JP2014160531A - ポリマー材料中に埋め込まれたナノ粒子から形成されたテンプレート層を備えた垂直磁気記録ディスク - Google Patents

ポリマー材料中に埋め込まれたナノ粒子から形成されたテンプレート層を備えた垂直磁気記録ディスク Download PDF

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Abstract

【課題】 ポリマー材料中に埋め込まれたナノ粒子から形成されたテンプレート層を備えた垂直磁気記録ディスクを提供する。
【解決手段】 垂直磁気記録ディスクは、RuまたはRu合金下地層の下にテンプレート層を含み、粒状Co合金記録層が下地層上に形成されている。テンプレート層は、ポリマー材料内に間隔を空けて部分的に埋め込まれたナノ粒子を含み、ナノ粒子は、ポリマー材料の表面上部に突出している。シード層は、ポリマー材料の表面および突出したナノ粒子を覆い、RuまたはRu合金の下地層は、シード層を覆う。突出したナノ粒子は、RuまたはRu合金原子の制御された核形成場所として機能する。ナノ粒子間距離は、テンプレート層の形成時に制御することができる。これにより、Co合金粒径分布並びに粒子間距離分布の制御が可能となる。
【選択図】図3

Description

関連出願
本出願は、「ポリマー材料中に埋め込まれたナノ粒子から形成されたテンプレート層を備えた垂直磁気記録ディスクの製造方法」(代理人整理番号PA14-097)という名称の同時に提出された出願に関連する。
本発明は、概して、磁気記録ハードディスクドライブで使用される垂直磁気記録ディスク等の垂直磁気記録媒体に関し、特に、粒度が制御された粒状コバルト合金記録層を持つ連続媒体型の垂直磁気記録ディスクに関する。
「連続媒体」垂直磁気記録ディスクでは、記録層は、ライトヘッドが磁性材料に書き込みを行う際に磁気的に記録されたデータビットを含む同心データトラックへと形成される粒状コバルト合金磁性材料から成る連続層である。本発明に係る連続媒体ディスクは、データ密度を増加させるために提案されてきた「ビットパターン媒体」(BPM)ディスクとは区別されるものである。BPMディスクでは、各アイランドまたは「ビット」中に単一の磁区が存在するように、ディスク上の磁化可能材料が、小さな切り離されたデータアイランドへとパターン化されている。単一の磁区は、単一の粒子でもよく、あるいは、単一の磁気量として磁気状態を一斉に切り替える2〜3の強結合粒子から成っていてもよい。これは、単一の「ビット」が、磁壁によって分けられる複数の磁区を有し得る連続媒体ディスクと対照的である。
図1は、先行技術の垂直磁気記録連続媒体ディスクの断面の模式図である。このディスクは、ディスク基板と、任意選択の「軟磁性」または比較的低保磁力の透磁性下地層(SUL)とを含む。SULは、記録ヘッドのライト磁極からリターン磁極への磁界の磁束リターンパスとして機能する。記録層(RL)の材料は、RLに対して実質的に面外または垂直に配向したc軸を有する六方最密(hcp)結晶構造を持つ、CoPtCr合金等の粒状強磁性コバルト(Co)合金である。粒状コバルト合金RLは、高保磁力(H)媒体を製造し、かつ、高い固有媒体雑音の原因となる粒間交換結合を低減するために、十分に切り離された微粒子構造も有するべきである。コバルト合金RLにおける粒子分離の向上は、Si、Ta、Ti、Nb、B、C、およびWの酸化物を含む酸化物の添加によって達成される。これらの酸化物(Ox)は、図1に示されるように、粒界まで沈殿し、コバルト合金の元素と共に、非磁性粒間材料を形成する傾向がある。添加酸化物を持たない、あるいは、RLよりも少量の酸化物を有する粒状Co合金等の任意選択のキャップ層(CP)が、一般的に、RL上に堆積されて、RLの粒子の粒間結合を仲介し、アモルファスダイアモンド状炭素層等の保護膜(OC)がCP上に堆積される。
