JP2014162532A - プレフィルドシリンジのブリスター包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】バレルに充填される薬液量が異なる複数種類のプレフィルドシリンジを収容部内で簡単に位置決め保持して、薬液の漏れ出し等の不具合を回避できる、新規な構造のプレフィルドシリンジのブリスター包装体を提供する。
【解決手段】容器本体14の収容部18は、バレル収容溝22とプランジャ収容溝24が長さ方向に直列的に延びる溝状とされている。バレル収容溝22とプランジャ収容溝24との間には、バレル38の指掛フランジ46を収容してバレル38を容器本体14に対して長さ方向で位置決めするバレル位置決め溝30が、周方向に延びて形成されている。プランジャ収容溝24には、周方向に延びるセット溝54が長さ方向に所定の間隔で複数形成されており、プランジャ42の押込フランジ52をそれら複数のセット溝54a〜54eの何れかに選択的に収容することで、プランジャ42のバレル38からの突出量を選択的に設定して位置決め可能とした。
【選択図】図13

Description

本発明は、バレル内に薬液を予め充填されたプレフィルドシリンジを収容するプレフィルドシリンジのブリスター包装体に関するものである。
従来から、医療の分野では、微生物汚染の危険の低減や、救急時の迅速な対応等を目的として、予め薬液を充填されたプレフィルドシリンジが用いられている。このプレフィルドシリンジは、筒状のバレルと、バレルに挿入されるプランジャとの間に、所定量の薬液が充填されており、バレルの先端開口部がゴム栓で封止されることによって、薬液がバレル内に保持されている。
また、一般的に、プレフィルドシリンジは、輸送時や保管時の損傷等を防ぐと共に、使用時まで清潔を保つために、包装体に収容されている。プレフィルドシリンジを収容する包装体としては、合成樹脂膜で形成された袋体等も用いられ得るが、例えば、特許第4952890号公報(特許文献1)等に示されているようなブリスター包装体が採用されている。このブリスター包装体は、プレフィルドシリンジを収容する収容部を備えた容器本体に、シート状の蓋体が固着された構造を有しており、収容部が蓋体で封止されることによって、収容部に収容されたプレフィルドシリンジが、外部からの衝撃力や微生物等の異物から保護されて、損傷や汚染が防止されるようになっている。
ところで、ブリスター包装体に収容されたプレフィルドシリンジは、落下時の衝撃力等でプランジャが不用意に押し込まれて、薬液が漏れ出すといった不具合を回避するために、特に長さ方向において、プレフィルドシリンジが収容部の壁内面から充分に離隔した状態で、ブリスター包装体に対して位置決め保持されることが望ましい。そこで、特許文献1では、ブリスター包装体の収容部内に突出する突出部の先端面に粘着剤を塗布して、突出部の先端面をバレルの外周面に当接させることで、プレフィルドシリンジをブリスター包装体に対して位置決め可能とした構造が提案されている。
しかしながら、特許文献1の構造では、容器本体の成形後に、突出部の先端面に粘着剤を塗布する必要があり、製造工程数の増加が問題となる。しかも、粘着剤の粘着力が弱すぎると、作用する衝撃力によっては、プレフィルドシリンジがブリスター包装体から外れるおそれがある一方、粘着剤の粘着力が強すぎると、使用時にプレフィルドシリンジをブリスター包装体から取り出し難くなるという問題があった。
さらに、プレフィルドシリンジは、バレル内に充填される薬液の量に応じてプランジャの初期位置が異なることから、充填される薬液の量が多い場合には、プランジャと収容部との隙間が小さくなる。その結果、落下時等に外部からの衝撃力がプランジャに伝達され易くなり、プランジャがバレルに押し込まれる等して、薬液の漏れ等が生じるおそれもあった。
特許第4952890号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、バレルに充填される薬液量が異なる複数種類のプレフィルドシリンジを収容部内で簡単に位置決め保持して、落下時等に薬液の漏れ出し等の不具合を回避できる、新規な構造のプレフィルドシリンジのブリスター包装体を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
