JP2014160955A - 画像処理装置、その制御方法、プログラム、および、画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法、プログラム、および、画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置を不用意に操作されることを回避しつつ、携帯端末のリモートパネルとしての利用における価値を最大限発揮させること。
【解決手段】通信端末200Bのユーザーから画像処理システムへの対価の入力が完了しているか否かに関わらず、当該通信端末200Bから送信された設定情報がMFP100において登録される。なお、MFP100は、当該設定情報に対応する画像処理動作の対価がコインベンダー400に入力されたことを条件として、画像処理部に、当該設定情報に従った画像処理動作を実行させる。
【選択図】図1

Description

本開示は、画像処理装置に対する、当該画像処理装置の操作部および通信端末からの、画像処理動作の設定情報の入力に関する。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等のパブリックスペースに配置されているMFP(Multi-Functional Peripheral)等の画像処理装置のうち、コインベンダーが装着されているものがある。このような画像処理装置には、不用意に操作されたり、使用意図もないのに当該装置を操作されたりすることを回避するための工夫がなされている。当該工夫の一例としては、コインベンダーに画像形成の対価が投入されたことを条件として、画像処理装置を、操作を受け付ける状態にすることが挙げられる。対価とは、現金および/またはポイントを言う。以下、本明細書では、これらをまとめて「課金額」と呼ぶ場合がある。
近年、ユーザーが、通信端末をリモートパネルとして利用して、このような画像処理装置を操作できる技術が提案されている。この技術では、ユーザーは、リモートパネルを介した操作により、画像処理装置を利用したシステムから認証を受け、ネットワークを介してシステムに対する課金額の支払いを済ませた後、画像処理装置に印刷を指示する。これに応じて、画像処理装置は、指示された印刷を実行する。
なお、上記した技術において、ユーザーが、課金額を、ネットワークを介することなく、コインベンダーに投入することを要求される場合もある。このような場合、コインベンダーに課金額を投入したユーザーがリモートパネルを操作して印刷指示を出力しようとしていいる間に、他のユーザーが、すでに投入された課金額を利用した画像形成指示を送信してしまう事態が想定される。
特開2008−148075号公報(特許文献1)には、このような事態への対処が提案されている。より具体的には、通信端末からMFPに、通信端末から印刷を指示するメニューが選択されると、MFPは、当該通信端末のユーザーからの課金を確認する。そして、MFPは、当該通信端末のユーザーからの課金の完了に応じて、印刷が完了するまで、当該通信端末とのみ通信する。
特開2008−148075号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術について、課金が、ネットワーク上ではなくコインベンダーを利用して行なわれる場合に、次の問題が考えられる。通信端末等の通信端末のユーザーは、MFPに印刷指示を送信するために、課金額を支払う必要がある。コインベンダーは、MFPの近傍に配置される場合が多い。このため、ユーザーは、MFPと離間した通信端末から印刷指示を出力できるにも関わらず、MFPの近くにあるコインベンダーまで足を運んだ後でなければ、MFPに対して印刷指示を出力できない。
本開示は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、画像処理装置を不用意に操作されることを回避しつつ、通信端末のリモートパネルとしての利用における価値を最大限発揮させることである。
ある局面に従うと、入金装置への対価の入力に関する情報を取得することができる画像処理装置が提供される。画像処理装置は、通信端末に固有の識別情報を格納する記憶装置と、画像処理動作を実行する画像処理部と、画像処理部に対する設定情報を入力する操作部と、画像処理部に対する通信端末からの設定情報、および、通信端末に固有の識別情報の入力を受け付ける通信部と、操作部または通信部に入力された設定情報に基づいて、画像処理部の画像処理動作を制御するように構成された制御手段とを備える。制御手段は、通信部が受信した設定情報を通信部が受信した識別情報に関連付けて記憶装置に格納し、記憶装置に格納された識別情報に対応する対価が入金装置に入力されたことを条件として、画像処理部に、当該識別情報に関連付けられた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されており、操作部は、当該操作部に入力される設定情報に対応する画像処理動作の対価が入金装置に入力されたことを条件として、設定情報の入力を受け付け、制御手段は、画像処理部に、操作部が入力を受け付けた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されている。
好ましくは、制御手段は、入金装置への対価の入力があったときに、当該対価の入力に対応する支払情報を報知し、通信部が識別情報と、当該識別情報に関連付けられた支払情報とを受信したときに、当該識別情報に対応する対価が入金装置に入力されたと判断する。
好ましくは、画像処理装置は、当該画像処理装置と通信端末との距離を計測する計測手段をさらに備える。制御手段は、通信端末からの接続要求があった場合に、当該通信端末の識別情報を生成し、当該識別情報を記憶装置に登録し、当該識別情報を当該通信端末に送信するように構成されている。制御手段は、通信端末から識別情報と支払情報を受信した後、画像処理装置と当該通信端末との距離が予め定められた距離以上となった場合に、記憶装置から当該通信端末の識別情報を削除するように構成されている。
他の局面に従うと、入金装置への対価の入力に関する情報を取得することができる画像処理装置の制御方法が提供される。画像処理装置は、通信端末に固有の識別情報を格納する記憶装置と、画像処理動作を実行する画像処理部と、画像処理部に対する設定情報を入力する操作部とを備える。制御方法は、画像処理装置を制御するコンピューターが、通信端末から、画像処理部に対する設定情報、および、当該通信端末に固有の識別情報の入力を受け付けるステップと、コンピューターが、記憶装置に、通信端末から入力された設定情報を通信端末に固有の識別情報に関連付けて格納するステップと、コンピューターが、操作部に入力された設定情報または通信端末から入力された設定情報に基づいて、画像処理部の画像処理動作を制御するステップとを備え、画像処理部の画像処理動作を制御するステップは、記憶装置に格納された識別情報に対応する対価が入金装置に入力されたことを条件として、画像処理部に、当該識別情報に関連付けられた設定情報に従った画像処理動作を実行させること、操作部に入力される設定情報に対応する画像処理動作の対価が入金装置に入力されたことを条件として、操作部に対する設定情報の入力を受け付けること、および、画像処理部に、操作部が入力を受け付けた設定情報に従った画像処理動作を実行させることを含む。
さらに他の局面に従うと、画像処理装置の動作を制御するコンピューターに、上記した制御方法を実行させるためのプログラムが提供される。
