JP2007118987A - 局所麻酔剤の包装構造 - Google Patents

局所麻酔剤の包装構造 Download PDF

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Abstract

【課題】手術室に持ち込む前に、注射器を減菌処理あるいは無菌的に操作したり、アンプルやバイアル等の薬液容器から薬液を注射器に吸引したりするという煩わしい手間を省略することができる作業性の良い局所麻酔剤の包装構造を提供する。また、薬液容器から薬液を注射器に吸引している間に発生する可能性がある使用者に対する薬液の曝露や注射器の中への感染物質の混入を防止する。
【解決手段】局所麻酔剤の薬液2を充填した注射器3と、この薬液2を充填した状態の注射器3を密封した外装体4とを備え、注射器3は、薬液2を充填したシリンジ5と、このシリンジ5内に設けられたガスケット12と、このガスケット12の後方に設けられたプランジャー6と、シリンジ5の薬液吐出口7を密封するキャップ8とを有し、外装体4は、減菌された状態の注射器3を密封している。
【選択図】図1

Description

本発明は、局所麻酔剤の包装構造に関するものである。
例えば、塩酸リドカインや塩酸メピバカイン等の局所麻酔剤の薬液を包装する局所麻酔剤の包装構造としては、従来、アンプルやバイアル等の薬液容器に薬液を充填するとともにこの薬液が充填された薬液容器を紙製の箱などに収容して製品として供給されるものが一般的であった。また、このような薬液容器を使用した場合は、注射器等に吸引する操作が必要であるが、その操作例として、例えば、特許文献1には、必要に応じていつでも好きなときに、かつ助手の手を借りることなくアンプルやバイアル等の薬液容器から薬液を注射器に吸引して使用できる薬液容器保持具の技術が開示されている。
特開2001−129056号公報
しかしながら、上述の特許文献1の薬液容器保持具の技術に開示されているような薬液容器からなる従来の局所麻酔剤の包装構造では、アンプルやバイアル等から薬液を注射器に吸引するという煩わしい手間が必要であるだけでなく、場合によっては、薬液を注射器に吸引する前や手術室に持ち込む前に、注射器を減菌処理あるいは無菌的に操作しなければならなかったので、甚だ作業性が良くなかった。
また、使用者がアンプルやバイアル等の薬液容器から薬液を注射器に吸引しなければならないので、この間に使用者に対して薬液の曝露が発生する可能性があった。
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、手術室に持ち込む前に、注射器を減菌処理あるいは無菌的に操作したり、アンプルやバイアル等の薬液容器から薬液を注射器に吸引したりするという煩わしい手間を省略することができる作業性の良い局所麻酔剤の包装構造を提供することを課題としている。
また、薬液容器から薬液を注射器に吸引している間に発生する可能性のある使用者に対する薬液の曝露や薬液への感染物質の混入を防止することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、局所麻酔剤の薬液を包装する局所麻酔剤の包装構造であって、上記局所麻酔剤の薬液を充填した注射器と、この局所麻酔剤の薬液を充填した状態の注射器を密封した外装体とを備え、上記注射器は、局所麻酔剤の薬液を充填したシリンジと、このシリンジ内に設けられたガスケットと、このガスケットの後方に設けられたプランジャーと、シリンジの薬液吐出口を密封するキャップとを有し、上記外装体は、減菌された状態の上記注射器を密封していることを特徴とするものである。
本発明によれば、注射器のシリンジに局所麻酔剤の薬液を充填するとともに、シリンジの薬液吐出口をキャップで密封し、さらにこの局所麻酔剤の薬液を充填した状態の注射器を減菌して外装体に密封したので、注射器を手術室に持ち込む前に、注射器を減菌処理あるいは無菌的に操作したり、アンプルやバイアル等の薬液容器から薬液を注射器に吸引したりするという煩雑な手間を省略することができる結果、作業性の良い局所麻酔剤の包装構造を提供することができる。
また、薬液容器から注射器に薬液を吸引するということがないので、この間に発生する可能性のある使用者に対する薬液の曝露も防止することができる。また、薬液への感染物質の混入を防止することができるので、患者に対する有効な感染防止対策となる。
ここで、上記外装体は、上記注射器を収容するブリスタトレーと、このブリスタトレーの開口部を密封するブリスター蓋とから構成されていることが好ましい。
このようにすれば、外装体が、密封性の良いブリスタトレーと、このブリスタトレーの開口部を密封するブリスター蓋とから構成されているので、流通や保管の過程において、長期にわたり確実に注射器の減菌状態を維持することができる。
あるいは、上記外装体は、高圧蒸気を浸透可能な材料で構成された高圧蒸気浸透部を備え、上記局所麻酔剤の薬液が充填されるとともに薬液吐出口が密封された状態の注射器は、高圧蒸気浸透部を浸透する高圧蒸気により減菌された状態で外装体に密封されているものであってもよい。
この場合も、外装体の中の注射器が、高圧蒸気浸透部を浸透する高圧蒸気により減菌された状態で外装体に密封されているので、流通や保管の過程において、より長期に、かつより確実に注射器の減菌状態を維持することができる。
そして、上記高圧蒸気浸透部は、高圧蒸気を浸透可能な紙製の材料で構成されていることが好ましい。
このようにすれば、高圧蒸気浸透部が、高圧蒸気に対して強度に優れた紙製の材料で構成されているので、高圧蒸気の熱や、圧力に対して外装体としての強度を維持することができる。また、紙製の材料は、特に高圧蒸気に対して浸透性に優れているので、よりすみやかに効率良く注射器を減菌することができる。
