JP2014160954A - 遠隔操作表示装置 - Google Patents

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Kiyotoshi Tanaka
清俊 田中
Takashi Hattori
孝 服部
Tetsunari Oshime
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Abstract

【課題】電気機器の運転状況の表示や操作に関し、1つの画面における表示を簡素で見易くでき、かつ運転状況に関する情報の容易な把握を可能とする遠隔操作表示装置を得ること。
【解決手段】電気機器の運転状況を表示するとともに、電気機器の運転を遠隔操作するための入力操作を受け付ける表示操作部16と、入力操作に応じた運転指示を電気機器へ送信し、かつ運転状況の情報を電気機器から受信する送受信手段15と、を有し、表示操作部16は、電気機器が取り得る運転状況として、通常運転状況と、通常運転状況に対する付加要因の付加によって通常運転状況とは異なる状況となった異常運転状況と、についての表示を可能とし、通常運転状況についての情報に、付加要因に応じた補助表示を付加してなる表示を、異常運転状況の表示とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔操作表示装置、特に、住宅内のエアコン等の電気機器の遠隔操作を受け付けるとともに、太陽光発電システムによる発電電力や電気機器による消費電力などのデータを表示する遠隔操作表示装置に関する。
近年、例えば住宅内の各部屋に設定されている電気機器を、リビングなどに設置されたコントローラによって集中的に遠隔操作し、また電気機器の運転状況を表示するシステムが製品化されてきている。
また、近年、地球温暖化の原因となるCOの排出量削減問題や、いずれ枯渇が予想される化石燃料に対する代替エネルギーへの関心が高まっている。中でも、クリーンでかつ無尽蔵のエネルギー源である太陽光による太陽光発電システムが注目を集めている。さらに、消費者の省エネルギーへの意識を高め、かつその実践をサポートするために、各種電力データを表示するモニターなども市販されている。
例えば、特許文献1には、住宅内のエアコン、照明、テレビなど複数の電気機器の稼働状況をコントローラの表示部に表示するとともに、そのコントローラによってこれらの電気機器を遠隔操作する遠隔管理システムが開示されている。
また、例えば特許文献2には、発電電力計測部により計測された発電電力量およびその積算電力量のデータと、消費電力計測部により計測された消費電力量のデータとを無線通信により送信し、送信されたデータを表示装置にて受信し、表示する太陽光発電システムの電力表示システムが開示されている。近年、太陽光発電システムの電力表示システムの機能と、上述の遠隔管理システムの機能とを併せ持つシステムが出てきている。
特開2002−318843号公報 特開2005−241388号公報
電気機器の遠隔管理システムは、住宅内にある複数の各電気機器の操作と、各電気機器の運転状況の表示とを所定のコントローラに集中させることから、操作および運転状況に関する多岐に渡る情報を、複数の電気機器について一括して表示することになる。1つの画面に全ての情報を網羅すると、表示が細かくなりすぎて読みにくくなってしまうことが課題となる。画面の見易さを重視するために、1つの画面に表示する情報を限定することとした場合、その画面では得られない情報については、コントローラに対する操作による画面の切り替えを経て確認することとなる。情報の確認のために随時画面の切り替えを要する場合、コントローラの操作が煩雑で分かりにくくなることが問題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気機器の運転状況の表示や操作に関し、1つの画面における表示を簡素で見易くでき、かつ運転状況に関する情報の容易な把握を可能とする遠隔操作表示装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電気機器の運転状況を表示するとともに、前記電気機器の運転を遠隔操作するための入力操作を受け付ける表示操作部と、前記入力操作に応じた運転指示を前記電気機器へ送信し、かつ前記運転状況の情報を前記電気機器から受信する送受信手段と、を有し、前記表示操作部は、前記電気機器が取り得る前記運転状況として、通常運転状況と、前記通常運転状況に対する付加要因の付加によって前記通常運転状況とは異なる前記運転状況となった異常運転状況と、についての表示を可能とし、前記通常運転状況についての基本情報に、前記付加要因に応じた補助表示を付加してなる表示を、前記異常運転状況の表示とすることを特徴とする。