別の局面に従うと、入金装置と、入金装置への対価の入力に関する情報を取得することができる画像処理装置と、画像処理装置と通信可能な通信端末とを備えた画像処理システムが提供される。画像処理システムにおいて、画像処理装置は、通信端末に固有の識別情報を格納する記憶装置と、画像処理動作を実行する画像処理部と、画像処理部に対する設定情報を入力する操作部と、画像処理部に対する通信端末からの設定情報、および、通信端末に固有の識別情報の入力を受け付ける通信部と、操作部または通信部に入力された設定情報に基づいて、画像処理部の画像処理動作を制御するように構成された制御手段とを含む。通信端末は、画像処理装置に、画像処理部に対する設定情報と、当該通信端末に固有の識別情報とを送信するように構成された情報処理部を含む。制御手段は、通信部が受信した設定情報を通信部が受信した識別情報に関連付けて記憶装置に格納し、記憶装置に格納された識別情報に対応する対価が入金装置に入力されたことを条件として、画像処理部に、当該識別情報に関連付けられた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されている。操作部は、当該操作部に入力される設定情報に対応する画像処理動作の対価が入金装置に入力されたことを条件として、設定情報の入力を受け付ける。制御手段は、画像処理部に、操作部が入力を受け付けた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されている。
本実施の形態にかかる遠隔操作システムの概略を示す図である。 本実施の形態にかかる遠隔操作システムの概略を示す図である。 MFPのハードウェア構成例を示す図である。 通信端末のハードウェア構成の具体例を示す図である。 パネル接続テーブルの例を示す図である。 パネル接続テーブルの例を示す図である。 パネル接続テーブルの例を示す図である。 (A)は、パネル接続テーブルの一例を示す図であり、(B)は、パネル接続テーブルの他の例を示す図である。 MFPのメインルーチンのフローチャートである。 通信端末のメインルーチンのフローチャートである。 MFPにおいて実行される処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される処理のフローチャートである。 通信端末において実行される処理のフローチャートである。 通信端末において実行される処理のフローチャートである。 MFPにおいて実行される処理のフローチャートである。 パネル接続テーブルからの通信端末の削除について説明するための図である。 パネル接続テーブルからの通信端末の削除について説明するための図である。 第1の実施例を説明するための図である。 第1の実施例を説明するための図である。 第2の実施例を説明するための図である。 第2の実施例を説明するための図である。
以下に、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる遠隔操作システムの概略を示す図である。図1を参照して、遠隔操作システムは、画像処理装置の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)100と、通信端末200A〜200Eと、MFP100と通信端末200A〜200Eとの通信を中継する中継装置300と、MFP100における画像処理動作の対価の入力を受け付けるコインベンダー400とを含む。図1では、通信端末200A〜200Eのそれぞれのユーザーが、ユーザー201A〜201Eで示されている。本明細書では、通信端末200A〜200Eを代表させて、通信端末200とも称する。
MFP100および通信端末200は、ネットワークを介して通信可能である。ネットワークには、インターネット、通信端末網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、パケット通信網、およびこれらの組み合わせ、などが含まれる。
MFP100は、複写機能、プリント機能、ファクシミリ機能、およびスキャナー機能といった、複数の機能を搭載する。なお、本実施の形態の画像処理装置は、コピー機、プリンター、スキャナー、ファクシミリ送受信機など、単機能の装置であってもよい。また、通信端末200は、通信機能を有する端末装置であれば、スマートフォン(高機能携帯電話)、PDA(Personal Digital Assistants)やノート型PC(パーソナルコンピューター)、書籍閲覧装置、ゲーム機など、他の装置であってもよい。
コインベンダー400は、入金装置の一例であり、MFP100と通信可能である。コインベンダー400に入力される対価は、現金であっても良いし、ポイントなどの現金以外の価値であっても良い。
本実施の形態では、ユーザーは、MFP100に対して、MFP100の操作パネル(後述する、図3の操作パネル126)を介して、または、通信端末200を介して、画像処理動作についての設定情報を入力できる。本実施の形態において、画像処理動作(ジョブ)とは、たとえば、コピー、ファックス送信、および、スキャンなどを含む。
ユーザーは、MFP100から離れた場所で、通信端末200に設定情報を入力することができ、また、当該通信端末200からMFP100に当該設定情報を登録できる。その後、図2に示されるように、当該ユーザーは、コインベンダー400に、登録した画像処理動作の対価を支払う。図2では、ユーザー201Bが、コインベンダー400に対価を入力するために、コインベンダー400の近傍まで移動した場面が示されている。MFP100は、当該対価の入力が通信端末200Bと関連することを認識したことを条件として、通信端末200Bから入力された設定情報に従って、画像処理動作を実行する。
MFP100に、対価の入力が通信端末200Bと関連付けられていることを認識させるためには、たとえば、MFP100が対価の入力に応じてPINコードを報知し、通信端末200BからMFP100に当該PINコードが送信される。なお、対価の入力の際に通信端末200または当該通信端末200のユーザーを特定する情報が入力される等、MFP100がPINコードを利用することなく対価の入力が通信端末200Bと関連付けられることを認識できる場合には、上記PINコードの利用は本実施の形態のシステムにおける必須要素ではない。
[画像処理装置(MFP)のハードウェア構成例]
次に、図3を参照してMFP100のハードウェア構成について説明する。図3は、MFP100のハードウェア構成例を示す図である。MFP100は、通信I/F(インターフェース)102、ROM(Read Only Memory)104と、RAM(Random Access Memory)106と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)108と、HDD(Hard disk drive)110と、ファクシミリ部112と、カードI/F部114と、近距離通信装置116と、自動原稿搬送部118と、原稿読取部120と、画像形成部122と、給紙部124と、操作パネル126と、CPU(Central Processing Unit)130とを含む。
通信I/F102は、MFP100をネットワークやファックスなどのデータ伝送路に接続するインターフェースである。MFP100は、通信I/F102を使用することにより、中継装置300を介して、通信端末200との間のデータの送受信を行う。また、MFP100は、通信I/F102により、コインベンダー400との間のデータの送受信を行う。
ROM104は、MFP100が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納する。RAM106は、ROM104やHDD110から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。HDD110は、各種プログラム、MFP100で取り扱われる受信文書データや読み取り画像データ、MFP100が実行する画像処理動作についての設定情報(印刷枚数、印刷濃度、解像度、など)、および/または、MFP100にインストールされているアプリケーションにより利用されるデータなど、各種データを格納している。
近距離通信装置116は、MFP100が、通信端末200等の種々の装置と近距離無線通信を実行するための装置である。ここでいう近距離無線通信は、IC(Integrated Circuit)カード等を利用した非接触通信に限らず、赤外線通信やWiFi(Wireless Fidelity)通信やBluetooth(登録商標)であっても良い。
