JP2014162566A - 基板搬送装置及び基板搬送処理システム - Google Patents

基板搬送装置及び基板搬送処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】クリーン環境の清浄度の低下を抑えつつ、搬送中の基板Wの損傷を十分に防止すること。
【解決手段】各下部サポート部材23おける下部搬送ベルト51の上側部分に対応する位置に下部ベルトガイド73が設けられ、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fに下部搬送ベルト51の上側部分に向かって空気を噴射する複数の下部ノズル孔81が開口形成され、各上部サポート部材25における上部搬送ベルト57の下側部分に対応する位置に上部ベルトガイド83が設けられ、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fに上部搬送ベルト57の下側部分に向かって空気を噴射する複数の上部ノズル孔89が開口形成されていること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シート状のガラス基板、プラスチック基板等の基板を搬送方向へ搬送する基板搬送装置、及びシート状の基板を搬送方向へ搬送しかつ基板に対してエッチング処理、PVD処理、CVD処理等の処理を行う基板搬送処理システムに関する。
クリーン搬送の分野に用いられる基板搬送装置は、基板を搬送方向に間隔を置いて支持する複数の搬送ローラを回転させるローラ駆動タイプと、基板を搬送方向に連続的に支持する無端状の搬送ベルトを循環走行させるベルト駆動タイプとに大別することができる。また、近年、ローラ駆動タイプの基板搬送装置に比べて、搬送中の基板の振動を低減できるベルト駆動タイプの基板搬送装置についての開発が盛んに行われている。そして、ベルト駆動タイプの基板搬送装置の一般的な構成について説明すると、次のようになる。
ベルト駆動タイプの基板搬送装置は、装置ベースを具備しており、この装置ベースには、搬送方向へ延びた一対のサポート部材が搬送方向に直交する搬送幅方向に離隔して立設されている。また、各サポート部材には、複数のローラ(ベルト車)が搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられている。そして、各複数のローラには、基板の幅方向の端部(一端部又は他端部)を支持する循環走行可能な無端状の搬送ベルトが巻回されており、各搬送ベルトの上側部分(上側に位置する部分)は、搬送方向へ延びている。更に、装置ベースの適宜位置には、一対の搬送ベルトを同期して循環走行させる走行モータが設けられている。
なお、本発明に関連する先行技術として特許文献1及び特許文献2に示すものがある。
特開2011−157199号公報 特開2006−306593号公報
ところで、搬送中の基板の振動を十分に低減して、基板の損傷を防止するには、各搬送ベルトに対応した位置に設けられたベルトガイドを用い、各ベルトガイドの支持面によって搬送ベルトの上側部分を搬送方向へ案内支持して、各搬送ベルトの上側部分の弛みを抑える必要がある。一方、各ベルトガイドの支持面によって搬送ベルトの上側部分を案内支持しようとすると、搬送ベルト又はベルトガイドの摩耗によって粉塵(塵埃)が発生し、クリーン環境の清浄度の低下を招くことになる。
つまり、クリーン環境の清浄度の低下を抑えつつ、搬送中の基板の損傷を防止することは容易でないという問題がある。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の基板搬送装置等を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、シート状の基板を搬送方向へ搬送する基板搬送装置(ベルト駆動タイプの基板搬送装置)において、装置ベースに前記搬送方向に直交する搬送幅方向に離隔して立設された一対のサポート部材と、各サポート部材に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられた複数のローラ(ベルト車)と、各複数のローラに巻回され、少なくとも上側部分(上側に位置する部分)が前記搬送方向へ延びてあって、基板の幅方向の端部(一端部又は他端部)を支持する循環走行可能な無端状の搬送ベルトと、各搬送ベルトの上側部分に対応した位置に設けられ、前記搬送方向へ延びてあって、前記搬送ベルトの上側部分を前記搬送方向へ案内支持する支持面を有し、前記支持面に前記搬送ベルトの上側部分へ向かって清浄ガスを噴射するノズル孔が開口形成され、前記ノズル孔が清浄ガスを供給するガス供給源に接続可能になっているベルトガイドと、一対の前記搬送ベルトを同期して循環走行させる走行モータと、を具備したことを要旨とする。