本発明によれば、遠隔操作表示装置は、1つの画面に表示される情報を、煩雑にならず分かり易い範囲の基本情報とする。遠隔操作表示装置は、通常運転状況とは異なる異常運転状況のときには、付加要因を表す補助表示を基本情報に付加することで、運転状況に関する情報のうち異常運転状況の概要を補助表示によって示す。使用者は、基本情報の表示から画面を切り替えなくても、異常運転状況であること、および異常運転状況の概要を把握することができる。これにより、1つの画面における表示を簡素で見易くでき、かつ運転状況に関する情報が容易に把握できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる遠隔操作表示装置と、太陽光発電システムおよび住宅内分電盤との接続構成を示す図である。 図2は、表示操作部に表示される運転状況表示画面の一例を示す図である。 図3は、運転状況表示画面における運転切替のタッチスイッチへのタッチ操作に応じて表示されるポップアップ画面の一例を示す図である。 図4は、運転状況表示画面における設定温度のタッチスイッチへのタッチ操作に応じて表示されるポップアップ画面の一例を示す図である。 図5−1は、通信が正常に行われていない電気機器があるときにおける運転状況表示画面の一例を示す図である。 図5−2は、電気機器自体の運転における異常があったときの運転状況表示画面の一例を示す図である。 図6−1は、本発明の実施の形態2にかかる遠隔操作表示装置における運転状況表示画面の一例を示す図である。 図6−2は、フィルタの目詰まり以外の異常により、フィルタの清掃以外の処置を促すメッセージが送信されたときの運転状況表示画面の一例を示す図である。 図7−1は、本発明の実施の形態3にかかる遠隔操作表示装置における運転状況表示画面の一例を示す図である。 図7−2は、暖房運転において、設定温度に対し室内温度が大幅に低いときの表示を含む運転状況表示画面の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる遠隔操作表示装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる遠隔操作表示装置と、太陽光発電システムおよび住宅内分電盤との接続構成を示す図である。
太陽光発電システムは、太陽電池アレイ1およびパワーコンディショナ2を備える。太陽電池アレイ1は、例えば住宅の屋上に設置されている。太陽電池アレイ1は、複数枚の太陽電池モジュールを直列あるいは並列に接続して構成されている。各太陽電池アレイ1には、それぞれパワーコンディショナ2が接続されている。
太陽電池アレイ1は、太陽光を受けて発電し、直流電力を発生させる。パワーコンディショナ2は、太陽電池アレイ1で発生した直流電力を、交流電力へ変換する。パワーコンディショナ2の出力線5は、分電盤3に接続されている。太陽光発電システムからの交流電力は、分電盤3内の分岐ブレーカーを経由して、住宅内の電気機器であるエアコン4等で消費される。
曇天時や雨天時など、発電電力が少ない場合や、夜間など発電ができない場合には、商用電源(系統電源)から分電盤3を経由して電力が各電気機器に供給される(買電)。これとは逆に、発電電力が、そのときに住宅内の各電気機器で消費されている全消費電力より多い場合は、その余剰分は分電盤3を経由して商用電源に逆潮流される(売電)。
遠隔操作表示装置は、計測ユニット6および表示ユニット7を備える。計測ユニット6は、電力のデータを収集し、電力量を演算する。計測ユニット6は、太陽光発電システムにより発電された発電電力と、住宅内における消費電力を計測する。計測ユニット6は、表示ユニット7との間の無線通信のための送信手段14を備える。送信手段14は、計測ユニット6での計測結果である発電電力のデータを含む各種電力データを送信する。
表示ユニット7は、送受信手段15および表示操作部16を備える。送受信手段15は、計測ユニット6から各種電力データを受信する。表示操作部16は、電力表示画面と、後述の運転状況表示画面とに、表示を切り替え可能であるものとする。
表示操作部16は、電力表示画面では、計測ユニット6からの入力に応じて、電力や電力量などのデータ、グラフなどを表示する。表示操作部16は、例えば、タッチパネルを備える液晶ディスプレイ(LCD)である。
表示操作部16は、パワーコンディショナ2との通信や、電流センサ9、売買電力検出用電流センサ11、電流センサ12により計測ユニット6にて収集した発電電力、売電電力、買電電力、および各エアコン4で消費されている消費電力を、電力表示画面にて表示する。計測ユニット6の送信手段14と表示ユニット7の送受信手段15とは、互いのデータのやり取りを、例えば無線LANによる通信で行う。
計測ユニット6との間で送受信可能な通信機能をパワーコンディショナ2が有している場合、太陽光発電システムで発電された電力のデータは、パワーコンディショナ2および計測ユニット6の間に配線された通信線8を介して、計測ユニット6へ送られる。
計測ユニット6との間で送受信可能な通信機能がパワーコンディショナ2に無い場合、パワーコンディショナ2から分電盤3への出力線5に電流センサ9が設けられる。その電流センサ9の出力が、計測ユニット6の電流センサ入力部10に入力されることにより、計測ユニット6は、そのパワーコンディショナ2からの発電電力のデータを収集する。
分電盤3内に装着された売買電力検出用電流センサ11は、商用電源および分電盤3の間に流れる電流の値と向きを計測する。計測ユニット6は、売買電力検出用電流センサ11での計測結果から、売電電力および買電電力のデータを収集する。
分電盤3内の分岐ブレーカーの二次側には、それぞれ電流センサ12が装着されている。電流センサ12は、分岐ブレーカーごとの電流を計測する。計測ユニット6は、電流センサ12での計測結果から、分岐ブレーカーの出力側に接続された電気機器であるエアコン4ごとに、消費されている電力のデータを収集する。