自動原稿搬送部118は、ユーザーによりセットされた原稿を自動的に原稿読取部120まで搬送する。原稿読取部120は、該原稿読取部120の読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り、画像データを生成する。ファクシミリ部112は、ファクシミリ通信に従って、ファクシミリの送受信を行う。
MFP100では、画像処理動作に関わる部分、(たとえば、自動原稿搬送部118、原稿読取部120、画像形成部122、および、給紙部124の中の少なくとも1つ)によって、画像処理部が構成される。
カードI/F部114は、MFP100とフラッシュメモリー900とのインターフェースである。フラッシュメモリー900からの各種データは、カードI/F部114を経由して、HDD110などに格納され得る。CPU130は、フラッシュメモリー900に格納されたプログラムを実行する場合もあり得る。なお、フラッシュメモリー900は、MFP100本体に対して着脱可能な記録媒体の一例である。MFP100において取り扱われる記録媒体の種類は、これに限定されない。記憶媒体としては、CD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk - Read Only Memory)、USB(Universal Serial Bus)メモリー、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリーカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
画像形成部122は、たとえば、用紙に対してモノクロ印刷やカラー印刷を行う。MFP100が、電子写真方式であれば、画像形成部122は、感光体ドラムなどである。MFP100がインクジェット方式であれば、画像形成部122は記録ヘッドなどである。
操作パネル126は、表示部1262と操作部1264とを含む、タッチパネル式ディスプレイである。操作部1264は、ユーザーからMFP100への、各操作の入力を受け付ける。
CPU130は、たとえばROM104またはRAM106の少なくとも一方を用いて様々な演算処理を実行することにより、MFP100の種々の動作を制御する。
[通信端末のハードウェア構成]
図4を参照して、通信端末200のハードウェア構成を説明する。図4は、通信端末200のハードウェア構成の具体例を示す図である。
図4を参照して、通信端末200は、全体を制御するための演算装置であるCPU230と、CPU230で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM231と、CPU230でプログラムを実行する際の作業領域として機能するためのRAM232と、液晶表示装置等の表示装置によって実現される表示部233と、通信端末200に対して情報を入力するための操作部235と、プログラムや各種のデータ等を記憶するための記憶装置236と、通信端末200本体に対して着脱可能な記憶媒体(USBメモリー等)との間で情報の読み書きを行なうメディアコントローラー237と、MFP100等と通信するためのネットワークに接続するための通信装置238とを含む。
CPU230が実行するプログラムは、上記記憶媒体に記憶されていても良い。記憶媒体としては、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリー、メモリカード、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO、MD、ICカード(メモリーカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
操作部235は、たとえばキーボードやボタンやマウスなどの入力装置によって実現される。また、操作部235は、タッチセンサーによって実現される場合もある。この場合、操作部235と表示部233は、タッチパネルを構成する。
[パネル接続テーブル]
図5〜図8を参照して、MFP100で利用されるパネル接続デーブルについて説明する。パネル接続テーブルは、MFP100に対して、当該MFP100の画像処理動作についての設定情報を入力できる装置についての情報を管理するためのテーブルであり、たとえばHDD110に格納される。
図5〜図8は、それぞれは、パネル接続テーブルの互いに異なる状態を示す図である。パネル接続テーブルには、「ID」「利用コード」「操作権限」「実行権限」「PINコード」「支払」の各項目のデータが登録されている。項目「ID」は、MFP100に対して、当該MFP100の画像処理装置動作についての設定情報をCPU130と通信可能な端末(後述するリモートパネルの種類)を特定する情報である。図5〜図8に示された例では、「MFPパネル」は、操作パネル126(図3参照)に対応する。「リモート1」〜「リモート5」は、それぞれ、通信端末200A〜200E(図1参照)に対応する。図8の(A)と図8の(B)は、それぞれ、パネル接続テーブルの互いに異なる状態を示す。
本明細書では、通信端末200が、MFPアプリケーションを実行することによって、MFP100に対する操作の入力を受け付ける状態にあるとき、当該通信端末200が「リモートパネル」として機能しているという場合がある。また、そのように機能している通信端末200が、「リモートパネル」と呼ばれる場合もある。
項目「利用コード」は、CPU130が各IDで特定される端末との間で上記設定情報の送受信を行なうときに利用される、各端末についての識別情報である。「操作権限」は、CPU130が、各端末から、画像処理動作についての設定情報の入力を受付ける状態にあるか否かを示す情報である。CPU130が、各端末から設定情報の入力を受付ける場合には、「操作権限」の値として、値「○」が設定される。また、CPU130が、各端末からの設定情報の入力を受付けない状態にあるときは、「操作権限」の値として、値「−」が設定される。以下の説明では、項目「操作権限」の値として値「○」が設定されている状態を、「操作権限を有する」状態という場合がある。
項目「実行権限」は、CPU130が、各端末からの、画像処理動作の実行指示を受付ける状態にあるか否かを示す情報である。CPU130が、各端末からの実行指示の入力を受付ける状態にあるときは、項目「実行権限」の値として、値「○」が設定される。一方、CPU130が、各端末からの実行指示の入力を受付けない状態にあるときは、項目「実行権限」の値として、値「−」が設定される。以下の説明では、項目「実行権限」の値として値「○」が設定されている状態を、「実行権限を有する」状態という場合がある。
項目「PINコード」は、各端末のユーザーからの、入金装置への対価の入力を確認するために利用される情報である。CPU130は、コインベンダー400に対して対価の入力があった場合には、当該入力に対応するPINコードを表示部1262に表示させる。そして、CPU130は、当該PINコードが通信端末200A〜200Eのいずれかから送信されてきた場合には、当該PINコードの送信元に関連付けて、当該PINコードを設定する。
MFPパネルを介した設定情報の入力およびジョブの実行指示の入力には、PINコードは利用されなくても良い。ただし、MFPパネルを介したこれらの入力についても、PINコードが利用されても良い。
項目「支払」は、各端末において入力された設定情報に対応する画像処理動作の対価が入力されたか否かを示す情報である。各端末について、対価が入力されたと判断されると、項目「支払」の値として値「○」が設定される。一方、まだ対応する対価が入力されていないと判断されると、項目「支払」の値として、値「−」が設定される。
図5には、MFP100の初期状態に対応するパネル接続テーブルが示されている。図5では、端末として、MFPパネル(操作パネル126)のみが登録されている。