Co合金のRLは、堆積中に層面に対して実質的に垂直に成長するように誘発される六方最密(hcp)結晶構造のc軸の結果として、実質的に面外または垂直な磁気異方性を持つ。hcpRLのこの成長を誘発するために、ルテニウムの中間層(Ru1およびRu2)がRLの下に配置される。ルテニウム(Ru)およびRuCr等の特定のRu合金は、RLの成長を誘発する非磁性hcp材料である。Ru1の堆積前に、任意選択のシード層(SL)が、SUL上に形成されてもよい。
分離体としての添加酸化物によるRL中の磁性粒子の分離の向上は、高い面密度および記録性能を達成するために重要である。粒間Ox分離体材料は、粒間交換を分断させるだけでなく、RLにおける磁性粒子のサイズおよび分布に対する制御も行う。現在のディスク製造方法は、RuまたはRu合金粒子の柱状成長を示すRu2層上にRLを成長させることによってこの分離RLを達成する。
図2は、図1に示したディスクに類似したディスクの先行技術CoPtCr−SiORLの表面の一部の透過電子顕微鏡法(TEM)画像である。図2は、粒間SiO(白色領域)によって分けられた十分に分離されたCoPtCr磁性粒子を示す。しかしながら、図2から明らかなように、磁性粒子のサイズ、従って、粒子間距離に比較的幅広いばらつきがある。広い粒度分布は、ディスク全体にわたる磁気記録特性のばらつきをもたらすことから、かつ、その比較的小さな粒子の一部が熱的に不安定となり、データロスをもたらし得ることから望ましくない。図2は、粒子位置のランダム性も示している。スパッタリング堆積中の核形成場所が本来の性質としてランダムに分布することから、粒子位置は制御できない。RL内のOx分離体の量は、適切な粒子間分離を提供するのに十分であるが、RLの熱安定性を壊すほど高すぎない必要がある。Ox分離体の一般的な含有量は、体積の約20%であり、粒界厚さは、一般的に、約1.0〜1.5nmである。
1〜5テラビット/インチ以上の高面密度を達成するためには、主に以下の3つの構造パラメータ:粒径(すなわち、粒子と同じ面積を持つ円の直径)、粒子間距離(すなわち、隣接する粒子の中心点間の距離または「ピッチ」)、および粒界厚さに関して、RL内で粒子の高い均一性(またはよりタイトな分布)を有することが望ましい。これらの3つの構造パラメータのより狭い分布は、磁気交換相互作用および磁気異方性強度のより狭い分布(これらは共に望ましい)につながる。
従って、図2に示す先行技術のRLは、理想から程遠いものである。第1に、粒子は、広いサイズ分布の不規則な多角形を有する。平均粒径は、約8〜11nmで、約18〜22%の比較的広いサイズ分布を持つ。分布情報は、高解像度走査型電子顕微鏡法(SEM)またはTEM画像中の隣接した粒子間距離を測定し、次に、対数正規関数を用いてフィッティングを行うことによって得られる。本出願で言う分布値とは、対数正規関数の幅を意味するものとする。第2に、粒子の中心点の位置が非常にランダムであり、これは、短距離または局所的秩序化が存在しない、すなわち、約3〜5の粒子距離内にパターンが存在しないことを意味する。第3に、粒界の厚さ(図2で白色領域として見られるOx分離体)は、さらに広い分布を持つ。一般的な粒界厚さは、0.9〜1.2nmで、約50〜70%の分布を持つ。粒間交換は、境界厚さの指数関数的減衰関数であるので、境界厚さの広い分布は、粒子間の交換の大きな変動、従って、多大な信号対雑音比(SNR)損失につながる。非特許文献1によれば、境界厚さの広い分布は、3〜10dBのSNR損失を生じさせる場合があり、小粒子媒体は、大粒子媒体と比較して、さらに多くのSNR損失を被る。
必要とされるのは、粒径および粒界厚さの分布が狭い十分に分離された磁性粒子を有する、添加酸化物を有する粒状コバルト合金RLを備えた連続媒体垂直磁気記録ディスクである。