なお、図1では、分岐ブレーカーの出力側に2つのエアコン4を接続している例を示しているが、エアコン4の数は任意であるものとする。また、分岐ブレーカーの出力側には、エアコン4が接続される場合に限られず、いずれの電気機器が接続されるものとしても良い。
電力線13は、計測ユニット6および分電盤3を接続する。計測ユニット6は、電力線13を介して、分電盤3内の1分岐ブレーカーから配線されたコンセントに接続、あるいは1分岐ブレーカーの二次側に直接接続されるなどにより、計測ユニット6自身の電源を得ている。計測ユニット6は、この電源の電圧値を計測し、電流センサ12などによって得られた電流値との演算を行って、各種電力データを得ている。
住宅内の電気機器であるエアコン4は、分電盤3内の分岐ブレーカーの二次側に接続されている。エアコン4は、表示ユニット7との通信を行うための送受信手段17を備える。エアコン4の送受信手段17と表示ユニット7の送受信手段15とは、互いのデータのやり取りを、例えば無線LANによる通信で行う。
図2は、表示操作部に表示される運転状況表示画面の一例を示す図である。表示操作部16は、運転状況表示画面20にて、各エアコン4の運転状況を表示する。
運転状況表示画面20には、各エアコン4について、「エアコン名称」、「運転状態」、「運転切替」、「設定温度」および「室内温度」が表示されている。「エアコン名称」は、エアコン4ごとに設定された名称を表す。「運転状態」の列には、各エアコン4の現在の運転状態が、運転および停止のいずれであるかが示されている。
各エアコン4について、「運転切替」の列に配置されているアイコンには、各エアコン4の現在の運転モードが、冷房、暖房、除湿および送風のいずれであるかが示されている。また、「停止」のアイコンは、エアコン4が停止状態であることを示している。「運転切替」の列に配置されているアイコンは、指などのタッチによって操作されるタッチスイッチであるものとする。
各エアコン4について、「設定温度」の列に配置されているアイコンには、各エアコン4の現在の設定温度が示されている。かかる設定温度を示すアイコンは、タッチスイッチであるものとする。各エアコン4について、「室内温度」の列には、各エアコン4が設置されている場所における現在の温度が示されている。
表示ユニット7の送受信手段15は、無線LANにて、エアコン4の送受信手段17との通信を行う。表示ユニット7は、エアコン4から、運転状態、運転モード、設定温度および室内温度の情報を取得する。また、表示ユニット7は、運転状態、運転モードおよび設定温度の変更のための運転指示を、同様の通信によってエアコン4へ送る。このように、表示ユニット7の送受信手段15は、入力操作に応じた運転指示を電気機器へ送信し、かつ運転状況の情報を電気機器から受信する。
例えば、図2に「リビングのエアコン」として示されているリビングのエアコン4は、冷房運転、設定温度27.0℃、室内温度27.0℃で運転している。運転状況表示画面20にて、運転状態として「運転」と表示されたアイコンは、リビングのエアコン4が運転中であることを示している。運転切替として「冷房」と表示されたアイコンは、リビングのエアコン4の運転モードが冷房運転であることを示している。設定温度として「27.0℃」と表示されたアイコンは、リビングのエアコン4の設定温度が27.0℃であることを示している。室内温度「27.0℃」の表示は、リビングにおける現在の室内温度が27.0℃であることを示している。
表示操作部16は、電気機器であるエアコン4の運転状況を表示している運転状況表示画面20に対する操作に応じて、運転状況表示画面20上に、ポップアップ画面を表示する。表示操作部16は、ポップアップ画面にて、エアコン4の運転を遠隔操作するための入力操作を受け付ける。
図3は、運転状況表示画面における運転切替のタッチスイッチへのタッチ操作に応じて表示されるポップアップ画面の一例を示す図である。表示操作部16は、運転状況表示画面20のうち、運転モードを表示している位置、すなわち「運転切替」の列に配置されているアイコンに対するタッチ操作に応じて、運転モードの切り替えのためのポップアップ画面21を表示する。ポップアップ画面21では、運転モードの切り替えのための入力操作と、運転停止のための入力操作とを受け付ける。
例えば、リビングのエアコン4の運転を停止させる場合は、使用者は、図2において「リビングのエアコン」と同じ行に位置する「冷房」のアイコンをタッチする。表示操作部16は、かかるタッチ操作を受けて、運転状況表示画面20に重畳させて、「「運転モード」切替」と題されたポップアップ画面21を表示する。
ポップアップ画面21には、「冷房」、「暖房」、「除湿」、「送風」、「運転停止」、「キャンセル」および「確定」の各アイコンを備える。「冷房」、「暖房」、「除湿」、「送風」のアイコンは、それぞれ冷房運転、暖房運転、除湿運転、送風運転のON/OFFを操作するためのタッチスイッチである。
「運転停止」のアイコンは、運転停止の操作のためのタッチスイッチである。「キャンセル」のアイコンは、各操作について確定前の入力を取り消すためのタッチスイッチである。「確定」のアイコンは、各操作についての入力を確定するためのタッチスイッチである。「冷房」、「暖房」、「除湿」、「送風」および「運転停止」の各アイコンには、現在の運転状況の表示のためのランプが付されている。
例えば、「リビングのエアコン」について、「冷房」のアイコンへのタッチ操作を受けて開かれたポップアップ画面21において、リビングのエアコン4の現在の運転モードである「冷房」のアイコン内のランプが点灯している。図中、点灯中のランプを黒丸として示し、消灯中のランプを白丸として示している。