CPU130は、通信端末200からの接続を受付けると、当該通信端末200を、パネル接続テーブルに登録する。図6は、CPU130が、通信端末200Aからの接続を受付けた場合の、パネル接続テーブルを示している。図6では、通信端末200A(「リモート1」)の項目「操作権限」の値として、値「○」が設定されている。CPU130は、通信端末200からの接続要求を受付けた場合、当該要求に基づく接続が確立した時点で、当該通信端末200から画像処理動作についての設定情報の入力を受付け得る状態になる。
一方、図5および図6において、「MFPパネル」についての項目「操作権限」の値として値「−」が設定されていることが示されるように、CPU130は、所与の条件が満たされるまでは、MFPパネルからの設定情報の入力を受付けない。より具体的には、MFP100では、コインベンダー400に対価の入力があるまでは、表示部1262に初期画面を表示させ、その表示内容は、如何なる操作がなされても変更しない。これにより、MFP100は、当該MFP100に画像処理動作を実行させる意思のないユーザーが操作パネル126を操作することを回避できる。
CPU130は、まだパネル接続テーブルに登録されていない通信端末200から接続要求を受付けると、当該通信端末200の情報をパネル接続テーブルに登録する。たとえば、「リモート1」の通信端末200のみがパネル接続テーブルに登録されているときに、通信端末200B〜通信端末200Eからの接続要求を受付けると、CPU130は、パネル接続テーブルを、図6に示された内容から図7に示された内容へと更新する。図7に示されたパネル接続テーブルでは、図6に示されたパネル接続テーブルには含まれない「リモート2」〜「リモート5」を含む。「リモート2」〜「リモート5」それぞれは、通信端末200B〜200Eのそれぞれに対応する。
本実施の形態において、通信端末200A〜200Eのそれぞれには、MFP100に設定情報を入力するためのアプリケーションがインストールされている。当該アプリケーションは、以下の説明において「MFPアプリケーション」と呼ばれる場合がある。
ユーザー201A〜201Eは、通信端末200A〜200Eのそれぞれにおいて、MFPアプリケーションを起動し、適切な情報を入力する。これにより、通信端末200A〜200Eのそれぞれは、MFP100に対して、接続要求を送信する。これに応じて、CPU130は、要求の送信元をパネル接続テーブルに登録する。このとき、CPU130は、要求の送信元である通信端末200のそれぞれに対する利用コードを設定する。そして、CPU130は、各送信元に対して、生成した利用コードを送信する。これ以降、通信端末200は、MFP100から受信した自機の利用コードを使用して、MFP100と通信する。
図2を参照して説明したように、通信端末200のユーザーは、コインベンダー400に対価を入力し、これに応じて表示部1262に表示されるPINコードを通信端末200に入力する。通信端末200は、入力されたPINコードを、MFP100に送信する。これに応じて、MFP100(CPU130)は、当該通信端末200に「実行権限」を付与する。
図8の(A)には、CPU130が「リモート2」に対して「実行権限」を付与したときのパネル接続テーブルが示されている。図8の(A)では、「リモート2」について、項目「実行権限」の値として、値「○」が設定されている。また、図8の(A)では、ID「リモート2」について、項目「PINコード」の値として値「○」が設定され、また、項目「支払」の値として値「○」が登録されている。
一方、ID「MFPパネル」については、コインベンダー400に対価が入力されたことを条件として、操作権限と実行権限の双方が与えられる。図8の(B)は、このような状態に対応するパネル接続テーブルを示す図である。
図8の(B)では、「MFPパネル」についての項目「操作権限」、項目「実行権限」および項目「支払」の値として、値「○」が設定されている。
より具体的には、CPU130は、コインベンダー400に対して対価の入力があった場合に、表示部1262に、当該入力に対応するPINコードを表示する。当該PINコードが通信端末200から入力される前に操作パネル126に対して操作がなされると、CPU130は、当該対価の入力に基づいて、MFPパネルに対して操作権限と実行権限とを与える。この状態に対応するパネル接続テーブルが、図8の(B)に示されている。
なお、CPU130は、コインベンダー400への対価の入力に応じて、表示部1262に、PINコードとともに、特定のボタンを表示させることができる。そして、CPU130は、当該特定のボタンが操作されたことを条件として、MFPパネルに操作権限と実行権限とを与えてもよい。
また、CPU130は、表示部1262に表示されたPINコードが操作パネル126に入力されたことを条件として、MFPパネルに対して操作権限と実行権限とを付与しても良い。
[MFPのメインルーチン]
図9を参照して、MFP100のメインルーチンについて説明する。図9は、MFP100のメインルーチンのフローチャートである。
図9を参照して、MFP100に電源が投入されると、CPU130は、まずステップS10で、MFP100の各種の初期設定などの初期化処理を開始し、当該処理が完了すると、ステップS12へ制御を進める。
ステップS12では、CPU130は、MFP100をアイドル状態へと移行させて、ステップS14へ制御を進める。
ステップS14では、CPU130は、予め定められた定時処理を実行して、ステップS16へ制御を進める。
そして、ステップS16では、CPU130は、入力イベントの有無をチェックし、入力イベントがあったと判断するとステップS18へ制御を進め、ステップS18で、当該入力されたイベントに対応する制御を実行して、ステップS14へ制御を戻す。一方、ステップS16で、その時点で入力イベントがないと判断すると、CPU130は、そのまま制御をステップS14へ戻す。本実施の形態において、MFP100における入力イベントとしては、たとえば、コインベンダー400からの対価の入金があった旨の情報の入力や、操作パネル126に対する情報の入力や、通信端末200からの接続要求または情報入力が挙げられる。
[通信端末のメインルーチン]
図10を参照して、通信端末200のメインルーチンについて説明する。図10は、通信端末200のメインルーチンのフローチャートである。
図10を参照して、通信端末200に電源が投入されると、通信端末200を制御するコンピューターのCPU(以下、単に「通信端末200のCPU」という)は、まずステップS20で、通信端末200の各種の初期設定などの初期化処理を開始し、当該処理が完了すると、ステップS22へ制御を進める。
ステップS22では、通信端末200のCPUは、通信端末200をアイドル状態へと移行させて、ステップS24へ制御を進める。
ステップS24では、通信端末200のCPUは、予め定められた定時処理を実行して、ステップS26へ制御を進める。
そして、ステップS26では、通信端末200のCPUは、通信端末200における入力イベントの有無をチェックし、入力イベントがあったと判断するとステップS28へ制御を進め、ステップS28で、当該入力されたイベントに対応する制御を実行して、ステップS24へ制御を戻す。一方、ステップS26で、その時点で入力イベントがないと判断すると、CPU130は、そのまま制御をステップS24へ戻す。本実施の形態において、通信端末200における入力イベントとしては、たとえば、通信端末200の操作部(タッチパネル等)に対する情報の入力や、MFP100からの利用コードの通知が挙げられる。
[MFPにおける入力イベント処理(1)]
図11を参照して、リモートパネルからの接続要求を受けたときに、MFP100において実行される処理について説明する。図11は、当該処理のフローチャートである。なお、当該処理は、MFP100における入力イベント処理(図9のステップS18)の一例である。
図11を参照して、まずステップS102で、CPU130は、通信端末200からの接続要求を受付けると、制御をステップS104へ進める。
