JP2009230413A - 情報処理装置、情報処理方法及び印刷システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】先発の印刷ジョブの処理が完了する前に、後続の印刷ジョブのプレビューを実行可能にすることを目的とする。
【解決手段】プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、プレビュー用文書を画面に表示して、プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューに格納するプレビューオブジェクト手段と、印刷コマンド生成用印刷キューに格納されているプレビュー用文書に基づき印刷コマンドを生成する印刷コマンド生成オブジェクト手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び印刷システムに関する。
従来、印刷前に印刷イメージを取得して画面に表示する技術が提案されている。
このような技術の一例として、プリンタが解釈可能な印刷コマンドをプリンタに接続された計算機(データ処理装置)によって解析し、この計算機でCMYKプレーン毎に展開することによって印刷イメージを生成する技術が知られている。また、プリンタに接続された計算機からプリンタに印刷コマンドを送信した後、計算機がプリンタ内部で作成された印刷イメージを受信し、受信した印刷イメージに基づいて表示を行う技術が一般に知られている。
ここでオペレーティングシステム(OS)としてWindows(登録商標)を搭載した計算機を用いた印刷システムにおいてアプリケーションプログラム(アプリケーション)等で生成された印刷データはOS標準のデータ形式でスプールファイルに格納される。OSは、印刷データを印刷するためにプリンタドライバを呼び出す。そしてプリンタドライバが、スプールファイルに格納された印刷データを読み取り、印刷イメージを作成し、更にプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する。印刷コマンドはプリンタに送信され、プリンタは印刷コマンドを解釈し、記録媒体に像を形成することで印刷処理が実行される。
この印刷システムにおいてプレビュー機能を提供するために、プリンタドライバは印刷処理を開始したときに、印刷イメージを表示するプレビューアを実行する。プリンタドライバの画像生成部はプレビュー用の印刷イメージを作成する。そして、プリンタドライバのプレビューアはプレビュー用の印刷イメージを表示する。つまり、プリンタドライバにおいて、印刷イメージを作成する画像生成部と、印刷イメージを表示するプレビューアとが協調することにより、プレビュー機能が実現される(特許文献1参照)。
特開2004−102618号公報
上述した特許文献1の技術では、プリンタドライバがOSに呼び出されている間、プレビューの実行が可能であった。OSがプリンタドライバを呼び出し、印刷処理を行う場合、印刷キュー中の先頭の印刷ジョブを対象としている。通常、印刷処理の対象となる印刷ジョブは印刷キューにつき一つのみとなる。従って、1つの印刷ジョブの印刷処理を実行している間は、他のジョブは印刷対象にならない。このため印刷キュー中に印刷処理中の印刷ジョブがある場合、他の印刷ジョブのプレビュー機能を実行できない問題がある。
また、プリントサーバーからネットワークを介して接続されたクライアントに対して、予めプリントサーバーにインストールされているプリンタドライバをダウンロードしてインストールを行う。そして、プリンタドライバをクライアントで利用可能にするPoint&PrintがWindowsのOSにおいて提供されている。プリントサーバーを用いたPoint&Print環境における処理方式にはドライバ処理をサーバー側で行うSSR(Server Side Rendering)とクライアント側で行うCSR(Client Side Rendering)とが存在する。印刷プレビューはドライバの処理過程で実行されるため、SSR環境の場合はクライアント側でプレビューを実行することができず、クライアント側であるユーザがプレビューを確認することができない。そのため、Point&PrintのSSR環境では、印刷プレビュー機能を提供することができなかった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、先発の印刷ジョブの処理が完了する前に、後続の印刷ジョブのプレビューを実行可能にすることを一つの目的とする。また、Point&Print環境においてプレビュー機能を提供することを他の目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示して、前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューに格納するプレビューオブジェクト手段と、前記印刷コマンド生成用印刷キューに格納されている前記プレビュー用文書に基づき印刷コマンドを生成する印刷コマンド生成オブジェクト手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示するプレビューオブジェクト手段と、前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューが登録されているサーバー装置に送信する文書送信オブジェクト手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、クライアント装置とサーバー装置とを有する印刷システムであって、前記クライアント装置の印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を画面に表示させ、文書データをサーバー装置の印刷キューに送信する手段と、前記サーバー装置の印刷キューに格納されている文書データに基づき印刷コマンドを生成し、生成された印刷コマンドをプリンタに送信する手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の情報処理装置は、仮想ポートに登録される、第1のキューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を画面に表示させ、文書データを第2のキューに送信する第1のプリンタアイコンと、プリンタに接続されるポートに登録される、前記第2のキューに格納されている文書データに基づき印刷コマンドを生成する第2のプリンタアイコンと、を有することを特徴とする。
また、本発明は、プログラム及び記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、先発の印刷ジョブの処理が完了する前に、後続の印刷ジョブのプレビューを実行可能にすることができる。また、本発明によれば、Point&Print環境においてプレビュー機能を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
(XPS文書の構成)
まずXPSについて簡単に説明する。XPSとはXML Paper Specificationの略で、オープン規格の電子文書フォーマットの一つである。XPS文書は、FixedDocumentSequence(以下、FDSという)をルートとするツリー構造になっている。FDSは、複数のFixedDocument(以下、FDという)を持ち、FDは、複数のFixedPage(以下、FPという)を持つ。FDSとFDとFPとのそれぞれは、XPSパートと呼ばれることがある。FPは、文書のページの内容をXML形式で記述しており、実際に表示又は印刷される内容を含んでいる。FPのページ内容で使用されるフォントや画像等の資源は複数のFPで共有することができる。また、FDSとFDとFPとはそれぞれ印刷設定をPrintTicket(以下、PTともいう)で持つことができる。PTは、XPS文書を印刷する際の印刷設定をXML形式で記述したものである。ここで各FPを印刷する際に使用する印刷設定は、FDSのPTと印刷対象FPの親FDのPTと印刷対象FPのPTと、をマージしたPTとなる。
図1は、XPS文書の論理構造の一例を示した図である。XPS文書501の論理構造は、FDS503がルートとなるツリー構造となっている。FDS503は、子としてFD511とFD513とを有する。FD511は、子としてFP521とFP523とを有する。FD513は、子としてFP525を有する。印刷設定を記述したPTについては、FDS503がPT531を、FD511がPT533を、FP521がPT535を、FD513がPT537を、それぞれ保持している。FP523とFP525とは、PTを保持していない。また、FP521とFP523とが、フォントや画像等の資源541を共有しており、FP525はフォントや画像等の資源543を利用している。ここで例えばFP521を印刷する際に使用するPTは、PT531とPT533とPT535とをマージしたPTとなる。
(印刷システムの構成)
図2は、印刷システムの構成の一例を示す図である。プリンタ101は、画像形成を行うインクジェット方式のプリンタであり、後述するデータ処理装置102で生成された印刷コマンドに基づいて記録媒体100に画像の形成を行う。プリンタの種類については特に問わないが、ここではインクジェット方式のカラープリンタを想定している。データ処理装置102は、アプリケーションが印刷ジョブを作成し、プリンタドライバが印刷ジョブのスプールデータから、接続されたプリンタ101の印刷動作を制御する印刷コマンドの生成を行う。本実施形態では情報処理装置の一例であるデータ処理装置102としてパーソナルコンピュータを用いている。データ処理装置102は、印刷の設定に関するユーザからの指示や入力を受ける役割も果たす。
データ処理装置102は、各種機能ブロック130〜135、140〜143によって構成される。また、データ処理装置102には、データ処理装置102を制御するOSが組み込まれており、このOS上で各種機能ブロックが動作する。通信インタフェース103は、データ処理装置102とプリンタ101とを接続する通信インタフェースである。本実施形態では通信インタフェース103としてシリアルインタフェースであるUSBを想定している。しかしながら通信インタフェース103としてこの他にIEEE1394、Ethernet(登録商標)、IrDA、IEEE802.11、電力線等のシリアルインタフェースや、セントロニクス、SCSI等のパラレルインタフェースを利用することもできる。通信を実現するものであれば有線/無線を問わずどのようなインタフェースであってもよい。このように、本実施形態における印刷システムとは、単体の装置ではなく、データ処理装置102と画像形成を行うプリンタ101とが特定の双方向インタフェースで接続された構成をとっている。しかしながら、この例に限られることなく、このようなデータ処理装置とプリンタとの機能が一体となった装置一体型の印刷システムであってもよい。尚、プリンタ101及びデータ処理装置102とも本実施形態の特徴を説明する上で特に必要ないと思われる機能については省略する。