この状態のポップアップ画面21において「運転停止」のアイコンをタッチすると、「冷房」のアイコン内のランプが消灯するとともに、「運転停止」のアイコン内のランプが点灯する。このとき、表示ユニット7は、リビングのエアコン4に対して、冷房運転から運転停止への切り替えを指示しようとしている状態となる。
この状態から「確定」のアイコンをタッチすると、表示ユニット7は、リビングのエアコン4に対し、運転停止の指示を送信する。リビングのエアコン4は、表示ユニット7からの指示に応じて、運転を停止する。また、表示操作部16は、ポップアップ画面21を閉じ、運転状況表示画面20の表示に戻る。
この運転状況表示画面20では、「リビングのエアコン」の「運転状態」および「運転切替」には、「停止」と表示されるとともに、「設定温度」が空欄となる。このときの「リビングのエアコン」についての表示は、図2に示す「寝室のエアコン」についての表示と同様となる。
なお、上述する「確定」のアイコンへのタッチに代えて、「キャンセル」のアイコンをタッチした場合、その前における「運転停止」のタッチ操作を無効とする。これにより、リビングのエアコン4は、それまでの冷房運転を続行する。
次に、運転モードを「冷房」から「除湿」へ切り替える操作の例を説明する。例えば、「リビングのエアコン」について、「冷房」のアイコンへのタッチ操作を受けて開かれたポップアップ画面21において、「除湿」のアイコンをタッチする。このとき、「冷房」のアイコン内のランプが消灯するとともに、「除湿」のアイコン内のランプが点灯する。表示ユニット7は、リビングのエアコン4に対して、冷房運転から除湿運転への切り替えを指示しようとしている状態となる。
この状態から「確定」のアイコンをタッチすると、表示ユニット7は、リビングのエアコン4に対し、除湿運転への切り替えの指示を送信する。リビングのエアコン4は、表示ユニット7からの指示に応じて、運転モードを除湿運転へ切り替える。なお、「確定」のアイコンへのタッチに代えて、「キャンセル」のアイコンをタッチした場合、その前における「除湿」のアイコンへのタッチ操作を無効とする。これにより、リビングのエアコン4は、それまでの冷房運転を続行する。
図4は、運転状況表示画面における設定温度のタッチスイッチへのタッチ操作に応じて表示されるポップアップ画面の一例を示す図である。表示操作部16は、運転状況表示画面20のうち、設定温度を表示している位置、すなわち「設定温度」のアイコンに対するタッチ操作に応じて、設定温度の切り替えのためのポップアップ画面22を表示する。ポップアップ画面22では、設定温度の切り替えのための入力操作を受け付ける。
例えば、リビングのエアコン4の設定温度を27.0℃から28.0℃へ変更する場合は、使用者は、図2において「リビングのエアコン」と同じ行の、設定温度「27.0℃」のアイコンをタッチする。表示操作部16は、かかるタッチ操作を受けて、運転状況表示画面20に重畳させて、設定温度の数値が表示されたポップアップ画面22を表示する。
ポップアップ画面22には、設定温度の数値の表示、数値の変更ボタンであるアイコン、タッチスイッチである「キャンセル」および「確定」の各アイコンを備える。数値に隣接して配置された上三角(△)のアイコンは、数値を増加させる変更ボタンである。また、下三角(▽)のアイコンは、数値を減少させる変更ボタンである。
表示操作部16は、ポップアップ画面22にて、数値の変更ボタンのアイコンへのタッチ操作により、設定温度の数値を変更させる。設定温度の数値を「28」に変えることで、リビングのエアコン4に対して、28.0℃への設定温度の変更を指示しようとしている状態となる。
この状態から「確定」のアイコンをタッチすると、表示ユニット7は、リビングのエアコン4に対し、28.0℃へ設定温度を変更する指示を送信する。リビングのエアコン4は、表示ユニット7からの指示に応じて、設定温度を28.0℃へ変更する。また、表示操作部16は、ポップアップ画面22を閉じ、運転状況表示画面20の表示に戻る。この運転状況表示画面20では、「リビングのエアコン」について、設定温度のアイコンには「28.0℃」と表示される。
なお、上述する「確定」のアイコンへのタッチに代えて、「キャンセル」のアイコンをタッチした場合、その前に設定温度の数値を「28」へと変えたときのタッチ操作を無効とする。これにより、リビングのエアコン4は、設定温度をそれまでの27.0℃のままとする。
このように、本実施の形態にかかる遠隔操作表示装置は、運転状況表示画面20において電気機器の運転状況を表示するとともに、運転状況表示画面20に対する操作があったときに、運転状況についての操作のためのポップアップ画面21,22を表示する。
また、表示操作部16は、電気機器が取り得る運転状況として、通常運転状況および異常運転状況についての表示を可能とする。通常運転状況は、電気機器が正常に運転しており、かつ送受信手段15と電気機器との間の通信が正常である運転状況とする。異常運転状況は、通常運転状況に対する付加要因の付加によって、通常運転状況とは異なる運転状況となったものとする。表示操作部16は、通常運転状況についての情報である基本情報に補助表示を付加してなる表示を、異常運転状況についての表示とする。補助表示は、付加要因に応じた表示である。
