JP2014160406A - 画像形成出力制御システム、画像形成出力制御プログラム及び制御装置 - Google Patents

画像形成出力制御システム、画像形成出力制御プログラム及び制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】Point&Printにおいて、XPS等の汎用性の高いデータを生成する第一段階の処理と、汎用性の高いデータに基づいて付加機能を実現する第二段階の処理とを実現すること。
【解決手段】画像形成出力対象の画像に基づいて生成された中間データを、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納し、印刷データのスプール処理において中間データの格納を行うランゲージモニタを介して、格納された中間データを取得し、取得された中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像形成出力制御システム、画像形成出力制御プログラム及び制御装置に関し、特に、情報処理装置から画像形成装置を利用するための機能をネットワークを介して提供する場合の制御に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる印刷装置においては、PC(Personal Computer)等の情報処理装置において生成された印刷ジョブに基づいて印刷出力を実行するプリンタが一般的に利用されている。そして、プリンタに入力する印刷ジョブを生成するための機能を実現するソフトウェア・プログラムとして、夫々のプリンタの機能に対応したプリンタドライバを情報処理装置にインストールすることが一般的である。
他方、上述したプリンタドライバの機能を、PC側で全て担うのではなく、機能の一部をサーバに委託するような態様もある。例えば、Point&Printと呼ばれる仕組みでは、OS(Operating System)の制御により、サーバにインストールされているプリンタドライバを構成する情報がPCにコピーされ、PCとサーバとで機能を分担することによってプリンタドライバが対象としている画像形成装置からの画像形成出力が実現される。
また、印刷ジョブを送信する先のプリンタを動的に振り分けるため、XPS(XML Parser Specification)等の高次イメージフォーマットを生成する第1の機能及び生成された高次イメージフォーマットのデータをプリンタに送信する第2の機能を有するプリンタドライバが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
近年、プリンタドライバによる印刷出力の機能として、プリンタへの印刷ジョブの送信に加えて様々な機能が提供されている。例えば、プリンタドライバによって印刷用の情報に変換された状態でのプレビュー表示を行う機能や、そのようにプレビュー表示された状態の情報に対して編集を行う付加機能が提案されている。
このようなプリンタドライバの一機能としての態様は、そのプリンタドライバが対応しているPDL(Page Description Language)に限定された機能である。従って、同様の機能を異なるPDLに対応させるためには、夫々のPDL毎にプリンタドライバを設計、作成する必要がある。
これに対して、特許文献1に開示されているような、XPS等の高次イメージフォーマットのデータのような汎用性の高いデータを中間データとして用いる二段階の処理が考えられる。その場合、一段階目の処理で中間データを生成し、二段階目の処理で付加機能が実現されることとなる。具体的には、生成された中間データに基づくプレビュー機能やデータ編集機能を有するアプリケーションを上記二段階目の処理を実行するためのモジュールとして構築することになる。これにより、二段階目の処理を実行するモジュールは、元々汎用性の高いデータに対応して構築されるため、汎用的にプレビュー機能やデータ編集機能等の付加機能を実現することが可能である。
ここで、上述したプレビュー機能やデータ編集機能等を実現する際、そのためのアプリケーション(以降、「追記処理アプリ」とする)は、生成された中間データを取得する必要がある。しかしながら、上述したPoint&Printのように、情報処理装置とサーバとで印刷出力時の処理を分散して行う場合、追加処理アプリは、何らかの手段を用いて中間データの保存先を認識する必要があり、ソフトウェアの構築が煩雑なものとなってしまう。
また、プレビュー機能のための追加処理アプリが情報処理装置側において構成され、中間データがサーバ側に保存される場合、追加処理アプリが中間データを取得するためには、ネットワークアクセスが必要となる。ネットワークアクセスを要する場合には、そのためのプロトコルを意識してソフトウェア構築を行う必要がある。また、情報処理装置及びサーバが接続されているネットワークのアクセス制限を考慮する必要も生じ得る。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、情報処理装置を介して画像形成装置を利用するための機能の一部を、ネットワークを介して接続された他の装置との間で分散する場合において、汎用性の高いデータを生成する第一段階の処理と、汎用性の高いデータに基づいて付加機能を実現する第二段階の処理とを実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、情報処理装置から画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている画像形成出力制御装置と、同じく画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている他の情報処理装置とが連動して前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる画像形成出力制御システムであって、画像形成出力対象の画像を取得し、