Wang et al., "Understanding Noise Mechanism in Small Grain Size Perpendicular Thin Film Media", IEEE Trans Mag 46, 2391 (2010) D. V. Talapin, MRS Bulletin 37, 63-71 (2012) Green, "Solution routes to III-V semiconductor quantum dots", Current Opinion in Solid State and Materials Science 6, pp. 355-363 (2002) Fischer et al., "Completely Miscible Nanocomposites", Angew. Chem. Int. Ed. 2011, 50, 7811-7814
本発明は、制御された粒度分布を持つ粒状Co合金記録層(RL)を備えた連続媒体垂直磁気記録ディスクおよび核形成場所の位置が制御されたディスクの製造方法に関する。
ディスクは、基板を含み、基板上にテンプレート層が形成される。テンプレート層は、間隔を空けて、機能性末端基を有するポリマー材料内に部分的に埋め込まれたナノ粒子を含む。ナノ粒子は、ポリマー材料の表面上部に突出する。NiTa合金またはアモルファスCoFeTaZr合金の様なシード層は、ポリマー材料の表面および突出したナノ粒子を覆い、RuまたはRu合金の下地層は、シード層を覆う。垂直磁気RLは、粒状強磁性Co合金およびSi、Ta、Ti、Nb、B、C、およびWの内の1つまたは複数から成る1つまたは複数の酸化物の層を含む。
シード層は、下層のテンプレート層の表面トポロジーを概ね複製する。RuまたはRu合金下地層は、Co合金RLの成長のための集合組織を規定する。突出した上面を有するナノ粒子は制御された核形成場所として機能するので、RuまたはRu合金原子は、下層の突出したナノ粒子によって生じた小さな「バンプ」上で、優先的に核を成す。従って、Ru粒子らは、極めて切り離されており、これにより、下層の間隔を空けたナノ粒子の配置を概ね複製する配置を有するRuまたはRu合金アイランドの単層が生じる。Co合金は、RLに対して実質的に面外または垂直に配向したc軸を有する六方最密(hcp)結晶構造を持つ。Ruアイランドは、hcpCo合金材料のc軸が実質的に垂直に配向することにより垂直磁気異方性が生じるように、RLのCo合金粒子の成長を促進する。酸化物分離体は、通常Co合金粒子間の粒間材料として形成される。
ナノ粒子間距離は、テンプレート層の形成時に制御することができる。これにより、Co合金粒径分布並びに粒子間距離分布の制御が可能となる。
本発明の性質および利点のより完全な理解のために、添付の図面と共に、以下の発明を実施するための形態を参照されたい。
先行技術による垂直磁気記録ディスクの断面の模式図である。 図1に示したディスクに類似した先行技術の垂直磁気記録ディスクのCoPtCr−SiO記録層の表面の一部の透過電子顕微鏡法(TEM)画像である。 基板と、RuまたはRu合金下地層(UL)との間に配置されたテンプレート層(TL)および少なくとも1つのシード層(SL1)を示す、本発明による連続媒体垂直磁気記録ディスクの側断面図である。 本発明によるディスクにおけるテンプレート層(TL)の形成方法の第1のステップを示す側断面模式図である。 図4Aに示したTLのナノ粒子の概ね六方最密(hcp)の短距離秩序化を示す上面模式図である。 スピンコーティングされた際(図4Cの左側)および溶媒アニール後(図4Cの右側)のTLのナノ粒子の配列の比較を示すSEM画像であり、各図の差し込み図は、画像全体の高速フーリエ変換によって生成された回折パターンである。 図4Aに示す膜のポリマー材料の一部をエッチング除去することにより、TLのナノ粒子の表面を露出させるステップを示す。 図4Dに示すTLの表面を均質にするステップを示す。 本発明によるディスクの残りの層を堆積するステップを示す。 本発明によるテンプレート層(TL)上にテンプレート成長によって形成された2.3nmのRu層の電子エネルギー損失分光法−走査型透過電子顕微鏡法(EELS−STEM)合成画像である。 本発明による垂直磁気記録ディスクのCoPtCr−SiO記録層の表面の一部のTEM画像である。