ここで、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「シート状の基板」とは、板状の基板、帯状の基板を含む意である。また、「立設され」とは、直接的に立設されたことの他に、別部材を介して間接的に立設されたことを含む意であって、「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意である。更に、「清浄ガス」とは、清浄空気、清浄な窒素ガス、清浄なアルゴンガス等を含む意である。
第1の特徴によると、シート状の基板を一対の前記搬送ベルトの上側部分に支持させた後に、前記ガス供給源の作動により各ベルトガイドの前記ノズル孔から前記搬送ベルトの上側部分に向かって清浄ガスを噴出させる。これにより、各ベルトガイドの前記支持面と前記搬送ベルトの上側部分との間に清浄ガス層を生成して、各ベルトガイドの前記支持面によって前記搬送ベルトの上側部分を非接触(非接触に近い状態を含む)で搬送方向へ案内支持することができる。なお、基板を一対の前記搬送ベルトの上側部分に支持させる前に、各ベルトガイドの前記ノズル孔から清浄ガスを噴出させるようにしても構わない。
そして、各ベルトガイドの前記支持面によって前記搬送ベルトの上側部分を非接触で前記搬送方向へ案内支持した状態で、前記走行モータの駆動により一対の前記搬送ベルトを同期して循環走行させる。これにより、基板を前記搬送方向へ搬送することができる。
本発明の第2の特徴は、シート状の基板を搬送方向へ搬送しかつ基板に対して処理を行う基板搬送処理システムにおいて、基板に対して処理を行う基板処理装置と、前記基板処理装置の前記搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ配設された第1の特徴からなる基板搬送装置と、を具備したことを要旨とする。
ここで、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「処理」とは、エッチング処理、CVD処理、PVD処理等を含む意である。また、「配設され」とは、直接的に配設されたことの他に、別部材を介して間接的に配設されたことを含む意である。
なお、第2の特徴によると、第1の特徴による作用と同様の作用を奏する。
本発明によれば、基板の搬送中に、各ベルトガイドの前記支持面によって前記搬送ベルトの上側部分を非接触で前記搬送方向へ案内支持しているため、前記搬送ベルト又は前記ベルトガイドの摩耗による粉塵(塵埃)が発生し難くなると共に、各搬送ベルトの弛みを抑えて、搬送中の基板の振動を十分に低減することができる。よって、クリーン環境の清浄度の低下を抑えつつ、搬送中の基板の損傷を十分に防止することができる。
図1(a)は、図5におけるIA-IAに沿った図、図1(b)は、図1(a)に示す状態から上部サポート部材を下降させた状態を示す図であって、図1(a)(b)においては基板を省略してある。 図2は、本発明の第1実施形態に係る下部ベルトガイド及び上部ベルトガイドの周辺の断面図である。 図3は、図2におけるIII-III線に沿った拡大断面図である。 図4(a)は、本発明の第1実施形態に係る基板搬送装置の正面図、図4(b)は、図4(a)に示す状態から上部サポート部材を下降させた状態を示す図であって、図4(a)(b)においては基板を省略してある。 図5は、図4(a)におけるV-V線に沿った断面図である。 図6は、図5における矢視部VIの拡大図である。 図7は、図5におけるVII-VII線に沿った断面図である。 図8は、本発明の第1実施形態に係る基板搬送処理システムの模式的な正面図である。 図9は、本発明の実施形態の変形例に係る下部搬送ベルト、上部搬送ベルト、下部ベルトガイド、及び上部ベルトガイド等を示す図であって、図3に相当する図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係る基板搬送装置の正面図であって、図10においては基板を省略してある。 図11は、図10におけるXI-XI線に沿った拡大断面図である。
(本発明の第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1から図8を参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向、「R」は、右方向、「L」は、左方向である。
図8に示すように、本発明の第1実施形態に係る基板搬送処理システム1は、送出ロール3から送出された帯状のガラス基板等の基板Wを搬送方向(本発明の第1実施形態にあっては右方向)へ搬送しかつ基板Wに対してエッチング処理等の処理を行い、処理済みの基板Wを巻取ロール5に巻取るものである。そして、基板搬送処理システム1の全体構成の概要は、次のようになる。