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な形式の印刷データである中間データを生成する中間データ生成部と、生成された前記中間データを、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納させる中間データ格納処理部と、印刷データのスプール処理において前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して、前記中間データを取得する中間データ取得部と、取得された前記中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行する付加処理部と、前記画像形成装置に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部に、前記中間データに基づいて印刷ジョブを生成させる印刷ジョブ生成制御部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、情報処理装置から画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている画像形成出力制御装置と、同じく画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている他の情報処理装置とが連動して前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる画像形成出力制御プログラムであって、画像形成出力対象の画像を取得し、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な形式の印刷データである中間データを生成するステップと、生成された前記中間データを、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納させるステップと、印刷データのスプール処理において前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して、前記中間データを取得するステップと、取得された前記中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行するステップと、前記画像形成装置に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部に、前記中間データに基づいて印刷ジョブを生成させるステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、情報処理装置から画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている画像形成出力制御装置と、同じく画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている他の情報処理装置とが連動して前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる画像形成出力制御システムにおいて用いられる画像形成出力制御装置であって、画像形成出力対象の画像を取得し、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な形式の印刷データである中間データを取得し、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納する中間データ格納処理部と、印刷データのスプール処理において前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して、前記中間データを取得する中間データ取得部と、取得された前記中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行する付加処理部と、前記画像形成装置に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部に、前記中間データに基づいて印刷ジョブを生成させる印刷ジョブ生成制御部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置を介して画像形成装置を利用するための機能の一部を、ネットワークを介して接続された他の装置との間で分散する場合において、汎用性の高いデータを生成する第一段階の処理と、汎用性の高いデータに基づいて付加機能を実現する第二段階の処理とを実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るPCの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るドライバサーバの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリンタドライバの全体の機能を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリンタドライバのPC側及びドライバサーバ側夫々で実現される機能の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るランゲージモニタ前後の処理を示す図である。 本発明の実施形態に係るスプーラを介したランゲージモニタの利用態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るメールスロットを介したイベント送信の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るプレビュー表示動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るプレビュー表示後の印刷動作を示すシーケンス図である。 XPSデータの構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る仮想プリンタドライバの描画部の構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係る中間データ生成部による中間データの出力態様を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、サーバにインストールされているプリンタドライバをPC(Personal Computer)にコピーした上で、サーバとPCとで画像形成出力に係るプリンタドライバの機能を分散する画像形成出力制御システムについて説明する。このような仕組みは、例えばPoint&Printとして知られている。