中央制御部141は、データ処理装置102の各種機能を制御し、CPUの持つ機能がこれに該当する。入力操作部142は、ユーザの意図を印刷設定に反映させるための各種入力機器から構成される。情報通知部143は、印刷設定をユーザに通知する。通知方法としては、モニタ等の表示装置を使用する場合や音声による通知等がある。I/F制御部140は、データ処理装置102のインタフェース機能を司る。I/F制御部140は、USBのホスト側のコントローラによって構成され、USBホストとしての機能を有する。USBホストとしての機能の一部はOSやドライバ等ソフトウェアによっても構成される。
記憶部144はOSやアプリケーションプログラムやプリンタドライバの命令コードを格納したり、ソフトウェアが動作するにあたり一時的にデータを保存・読み込みするのに使用されたりする。記憶部144は、例えばハードディスクドライブや半導体メモリ等で構成される。プリンタドライバ130は、印刷のための各種設定や印刷データの生成及びプリンタの制御をデータ処理装置102上で行うためのソフトウェアである。中央制御部141によりプリンタドライバのプログラムが実行されて、印刷設定処理部131や、レイアウト処理部とプレビュー文書作成部と印刷コマンド生成処理部とを含む印刷コマンド生成部134、データ通信処理部133等の機能が実現される。
印刷設定処理部131は、用紙の設定や印刷品位の設定等を含む各種印刷設定を行う。印刷設定処理部131は、ユーザからの指示や入力を受け付け、設定された内容を表示若しくは通知する機能を有する。印刷コマンド生成部134は、レイアウト成処理部においてアプリケーションにより作成された印刷ジョブのページのレイアウト処理を行う。その後、プレビュー文書作成部において印刷設定に応じプレビュー用文書を作成する。そして、印刷コマンド変換処理部においてレイアウト処理後の印刷データを印刷コマンドに変換する。印刷コマンド生成部134で作成された印刷コマンドは、データ通信処理部133を介してI/F制御部140に送られ、プリンタ101へ印刷コマンドが送られる。
プレビュー制御部135は、プレビュー文書作成部によって作成されるプレビュー用文書を用いて、プレビュー機能をユーザに提供する。ここでプレビュー機能とはプレビュー用文書を用いて印刷イメージを、情報通知部143を介して表示し、ユーザからの指示を、入力操作部142を介して取得する。そして、表示する印刷イメージを切り替えたり、印刷を続行したり、印刷をキャンセルしたりする機能のことを指す。
(プリンタドライバの動作)
図3は、実施形態1のプリンタドライバの一例を説明するための図である。本実施形態では、データ処理装置102は、プレビュー機能を有するプレビューオブジェクト手段の一例であるプリンタアイコン211と、印刷コマンド生成機能を有する印刷コマンド生成オブジェクト手段の一例であるプリンタアイコン231と、を有する。WindowsのOSでは、登録されたプリンタアイコン1つに対し、1つの印刷キューが登録される。つまり、本実施形態では2つの印刷キューがデータ処理装置102に登録される。例えば、プリンタアイコン211にプレビュー用の第1のキューが登録され、プリンタアイコン231に印刷用の第2のキューが登録さる。尚、印刷キューと印刷ジョブとの関係については後述する図6を用いて説明する。
それぞれのプリンタアイコンにおいて本実施形態に関わるモジュールは、印刷設定機能を有するユーザインタフェースモジュール215、235と、フィルター群(フィルターパイプライン)219、239とである。フィルター群219は、文書データの一例であるXPSデータのページをレイアウト処理する機能を有するレイアウトフィルター221と、プレビュー機能を提供するためのフィルターであるプレビューフィルター223とを有する。また、フィルター群239は、XPSデータのページをレイアウト処理する機能を有するレイアウトフィルター241と、プレビュー機能を提供するためのフィルターであるプレビューフィルター243とを有する。
また、フィルター群219は、XPSデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する機能を有する印刷コマンドフィルター225を有する。また、フィルター群239は、XPSデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する機能を有する印刷コマンドフィルター245を有する。ここでフィルターとは、一般的に入力されたデータを基に、加工、変換、無変換、生成等の工程を介して、何らかのデータを出力する機能を有するプログラム(アプリケーション)のことを称する。
上述したように本実施形態では同一モジュール構成の2つのプリンタアイコンが登録される。第1のプリンタアイコンがプレビュー機能を担当し、第2のプリンタアイコンが印刷コマンド生成機能を担当する。以下、第1のプリンタアイコンをプレビュー用プリンタアイコン、第2のプリンタアイコンを印刷コマンド生成用プリンタアイコンという。プリンタアイコンの登録は例えばインストーラによって行われたり、インストール時にドライバ自身が複製したりする。