すなわち、本発明の第一の態様は、プレフィルドシリンジが収容される収容部を備えた容器本体にシート状の蓋体が固着されて該収容部が封止されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記容器本体の前記収容部は、前記プレフィルドシリンジのバレルを収容するバレル収容溝と、プランジャを収容するプランジャ収容溝とが、長さ方向に直列的に延びる溝状とされている一方、それらバレル収容溝とプランジャ収容溝との間には、該バレルの指掛フランジを収容して該バレルを該容器本体の長さ方向で位置決めするバレル位置決め溝が、周方向に延びて形成されていると共に、該プランジャ収容溝には、それぞれ周方向に延びて該プランジャの押込フランジが嵌め入れ可能とされたセット溝が、長さ方向に所定の間隔で複数形成されており、該押込フランジがそれら複数のセット溝の何れかに対して選択的に収容されることで該プランジャの該バレルからの突出量を選択的に設定して位置決め可能とされていることを、特徴とする。
このような第一の態様に従う構造とされたプレフィルドシリンジのブリスター包装体によれば、指掛フランジがバレル位置決め溝に収容されることで、バレルが容器本体に対して長さ方向で相対的に位置決めされると共に、押込フランジがセット溝に収容されることで、プランジャが容器本体に対して長さ方向で相対的に位置決めされる。これにより、バレルとプランジャが容器本体によって長さ方向で位置決めされて、それらバレルとプランジャの相対変位に起因する薬液の漏れ等が防止される。
しかも、押込フランジが嵌め入れられるセット溝は、長さ方向に所定の間隔で複数が形成されており、それら複数のセット溝の何れかに押込フランジが選択的に収容される。それ故、プランジャのバレルからの突出量に応じて選択されたセット溝に対して押込フランジを嵌め入れることで、プランジャのバレルからの突出量、換言すればバレルに充填された薬液等の量が異なる複数種類のプレフィルドシリンジを、何れもバレルとプランジャが位置決めされた状態で収容することができる。
また、プランジャの押込フランジがプランジャ収容溝の周方向に延びるセット溝に収容されることで、プランジャが容器本体に対して長さ方向で位置決めされている。それ故、収容部の開口部が蓋体で封止された状態では、押込フランジとセット溝の内面との長さ方向での係止によって、プランジャが容器本体に対して長さ方向で有効に位置決めされる。一方、蓋体が取り外される等して収容部の開口部が開封された状態では、押込フランジをセット溝から容易に抜き取ることが可能であり、プレフィルドシリンジを収容部から簡単に取り出すことができる。
本発明の第二の態様は、第一の態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記収容部の長さ方向端部には、前記プレフィルドシリンジの先端開口部を封止する封止栓と対向位置する対向壁が設けられており、該封止栓と該対向壁の当接によって該封止栓の前記バレルに対する相対変位量を制限する抜止め手段が構成されるようにしたものである。
第二の態様によれば、封止栓と対向壁の当接によって、封止栓のバレル先端からの抜けが防止されて、薬液等の漏れが防止される。従って、バレルとプランジャの相対的な位置決めと、バレルと封止栓の相対的な位置決めとによって、薬液等の漏れが一層効果的に防止され得る。
本発明の第三の態様は、第一又は第二の態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記容器本体が樹脂製の透明な部材とされており、前記蓋体で封止された前記収容部内を外部から視認可能とされているものである。
第三の態様によれば、容器本体が透明であることから、蓋体を容器本体から取り外す等して収容部を開封することなく、密閉状態の収容部内を容器本体を透かして外部から視認することができる。それ故、プレフィルドシリンジに充填された薬液の量や、プレフィルドシリンジが所定の収容状態に維持されていること等を、簡単に且つ確実に確認することができる。
本発明の第四の態様は、第一〜第三の何れか1つの態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記バレル収容溝の溝幅方向両側には、溝内に突出する支持突部が設けられており、前記プレフィルドシリンジの前記バレルがそれら支持突部で支持されるようにしたものである。
第四の態様によれば、プレフィルドシリンジのバレルが支持突部との係止によってバレル収容溝から抜け出し難くなって、プレフィルドシリンジが収容部に安定して保持される。なお、支持突部の形状は特に限定されるものではないが、例えば、バレル収容溝の開口部側の端面を、バレル収容溝の開口部側に向かって次第に拡開するテーパ形状とすれば、バレルのバレル収容溝への嵌入れ時に、支持突部を乗り越え易くなって、作業性の向上が図られ得る。