図1は、本実施の形態に係る画像形成出力制御システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成出力制御システムは、ドライバサーバ1、PC2、画像処理装置3がLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されて構成されている。
ドライバサーバ1は、画像処理装置3をはじめとした様々な画像処理装置を利用するためのソフトウェア・プログラムであるプリンタドライバが、利用対象の画像処理装置毎にインストールされている情報処理装置である。ドライバサーバ1にインストールされているプリンタドライバを構成する情報がPC2にコピーされることにより、PC2にプリンタドライバがインストールされると共に、ドライバサーバ1との連携による画像形成出力が実現される。即ち、ドライバサーバ1が、画像形成出力制御装置として機能する。
PC2は一般的な情報処理装置であり、本実施形態に係るシステムにおいては、ドライバサーバ1にインストールされているプリンタドライバのファイルを取得して記憶することにより、画像処理装置3を利用するためのソフトウェア・プログラムであるプリンタドライバのインストールを行う。また、PC2は、ドライバサーバ1にインストールされているプリンタドライバのすべての機能を実行するのではなく、プリンタドライバの機能をドライバサーバ1との間で分散処理し、自身は機能の一部を実行する。
画像処理装置3は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)である。
次に、本実施形態に係るシステムに含まれるドライバサーバ1、PC2、画像処理装置3等の装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係るPC2のハードウェア構成を示すブロック図であるが、ドライバサーバ1、画像処理装置3においても同様の構成を有する。図2に示すように、本実施形態に係るPC2は、情報処理装置としての一般的な構成を有する。
即ち、本実施形態に係るPC2は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。この他、画像処理装置3は、画像形成出力やスキャンを実行するエンジンを含む。
CPU10は演算手段であり、PC2全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがPC2の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボード、マウス、各種のハードボタン、タッチパネル等、ユーザが画像処理装置3に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、ドライバサーバ1は、サーバとして運用されるため、LCD60や操作部70などのユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことによりソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るシステムを構成する各機器の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係るPC2において、画像形成出力に関する機能について説明する。図3は、本実施形態に係るPC2の機能のうち、画像形成出力に関する機能の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係るPC2は、アプリケーション201、OS202、ネットワークI/F203及びプリンタドライバ210を含む。
アプリケーション201は、対応するソフトウェア・プログラムがPC2にインストールされて構成されるソフトウェアモジュールであり、ワープロソフト、表計算ソフト、画像編集ソフト等の一般的なアプリケーション・ソフトウェアである。アプリケーション201は、ユーザの操作に応じてプリンタドライバ210のGUI(Graphical User Interface)を起動し、GUIを介して設定される印刷出力の設定情報を取得して、出力対象の画像の情報と共に出力する。
OS202は、PC2全体を制御する基本ソフトウェアである。また、OS202は、PC2が画像処理装置3を利用して画像形成出力を実行させる際の制御に関する機能や、ドライバサーバ1からPC2へのプリンタドライバのコピー機能も含む。ネットワークI/F203は、PC2がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースである。
プリンタドライバ210は、PC2から画像処理装置3を利用するためのソフトウェアモジュールであり、対応するソフトウェア・プログラムがPC2にインストールされることによって構成される。「プリンタドライバ」とは、狭義には画像処理装置3に印刷を実行させるための印刷ジョブを生成するソフトウェアモジュールを指すが、プリンタドライバ210は、PC2から画像処理装置3を利用するために設けられる様々なソフトウェアモジュールの群を示す。プリンタドライバ210に含まれる機能については後に詳述する。
