JP2014160998A - 画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体を提供する。
【解決手段】画像処理システムは、画像を投影する投影部と、前記投影部により第1画像が投影された投影面を含む領域を撮影する撮影部と、撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置を表す対応点情報を取得する取得部と、前記対応点情報を送信する情報送信部と、前記情報送信部により送信された前記対応点情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部により受信された前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する算出部と、前記補正情報に基づき、第2画像を補正する補正部と、を備え、前記投影部は、補正後の前記第2画像を投影する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、スクリーンへ画像を投影するプロジェクタが知られている。プロジェクタからスクリーンへ投影された画像(以下「投影画像」という)には、通常プロジェクタとスクリーンとの相対的な位置関係による台形歪みが生じる。また、投影画像には、スクリーン面の局所的な凹凸やねじれを反映した非線形歪みが見られる場合もある。特に超短焦点の至近プロジェクタの利用時には、スクリーンのわずかな凹凸でも投影画像の大きな歪みを引き起こしてしまう。
こうした歪みを補正するために、カメラでスクリーンを撮影し、その歪み状態を観測し、歪みをキャンセルするような補正を画像に施すことで、歪んだスクリーンでも歪みのない画像を投影することができる。
例えば、特許文献1には、スクリーンの傾きや歪みなどに起因して発生する投影画像の非線形な歪みを補正する技術が開示されている。この技術では、特定の図形配列からなる校正用パターン画像を投影したスクリーンをカメラ付き携帯電話で撮影する。そして、画像変換装置が、図形配列に基づき、撮影画像上で抽出される特徴点の理想的な位置と実際の抽出位置とのずれから歪みの程度を算出し、算出された歪みを解消するように、画像を補正する。その結果、プロジェクタが、補正後の画像を投影することで、歪みのない画像をスクリーンに投影することができる。
歪み検出精度を高くするためには、画像が投影されたスクリーンの撮影画像が適切な情報量を有することが望まれる。しかしながら、撮影画像の画素数や色数が多い場合には、画像のデータ量が大きくなり、補正情報の算出にかかる計算量も大きくなってしまう。そのため、歪み補正の画像処理に時間がかかってしまうという問題があった。
これに対して、例えば、画像のデータ量を削減し、データ量の小さな画像を送受信することで、処理時間を短縮する方法が考えられる。しかし、この方法では、画像のデータ量を削減しすぎたことにより、画像サイズの減少や画質の劣化などが懸念される。また、この方法では、歪み補正に必要な情報が少なくなることから、補正精度の低下なども懸念される。よって、歪み補正を行う画像処理では、歪み検出精度に影響する撮影画像が適切な情報量を有し、高い補正精度を保ったまま、処理の高速化が図れることが望まれる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像処理システムは、画像を投影する投影部と、前記投影部により第1画像が投影された投影面を含む領域を撮影する撮影部と、撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置を表す対応点情報を取得する取得部と、前記対応点情報を送信する情報送信部と、前記情報送信部により送信された前記対応点情報を受信する情報受信部と、前記情報受信部により受信された前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する算出部と、前記補正情報に基づき、第2画像を補正する補正部と、を備え、前記投影部は、補正後の前記第2画像を投影する。
本発明によれば、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る画像処理システムが備える機器のハードウェア構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る歪み補正を説明する図である。 図4は、第1の実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。 図6は、第2の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 図7は、第2の実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。 図8は、第2の実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。 図9は、第3の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 図10は、第3の実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。 図11は、第3の実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。 図12は、第4の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 図13は、第4の実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。 図14は、第4の実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。 図15は、第5の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 図16は、第5の実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。 図17は、第5の実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。 図18−1は、カメラの傾きを適切に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図18−2は、カメラの傾いた状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図18−3は、カメラの傾いた状態で撮影された撮影画像を示す図である。 図19は、変更例にかかる画像処理システムの機能構成を示すブロック図である。 図20−1は、表示される水準器の一例を示す図である。 図20−2は、表示される水準器の一例を示す図である。 図21は、撮影画像と補正後の画像の一例を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム、及び記録媒体の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>図1は、本実施形態に係る画像処理システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像処理システム1は、PC(Personal Computer:情報処理装置)11、プロジェクタ(投影装置)21、及びカメラ(撮影装置)41などを備えている。PC11、プロジェクタ21、及びカメラ41などの各機器は、所定のデータ伝送路を介して接続されている。
PC11は、情報処理機能を有する機器であり、記憶装置の所定の記憶領域に、スクリーン30への投影画像(例えば「コンテンツ画像」などのデータ)を記憶している。プロジェクタ21は、投影機能を有する機器であり、画像をスクリーン30に投影する。カメラ41は、撮影機能を有する機器であり、例えば、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、又はスマートフォンなどに相当する。カメラ41は、ユーザ操作に従って、画像が投影されているスクリーン30を含む領域を撮影する。すなわち、カメラ41により撮影された撮影画像には、スクリーン30上の投影画像が含まれている。
本実施形態に係る画像処理システム1では、次のような各機器の処理により、投影画像に生じた歪みを補正し、歪みのない画像をスクリーン30に投影する。まず、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置情報(座標値:以下「対応点情報」という)を取得し、取得した対応点情報をPC11に送信する。これを受けてPC11は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上(投影面)の投影画像の歪みを補正する補正情報(歪みを解消する座標移動量)を算出する。次にPC11は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正後の画像データをプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正後の画像(以下「補正画像」という)をスクリーン30に投影する。これにより、本実施形態に係る画像処理システム1では、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
なお、上記各機器の間のデータ通信は、例えば、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して行われる。データ通信は、有線又は無線を問わない。また、他の例としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの通信ケーブルを介して行われてもよい。
<ハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る画像処理システム1が備える機器のハードウェア構成例を示す図である。図2(a)には、本実施形態に係るPC11のハードウェア構成例が示されている。また、図2(b)には、本実施形態に係るプロジェクタ21のハードウェア構成例が示されている。また、図2(c)には、本実施形態に係るカメラ41のハードウェア構成例が示されている。なお、以下の説明では、主にPC11の構成について説明を行い、プロジェクタ21とカメラ41の構成については、PC11と異なる構成についてのみ説明する。
《PC11》
図2(a)に示すように、本実施形態に係るPC11は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、及びRAM(Random Access Memory)103などを備えている。また、PC11は、外部記憶装置104、入力装置105、表示装置106、及び通信IF(Interface)107などを備えている。PC11は、各ハードウェアがバスBを介して接続されている。
CPU101は、装置全体の制御や搭載機能を実現する演算装置である。ROM102は、例えば、機能を実現するプログラムや機能設定のデータなどが格納されている不揮発性の半導体メモリである。RAM103は、プログラムやデータが読み出され一時保持される揮発性の半導体メモリである。よって、CPU101は、例えば、ROM102から、プログラムやデータをRAM103上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する。
外部記憶装置104は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やメモリカードなどの不揮発性の記憶装置である。なお、外部記憶装置104には、フレキシブルディスク(FD)、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体も含まれる。入力装置105は、例えば、テンキー、タッチパネル、又はキーボードなどであり、PC11に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置106は、例えば、ディスプレイなどであり、PC11による処理結果を表示する。通信IF107は、PC11を所定のデータ伝送路に接続するインタフェースである。これにより、PC11は、通信IF107を介して、プロジェクタ21やカメラ41などの他の機器とデータ通信を行うことができる。
《プロジェクタ21》
図2(b)に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ21は、CPU201、ROM202、及びRAM203などを備えている。また、プロジェクタ21は、外部記憶装置204、入力装置205、投影デバイス206、及び通信IF207などを備えている。プロジェクタ21は、各ハードウェアがバスBを介して接続されている。
投影デバイス206は、例えば、光学レンズや光源などを備える光学装置である。投影デバイス206は、光源を駆動し、CPU201により所定の画像処理が施された画像を、光学レンズを介して、スクリーン30に投影する。
《カメラ41》
図2(c)に示すように、本実施形態に係るカメラ41は、CPU401、ROM402、及びRAM403などを備えている。また、カメラ41は、外部記憶装置404、入力装置405、撮影デバイス406、及び通信IF407などを備えている。カメラ41は、各ハードウェアがバスBを介して接続されている。
撮影デバイス406は、例えば、光学レンズや受光素子などを備える光学装置である。
撮影デバイス406は、受光素子を駆動し、光学レンズを介して、スクリーン30からの反射光を受光することで、撮影画像を取得する。
以上のように、本実施形態では、上記構成により、歪み補正処理を行う画像処理機能を提供することができる。
<画像処理機能>
本実施形態に係る画像処理機能について説明する。本実施形態に係る画像処理システム1は、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次に画像処理システム1は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像を投影する。本実施形態に係る画像処理システム1は、このような画像処理機能を有している。
従来では、撮影画像の画素数や色数が多い場合、画像のデータ量が大きく、歪み補正の補正情報の算出にかかる計算量も大きくなってしまうことから、補正情報の算出処理や画像の送受信処理に時間がかかってしまうという問題があった。これに対して、例えば、画像のデータ量を削減し、データ量の小さな画像を送受信することで、処理時間を短縮する方法が考えられる。しかし、この方法では、画像サイズの減少や画質の劣化、また、補正精度の低下などが懸念される。よって、歪み補正を行う画像処理システム1では、歪み検出精度に影響する撮影画像が適切な情報量を有し、高い補正精度を保ったまま、処理の高速化が図れることが望まれる。
そこで、本実施形態に係る画像処理機能では、カメラ41が、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報を、補正情報の算出と歪み補正を行うPC11に送信する仕組みとした。
これにより、本実施形態に係る画像処理機能は、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態に係る画像処理機能は、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る画像処理機能は、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる。
以下に、本実施形態に係る画像処理機能が実現する歪み補正の概要について説明する。
図3は、本実施形態に係る歪み補正を説明する図である。
図3(a)には、歪み補正用(キャリブレーション用)に用意されたパターン画像(第1画像)の一例として格子点画像が示されている。図3(b)に示すように、歪み補正を行うことなく、パターン画像を投影した場合には、スクリーン30の歪みなどに起因し、投影画像の格子点が歪んだ状態となる。よって、コンテンツ画像(第2画像)を投影した場合にも、同様の歪みが生じる。
本実施形態に係る画像処理システム1は、図3(b)に示すように、パターン画像が投影されたスクリーン30を含む領域をカメラ41により撮影し、図3(c)に示すような撮影画像を得る。そして、画像処理システム1は、撮影画像から、パターン画像の対応点情報を取得する。
次に画像処理システム1は、取得したパターン画像の対応点情報と、図3(a)に示すパターン画像の特徴点の位置情報(座標値:以下「特徴点情報」という)とに基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する補正情報を算出する。
その結果、画像処理システム1は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正画像(補正後のコンテンツ画像)をプロジェクタ21によりスクリーン30に投影する。図3(d)には、スクリーン30に投影された補正画像の一例が示されている。
このように、本実施形態に係る画像処理システム1は、スクリーン30に歪みのない画像を投影することができる。
なお、上記には、補正情報を算出するためにスクリーン30に投影される画像(以下「補正情報算出用画像」という)として、歪み補正用に用意されたパターン画像を用いる例を示したが、この限りでない。例えば、補正情報算出用画像が、投影対象のコンテンツ画像であってもよい。すなわち補正情報算出用画像と投影対象のコンテンツ画像とが同一の画像であってもよい。補正情報算出用画像は、投影画像と撮影画像を用いて、スクリーン30に投影された投影画像の歪みの程度を検出可能であればよく、画像の種別又は内容に限定されない。
以下に、本実施形態に係る画像処理機能の構成とその動作について説明する。図4は、本実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係る画像処理機能は、PC11、プロジェクタ21、及びカメラ41の各機器が有する機能に分けられる。具体的には、本実施形態に係るカメラ41(第1機器)は、通信部410、撮影部411、及び対応点情報取得部412などの機能部を有している。また、本実施形態に係るPC11(第2機器)は、通信部110、補正情報算出部111、及び補正部112などの機能部を有している。また、本実施形態に係るプロジェクタ21(第3機器)は、通信部210と投影部211などの機能部を有している。なお、以下の説明では、各機器の間で送受信するデータの流れに則して、各機器が有する機能部について説明を行う。
《カメラ41》
通信部410は、カメラ41とPC11との間でデータの送受信を行う。通信部410は、通信IF407の駆動を制御し、機器間のデータ通信を行う。撮影部411は、受光により撮影し、撮影画像を取得する。撮影部411は、撮影デバイス406の駆動を制御し、撮影画像を取得する。
対応点情報取得部412は、撮影部411が撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する。対応点情報とは、投影画像の特徴点に対応する撮影画像の対応点の位置情報である。例えば、投影画像が格子点画像であった場合、格子点が投影画像の特徴点に相当する。よって、この場合、対応点情報取得部412は、投影画像と撮影画像を比較し、投影画像が撮影された撮影画像内の格子点を対応点として抽出し、抽出した対応点の座標値を対応点情報として取得する。なお、対応点情報取得部412は、複数の対応点を抽出した場合、複数の座標値を含む対応点情報を取得する。対応点情報取得部412は、所定の抽出手法(以下「抽出アルゴリズム」という)を用いて対応点情報を取得する。このとき用いる抽出方法には、例えば、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)