本発明の第五の態様は、第一〜第四の何れか1つの態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記プレフィルドシリンジと前記収容部の壁内面との間に空隙が形成されるようにしたものである。
第五の態様によれば、プレフィルドシリンジを収容したブリスター包装体が落下した場合等に、床面との当接による衝撃力が収容部の壁部の変形によって吸収されることから、プレフィルドシリンジへの伝達が低減されて、プレフィルドシリンジの損傷が防止される。
本発明の第六の態様は、第一〜第五の何れか1つの態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、溝状とされた前記収容部の長さ方向両端部には、前記バレル収容溝および前記プランジャ収容溝よりも深底とされた凹部が形成されているものである。
第六の態様によれば、ブリスター包装体の落下時等に、バレル収容溝およびプランジャ収容溝よりも大きく突出した凹部が先に床面に接し易いことから、バレル収容溝およびプランジャ収容溝においてプレフィルドシリンジと容器本体の間の空隙が小さく設定されていても、プレフィルドシリンジを有効に保護することができる。
しかも、複数の容器本体を重ね合わせて保管する場合には、重ね合わされる複数の容器本体に設けられた深底の凹部を嵌め合わせることにより、容器本体同士を容易に位置決めして重ね合わせることが可能である。
本発明の第七の態様は、第一〜第六の何れか1つの態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記蓋体が前記収容部の開口周縁部の端面に全周に亘って重ね合わされて固着されているものである。
第七の態様によれば、容器本体と蓋体の固着が容易に実現されて、外部から密閉された収容部を簡単且つ確実に得ることができる。特に、収容部の開口部にフランジ状の固着板部を設けて、固着板部と蓋体を重ね合わせて固着すれば、容器本体と蓋体の固着をより簡単に行うことができる。
本発明の第八の態様は、第一〜第七の何れか1つの態様に記載されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、前記容器本体の前記収容部には、前記プレフィルドシリンジが収容配置されているものである。
第八の態様に示すように、プレフィルドシリンジを外部から密閉された収容部に収容配置すれば、プレフィルドシリンジの損傷や汚染がブリスター包装体によって防止されて、プレフィルドシリンジを使用可能な状態に維持することができる。
本発明によれば、バレルの指掛フランジをバレル位置決め溝に収容することで、バレルが容器本体に対して長さ方向で位置決めされると共に、プランジャの押込フランジをセット溝に収容することで、プランジャが容器本体に対して長さ方向で位置決めされる。これにより、プランジャのバレルからの突出量が設定されて、バレルとプランジャが容器本体によって相対的に位置決めされることから、プランジャのバレルに対する相対変位に起因する薬液の漏れ等が防止される。
さらに、複数のセット溝が長さ方向に所定の間隔で形成されており、押込フランジがそれらセット溝の何れかに選択的に収容される。それ故、プランジャのバレルからの突出量、換言すれば、バレルに充填される薬液の量が異なる複数種類のプレフィルドシリンジを、何れもバレルとプランジャを相互に位置決めした状態で収容することができる。
本発明の一実施形態としてのプレフィルドシリンジのブリスター包装体を示す斜視図。 図1に示されたブリスター包装体の平面図。 図1に示されたブリスター包装体の底面図。 図1に示されたブリスター包装体の正面図。 図1に示されたブリスター包装体の背面図。 図1に示されたブリスター包装体の右側面図。 図2のVII−VII断面図。 図2のVIII−VIII断面図。 図2のIX−IX断面図。 図2のX−X断面図。 図2のXI−XI断面図。 図2のXII−XII断面図。 図1に示されたブリスター包装体から蓋体を取り除いた開封状態を示す底面図。 図13のXIV−XIV断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図12には、本発明の一実施形態としてのプレフィルドシリンジのブリスター包装体10(以下、ブリスター包装体10と称する)が示されている。ブリスター包装体10は、プレフィルドシリンジ12が収容される容器本体14に、シート状の蓋体16が固着された構造を有している。