基板搬送処理システム1は、送出ロール3をその軸心(送出ロール3の軸心)周りに回転可能かつ着脱可能に支持する送出ロール支持部材7を具備しており、この送出ロール支持部材7の適宜位置には、送出ロール3を回転させる送出モータ9が設けられている。また、送出ロール支持部材7に対して搬送方向に離隔した位置には、巻取ロール5をその軸心(巻取ロール5の軸心)周りに回転可能かつ着脱可能に支持する巻取ロール支持部材11が配設されており、この巻取ロール支持部材11の適宜位置には、巻取ロール5を回転させる巻取モータ13が設けられている。なお、基板Wの表面を保護する観点から帯状の緩衝材(図示省略)を用い、送出ロール3から基板Wを送出すときに基板Wから緩衝材が分離されると共に、巻取ロール5に処理済みの基板Wを巻取るときに処理済みの基板Wに緩衝材が重ね合わされるようになることが望ましい。
送出ロール支持部材7と巻取ロール支持部材11との間には、基板Wに対してエッチング処理等の処理を行う基板処理装置15が配設されている。なお、1つの基板処理装置15が配設される代わりに、複数の処理を行う複数の基板処理装置(図示省略)が搬送方向に沿って配設されても構わない。
基板処理装置15と送出ロール支持部材7との間、換言すれば、基板処理装置15の搬送方向の上流側(左側)には、基板Wを搬送方向へ搬送する上流側の基板搬送装置(ベルト駆動タイプの基板搬送装置)17が配設されている。また、基板処理装置15と巻取ロール支持部材11との間、換言すれば、基板処理装置15の搬送方向の下流側(右側)には、基板Wを搬送方向へ搬送する下流側の基板搬送装置(ベルト駆動タイプの基板搬送装置)19が配設されている。
下流側の基板搬送装置19と巻取ロール支持部材11との間には、基板Wの弛みを吸収する弛み吸収機構(図示省略)が配設されている。また、送出ロール支持部材7と上流側の基板搬送装置17との間には、基板Wを案内支持する上流ガイドローラ等の上流ガイド機構(図示省略)が配設されており、巻取ロール支持部材11と下流側の基板搬送装置19との間には、処理済みの基板Wを案内支持する下流ガイドローラ等の下流ガイド機構(図示省略)が配設されている。
続いて、本発明の実施形態の基板搬送装置17(19)の構成の詳細について説明する。
図1(a)(b)、図4(a)(b)から図7に示すように、基板搬送装置17(19)は、盤状の装置ベース21を具備しており、この装置ベース21は、搬送方向及び搬送方向に直交する搬送幅方向(本発明の第1実施形態にあっては前後方向)へ延びている。また、装置ベース21には、搬送方向へ延びた一対の下部サポート部材23が搬送幅方向に離隔して立設されている。更に、各下部サポート部材23の上方側には、搬送方向へ延びた上部サポート部材25が昇降可能(上下方向へ移動可能)に設けられている。
各下部サポート部材23と対応する上部サポート部材25との間(各下部サポート部材23と対応する上部サポート部材25との間)には、第1連結リンク27が連結するように設けられており、各第1連結リンク27は、上下方向へ揺動可能である。また、各第1連結リンク27の下端部(基端部)は、下部サポート部材23に搬送幅方向に平行な軸心(第1連結リンク27の下端部の回転軸心)周りに軸受29を介して回転可能に連結されている。更に、各第1連結リンク27の上端部(先端部)は、上部サポート部材25に搬送幅方向に平行な軸心(第1連結リンク27の上端部の回転軸心)周りに軸受31を介して回転可能に連結されている。
各下部サポート部材23と対応する上部サポート部材25との間には、第2連結リンク33が連結するように設けられており、各第2連結リンク33は、上下方向へ揺動可能であって、第1連結リンク27に対して平行運動(平行揺動)するものである。また、各第2連結リンク33の下端部は、下部サポート部材23に搬送幅方向に平行な軸心(第2連結リンク33の下端部の回転軸心)周りに軸受(図示省略)を介して回転可能に連結されている。更に、各第2連結リンク33の上端部は、上部サポート部材25に搬送幅方向に平行な軸心(第2連結リンク33の上端部の回転軸心)周りに軸受(図示省略)を介して回転可能に連結されている。
つまり、各下部サポート部材23の上方側には、上部サポート部材25が第1連結リンク27及び第2連結リンク33を介して設けられており、各上部サポート部材25は、対応する下部サポート部材23に対して平行な状態を保ちつつ昇降できるようになっている。
図1(a)(b)、図4(a)(b)、及び図7に示すように、各下部サポート部材23の右側部には、第1昇降エアシリンダ35がブラケット37を介して揺動可能に設けられており、各第1昇降エアシリンダ35のピストンロッド39の先端部(上端部)は、対応する上部サポート部材25の適宜位置に回転可能に連結されている。また、各上部サポート部材25の左側部には、第1昇降エアシリンダと協働して上部サポート部材25を昇降させる第2昇降エアシリンダ41がブラケット43を介して揺動可能に設けられており、各第2昇降エアシリンダ41のピストンロッド45の先端部(下端部)は、各下部サポート部材23の適宜位置に回転可能に連結されている。