プレビュー用プリンタアイコン211と、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231と、は例えばプリンタドライバ130によって異なるポートに登録される。プレビュー用プリンタアイコン211は、実際に印刷を行わず、プレビュー機能のみを提供するため、印刷が不可能なNULLポート(実デバイスに接続されていない仮想ポート)に登録される(ポート割り当て)。ユーザは印刷を行う場合、まずプレビュー用プリンタアイコン211に対して印刷データを送信するよう操作する。印刷コマンド生成用プリンタアイコン231は、インストール時にユーザの指定したポート(実デバイスに接続されているポート)に登録される(ポート割り当て)。印刷コマンド生成用プリンタアイコン231は、プレビュー用プリンタアイコン211から渡されたデータをプリンタが解釈可能なコマンドに変換する。そのため、例えば、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231(印刷コマンド生成用プリンタアイコン231のユーザインタフェースモジュール235)は、ユーザが直接使用できないようにユーザには隠された状態で登録される。尚、プリンタドライバ130は、例えば、画面には表示しない旨の属性を添付して、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231を登録する。又は、プリンタドライバ130は、例えば、画面には表示するがユーザには選択させないよう表示する旨の属性を添付して、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231を登録する。情報通知部143は、例えば、これらの属性に応じて、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231をユーザが直接使用できないようにユーザには隠された状態で表示する。
本実施形態では、例えばプリンタドライバ130は、プレビュー用プリンタアイコン211に対して1つの仮想ポートを出力ポートとして登録しているが(割り当てているが)、複数の仮想ポートを出力ポートとして登録してもよい(割り当ててもよい)。このようにすることで同時に複数のプレビューを表示可能とすることができる。
図3における印刷システムでは、アプリケーション201が作成した文書の各ページの印刷データは、OSの印刷サポート機能213を通じてプレビュー用プリンタアイコン211のXPSスプールファイル217に一時的に蓄えられる。これをプレビュー用プリンタアイコン211のフィルター群219が印刷設定情報に基づきプレビューを行い、印刷データを印刷コマンド生成用プリンタアイコン231のXPSスプールファイル237に格納する。この印刷データを印刷コマンド生成用プリンタアイコン231のフィルター群239が、プリンタ101が解釈可能な印刷コマンドに変換してプリンタ101に供給する。
ユーザインタフェースモジュール215は、一般に印刷に使用する用紙サイズや印刷方向、その他の属性を設定する機能を提供する。同時に本実施形態におけるユーザインタフェースモジュール215は、プリンタによる印刷動作を開始する前に印刷イメージを表示するプレビューを設定する機能を有する。ユーザインタフェースモジュール215は、複数の印刷設定項目の設定値が格納された印刷設定情報をアプリケーション201に返却する。ユーザインタフェースモジュール215が提供する印刷設定ダイアログの一例については図4を用いて後述する。実際には印刷コマンド生成用プリンタアイコン231のユーザインタフェースモジュール235も存在するが、上述したように印刷コマンド生成用プリンタアイコン231はユーザが操作できないように隠されている場合、使用されることはない。
アプリケーション201は、作成した文書の印刷にあたり、OSの印刷サポート機能213に対して、印刷開始や印刷終了を通知したり、印刷設定を行うためにユーザインタフェースモジュール215から返却された印刷設定情報を通知したりする。また、アプリケーション201は、OSの印刷サポート機能213に対して、文書の各ページの描画開始や描画終了を通知する。OSの印刷サポート機能213は、アプリケーションが描画した内容や印刷設定情報をプレビュー用プリンタアイコン211のXPSスプールファイル217に格納する。各フィルターはスプールされた印刷ジョブをデスプールする際にOSの印刷サポート機能から呼び出される。
それぞれのプリンタアイコンのフィルター群219、239は、一つ以上のフィルターで構成されており、印刷時にXPSスプールファイルから印刷ジョブを読み込み、プリンタ101が解釈可能な印刷コマンドに変換してプリンタ101に供給する。本実施形態におけるフィルター群219は、レイアウト処理部であるレイアウトフィルター221と、プレビュー文書作成部であるプレビューフィルター223と、印刷コマンド変換部である印刷コマンドフィルター225とで構成される。また、本実施形態におけるフィルター群239は、レイアウト処理部であるレイアウトフィルター241と、プレビュー文書作成部であるプレビューフィルター243と、印刷コマンド変換部である印刷コマンドフィルター245とで構成される。
レイアウトフィルター221は、XPSスプールファイル217に格納されたXPSデータを入力とし、印刷設定情報に基づきページのレイアウト処理を行い、レイアウト済みのXPSデータを出力する機能を有する。また、レイアウトフィルター241は、XPSスプールファイル237に格納されたXPSデータを入力とし、印刷設定情報に基づきページのレイアウト処理を行い、レイアウト済みのXPSデータを出力する機能を有する。本実施形態におけるレイアウト処理とは例えば複数のページを一つの用紙面に印刷するN−up印刷や、一つのページを複数の用紙面に印刷するポスター印刷等を含む。
レイアウトフィルター221は、プレビュー設定がONの場合、印刷設定に基づきレイアウト処理を行い、レイアウト済みのXPSデータを次のフィルターに送信する。その際、レイアウトフィルター221は、レイアウト済フラグを印刷データに付加する。プレビュー設定がOFFの場合、レイアウトフィルター221は、入力データにプレビュー済フラグを付加し、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231のXPSスプールファイル237に格納する。
