JP2014160623A - 光源ユニット及び照射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の配置方向に延びる光の照度ムラを抑えつつ、輪郭のボケも十分に抑制できる光源ユニット及び照射装置を提供する。
【解決手段】並べられた複数のLED4と、LED4の各々の光を制御して、LED4の並びの方向に延び、照度ムラを抑えた光を作る光学系7と、を備え、光学系7は、LED4の光を平行光にする反射部材9Aと、延びる光の幅方向に長軸方向を向け、光の延びる方向に並んで配置した複数の楕円レンズ15とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の発光素子を光源に備えた光源ユニット及び照射装置に関する。
従来、例えば、LEDなどの発光素子を複数並べた光源の光を拡散反射する拡散反射面を備えた照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この照明装置によれば、各々のLEDを離間配置し、各LEDに対応した位置で照度が高くなる場合でも、各々のLEDの光が拡散反射面で拡散されることから、照度ムラが抑制される。(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−101309号公報
しかしながら、離間配置した複数のLEDの各々の光を十分に拡散させ、照度ムラを抑制しようとした場合、この拡散の強度に応じて照射野の輪郭にボケが生じるという問題がある。
すなわち、複数のLEDを離間配置して、この離間配置の方向に延びる光を照射する場合には、光の延びる方向における照度ムラは解消されるものの、この延びる方向と直交する光の幅方向の輪郭にボケが生じる。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、発光素子の配置方向に延びる光の照度ムラを抑えつつ、輪郭のボケも十分に抑制できる光源ユニット及び照射装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の光源ユニットは、並べられた複数の発光素子と、前記発光素子の各々の光を制御して、前記発光素子の並びの方向に延び、照度ムラを抑えた光を作る光学系と、を備え、前記光学系は、前記発光素子の光を平行光にする平行光化手段と、延びる前記光の幅方向に長軸方向を向け、前記光の延びる方向に並んで配置した複数の楕円レンズとを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記光源ユニットにおいて、前記平行光化手段は、複数の前記発光素子の光を反射して平行光にする反射面を有し、この反射面を、並べて配置された前記楕円レンズの各々の長軸方向の端部まで延ばしたことを特徴とする。
また、本発明は、上記光源ユニットにおいて、前記発光素子が取り付けられた取付体を備え、この取付体の端部を並べて配置された前記楕円レンズの各々の長軸方向の端部まで延ばしたことを特徴とする。
また、本発明は、上記光源ユニットにおいて、前記取付体は柱状であり、複数の前記発光素子が前記取付体の外周面に並べて配置され、前記反射面は、前記取付体を囲み、前記外周面に対面するように設けられ、前記取付体は前記平行光化手段に対して嵌め込みによって取り付けられていることを特徴とする。
また、本発明の照射装置は、上記のいずれかの光源ユニットを備えたことを特徴とする。
本発明の光源ユニットによれば、楕円レンズに入射される光は、光学系によって発光素子の並びの方向に延びるように作られる光の延び方向に拡散されるので、光学系が作る光の照度ムラを抑えつつ、光の幅方向の輪郭のボケも十分に抑制できる。
