像形成部4に供給される。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、プロセスカートリッジ6と、定着装置7とを主に備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の前側の給紙装置3の上方に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラーおよびレンズなどを備えている。このスキャナユニット5では、レーザ光を、後述する感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ6は、装置本体2の後側の給紙装置3の上方に設けられ、筐体21に対して、トップカバー22を開けることで開放される装置本体2上部の開口を通って着脱可能となっている。プロセスカートリッジ6は、感光ドラム61や、感光ドラム61と対向する転写ローラ62と、符号を省略して示す帯電器と、現像ローラ63と、図示しないトナー収容室などを備えている。
このプロセスカートリッジ6では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザ光の高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、トナー収容室内に収容されたトナーが現像ローラ63によって感光ドラム61の静電潜像に供給され、感光ドラム61の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ62の間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置7は、装置本体2の後方で、プロセスカートリッジ6の上方に配置されており、主に、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内側には、ハロゲンランプ等の熱源が設けられている。
加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟持して搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上側に設けられている。
そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排出ローラ8に搬送され、この排出ローラ8から排出トレイ9上に排出される。
<給紙装置の詳細構成>
次に、給紙装置3の詳細な構成について説明する。
給紙装置3は、図2に示すように、前述した筐体21、給紙トレイ31および給紙機構32と、輸送するとき等に装着される保護部材100とを備えている。
筐体21は、給紙機構32を構成するピックアップローラ32Aおよび分離ローラ32Bを支持する支持フレーム200を備えている。
支持フレーム200は、圧板31Aの後端部の上方に配置され、一対のサイドフレーム21Aの後端部同士を連結している。支持フレーム200は、図3に示すように、用紙Pの幅方向、つまり、左右方向における略中央部に、ローラ受入部210が形成されている。ローラ受入部210は、下側に開口を有する空間であり、その内側に、ピックアップローラ32Aや分離ローラ32Bが配置されている。
ローラ受入部210に配置されたピックアップローラ32Aや分離ローラ32Bは、軸受け等の部品を介して、支持フレーム200に回転可能に支持されている。また、ピックアップローラ32Aと分離ローラ32Bは、ローラ受入部210の下側の開口を通して、支持フレーム200から露出している。
そして、支持フレーム200は、圧板31A側を向く下面220に、対向面221と、ガイド面222とを有している。
対向面221は、ローラ受入部210の左右方向両側に設けられている。この対向面221は、圧板31Aの後端部と対向し、図5に示すように、待機状態の圧板31Aの記録シート載置面の一例としての上面311に沿って延びている。
そして、図3に示すように、ローラ受入部210の前側には、対向面221より下に突出した突部223が設けられている。前記した対向面221は、ローラ受入部210と突部223の左右方向両側から支持フレーム200の左右方向における端部付近まで設けられている。
ガイド面222は、支持フレーム200の前端から後方へ向けて対向面221と突部223の前端まで延び、後方へ向かうにつれて下方に位置するように傾斜している。このように形成されたガイド面222は、差込口21Cから差し込まれた用紙Pの先端を突部223の下を通してピックアップローラ32Aの下方へ案内可能になっている。
保護部材100は、レーザプリンタ1を工場から出荷する際に、圧板31Aの破損を防止するために、図2に示すように、給紙トレイ31に取り付けられる部材である。
保護部材100は、図4に示すように、例えば、1枚の段ボールシートを折り曲げることで組み立てられており、本体部110と、本体部110の前端部から延出する延出部120とを有している。
本体部110は、左右方向に長い矩形の箱状に形成されている。本体部110には、後端部の左右方向における略中央部に凹部114が設けられている。凹部114は、上壁111の後端の左右方向における略中央部が下方へ凹むとともに、後壁113の左右方向における略中央部が前方へ向けて凹むように形成されている。
延出部120は、本体部110の下壁112の前端部から連続して前方へ延びている。つまり、延出部120は、本体部110よりも薄い板状に形成され、上下方向における大きさが本体部110よりも小さくなっている。そして、延出部120は、本体部110の下壁112に接続されている。この延出部120は、略矩形状に形成され、左右方向の長さが本体部110よりも大きくなっている。逆に言うと、本体部110の左右方向の長さは、延出部120よりも小さくなっている。