次に、本実施形態に係るドライバサーバ1の機能構成について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るドライバサーバ1の機能の構成を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係るドライバサーバ1は、OS101、ネットワークI/F102及びプリンタドライバ110を含む。
OS101は、ドライバサーバ1全体を制御する基本ソフトウェアである。また、OS101は、PC2のOS202と同様に、画像処理装置3を利用して画像形成出力を実行させる際の制御に関する機能や、ドライバサーバ1からPC2へのプリンタドライバのコピー機能も含む。ネットワークI/F102は、ネットワークI/F203と同様に、ドライバサーバ1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースである。
プリンタドライバ110は、PC2におけるプリンタドライバ210と同様に、画像処理装置3を利用するためのソフトウェアモジュール群である。但し、ドライバサーバ1は、単独で画像処理装置3を利用して画像形成出力を実行する処理は原則として発生せず、PC2との連動により画像処理装置3を動作させる場合が基本となる。また、プリンタドライバ110は、ドライバサーバ1からPC2にプリンタドライバをコピーする際のコピー元でもある。
ここで、本実施形態に係るプリンタドライバ210、110に含まれる機能について説明する。図5は、本実施形態に係るプリンタドライバ210、110によって実現される機能全体を示す図である。図5に示すように、本実施形態に係るプリンタドライバは、仮想プリンタドライバ、ランゲージモニタ、追加処理アプリ及び実プリンタドライバを含む。
仮想プリンタドライバは、印刷設定部及び描画部を含む。印刷設定部は、ユーザが画像処理装置3に印刷を実行させる際の各種の設定を行うためのGUIを提供し、ユーザによる操作に応じて印刷設定を取得する。描画部は、画像形成出力の対象画像である印刷対象の文書や画像の情報に基づき、印刷ジョブを生成する前の中間データを生成する中間データ生成部と、印刷処理の開始や終了などのイベントを後段のモジュールに通知するイベント送信部とを含む。
本実施形態に係る中間データは、XPS(XML Paper Specification)やPDF(Portable Document Format)等、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な汎用的なデータ形式の情報であって、ページ毎に画像がレイアウトされた情報である。これにより、後段のモジュールは、汎用的なデータ形式に対応したモジュールによって実現することが可能であり、システムの汎用性を向上することが可能である。
ランゲージモニタは、OSの仕組みに組み込まれたソフトウェアモジュールであり、特定のキーを用いてデータの読み書きを行うためのインタフェースや、ネットワークを介した通信機能を有する。中間データ生成部は、中間データの生成に際して、ランゲージモニタのインタフェースを呼び出すことにより、生成した中間データを印刷データとして所定の記憶領域に格納させる。また、印刷設定部は、ランゲージモニタを介して、取得した印刷設定を印刷設定情報として所定の記憶領域に格納させる。
追加処理アプリは、プリンタドライバの仕組みの中で、印刷に際して付加的に定められた機能を提供するためのソフトウェアモジュールである。付加的な機能の例としては、中間データに変換された情報によるプレビューの機能や、中間データに変換された情報の編集機能等が挙げられる。また情報の編集機能とは、例えば“社外秘”、“機密”等の特定の文字列が中間データに含まれており、それらの情報が検知された場合に、ウォーターマークや地紋を付加する等のデータ加工処理である。そのような付加機能は、追加処理アプリを構成するモジュールである中間データ処理部によって実現される。即ち、追加処理アプリが付加処理部として機能する。
中間データ処理部は、ランゲージモニタによって提供されているインタフェースを呼び出すことにより、所定の記憶領域に格納された中間データを取得し、上述したような付加機能を実現する。この中間データ処理部によるランゲージモニタの利用が、本実施形態に係る要旨の1つである。ランゲージモニタは、OSに組み込まれた仕組みであるため、OSが想定している処理の枠組みの中で情報をやり取りすることができる。
中間データの取得に際して、追加処理アプリは、予め定められた識別子であるキーを用いてランゲージモニタのインタフェースを呼び出すだけで良いため、中間データ生成部によって生成された中間データの格納先を追加処理アプリに対して通知する必要がなく、処理を簡略化することが可能である。また、ランゲージモニタを用いることにより、OSが想定している枠組みの中で処理を行うこととなるため、ランゲージモニタによる情報の読み出しや書き込みに際しては、処理の度にユーザの同意を得るようなポップアップメッセージが発生することがなく、追加処理アプリケーションによる処理を円滑に行うことが可能である。
更に、ランゲージモニタには、ネットワークを介した通信機能も備えられているため、画像処理装置3を用いた印刷処理に際して、PC2とドライバサーバ1との間でのネットワークを介した情報のやり取りが発生したとしても、そのための通信プロトコルに対応したソフトウェアモジュールを作りこむことなく、ランゲージモニタによって処理を実現することが可能である。
また、追加処理アプリは、イベント受信部を含む。イベント受信部は、イベント送信部によるイベント通知を取得し、仮想プリンタドライバから処理が受け渡されたことを認識する。