ステップS104では、CPU130は、ステップS102の接続要求の送信元が既にパネル接続テーブルに登録されているか否かを判断する。そして、CPU130は、当該送信元が既に登録されていると判断すると、制御を図9にリターンさせる。一方、CPU130は、当該送信元がまだ登録されていないと判断すると、制御をステップS106へ進める。
ステップS106では、CPU130は、ステップS102の接続要求の送信元のIDを、新たにパネル接続テーブルに登録して、制御をステップS108に進める。
ステップS108では、CPU130は、ステップS106でパネル接続テーブルに追加した通信端末200について、利用コードを生成し、生成した利用コードをパネル接続テーブルに登録して、制御をステップS110へ進める。「利用コード」は、通信端末200と、当該通信端末200から送信された設定情報(操作内容)とを関連付ける情報である。
ステップS110では、CPU130は、ステップS106でパネル接続テーブルに追加した通信端末200に対して操作権限を付与して、制御を図9へリターンさせる。
ステップS106〜ステップS110の処理により、パネル接続テーブルに新たな端末の情報が追加される。より具体的には、パネル接続テーブルの登録内容が、たとえば、図5に示されたようにMFPパネルのみが登録されていた状態から、図6に示されたように、さらに「リモート1」で示される通信端末200を追加された状態へと更新される。図6から理解されるように、「リモート1」に対して、利用コード「2」が割り振られ、また、「操作権限」の値として値「○」が登録される。
以上、図11を参照して説明したように、本実施の形態では、ユーザーは、通信端末200から、MFPアプリケーションを介してMFP100に接続要求を送信する。MFP100は、接続要求を受付けると、当該要求の送信元である通信端末200をパネル接続テーブルに登録するとともに、当該通信端末200に対して操作権限を付与する。
[MFPにおける入力イベント処理(2)]
本実施の形態において、コインベンダー400は、対価を入力されると、当該入力をMFP100に対して通知する。対価の入力は、たとえば、コインベンダー400に対する、コインの投入やポイントカードを介したポイントの入力が挙げられる。
図12を参照して、コインベンダー400がMFP100に対価の入力を通知したときに、MFP100において実行される処理について説明する。図12は、当該処理のフローチャートである。当該処理は、MFP100における入力イベント処理(図9のステップS18)の一例である。
ステップS112では、CPU130は、コインベンダー400から、対価の入力が通知されたか否かを判断する。CPU130は、当該通知がないと判断すると、そのまま制御を図9へリターンさせる。一方、当該通知があったと判断すると、CPU130は、ステップS114へ制御を進める。
ステップS114では、CPU130は、MFPパネル(表示部1262)に、ステップS112で検出した通知に対応するPINコードを表示させて、ステップS116へ制御を進める。ステップS114で表示されるPINコードは、たとえば、CPU130が所与のプログラムを実行することにより乱数を発生させることによって生成される。
ステップS116では、CPU130は、MFPパネルに対する操作がなされたか否かを判断する。そして、CPU130は、MFPパネルに対する操作がなされたと判断すると、ステップS122へ制御を進める。一方、CPU130は、予め定められた一定の時間MFPパネルに対する操作がなされなかったと判断すると、ステップS118へ制御を進める。
ステップS122では、CPU130は、MFPパネルに操作権限と実行権限とを付与して、図9に制御をリターンさせる。これにより、たとえば図8の(B)に示されたように、パネル接続テーブルにおいて、「MFPパネル」について、項目「操作権限」と項目「実行権限」の値として、値「○」が設定される。
ステップS118では、CPU130は、リモートパネル(通信端末200)から送信されてきたPINコードを受信したか否かを判断する。PINコードを受信したと判断すると、CPU130は、ステップS120へ制御を進める。一方、予め定められた時間、PINコードを受信しなかったと判断すると、CPU130は、ステップS116へ制御を戻す。
ステップS120では、CPU130は、ステップS118で受信を検出したPINコードに関連付けられて送信されてきた利用コードを抽出し、パネル接続テーブルにおいて当該抽出した利用コードに対応するリモートパネルに「実行権限」を付与して、制御を図9にリターンさせる。これにより、たとえば図8の(A)を「リモート2」についての設定内容として示されたように、パネル接続テーブルにおいて、項目「実行権限」の値として、値「○」が登録される。
以上説明した図12の処理によれば、コインベンダー400から対価の入力を通知された場合、CPU130は、MFPパネルに対して操作がなされると、MFPパネルに操作権限と実行権限とを付与し、通信端末200から送信されてきたPINコードを受信すると、送信元の通信端末200に対して実行権限を付与する。
[通信端末における入力イベント処理(1)]
図13を参照して、通信端末200において、MFP100に対してPINコードが送信されるときに実行される処理について説明する。図13は、当該処理のフローチャートである。図13に示された処理は、通信端末200における入力イベント処理(図10のステップS28)の一例である。
なお、MFPアプリケーションは、MFP100において実行されるジョブの各種の設定情報の入力を受付ける。そして、通信端末200において、MFP100への設定情報の送信を指示する操作がなされると、図13に示す処理が開始される。
図13を参照して、ステップS202では、CPU230は、MFP100から利用コードを取得しているか否かを判断する。利用コードは、上記したように、ステップS108(図11参照)において、MFP100のCPU130が接続要求の送信元である通信端末200に対して送信するコードである。通信端末200のCPU230は、利用コードを受信すると、後述するステップS204〜ステップS206として示されるように、記憶装置236等に格納する。CPU230は、記憶装置236等に利用コードが格納されているか否かに基づいて、利用コードを取得しているか否かを判断する。そして、CPU230は、既に利用コードを取得していると判断すると、ステップS208へ制御を進める。一方、まだ利用コードを取得していないと判断すると、CPU230は、ステップS204へ制御を進める。
ステップS204では、CPU230は、MFP100に対して接続要求を送信して、ステップS206へ制御を進める。なお、図11を参照して説明したように、MFP100のCPU130は、通信端末200からの接続要求に応じて、当該通信端末200に対して利用コードを送信する(ステップS108)。
ステップS206では、CPU230は、MFP100から送信されてきた利用コードを取得して、ステップS208へ制御を進める。CPU230は、ステップS206で受信した利用コードを、たとえばHDD110へ格納する。
ステップS208では、CPU230は、MFPアプリケーション上で入力された設定情報を、利用コードとともに、MFP100に送信する。そして、CPU230は、ステップS210へ制御を進める。なお、ステップS208では、CPU230は、自機のIDまたは利用コードの少なくとも一方とともに、設定情報を送信する。ステップS208においてCPU230から設定情報とIDおよび/または利用コードが送信されると、MFP100のCPU130は、それらを受信する。そして、CPU130は、当該設定情報を、IDおよび/利用コードと関連付けて、HDD110に格納する。
ステップS210では、CPU230は、PINコードを入力されたか否かを判断する。CPU230は、PINコードを既に取得していると判断すると、ステップS212へ制御を進める。一方、まだ取得していないと判断すると、CPU230は、そのまま処理を図10へリターンさせる。