図1(a)(b)、図3、図5、及び図6に示すように、各下部サポート部材23には、複数(本発明の第1実施形態にあっては4つ)の下部ローラ(下部ベルト車)47が搬送幅方向に平行な軸心(下部ローラ47の回転軸47sの軸心)周りに軸受49を介して回転可能に設けられている。また、各複数の下部ローラ47には、基板Wの幅方向の端部(一端部又は他端部)を下方向から支持する循環走行可能な無端状の下部搬送ベルト51が巻回されており、各下部搬送ベルト51の上側部分(上側に位置する部分)は、搬送方向へ延びている。ここで、本発明の第1実施形態にあっては、各下部搬送ベルト51として、樹脂により構成された丸ベルトを用いている。
同様に、各上部サポート部材25には、複数(本発明の第1実施形態にあっては2つ)の上部ローラ53が搬送幅方向に平行な軸心(上部ローラ53の回転軸53sの軸心)周りに軸受55を介して回転可能に設けられている。また、各複数の上部ローラ(上部ベルト車)53には、下部搬送ベルト51と協働して基板Wの幅方向の端部を上下方向から挟持する循環走行可能な無端状の上部搬送ベルト57が巻回されており、各上部搬送ベルト57の上側部分(上側に位置する部分)及び下側部分は、搬送方向へ延びている。ここで、本発明の第1実施形態にあっては、各上部搬送ベルト57として、下部搬送ベルト51と同様に、樹脂により構成された丸ベルトを用いている。
図4から図7に示すように、各複数の下部ローラ47(搬送幅方向の両側にそれぞれ位置する複数の下部ローラ47)のうち駆動用下部ローラ47Dの回転軸47Ds同士は、搬送幅方向へ延びた下部連結軸59及び一対のカップリング61を介して連動連結されている。また、各複数の下部ローラ47のうち駆動用下部ローラ47Dの回転軸47Dsと対応する複数の上部ローラ53のうち駆動用上部ローラ53Dの回転軸53Dsは、2つのタイミングプーリ63及び無端状のタイミングベルト65を介して連動連結されている。換言すれば、各複数の下部ローラ47のうち駆動用下部ローラ47Dの回転軸47Ds同士、及び各複数の上部ローラ53(搬送幅方向の両側にそれぞれ位置する複数の上部ローラ53)のうち駆動用上部ローラ53Dの回転軸53Ds同士は、下部連結軸59、一対のカップリング61、4つのタイミングプーリ63、及び2つのタイミングベルト65を介して連動連結されている。
ここで、各複数の下部ローラ47のうち駆動用下部ローラ47Dの回転軸47Dsの軸心(回転軸心)は、第1連結リンク27の下端部の回転軸心に同心上に位置してある。また、各複数の上部ローラ53のうち駆動用上部ローラ53Dの回転軸53Dsの軸心は、第1連結リンク27の上端部の回転軸心に同心上に位置している。
装置ベース21における一方の下部サポート部材23の近傍には、一対の下部搬送ベルト51及び一対の上部搬送ベルト57を循環走行させる共通の走行モータ67が設けられている。また、共通の走行モータ67の出力軸67sは、減速機69及びカップリング71を介して、一方の複数の下部ローラ47のうち駆動用下部ローラ47Dの回転軸47Dsに連動連結されている。なお、共通の走行モータ67の代わりに、一対の下部搬送ベルト51を循環走行させる下部搬送ベルト用走行モータ(図示省略)及び一対の上部搬送ベルト57を循環走行させる上部搬送ベルト用走行モータ(図示省略)を用いても構わない。この場合には、下部搬送ベルト用走行モータの出力軸が一方の複数の下部ローラ47のうち駆動用下部ローラ47Dの回転軸47Dsに連動連結され、上部搬送ベルト用走行モータの出力軸が一方の複数の上部ローラ53のうち駆動用上部ローラ53Dの回転軸53Dsに連動連結されることになる。
図1(b)、図2、及び図3に示すように、各下部サポート部材23おける下部搬送ベルト51の上側部分に対応する位置には、搬送方向へ延びた下部ベルトガイド73が断面L型の支持バー75を介して設けられており、各下部ベルトガイド73は、下部搬送ベルト51の上側部分(上側に位置する部分)を搬送方向へ案内支持する半円状の下部支持面73fを有している。また、各下部ベルトガイド73の内部には、清浄空気(清浄ガスの一例)を収容する複数(本発明の第1実施形態にあっては2つ)の下部チャンバー77が形成されており、各下部チャンバー77は、清浄空気を供給するフィルタ付きブロア等の共通の空気供給源(ガス供給源の一例)79に接続可能である。更に、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fには、下部搬送ベルト51の上側部分に向かって空気を噴射する複数の下部ノズル孔81が搬送方向に間隔を置いて開口形成されている。そして、各下部ベルトガイド73の各下部ノズル孔81は、対応する下部チャンバー77に連通してあって、対応する下部チャンバー77を介して共通の空気供給源79に接続可能である。