本発明の実施形態に係る光源ユニットを有する照射装置の概念図である。 光源ユニットの光成形フィルタの一例を示す図である。 光源ユニットの光学系の出射光の照射野を、LEDの各々の光がカバーする領域とともに示す図であり、(A)は、隣接するLEDの光がカバーする領域が重ねられる場合を示し、(B)は、隣接するLEDの光がカバーする領域EAが重ねられない場合を示している。 照射装置の詳細な構成を示す図であり、(A)は平面図を示し、(B)は底面図を示し、(C)は側面図を示し、(D)は正面図を示している。 照射装置の分解斜視図である。 光源ユニットの一部を分解して示す斜視図である。 図4の(A)のVII−VII矢視断面図である。 光成形フィルタの構成を示す図であり、(A)は、光成形フィルタを入射面側から見た斜視図を示し、(B)は(A)のB−B矢視断面図を示し、(C)は(A)のC−C矢視断面図を示している。 光源ユニットの光学系が作る光の要部光線図である。 楕円レンズを通過する光の延び方向及び幅方向の広がりを説明する光線図である。 光源ユニットと比較例1,2の光源ユニットの各々の光学系が作る光の照度分布を示す図であり、(A)は光源ユニットの照度分布を示し、(B)は、比較例1の光源ユニットの照度分布を示し、(C)は、比較例2の光源ユニットの照度分布を示している。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る光源ユニット3を有する照射装置1の概念図、図2は光源ユニット3の光成形フィルタ11の一例を示す図である。
図1において、照射装置1は、例えば、シリコンウエハ(照射対象)に微細パターンを作成するために紫外線(光)を照射対象Sに照射する露光装置であり、照射対象Sには、所定方向に延びる光を照射する。
照射装置1は、光源ユニット3と、光源ユニット3を収納する後述のケース(不図示)とを備えている。
光源ユニット3は、発光素子たる複数のLED4と、取付体5と、光学系7とを備えている。
複数のLED4は、光源ユニット3の光源として備えられる。LED4には、紫外線を出射する紫外線LEDが用いられている。複数のLED4は、取付体5に並べて取り付けられている。複数のLED4の並べ方は、照射装置1の仕様に応じて、直線状や環状などに適宜設定される。
光学系7は、平行光化部材(平行光化手段)9と、光成形フィルタ11とを備えている。
平行光化部材9には、複数のLED4の各々の光が入射される。平行光化部材9は、入射されたLED4の各々の光を平行光化して、光成形フィルタ11に出射する。光を平行光化する技術は、レンズ(不図示)を用いるものや、反射鏡(不図示)を用いるものなど、周知の技術である。平行光化部材9は、これらの周知の技術を適宜採用して構成すればよく、平行光化部材9の構成は特に限定されるものではない。
また、複数のLED4が並んで配置されることから、平行光化部材9の出射光LFは、LED4の並びの方向に延び、所定方向に直交する方向の幅を有する。
平行光化部材9の出射光LFは、光成形フィルタ11の入射光LPとなり、光成形フィルタ11は、入射光LPを、幅方向には拡散させずに、光が延びる方向に拡散させて照射対象Sに向かわせる構成とされている。光成形フィルタ11から出射される光、言い換えれば、光学系7が作る光は、照射装置1の出射光LFとして照射対象Sに向けられる。
出射光LFの照射野SAは、LED4の並びの方向に延び、この延び方向Vに直交する幅方向Wに所定の幅を有する。例えば、LED4が直線状に並べられている場合、出射光LFの照射野SAは、LED4の並ぶ直線方向(延び方向)Vに延び、延び方向Vに直交する幅方向Wに所定の幅を有する。
次いで、光成形フィルタ11の具体例を挙げて、光源ユニット3の作用効果について説明する。
図1では、光学系7が所定方向に直線状に延びる光を作る例を説明したが、以下では、光学系7が環状の光を作る場合について説明する。
図2は光源ユニット3の光成形フィルタ11の一例を示す斜視図である。図3は光源ユニット3の光学系7の出射光LFの照射野SBを、LED4の各々の光がカバーする領域EAとともに示す図である。図3の(A)は、隣接するLED4の光がカバーする領域EAが重ねられる場合を示し、図3の(B)は、隣接するLED4の光がカバーする領域EAが重ねられない場合を示している。
