JP2014161282A - ノンフライから揚げ用ミックス - Google Patents
ノンフライから揚げ用ミックス Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014161282A JP2014161282A JP2013035639A JP2013035639A JP2014161282A JP 2014161282 A JP2014161282 A JP 2014161282A JP 2013035639 A JP2013035639 A JP 2013035639A JP 2013035639 A JP2013035639 A JP 2013035639A JP 2014161282 A JP2014161282 A JP 2014161282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fried
- flour
- mix
- dough
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Grain Derivatives (AREA)
Abstract
【解決手段】穀粉を原料とする生地の粉砕物を油脂とともに加熱して得られた加熱処理物を含有するノンフライから揚げ用ミックス。
【選択図】なし
Description
また本発明は、上記ノンフライから揚げ用ミックスを用いて得られたノンフライから揚げを提供する。
デュラムセモリナを原料とする市販の乾燥パスタ(日清フーズ;マ・マースパゲティ1.4mm)をコーヒーミルを用いて粉砕し、平均粒子径0.2mmの粉砕物を得た。次いで、得られた粉砕物にサラダ油を加えて、フライパンで130〜140℃で3分間ソテー処理した。ソテー処理物をろ紙上で漉して余分な油脂を除き、乾燥パスタ粉砕物の加熱処理物を得た。ソテー処理に用いた油脂の量と、得られた加熱処理物の加熱前に対する質量比を表1に示す。次いで、各加熱処理物と、薄力小麦粉(日清製粉製;フラワー)および調味粉末を混合して、表2記載の組成でノンフライから揚げ用ミックスを調製した。
ソテー処理の際にサラダ油を加えなかったこと以外は、実施例1と同様の手順で乾燥パスタ粉砕物の加熱処理物を得た。得られた加熱処理物の加熱前に対する質量比を表1に示す。この加熱処理物を用いて、表2記載の組成でミックスを調製した。
乾燥パスタ粉砕物の代わりにデュラムセモリナまたはデュラム小麦粉を用いた以外は実施例1または比較例1と同様の手順で、加熱処理物を得た。ソテー処理に用いた油脂の量と、得られた加熱処理物の加熱前に対する質量比を表1に示す。この加熱処理物を用いて、表2記載の組成でミックスを調製した。
約25gずつ切り分けた鶏モモ肉の表面に、実施例1〜2および比較例1〜5の各ミックスのいずれかを満遍なくまぶし、4切れずつ皿に乗せて出力500Wの電子レンジで3分間加熱し、ノンフライから揚げを製造した。これらのノンフライから揚げの食感を、表3に示す評価基準に従って10名のパネルにより評価し、その平均値を求めた。さらに、調理後のノンフライから揚げを20℃で3時間保存した後の食感を、表3に示す評価基準に従って10名のパネルにより評価し、平均値を求めた。それらの結果を表2に示す。
実施例1と同様の手順で、但しソテー処理に使用する油脂量を変更して、乾燥パスタ粉砕物の加熱処理物を得た。これらの加熱処理物は、加熱前に対する質量比が表4に示すとおり異なっていた。次いで、各加熱処理物40質量部と、薄力小麦粉(日清製粉製;フラワー)40質量部、および調味粉末(食塩:粉末醤油:調味料=6:7:7)20質量部を混合してノンフライから揚げ用ミックスを調製した。
製造例1〜3の各ミックスを用いて、試験例1と同様の手順でノンフライから揚げを製造し、その食感を評価した。結果を表4に示す。なお、表4には比較例1および実施例1〜2の結果を再掲する。
乾燥パスタ粉砕物の加熱処理物と薄力小麦粉との配合比率を表5のように変更した以外は、製造例3と同様にしてノンフライから揚げ用ミックスを調製した。
製造例4〜9のノンフライから揚げ用ミックスを用いて、試験例1と同様の手順でノンフライから揚げを製造し、その食感を評価した。結果を表5に示す。なお、表5には製造例3の結果を再掲する。
市販の乾燥パン粉をフードプロセッサーを用いて平均粒子径0.2mmに調整した後、サラダ油を加えてフライパンで130〜140℃で3分間ソテー処理し、ろ紙で漉して余分な油脂を除き、乾燥パン粉の加熱処理物を得た。得られた加熱処理物の加熱前に対する質量比は115%であった。次いで、この乾燥パン粉加熱処理物40質量部と、薄力小麦粉(日清製粉製;フラワー)40質量部、および調味粉末(食塩:粉末醤油:調味料=6:7:7)20質量部を混合してミックスを調製した(製造例10)。得られたミックスを用いて、試験例1と同様の手順でノンフライから揚げを製造し、その食感を評価した。結果を表6に示す。なお、表6には製造例3の結果を再掲する。乾燥パン粉の加熱処理物を衣材としたノンフライから揚げは、調理直後から評価が高くなく、時間経過後にはさらに大きく評価が低下した。
Claims (6)
- 穀粉を原料とする生地の粉砕物を油脂とともに加熱して得られた加熱処理物を含有するノンフライから揚げ用ミックス。
- 生地の粉砕物の加熱処理前の質量に対する加熱処理後の質量の比が105%以上である請求項1記載のミックス。
- 加熱処理物を2〜90質量%含む請求項1又は2記載のミックス。
- 穀粉を原料とする生地が、穀粉を含む原料粉と水を混合した後、圧延または押出しし、次いで乾燥させることにより製造された生地である、請求項1〜3のいずれか1項記載のミックス。
- 穀粉がデュラムセモリナである請求項1〜4のいずれか1項記載のミックス。