あるいは、上記高圧蒸気浸透部は、高圧蒸気を浸透可能なポリエチレン製の材料で構成されていてもよい。
このようにすれば、高圧蒸気浸透部が、高圧蒸気に対して浸透性と強度とに優れたポリエチレン製の材料で構成されているので、すみやかに注射器を減菌することができるだけでなく、高圧蒸気の熱や、圧力に対して外装体としてより高い強度を維持することができる。また、ポリエチレン製の材料は、特に剥離性に優れているので、ブリスタトレーの開口部を密封するブリスター蓋をポリエチレン製の高圧蒸気浸透部として構成した場合には、剥離性の良いブリスター蓋を実現することができる。
そして、上記注射器においてシリンジの薬液吐出口は、局所麻酔剤のカテーテル等の回路接続部に適合可能なルアーロック構造に形成されていることが好ましい。
このようにすれば、シリンジの薬液吐出口が、局所麻酔剤のカテーテル等の回路接続部に適合可能なルアーロック構造に形成されているので、注射器が回路接続部に確実に固定され、また薬液の漏洩がない。
さらに、上記注射器においてシリンジの薬液吐出口を密封するキャップは、ゴムまたはプラスチックなどの合成樹脂の材料で構成されていることが好ましい。
このようにすれば、キャップが、弾力性に優れたゴムまたはプラスチックなどの合成樹脂の材料で構成されているので、薬液吐出口からの薬液の漏洩をより確実に防止することができる。
以上説明したように、本発明によれば、注射器を手術室に持ち込む前に、注射器を減菌処理あるいは無菌的に操作したり、アンプルやバイアル等の薬液容器から薬液を注射器に吸引したりするという煩わしい手間を省略することができる作業性の良い局所麻酔剤の包装構造を実現することができる。
また、薬液容器から薬液を注射器に吸引している間に発生する可能性のある使用者に対する薬液の曝露や、薬液への感染物質の混入を防止するこことができるようになるという顕著な効果を奏する。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。図1は、本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1の概略の構成を示す斜視図であり、図2は、包装構造1の注射器3の概略の構成を示す斜視図である。また、図3は、注射器3の薬液吐出口7の概略の構成を示す断面図である。
図1と図2とを参照して、図示の本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1は、局所麻酔剤の薬液2を包装するものであって、局所麻酔剤の薬液2を充填した注射器3と、この局所麻酔剤の薬液2を充填した状態の注射器3を密封した外装体4とを備え、局所麻酔剤の薬液2を充填した状態の注射器3は、全体が減菌されて外装体4に密封されている。
上記薬液2としては、例えば塩酸リドカインや塩酸メピバカイン等の局所麻酔剤が適用される。
上記注射器3は、ガラス製またはポリプロピレンなどのプラスチック製のシリンジ5と、シリンジ5内に設けられたゴムまたはプラスチックなどの合成樹脂製のガスケット12と、このガスケット12の後方に設けられたガラス製またはポリプロピレンなどのプラスチック製のプランジャー6とを備え、プランジャー6を引いた状態の注射器3のシリンジ5に局所麻酔剤の薬液2が充填されている。また、注射器3のシリンジ5の先端には薬液2を吐出する薬液吐出口7が設けられ、薬液2が漏洩しないように、キャップ8で密封されている(図2)。
なお、注射器3においてシリンジ5の薬液吐出口7は、図3に示すように、局所麻酔剤のカテーテル等の回路接続部に適合可能なルアーロック構造に形成されている。このルアーロック構造は、図5にも示すように、シリンジ5の薬液吐出口7と回路接続部(図示せず)の端部9とを接続する構造であり、薬液吐出口7の雌ねじ部7aと端部9の雄ねじ部9aと螺合させて相互を接続する。この時、それぞれ僅かに勾配を有する雄部7bと雌部9bの壁面を当接させて薬液2が漏洩しないように接続する構成になっている。
なお、注射器3においてシリンジ5の薬液吐出口7を密封するキャップ8は、ゴムまたはプラスチックなどの合成樹脂の材料で構成されている。
上記外装体4は、上記注射器3を収容するブリスタトレー10と、このブリスタトレー10の開口部10aを密封するブリスター蓋11とを備えている。
ブリスタトレー10は、例えば透明なポリプロピレン製で概ね注射器3の輪郭の形状に形成され、外部から内容を確認することができるようになっている。なお、このブリスタトレー10は、ポリプロピレン製であるので高圧蒸気Sを浸透させるようにはなっていない。
一方、上記ブリスター蓋11は、外装体4の高圧蒸気浸透部4aを構成しており、高圧蒸気Sを浸透可能な材料として紙製のシート材料で構成されている。
そして、注射器3は、全体が外装体4に収容されて密封された後、図略の高圧蒸気発生装置の中に納められ高圧蒸気Sで減菌される。このように、局所麻酔剤の薬液2が充填されるとともに薬液吐出口7が密封された状態の注射器3は、高圧蒸気浸透部4aを形成するブリスター蓋11を外部から浸透する高圧蒸気Sにより減菌された状態で外装体4に密封されている。
ここで、図4と図5とを参照して、本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1の作用について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1を開封した状態を示す斜視図であり、図5は、注射器3の薬液吐出口7をルアーロック構造に形成された回路接続部の端部に接続した時の概略の構成を示す断面図である。