また、延出部120は、本体部110側の左右両端には、本体部110に向かうにつれて本体部110の左右端に近づく傾斜部122が形成されている。これにより、延出部120は、本体部110側の端部がテーパー状になっており、左右方向の大きさが本体部110から離れるにつれて大きくなっている。
そして、延出部120は、前端部に取手121が設けられている。取手121は、延出部120の前端部の一部を切り起こすことで形成され、延出部120から上下方向に突出している。
このように構成された保護部材100は、図2に示すように、本体部110が筐体21の奥側、延出部120が筐体21の手前側に配置されるように、給紙トレイ31上に配置されている。
本体部110は、圧板31Aの後端部上に配置され、圧板31A上の空間を塞いでいる。
具体的には、図5に示すように、本体部110は、上下方向の大きさが待機状態の圧板31Aの上面311と支持フレーム200の対向面221との距離と略同じになっている。また、本体部110は、左右方向の長さが、対向面221の左右方向の長さと略同じになっている。
そして、凹部114は、左右方向の大きさが、ピックアップローラ32Aや支持フレーム200のローラ受入部210の左右方向の大きさよりも大きくなっている。また、凹部114は、前後方向の大きさが、ピックアップローラ32Aの径よりも大きくなっている。より詳細には、凹部114は、支持フレーム200の下面220のうち対向面221よりも下方へ突出している突部223に保護部材100の上壁111が当たらないように、前端の縁が突部223に配置される大きさになっている(図2参照)。
このように本体部110の各部分の大きさが設定されていることにより、本体部110は、上壁111が支持フレーム200の対向面221に接触するとともに、下壁112が圧板31Aの上面311に接触し、支持フレーム200と圧板31Aに挟まれている。そして、対向面221よりも下側に突出しているピックアップローラ32Aは、凹部114内に配置されている。また、図2に示すように、ローラ受入部210の前方に設けられている下面220のうち対向面221よりも下側に突出している突部223も凹部114内に配置されている。
延出部120は、本体部110より差込口21C側に設けられ、圧板31Aの前端部の上に載っている。
具体的には、延出部120は、差込口21Cよりも筐体21の外側まで延びている。より詳細には、延出部120の前端は、前壁21Bよりも前側に配置されている。そして、取手121は差込口21Cの近くに設けられており、延出部120の上の空間に向けて延びている。これにより、取手121は、図6に示すように、フロントカバー23を開けたときに、装置本体2の外側から見える位置に配置されている。
また、延出部120は、保護部材100が左右方向に動かないように、左右方向の幅が、例えば、最大幅に拡げた一対のサイドガイド33(図2参照)の距離と略同じ大きさで形成されている。
以上のように構成された給紙装置3の作用および効果について説明する。
保護部材100を給紙装置3に取り付けるときには、まず、フロントカバー23を開けて、保護部材100を差込口21C内に本体部110側から入れる。このとき、本体部110の左右方向の大きさが、一対のサイドガイド33の幅よりも小さいので、保護部材100を差込口21Cに入れやすい。
そして、保護部材100を入れていくと、延出部120の傾斜部122が一対のサイドガイド33の前端に当接する。これにより、傾斜部122に沿って保護部材100が左右方向中央部に寄せられる。
さらに保護部材100を奥に入れると、本体部110が圧板31Aと支持フレーム200に挟まれ、延出部120が一対のサイドガイド33に挟まれる。この状態で、図2に示すように、本体部110が突き当たるまで押し込んで、延出部120の前端部が差込口21Cからやや出たところに配置する。
このとき、本体部110に凹部114が形成されており、その内側にピックアップローラ32Aが配置することができるので、本体部110とピックアップローラ32Aの干渉を抑制することができる。これにより、保護部材100をより筐体21の奥まで挿入して、保護部材100を圧板31Aの後端部まで設けることができる。
保護部材100を給紙装置3に取り付けた後は、フロントカバー23を閉じて、装置本体2を梱包する。
このように保護部材100が取り付けられた給紙装置3は、保護部材100の本体部110が、圧板31A上の空間を塞ぐように設けられているため、輸送のときなどにレーザプリンタ1が振動しても、圧板31Aや押上部材31Bの上下動が本体部110によって抑えられる。これにより、輸送中などに圧板31Aや押上部材31Bが破損するのを抑制することができる。
また、本体部110は、支持フレーム200の対向面221と左右方向の長さが同じになるように形成され、この対向面221に接触しているので、支持フレーム200と本体部110が平面同士で接触する。これにより、本体部110に局所的に力がかかって本体部110が変形するのを抑制することができる。
そして、レーザプリンタ1を使用するときに、ユーザがフロントカバー23を開けると、差込口21Cよりも筐体21の外側まで延びているため、図6に示すように、差込口21Cの内側に保護部材100が設けられているのが見える。特に、本実施形態では、装置本体2の外側から取手121が見えているので、保護部材100を取り外さなければならないことを、ユーザが直感的に認識することができる。
そして、保護部材100を取り外すときには、ユーザは、差込口21Cから手を入れて保護部材100を引き出す。
このとき、差込口21C側に配置されている延出部120が、本体部110よりも薄く形成されているため、例えば、保護部材100の全体が一定の厚みで形成されている場合に比べて、差込口21Cの内側のスペースが広くなっている。これにより、ユーザが保護部材100を取り出すときに、差込口21Cから手を入れやすい。