やSURF(Speed-Up Robust Features)などがある。対応点情報取得部412は、このようにして取得した対応点情報を、通信部(情報送信部)410を介して、PC11に送信する。
《PC11》
通信部110は、PC11とプロジェクタ21又はカメラ41との間でデータの送受信を行う。通信部110は、通信IF107の駆動を制御し、機器間のデータ通信を行う。
補正情報算出部111は、通信部(情報受信部)110を介して、カメラ41から受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。まず、補正情報算出部111は、SIFTやSURFなどの抽出アルゴリズムにより特徴点情報を取得する。特徴点情報には、投影画像の特徴点(補正情報算出用画像の特徴点)の座標値が含まれている。また、受信した対応点情報には、投影画像の特徴点に対応する撮影画像の対応点(補正情報算出用画像の特徴点に対応する対応点)の座標値が含まれている。このことから、補正情報算出部111は、特徴点の座標値と対応点の座標値に基づき、特徴点と対応点との相対的な位置関係を検出することで、特徴点と対応点との位置ずれにより歪みの程度を検出する。補正情報算出部111は、検出した位置関係に基づき、検出した歪みを解消するように、座標の移動量(補正量)を算出する。
補正部112は、補正情報算出部111により算出された補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。補正部112は、補正情報に含まれる座標の移動量に従って、コンテンツ画像上の座標を移動させることで、歪みを解消する画像補正を行う。補正部112は、このようにして補正した補正画像(補正後のコンテンツ画像)を、通信部110(補正画像送信部)を介して、プロジェクタ21に送信する。
また、PC11は、投影対象のコンテンツ画像や補正情報算出用画像に相当するパターン画像などを記憶する画像データ記憶部113を有している。画像データ記憶部113は、PC11が備える記憶装置の所定の記憶領域に相当する。よって、補正情報算出部111は、画像データ記憶部113にアクセスし、参照したパターン画像から投影画像の特徴点情報を取得する。また、補正部112は、画像データ記憶部113にアクセスし、参照したコンテンツ画像を補正し、プロジェクタ21に送信する。また、通信部110は、画像データ記憶部113にアクセスし、取得したパターン画像をプロジェクタ21に送信する。
なお、本実施形態では、コンテンツ画像やパターン画像をPC11が記憶する構成例を示したが、この限りでない。例えば、コンテンツ画像やパターン画像は、プロジェクタ21又はカメラ41が記憶する構成であってもよい。また、コンテンツ画像は、PC11、プロジェクタ21、又はカメラ41が記憶する画像に限定されるものではなく、これらの機器以外の他の機器が記憶する画像であってもよい。
《プロジェクタ21》
通信部210は、プロジェクタ21とPC11との間でデータの送受信を行う。通信部210は、通信IF207の駆動を制御し、機器間のデータ通信を行う。投影部211は、光源の発光により、光学レンズを介して、スクリーン30に画像を投影する。投影部211は、投影デバイス206の駆動を制御し、画像を投影する。投影部211は、通信部(補正画像受信部)210を介して、PC11から受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理機能は、PC11、プロジェクタ21、及びカメラ41の各機器において、画像処理プログラムが実行され、上記各機能部が連携動作することで実現される。
本実施形態に係る画像処理プログラムは、実行環境である各機器(コンピュータ)が読み取り可能な記録媒体を含む外部記憶装置104,204,404に、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記録され提供される。画像処理プログラムは、上記各機能部を含むモジュール構成となっており、各機器が備えるCPU101,201,401が外部記憶装置104,204,404からプログラムを読み出し実行することで、RAM103,203,403上に各機能部が生成される。なお、画像処理プログラムの提供方法は、この限りでない。例えば、画像処理プログラムを、インターネットなどに接続された機器に格納し、通信IF107,207,407を介して、ネットワーク経由でダウンロードする方法であってもよい。また、画像処理プログラムを、ROM102,202,402などに予め組み込んで提供する方法であってもよい。
なお、上記には、本実施形態に係る画像処理機能が、画像処理認識プログラム(ソフトウェア)の実行により実現される例を説明したが、この限りでない。例えば、上記各機能部の一部又は全部を、ハードウェアロジック(回路など)の実装により実現してもよい。
以下に、本実施形態に係る画像処理プログラム実行時の処理(各機能部の連携動作)について、シーケンス図を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。
図5に示すように、まず、PC11は、通信部110を介して、補正情報算出用画像に相当するパターン画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS101)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、PC11からパターン画像を受信すると、投影部211により、受信したパターン画像をスクリーン30に投影する(ステップS102)。
カメラ41は、撮影部411により、スクリーン30を撮影し(ステップS103)、スクリーン30に投影された投影画像を含む領域を撮影画像として取得する。次にカメラ41は、対応点情報取得部412により、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する(ステップS104)。このとき対応点情報取得部412は、所定の抽出アルゴリズムにより、投影画像の対応点情報を取得する。次にカメラ41は、通信部410を介して、対応点情報をPC11に送信する(ステップS105)。
PC11は、通信部110を介して、カメラ41から対応点情報を受信すると、補正情報算出部111により、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する(ステップS106)。このとき補正情報算出部111は、所定の抽出アルゴリズムにより、投影画像の特徴点情報を取得する。補正情報算出部111は、取得した特徴点情報と受信した対応点情報に基づき、特徴点と対応点との相対的な位置関係を検出する。補正情報算出部111は、検出した位置関係に基づき、検出した歪みを解消する補正情報を算出する。次にPC11は、補正部112により、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する(ステップS107)。次にPC11は、通信部110を介して、補正画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS108)
プロジェクタ21は、通信部210を介して、PC11から補正画像を受信すると、投影部211により、受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS109)
このように、本実施形態に係る画像処理機能では、補正情報の算出と歪み補正を行うPC11に対応点情報を送信し、各機器の間で、補正画像以外の画像データの送受信を行わない。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量が軽減され、送受信処理にかかる時間を短縮できる。また、本実施形態に係る画像処理機能では、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、画像のデータ量を削減することなく、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正が行え、高い補正精度を保つことができる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム1によれば、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報をPC11に送信する。これを受けてPC11は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次にPC11は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
これによって、本実施形態に係る画像処理システム1は、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態に係る画像処理システム1は、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る画像処理システム1は、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、カメラ41が、対応点情報をPC11に送信する際に、取得データをそのまま送信する例を示したが、この限りでない。例えば、カメラ41は、対応点情報を圧縮し、PC11に送信するようにしてもよい。この場合、取得データをそのまま送信する場合に比べて、カメラ41からPC11への送信データのデータ量が少なくなり、送受信にかかる処理時間をより短縮することができる。
また、上記実施形態では、PC11が、補正情報算出時に、補正情報算出用画像を投影した際の投影画像の特徴点情報を取得する例を示したが、この限りでない。例えば、PC11は、補正情報算出用画像の特徴点情報を予め記憶していてもよい。この場合、投影画像の特徴点情報を取得する場合に比べて、処理手順が少なくなり、歪み補正にかかる処理時間を短縮することができる。