例えば、各エアコン4が通常運転状況であって、表示操作部16の運転状況表示画面20が、例えば図2に示すように運転状況を表示しているとする。このとき表示されている通常運転状況についての情報は、基本情報であるものとする。表示操作部16は、基本情報として、各エアコン4についての「エアコン名称」、「運転状態」、「運転切替」、「設定温度」および「室内温度」を表示する。
図5−1は、通信が正常に行われていない電気機器があるときにおける運転状況表示画面の一例を示す図である。このときの付加要因は、送受信手段15とエアコン4との間の通信異常とする。送受信手段15と電気機器との間の通信異常を付加要因とする異常運転状況を、第1の異常運転状況とする。
例えば、送受信手段15とリビングのエアコン4との間に通信異常が生じたとする。表示操作部16は、リビングのエアコン4についての運転状況を表示している部分をグレイアウトとする。かかるグレイアウトは、送受信手段15とエアコン4との間の通信異常を表す補助表示とする。
表示操作部16は、通信異常を生じたリビングのエアコン4についての基本情報に、補助表示であるグレイアウトを付加してなる表示を、第1の異常運転状況についての表示とする。表示操作部16は、グレイアウトとした部分には、通信に異常が発生するまでの通常運転状況の情報を継続して表示する。
表示ユニット7は、グレイアウトとする表示によって、リビングのエアコン4との通信に異常が発生していることを使用者に明示する。グレイアウトは、例えば、他の表示の部分に対し輝度を低下させる等、いずれの手法によるものであっても良い。
表示操作部16は、送受信手段15とリビングのエアコン4との間の通信が正常状態に戻ると、グレイアウトを解消する。これにより、表示操作部16は、リビングのエアコン4との間の通信が復旧したことを明示する。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、通信の復旧によって得られた通常運転状況の情報を表示する。
表示操作部16は、送受信手段15との間の通信が正常に行われていない電気機器があるとき、当該電気機器に対する入力操作の受け付けを中止する。例えば、表示操作部16は、リビングのエアコン4との間の通信が正常に行われていない場合、リビングのエアコン4の「運転切替」へのタッチ操作によるポップアップ画面21の表示を行わず、運転モードの切り替えのための入力操作の受け付けを中止する。また、表示操作部16は、リビングのエアコン4について、設定温度のアイコンへのタッチ操作によるポップアップ画面22の表示を行わず、設定温度の変更のための入力操作の受け付けを中止する。リビングのエアコン4との間の通信が復旧すると、表示操作部16は、タッチ操作に対するポップアップ画面21,22の立ち上げを再開する。
図5−2は、電気機器自体の運転における異常があったときの運転状況表示画面の一例を示す図である。このときの付加要因は、通信異常以外の異常であって、エアコン4自体に生じた何らかの異常とする。電気機器自体に生じた異常を付加要因とする異常運転状況を、第2の異常運転状況とする。第2の異常運転状況では、使用者は、異常を生じた電気機器に対し、運転停止などの処置を施す。
例えば、リビングのエアコン4に何らかの異常が生じたとする。表示操作部16は、エアコン名称「リビングのエアコン」の表示に続けて、補助表示である所定のマークを表示する。所定のマークは、例えば、エクスクラメーションマーク「!」を三角形で囲んでなるアイコン31とする。アイコン31は、エアコン4における異常発生を表す補助表示とする。
表示操作部16は、異常を生じたリビングのエアコン4についての基本情報に、補助表示であるアイコン31を付加してなる表示を、第2の異常運転状況についての表示とする。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、補助表示であるアイコン31のほかは、通信に異常が発生するまでの通常運転状況の情報を継続して表示する。
表示操作部16は、かかるアイコン31の表示によって、リビングのエアコン4に異常が発生していることを使用者に明示する。補助表示とするアイコン31の形状や位置は、本実施の形態で説明するものに限られず、任意であるものとする。
表示操作部16は、リビングのエアコン4が正常状態に戻ると、補助表示であるアイコン31を消去する。これにより、表示操作部16は、リビングのエアコン4が正常状態へと復旧したことを明示する。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、復旧後の通常運転状況の情報を表示する。
使用者は、基本情報に補助表示を付加してなる異常運転状況の表示を、運転状況表示画面20にて確認することで、エアコン4との間の通信の異常と、エアコン4自体の異常とをそれぞれ把握することができる。
遠隔操作表示装置は、1つの運転状況表示画面20に表示される情報を、煩雑にならず分かり易い範囲の基本情報とする。遠隔操作表示装置は、通常運転状況とは異なる異常運転状況のときには、付加要因を表す補助表示を基本情報に付加することで、異常運転状況の概要を補助表示によって示す。
遠隔操作表示装置は、電気機器に少なくとも2つの異常運転状況がある場合について、異常運転状況の概要を、運転状況表示画面20から画面を切り替えずに提示することができる。以上により、1つの画面における表示を簡素で見易くでき、かつ運転状況に関する情報が容易に把握できるという効果を奏する。
実施の形態2.