実プリンタドライバは、上述した狭義のプリンタドライバであり、中間データ生成部によって生成され、中間データ処理部によって処理された中間データに基づき、画像処理装置3に印刷を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部である。実プリンタドライバは、PCL(Printer Control Language)6、PS(PostScript)、RPCS(Refined Printing Command Stream)等の、画像処理装置3に対応した形式のPDL(Page Description Language)を用いて印刷ジョブを生成する。その際、中間データは汎用的なデータ形式で構成されているため、本実施形態に係るシステムの実現に際して、画像処理装置3に対応して提供されているプリンタドライバを実プリンタドライバとして用いることが可能である。
上述したように、PC2のプリンタドライバ210は、ドライバサーバ1のプリンタドライバ110がコピーされることによって構成される。そのため、ドライバサーバ1のプリンタドライバ110は、図5に示す全モジュールを含むが、PC2のプリンタドライバ210は、図5に示す機能のうち、少なくともPC2側で実行される機能に対応したモジュールのみで実現することが可能である。
次に、本実施形態に係るPC2側のプリンタドライバ210と、ドライバサーバ1側のプリンタドライバ110との機能の分散態様について図6を用いて説明する。図6に示すように、PC2側のプリンタドライバ210においては、仮想プリンタドライバ211及び追加処理アプリ216に対応した機能が実現される。また、ドライバサーバ1側のプリンタドライバ110においては、ランゲージモニタ113、追加処理アプリ114及び実プリンタドライバ117に対応した機能が実現される。また、印刷データ111及び印刷設定情報112は、ドライバサーバ1側に設けられた記憶領域に格納される。
図5において説明したように、仮想プリンタドライバ211は、印刷設定部212及び描画部213を含み、描画部213は、中間データ生成部214及びイベント送信部215を含む。また、プリンタドライバ210側の追加処理アプリ216は、中間データ処理部217及びイベント受信部218を含み、プリンタドライバ110側の追加処理アプリ114は、中間データ処理部115及びイベント受信部116を含む。
図6に示すように、本実施形態に係るシステムにおいては、プリンタドライバ210側に追加処理アプリ216が構成され、プリンタドライバ110側に追加処理アプリ114が構成される。これは、中間データに基づくプレビュー表示のようなPC2側で実現するべき付加機能と、中間データの編集処理のような、ドライバサーバ1側に任せても良い付加機能とを夫々PC2側、ドライバサーバ1側で実現するためである。
ここで、ランゲージモニタ113の機能について説明する。図7は、印刷処理におけるモジュールの処理順を示す図である。図7に示すように、プリンタドライバによって出力される印刷データは、OSの機能の1つであるスプーラに受け渡される。ランゲージモニタ113は、スプーラによって呼び出されて動作するモジュールであり、スプーラから印刷データを取得して、指定されたキーに従って所定の領域に印刷データを格納する。
ランゲージモニタによって格納された印刷データは、通常の印刷処理においてはポートモニタに受け渡され、ポートモニタはポートドライバを介して画像処理装置3等のプリンタに印刷データを送信する。これにより、プリンタによる印刷が実行される。
図8は、本実施形態に係るシステムにおけるランゲージモニタ113とプリンタドライバ210及びプリンタドライバ110夫々のスプーラとの関わりを示す図である。図8に示すように、仮想プリンタドライバ211による中間データ生成処理の場合、プリンタドライバ210側のスプーラ219によってランゲージモニタ113が呼び出され、仮想プリンタドライバ211によって生成された中間データがランゲージモニタ113を介してプリンタドライバ110側の記憶領域に格納される。即ち、ランゲージモニタ113は、スプール処理において中間データの格納を行うソフトウェアモジュールである。
また、プリンタドライバ210に含まれる追加処理アプリ216によってプレビュー処理が実行される場合、追加処理アプリ216は、スプーラ219を介してランゲージモニタ113を呼び出し、プリンタドライバ110側に格納された中間データを取得してプレビュー処理を実行する。また、プリンタドライバ110に含まれる追加処理アプリ114によってデータ編集処理が実行される場合、追加処理アプリ114は、スプーラ118を介してランゲージモニタ113を呼び出し、プリンタドライバ110側に格納された中間データを取得してデータ編集処理を実行する。
次に、イベント送信部215、イベント受信部218、イベント受信部116によるイベント情報のやり取りについて図9を参照して説明する。本実施形態に係るイベント情報のやり取りには、メールスロットが用いられる。本実施形態に係るイベント情報のやり取りに際しては、イベント受信部116がメールスロット名を指定してメールスロットを生成する。
イベント送信部215は、イベント受信部116によって指定されたメールスロット名を使用してメールスロットへの書き込みを行うイベント受信部218及びイベント受信部116は、同一のメールスロットへの書き込み有無を監視しており、メールスロットへの書き込みがあった場合には、メールスロットの読み込みを行う。これにより、イベント送信部215からイベント受信部116、イベント受信部218へのイベント情報の通知が実現される。尚、本実施形態においては、プリンタドライバ210に含まれるモジュールはプリンタドライバ110からコピーされるものであるため、その際にメールスロット名を指定することが可能であるが、使用するメールスロット名は、レジストリや外部設定によって変更可能とすることもできる。
次に、本実施形態に係るシステムにおいてプレビュー処理が実行される場合の動作について図10のシーケンスを用いて説明する。図10に示すように、まずPC2側においてアプリケーション201により印刷開始処理が実行される(S1001)。S1001の処理は、ユーザがPC2を操作することにより印刷設定などを入力し、印刷の実行操作を行うことによって実行される。