レイアウトフィルター241は、プレビュー用プリンタアイコン211で既にレイアウト処理が行われている(レイアウト済フラグが付加されている)場合、入力された印刷データをそのまま次のフィルターに送信する。プレビュー用プリンタアイコン211でレイアウト処理が行われていない場合、レイアウトフィルター241は、印刷設定に基づきレイアウト処理を行いレイアウト済みのXPSデータを次のフィルターに送信する。
プレビューフィルター223、243は、レイアウトフィルターの出力を入力とし、印刷設定に基づきユーザにプレビュー機能を提供する。
プレビューフィルター223は、印刷設定情報のプレビュー設定がONである場合、FDSの印刷設定情報であるPTにプレビュー済フラグを格納したプレビュー用のXPSデータを作成し、それを画面に表示することでプレビューを行う。その後、プレビューフィルター223は、そのXPSデータを印刷コマンド生成用プリンタアイコン231のXPSスプールファイル237に格納して、プレビュー用プリンタアイコン211の処理を終了する。
プレビューフィルター243では、プレビュー済フラグが格納されていることを確認して、入力のXPSデータをそのまま次のフィルターに出力する。
印刷コマンドフィルター245は、プレビューフィルター243の出力を入力とし、印刷設定情報に従い、XPSデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換し出力する。印刷コマンドフィルター245が入力のXPSデータを一度イメージデータに変換する場合、一般的にレンダーフィルターと呼ばれる。レンダーフィルターは、インクジェットプリンタに代表される廉価なラスタープリンタ用のプリンタドライバにおいて多く見られる。印刷コマンドフィルター245がレンダーフィルターとして動作する場合、入力のXPSデータを一度、イメージデータに変換する。その後、印刷コマンドフィルター245は、イメージデータに対して色空間の変換や二値化等の画像処理を行い、ラスタープリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する。ページプリンタに代表される高機能なプリンタにおいて、プリンタが解釈できる印刷コマンドの種類にXPSが含まれるならば、印刷コマンドフィルター245は、入力のXPSデータを編集し、XPSデータを出力する。印刷コマンドフィルター245にて処理する必要がなければ、印刷コマンドフィルター245は、入力のXPSデータをそのまま出力する。又は、印刷コマンドフィルター245をプリンタドライバに含めない構成とする。
また、印刷コマンドフィルター225も印刷コマンドフィルター245と同様の機能を有しているが、本実施形態ではプレビューフィルター223以前に印刷コマンド生成用プリンタアイコンに処理が移行するため使用されることはない。
出力デバイスであるプリンタ101は、印刷コマンドフィルター245で生成された印刷コマンドを解釈し、可視画像を印刷用紙に対して形成する機能を持つ。印刷用紙261で図示される印刷結果の例は、レイアウトフィルター221、若しくはレイアウトフィルター241が2−upの処理を行った場合を示している。
(印刷設定画面)
図4は、印刷モードや各種用紙設定を行う際に表示される印刷設定ダイアログの一例を示す図である。図4において、印刷設定ダイアログ301は、表示エリア302〜311、320〜331から構成される。印刷設定では表示する項目が非常に多いため、タブシートを使用して設定項目を内容ごとに分けて見やすい構成にするのが通例である。
図4に基本設定タブ302が選択された場合の表示例を示す。基本設定の簡易表示エリア320には、文字情報だけでなく視覚に訴える形で設定された情報を表示する。用紙種類選択部322は、用紙の種類を表示すると共にユーザにより選択することができる。用紙種類選択部322は、ドロップダウンメニューとなっており普段は選択されている用紙の種類が表示され、ユーザがそこをクリックすることで選択可能な用紙種類がリスト表示される。選択可能な用紙の種類はプリンタで印刷可能な用紙であり、図示されている普通紙の他にも例えば光沢紙、コート紙、写真専用紙、ハガキ、年賀状葉書等が含まれる。給紙方法選択部323は、プリンタ本体が用紙を給紙する給紙方法を表示し、ユーザに給紙方法の選択をさせることができる。ユーザは、給紙方法選択部323により、例えば自動給紙口である給紙トレイや給紙カセット、又は印刷用紙を一枚ずつ手動で給紙する「手差し給紙」等を選択することができる。印刷品質選択部324は、ユーザに印刷の品位を設定させるための項目である。色調整部325は、ユーザに印刷の色を調整させるための項目である。モノクロ印刷設定部326は、印刷文書がカラーであっても印刷結果をグレースケールにするためのチェックボックスである。プレビュー印刷設定部327は、各種印刷設定がどのように印刷文書に反映されるか否かを、プリンタによる実際の印刷が行われる前に確認するためのチェックボックスである。標準設定部331が押されると、基本設定タブ302の設定が標準(出荷時設定)に戻される。