[第2の実施形態]
本実施形態では、カメラ41が、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報をプロジェクタ21に送信し、プロジェクタ21が、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。これにより、本実施形態では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態では、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。なお、本実施形態の説明では、第1の実施形態と異なる事項について説明を行い、同一事項については説明を省略する。
<システム構成>
図6は、本実施形態に係る画像処理システム2の構成例を示す図である。図6に示すように、本実施形態に係る画像処理システム2では、次のような各機器の処理により、投影画像に生じた歪みを補正し、歪みのない画像をスクリーン30に投影する。まず、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次にプロジェクタ21は、算出した補正情報をPC11に送信する。これを受けてPC11は、受信した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正後の画像データをプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。これにより、本実施形態に係る画像処理システム2では、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
<画像処理機能>
以下に、本実施形態に係る画像処理機能の構成とその動作について説明する。図7は、本実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。
図7に示すように、本実施形態に係る画像処理機能は、PC11、プロジェクタ21、及びカメラ41の各機器が有する機能に分けられる。具体的には、本実施形態に係るカメラ41(第1機器)は、通信部410、撮影部411、及び対応点情報取得部412などの機能部を有している。また、本実施形態に係るPC(第2機器)11は、通信部110、及び補正部112などの機能部を有している。また、本実施形態に係るプロジェクタ21(第3機器)は、通信部210、投影部211、及び補正情報算出部212などの機能部を有している。なお、以下の説明では、各機器の間で送受信するデータの流れに則して、各機器が有する機能部について説明を行う。
《カメラ41》
通信部410は、カメラ41とプロジェクタ21との間でデータの送受信を行う。対応点情報取得部412は、撮影部411が撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する。対応点情報取得部412は、取得した対応点情報を、通信部410(第1情報送信部)を介して、プロジェクタ21に送信する。
《プロジェクタ21》
通信部210は、プロジェクタ21とカメラ41又はPC11との間でデータの送受信を行う。補正情報算出部212は、通信部210(第1情報受信部)を介して、カメラ41から受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。補正情報算出部212は、算出した補正情報を、通信部210(第2情報送信部)を介して、PC11に送信する。
《PC11》
通信部110は、PC11とプロジェクタ21との間でデータの送受信を行う。補正部112は、通信部110(第2情報受信部)を介して、プロジェクタ21から受信した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。補正部112は、補正した補正画像を、通信部110を介して、プロジェクタ21に送信する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理機能は、PC11、プロジェクタ21、及びカメラ41の各機器において、上記各機能部が連携動作することで実現される。
以下に、本実施形態に係る画像処理機能実行時の処理(各機能部の連携動作)について、シーケンス図を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。
図8に示すように、まず、PC11は、通信部110を介して、補正情報算出用画像に相当するパターン画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS201)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、PC11からパターン画像を受信すると、投影部211により、受信したパターン画像をスクリーン30に投影する(ステップS202)。
カメラ41は、撮影部411により、スクリーン30を撮影し(ステップS203)、スクリーン30に投影された投影画像を含む領域を撮影画像として取得する。次にカメラ41は、対応点情報取得部412により、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する(ステップS204)。次にカメラ41は、通信部410を介して、対応点情報をプロジェクタ21に送信する(ステップS205)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、カメラ41から対応点情報を受信すると、補正情報算出部212により、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する(ステップS206)。次にプロジェクタ21は、通信部210を介して、補正情報をPC11に送信する(ステップS207)。PC11は、通信部110を介して、プロジェクタ21から補正情報を受信すると、補正部112により、受信した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する(ステップS208)。次にPC11は、通信部110を介して、補正画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS209)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、PC11から補正画像を受信すると、投影部211により、受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS210)
このように、本実施形態に係る画像処理機能では、補正情報を算出するプロジェクタ21に対応点情報を送信し、歪み補正を行うPC11に補正情報を送信し、各機器の間で、補正画像以外の画像データの送受信を行わない。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量が軽減され、送受信処理にかかる時間を短縮できる。また、本実施形態に係る画像処理機能では、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、画像のデータ量を削減することなく、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正が行え、高い補正精度を保つことができる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム2によれば、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、算出した補正情報をPC11に送信する。これを受けてPC11は、受信した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
これによって、本実施形態に係る画像処理システム2は、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態に係る画像処理システム2は、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る画像処理システム2は、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる。
また、本実施形態に係る画像処理システム2は、次のような効果を有する。例えば、補正情報の算出と歪み補正を行うPC11を他のPC11に入れ替えたとする。この場合、補正情報は、入れ替え前のPC11に保持されていることから、入れ替え後のPC11では、再度、投影画像の歪みを検出し、補正情報を算出する必要があり、その工程はユーザにとって煩雑である。これに対して、本実施形態に係る画像処理システム2では、プロジェクタ21が補正情報を保持していることから、PC11が入れ替わる場合でも、上述したような煩雑な工程(歪みの再検出)を行わなくてよい。
[第3の実施形態]
本実施形態では、カメラ41が、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報をプロジェクタ21に送信する。次にプロジェクタ21が、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施形態では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態では、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。なお、本実施形態の説明では、第1の実施形態と異なる事項について説明を行い、同一事項については説明を省略する。
<システム構成>