光成形フィルタ11は、図2に示すように、複数の楕円レンズ15を隙間なく周方向に並べて構成される環状のレンズ群17を備えている。複数の楕円レンズ15は、光学系7が作る出射光LFの幅方向に長軸方向を向けて、出射光LFが延びる方向(周方向)に並べて配置される。複数の楕円レンズ15が入射光LPを制御して、出射光LFとするが、入射光LPと出射光LFとで延びる方向は同じである。
ここで、詳細には図示しないが、光源ユニット3では、複数のLED4が等間隔で環状に配置されている。平行光化部材9によって平行光化された複数のLED4の光は、環状の輪郭を有する入射光LPとして、光成形フィルタ11に入射される。
楕円レンズ15は、入射光LPを、短軸方向に拡散させて出射する特性を有する。楕円レンズ15の長軸方向は、光学系7が作り出す出射光LFの幅方向に向けられているので、楕円レンズ15の短軸方向は、出射光LFの延びる方向に向けられる。このため、光成形フィルタ11は、LEDの各々の光を平行光化した光を、楕円レンズ15によって光成形フィルタ11の出射光LFが延在する方向に拡散した後に、領域EAに向かわせる。従って、光成形フィルタ11の出射光LFの照度ムラが抑制される。また、光成形フィルタ11は、LED4の各々の光を平行光化した光を、出射光LFの幅方向には拡散させずに領域EAの各々に向かわせる。このため、出射光LFによる照射野SBの幅方向の輪郭がボケない。
複数のLED4の配列間隔を変えることで、光学系7の出射光LFのうち、各LED4の光がカバーする主な領域EAは、図3の(A)に示すように、一部を重ねて連ねることも可能であるし、図3の(B)に示すように、重ねることなく並べることも可能である。
複数のLED4は、要求される照度を確保し、かつ、要求される照度ムラの抑制条件を満足する範囲で適宜配列される。照度ムラの抑制条件は、例えば、照射野SBでの均斉度を20%以下にするなど、均斉度の値を指標としてもよい。
図2及び図3を用いて説明した光源ユニット3の作用効果は、光学系7が環状の輪郭を有する出射光LFを作る場合について説明した。しかし、光学系7が、周方向に延びる出射光に限らず、幅方向Wに所定の幅を有し、所定の延び方向Vに延びる出射光を作る形態であれば、出射光LFの照射野内の照度ムラ及び照射野の幅方向の両側の輪郭のボケが抑制される。
また、本実施形態の光源ユニット3は、複数のLED4を冷却する冷却構造を有している。
図1に戻り、取付体5は、複数のLED4を冷却する冷却体としての機能を兼ねている。取付体5には、一対の出入口ポート21、23が外周面に取付けられており、取付体5の内部には、一方の出入口ポート21から他方の出入口ポート23に至る流路25が形成されている。流路25には、例えば、冷却水等の冷却媒体が、出入口ポート21から供給(導入)されて出入口ポート23から排出されるように流される。流路25を流れる冷却媒体が、複数のLED4の熱を奪って外部に排出されることで、LED4が冷却される。
次いで、照射装置1の詳細構造に説明する。
図4は照射装置1の詳細な構成を示す図であり、図4の(A)は平面図を示し、図4の(B)は底面図を示し、図4の(C)は側面図を示し、図4の(D)は正面図を示している。図5は照射装置1の分解斜視図である。図6は光源ユニット3の一部を分解して示す斜視図、図7は図4の(A)のVII−VII矢視断面図である。
図4及び図5において、照射装置1は、ケースユニット27に光源ユニット3を収めた構成を有している。
光源ユニット3は、図5及び図6に示すように、平行光化部材の一態様である反射部材9A、複数のLED4を取り付けた取付体5、及び光成形フィルタ11を備えている。
反射部材9Aは、一端面に開口する椀状の反射面41が形成された円柱状に形成されている。また、反射面41の底部には、取付体5を嵌め込むための嵌挿孔43が形成されている。嵌挿孔43には、他端側の穴径を、残りの部位の穴径に対して縮径させる段差部45が形成されている。
反射部材9Aは、反射面41以外の部分を樹脂により作製され、反射面41はアルミニウムを蒸着することで形成されている。
また、嵌挿孔43には、取付体5が嵌め込みによって取り付けられている。取付体5は、本体部47と、蓋部49とを備えている。