ユーザが各項目を選択した後にOKボタン308を押下すると、プリンタドライバ130は、印刷設定ダイアログ301を閉じ、選択した印刷設定を印刷に反映させる。また、プリンタドライバ130は、ユーザが、キャンセルボタン309を押下すると印刷設定ダイアログ301が閉じ、選択した設定項目の内容は破棄し、印刷に反映さない。また、プリンタドライバ130は、ユーザが適用ボタン310を押下することで、印刷設定ダイアログ301を開いたままで選択した印刷設定を印刷に反映させる。また、プリンタドライバ130は、ユーザがヘルプボタン311を押下することで、基本設定タブ302の各設定項目に関する説明文を別ウィンドウで表示させる。
(プレビュー制御モジュールのプレビューウィンドウ)
図5は、プレビュー制御モジュールによって提供される表示画面(プレビューウィンドウ)の一例を示す図である。印刷プレビューウィンドウ401は、プレビュー画像や印刷ジョブの印刷設定等を表示するための表示エリアと、ユーザがプレビュー画像の表示方法等を変更するための入力手段と、を兼備している。
メニューバー402では、ユーザは表示切り替え等プレビューアへの命令をメニュー形式選択することができる。ユーザ操作部403〜406が用意される領域はツールバーであり、ユーザはメニューバー402を使用しなくともボタン403を押下することで容易にプレビューページの切り替え等を行うことができる。ページ切り替えボタン403は、4つのボタンで構成されており、ユーザはページ切り替えボタン403によって、先頭ページ、前ページ、次ページ、最終ページへプレビュー表示を切り替えることが可能である。
404は、プレビュー画像の表示サイズを変更するためのドロップダウンリストで、ユーザは、ドロップダウンリスト404を操作して、全体表示や100%、200%表示等を選択することができる。ユーザは、印刷開始ボタン405を押下することでプレビューアを終了し、プレビューしていたプレビュー用XPS文書を印刷処理可能な状態にすることができる。ユーザは、印刷中止ボタン406を押下することでプレビューアを終了し、印刷ジョブをキャンセルすることができる。プレビュー表示領域407は、プレビュー用XPSファイルの内容を利用し、印刷用紙と印刷用紙に形成されるであろう可視象を印刷イメージとして表示する。表示領域408は、プレビュー機能を実行している印刷ジョブの印刷設定に関わる代表的な設定項目の設定値を表示する。図6においては文書の総ページ数は3ページであり、現在プレビュー表示しているページ番号は2ページであり、印刷設定で設定された部数は1部であり、かつ、等倍印刷が設定されている例を示している。
また、本実施形態において図5に例示する表示画面は、プレビュー設定がONである印刷設定情報を伴う印刷ジョブがスプールされ、OSの印刷サポート機能によりフィルターパイプラインが起動される。そして、プレビューフィルターがプレビュー制御モジュールを起動した時点で表示される。
(印刷キューとプレビュー)
通常、一台のプリンタで同時に印刷可能な文書は一つであることから、OSはプリンタごとに複数の印刷ジョブを管理するための論理的なキューを持つ。これは一般的に印刷キューと呼ばれ、キューの先頭の印刷ジョブの処理状態が「印刷中」となりプリンタドライバの処理対象となる。図6は、印刷キューと印刷ジョブのプレビューとの関係を説明するための一例の概念図である。図6に示される印刷ジョブのうち、JobAとJobBとが、プレビュー設定がONとなっている印刷設定情報が格納されている。
図6の(1)は、プレビュー用印刷キューの一例である印刷キュー701に印刷ジョブが三個格納されている状態を示している。ここで先頭のJobA715の処理状態が「印刷中」となっており、JobB713とJobC711とは「待機中」となる。ここでJobA715の印刷設定情報はプレビュー設定ONであるから、プレビュー用XPS文書が作成されJobA715に対するプレビューが表示され、図6の(2)の状態になる。
図6の(2)は、JobA715のプレビューを表示している状態である。プレビューを表示している間は以降のJobB713とJobC711とを処理することはできない。ここでJobA715に対するプレビューにおいて、ユーザにより印刷開始が指示されたとする。この場合、プレビューフィルター223は、新規印刷ジョブを作成し、ドライバインストール時に作成したもう一つのプリンタアイコンの印刷キュー703にプレビュー用XPS文書を格納する。ここで、印刷キュー703は、印刷コマンド生成用印刷キューの一例である。この状態を図6の(3)に示す。
図6の(3)では、JobA715は印刷キュー705の先頭印刷ジョブとなるので「印刷中」となる。JobA715が既にプレビューが行われた印刷ジョブであることは、プレビュー済フラグが格納されていることで判断される。従ってJobA715に対してプレビューは実行されず、フィルターパイプラインによってプリンタが解釈可能な印刷コマンドが生成され、プリンタにより印刷用紙に像が形成されてゆく。
また、JobB713は、印刷キュー701の先頭印刷ジョブとなるので「印刷中」となる。JobB713の印刷設定情報はプレビュー設定ONであるから、プレビュー用XPS文書が作成されJobB713に対するプレビューが表示される。このようにJobA715の印刷処理継続中に後発のJobB713のプレビューを表示することができる。ここでJobB713に対するプレビューにおいて、ユーザにより印刷開始が指示されたとすると図6の(4)の状態になる。
図6の(4)では、プレビューを終えたJobB713が印刷キュー703に格納される。仮にJobA715の印刷コマンド生成処理が終了していないとすると、印刷キュー703では先頭印刷ジョブのJobA715が処理中であるため、JobB713は「待機中」となる。また、JobC711は、印刷キュー701の先頭印刷ジョブとなるので「印刷中」となる。JobC711の印刷設定情報はプレビュー設定OFFなのでプレビューは行われず、すぐに印刷キュー703に格納される。この状態を図6の(5)に示す。