図3は、本発明による連続媒体垂直磁気記録ディスクの側断面図である。本発明によるディスクでは、共に以下に詳細に説明されるテンプレート層(TL)および少なくとも1つのシード層(SL1)が、基板と、RuまたはRu合金下地層(UL)との間に配置される。
ディスク基板は、任意の市販のガラス基板、あるいは、限定されることはないが、シリコン(Si)、溶融石英、炭素、または窒化ケイ素(SiN)等の材料のウエハまたはディスクでもよい。任意選択の従来のSUL(図3には不図示)が、基板と、TLとの間に配置されてもよい。SULは、単一の軟磁性層(図1に示されるような)または非磁性層によって分けられた軟磁性層の積層でもよい。1つまたは複数のSUL層は、CoNiFe、FeCoB、CoCuFe、NiFe、FeAlSi、FeTaN、FeN、FeTaC、CoTaZr、CoFeB、およびCoZrNbの合金等のアモルファス透磁性材料から形成される。SULの厚さは、一般的に、約20〜400nmの範囲である。
任意選択の第2のシード層(SL2)は、SL1上に形成されてもよく、ルテニウム(Ru)またはRu合金の下地層(UL)が、SL2上、またはSL2が存在しない場合はSL1上に形成される。RuまたはRu合金のULは、SL2上で、またはSL2が存在しない場合はSL1上で分離されたアイランド30として形成される。記録層(RL)は、Si、Ta、Ti、Nb、B、C、およびWの内の1つまたは複数の酸化物を含む粒間酸化物を有する、CoPtCr合金またはCoPtCrB合金等の粒状強磁性コバルト(Co)合金である。Co合金は、RLに対して実質的に面外または垂直に配向したc軸を有する六方最密(hcp)結晶構造を持つ。ULのRuアイランド30は、hcpCo合金材料のc軸が実質的に垂直に配向することにより垂直磁気異方性が生じるように、RLのCo合金粒子40の成長を促進する。酸化物分離体は、通常Co合金粒子40間の粒間材料45として形成される。
添加酸化物を持たない、あるいは、RLよりも少量の酸化物を有する粒状Co合金等の任意選択の従来のキャップ層(CP)が、一般的に、RL上に堆積されて、RLの粒子の粒間結合を仲介する。アモルファスダイアモンド状炭素層等の従来の保護膜(OC)が、一般的に、CP上、またはCPが存在しない場合はRL上に堆積される。
TLは、ポリマー材料20のマトリックスによって間隔を空けられ、その内部に埋め込まれたナノ粒子10を含む。図3に示されるように、ナノ粒子は、SL1の堆積前では露出した、ポリマー材料によって覆われていない上面を有する。
ナノ粒子(ナノ結晶とも呼ばれる)は、CdSe、CdTe、PbSe、FePt、酸化鉄(FeO)、Si、ZnO、Au、Ru、Cu、Ag、および酸化バナジウム(VO)等の材料から成る小さなサブ100nmサイズの結晶粒子を含む。ナノ粒子は、様々なサイズで、狭いサイズ分布で合成することができる。例えば、CdSeナノ粒子は、2〜7nmの直径で市販されている。他の半導体ナノ粒子も利用可能である。これには、非特許文献2および非特許文献3に記載のIII−V半導体が含まれる。