本体部47は、図5及び図7に示すように、断面多角形の外形を有する柱状であり、長手方向の一端面に開口する断面円形の凹部51が形成されている。多角形に形成された本体部47の角数は、取り付けたLED4の数と同じであり、本実施形態では、10としている。
また、蓋部49は円板状をなし、凹部51を塞ぐように設けられる。凹部51の開口端側の内周面には、雌ねじが形成されている。また、蓋部49の外周面には、雄ねじが形成されており、蓋部49は凹部51にねじ込まれて、本体部47に固定されている。これにより、取付体5内には、前述した通り、図7に示すように、冷却媒体を流すための流路25が形成されるが、この詳細については後述する。
また、本体部47の他端近傍には、段差部57が形成され、本体部47の他端側での外形がステップ状に狭められている。取付体5は、本体部47の他端側を、反射部材9Aの嵌挿孔43に嵌挿して配置され、椀状の反射面41内に収められている。即ち、取付体5の外周面は、反射面41に囲まれる位置に配置される。本体部47の段差部57と反射部材の段差部45とが互いに当接するまで、取付体5が反射部材9Aに対して嵌め込まれている。
本体部47の一端近傍には段差部55が形成され、本体部47の一端側での外形がステップ状に狭められている。
また、本体部47は、一端近傍から他端近傍に至るまで、漸次外形が小さくなるように構成されている。これにより、本体部47の外周面(取付体5の外周面)52には、漸次傾斜する10個の壁面が形成される。傾斜する10個の壁面が、反射面41に対面する光源取付面53とされている。
また、図6及び図7に示すように、反射面41の開口縁部と、環状に連続する光源取付面53の一端部との間には、反射面41を臨む環状の開口部59が形成される。また、反射面41は、周方向に連続して配置される複数の凹状反射面61によって構成されており、凹状反射面61の各々が、複数の光源取付面53と対面している。
光源取付面53の各々には、LED4が、LED基板63を介して取り付けられている。これにより、LED4は、取付体5の外周面52に周方向に並べて配置される。凹状反射面61の各々が、LED4の各々に対応する位置に配置され、対応するLED4の光を平行光化して開口部59に向かわせる。
また、環状の光成形フィルタ11が、この開口部59を塞ぐ位置に設けられ、開口部59を介して入射される光を制御する。
ここで、図7に示すように、光源取付面53は、開口部59とは逆側を臨む方向に傾斜されている。これに、LED4の光軸方向Kは、開口部59の開口と平行な面に対して角度αだけ傾斜され、LED4の光は、出射方向の前方に向かって開口部59の開口から離れる方向に向かう。これにより、LED4の光軸方向Kが、開口部59の開口と平行である場合と比較して、LED4の光が、直接光成形フィルタ11に向かうことが抑制される。即ち、LED4の光の主要部が反射面41に反射された後に光成形フィルタ11に向かう。
図8は光成形フィルタ11の構成を示す図であり、図8の(A)は、光成形フィルタ11を入射面11A側から見た斜視図を示し、図8の(B)は図8の(A)のB−B矢視断面図を示し、図8の(C)は図8の(A)のC−C矢視断面図を示している。
光成形フィルタ11は、上述したように、出射光LFの幅方向に長軸方向を向けた複数の楕円レンズ15を、隙間なく円環状に並べたレンズ群71,73を備えている。
この実施態様では、光成形フィルタ11は、略同心円状に配置される2列のレンズ群71,73を有している。2列のレンズ群71,73は、長軸方向を列方向として、長軸方向にも隙間なく配列されている。レンズ群71,73の入射面11Aは、複数の楕円レンズ15の入射面15Aにより構成される。楕円レンズ15の各々の入射面15Aは、長軸方向に直交する断面、及び短軸方向に直交する断面のそれぞれが凹状の曲面である。
なお、楕円レンズ15の長軸方向の長さ及び断面の曲率に応じて、光学系7が作る光の幅が変わる。また、レンズ群71,73の列は、2列によらず、光学系7が作る光の幅に応じて適宜設定すればよい。