同様に、各上部サポート部材25における上部搬送ベルト57の下側部分に対応する位置には、搬送方向へ延びた上部ベルトガイド83が断面L型の支持バー85を介して設けられており、各上部ベルトガイド83は、上部搬送ベルト57の下側部分(下側に位置する部分)を搬送方向へ案内支持する半円状の上部支持面83fを有している。また、各上部ベルトガイド83の内部には、清浄空気を収容する複数(本発明の第1実施形態にあっては2つ)の上部チャンバー87が形成されており、各上部チャンバー87は、空気供給源79に接続可能である。更に、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fには、上部搬送ベルト57の下側部分に向かって空気を噴射する複数の上部ノズル孔89が搬送方向に間隔を置いて開口形成されている。そして、各上部ベルトガイド83の各上部ノズル孔89は、対応する上部チャンバー87に連通してあって、対応する上部チャンバー87を介して共通の空気供給源79に接続可能である。
前述の基板搬送処理システム1の構成に基づいて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
送出ロール3から送出した帯状の基板Wの幅方向の端部を各基板搬送装置17(19)における一対の下部搬送ベルト51の上側部分に支持させると共に、基板Wの先端部を巻取ロール5に取付ける。これにより、基板搬送処理システム1に対して基板Wをセットして、基板搬送処理システム1の稼働を開始することができる。
基板搬送処理システム1の稼働を開始した後に、まず、各基板搬送装置17(19)における各第1昇降エアシリンダ35及び各第2昇降エアシリンダ41の駆動により各上部サポート部材25を下降させる。これにより、各基板搬送装置17(19)における一対の上部搬送ベルト57及び一対の下部搬送ベルト51により基板Wの幅方向の端部を上下方向から挟持する。
次に、共通の空気供給源79の作動により各基板搬送装置17(19)における各下部ベルトガイド73の複数の下部チャンバー77に清浄空気を供給して、各下部ベルトガイド73の複数の下部ノズル孔81から下部搬送ベルト51の上側部分に向かって清浄空気を噴出させる。これにより、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fと下部搬送ベルト51の上側部分との間に清浄空気層(清浄ガス層の一例、図示省略)を生成して、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fによって下部搬送ベルト51の上側部分を非接触(非接触に近い状態を含む)で搬送方向へ案内支持することができる。同様に、共通の空気供給源79の作動により各基板搬送装置17(19)における各上部ベルトガイド83の複数の上部チャンバー87に清浄空気を供給して、各上部ベルトガイド83の複数の上部ノズル孔89から上部搬送ベルト57の下側部分に向かって清浄空気を噴出させる。これにより、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fと上部搬送ベルト57の下側部分との間に清浄空気層(図示省略)を生成して、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fによって上部搬送ベルト57の下側部分を非接触(非接触に近い状態を含む)で搬送方向へ案内支持することができる。なお、一対の上部搬送ベルト57及び一対の下部搬送ベルト51により基板Wの幅方向の端部を上下方向から挟持する前に、各下部ベルトガイド73の複数の下部ノズル孔81及び各上部ベルトガイド83の複数の上部ノズル孔89から清浄空気を噴出させるようにしても構わない。
そして、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fによって下部搬送ベルト51の上側部分、及び各上部ベルトガイド83の上部支持面83fによって上部搬送ベルト57の下側部分を非接触で搬送方向へそれぞれ案内支持した状態で、各基板搬送装置17(19)における共通の走行モータ67の駆動により各下部搬送ベルト51及び各上部搬送ベルト57を駆動ベルトとして同期して循環走行させる。また、共通の走行モータ67の駆動に同期して、送出モータ9の駆動により送出ロール3を回転させかつ巻取モータ13の駆動により巻取ロール5を回転させる。これにより、送出ロール3から送出した基板Wを搬送方向へ搬送して、基板Wの所定の部位を基板処理装置15に対して位置決めすることができる。ここで、各基板搬送装置17(19)における下部搬送ベルト51の走行速度と上部搬送ベルト57の走行速度は同じであって、各基板搬送装置17(19)における下部搬送ベルト51(上部搬送ベルト57)の走行速度が各基板搬送装置17(19)の搬送速度になっている。また、上流側の基板搬送装置17と下流側の基板搬送装置19の間で基板Wに対して搬送方向の所定の張力を付与できるように、下流側の基板搬送装置19の搬送速度は、上流側の基板搬送装置17の搬送速度よりも高く設定されている。