また、延出部120には、取手121が設けられているので、ユーザが取手121を持って保護部材100を引き出すことができる。また、本実施形態では、差込口21Cの近くに取手121が設けられているので、ユーザが取手121に気づきやすいとともに、取手121を持ちやすい。
そして、保護部材100を取り外さないで用紙Pを延出部120に差し込んだ場合は、取手121に用紙Pが当たるので、ユーザに保護部材100を取り外すことを促すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、保護部材100の本体部110と延出部120が1枚の段ボールシートを加工することで形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、保護部材は、別個に形成された本体部と延出部が接続されて一つの部品となっていてもよい。
前記実施形態では、保護部材100に設けられた取手121が、延出部120の一部を切り起こすことで形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、取手は、保護部材100と別個に形成し、延出部に接着などによって固定されていてもよい。
前記実施形態では、保護部材100の延出部120が、差込口21Cよりも筐体21の外側まで延びていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、延出部の前端は、差込口21Cよりも筐体21の内側に配置されていてもよい。例えば、延出部の前端は、延出部の後端と差込口21Cの中央部よりも差込口21C側に設けられていてもよい。
前記実施形態では、延出部120は、本体部110の下壁112から延出し、圧板31A上に載るように設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、延出部は、本体部110の上壁や前壁から延出していてもよい。
前記実施形態では、延出部120は、一対のサイドガイド33に挟まれるように、左右方向の長さが設定されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、給紙装置3が差込口21C内に一対のサイドガイドを備えていない場合は、延出部120は、給紙装置3の左右の側壁に挟まれるように、左右方向の長さが設定されていてもよい。
前記実施形態では、保護部材100は、段ボールシートから形成され、本体部110が箱状に形成されていたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、保護部材は、スポンジ材や発泡スチロール等からなり、本体部は、ブロック状に形成されていてもよい。
前記実施形態において、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、OHPシートであってもよい。
3 給紙装置
21 筐体
21A サイドフレーム
21B 前壁
21C 差込口
23 フロントカバー
31A 圧板
32A ピックアップローラ
100 保護部材
110 本体部
114 凹部
120 延出部
121 取手
200 支持フレーム
221 対向面
P 用紙

Claims (6)

  1. 側面に記録シートを差込可能な開口が形成された筐体と、
    前記開口を開閉可能なカバーと、
    前記筐体内の前記開口とは反対側に設けられるピックアップローラと、
    記録シートが載置され、前記ピックアップローラの下に配置された一端部が前記ピックアップローラに対して近接または離間するように構成された圧板と、
    前記圧板の上に配置され、前記圧板の移動を抑える保護部材と、を備え、
    前記保護部材は、前記圧板上の空間を塞ぐ本体部と、前記本体部から前記開口側へ延出し、前記ピックアップローラと前記圧板が対向する方向における大きさが前記本体部よりも小さい延出部とを有することを特徴とする給紙装置。
  2. 前記延出部には、前記ピックアップローラと前記圧板が対向する方向に突出する取手が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記本体部は、前記開口とは反対側の端部に、前記圧板側へ向けて凹む凹部を有し、
    前記ピックアップローラは、少なくとも一部が前記凹部内に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記筐体は、前記圧板を挟むように配置される一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレームを連結するように設けられ、前記ピックアップローラを保持する支持フレームとを有し、
    前記本体部は、前記支持フレームに接触していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給紙装置。
  5. 前記延出部は、前記開口より前記筐体の外側まで延びていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記支持フレームは、前記圧板と対向し、前記圧板が前記ピックアップローラから最も離れた位置に配置されているときの記録シート載置面に沿って延びる対向面を有し、
    前記本体部の記録シートの幅方向の長さは、前記対向面の記録シートの幅方向の長さと略同じであることを特徴とする請求項4に記載の給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018012556A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 キヤノン株式会社 給送口カバー及び画像形成装置

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