また、2列のレンズ群71,73からは、周方向の全域に亘ってフランジ65,67が延出されている。2列のレンズ群71,73は、フランジ65,67に対して入射面15A側を凸とする断面形状とされている。
光成形フィルタ11は、図5〜図7に示すように、入射面11A側を反射面41に向け、レンズ群71,73が開口部59に嵌め込まれるように配置されており、開口部59が、レンズ群71,73によって覆われている。また、一方のフランジ65は、開口部59の内周縁部を形成する取付体5の段差部55に合わせられ、また、他方のフランジ67が、開口部59の外周縁部を形成する反射部材9Aの端面に合わせられている。
このとき、反射面41の端部は、図7に示すように、レンズ群73を構成する楕円レンズ15の各々の長軸方向の端部まで延ばされている。また、取付体5の一端は、レンズ群71を構成する楕円レンズ15の各々の長軸方向の端部まで延ばされている。
光成形フィルタ11は、図8の(A)に示すように、10個のフィルタ片75を環状に並べて配置して構成されている。即ち、フィルタ片75は、図8の(A)〜(C)に示すように、レンズ群71を構成するレンズ形成部81及びレンズ群73を構成するレンズ形成部83を備えている。即ち、レンズ形成部81,83には、それぞれ複数の楕円レンズ15が短軸方向に隙間なく並べられて、並べられた複数の楕円レンズ15は、長軸方向に2列に配されている。
また、レンズ形成部81からは、フランジ65を構成するフランジ構成部85が延出され、また、レンズ形成部83からは、フランジ67を構成するフランジ構成部87が延出されている。
これにより、フィルタ片75を環状に並べることで、楕円レンズ15の長軸方向を列方向として2列に配置されるレンズ群71、73と、レンズ群71,73から延出されるフランジ65,67が形成される。
次いで、光源ユニット3のケースユニット27への取付け構造について説明する。
ケースユニット27は、図4、図5、及び図7に示すように、取付ベース31と、ベースカバー33と、押さえ蓋35とを備えている。照射装置1は、取付ベース31内に配置した光源ユニット3を、取付ベース31とベースカバー33及び押さえ蓋35との間に挟み込んで構成されている。
取付ベース31は有底円筒状をなしている。取付ベース31の底部の中央部には、図5及び図7に示すように、取付体5を挿入するための貫通穴37が形成されている。
光源ユニット3は、本体部47の他端面が貫通穴37に挿入されるように、取付ベースに同軸に配置されている。また、取付ベース31の底部外壁面には、貫通穴37を覆う位置に、取付金具39が設けられている。取付金具39は、断面コ字状に形成され、取付金具39の底部が取付ベース31に固定されている。また、取付金具39に、貫通穴37に挿入された本体部47の他端が固定されている。
また、取付ベース31の底部外壁面には、端子台62が取り付けられている。図示しない配線が、端子台62の各端子とLED基板63を接続するように引き回されている。配線は、外部からLED基板63に電源を供給してLED4を点灯させるための電源線や、LED4の点灯を制御したりするための信号をLED基板63に送るための通信線であり、LED4の点灯を外部から制御することが可能なっている。
また、光源ユニット3の光成形フィルタ11は、ベースカバー33と押さえ蓋35を用いて、反射部材9Aと取付体5に対して固定される。
ベースカバー33は、円筒部89と、円筒部89の一端の周方向の全域から径方向の内側に所定の幅に延びる押さえ部91を備えている。ベースカバー33の円筒部89に、取付ベース31が、その先端側から嵌め込まれ、押さえ部91と反射部材9Aの端面との間にフランジ67が挟み込まれている。この状態で、ベースカバー33が取付ベース31に固定されている。
また、円板状の押さえ蓋35が、取付体5の一端面を覆うように設けられている。押さえ蓋35の外周部は、本体部47の外周縁部から延出している。押さえ蓋35は、その外周部と本体部47の段差部55との間にフランジ65を挟み込んだ状態で、ねじ(不図示)によって、本体部47の一端面に対して固定されている。