図6の(5)では、JobB713が印刷キュー703に格納される。ここでJobA715の処理が終わったとすると、JobB713は先頭印刷ジョブとなるので「印刷中」となる。先頭印刷ジョブはJobB713なので、新たに格納されたJobC711は「待機中」となる。ここでJobB713の処理が終了すると図6の(6)の状態になり、JobC711の印刷コマンド生成処理が開始される。
(PrintTicketとプレビュー済フラグ)
図7を用いてPTに格納するプレビュー済フラグについて説明する。図7は、PTに格納するプレビュー済フラグについて説明するための図である。上述したようにPTとは、XML形式で記述された印刷設定である。従ってテキストで表現できるため、図7(A)のように視覚的に記述することができる。
図7(A)のPTは、レイアウト設定として2−upが指定された印刷設定の一例を表している。PTの標準的な記載内容はPrintSchemaと呼ばれるスキーマにより規定されており、N−upに関する設定項目も存在する。PrintSchemaについては一般的に公開されている仕様であるため、ここでは説明を省略する。PTにはN−up設定としてFDSに影響を及ぼすJobNUpAllDocumentsContiguouslyと、FDに影響を及ぼすDocumentNUpと、が存在する。これらはPrintSchemaにより規定されており、プリンタドライバは、これら二つの印刷設定を排他的に取り扱う必要があるが、どちらの設定を優先させるかはプリンタドライバにより異なる。図7(A)では、どちらの設定が優先されてもいいように、どちらの印刷設定にも2−upが指定されている。
印刷設定には他の設定項目も数多く存在するが、ここでは、本実施形態に関連のあるN−upのみについて説明した。また、設定項目によってはFDSとFDとだけではなくFPにも影響を及ぼすものもある。
図7(B)は、図7(A)のPTに上述したプレビュー済フラグを格納したPTの一例を示している。PTに格納するプレビュー済フラグはPrintSchemaで規定されていない独自の情報であるため、プライベートな名前空間を追加する必要がある。図7(B)ではプライベートな名前空間プレフィックスを"ns0000"としている。格納するプレビュー済フラグはPrintScheamaのフレームワークを利用してPropertyの値として表現している。図7の(B)ではPropertyのname属性として"ns0000:PreviewFilterProcess"と記述している。また、値として"Done"というstring値を記述することで、プレビュー済フラグを表現している。プリンタドライバはPTに"ns0000:PreviewFilterProcess"が存在しない、或いは"ns0000:PreviewFilterProcess"が存在し、その値が"Done"以外であれば、プレビューを行っていないと判断する。
図7においてはプレビュー済フラグを格納するのに、フレームワークのPropertyを用いたが、この他にもFeature/Optionを用いてもよい。また、プレビュー済フラグを示すプライベートな名前空間を用意し、この名前空間の有無でプレビュー済フラグを表現してもよい。PTはXMLで記載されているため、PrintSchemaに則っていれば、この他のどのような表現でプレビュー済フラグを格納してもよい。
また、レイアウト済フラグに関しても、プレビュー済フラグと同様の方法で格納することができる。
(参照用PrintTicket取得処理)
フィルターパイプラインの各フィルターにおいて、印刷設定情報を取得するには上述したようにXPSのPTをマージする必要がある。XPS文書の各パートはPTを持つことができるが、逆に持たないこともできる。また、たとえXPSパートがPTを持っていたとしても、図7の(A)で例示されるPTの様にN−upの情報しか記載されていないPTである可能性がある。従ってFDSのPTを取得する際もユーザのデフォルト印刷設定のPTとのマージ処理が必要となる。ここでデフォルト印刷設定のPTには、プリンタドライバで扱える全ての設定項目が格納されている。従ってマージ後のPTも全ての印刷設定項目を含む。
図8は、FDSのPTとユーザのデフォルト印刷設定のPTをマージし、参照用PTを取得する処理の一例を示すフローチャートである。図8では、レイアウトフィルター221を例に説明を行う。
S201において、レイアウトフィルター221は、ユーザのデフォルト印刷設定を格納したデフォルトPTを取得する。続いてS203において、レイアウトフィルター221は、XPS文書のFDSを取得する。続いてS205において、レイアウトフィルター221は、FDSのPTを取得する。
S207において、レイアウトフィルター221は、FDSのPTが取得できたか否かを判定し、取得できていればS211に移り、取得できなければS209に移る。S211において、レイアウトフィルター221は、取得したFDSのPTとデフォルトPTをマージしたPTを参照用PTとし、図8に示す処理を終了する。S209において、レイアウトフィルター221は、FDSにPTが存在しなかったため、デフォルトPTを参照用PTとし、図8に示す処理を終了する。
ここで、全ての印刷設定項目とは、少なくともアプリケーションが設定可能な全ての設定項目のことを指しており、プレビュー済フラグのようなプリンタドライバ内部の設定項目はこれに含まれないものとする。
図8に示す処理を実行することによって、プリンタドライバが扱える全ての設定項目を含む参照用PTを取得することができる。
(レイアウトフィルター処理)