本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1は、図4に示すように、ブリスタトレー10の開口部10aを密封するブリスター蓋11を剥離して、中に減菌状態で収容されている注射器3を取り出し、キャップ8を取り除いた後、図5に示すように、注射器3の薬液吐出口7に注射針もしくは硬膜外麻酔カテーテル等の回路接続部にそのまま接続する。そして、プランジャー6を押してシリンジ5の内部の薬液2を回路に注入する。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1によれば、プランジャー6を引いた状態の注射器3のシリンジ5に局所麻酔剤の薬液2を充填するとともに、シリンジ5の薬液吐出口7をキャップ8で密封し、さらにこの局所麻酔剤の薬液2を充填した状態の注射器3を減菌して外装体4に密封したので、注射器を手術室に持ち込む前に、注射器を減菌処理あるいは無菌的に操作したり、アンプルやバイアル等の薬液容器から薬液2を注射器3に吸引したりするという煩雑な手間を省略することができる結果、作業性の良い局所麻酔剤の包装構造1を提供することができる。
また、薬液容器から注射器3に薬液2を吸引するということがないので、この間に発生する可能性のある使用者に対する薬液2の曝露も防止することができる。また、薬液への感染物質の混入を防止することができるので、患者に対する有効な感染防止対策となる。
また、外装体4が、密封性の良いブリスタトレー10と、このブリスタトレー10の開口部10aを密封するブリスター蓋11とから構成されているので、流通や保管の過程において、長期にわたり確実に注射器3の減菌状態を維持することができる。
さらに、外装体4の中の注射器3が、高圧蒸気浸透部4aを浸透する高圧蒸気Sにより減菌された状態で外装体4に密封されているので、流通や保管の過程において、より長期に、かつより確実に注射器3の減菌状態を維持することができる。
この時、高圧蒸気浸透部4aが、高圧蒸気Sに対して強度に優れた紙製の材料で構成されているので、高圧蒸気Sの熱や、圧力に対して外装体4としての強度を維持することができる。また、紙製の材料は、特に高圧蒸気Sに対して浸透性に優れているので、よりすみやかに効率良く注射器3を減菌することができる。
また、キャップ8が、弾力性に優れたゴムまたはプラスチックなどの合成樹脂の材料で構成されているので、薬液吐出口7からの薬液2の漏洩をより確実に防止することができる。
そして、シリンジ5の薬液吐出口7が、局所麻酔剤の硬膜外麻酔カテーテル等の回路接続部に適合可能なルアーロック構造に形成されているので、注射器3が回路に確実に固定され、また薬液2の漏洩がない。
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
例えば、薬液2としては、例えば塩酸リドカインや塩酸メピバカイン等の局所麻酔剤に限定されない。その他の種々の局所麻酔剤およびその配合剤が適用可能である。
また、注射器3の材質も、薬剤2に適合するものであれば、ポリプロピレンのほかの種々のプラスチックが採用可能である。また、ガラスやプラスチック以外の材料でもよい。
また、シリンジ5の薬液吐出口7を密封するキャップ8も、ゴムまたはプラスチックなどの合成樹脂の材料に限らず、弾力性を有する種々のプラスチック等の合成樹脂が採用可能である。
また、注射器3においてシリンジ5の薬液吐出口7は、必ずしもルアーロック構造に形成されている必要はない。図6は、薬液吐出口7の変形例を示す断面図である。図6に示すように、通常の注射器のニードルが装着可能な筒状の薬液吐出口37のように形成されているものも採用可能であり、キャップも図示のキャップ38ように薬液吐出口37に適合する円柱状の栓を有したものに設計変更可能であるなど、種々の設計変更が可能である。
また、高圧蒸気浸透部4aを形成するブリスター蓋11も、紙製のシート材料に限定されない。例えば、高圧蒸気浸透部4aを形成するブリスター蓋11は、高圧蒸気Sを浸透可能なポリエチレン製の材料で構成されていてもよい。
このようにすれば、高圧蒸気浸透部4aが、高圧蒸気Sに対して浸透性と強度とに優れたポリエチレン製の材料で構成されているので、すみやかに注射器3を減菌することができるだけでなく、高圧蒸気Sの熱や、圧力に対して外装体4としてより高い強度を維持することができる。また、ポリエチレン製の材料は、特に剥離性に優れているので、ブリスタトレー10の開口部10aを密封するブリスター蓋11をポリエチレン製の高圧蒸気浸透部4aとして構成した場合には、剥離性の良いブリスター蓋11を実現することができる。
また、本実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造1においても外装体4はブリスタトレーと、このブリスタトレーの開口部を密封するブリスター蓋との組み合わせに限らず、例えばポリプロピレンやポリエチレン等のプラスチック製の袋体を主体としたものなどに設計変更することも可能である。
本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造の概略の構成を示す斜視図である。 包装構造の注射器の概略の構成を示す斜視図である。 注射器の薬液吐出口の概略の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る局所麻酔剤の包装構造を開封した状態を示す斜視図である。 注射器の薬液吐出口をルアーロック構造に形成された回路接続部の端部に接続した時の概略の構成を示す断面図である。 薬液吐出口の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 局所麻酔剤の包装構造
2 局所麻酔剤の薬液
3 注射器
4 外装体
4a 高圧蒸気浸透部
5 シリンジ
6 プランジャー
7 薬液吐出口
8 キャップ
10 ブリスタトレー
10a 開口部
11 ブリスター蓋
12 ガスケット
S 高圧蒸気