また、ベースカバー33の押さえ部91の端部と、押さえ蓋35の外周面との間に形成される開口が、照射装置1の出射開口90を構成する。
ところで、本実施形態の光源ユニット3は、前述の通り、取付体5に取り付けた複数のLED4を効率よく冷却する冷却構造を有しており、以下にその詳細構造について説明する。
前述の通り、取付体5は、本体部47の一端に開口する凹部51を蓋部49で塞いで構成されている。
図1、及び図7に示すように、本体部47の他端側に位置する凹部51の底部からは、凹部51内の空間を2つに仕切る仕切り板93が、突出されている。仕切り板93の先端は、蓋部49との間に隙間があけて配置され、仕切られた空間51A,51Bの間をつなぐ流路が形成される。
また、取付体5の端部を反射部材9Aの嵌挿孔43に嵌挿してはめ込むことで、取付体5が反射部材9Aに対して取り付けられている。嵌挿孔43に挿入された取付体5の他端面には、一対の出入口ポート21,23が突設されている。一対の出入口ポート21,23は、取付金具39の底部に設けられた通し穴39Aに挿通されている。出入口ポート21の一端が、空間51Aに挿入され、出入口ポート23の一端が空間51Bに挿入されている。これにより、一方の出入口ポート21から空間51A及び空間51Bを経由して他方の出入口ポート23に至る流路25が形成される。
また、一方の出入口ポート21の他端には、冷却水を流路25に供給するための配管(不図示)が接続され、他方の出入口ポート23の他端には、冷却水を流路25から排水するための配管(不図示)が接続される。
このように、取付体5の端部から冷却媒体を導入/排出する構造としたため、冷却水を導入/排出するための配管は、光学系7の制御光に影響を与えない位置に配置される。
即ち、取付体5の端部に取り付けられる配管は、取付体5の外周面に取り付けられる複数のLED4と複数のLED4を囲む光学系7との間の光の経路を阻害しないので、光学系7の制御光に影響を与えない。
LED4が発する熱は、LED基板63を介して取付体5に伝導される。取付体5を構成する本体部47の材料としては、例えば、銅など、熱伝導性のよい金属を用いて作製され、本体部47の表面には、ニッケルめっきが施されている。これにより、LED4の熱が効率よく本体部47を伝導し、流路25に到達する。冷却水を流路25に流すことで、冷却水が、取付体5の熱を奪って外部に持ち出す。
次いで、この実施態様の光源ユニット3の効果を、比較例の光源ユニットと比較して説明する。
図9は光源ユニット3の光学系7が作る光の要部光線図である。なお、図9の光線図は、一つのLED4から出射される光のみに特化して図示しているが、他のLED4から出射される光の光線図も同様である。図10は楕円レンズ15を通過する光線の延び方向V及び幅方向Wの広がりを説明する光線図である。図11は光源ユニット3と比較例1,2の光源ユニットの各々の光学系が作る光の照度分布を示す図である。図11の(A)は光源ユニット3の照度分布を示し、図11の(B)は、比較例1の光源ユニットの照度分布を示し、図11の(C)は、比較例2の光源ユニットの照度分布を示している。比較例1の光源ユニットは、光成形フィルタ11に代え、透明なガラスを用いた他は、光源ユニット3と同様に構成されている。比較例2の光源ユニットは、光成形フィルタ11に代えすりガラスを用いた他は、光源ユニット3と同様に構成されている。
図9及び図10に示すように、LED4の光は、反射面41に反射されて略平行光化された後に、光成形フィルタ11のレンズ群71,73に入射され、レンズ群71,73に制御されて出射される。光源ユニット3では、光成形フィルタ11の出射光LF、言い換えれば、光学系7が作る光は、入射光LPに対して、幅方向に大きく拡張することが抑制されている。また、図11の(A)に示すように、光源ユニット3では、出射光LFの照度ムラ、及び輪郭のボケが抑制される結果となった。