図6−1は、本発明の実施の形態2にかかる遠隔操作表示装置における運転状況表示画面の一例を示す図である。本実施の形態にかかる遠隔操作表示装置は、実施の形態1にかかる遠隔操作表示装置と同様の構成を備える。実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
例えば、各エアコン4が通常運転状況であって、表示操作部16の運転状況表示画面20が、例えば図2に示すように運転状況を表示しているとする。このとき表示されている通常運転状況についての情報は、基本情報であるものとする。表示操作部16は、基本情報として、各エアコン4についての「エアコン名称」、「運転状態」、「運転切替」、「設定温度」および「室内温度」を表示する。
各エアコン4は、運転状況の基本情報以外の情報を、表示ユニット7に送る場合がある。各エアコン4は、例えば、エアコン4の故障や動作の不具合を知らせる警告メッセージや、エアコン4の使用に関するアドバイスなどを、表示ユニット7へ送る。
エアコン4は、吸い込み口に取り付けられているフィルタの目詰まりを感知すると、フィルタの清掃を促すメッセージを表示ユニット7へ送る。このフィルタは、エアコン4へ取り込まれる空気から埃を除去する。エアコン4を使用しているうちに、フィルタは、埃の蓄積による目詰まりを起こすことになる。フィルタの目詰まりはエアコン4の冷暖房能力を低下させるため、目詰まりを起こした場合は埃を除去するための清掃を早めに実施する必要がある。このように、フィルタの清掃を促すメッセージは、エアコン4から送られるメッセージの中では比較的重要度が高く、また頻度が高いものである。
図6−1に示す運転状況表示画面20は、エアコン4がフィルタの目詰まりを起こし、フィルタの清掃を促すメッセージがエアコン4から表示ユニット7へ送信されたときの表示を含むものとする。このときの付加要因は、エアコン4のフィルタの目詰まりとする。エアコン4のフィルタの目詰まりを付加要因とする異常運転状況を、第1の異常運転状況とする。
例えば、表示ユニット7が、フィルタの清掃を促すメッセージをリビングのエアコン4から受信したとする。表示操作部16は、エアコン名称「リビングのエアコン」の表示に続けて、補助表示である所定のマークを表示する。所定のマークは、例えば、ブラシのイラストを四角形で囲んでなるアイコン32とする。かかるアイコン32は、エアコン4におけるフィルタの目詰まりを表す補助表示とする。
表示操作部16は、フィルタが目詰まりしたリビングのエアコン4についての基本情報に、補助表示であるアイコン32を付加してなる表示を、第1の異常運転状況についての表示とする。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、補助表示であるアイコン32のほかは、運転状況の基本情報を継続して表示する。
表示操作部16は、かかるアイコン32の表示によって、リビングのエアコン4においてフィルタが目詰まりしていることを使用者に明示する。補助表示とするアイコン32の形状や位置は、本実施の形態で説明するものに限られず、任意であるものとする。
表示操作部16は、リビングのエアコン4について、フィルタの清掃によって目詰まりが解消されると、補助表示であるアイコン32を消去する。これにより、表示操作部16は、リビングのエアコン4におけるフィルタの目詰まりが解消されたことを明示する。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、清掃後の通常運転状況の情報を表示する。
図6−2は、フィルタの目詰まり以外の異常により、フィルタの清掃以外の処置を促すメッセージが送信されたときの運転状況表示画面の一例を示す図である。このときの付加要因は、フィルタの目詰まり以外のエアコン4の異常とする。フィルタの目詰まり以外のエアコン4の異常を付加要因とする異常運転状況を、第2の異常運転状況とする。
例えば、表示ユニット7が、フィルタの清掃以外の処置を促すメッセージ(適宜、「一般メッセージ」を称する)をリビングのエアコン4から受信したとする。表示操作部16は、エアコン名称「リビングのエアコン」の表示に続けて、補助表示である所定のマークを表示する。所定のマークは、例えば、封筒のイラストからなるアイコン33とする。かかるアイコン33は、エアコン4におけるフィルタの目詰まり以外の異常を表す補助表示とする。
表示操作部16は、異常が生じたリビングのエアコン4についての基本情報に、補助表示であるアイコン33を付加してなる表示を、第2の異常運転状況についての表示とする。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、補助表示であるアイコン33のほかは、運転状況の基本情報を継続して表示する。
表示操作部16は、かかるアイコン33の表示によって、リビングのエアコン4においてフィルタの目詰まり以外の何らかの異常が生じていることを使用者に明示する。かかる異常についての詳細は、例えば、表示ユニット7における何らかの操作(例えば、補助表示へのタッチ操作による画面の切り替え)によって確認可能であるものとする。なお、補助表示とするアイコン33の形状や位置は、本実施の形態で説明するものに限られず、任意であるものとする。
表示操作部16は、リビングのエアコン4における異常が解消されると、補助表示であるアイコン33を消去する。これにより、表示操作部16は、リビングのエアコン4の異常が解消されたことを明示する。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、異常解消後の通常運転状況の情報を表示する。
使用者は、運転状況表示画面20において、各エアコン4から何らかのメッセージが送信されたか否かを把握することができる。そのメッセージが、フィルタの清掃を促すものである場合、使用者は、フィルタの清掃が必要であること、およびいずれのエアコン4についてフィルタの清掃が必要なのかを、異常運転状況の表示を構成する補助表示から容易に認識することができる。これにより、遠隔操作表示装置は、使用者に対し、早期の清掃作業を促すことができる。実施の形態2においても、遠隔操作表示装置は、1つの画面における表示を簡素で見易くでき、かつ運転状況に関する情報が容易に把握できるという効果を奏する。
実施の形態3.