ナノ粒子が酸化鉄(Fe)であり、ポリマー材料がCOOHの末端基を有するポリスチレンである一例に関して本発明を説明する。図4Aは、TLの形成方法の第1のステップを示す側断面模式図である。ポリマー材料20に埋め込まれたFeナノ粒子10を含む膜を基板表面上に形成する。ナノ粒子10は、結合したポリスチレン鎖12によって分離される。図4Aおよび図4Bの上面模式図に描かれるように、ナノ粒子10は、約3〜5の粒子距離内に短距離秩序化を有しており、これは、この短距離内で、それらが基板表面上で概ね均一なパターンで配列されていることを意味する。この膜は、他の散布方法が可能であるが、基板表面上にナノ粒子およびポリマー材料の溶液をスピンコーティングし、溶液を乾かすことで形成される。約1〜10nmの直径を有し、約0.3〜10kg/molの分子量を持つポリスチレンリガンドを有するFeナノ結晶は、約1〜25mg/mlの濃度のトルエン(または他の溶媒)中で溶解される。Feナノ粒子の単一層は、トルエン溶液中のナノ粒子の濃度およびスピニング速度の適切な選択によって、比較的高い均一性で基板表面上に形成することができる。このプロセス中に、リガンド分子が架橋形成し、Feナノ粒子が内部に埋め込まれるポリスチレンの連続膜が構築される。概ね均一に分布したFeナノ粒子の単一層を形成するための、ポリマー材料のマトリックスに埋め込まれたFeナノ粒子の膜の形成プロセスは、非特許文献4に記載されている。
任意選択のステップとして、溶液を基板表面に塗布した後に、例えばスピンコーティングされた膜をトルエン(または他の溶媒)蒸気に暴露させる、または250℃で熱的にアニールすることによって、基板を溶媒アニールまたは熱的にアニールさせる、あるいはその両方を行い、概ねより均一なパターンへとナノ粒子の構造化を促進してもよい。任意選択の溶媒アニールステップは、ナノ粒子の配列の秩序化を調節する。溶媒アニールは、例えば30分の一定期間、トルエン蒸気で満たされた密閉チャンバ内で行われる。溶媒アニールプロセス中は、トルエン蒸気がポリスチレンマトリックスに浸透し、膜の膨張を引き起こす。ポリスチレンが膨張すると、Feナノ粒子は、あちこち移動し、より均一またはより最密なパターンを形成するように再構築が可能である。図4Cは、スピンコーティングされた際(図4Cの左側)および30分間の溶媒アニール後(図4Cの右側)のFeナノ粒子の配列の比較を示し、溶媒アニールの結果として、秩序化、特に短距離秩序化の向上を示す。粒子間距離の分布は、溶媒アニールステップによって制御可能である。例えば、このようにスピニングされた粒子が通常10〜15%前後の分布を有し、30分間溶媒アニールされた粒子は、5〜10%前後の分布を有する。さらに長い時間の溶媒アニールにより、さらに小さな分布が達成される。
図4Dは、図4Aに示す膜のポリマー材料20の一部をエッチング除去することにより、Feナノ粒子10の表面を露出させるステップを示す。これにより、ポリマー材料20のマトリックスに部分的にのみ埋め込まれたFeナノ粒子10が得られる。酸素(O)プラズマは、ポリスチレン鎖と反応し、それらをガスおよび水蒸気に変化させ、それらはポンプ除去される。ナノ粒子は酸化物であるので、Oプラズマによって大きく影響を受けない。プラズマの処理時間およびプラズマの強度を制御することによって、剥がされるポリスチレン量を制御することができ、従って、Feナノ粒子の突出量を制御することができる。Feナノ粒子の好ましい突出量は、ナノ粒子の直径の約35〜75パーセントである。これは、約30〜50秒のOプラズマ処理によって達成される。ポリスチレンの部分的な除去後に、表面は、Feナノ粒子10の地形的突出、並びに、Feナノ粒子10の表面と周囲の残りのポリスチレン材料20との化学的対比を有する。地形的表面および化学的対比の両方をもたらすことから、ナノ粒子の表面を露出させる十分なポリマー材料のエッチングが好ましいが、ポリマー材料は、ナノ粒子がなおポリマー材料の薄膜を保持するが、それでも地形的表面を生成し得るように、より少ない程度にエッチングしてもよい。