一方、比較例1の光源ユニットでは、図11の(B)に示すように、出射光LFの幅方向Wの輪郭ボケは大きくないものの、大きな照度ムラが出射光に残る結果となった。また、比較例2の光源ユニットでは、図11の(C)に示すように、出射光LFの照度ムラが改善されるものの、出射光LFの輪郭がボケる結果となった。
以上の結果について考察する。
光源ユニット3では、環状に並べられた複数のLED4の光から、反射部材9Aによって、概略所定幅で延びる環状の平行光を作り出して、この光を楕円レンズ15によって制御している。前述したように、楕円レンズ15の入射面15Aは、短軸方向の両端間に曲率を有しており、この曲率によって、平行光化した入射光LPを、主に短軸方向に拡散させて出射する。楕円レンズ15の長軸方向は、光成形フィルタ11の出射光LFの幅方向Wに向けられることから、光成形フィルタ11は、入射光LPを、楕円レンズ15の並びの方向に延びる出射光LFの延び方向Vに主に拡散して出射する。複数のLED4の光の各々が延び方向Vに延び、互いに延び方向の両側を重ねる位置に配置されて環状の光が作られている。各LED4が出射する光の照射先での照射領域EB(図10参照)は、平行化した光のみを楕円レンズ15を介して出射した光の幅となるように概略設定される。
ここで、図10に示すように、各LED4が出射する光のうち、LED4と楕円レンズ15の入射面15Aの長軸方向の両端を結ぶ範囲θwに出射される光は、平行光化されることなく、入射面15Aに直接向かう。前述したように、楕円レンズ15の入射面15Aは、長軸方向の両端間にも曲率を有している。この長軸方向の両端間の曲率は、LED4から入射面15Aに直接入射される光に対して、進行方向を変化させて、各LED4の照射領域EBの幅方向の内側に向かうように設定されている。即ち、図10中の破線で示すように、入射面15Aに入射して、照射領域EBの幅方向外側の範囲RAに向かおうとするLED4の直接光の進行方向を、照射領域EB内に向かわせるように、入射面15Aの長軸方向の両端間の曲率が設定されている。
このため照射領域EBの外側に向かおうとする光の成分が抑えられ、光源ユニット3では、図11の(A)に示すように、出射光LFの照度ムラ及び幅方向Wの輪郭ボケが十分に抑制されたと判断できる。
比較例1の光源ユニットでは、環状に並べた複数のLED4の光を平行光化した後、単に透明ガラスを透過させるだけである。各LED4の光は、光束の中央部で照度が高くなる。このため、各LED4の光を反射部材9Aによって平行光化した後の入射光LPには、照度ムラが残るが、透明ガラスは、入射光LPをそのまま出射するため、比較例1の光源ユニットでは、出射光の照度ムラが大きくなったと判断できる。
また、比較例2の光源ユニットでは、環状の入射光LPをすりガラスにより拡散させて出射光としている。これにより、出射光の照度ムラが抑制されるものの、すりガラスに入射される環状の入射光LPは、周方向以外にも拡散されて出射されるので、出射光の幅方向の両側の輪郭がボケたと判断できる。
この発明の実施形態に係る光源ユニット3では、並べられたLED4の光を平行光した光を、光学系7により作る出射光LFの幅方向に向けて配置される複数の楕円レンズ15を介して出射している。楕円レンズ15は、入射光LPを、LED4の並びの方向に、光学系7によって作られる出射光LFの延び方向に拡散して出射するので、出射光LFの照度ムラを抑えつつ、出射光の幅方向の輪郭のボケも十分に抑制できる。
また、反射部材9Aの反射面41は、並べて配置された楕円レンズ15の各々の長軸方向の端部まで延ばされている。
この構成によれば、楕円レンズ15を通らずに、楕円レンズ15と反射面41との間から出射される光がなくなるので、出射光LFの輪郭がボケることを一層抑制できる。
また、取付体5の端部が、並べて配置された楕円レンズ15の各々の長軸方向の端部まで延ばされている。
この構成によれば、楕円レンズ15を通らずに、楕円レンズ15と取付体5との間から出射される光がなくなるので、出射光LFの輪郭がボケることが一層抑制される。
また、反射面41が、複数のLED4が外周面に並べて取り付けられた取付体5を囲んで配置され、取付体5を、反射部材9Aに対して嵌め込みによって取り付けられている。