図7−1は、本発明の実施の形態3にかかる遠隔操作表示装置における運転状況表示画面の一例を示す図である。本実施の形態にかかる遠隔操作表示装置は、実施の形態1にかかる遠隔操作表示装置と同様の構成を備える。実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
例えば、各エアコン4が通常運転状況であって、表示操作部16の運転状況表示画面20が、例えば図2に示すように運転状況を表示しているとする。このとき表示されている通常運転状況についての情報は、基本情報であるものとする。表示操作部16は、基本情報として、各エアコン4についての「エアコン名称」、「運転状態」、「運転切替」、「設定温度」および「室内温度」を表示する。
エアコン4の冷房運転において、設定温度に対し室内温度が大幅に高い状態である場合、その温度差が、冷房運転を開始してから間もないことによる場合や、室内温度に対して設定温度が低すぎるために冷房能力が追いつかないことによる場合が考えられる。設定温度が低すぎるために冷房能力が追いついていない状態は、エアコン4にとって無駄な電力消費となりかねない。このため、設定温度が適切であるか否かを確認し、設定温度が適切でない場合は設定温度を上げるなどの処置が必要となる。
エアコン4の暖房運転において、設定温度に対し室内温度が大幅に低い状態である場合、その温度差が、暖房運転を開始してから間もないことによる場合や、室内温度に対して設定温度が高すぎるために暖房能力が追いつかないことによる場合が考えられる。設定温度が高すぎるために暖房能力が追いついていない状態は、エアコン4にとって無駄な電力消費となりかねない。このため、設定温度が適切であるか否かを確認し、設定温度が適切でない場合は設定温度を下げるなどの処置が必要となる。
図7−1に示す運転状況表示画面20は、冷房運転において、設定温度に対し室内温度が大幅に高いときの表示を含むものとする。このときの付加要因は、室内温度が、エアコン4の設定温度に対して許容温度差分を超えて高いこととする。この許容温度差分は、例えばエアコン4においてあらかじめ設定されているものとする。室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高いことを付加要因とする異常運転状況を、第1の異常運転状況とする。
例えば、リビングのエアコン4について、設定温度が25.0℃、室内温度が31.0℃であるものとする。第1の異常運転状況に該当するか否かの判断基準とする許容温度差分を、例えば5℃とする。設定温度に対して室内温度が5℃を超えて高い状態であることから、リビングのエアコン4は第1の異常運転状況に該当している。
表示操作部16は、室内温度「31.0℃」の数値表示に、例えば青色の矩形枠34を付加する。かかる青色の矩形枠34は、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高いことを表す補助表示とする。
表示操作部16は、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高い状態のリビングのエアコン4についての基本情報に、補助表示である矩形枠34を付加してなる表示を、第1の異常運転状況についての表示とする。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、補助表示である矩形枠34のほかは、運転状況の基本情報を継続して表示する。
表示操作部16は、かかる矩形枠34の表示によって、リビングのエアコン4が、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高い状態であることを使用者に明示する。補助表示とする枠の形状や色は、本実施の形態で説明するものに限られず、任意であるものとする。補助表示は、枠である場合に限られず、室内温度の数値表示の付近に付されるものであればいずれの形状のマークとしても良い。
表示操作部16は、リビングのエアコン4について、設定温度の変更などによって、設定温度と室内温度との差が許容温度差分以下となることで、補助表示である矩形枠34を消去する。これにより、表示操作部16は、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高い状態が解消されたことを明示する。
図7−2は、暖房運転において、設定温度に対し室内温度が大幅に低いときの表示を含む運転状況表示画面の一例を示す図である。このときの付加要因は、室内温度が、エアコン4の設定温度に対し許容温度差分を超えて低いこととする。室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて低いことを付加要因とする異常運転状況を、第2の異常運転状況とする。
例えば、リビングのエアコン4について、設定温度が25.0℃、室内温度が18.0℃であるものとする。第2の異常運転状況に該当するか否かの判断基準とする許容温度差分を、例えば5℃とする。設定温度に対して室内温度が5℃を超えて低い状態であることから、リビングのエアコン4は第2の異常運転状況に該当している。
表示操作部16は、室内温度「18.0℃」の数値表示に、例えば赤色の矩形枠35を付加する。かかる赤色の矩形枠35は、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて低いことを表す補助表示とする。
表示操作部16は、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて低い状態のリビングのエアコン4についての基本情報に、補助表示である矩形枠35を付加してなる表示を、第2の異常運転状況についての表示とする。表示操作部16は、リビングのエアコン4について、補助表示である矩形枠35のほかは、運転状況の基本情報を継続して表示する。
表示操作部16は、かかる矩形枠35の表示によって、リビングのエアコン4が、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて低い状態であることを使用者に明示する。補助表示とする枠の形状や色は、本実施の形態で説明するものに限られず、任意であるものとする。補助表示は、枠である場合に限られず、室内温度の数値表示の付近に付されるものであればいずれの形状のマークとしても良い。
表示操作部16は、リビングのエアコン4について、設定温度の変更などによって、設定温度と室内温度との差が許容温度差分以下となることで、補助表示である矩形枠35を消去する。これにより、表示操作部16は、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて低い状態が解消されたことを明示する。