図4Eは、図4Dの表面を均質にするステップを示す。薄いアモルファス金属層が、第1のシード層(SL1)として機能する。SL1は、好ましくは、Feナノ粒子10の露出表面および残りのポリスチレン材料20の表面上に約1〜5nmの厚さにスパッタ堆積された、NiTa合金またはCoFeTaZr合金である。従って、SL1は、露出したナノ粒子10の地形的表面および周囲のポリマー材料20に一致し、概ね複製する。この厚さでは、SL1は、表面全体を覆うのに十分であるが、ナノ粒子10の突出特徴を消失させるほど厚すぎない。このステップ後に、SL1を備えたTLが完成し、RLのテンプレート成長の準備が整う。
図4Fは、本発明によるディスクの残りの層を堆積するステップを示す。任意選択の第2のシード層(SL2)をSL1上にスパッタ堆積させる。SL2は、RuまたはRu合金ULの成長のためのシード層である。SL2は、好ましくは、約3〜10nmの厚さを持つNiW合金の様な高結晶物質であるが、SL2は、NiVまたはNiFeW合金から形成されていてもよい。SL2は、hcpRuまたはRu合金ULの結晶化度を向上させる。次に、Ru層をULとして約5〜15nmの厚さにスパッタ堆積させる。RuULは、Co合金RLの成長のための(0001)集合組織を規定する。下層のSL1および任意選択のSL2の表面トポロジーにより、下層のFeナノ粒子10によって生じた小さな「バンプ」上で、Ru原子が優先的に核を成す。従って、Ru粒子らは、極めて切り離されている。これにより、下層のFeナノ粒子10の配置を複製した配置を有するRuアイランド30の単層が生じる。Arガスの圧力は、Ru表面の粗さを決定するので、Ruのスパッタリング中の重要な要素である。低Ar圧力(1〜10mTorr)は、かなり平滑なRu表面をもたらし、高Ar圧力(10〜50mTorr)は、より大きな粗さをもたらす。Ar圧力によるRu粗さの微調整を用いて、Ru表面の上に成長されるRL粒子間の分離の程度を調整することができる。Ruの粗さが大きくなるにつれ、磁性粒子間の分離が強くなり、磁気交換結合が少なくなる。本発明では、Ar圧力は、好ましくは、約10〜50mTorrである。Ruは、ULに一般的に使用される材料であるが、ULは、RuCr合金等のRuベースの合金から形成されてもよい。
図5は、本発明によるTL上にテンプレート成長によって形成された2.3nmのRu層のEELS−STEM合成画像である。TLは、NiTa合金から成るSL1を有するポリスチレン材料内に部分的に埋め込まれたFeナノ粒子であった。円形粒子は、Ruによって形成され、各粒子の中心の白点は、EELSのFe信号から得られたFeナノ粒子の位置である。各アイランド内の白点は、下層のFe元素のマッピングを示し、RuアイランドがFeナノ粒子の上に形成されていることを証明している。図5は、Ruアイランドが短距離秩序化を有する、すなわち、それらが約3〜5のアイランド距離内に概ね均一なパターンを形成することも示している。
次に、従来のCo合金および1つまたは複数の酸化物のRLをRuまたはRu合金UL上にスパッタ堆積させる。RLは、Si、Ta、Ti、およびNbの内の1つまたは複数の酸化物を含む粒間酸化物を有する、CoPtCr合金またはCoPtCrB合金等の粒状強磁性コバルト(Co)合金である。Co合金は、RLに対して実質的に面外または垂直に配向したc軸を有する六方最密(hcp)結晶構造を持つ。Ruアイランド30は、hcpCo合金材料のc軸が実質的に垂直に配向することにより、垂直磁気異方性が生じるように、RLのCo合金粒子40の成長を促進する。酸化物分離体は、通常Co合金粒子40間の粒間材料45として形成される。
図4Fに示されるディスクを完成させるために、任意選択のキャップ層(CP)をRL上に堆積させてもよく、その後に、ディスク保護膜(OC)が続く。CPは、一般的に、RLにおける粒間交換結合の仲介または制御を行うために、CoPtCrまたはCoPtCrB合金の様な強磁性粒状Co合金から成る。従って、CPは、RLと比較してより多量のCrおよび/またはB、またはRLと比較してより少量の酸化物を有し得る。例えば、CPは、RLと実質的に同じCo合金組成を有するが、酸化物は持たない場合がある。その結果、CPの個々のCo合金粒子は、RLのCo合金粒子よりも大きく、通常、RLの複数の粒子に重なる。CP上、またはCPが存在しない場合にはRL上に形成されるOCは、アモルファスダイアモンド状炭素膜または窒化ケイ素(SiN)等の他の公知の保護膜でもよい。