この構成によれば、取付体5は反射部材9Aに対して嵌め込みによって取り付けられているので、光源ユニット3の組み立て性を向上させることができる。
また、柱状の取付体5の内部に、冷却媒体の流路25を設けた構成とされている。
この構成によれば、LED4を外周面に取り付けた取付体5の内部に冷却媒体の流路25を設けるという簡易な構造によって、複数のLED4を一斉、かつ均等に冷却できるので、簡単、かつ効率良くLED4の各々を冷却できる。
また、光学系7を構成する反射部材9Aの嵌挿孔43に嵌挿して嵌め込んだ取付体5の端部から冷却媒体を流路25に導入、及び排出する構成とされている。
この構成によれば、取付体5の端部から冷却媒体を導入/排出するので、例えば、取付体5の外周面から導入/排出するのに比べて、取付体5を囲む反射部材9Aの制御光に影響を与えない位置に、冷却媒体の導入/排出のための配管をまとめて配置できる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を例示したものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば上述した実施態様では、光学系7が環状の光を作るものとして説明したが、所定の幅で直線状に延びる光や、所定の幅で曲線状に延びる光を作るものであってもよい。
また、発光素子の一例としてLED4を例示したが、これに限らず、有機EL等の他の発光素子でも良い。
また、LED4、紫外線を出射する紫外線LEDであるものとして説明したが、紫外線を出射するものによらず、光源ユニット3の用途に応じて異なる種類の光を出射するものを用いてもよい。
また、楕円レンズ15は隙間なく並べるものとして説明したが、ある程度、隙間があいていてもよい。この場合でも、出射光LFの照度ムラ及び輪郭ボケを抑制する効果が全て消失するものではない。
1 照射装置
3 光源ユニット
4 LED(発光素子)
5 取付体
7 光学系
9 平行光化部材(平行光化手段)
9A 反射部材(平行光化手段)
15 楕円レンズ
41 反射面

Claims (5)

  1. 並べられた複数の発光素子と、
    前記発光素子の各々の光を制御して、前記発光素子の並びの方向に延び、照度ムラを抑えた光を作る光学系と、を備え、
    前記光学系は、
    前記発光素子の光を平行光にする平行光化手段と、
    延びる前記光の幅方向に長軸方向を向け、前記光の延びる方向に並んで配置した複数の楕円レンズと
    を備えることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記平行光化手段は、複数の前記発光素子の光を反射して平行光にする反射面を有し、この反射面を、並べて配置された前記楕円レンズの各々の長軸方向の端部まで延ばした
    ことを特徴とする請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記発光素子が取り付けられた取付体を備え、
    この取付体の端部を並べて配置された前記楕円レンズの各々の長軸方向の端部まで延ばした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源ユニット。
  4. 前記取付体は柱状であり、複数の前記発光素子が前記取付体の外周面に並べて配置され、
    前記反射面は、前記取付体を囲み、前記外周面に対面するように設けられ、
    前記取付体は前記平行光化手段に対して嵌め込みによって取り付けられている
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の光源ユニット。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の光源ユニットを備えたことを特徴とする照射装置。
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