アプリケーション201の動作を受けて、仮想プリンタドライバ211の印刷設定部212が印刷設定を取得し、スプーラ219を介してランゲージモニタ113に印刷設定を出力する(S1002)。即ち、S1002においては、仮想プリンタドライバ211の印刷設定部212が設定情報格納処理部として機能する。これにより、ランゲージモニタ113は、プリンタドライバ110側において印刷設定情報を所定の記憶領域に格納する(S1003)。
続いて、アプリケーション201は、印刷処理を実行して印刷するべき画像情報を仮想プリンタドライバ211に受け渡す(S1004)。これにより、仮想プリンタドライバ211の中間データ生成部214が中間データを生成し、スプーラ219を介してランゲージモニタ113に出力する(S1005)。これにより、ランゲージモニタ113は、プリンタドライバ110側において中間データを印刷データとして所定の記憶領域に格納する(S1006)。即ち、中間データ生成部214が、中間データ格納処理部として機能する。
印刷するべき画像情報の出力が完了すると、アプリケーション201は印刷終了処理を実行する(S1007)。これにより、仮想プリンタドライバ211のイベント送信部215は、図9において説明した仕組みを用いて印刷終了通知を行う(S1008)。イベント送信部215による印刷終了通知により、追加処理アプリ216のイベント受信部218が、仮想プリンタドライバ211から処理が受け渡されたことを認識する。
仮想プリンタドライバ211から処理が受け渡されたことを認識した追加処理アプリ216においては、中間データ処理部217が、図8において説明した仕組みを用いてランゲージモニタ113から中間データを取得し(S1009)、取得した中間データに基づいてプレビュー表示を行う(S1010)。S1010において、追加処理アプリ216は、PC2に設けられているLCD60等の表示装置を介して、GUIの表示によりプレビュー表示を行う。このような処理により、本実施形態に係るプレビュー表示動作が完了する。
次に、本実施形態に係るシステムにおいてプレビュー処理が実行された後、データ加工が施されて最終的に印刷が実行されるまでの動作について、図11のシーケンスを用いて説明する。図11に示す動作は、図10の動作によってPC2側で実行されたプレビュー表示のGUIに対して、ユーザがデータ加工の操作及び印刷実行の操作を行うことにより開始される。
図11に示すように、ドライバサーバ1側において、追加処理アプリ114の中間データ処理部115が、ランゲージモニタ113を呼び出して印刷設定及び中間データを取得する(S1101、S1102)。即ち、中間データ処理部115が中間データ取得部として機能する。そして、中間データ処理部115は、ユーザによるデータ加工の指定操作に従ってデータ加工処理を実行し(S1103)、印刷設定及び加工後の中間データを実プリンタドライバ117に入力して印刷開始処理を行う(S1104)。即ち、S1104においては、追加処理アプリ114が印刷ジョブ生成制御部として機能する。尚、追加処理アプリ114の付加機能によっては、S1103において印刷設定の編集も行われる。
追加処理アプリ114から印刷設定及び中間データを取得した実プリンタドライバ117は、一般的なプリンタドライバによって実行される処理と同様の処理により、印刷設定に従って中間データに応じた印刷ジョブを生成して画像処理装置3に入力する印刷ジョブの生成処理を開始する(S1105)。これにより、画像処理装置3に対して順次印刷ジョブが送信され、画像処理装置3において印刷が実行される。
印刷対象の中間データをすべて実プリンタドライバに入力すると、追加処理アプリ114は印刷終了処理を行い(S1106)、実プリンタドライバ117の処理を終了させる。そして、追加処理アプリ114は、ランゲージモニタ113を呼び出して中間データの削除処理を行うと共に(S1107、S1108)、印刷設定の削除処理を行う(S1109、S1110)。これにより、印刷の完了した中間データ及びその印刷設定が、プリンタドライバ110側の記憶領域から削除される。これにより、本実施形態に係るシステムにおける最終的な印刷動作が完了する。
このように、本実施形態に係るシステムにおいては、中間データに基づくプレビュー機能やデータ編集機能を実現するために、追加処理アプリ216及び追加処理アプリ114が中間データを取得する際、OSに組み込まれた仕組みであるランゲージモニタを介して中間データを取得する。従って中間データの保存先がPC2側の場合であってもドライバサーバ1側の場合であっても、ランゲージモニタによってハンドリングされた情報を取得するのみで良いため、追加処理アプリ216及び追加処理アプリ114による中間データの取得を容易に実現することが可能となる。
従って、本実施形態に係るシステムによれば、情報処理装置を介して画像形成装置を利用するための機能の一部を、ネットワークを介して接続された他の装置との間で分散する場合において、汎用性の高いデータを生成する第一段階の処理と、汎用性の高いデータに基づいて付加機能を実現する第二段階の処理とを実現することが可能である。その結果、第二段階の処理において付加機能を実現するモジュールは、汎用性の高いデータに対応させれば良い。
また、最終的に画像処理装置3に入力するための印刷ジョブは、このようにして生成され、編集された汎用性の高いデータに基づいて生成される。従って、特定のデータ形式に対応させた新たなプリンタドライバを構築する必要がなく、従来から画像処理装置3に対応して用いられているプリンタドライバを実プリンタドライバとして用いることが可能であり、システムの実現がより容易である。
ここで、本実施形態においては、汎用性の高いデータ形式である中間データの例として、XPSやPDFを例として説明した。ここで、XPSデータの構造について図12を参照して説明する。図12に示すようにXPSデータは、Fixed Document Sequence、Fixed Document、Fixed Page、Image及びFontの情報を含むと共に、それらに関連付けられたプリントチケットから構成されている。