より詳細には、容器本体14は、薄肉の樹脂で形成されており、全体として略角丸矩形の長手板状とされており、内周部分には厚さ方向一方の側に開口する凹状の収容部18が形成されていると共に、外周部分には収容部18の開口部から延び出すフランジ状の固着板部20が一体形成されている。本実施形態の容器本体14は透明とされており、後述する蓋体16で封止された収容部18の内部を、外部から容器本体14を透かして視認可能とされている。なお、以下の説明では、原則として、長さ方向とは容器本体14の長手方向である図2中の上下方向を、幅方向とは容器本体14の短手方向である図2中の左右方向を、それぞれ言う。また、上下方向とは、原則として、図4中の上下方向を言う。
容器本体14の形成材料は特に限定されるものではないが、後述の如き高圧蒸気滅菌を採用する場合には、滅菌時の高温を許容し得る耐熱性に優れた合成樹脂が望ましく、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、アクリロニトリル・エチレンプロピレンゴム・スチレン(AES)、非晶性ポリエチレンテレフタレート(A−PET)、ポリカーボネート(PC)、およびこれら樹脂の共重合、ポリマーアロイ、変性樹脂の他、ポリサルフォン(PSF)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等のスーパーエンジニアリングプラスチックなどが、好適に用いられる。
さらに、容器本体14の成形方法も特に限定されるものではないが、薄肉の容器本体14を効率的に且つ高精度に成形する目的で、真空成形が好適に採用される。より好適には、成形型と形成材料の間を真空状態に減圧すると同時に、形成材料を挟んで成形型と反対側の空間を、形成材料が成形型に押し付けられるように加圧する圧空成形が採用される。
また、容器本体14の内周部分に形成される収容部18は、バレル収容溝22とプランジャ収容溝24を、長さ方向で直列的に接続した構造を有している。バレル収容溝22は、図7,図8に示すように、長さ方向に延びる直線的な溝状であって、底壁部が略半円形状とされていると共に、側壁部が開口側(図8中、下側)に向かって次第に幅広となる傾斜平板形状とされている。更に、図8に示すように、バレル収容溝22の長さ方向の中央部分には、両側壁から幅方向の内側に突出する一対の支持突部26,26が形成されている。この支持突部26は、突出先端に向かって上下方向で狭幅となる縦断面形状を有しており、一対の支持突部26,26の形成部分においてバレル収容溝22が幅方向で狭窄されている。なお、図8に示すように、バレル収容溝22の下方には、バレル収容溝22よりも幅広の溝状とされた緩衝溝27が一体形成されている。換言すれば、バレル収容溝22は、緩衝溝27の底壁部の幅方向中央部分に開口するように形成されている。
プランジャ収容溝24は、図7に示すように、長さ方向に直線的に延びる溝状であって、バレル収容溝22と同様に、底壁部が略半円形状とされていると共に、側壁部が開口側(図9中、下側)に向かって次第に幅広となる傾斜平板形状とされている(図9,図10参照)。なお、プランジャ収容溝24の下方には、緩衝溝27が延び出して一体形成されており、プランジャ収容溝24が緩衝溝27の底壁部の幅方向中央部分に開口するように形成されている。
また、バレル収容溝22とプランジャ収容溝24の間には、中間位置決め凹部28が形成されている。中間位置決め凹部28は、図7,図11に示すように、バレル収容溝22およびプランジャ収容溝24に比して深さ寸法および幅寸法が大きくされている。更に、中間位置決め凹部28は、プランジャ収容溝24側に位置する部分の幅寸法が、バレル収容溝22側に位置する部分の幅寸法よりも小さくされていると共に、狭幅とされたプランジャ収容溝24側の端部付近には、幅方向両側に突出するバレル位置決め溝30が形成されている。バレル位置決め溝30は、バレル収容溝22とプランジャ収容溝24間で周方向に延びる溝状とされており、中間位置決め凹部28よりも上下方向の深さ寸法が小さくされていると共に、後述するプレフィルドシリンジ12の指掛フランジ46を収容可能とされている。
さらに、バレル収容溝22の長さ方向外側には、凹部としての先端位置決め凹部32が形成されて、バレル収容溝22に連通されている。先端位置決め凹部32は、図2,図7,図12等に示すように、角丸矩形断面を呈する凹所であって、中間位置決め凹部28と略同じ深さ寸法で形成されていると共に、幅広とされた中間位置決め凹部28のバレル収容溝22側の端部と略同じ幅寸法で形成されている。そして、バレル収容溝22が先端位置決め凹部32の幅方向中央部分に接続されて、それらバレル収容溝22と先端位置決め凹部32が相互に連通されている。なお、先端位置決め凹部32の長さ方向先端側(図2中、下側)の壁部が、プレフィルドシリンジ12の収容状態において後述するゴム栓50と対向する対向壁34とされている。