図6は、本発明による垂直磁気記録ディスクのCoPtCr−SiO記録層の表面の一部のTEM画像である。図6は、Co合金粒子が、図2の粒子の概ね不規則な形状と比較して、概ね六角形状を有することを示す。さらに重要なことには、図2の先行技術と比較して、図6では、粒径の分布が僅か約8%であり、境界厚さもより均一である。粒径分布のこのより小さな値は、任意選択のアニールステップ、例えば、上記のような溶媒アニールによって達成することができる。本発明は、粒径に関して8%というこの非常に狭い分布を達成できるが、本発明の一部として、この比較的低い値が「同期雑音」、すなわち均一なピークを持つ雑音を生じさせ得ることを発見した。従って、連続垂直磁気記録媒体にとって、粒径の分布を約10〜15%内にすることが望ましい場合がある。これは、ナノ粒子が図4Cの左側に示される配置を有するようにアニールステップを行わないことによって、または任意選択の溶媒アニールステップの時間の長さを減らすことによって達成可能である。
COOHの機能性末端基を有するポリスチレンのポリマー材料に部分的に埋め込まれたFeナノ粒子に関して本発明のディスクのテンプレート層(TL)を説明した。しかしながら、他のナノ粒子の例には、限定されることはないが、酸化亜鉛(ZnO)、銀(Ag)、金(Au)、セレン化カドミウム(CdSe)、コバルト(Co)、鉄白金(FePt)、銅(Cu)、および酸化バナジウム(VO)(例えば、VO、V、V)が含まれる。他のポリマーの例には、限定されることはないが、ポリジメチルシロキサン、ポリシロキサン、ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリイソブチレンポリプロピレングリコール、およびポリエチレングリコールが含まれる。ポリマーの他の機能性末端基の例には、限定されることはないが、カルボキシル基(COOH)、水酸基(OH)、アミノ基(NH(CHNH)、およびチオール基(CSH)が含まれる。
好ましい実施形態を参照して本発明を具体的に示し、説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細に関して様々な変更を成し得ることを当業者は理解するであろう。従って、開示した発明は、単なる例として見なされるものであり、添付の特許請求の範囲に規定される範囲にのみ限定されるものである。
TL テンプレート層
10 ナノ粒子
20 ポリマー材料
SL シード層
UL 下地層
RL 記録層
SL1 第1のシード層
SL2 第2のシード層
40 Co合金粒子
SUL 軟透磁性下地層

Claims (23)

  1. 垂直磁気記録ディスクであって、
    基板と、
    前記基板上のテンプレート層であって、前記テンプレート層は、ポリマー材料によって間隔を空けられ、その内部に埋め込まれたナノ粒子を含み、前記ナノ粒子は、前記ポリマー材料の表面において突出特徴を提供するテンプレート層と、
    前記ポリマー材料および前記ナノ粒子を覆うシード層と、
    前記シード層上のRuおよびRu合金から選択される下地層と、
    前記下地層上の、粒状強磁性Co合金およびSi、Ta、Ti、Nb、B、C、およびWの内の1つまたは複数から成る1つまたは複数の酸化物の層を含む、垂直磁気記録層と、
    を含む垂直磁気記録ディスク。
  2. 前記ナノ粒子は、Feナノ粒子であり、前記ポリマー材料は、機能性末端基を有するポリスチレンを含む、請求項1に記載のディスク。