ステップS212では、CPU230は、操作部235に対するPINコードの入力を受付け、たとえば記憶装置236に格納して、制御を図10へリターンさせる。
以上、図13を参照して説明した処理によれば、通信端末200のMFPアプリケーションは、MFP100に対して接続要求を送信することにより、利用コードを取得する。また、MFPアプリケーションは、操作部235に対するPINの入力によって、PINコードを取得する。本実施の形態では、通信端末200のユーザーは、MFPアプリケーションに入力した設定情報に従ったジョブをMFP100に実行させるために、コインベンダー400に対価を入力する。これに応じて、MFP100は、図12を参照して説明したように、MFPパネル(表示部1262)に、上記対価の入力に対応するPINコードを表示する。当該PINコードの表示を見たユーザーは、通信端末200の操作部235に当該PINコードを入力する。
[通信端末における入力イベント処理(2)]
図14を参照して、通信端末200において、ジョブの実行指示が入力されたときに実行される処理について説明する。図14は、当該処理のフローチャートである。図14に示された処理は、通信端末200における入力イベント処理(図10のステップS28)の一例である。
図14を参照して、ステップS222で、CPU230は、既に利用コードを取得しているか否かを判断する。そして、CPU230は、既に取得していると判断すると、制御をステップS228へ進める。一方、まだ利用コードを取得していないと判断すると、CPU230は、制御をステップS224へ進める。
ステップS224では、CPU230は、MFPアプリケーションの機能を利用して、MFP100へ接続要求を送信する。そして、CPU230は、制御をステップS226へ進める。これに応じて、MFP100のCPU130は、図11を参照して説明したように、通信端末200に対してPINコードを送信する(ステップS108)。
ステップS226では、CPU230は、MFP100から送信されてきた利用コードを取得し、当該利用コードを記憶装置236等に格納して、制御をステップS228へ進める。
ステップS228では、CPU230は、既にステップS212(図13参照)においてPINコードを入力されているか否かを判断する。そして、CPU230は、まだ入力されていないと判断すると、制御を図10にリターンさせる。一方、PINコードを入力されていると判断すると、CPU230は、制御をステップS230へ進める。
ステップS230では、CPU230は、MFP100に、PINコードを送信して、制御をステップS232へ進める。
ステップS232では、CPU230は、ステップS230と関連付けて、ジョブの実行指示をMFP100に送信して、制御を図10にリターンさせる。
以上図14を参照して説明した処理によれば、通信端末200は、ジョブの実行指示を入力されると、PINコードとともに、ジョブの実行指示を、MFP100へ送信する。
[MFPにおけるジョブの実行]
MFP100は、実行権限を付与されたMFPパネルまたは実行権限を付与されたリモートパネルから実行指示を受けると、ジョブを実行する。より具体的には、MFP100のCPU130は、MFPパネルを介してジョブの実行指示を受けると、当該MFPパネルに関連付けられて登録されている設定情報に従って、画像処理部にジョブを実行させる。また、MFP100のCPU130は、リモートパネルからジョブの実行指示を受けると、当該実行指示とともに関連付けられて送信されてきたPINコードを抽出し、当該PINコードをパネル接続テーブルにおいて検索し、そして、パネル接続テーブルにおいて当該PINコードに関連付けられている項目「ID」および/または項目「利用コード」に関連付けられて格納されている設定情報に従って、画像処理部にジョブを実行させる。CPU130は、当該ジョブが完了すると、パネル接続テーブルにおいて、上記PINコードを消去する。また、当該リモートパネルについての「実行権限」と「支払」の値を、値「−」に更新する。これにより、たとえば、パネル接続テーブルに登録される情報は、たとえば「リモート2」についての値が更新されて、図8の(A)に示された状態から、図7に示された状態へと変更される。
[MFPの定時処理]
図15を参照して、MFP100において、パネル接続テーブルに登録したリモートパネルの情報を削除するために実行される処理について説明する。図15は、当該処理のフローチャートである。図15に示された処理は、MFP100における定時処理(図9のステップS14)の一例である。CPU130は、ステップS16またはステップS18(図9参照)のバックグラウンドで、図15に示された処理を、定期的に実行する。
本実施の形態では、通信端末200のMFPアプリケーションにおいて特定の操作がなされることにより、当該通信端末200からMFP100に、接続終了の要求が送信される。図15に示された処理では、当該接続終了の要求が適宜利用される。
図15を参照して、まずステップS132で、CPU130は、パネル接続テーブルに登録されているリモートパネルからの、接続終了の要求を受信したか否かを判断する。そして、CPU130は、当該接続要求を受信したと判断すると、ステップS142へ制御を進める。一方、CPU130は、接続終了の要求を受信していないと判断すると、ステップS134へ制御を進める。
ステップS134では、CPU130は、パネル接続テーブルに登録されている各通信端末200について、実行権限を付与された状態とされてから予め定められた時間以上経過しているか否かを判断する。そして、CPU130は、そのような状態にある通信端末200については制御をステップS136へ進める。一方、CPU130は、そのような状態にないと判断した通信端末200については、図9へ処理をリターンさせる。
ステップS136では、CPU130は、ステップS134において上記したような状態にあるリモートパネルに対して、近距離チェックIDを定期的に送信している状態にあるか否かを判断する。近距離チェックIDは、後述するステップS138において送信を開始される情報であって、後述するステップS142において送信を停止される情報である。そして、CPU130は、まだ近距離チェックIDを送信していないリモートパネル(通信端末200)については、制御をステップS138へ進める。一方、CPU130は、既に近距離チェックIDの送信対象となっているリモートパネルについては、ステップS140へ制御を進める。
ステップS138では、CPU130は、当該ステップS138の処理対象となっている通信端末200についての近距離チェックIDを生成し、そして、当該通信端末200に対して、生成した近距離チェックIDを送信する。近距離チェックIDとは、各通信端末200が、MFP100から特定の距離以内の距離に位置することを確認するための情報である。近距離チェックIDは、通信端末200毎に固有の情報である。ステップS138の処理対象となっている通信端末200とは、ステップS134において言及されたように、「実行権限を付与されてから予め定められた時間以上経過している通信端末200」である。CPU130は、近距離チェックIDを、近距離通信装置116(図3参照)を使用して、送信する。近距離チェックIDの送信後、CPU130は、制御を図9にリターンさせる。本実施の形態では、MFP100から近距離チェックIDを受信すると、通信端末200のCPU230は、当該近距離チェックIDを受信し、これに返答する情報を、MFP100へ送信する。
ステップS140で、CPU130は、通信端末200から近距離チェックIDへの返答があったか否かを判断する。そして、CPU130は、返答のあった通信端末200については、制御を図9にリターンさせる。一方、返答を受信しなかった通信端末200については、CPU130は、ステップS142へ制御を進める。
ステップS142では、CPU130は、送信された近距離チェックIDに対する返答を受信できなかった通信端末200について、当該端末の情報を削除するようにパネル接続テーブルを更新する。また、ステップS142では、CPU130は、ステップS138で開始させた近距離チェックIDの送信を停止させる。そして、CPU130は、図9へ制御をリターンさせる。