基板Wの所定の部位を基板処理装置15に対して位置決めした後に、基板処理装置15によって基板Wの所定の部位に対して適宜の処理を行う。
更に、前述の各基板搬送装置17(19)による基板Wの搬送と、基板処理装置15による基板Wの処理を交互に繰り返して実行することにより、処理済みの基板Wを巻取ロール5に巻取ることができる。
従って、本発明の第1実施形態によれば、基板Wの搬送中に、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fによって下部搬送ベルト51の上側部分、及び各上部ベルトガイド83の上部支持面83fによって上部搬送ベルト57の下側部分を非接触で搬送方向へそれぞれ案内支持しているため、下部搬送ベルト51、上部搬送ベルト57、下部ベルトガイド73、又は上部ベルトガイド83の摩耗による粉塵(塵埃)が発生し難くなると共に、各下部搬送ベルト51の弛みを抑えて、搬送中の基板Wの振動を十分に低減することができる。よって、クリーン環境の清浄度の低下を抑えつつ、搬送中の基板Wの損傷を十分に防止することができる。
(第1実施形態の変形例)
本発明の第1実施形態の変形例について図9を参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向、「R」は、右方向、「L」は、左方向である。
図9に示すように、本発明の第1実施形態の変形例にあっては、各下部搬送ベルト51として、樹脂により構成された丸ベルトの代わりに、大部分が樹脂により構成されかつ外周側に無端状のリブ91を有しかつアラミド繊維等の強化繊維93を内包したリブ付き平ベルトを用いている。同様に、各上部搬送ベルト57として、樹脂により構成された丸ベルトの代わりに、大部分が樹脂により構成されかつ外周側に無端状のリブ95を有しかつアラミド繊維等の強化繊維97を内包したリブ付き平ベルトを用いている。また、各下部ベルトガイド73の下部支持面73f及び各上部ベルトガイド83の上部支持面83fの断面形状は、U字状を呈している。
そして、本発明の第1実施形態の変形例においても、本発明の第1実施形態の作用及び効果と同様の効果を奏するものである。
(本発明の第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図10及び図11を参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「FF」は、前方向、「FR」は、後方向、「R」は、右方向、「L」は、左方向である。
図10及び図11に示すように、本発明の第2実施形態に係る基板搬送装置99は、本発明の第1実施形態に係る基板搬送装置17(19)と同様に、基板Wを搬送方向(本発明の第2実施形態にあっては右方向)へ搬送する装置であって、基板搬送処理システム1(図8参照)に用いられるものである。また、本発明の第2実施形態に係る基板搬送装置99は、本発明の第1実施形態に係る基板搬送装置17(19)と同様の構成を有している。以下、基板搬送装置99の構成のうち、基板搬送装置17(19)の構成と異なる部分についてのみ簡単に説明する。なお、基板搬送装置99における複数の構成要素のうち、基板搬送装置17(19)における構成要素と対応するものについては、図面中に同一番号を付する。
各下部搬送ベルト51及び各上部搬送ベルト57として、樹脂により構成されたVベルトを用いている。また、各下部ベルトガイド73の下部支持面73f及び各上部ベルトガイド83の上部支持面83fの断面形状は、U字状を呈している。
各下部サポート部材23における下部搬送ベルト51の内側には、複数の下部補助ローラ(下部補助ベルト車)101が搬送幅方向(本発明の第2実施形態にあっては前後方向)に平行な軸心周りに軸受(図示省略)を介して回転可能に設けられている。また、複数の下部補助ローラ101には、下部搬送ベルト51の循環走行に伴って循環走行する無端状の下部金属ベルト103が巻回されており、各下部金属ベルト103は、ステンレス板、スチール板等の金属板により構成されている。更に、下部金属ベルト103の上側部分(上側に位置する部分)は、下部搬送ベルト51の上側部分と下部ベルトガイド73の下部支持面73fの間に位置するように搬送方向へ延びている。そして、各下部ベルトガイド73の複数の下部ノズル孔81は、下部金属ベルト103の上側部分(下部搬送ベルト51の上側部分)に向かって清浄空気を噴射するようになっている。ここで、各下部ベルトガイド73の複数の下部ノズル孔81から清浄空気を噴出させると、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fと下部金属ベルト103の上側部分との間に清浄空気層(図示省略)を生成することになる。