  3. 前記シード層は、アモルファスNiTa合金およびアモルファスCoFeTaZr合金から選択される、請求項1に記載のディスク。
  4. 前記シード層は、1nm以上かつ5nm以下の厚さを有する、請求項1に記載のディスク。
  5. 前記シード層は第1のシード層であり、前記第1のシード層上に接触した第2のシード層をさらに含み、前記下地層は、前記第2のシード層上に接触している、請求項1に記載のディスク。
  6. 前記第1のシード層は、NiTa合金を含み、前記第2のシード層は、NiW合金を含む、請求項5に記載のディスク。
  7. 前記ナノ粒子は、前記ポリマー材料内に部分的に埋め込まれ、それによって、前記ナノ粒子は、前記ポリマー材料の前記表面上部に突出し、前記ポリマー材料によって覆われていない表面を有する、請求項1に記載のディスク。
  8. 前記ナノ粒子の直径の35〜75パーセントが、前記ポリマー材料の前記表面より上部にある、請求項7に記載のディスク。
  9. 前記ナノ粒子は、短距離秩序化を有する概ね均一なパターンで配列される、請求項1に記載のディスク。
  10. ナノ粒子間距離の分布が5%以上かつ10%以下である、請求項1に記載のディスク。
  11. ナノ粒子間距離の分布が10%以上かつ15%以下である、請求項1に記載のディスク。
  12. 前記粒状強磁性Co合金は、10%以上かつ15%以下の粒径分布を持つ粒子を含む、請求項1に記載のディスク。
  13. 前記基板と前記テンプレート層との間に軟磁性の透磁性下地層(SUL)をさらに含む、請求項1に記載のディスク。
  14. 垂直磁気記録ディスクであって、
    基板と、
    前記基板上のテンプレート層であって、前記テンプレート層は、機能性末端基を有するポリスチレンを含むポリマー材料によって間隔を空けられ、その内部に部分的に埋め込まれたFeナノ粒子を含み、前記ナノ粒子は、前記ポリマー材料の表面上部に突出し、前記ポリマー材料によって覆われていない表面を有する、テンプレート層と、
    前記ポリマー材料の前記表面および前記ナノ粒子の前記表面を覆う、アモルファスNiTa合金およびアモルファスCoFeTaZr合金から選択されるシード層と、
    前記シード層上のRuおよびRu合金から選択される下地層と、
    前記下地層上の、粒状強磁性Co合金およびSi、Ta、Ti、Nb、B、C、およびWの内の1つまたは複数から成る1つまたは複数の酸化物の層を含む、垂直磁気記録層と、
    を含む垂直磁気記録ディスク。
  15. 前記シード層は、1nm以上かつ5nm以下の厚さを有する、請求項14に記載のディスク。
  16. 前記シード層は第1のシード層であり、前記第1のシード層上に接触した第2のシード層をさらに含み、前記下地層は、前記第2のシード層上に接触している、請求項14に記載のディスク。
  17. 前記第1のシード層は、NiTa合金を含み、前記第2のシード層は、NiW合金を含む、請求項16に記載のディスク。
  18. 前記ナノ粒子の直径の35〜75パーセントが、前記ポリマー材料の前記表面より上部にある、請求項14に記載のディスク。
  19. 前記ナノ粒子は、短距離秩序化を有する概ね均一なパターンで配列される、請求項14に記載のディスク。
  20. ナノ粒子間距離の分布が5%以上かつ10%以下である、請求項14に記載のディスク。
  21. ナノ粒子間距離の分布が10%以上かつ15%以下である、請求項14に記載のディスク。
  22. 前記粒状強磁性Co合金は、10%以上かつ15%以下の粒径分布を持つ粒子を含む、請求項14に記載のディスク。
  23. 前記基板と前記テンプレート層との間に軟磁性の透磁性下地層(SUL)をさらに含む、請求項14に記載のディスク。
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