図9は、本実施形態に係る画像処理システム3の構成例を示す図である。図9に示すように、本実施形態に係る画像処理システム3は、プロジェクタ21とカメラ41を備えている。プロジェクタ21とカメラ41の各機器は、所定のデータ伝送路を介して接続されている。よって、各機器の間では、各種データ通信が行える。
本実施形態に係る画像処理システム3は、例えば、記録媒体などの外部記憶装置204やビデオカメラなどのPC11以外の機器(以下「外部機器」という)に記憶された投影対象のコンテンツ画像をスクリーン30に投影する利用場面を想定している。このように、本実施形態に係る画像処理システム3は、PC11以外から提供されたコンテンツ画像もスクリーン30に投影できる。
本実施形態に係る画像処理システム3では、次のような各機器の処理により、投影画像に生じた歪みを補正し、歪みのない画像をスクリーン30に投影する。まず、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次にプロジェクタ21は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をスクリーン30に投影する。これにより、本実施形態に係る画像処理システム3では、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
<画像処理機能>
以下に、本実施形態に係る画像処理機能の構成とその動作について説明する。図10は、本実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。
図10に示すように、本実施形態に係る画像処理機能は、プロジェクタ21とカメラ41の各機器が有する機能に分けられる。具体的には、本実施形態に係るカメラ(第1機器)41は、通信部410、撮影部411、及び対応点情報取得部412などの機能部を有している。また、本実施形態に係るプロジェクタ(第2機器)21は、通信部210、投影部211、補正情報算出部212、及び補正部213などの機能部を有している。なお、以下の説明では、各機器の間で送受信するデータの流れに則して、各機器が有する機能部について説明を行う。
《カメラ41》
通信部410は、カメラ41とプロジェクタ21との間でデータの送受信を行う。対応点情報取得部412は、撮影部411が撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する。対応点情報取得部412は、取得した対応点情報を、通信部410(情報送信部)を介して、プロジェクタ21に送信する。
《プロジェクタ21》
通信部210は、プロジェクタ21とカメラ41との間でデータの送受信を行う。補正情報算出部212は、通信部210(情報受信部)を介して、カメラ41から受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。
補正部213は、補正情報算出部212により算出された補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。投影部211は、補正部213により補正された補正画像をスクリーン30に投影する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理機能は、プロジェクタ21とカメラ41の各機器において、上記各機能部が連携動作することで実現される。
以下に、本実施形態に係る画像処理機能実行時の処理(各機能部の連携動作)について、シーケンス図を用いて説明する。図11は、本実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。図11には、投影対象のコンテンツ画像が、外部機器からプロジェクタ21に提供された後の処理が示されている。
図11に示すように、まず、プロジェクタ21は、投影部211により、補正情報算出用画像に相当するパターン画像をスクリーン30に投影する(ステップS301)。なお、このとき投影されるパターン画像は、プロジェクタ21が備える記憶装置の所定の記憶領域に予め記憶されている。
カメラ41は、撮影部411により、スクリーン30を撮影し(ステップS302)、スクリーン30に投影された投影画像を含む領域を撮影画像として取得する。次にカメラ41は、対応点情報取得部412により、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する(ステップS303)。次にカメラ41は、通信部410を介して、対応点情報をプロジェクタ21に送信する(ステップS304)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、カメラ41から対応点情報を受信すると、補正情報算出部212により、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する(ステップS305)。次にプロジェクタ21は、補正部213により、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する(ステップS306)。次にプロジェクタ21は、投影部211により、補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS307)。
このように、本実施形態に係る画像処理機能では、補正情報の算出と歪み補正を行うプロジェクタ21に対応点情報を送信し、各機器の間で、補正画像以外の画像データの送受信を行わない。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量が軽減され、送受信処理にかかる時間を短縮できる。また、本実施形態に係る画像処理機能では、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、画像のデータ量を削減することなく、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正が行え、高い補正精度を保つことができる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム3によれば、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をスクリーン30に投影する。
これによって、本実施形態に係る画像処理システム3は、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態に係る画像処理システム3は、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る画像処理システム3は、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる。
また、本実施形態に係る画像処理システム3は、第2の実施形態と同様に、プロジェクタ21が補正情報を保持していることから、投影対象のコンテンツ画像を提供するPC11が入れ替わる場合でも、歪みの再検出を行わなくてよい。
また、本実施形態に係る画像処理システム3は、プロジェクタ21が、補正情報の算出から歪み補正までの処理を行うことから、外部機器からプロジェクタ21に投影対象のコンテンツ画像を提供するだけで、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
また、本実施形態に係る画像処理システム3は、プロジェクタ21とカメラ41で歪み補正の画像処理が行える環境を実現していることから、システム構成を簡素化できる。
[第4の実施形態]
本実施形態では、カメラ41が、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次にカメラ41が、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をプロジェクタ21に送信する。これにより、本実施形態では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態では、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。なお、本実施形態の説明では、第1の実施形態と異なる事項について説明を行い、同一事項については説明を省略する。
<システム構成>
図12は、本実施形態に係る画像処理システム4の構成例を示す図である。図12に示すように、本実施形態に係る画像処理システム4は、プロジェクタ21とカメラ41を備えている。プロジェクタ21とカメラ41の各機器は、所定のデータ伝送路を介して接続されている。よって、各機器の間では、各種データ通信が行える。
本実施形態に係る画像処理システム4は、外部機器に記憶された投影対象のコンテンツ画像をスクリーン30に投影する利用場面を想定している。このように、本実施形態に係る画像処理システム4は、PC11以外から提供されたコンテンツ画像もスクリーン30に投影できる。
本実施形態に係る画像処理システム4では、次のような各機器の処理により、投影画像に生じた歪みを補正し、歪みのない画像をスクリーン30に投影する。まず、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次にカメラ41は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。これにより、本実施形態に係る画像処理システム4では、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
<画像処理機能>
以下に、本実施形態に係る画像処理機能の構成とその動作について説明する。図13は、本実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。