更にまた、プランジャ収容溝24の長さ方向外側には、凹部としての基端位置決め凹部36が形成されて、プランジャ収容溝24に連通されている。基端位置決め凹部36は、角丸矩形断面を呈する凹所であって、中間位置決め凹部28および先端位置決め凹部32と略同じ深さ寸法を有していると共に、中間位置決め凹部28の幅広部分および先端位置決め凹部32と略同じ幅寸法を有している。そして、プランジャ収容溝24が基端位置決め凹部36の幅方向中央部分に接続されて、それらバレル収容溝22と基端位置決め凹部36が相互に連通されている。
要するに、本実施形態の収容部18は、先端位置決め凹部32と、バレル収容溝22と、中間位置決め凹部28と、プランジャ収容溝24と、基端位置決め凹部36とを、長さ方向に連続して備えている。更に、収容部18は、長さ方向の両端部分が、バレル収容溝22およびプランジャ収容溝24よりも深さ寸法が大きい先端位置決め凹部32と基端位置決め凹部36で構成されていると共に、長さ方向の略中央部分が、それら先端位置決め凹部32および基端位置決め凹部36と略同じ深さ寸法を有する中間位置決め凹部28で構成されている。
この収容部18は、蓋体16によって封止されている。蓋体16は、アルミニウム箔等の金属箔や合成紙および布等と合成樹脂との複合材からなるラミネートシート、厚紙、プラスチックシート、不織布等で形成された薄肉の部材であって、上下方向の投影において容器本体14と略対応する形状を有している。図3では省略したが、蓋体16には、商品名や取扱い上の注意事項の他、収容部18に収容されるプレフィルドシリンジ12に充填された薬液の種類や量、使用期限等の情報が、適宜に表記され得る。そして、蓋体16を容器本体14の固着板部20に対して下方から重ね合わせて、接着や溶着等の手段で全周に亘って剥離可能に固着することにより、収容部18が蓋体16によって封止されて、外部空間から密閉された収容部18を備えるブリスター包装体10が形成される。
なお、固着板部20の長さ方向の先端部分には、段差部37が一体形成されている。この段差部37は、蓋体16に対して固着されることなく、上方に離れて配置されており、固着板部20と蓋体16の各先端部分を手指等で持って相互に引き離すことにより、蓋体16を容器本体14から容易に取り外すことができる。尤も、本実施形態では、蓋体16を容器本体14から剥がすことでブリスター包装体10が開封されるようになっているが、例えば、収容部18の開口部を覆う蓋体16の内周部分を手指等で破ることにより、ブリスター包装体が開封されるようになっていても良い。
このような構造とされたブリスター包装体10には、図13,図14に示すように、薬液等を充填されたプレフィルドシリンジ12が収容配置される。プレフィルドシリンジ12は、一般的にも知られているように、筒状のバレル38と、バレル38に挿入されるガスケット40と、ガスケット40に接続されてバレル38から基端側に突出するプランジャ42とを備えている。バレル38は、全体として略円筒形状を有しており、先端開口部が小径の注出口44とされていると共に、基端開口部には外周側に突出する板状の指掛フランジ46が一体形成されている。このバレル38には、ゴム弾性体等で形成されたガスケット40が嵌入されており、バレル38の先端とガスケット40との間に薬液等を封入される液室48が形成されている。なお、プレフィルドシリンジ12では、液室48に薬液等が予め充填されることから、バレル38先端の注出口44には、封止栓としてのゴム栓50が着脱可能に嵌め付けられており、注出口44がゴム栓50で流体密に封止されている。
さらに、ガスケット40には、ロッド状とされたプランジャ42の先端部が連結されており、バレル38から基端側に突出したプランジャ42の基端部分を操作して、プランジャ42をバレル38に対して軸方向に変位させることで、ガスケット40をバレル38の軸方向に変位させて、液室48の容積を変更可能となっている。このようなプランジャ42の操作を容易にする目的で、プランジャ42の基端部には、外周側に突出する板状の押込フランジ52が形成されている。
そして、プレフィルドシリンジ12は、ブリスター包装体10の収容部18に収容配置されている。即ち、プレフィルドシリンジ12は、図13,図14に示すように、バレル38がバレル収容溝22に挿入されると共に、プランジャ42がプランジャ収容溝24に挿入されて、バレル38がバレル収容溝22の支持突部26,26で支持されることにより、収容部18に保持される。なお、先端位置決め凹部32内に突出するバレル38の先端部分と、基端位置決め凹部36内に突出するバレル38の基端部分とが、何れも先端位置決め凹部32の壁内面および基端位置決め凹部36の壁内面に対して、離隔状態で配設されていると共に、プランジャ42がプランジャ収容溝24に対して、離隔状態で配設されている。このように、プレフィルドシリンジ12と収容部18の壁内面の間には、バレル収容溝22を外れた部分において、所定の空隙が形成されており、プレフィルドシリンジ12が収容部18の壁内面に対して離隔した状態で収容されている。