同様に、各上部サポート部材25における上部搬送ベルト57の内側には、複数の上部補助ローラ(上部補助ベルト車)105が搬送幅方向に平行な軸心周りに軸受(図示省略)を介して回転可能に設けられている。また、複数の上部補助ローラ105には、上部搬送ベルト57の循環走行に伴って循環走行する無端状の上部金属ベルト107が巻回されており、各上部金属ベルト107は、ステンレス板、スチール板等の金属板により構成されている。更に、上部金属ベルト107の下側部分(下側に位置する部分)は、上部搬送ベルト57の下側部分と上部ベルトガイド83の上部支持面83fの間に位置するように搬送方向へ延びている。そして、各上部ベルトガイド83の複数の上部ノズル孔89は、上部金属ベルト107の下側部分に向かって清浄空気を噴射するようになっている。ここで、各上部ベルトガイド83の複数の上部ノズル孔89から清浄空気を噴出させると、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fと上部金属ベルト107の下側部分との間に清浄空気層(図示省略)を生成することになる。
そして、本発明の第2実施形態においては、前述の本発明の実施形態と同様の作用及び効果を奏する他に、次のような作用及び効果を奏する。
各下部金属ベルト103がステンレス板等の金属板により構成されているため、樹脂により構成された樹脂ベルトの表面粗さに比べて、各下部金属ベルト103の内表面(内周側の表面)の表面粗さを小さくすることができる。これにより、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fと下部金属ベルト103の上側部分との間に生成される清浄空気層の厚さを薄くしても、各下部ベルトガイド73の下部支持面73fによって下部搬送ベルト51の上側部分を下部金属ベルト103の上側部分を介して非接触で搬送方向へ案内支持することができる。
同様に、各上部金属ベルト107がステンレス板等の金属板により構成されているため、樹脂ベルトの表面粗さに比べて、各上部金属ベルト107の内表面の表面粗さを小さくすることができる。これにより、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fと上部金属ベルト107の下側部分との間に生成される清浄空気層の厚さが薄くしても、各上部ベルトガイド83の上部支持面83fによって上部搬送ベルト57の下側部分を上部金属ベルト107を介して非接触で搬送方向へ案内支持することができる。
従って、本発明の第2実施形態によれば、下部搬送ベルト51の上側部分を非接触で搬送方向へ案内支持するための清浄空気の消費流量、及び上部搬送ベルト57の下側部分を非接触で搬送方向へ案内支持するための清浄空気の消費流量を減らすことができ、基板搬送装置99のランニングコスト、換言すれば、基板搬送装置99を用いた基板搬送処理システム1のランニングコストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限られるものではなく、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
1 基板搬送処理システム
15 基板処理装置
17 上流側の基板搬送装置
19 下流側の基板搬送装置
21 装置ベース
23 下部サポート部材
25 上部サポート部材
27 第1連結リンク
33 第2連結リンク
47 下部ローラ
51 下部搬送ベルト
53 上部ローラ
57 上部搬送ベルト
67 共通の走行モータ
73 下部ベルトガイド
73f 下部ベルトガイドの下部支持面
77 下部チャンバー
79 空気供給源
81 下部ノズル孔
83 上部ベルトガイド
83f 上部ベルトガイドの上部支持面
87 上部チャンバー
89 上部ノズル孔
91 リブ
93 強化繊維
95 リブ
97 強化繊維
99 基板搬送装置
101 下部補助ローラ
103 下部金属ベルト
105 上部補助ローラ
107 上部金属ベルト

Claims (9)

  1. シート状の基板を搬送方向へ搬送する基板搬送装置において、
    装置ベースに前記搬送方向に直交する搬送幅方向に離隔して立設された一対のサポート部材と、
    各サポート部材に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられた複数のローラと、
    各複数のローラに巻回され、少なくとも上側部分が前記搬送方向へ延びてあって、基板の幅方向の端部を支持する循環走行可能な無端状の搬送ベルトと、
    各搬送ベルトの上側部分に対応した位置に設けられ、前記搬送方向へ延びてあって、前記搬送ベルトの上側部分を前記搬送方向へ案内支持する支持面を有し、前記支持面に前記搬送ベルトの上側部分へ向かって清浄ガスを噴射するノズル孔が開口形成され、前記ノズル孔が清浄ガスを供給するガス供給源に接続可能になっているベルトガイドと、
    一対の前記搬送ベルトを同期して循環走行させる走行モータと、を具備したことを特徴とする基板搬送装置。