使用者は、運転状況表示画面20において、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高い状態あるいは低い状態であるか否かを把握し、設定温度が省エネルギーに反する設定となっていないかどうかを常に監視することができる。また、設定温度の数値と室内温度の数値とによる計算を行わなくても、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高い状態あるいは低い状態であるか否かを、運転状況の表示から容易に把握することができる。
さらに、補助表示として所定の色の矩形枠34,35を採用することで、運転状況表示画面20の数値表示が読み取れない位置からも、室内温度が設定温度に対し許容温度差分を超えて高い状態あるいは低い状態であるという情報を、矩形枠34,35によって把握することができる。これにより、遠隔操作表示装置は、使用者に対し、効率的な冷暖房のための設定温度の変更を促すことができる。実施の形態3においても、遠隔操作表示装置は、1つの画面における表示を簡素で見易くでき、かつ運転状況に関する情報が容易に把握できるという効果を奏する。
使用者は、各実施の形態の遠隔操作表示装置を使用することで、電力表示画面によって発電量、消費電力、売電・買電量等の電力情報を確認しながら、表示操作部16への操作によって電気機器の運転を遠隔操作することができる。
各実施の形態にかかる遠隔操作表示装置は、太陽光発電システムとは接続せず、専ら住宅内の各電気機器の遠隔操作および運転状況の表示のための装置としても良い。この場合も、遠隔操作表示装置は、簡素で見易い表示とし、運転状況に関する情報が容易に把握できるという効果を得ることができる。
太陽光発電システムと接続される遠隔操作表示装置の場合、電気機器の遠隔操作と運転状況の表示に特化する場合に比べ、画面に表示すべき情報量が格段に増加することとなる。太陽光発電システムに関しては、例えば、瞬時発電電力、積算発電電力量、任意の期間における発電電力量、売電に関する電力および電力量、買電に関する電力および電力量など、表示に含められる情報は多岐に渡ることが考えられる。
遠隔操作表示装置は、画面に表示すべき情報が多くなるほど、表示の内容を把握しづらくなる。このため、遠隔操作表示装置は、詳細な情報を把握し易い態様で表示するために、画面切り替えを適宜取り入れた画面構成を採用する場合がある。いずれの画面構成を採用する場合も、重要な情報については、一目で少なくとも概略を把握できることが望ましい。したがって、本発明にかかる遠隔操作表示装置は、太陽光発電システムとの接続がある場合に、見易い表示において、重要な情報である異常の発生を簡潔に提示できることで、より顕著な効果を奏するものである。
実施の形態にかかる遠隔操作表示装置は、計測ユニット6、表示ユニット7および電気機器であるエアコン4の間の通信手段として無線LANを使用しているが、これに限られない。遠隔操作表示装置は、無線LAN以外の無線通信、例えば、Bluetooth(登録商標)や、有線LAN、電力線搬送等の通信手段を使用しても良い。
遠隔操作表示装置の表示および操作の対象とする電気機器は、エアコン4以外であっても良い。遠隔操作表示装置は、エアコン4のほか、例えば、照明機器や給湯器等、複数の運転状態を有する電気機器の遠隔操作および表示に適している。遠隔操作表示装置は、太陽光発電システムの電力情報を表示するとともに、電気機器の運転状況の表示と、使用者による電気機器の遠隔操作とにより、使用者による省エネルギーの実践をサポートするのに有用である。
1 太陽電池アレイ、2 パワーコンディショナ、3 分電盤、4 エアコン、5 出力線、6 計測ユニット、7 表示ユニット、8 通信線、9 電流センサ、10 電流センサ入力部、11 売買電力検出用電流センサ、12 電流センサ、13 電力線、14 送信手段、15 送受信手段、16 表示操作部、17 送受信手段、20 運転状況表示画面、21,22 ポップアップ画面、31,32,33 アイコン、34,35 矩形枠。

Claims (6)

  1. 電気機器の運転状況を表示するとともに、前記電気機器の運転を遠隔操作するための入力操作を受け付ける表示操作部と、
    前記入力操作に応じた運転指示を前記電気機器へ送信し、かつ前記運転状況の情報を前記電気機器から受信する送受信手段と、を有し、
    前記表示操作部は、前記電気機器が取り得る前記運転状況として、通常運転状況と、前記通常運転状況に対する付加要因の付加によって前記通常運転状況とは異なる状況となった異常運転状況と、についての表示を可能とし、
    前記通常運転状況についての情報に、前記付加要因に応じた補助表示を付加してなる表示を、前記異常運転状況の表示とすることを特徴とする遠隔操作表示装置。
  2. 前記異常運転状況は、
    前記送受信手段と前記電気機器との間の通信における異常を前記付加要因とする第1の異常運転状況と、
    前記電気機器自体に生じた異常を前記付加要因とする第2の異常運転状況と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作表示装置。
  3. 前記電気機器はエアコンであって、
    前記異常運転状況は、
    前記エアコンのフィルタの目詰まりを前記付加要因とする第1の異常運転状況と、
    前記エアコンにおける前記フィルタの目詰まり以外の異常を前記付加要因とする第2の異常運転状況と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作表示装置。
  4. 前記電気機器はエアコンであって、
    前記異常運転状況は、
    前記エアコンが設置されている場所における室内温度が、前記エアコンの設定温度に対して、あらかじめ設定されている許容温度差分を超えて高いことを前記付加要因とする第1の異常運転状況と、
    前記エアコンが設置されている場所における室内温度が、前記エアコンの設定温度に対して、あらかじめ設定されている許容温度差分を超えて低いことを前記付加要因とする第2の異常運転状況と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作表示装置。
  5. 前記表示操作部は、前記運転状況を表示する運転状況表示画面と、前記電気機器に対し発電電力を供給可能な太陽光発電システムの発電電力のデータを表示する電力表示画面との切り替えを可能とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遠隔操作表示装置。
  6. 前記表示操作部および前記送受信手段を備える表示ユニットと、
    前記太陽光発電システムの前記発電電力を計測する計測ユニットと、を有し、
    前記表示ユニットの前記送受信手段は、前記計測ユニットにおける計測結果である前記発電電力のデータを前記計測ユニットから受信することを特徴とする請求項5に記載の遠隔操作表示装置。
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