図13に示すように、本実施形態に係る画像処理機能は、プロジェクタ21とカメラ41の各機器が有する機能に分けられる。具体的には、本実施形態に係るカメラ(第1機器)41は、通信部410、撮影部411、対応点情報取得部412、補正情報算出部413、及び補正部414などの機能部を有している。また、本実施形態に係るプロジェクタ(第2機器)21は、通信部210と投影部211などの機能部を有している。なお、以下の説明では、各機器の間で送受信するデータの流れに則して、各機器が有する機能部について説明を行う。
《カメラ41》
通信部410は、カメラ41とプロジェクタ21との間でデータの送受信を行う。対応点情報取得部412は、撮影部411が撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する。補正情報算出部413は、対応点情報取得部412により取得された対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。補正部414は、補正情報算出部413により算出された補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。補正部414は、補正した補正画像を、通信部(補正画像送信部)
410を介して、プロジェクタ21に送信する。
《プロジェクタ21》
通信部210は、プロジェクタ21とカメラ41との間でデータの送受信を行う。投影部211は、通信部(補正画像受信部)210を介して、カメラ41から受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理機能は、プロジェクタ21とカメラ41の各機器において、上記各機能部が連携動作することで実現される。
以下に、本実施形態に係る画像処理機能実行時の処理(各機能部の連携動作)について、シーケンス図を用いて説明する。図14は、本実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。図14には、投影対象のコンテンツ画像が、外部機器からプロジェクタ21やカメラ41に提供された後の処理が示されている。
図14に示すように、まず、プロジェクタ21は、投影部211により、補正情報算出用画像に相当するパターン画像をスクリーン30に投影する(ステップS401)。なお、このとき投影されるパターン画像は、プロジェクタ21が備える記憶装置の所定の記憶領域に予め記憶されている。
カメラ41は、撮影部411により、スクリーン30を撮影し(ステップS402)、スクリーン30に投影された投影画像を含む領域を撮影画像として取得する。次にカメラ41は、対応点情報取得部412により、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する(ステップS403)。次にカメラ41は、補正情報算出部413により、対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する(ステップS404)。次にカメラ41は、補正部414により、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する(ステップS405)。次にカメラ41は、通信部410を介して、補正画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS406)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、カメラ41から補正画像を受信すると、投影部211により、受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS407)。
このように、本実施形態に係る画像処理機能では、カメラ41が、補正情報の算出と歪み補正を行い、プロジェクタ21に補正画像を送信し、各機器の間で、補正画像以外の画像データの送受信を行わない。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量が軽減され、送受信処理にかかる時間を短縮できる。また、本実施形態に係る画像処理機能では、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、画像のデータ量を削減することなく、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正が行え、高い補正精度を保つことができる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム4によれば、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次にカメラ41は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
これによって、本実施形態に係る画像処理システム4は、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態に係る画像処理システム4は、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る画像処理システム4は、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる。
また、本実施形態に係る画像処理システム4は、カメラ41が補正情報を保持していることから、コンテンツ画像を投影するプロジェクタ21やコンテンツ画像を提供する外部機器が入れ替わる場合でも、歪みの再検出を行わなくてよい。
また、本実施形態に係る画像処理システム4は、カメラ41が、補正情報の算出から歪み補正までの処理を行うことから、外部機器からプロジェクタ21やカメラ41に投影対象のコンテンツ画像を提供するだけで、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
また、本実施形態に係る画像処理システム4は、プロジェクタ21とカメラ41で歪み補正の画像処理が行える環境を実現していることから、システム構成を簡素化できる。
[第5の実施形態]
本実施形態では、カメラ41が、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報を画像処理装置に送信し、画像処理装置が、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。これにより、本実施形態では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態では、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。なお、本実施形態の説明では、第1の実施形態と異なる事項について説明を行い、同一事項については説明を省略する。
<システム構成>
図15は、本実施形態に係る画像処理システム5の構成例を示す図である。図15に示すように、本実施形態に係る画像処理システム5は、プロジェクタ21、カメラ41、及び画像処理装置51などを備えている。プロジェクタ21、カメラ41、及び画像処理装置51などの各機器は、所定のデータ伝送路を介して接続されている。よって、各機器の間では、各種データ通信が行える。
画像処理装置51は、画像処理機能を有する機器であり、補正情報の算出と歪み補正を行う。
本実施形態に係る画像処理システム5は、外部機器に記憶された投影対象のコンテンツ画像をスクリーン30に投影する利用場面を想定している。このように、本実施形態に係る画像処理システム5は、PC11以外から提供されたコンテンツ画像もスクリーン30に投影できる。
本実施形態に係る画像処理システム5では、次のような各機器の処理により、投影画像に生じた歪みを補正し、歪みのない画像をスクリーン30に投影する。まず、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報を画像処理装置51に送信する。これを受けて画像処理装置51は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次に画像処理装置51は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正後の画像データをプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。これにより、本実施形態に係る画像処理システム5では、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
<画像処理機能>
以下に、本実施形態に係る画像処理機能の構成とその動作について説明する。図16は、本実施形態に係る画像処理機能の構成例を示す図である。
図16に示すように、本実施形態に係る画像処理機能は、プロジェクタ21、カメラ41、及び画像処理装置51の各機器が有する機能に分けられる。具体的には、本実施形態に係るカメラ(第1機器)41は、通信部410、撮影部411、及び対応点情報取得部412などの機能部を有している。また、本実施形態に係る画像処理装置(第2機器)51は、通信部510、補正情報算出部511、及び補正部512などの機能部を有している。また、本実施形態に係るプロジェクタ(第3機器)21は、通信部210と投影部211などの機能部を有している。なお、以下の説明では、各機器の間で送受信するデータの流れに則して、各機器が有する機能部について説明を行う。
《カメラ41》
通信部410は、カメラ41と画像処理装置51との間でデータの送受信を行う。対応点情報取得部412は、撮影部411が撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する。対応点情報取得部412は、取得した対応点情報を、通信部410を介して、画像処理装置51に送信する。
《画像処理装置51》