本実施の形態では、通信端末200からMFP100へ接続要求が送信されると、MFP100では、当該通信端末200がパネル接続テーブルに登録される。パネル接続テーブルに登録された通信端末200には、「利用コード」が付与される。
その後、通信端末200からMFP100に接続終了の要求が送信されると、MFP100は、当該接続終了要求の送信元の通信端末200を、パネル接続テーブルから削除する。また、本実施の形態では、MFP100から実行権限を付与されてから予め定められた時間以上経過した通信端末200が、MFP100から上記特定の距離以上離れたことを条件として、パネル接続テーブルから削除される。
パネル接続テーブルからの通信端末200の削除について、図1、図16および図17を参照してより具体的に説明する。
図1に示されたように、ユーザー201Bが通信端末200Bを使用してMFP100にアクセスし、そして、MFP100に画像処理についての設定情報を登録する。その後、図16に示されるように、ユーザー201Bは、通信端末200Bを携帯しながら、コインベンダー400まで行って、当該コインベンダー400に画像処理動作に対する対価を入力する。そして、ユーザー201Bは、通信端末200Bを使用して、MFP100に対して画像処理動作(ジョブ)の実行の指示を送信する。これに応じて、MFP100は、通信端末200Bから送信された設定情報に従って、画像処理動作を実行する。
MFP100は、ジョブの完了に伴って、パネル接続テーブルにおける通信端末200Bについての項目「実行権限」、項目「PINコード」および項目「支払」の各値として、値「−」を設定する。つまり、ジョブの完了によって、当該通信端末200Bは、実行権限を失う。
通信端末200Bが実行権限を取得してから予め定められた時間以上経過すると、MFP100は、ステップS138に従って、通信端末200Bに、近距離チェックIDの送信を開始する。図16では、近距離無線通信による近距離チェックIDの送受信が、線L1で示されている。
その後、通信端末200Bを携帯したユーザー201Bが、MFP100から特定の距離以上離れた場合には、通信端末200Bから接続終了要求(図15のステップS132)が送信されなくとも、パネル接続テーブルから通信端末200Bの登録を削除する。
MFP100と通信端末200との間の近距離チェックIDの送受信は、たとえば、可聴域外の音波でのポーリングによって実現することができる。MFP100から近距離チェックIDを受信した通信端末200は、MFP100に対して、当該近距離チェックIDへの返答と、自機を特定する情報、たとえば、利用コード、をMFP100へ送信する。
このように、一定の条件に従ってパネル接続テーブルから通信端末200の登録を削除することにより、パネル接続テーブルに不要な通信端末200の登録が残り続けることを回避できる。
なお、付与された実行権限に伴う画像形成動作をMFP100に指示する前にパネル接続テーブルから登録を削除された通信端末200について、当該実行権限は、たとえばHDD110の所定の記憶領域に保持されることが好ましい。この場合、当該通信端末200から再度MFP100に、当該実行権限を復活させるための特定の情報(特定のコマンド等)が送信されれば、CPU130は、上記のように保持された情報に基づいて、パネル接続テーブルに、当該携帯端末200の登録を、実行権限を保持された状態で復活させる。この状態で、通信端末200から、さらに、画像形成動作の実行が指示されると、CPU130は、画像処理部に、当該通信端末200に関連付けられて格納されている設定情報に従った画像形成動作を実行させる。
[実施例]
以上説明した本実施の形態の画像処理システムでは、リモートパネルのユーザーは、MFP100から離れた場所で当該MFP100に対して画像処理動作の設定情報を登録することができる。また、画像処理動作の実行指示は、MFP100の近傍に配置されたコインベンダー400に対価を投入した後に許可される。このような画像処理システムにおける、リモートパネルの使用の具体例を、以下に説明する。
(実施例1)
図18および図19を参照して、リモートパネルの使用の第1の実施例を説明する。図18および図19には、駅911,912と、駅911と駅912の間を列車920で移動するユーザー201と、ユーザー201が使用する通信端末200Aと、駅911の近傍に設置されたMFP100Aと、駅912のの近傍に設置されたMFP100Bと、MFP100A,100Bのそれぞれの横に設置されたコインベンダー400A,400Bとが示されている。
まず図18を参照して、列車920で駅911から駅912まで移動するユーザー201Aは、移動中の列車920の車内で、通信端末200Aを使用して、移動先の駅912近傍にあるMFP100Bに対して、当該MFP100Bに実行させたい画像処理動作の設定情報を登録する。そして、ユーザー201Aは、駅912に到着した後、MFP100Bが設置されている場所まで移動する。そして、ユーザー201Aは、コインベンダー400Bに対して対価を入力し、その後、通信端末200AからMFP100Bに、画像処理動作の実行指示を送信する。これに応じて、MFP100Bは、画像処理動作を実行する。
以上、図18および図19を参照して説明した第1の実施例では、ユーザー201Aは、列車920に乗車する前に、慌しく、駅911近傍のMFP100Aに画像処理動作を実行させる必要はない。ユーザー201Aは、列車の車内で、ゆっくりと、画像処理動作についての設定情報を、通信端末200を使用して編集し、MFP100Bへ送信することができる。
(第2の実施例)
図20および図21を参照して、本実施の形態の画像処理システムの第2の実施例について説明する。第2の実施例は、画像処理システムが、図書館に適用された例である。図20および図21には、図書館に配置された4台の画像処理装置(MFP100A〜100D)と、MFP100A〜100Dのそれぞれの横に設置されたコインベンダー400A〜400Dと、4人のユーザー201A〜201Dと、ユーザー201A〜201Dのそれぞれが操作する通信端末200A〜200Dとが示されている。通信端末200A〜200Dのそれぞれには、MFP100A〜100Dの中の少なくとも1台に画像処理動作を実行させるためのMFPアプリケーションがインストールされている。
まず図20を参照して、ユーザー201Bは、MFP100A〜100Dから離れた席に座っている。そして、当該ユーザー201Bは、当該席において、通信端末200Bを使用して、MFP100Bに、当該MFP100Bの画像処理動作についての設定情報を登録する。
その後、図21に示されるように、ユーザー201Bは、通信端末200Bを携帯しながらコインベンダー400Bまで移動し、そして、コインベンダー400Bに、画像処理動作についての対価を入力する。ユーザー201Bは、再度通信端末200Bを操作することにより、通信端末200Bに、MFP100Bに対して、画像処理動作の実行処理を出力させる。これに応じて、MFP100Bは、通信端末200Bから入力された設定情報に従った画像処理動作を実行する。
以上、図20および図21を参照して説明した第2の実施例では、ユーザー201Bは、図書館の自分の席で、画像を出力させたいMFPに設定情報を登録できる。これにより、ユーザー201Bは、自分の席で、落ち着いて設定情報を決定できる。また、各ユーザーが自分の席でMFPに設定情報を登録できることにより、MFP100A〜100Dのそれぞれの周辺で、設定情報の登録を待つための行列ができるなど、図書館の静寂を壊すような事態が発生することを、極力回避できる。
[実施の形態の概略]