Claims (7)

  1. 局所麻酔剤の薬液を包装する局所麻酔剤の包装構造であって、
    上記局所麻酔剤の薬液を充填した注射器と、
    この局所麻酔剤の薬液を充填した状態の注射器を密封した外装体とを備え、
    上記注射器は、局所麻酔剤の薬液を充填したシリンジと、このシリンジ内に設けられたガスケットと、このガスケットの後方に設けられたプランジャーと、シリンジの薬液吐出口を密封するキャップとを有し、
    上記外装体は、減菌された状態の上記注射器を密封していることを特徴とする局所麻酔剤の包装構造。
  2. 上記外装体は、
    上記注射器を収容するブリスタトレーと、
    このブリスタトレーの開口部を密封するブリスター蓋と
    から構成されることを特徴とする請求項1に記載の局所麻酔剤の包装構造。
  3. 上記外装体は、高圧蒸気を浸透可能な材料で構成された高圧蒸気浸透部を備え、
    上記局所麻酔剤の薬液が充填されるとともに薬液吐出口が密封された状態の注射器は、高圧蒸気浸透部を浸透する高圧蒸気により減菌された状態で外装体に密封されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の局所麻酔剤の包装構造。
  4. 上記高圧蒸気浸透部は、高圧蒸気を浸透可能な紙製の材料で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の局所麻酔剤の包装構造。
  5. 上記高圧蒸気浸透部は、高圧蒸気を浸透可能なポリエチレン製の材料で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の局所麻酔剤の包装構造。
  6. 上記注射器においてシリンジの薬液吐出口は、局所麻酔剤の回路接続部に適合可能なルアーロック構造に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の局所麻酔剤の包装構造。
  7. 上記注射器においてシリンジの薬液吐出口を密封するキャップは、合成樹脂の材料で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の局所麻酔剤の包装構造。
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