  2. 各ベルトガイドの内部に清浄ガスを収容するチャンバーが形成され、各チャンバーが前記ガス供給源に接続可能であって、各ベルトガイドの前記ノズルが前記チャンバーに連通してあることを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  3. 各サポート部材に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられた複数の補助ローラと、
    各複数の補助ローラに巻回され、金属板により構成され、上側部分が前記搬送ベルトの上側部分と前記ベルトガイドの前記支持面の間に位置するように前記搬送方向へ延びてあって、前記搬送ベルトの循環走行に伴って循環走行する無端状の金属ベルトと、を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板搬送装置。
  4. 各搬送ベルトとして、丸ベルト、或いは外周側に無端状のリブを有しかつ強化繊維を内包したリブ付き平ベルトを用いたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板搬送装置。
  5. 前記サポート部材、前記ローラ、前記搬送ベルト、前記支持面、前記ノズル孔、前記ベルトガイド、及び前記走行モータがそれぞれ下部サポート部材、下部ローラ、下部搬送ベルト、下部支持面、下部ノズル孔、下部ベルトガイド、及び下部搬送ベルト用走行モータであって、
    各下部サポート部材の上方側に昇降可能に設けられた上部サポート部材と、
    各上部サポート部材に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられた複数の上部ローラと、
    各複数の上部ローラに巻回され、少なくとも下側部分が前記搬送方向へ延びてあって、前記下部搬送ベルトと協働して基板の幅方向の端部を上下方向から挟持する循環走行可能な無端状の上部搬送ベルトと、
    各上部搬送ベルトの下側部分に対応した位置に設けられ、前記搬送方向へ延びてあって、前記上部搬送ベルトの下側部分を前記搬送方向へ案内支持する上部支持面を有し、前記上部支持面に前記上部搬送ベルトの下側部分へ向かって清浄ガスを噴射する上部ノズル孔が開口形成され、前記上部ノズル孔が前記ガス供給源に接続可能になっている上部ベルトガイドと、
    一対の前記上部搬送ベルトを循環走行させる上部搬送ベルト用走行モータと、を具備したことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。
  6. 各下部ベルトガイドの内部に清浄ガスを収容する下部チャンバーが形成され、各下部チャンバーが前記ガス供給源に接続可能であって、各下部ベルトガイドの前記下部ノズルが前記下部チャンバーに連通し、
    各上部ベルトガイドの内部にガスを収容する上部チャンバーが形成され、各上部チャンバーが前記ガス供給源に接続可能であって、各上部ベルトガイドの前記下部ノズルが前記下部チャンバーに連通してあることを特徴とする請求項5に記載の基板搬送装置。
  7. 各下部サポート部材に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられた複数の下部補助ローラと、
    各複数の下部補助ローラに巻回され、金属板により構成され、上側部分が前記下部搬送ベルトの上側部分と前記下部ベルトガイドの前記下部支持面の間に位置するように前記搬送方向へ延びてあって、前記下部搬送ベルトの循環走行に伴って循環走行する無端状の下部金属ベルトと、
    各上部サポート部材に前記搬送幅方向に平行な軸心周りに回転可能に設けられた複数の上部補助ローラと、
    各複数の上部補助ローラに巻回され、金属板により構成され、下側部分が前記上部搬送ベルトの下側部分と前記上部ベルトガイドの前記上部支持面の間に位置するように前記搬送方向へ延びてあって、前記上部搬送ベルトの循環走行に伴って循環走行する無端状の上部金属ベルトと、を具備したことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の基板搬送装置。
  8. 各下部搬送ベルト及び各上部搬送ベルトは、丸ベルト、或いは外周側に無端状のリブを有しかつ強化繊維を内包したリブ付き平ベルトであることを特徴とする請求項5から請求項7のうちのいずれか1項の請求項に記載の基板搬送装置。
  9. シート状の基板を搬送方向へ搬送しかつ基板に対して処理を行う基板搬送処理システムにおいて、
    基板に対して処理を行う基板処理装置と、
    前記基板処理装置の前記搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ配設された請求項1から請求項8のうちのいずれか1項の請求項に記載の基板搬送装置と、を具備したことを特徴とする基板搬送処理システム。
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