以上説明した本実施の形態では、通信端末200のユーザーから画像処理システムへの対価の入力が完了しているか否かに関わらず、当該通信端末200から送信された設定情報がMFP100において登録される。なお、MFP100は、当該設定情報に対応する画像処理動作の対価がコインベンダー400に入力されたことを条件として、画像処理部に、当該設定情報に従った画像処理動作を実行させる。これにより、通信端末200のユーザーは、コインベンダー400まで行って課金額を支払う前に、MFP100に、設定情報を登録できる。これにより、通信端末200のユーザーは、MFP100から離間した場所で、少なくともMFP100に対する設定情報の登録を済ませることができる。
一方、操作パネル126は、コインベンダー400への入金を条件として、設定情報の入力を受け付ける。つまり、コインベンダー400に入金がなされるまでは、操作パネル126は、操作を受け付けない。これにより、操作意思のないユーザーがみだりに操作パネル126を操作することを、確実に回避できる。
なお、本実施の形態において、通信端末は、携帯可能なものである必要はない。ユーザーは、たとえば、MFP100から離間した場所に配置された第1の通信端末と、MFP100の近傍に配置された第2の通信端末とを利用できる。より具体的には、ユーザーは、第1の通信端末を介して、利用コードと設定情報とをMFP100に送信した後、第2の通信端末を介して、当該利用コードとPINコードと実行指示とをMFP100に送信しても良い。MFP100は、ユーザーから送信された利用コードに基づいて、第2の通信端末からの実行指示に対応する画像形成動作として、第1の通信端末を介して送信された設定情報に従った画像形成動作を実行する。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
100,100A〜100E MFP、130,230 CPU、200,200A〜200E 通信端末、400,400A〜400D コインベンダー。

Claims (6)

  1. 入金装置への対価の入力に関する情報を取得することができる画像処理装置であって、
    通信端末に固有の識別情報を格納する記憶装置と、
    画像処理動作を実行する画像処理部と、
    前記画像処理部に対する設定情報を入力する操作部と、
    前記画像処理部に対する通信端末からの設定情報、および、前記通信端末に固有の識別情報の入力を受け付ける通信部と、
    前記操作部または前記通信部に入力された設定情報に基づいて、前記画像処理部の画像処理動作を制御するように構成された制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記通信部が受信した設定情報を前記通信部が受信した識別情報に関連付けて前記記憶装置に格納し、
    前記記憶装置に格納された識別情報に対応する対価が前記入金装置に入力されたことを条件として、前記画像処理部に、当該識別情報に関連付けられた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されており、
    前記操作部は、当該操作部に入力される設定情報に対応する画像処理動作の対価が前記入金装置に入力されたことを条件として、設定情報の入力を受け付け、
    前記制御手段は、前記画像処理部に、前記操作部が入力を受け付けた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されている、画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記入金装置への対価の入力があったときに、当該対価の入力に対応する支払情報を報知し、
    前記通信部が前記識別情報と、当該識別情報に関連付けられた前記支払情報とを受信したときに、当該識別情報に対応する対価が前記入金装置に入力されたと判断する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置と通信端末との距離を計測する計測手段をさらに備え、
    前記制御手段は、通信端末からの接続要求があった場合に、当該通信端末の前記識別情報を生成し、当該識別情報を前記記憶装置に登録し、当該識別情報を当該通信端末に送信するように構成されており、
    前記制御手段は、前記通信端末から前記識別情報と前記支払情報を受信した後、前記画像処理装置と当該通信端末との距離が予め定められた距離以上となった場合に、前記記憶装置から当該通信端末の識別情報を削除するように構成されている、請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 入金装置への対価の入力に関する情報を取得することができる画像処理装置の制御方法であって、
    前記画像処理装置は、
    通信端末に固有の識別情報を格納する記憶装置と、
    画像処理動作を実行する画像処理部と、
    前記画像処理部に対する設定情報を入力する操作部とを備え、
    前記制御方法は、
    前記画像処理装置を制御するコンピューターが、通信端末から、前記画像処理部に対する設定情報、および、当該通信端末に固有の識別情報の入力を受け付けるステップと、
    前記コンピューターが、前記記憶装置に、前記通信端末から入力された設定情報を前記通信端末に固有の識別情報に関連付けて格納するステップと、
    前記コンピューターが、前記操作部に入力された設定情報または前記通信端末から入力された設定情報に基づいて、前記画像処理部の画像処理動作を制御するステップとを備え、
    前記画像処理部の画像処理動作を制御するステップは、
    前記記憶装置に格納された識別情報に対応する対価が前記入金装置に入力されたことを条件として、前記画像処理部に、当該識別情報に関連付けられた設定情報に従った画像処理動作を実行させること、
    前記操作部に入力される設定情報に対応する画像処理動作の対価が前記入金装置に入力されたことを条件として、前記操作部に対する設定情報の入力を受け付けること、および、
    前記画像処理部に、前記操作部が入力を受け付けた設定情報に従った画像処理動作を実行させることを含む、画像処理装置の制御方法。
  5. 画像処理装置の動作を制御するコンピューターに、請求項4に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
  6. 入金装置と、前記入金装置への対価の入力に関する情報を取得することができる画像処理装置と、前記画像処理装置と通信可能な通信端末とを備えた画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    通信端末に固有の識別情報を格納する記憶装置と、
    画像処理動作を実行する画像処理部と、
    前記画像処理部に対する設定情報を入力する操作部と、
    前記画像処理部に対する通信端末からの設定情報、および、前記通信端末に固有の識別情報の入力を受け付ける通信部と、
    前記操作部または前記通信部に入力された設定情報に基づいて、前記画像処理部の画像処理動作を制御するように構成された制御手段とを含み、
    前記通信端末は、前記画像処理装置に、前記画像処理部に対する設定情報と、当該通信端末に固有の識別情報とを送信するように構成された情報処理部を含み、
    前記制御手段は、
    前記通信部が受信した設定情報を前記通信部が受信した識別情報に関連付けて前記記憶装置に格納し、
    前記記憶装置に格納された識別情報に対応する対価が前記入金装置に入力されたことを条件として、前記画像処理部に、当該識別情報に関連付けられた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されており、
    前記操作部は、当該操作部に入力される設定情報に対応する画像処理動作の対価が前記入金装置に入力されたことを条件として、設定情報の入力を受け付け、
    前記制御手段は、前記画像処理部に、前記操作部が入力を受け付けた設定情報に従った画像処理動作を実行させるように構成されている、画像処理システム。
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