通信部510は、画像処理装置51とプロジェクタ21又はカメラ41との間でデータの送受信を行う。補正情報算出部511は、通信部(情報受信部)510を介して、カメラ41から受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。補正部512は、補正情報算出部511により算出された補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。補正部512は、補正した補正画像を、通信部(補正画像送信部)510を介して、プロジェクタ21に送信する。
また、画像処理装置51は、投影対象のコンテンツ画像や補正情報算出用画像に相当するパターン画像などを記憶する画像データ記憶部513を有している。投影対象のコンテンツ画像は、外部機器から提供された画像データである。画像データ記憶部513は、画像処理装置51が備える記憶装置の所定の記憶領域に相当する。よって、補正情報算出部511は、画像データ記憶部513にアクセスし、参照したパターン画像から投影画像の特徴点情報を取得する。また、補正部512は、画像データ記憶部513にアクセスし、参照したコンテンツ画像を補正し、プロジェクタ21に送信する。また、通信部510は、画像データ記憶部513にアクセスし、取得したパターン画像をプロジェクタ21に送信する。
《プロジェクタ21》
通信部210は、プロジェクタ21と画像処理装置51との間でデータの送受信を行う。投影部211は、通信部210を介して、画像処理装置51から受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理機能は、プロジェクタ21、カメラ41、及び画像処理装置51の各機器において、上記各機能部が連携動作することで実現される。
以下に、本実施形態に係る画像処理機能実行時の処理(各機能部の連携動作)について、シーケンス図を用いて説明する。図17は、本実施形態に係る画像処理時の処理手順例を示すシーケンス図である。図17には、投影対象のコンテンツ画像が、外部機器から画像処理装置51に提供された後の処理が示されている。
図17に示すように、まず、画像処理装置51は、通信部510を介して、補正情報算出用画像に相当するパターン画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS501)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、画像処理装置51からパターン画像を受信すると、投影部211により、受信したパターン画像をスクリーン30に投影する(ステップS502)。
カメラ41は、撮影部411により、スクリーン30を撮影し(ステップS503)、スクリーン30に投影された投影画像を含む領域を撮影画像として取得する。次にカメラ41は、対応点情報取得部412により、撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得する(ステップS504)。次にカメラ41は、通信部410を介して、対応点情報を画像処理装置51に送信する(ステップS505)。
画像処理装置51は、通信部510を介して、カメラ41から対応点情報を受信すると、補正情報算出部511により、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する(ステップS506)。次に画像処理装置51は、補正部512により、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する(ステップS507)。次に画像処理装置51は、通信部510を介して、補正画像をプロジェクタ21に送信する(ステップS508)。
プロジェクタ21は、通信部210を介して、画像処理装置51から補正画像を受信すると、投影部211により、受信した補正画像をスクリーン30に投影する(ステップS509)。
このように、本実施形態に係る画像処理機能では、補正情報の算出と歪み補正を行う画像処理装置51に対応点情報を送信し、各機器の間で、補正画像以外の画像データの送受信を行わない。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量が軽減され、送受信処理にかかる時間を短縮できる。また、本実施形態に係る画像処理機能では、撮影画像から取得した投影画像の対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出し、補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正する。これにより、本実施形態に係る画像処理機能では、画像のデータ量を削減することなく、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正が行え、高い補正精度を保つことができる。
(変更例)
画像処理システムはさらに、カメラにより撮影された撮影画像の傾きを補正することとしてもよい。投影画像の歪みを補正するためには、パターン画像の撮影を適切なカメラ姿勢で行う必要がある。通常は撮影画像の上下辺が地面と並行であり、左右辺が地面と垂直であることが望まれる。しかしこのような画像を撮影することは容易ではない。水準器のついた三脚などを使用すれば可能であるが、設置の手間がかかる。
図18−1は、カメラの傾きを適切に保った状態で撮影された撮影画像を示す図である。図18−2および図18−3は、カメラの傾いた状態で撮影された撮影画像を示す図である。歪み補正のためには、図18−1に示すようにカメラを水平に保った姿勢で撮影することが望ましい。しかし、図18−2および図18−3のようにカメラが傾いた状態で撮影すると、各図の下部に示すような傾いた画像が撮影される。図18−2は、スクリーン30に対して正対してはいるが、地面と垂直な面内でカメラが回転した場合の例である。図18−3は、スクリーン30に対して正対しておらず、下からあおったような角度の撮影となった場合の例である。
本変更例では、カメラが備える表示部の画面に水準器を表示して適切なカメラ姿勢で撮影できるようする。また、本変更例では、カメラに内蔵された加速度センサの情報を用いて、撮影された画像の補正を行う。これにより、ユーザに手間をかけさせることなく適切な画像を得ることができる。
図19は、本変更例にかかる画像処理システム6の機能構成を示すブロック図である。画像処理システム6は、PC11、プロジェクタ21およびカメラ50を備えている。PC11およびプロジェクタ21は、第1の実施形態と同様であるため同一の符号を付し説明を省略する。カメラ50は、撮影部411と、対応点情報取得部412と、通信部410と、検知部503と、回転部504と、表示制御部505と、を有している。
撮影部411、対応点情報取得部412、および、通信部410は、第1の実施形態と同様であるため同一の符号を付し説明を省略する。
検知部503は、撮影時のカメラ50の傾きを検知する。検知部503は、例えば、加速度センサなどの傾きを検知可能なセンサにより構成できる。
回転部504は、検知部503により得られた傾きに基づいて、傾きがない状態で撮影された画像に相当するように撮影画像を回転させる。
このように、本例にかかる画像処理システム6では、撮影画像の傾きを補正することができるので、画像の歪みを補正するための正しい補正情報を生成することができる。また、画像処理システム6で撮影画像の回転を行うので、ユーザによる画像撮影時のカメラ50の撮影方向や傾きを制限する必要がない。したがって、ユーザは、撮影時のカメラ50の方向を意識することなく、自由に撮影することができる。
表示制御部505は、カメラ50が備える表示部(図示せず)に対する情報の表示を制御する。本変更例では、表示制御部505は、カメラ50の傾きの状態を表示するために、水準器(カメラ50の水平状態を示す画像など)を表示部に表示する。
図20−1および図20−2は、表示される水準器の一例を示す図である。図20−1は、傾き状態を表す円2801が中央に来るように調整する仕組みの水準器の例である。図20−2は、傾き状態を表す矩形2811および矩形2812のそれぞれが、左右および上下のバーの中央に位置するように調整する仕組みの水準器である。このような水準器を表示することにより、ユーザが適切なカメラ姿勢で画像を撮影する助けになる。
本変更例による画像補正処理の流れについて説明する。まず、カメラ50の加速度センサの情報を使用し、カメラ50の姿勢(傾き)を検知する。表示制御部505は、検知された傾きを示すように、図20−1および図20−2に例示するような水準器を表示部に表示する。ユーザは、表示された水準器の傾き状態を見てカメラ50を動かし、カメラ50が適切な姿勢になるように調整することができる。ユーザは、カメラ50が適切な姿勢になったときに撮影を行い、画像を取得する。
このように姿勢を調整して撮影しても、完全にカメラ50の傾きをなくすことができない場合もある。そこで、回転部504は、検知された傾きの情報を用いて撮影画像を補正(回転)する。回転部504は、撮影時のカメラ50の加速度センサの情報を用いて撮影画像を正しい向きとなるように回転させる。図21は、撮影画像と補正後の画像の一例を示す図である。本変更例によれば、例えば図18−2および図18−3のように傾いて撮影された撮影画像であっても、図21の右に示すように、適切な姿勢で撮影したときの画像になるように傾き補正を行うことができる。
なお、回転処理を行う機能(回転部504)は、カメラ50の内部に備える必要はない。例えば、撮影画像の送信先の機器(例えばPC11)が回転部504と同様の機能を備えてもよい。この場合は、例えば通信部410が、検知された傾きの情報を、撮影画像の送信先の機器に対して送信する。これにより、送信先の機器は、傾きの情報を用いて撮影画像の回転処理を実行可能となる。
また、本変更例では回転後の画像のデータ量を削減するが、データ量削減後の画像を回転するように構成してもよい。