また、バレル38の指掛フランジ46が、収容部18のバレル位置決め溝30に嵌め入れられることにより、バレル38が容器本体14に対して長さ方向で位置決めされている。かかるバレル38の位置決め状態において、バレル38の注出口44に取り付けられたゴム栓50が、先端位置決め凹部32の壁面である対向壁34に対して長さ方向で対向配置されて、ゴム栓50のバレル38に対する相対変位量がゴム栓50と対向壁34の当接によって制限されている。更に、ゴム栓50と対向壁34との対向面間距離が、ゴム栓50の注出口44への挿入長さよりも小さくされており、ゴム栓50の注出口44からの抜けが、ゴム栓50と対向壁34の当接によって防止されている。これらによって、本実施形態の抜け止め手段が構成されている(図14参照)。
また、プランジャ収容溝24にはセット溝54が形成されており、プランジャ42の押込フランジ52がセット溝54に嵌め入れられて、長さ方向で位置決めされる。セット溝54は、プランジャ収容溝24の底部を構成する半円筒状の部分に設けられて、それぞれ周方向に延びており、押込フランジ52の上半分を嵌め入れ可能とされている。更に、セット溝54は、長さ方向に所定の間隔で複数が形成されており、本実施形態では、先端側(図2中、下側)から5つのセット溝54a〜54eが、等間隔で形成されている。なお、隣り合うセット溝54,54間は、何れも、内方に突出した保護突部55とされている。特に本実施形態では、かかる保護突部55が、半円弧形状の突条とされている。この保護突部55の突出先端面は、所定幅で周方向に延びており、プランジャ42の外周面に近接して対向位置することで、例えば外力がプランジャ収容溝24に及ぼされた場合にもプランジャ42を緩衝的に位置決め保護し得るようになっている。
そして、プランジャ42の押込フランジ52がセット溝54に嵌め入れられることで、プランジャ42の容器本体14に対する長さ方向での相対変位量が、押込フランジ52とセット溝54の側壁内面(長さ方向の壁内面)との当接によって制限されている。これにより、プランジャ42が容器本体14に対して長さ方向で位置決めされており、もって、バレル38とプランジャ42が容器本体14によって長さ方向で相互に位置決めされている。
さらに、押込フランジ52が複数のセット溝54a〜54eの何れか1つに選択的に嵌め入れられることにより、プランジャ42のバレル38からの突出量が選択的に設定される。即ち、本実施形態では、プランジャ42のバレル38からの突出量が最も小さく、液室48の容積が最小に設定されている場合には、押込フランジ52がセット溝54aに嵌め入れられる。一方、プランジャ42のバレル38からの突出量が最も大きく、液室48の容積が最大に設定される場合には、押込フランジ52がセット溝54eに嵌め入れられる。このように、プランジャ42のバレル38からの突出量に応じて、押込フランジ52が何れかのセット溝54に選択的に収容されることにより、押込フランジ52とセット溝54の側壁内面との長さ方向での当接係止によって、プランジャ42のバレル38からの突出量が保持される。
なお、図13,図14には、プランジャ42のバレル38からの突出量が比較的に大きく、押込フランジ52がプランジャ収容溝24の基端部分に形成されたセット溝54dに嵌め入れられた状態が、実線で示されている。一方、プランジャ42のバレル38からの突出量が比較的に小さく、押込フランジ52がプランジャ収容溝24の先端部分に形成されたセット溝54bに嵌め入れられた状態が、二点鎖線で示されている。このように、液室48内に充填される薬液の量に応じて、押込フランジ52を収容するセット溝54が選択されて、液室48の容積が略一定に保持されるようになっている。
そして、プレフィルドシリンジ12を容器本体14の収容部18に収容した状態で、容器本体14に蓋体16を重ね合わせて剥離可能に固着することにより、外部から密閉された収容部18にプレフィルドシリンジ12が収容配置されたブリスター包装体10を得る。なお、プレフィルドシリンジ12を収容したブリスター包装体10には、各種公知の滅菌処理が施されることが望ましい。滅菌処理としては、例えば、オートクレーブによる高圧蒸気滅菌の他、エチレンオキソイドガス(EOG)滅菌や過酸化水素滅菌、γ線滅菌、電子線滅菌等が、プレフィルドシリンジ12に充填された薬液の種類等に応じて適宜に選択されて採用される。