このようなXPSデータの構成は、XPSドライバによって実現される仮想プリンタドライバ211の描画部213によるXPSデータの生成処理に関連する。図13は、仮想プリンタドライバ211にXPSドライバを用いた場合の描画部213の構成を示す図である。XPSドライバの描画部はPrint Filter Pipeline Serviceのプロセスで動作する。
図13に示す各モジュールのうち、ベンダ側、即ち画像処理装置3を提供する業者側で開発できるのはフィルタ部分である。このフィルタ部分が、描画部213に含まれる中間データ生成部214として機能する。Filter Pipeline ManagerとInter−filter Communicatorが連携してフィルタを呼び出し、全てのフィルタの処理が終了するとフィルタによって処理が施された後のXPSデータがスプーラ219に送信される。フィルタ間で必要となる描画情報はPrintPipeline Property Bagを使って設定および取得が可能になる。
XPSのフィルタには種類があり、大きくはXtoXFilterとStoSFilterがある。XtoXFilterはXPSファイルをパーツごとに扱うことができる。ここで言うパーツとは、図11において説明したXPSデータを構成する夫々の情報である。一方StoSFilterはXPSファイルをストリームとして扱うことができる。
本実施形態に係る仮想プリンタドライバ211は、図10において説明したように、印刷データと印刷設定情報を別個に出力する機能を有するが、この機能は夫々の機能を有するフィルタを実装することによって実現される。
図14(a)、(b)は、XtoXFilter及びStoSFilter夫々の場合における、中間データ生成部214からランゲージモニタを介したXPSデータの出力態様を示す図である。図14(a)は、描画部213を構成するフィルタをStoSFilterによって構成した場合を示す図である。上述したように、StoSFilterはXPSファイルをストリームとして扱うため、まとまったXPSデータとしてデータが出力される。この場合、図12において説明したように、XPSデータにはプリントチケットが含まれるため、別途プリントチケットを出力する必要はない。
図14(b)は、描画部213を構成するフィルタをXtoXFilterによって構成した場合を示す図である。上述したように、XtoXFilterはXPSファイルをパーツごとに扱うことができる。そのため、図14(b)の場合、中間データ生成部214は、XPSデータを構成するページ毎のXML(Extensible Markup Language)データと、それに関連するFont及びImageのデータを出力する。
図14(b)の態様の場合、図14(a)の態様と異なり、追加処理アプリ216及び追加処理アプリ114は、XPSデータがすべて出力される前に、ページ毎に中間データにアクセスすることが可能になる。尚、図14(b)の場合、XPSデータを構成するパーツ毎にデータが出力されるため、プリントチケットも出力される。これにより、追加処理アプリ216及び追加処理アプリ114が印刷設定を参照することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、図6において説明したように、印刷データや印刷設定情報がドライバサーバ1側に格納される場合を例として説明した。これは一例であり、PC2側に格納されるような構成も可能である。但し、一般的なPoint&Printにおいては、ランゲージモニタ113はPC2にコピーされない。従って、PC2のプリンタドライバ210側でスプーラ219を介してランゲージモニタ113を呼び出す場合には、ドライバサーバ1側のランゲージモニタ113を呼び出すことが一般的な処理となる。
そのため、PC2側に中間データを格納する場合には、ランゲージモニタ113に受け渡すために一度ドライバサーバ1側に送信された中間データが、ランゲージモニタ113によって再度PC2側に送信されて格納されることとなり、非効率的な処理となる。これに対して、図6において説明したように、印刷データや印刷設定情報がドライバサーバ1側に格納される場合には、ランゲージモニタ113がドライバサーバ1側に構成されるため、効率的な処理が実現される。
1 ドライバサーバ
2 PC
3 画像処理装置
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
101 OS
102 ネットワークI/F
110 プリンタドライバ
111 印刷データ
112 印刷設定情報
113 ランゲージモニタ
114 追加処理アプリ
115 中間データ処理部
116 イベント受信部
117 実プリンタドライバ
118 スプーラ
119 メールスロット
201 アプリケーション
202 OS
203 ネットワークI/F
210 プリンタドライバ
211 仮想プリンタドライバ
212 印刷設定部
213 描画部
214 中間データ生成部
215 イベント送信部
216 追加処理アプリ
217 中間データ処理部
218 イベント受信部
219 スプーラ
特開2010−286873号公報

Claims (7)

  1. 情報処理装置から画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている画像形成出力制御装置と、同じく画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている他の情報処理装置とが連動して前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる画像形成出力制御システムであって、
    画像形成出力対象の画像を取得し、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な形式の印刷データである中間データを生成する中間データ生成部と、