- 請求項1〜5のいずれか1項記載のノンフライから揚げ用ミックスを用いて得られたノンフライから揚げ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013035639A JP2014161282A (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | ノンフライから揚げ用ミックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013035639A JP2014161282A (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | ノンフライから揚げ用ミックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014161282A true JP2014161282A (ja) | 2014-09-08 |
Family
ID=51612537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013035639A Pending JP2014161282A (ja) | 2013-02-26 | 2013-02-26 | ノンフライから揚げ用ミックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014161282A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5889152A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-27 | Ajinomoto Co Inc | ベ−キング用被覆調味料組成物 |
JPS63317056A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 | Taiyo Fishery Co Ltd | 冷凍揚げ物食品の製造法 |
JPH08289752A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | House Foods Corp | フライ様食品用パン粉の製造方法 |
JP2012147781A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Showa Sangyo Co Ltd | 電子レンジ調理用から揚げ様衣用組成物 |
-
2013
- 2013-02-26 JP JP2013035639A patent/JP2014161282A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5889152A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-27 | Ajinomoto Co Inc | ベ−キング用被覆調味料組成物 |
JPS63317056A (ja) * | 1987-06-18 | 1988-12-26 | Taiyo Fishery Co Ltd | 冷凍揚げ物食品の製造法 |
JPH08289752A (ja) * | 1995-04-21 | 1996-11-05 | House Foods Corp | フライ様食品用パン粉の製造方法 |
JP2012147781A (ja) * | 2010-12-28 | 2012-08-09 | Showa Sangyo Co Ltd | 電子レンジ調理用から揚げ様衣用組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4553368B2 (ja) | 即席麺類及びその製造方法 | |
JP4797893B2 (ja) | 畜肉及び魚肉を使用しないハンバーグ様食品の製造方法 | |
JP7310260B2 (ja) | 冷凍餃子及びその製造方法 | |
JP4437928B2 (ja) | 小麦粉食品製造用焙煎麦粉または焙煎麦粒、その製造方法および焙煎麦粉または焙煎麦粒入り小麦粉食品 | |
JP4165988B2 (ja) | 和風スナック用生地組成物及びそれを用いた和風スナックの製造方法 | |
JP5851749B2 (ja) | ノンフライから揚げ用ミックス | |
JP4527668B2 (ja) | 春巻の皮および該皮を用いた揚げ春巻 | |
KR100874244B1 (ko) | 참치 김밥의 제조방법 | |
JP7084537B1 (ja) | 麺類用ミックス | |
JP5878376B2 (ja) | から揚げ様食品素材 | |
JP5215280B2 (ja) | ノンフライ用衣材 | |
JP4762256B2 (ja) | パン粉砕物を配合したノンフライ即席麺類 | |
JP4529003B2 (ja) | 肉含量の高いスナック風食品 | |
JP5403627B2 (ja) | 衣ミックス粉およびそれを用いた唐揚げ様食品または唐揚げの製造方法 | |
JP2014161282A (ja) | ノンフライから揚げ用ミックス | |
JP6804011B1 (ja) | 包餡食品及び餡の製造方法 | |
JP6543836B2 (ja) | 小麦粉組成物 | |
JP2013172673A (ja) | 乾式粉砕うるち米粉を使用したたこ焼き用プレミックス粉及びたこ焼き | |
JP6185700B2 (ja) | パンの製造方法及びパン | |
JP2018130041A (ja) | デンプン含有食品用添加剤 | |
JP2022107247A (ja) | 新規食品製造用ミックス、及び新規食品の製造方法 | |
JP6995610B2 (ja) | フライ麺類の製造方法およびフライ麺類の吸油を低減させる方法 | |
JP2004065152A (ja) | オキアミ自己消化物を含有する食品および品質改良剤 | |
JP6378596B2 (ja) | 多層麺及びその製造方法 | |
JP2019106987A (ja) | 春巻皮及び春巻、並びにその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160829 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20161011 |