このような本実施形態に従う構造とされたブリスター包装体10では、プレフィルドシリンジ12が容器本体14の収容部18に収容された状態において、指掛フランジ46がバレル位置決め溝30に嵌め入れられることで、バレル38が容器本体14に対して長さ方向で位置決めされると共に、押込フランジ52がセット溝54に嵌め入れられることで、プランジャ42が容器本体14に対して長さ方向で位置決めされる。これにより、バレル38とプランジャ42が容器本体14によって長さ方向で相対的に位置決めされて、プランジャ42のバレル38に対する相対変位が防止される。それ故、ゴム栓50やプランジャ42のバレル38からの抜けや、それに伴う薬液の漏れ等の不具合が防止される。
しかも、長さ方向に所定の間隔で複数のセット溝54a〜54eが形成されており、それらセット溝54の何れかに対して、押込フランジ52が選択的に収容されるようになっている。それ故、ブリスター包装体10では、プランジャ42のバレル38からの突出量、換言すれば、液室48に予め充填された薬液の量が異なる複数種類のプレフィルドシリンジ12を、何れも、バレル38とプランジャ42を長さ方向で相対的に位置決めした状態で、収容部18に収容することが可能である。
加えて、押込フランジ52は、周方向に延びるセット溝54に対して、上下方向で挿入されて、長さ方向で係止されるようになっている。それ故、収容部18の開口部が蓋体16で封止された収容状態では、プランジャ42の容器本体14に対する長さ方向での位置決め効果を、押込フランジ52とセット溝54の溝内面との当接係止によって有効に得ることができる。一方、収容部18の開口部から蓋体16が取り除かれた開封状態では、押込フランジ52をセット溝54から下方に抜くことで、プレフィルドシリンジ12を収容部18から簡単に取り出すことができる。
さらに、バレル38の注出口44に取り付けられるゴム栓50が、先端位置決め凹部32の対向壁34と長さ方向で当接することにより、ゴム栓50の注出口44からの抜けが防止されて、薬液の漏れ等の不具合が回避される。
また、容器本体14が透明とされていることから、開封して収容部18内を確認することなく、容器本体14を透かして収容部18内を視認することができる。それ故、例えば、プランジャ42の押込フランジ52が何れのセット溝54に収容されているかを目視で把握することにより、プレフィルドシリンジ12に充填された液室48の薬液量を容易に確認可能である。
また、プレフィルドシリンジ12と収容部18の壁内面との間には空隙が形成されていることから、容器本体14が外部からの衝撃力に対して緩衝体として機能する。従って、落下等による衝撃力がプレフィルドシリンジ12に直接的に及ぼされるのを防いで、プレフィルドシリンジ12の損傷や薬液の漏れ等が防止される。
しかも、本実施形態では、プレフィルドシリンジ12のバレル38がバレル収容溝22の壁内面に当接した状態で支持されているが、バレル収容溝22には外力が作用し難くなっている。即ち、バレル収容溝22の長さ方向両側には、バレル収容溝22よりも大きく突出する中間位置決め凹部28と先端位置決め凹部32が形成されていると共に、それら中間位置決め凹部28と先端位置決め凹部32がそれぞれバレル収容溝22よりも大きな幅寸法を有している。これにより、衝撃力からの保護が必要とされる床への落下時等には、中間位置決め凹部28と先端位置決め凹部32が床面に先に当接して、バレル収容溝22が床面に打ち当てられるのを防ぐことから、衝撃力がバレル38に及ぼされるのを防止できる。同様に、プレフィルドシリンジ12との距離が比較的に小さいプランジャ収容溝24は、中間位置決め凹部28と基端位置決め凹部36によって保護されることから、プランジャ42の損傷も回避される。
なお、中間位置決め凹部28と先端位置決め凹部32および基端位置決め凹部36では、図13,図14に示すように、プレフィルドシリンジ12と容器本体14の間に大きな空隙が確保されることから、衝撃力がプレフィルドシリンジ12に伝達され難くなっている。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、セット溝54の数は、あくまでも例示であって、2つ以上の複数であれば、特に限定されるものではない。
さらに、3つ以上のセット溝54を設ける場合には、それらセット溝54が長さ方向で等間隔に配置される必要はなく、セット溝54の長さ方向での間隔は、収容すべきプレフィルドシリンジ12における薬液の量に応じて任意に設定される。