    生成された前記中間データを、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納させる中間データ格納処理部と、
    印刷データのスプール処理において前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して、前記中間データを取得する中間データ取得部と、
    取得された前記中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行する付加処理部と、
    前記画像形成装置に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部に、前記中間データに基づいて印刷ジョブを生成させる印刷ジョブ生成制御部とを含むことを特徴とする画像形成出力制御システム。
  2. 前記中間データに対応して生成された前記画像形成出力に関する設定情報を、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納させる設定情報格納処理部を含み、
    前記中間データ取得部は、前記中間データ及び前記設定情報を前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して取得し、
    前記印刷ジョブ生成制御部は、前記中間データに基づき、前記設定情報に従って印刷ジョブを生成させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成出力制御システム。
  3. 前記中間データ格納処理部は、前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールに対して予め定められた識別子を指定して前記中間データを所定の記憶領域に格納させ、
    前記中間データ取得部は、前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールに対して前記予め定められた識別子を指定して前記中間データを取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成出力制御システム。
  4. 前記付加処理部は、前記他の情報処理装置において、取得された前記中間データに基づいて前記画像形成出力対象の画像を表示装置に表示するための処理を行う機能を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の画像形成出力制御システム。
  5. 前記付加処理部は、取得された前記中間データに基づき、前記画像形成出力対象の画像から所定の情報が検知された場合には、前記中間データに対して予め定められた情報を付加する処理を行う機能を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の画像形成出力制御システム。
  6. 情報処理装置から画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている画像形成出力制御装置と、同じく画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている他の情報処理装置とが連動して前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる画像形成出力制御プログラムであって、
    画像形成出力対象の画像を取得し、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な形式の印刷データである中間データを生成するステップと、
    生成された前記中間データを、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納させるステップと、
    印刷データのスプール処理において前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して、前記中間データを取得するステップと、
    取得された前記中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行するステップと、
    前記画像形成装置に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部に、前記中間データに基づいて印刷ジョブを生成させるステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする画像形成出力制御プログラム。
  7. 情報処理装置から画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている画像形成出力制御装置と、同じく画像形成装置を利用するためのプログラムがインストールされている他の情報処理装置とが連動して前記画像形成装置に画像形成出力を実行させる画像形成出力制御システムにおいて用いられる画像形成出力制御装置であって、
    画像形成出力対象の画像を取得し、複数のソフトウェアモジュールによって処理可能な形式の印刷データである中間データを取得し、印刷データのスプール処理によって所定の記憶領域に格納する中間データ格納処理部と、
    印刷データのスプール処理において前記中間データの格納を行うソフトウェアモジュールを介して、前記中間データを取得する中間データ取得部と、
    取得された前記中間データに基づき、画像形成出力に際して付加的に定められた処理を実行する付加処理部と、
    前記画像形成装置に画像形成出力を実行させるための印刷ジョブを生成する印刷ジョブ生成部に、前記中間データに基づいて印刷ジョブを生成させる印刷ジョブ生成制御部とを含むことを特徴とする画像形成出力制御装置。
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