以上のような画像回転処理を行うことにより、ユーザが適切なカメラ姿勢で画像を撮影できなくても、適切な補正(歪み補正)が可能となる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム5によれば、カメラ41は、撮影した撮影画像から、投影画像の対応点情報を取得し、取得した対応点情報を画像処理装置51に送信する。これを受けて画像処理装置51は、受信した対応点情報に基づき、スクリーン30上の投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する。次に画像処理装置51は、算出した補正情報に基づき、投影対象のコンテンツ画像を補正し、補正した補正画像をプロジェクタ21に送信する。これを受けてプロジェクタ21は、受信した補正画像をスクリーン30に投影する。
これによって、本実施形態に係る画像処理システム5は、歪み補正時に各機器の間で送受信するデータ量を軽減し、送受信にかかる処理時間が短縮される環境を提供する。また、本実施形態に係る画像処理システム5は、適切な情報量の撮影画像を用いて歪み補正を行い、高い補正精度が保たれる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る画像処理システム5は、高い補正精度を保ち、処理の高速化を図ることができる。
また、本実施形態に係る画像処理システム5は、画像処理装置51が補正情報を保持していることから、コンテンツ画像を投影するプロジェクタ21やコンテンツ画像を提供する外部機器が入れ替わる場合でも、歪みの再検出を行わなくてよい。
また、本実施形態に係る画像処理システム5は、画像処理装置51が、補正情報の算出から歪み補正までの処理を行うことから、外部機器から画像処理装置51に対して、投影対象のコンテンツ画像を提供するだけで、歪みのない画像がスクリーン30に投影される。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1,2,3,4,5 画像処理システム
11 PC
21 プロジェクタ
41 カメラ
51 画像処理装置
110,210,410,510 通信部
111,212,413,511 補正情報算出部
112,213,414,512 補正部
113,513 画像データ記憶部
211 投影部
411 撮影部
412 対応点情報取得部
特開2006−33357号公報

Claims (14)

  1. 画像を投影する投影部と、
    前記投影部により第1画像が投影された投影面を含む領域を撮影する撮影部と、
    撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置を表す対応点情報を取得する取得部と、
    前記対応点情報を送信する情報送信部と、
    前記情報送信部により送信された前記対応点情報を受信する情報受信部と、
    前記情報受信部により受信された前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する算出部と、
    前記補正情報に基づき、第2画像を補正する補正部と、を備え、
    前記投影部は、
    補正後の前記第2画像を投影することを特徴とする画像処理システム。
  2. 前記第1画像と前記第2画像は、
    同一の画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記第1画像と前記第2画像は、
    異なる画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  4. 前記撮影部を備える機器の傾き状態を表示部に表示させる表示制御部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  5. 前記画像処理システムは、前記撮影部を備える第1機器を備え、
    前記第1機器は、
    前記第1機器の傾き情報を検知する検知部と、
    前記傾き情報に基づいて、前記第1画像を回転する回転部と、をさらに有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  6. 前記画像処理システムは、前記撮影部を備える第1機器と、前記補正部を備える第2機器と、を備え、
    前記第1機器は、
    前記第1機器の傾き情報を検知する検知部をさらに有し、
    前記第2機器は、
    前記傾き情報に基づいて、前記第1画像を回転する回転部をさらに有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  7. 第1機器、第2機器、及び第3機器を備え、
    前記第1機器は、
    前記撮影部と、前記取得部と、前記情報送信部と、を備え、
    前記第2機器は、
    前記情報受信部と、前記算出部と、前記補正部と、補正後の前記第2画像を送信する補正画像送信部と、を備え、
    前記第3機器は、
    前記補正画像送信部により送信された補正後の前記第2画像を受信する補正画像受信部と、前記補正画像受信部により受信された補正後の前記第2画像を投影する前記投影部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  8. 第1機器、第2機器、及び第3機器を備え、
    前記第1機器は、
    前記撮影部と、前記取得部と、前記対応点情報を送信する第1情報送信部と、を備え、
    前記第2機器は、
    前記第1情報送信部より送信された前記対応点情報を受信する第1情報受信部と、前記第1情報受信部により受信された前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する前記算出部と、前記補正情報を送信する第2情報送信部と、を備え、
    前記第3機器は、
    前記第2情報送信部により送信された前記補正情報を受信する第2情報受信部と、前記第2情報受信部により受信された前記補正情報に基づき、前記第2画像を補正する前記補正部と、補正後の前記第2画像を送信する補正画像送信部と、を備え、
    前記第2機器は、さらに、
    前記補正画像送信部により送信された補正後の前記第2画像を受信する補正画像受信部と、前記投影部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  9. 第1機器及び第2機器を備え、
    前記第1機器は、
    前記撮影部と、前記取得部と、前記情報送信部と、を備え、
    前記第2機器は、
    前記情報受信部と、前記算出部と、前記補正部と、前記投影部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  10. 第1機器及び第2機器を備え、
    前記第1機器は、
    前記撮影部と、前記取得部と、前記算出部と、前記補正部と、補正後の前記第2画像を送信する補正画像送信部と、を備え、
    前記第2機器は、
    前記補正画像送信部により送信された補正後の前記第2画像を受信する補正画像受信部と、前記補正画像受信部により受信された補正後の前記第2画像を投影する前記投影部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
  11. 画像を投影する第1投影工程と、
    前記第1投影工程により第1画像が投影された投影面を含む領域を撮影する撮影工程と、
    撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置を表す対応点情報を取得する取得工程と、
    前記対応点情報を送信する情報送信工程と、
    前記情報送信工程により送信された前記対応点情報を受信する情報受信工程と、
    前記情報受信工程により受信された前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する算出工程と、
    前記補正情報に基づき、第2画像を補正する補正工程と、
    補正後の前記第2画像を投影する第2投影工程と、を含むことを特徴とする画像処理方法。
  12. コンピュータに、
    画像を投影する第1投影工程と、
    前記第1投影工程により第1画像が投影された投影面を含む領域を撮影する撮影工程と、
    撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置を表す対応点情報を取得する取得工程と、
    前記対応点情報を送信する情報送信工程と、
    前記情報送信工程により送信された前記対応点情報を受信する情報受信工程と、
    前記情報受信工程により受信された前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する算出工程と、
    前記補正情報に基づき、第2画像を補正する補正工程と、
    補正後の前記第2画像を投影する第2投影工程と、を実行させる画像処理プログラム。
  13. 第1機器に、
    画像を投影する第1投影工程と、
    前記第1投影工程により第1画像が投影された投影面を含む領域を撮影する撮影工程と、
    撮影画像から、投影画像の特徴点に対応する対応点の位置を表す対応点情報を取得する取得工程と、
    前記対応点情報に基づき、前記投影画像の歪みを補正する補正情報を算出する算出工程と、
    前記補正情報に基づき、第2画像を補正する補正工程と、
    補正後の前記第2画像を送信する補正画像送信工程と、を実行させ、
    第2機器に、
    前記補正画像送信工程により送信された補正後の前記第2画像を受信する補正画像受信工程と、
    前記補正画像受信工程により受信された補正後の前記第2画像を投影する第2投影工程と、を実行させる画像処理プログラム。
  14. 請求項12又は13に記載の画像処理プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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