更にまた、セット溝54は、必ずしも押込フランジ52の上半分を収容する形状には限定されず、例えば、セット溝をプランジャ収容溝24の両側壁部にのみ形成して、押込フランジ52の幅方向両側がセット溝に収容されるようにしても良い。
また、容器本体14は、収容部18の内部を確認し易くするために、透明であることが望ましいが、例えば、ガスバリアの向上等を目的として、アルミニウム箔と合成樹脂の複合材で容器本体を形成する場合等には、容器本体は不透明であっても良い。なお、不透明な容器本体を採用する場合には、蓋体の少なくとも一部を透明にして、収容部18内の視認性を確保することもできる。
また、バレル収容溝22に突設される支持突部26は、バレル収容溝22の長さ方向で複数箇所に設けられていても良く、それによって、バレル38のバレル収容溝22からの抜け出しがより効果的に防止され得る。
10:プレフィルドシリンジのブリスター包装体、12:プレフィルドシリンジ、14:容器本体、16:蓋体、18:収容部、22:バレル収容溝、24:プランジャ収容溝、26:支持突部、30:バレル位置決め溝、32:先端位置決め凹部(凹部)、34:対向壁、36:基端位置決め凹部(凹部)、38:バレル、42:プランジャ、46:指掛フランジ、50:ゴム栓(封止栓)、52:押込フランジ、54:セット溝

Claims (8)

  1. プレフィルドシリンジが収容される収容部を備えた容器本体にシート状の蓋体が固着されて該収容部が封止されたプレフィルドシリンジのブリスター包装体において、
    前記容器本体の前記収容部は、前記プレフィルドシリンジのバレルを収容するバレル収容溝と、プランジャを収容するプランジャ収容溝とが、長さ方向に直列的に延びる溝状とされている一方、
    それらバレル収容溝とプランジャ収容溝との間には、該バレルの指掛フランジを収容して該バレルを該容器本体の長さ方向で位置決めするバレル位置決め溝が、周方向に延びて形成されていると共に、
    該プランジャ収容溝には、それぞれ周方向に延びて該プランジャの押込フランジが嵌め入れ可能とされたセット溝が、長さ方向に所定の間隔で複数形成されており、該押込フランジがそれら複数のセット溝の何れかに対して選択的に収容されることで該プランジャの該バレルからの突出量を選択的に設定して位置決め可能とされていることを特徴とするプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  2. 前記収容部の長さ方向端部には、前記プレフィルドシリンジの先端開口部を封止する封止栓と対向位置する対向壁が設けられており、該封止栓と該対向壁の当接によって該封止栓の前記バレルに対する相対変位量を制限する抜止め手段が構成されるようにした請求項1に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  3. 前記容器本体が樹脂製の透明な部材とされており、前記蓋体で封止された前記収容部内を外部から視認可能とされている請求項1又は2に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  4. 前記バレル収容溝の溝幅方向両側には、溝内に突出する支持突部が設けられており、前記プレフィルドシリンジの前記バレルがそれら支持突部で支持されるようにした請求項1〜3の何れか1項に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  5. 前記プレフィルドシリンジと前記収容部の壁内面との間に空隙が形成されるようにした請求項1〜4の何れか1項に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  6. 溝状とされた前記収容部の長さ方向両端部には、前記バレル収容溝および前記プランジャ収容溝よりも深底とされた凹部が形成されている請求項1〜5の何れか1項に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  7. 前記蓋体が前記収容部の開口周縁部の端面に全周に亘って重ね合わされて固着されている請求項1〜6の何れか1項に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
  8. 前記容器本体の前記収容部には、前記プレフィルドシリンジが収容配置されている請求項1〜7の何れか1項に記載のプレフィルドシリンジのブリスター包装体。
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