次に、図9を用いてレイアウトフィルターの処理について説明する。図9は、レイアウトフィルターの処理の一例を示すフローチャートである。
S101において、レイアウトフィルター221は、上述したように参照用PTを取得する。続いてS103において、レイアウトフィルター221は、参照用PTにプレビュー済フラグが格納されているか否かを判断し、格納されていればS121に移り、格納されていなければS105に移る。
S105において、レイアウトフィルター221は、参照用PTの印刷設定情報のプレビュー設定がONか否かを判定し、ONであればS107に移り、ONでなければS151に移る。S107からS109までは、レイアウトフィルター221は、レイアウト済フラグの格納を行う。レイアウト済フラグはFDSのPTに格納するため、まずレイアウトフィルター221は、FDSのPTが存在するか否かを確認し、存在しない場合は追加する。その後、レイアウトフィルター221は、FDSのPTにレイアウト済フラグを格納する。この作業はFDSを送信する前に行う必要がある。
S111において、レイアウトフィルター221は、FDを取得する。そして、S113において、レイアウトフィルター221は、FDからPTを取得する。S115において、レイアウトフィルター221は、FDのPTを取得できたか否かを判断し、取得できればS117に移り、取得できなければS119に移る。S117において、レイアウトフィルター221は、参照用PTに取得できたFDのPTをマージする。
S119において、レイアウトフィルター221は、参照用PTの印刷設定情報にレイアウト設定がされているか否かを判断し、レイアウト設定がされていればS141に移り、レイアウト設定がされていなければS131に移る。S131からS135までは、レイアウトフィルター221は、レイアウト処理を行わないで入力のXPSデータを出力する。S131において、レイアウトフィルター221は、取得済みのFDSを出力する。そしてS133において、レイアウトフィルター221は、取得済みのFDを出力する。そしてS135において、レイアウトフィルター221は、入力から残りのXPSパートを取得し、出力し、図9に示す処理を終了する。
S141からS145までは、レイアウトフィルター221は、入力のXPSデータにレイアウト処理を行い、出力する。S141において、レイアウトフィルター221は、取得済みのFDSを出力する。そして、S143において、レイアウトフィルター221は、取得済みのFDを出力する。S145において、レイアウトフィルター221は、入力から残りのXPSパートを順次取得し、FPのレイアウト処理を行ったレイアウト済みのFPを作成して、出力する。
ここで上述したようにPTに格納されるレイアウト設定はFDSに影響を及ぼすものと、FDに影響を及ぼすものと、があるため、レイアウトフィルター221は、必要に応じてFDも出力する。このようにレイアウトフィルター221は、新たに作成したレイアウト済みのFPを送信し、全てのFPを出力し、図9に示す処理を終了する。
S151からS157までは、参照用PTの印刷設定情報のプレビュー設定がOFFの場合に行われる処理である。まず、レイアウトフィルター221は、プレビュー用プリンタアイコン211における処理が行われたことを示すプレビュー済フラグをFDSに格納するにあたり、S151でFDSのPTが存在するか否かを確認し、ない場合は追加する。その後、S153でレイアウトフィルター221は、FDSのPTにプレビュー済フラグを格納する。次にS155でレイアウトフィルター221は、プレビュー済フラグを格納した印刷データを印刷コマンド生成用プリンタアイコン231の印刷キューに格納する。そしてS157でレイアウトフィルター221は、各フィルターに終了通知を出し、図9に示す処理を終了する。
S121においてレイアウトフィルター221は、参照用PTにレイアウト済フラグが格納されているか否かを判断し、格納されていればS123に移り、格納されていなければS107に移る。S107以降は上述したようにレイアウト処理を行い、次のフィルターにレイアウト済みの印刷データを送信し、図9に示す処理を終了する。S123からS125までは、入力された印刷データは既にプレビュー用プリンタアイコン211によってレイアウト処理が行われているので、入力データをそのまま次のフィルターに送信し、図9に示す処理を終了する。
上述した方法以外に、レイアウトフィルター221は、印刷情報のプレビュー設定がOFFの場合であっても、直ぐに印刷データを印刷コマンド生成用プリンタアイコン231に送信するのではなく、レイアウト処理を行った後に送信するようにしてもよい。この場合、常にプレビュー用プリンタアイコン211でレイアウト処理が完了するため、レイアウト済みフラグは不要となる。
(プレビューフィルター処理)
次に、図10を用いてプレビューフィルターの処理について説明する。図10は、プレビューフィルターの処理の一例を示すフローチャートである。
S301において、プレビューフィルター223は、上述したように参照用PTを取得する。続いてS303において、プレビューフィルター223は、参照用PTにプレビュー済フラグが格納されているか否かを判断し、格納されていればS305に移り、格納されていなければS311に移る。
S305からS307までは、既にプレビュー用プリンタアイコン211において処理が行われた印刷ジョブに対する処理である。つまり、プレビュー用プリンタアイコン211によってプレビューが行われている、若しくは印刷設定情報のプレビュー設定がOFFであるため、プレビューフィルター223は、プレビューは行わず、XPSパートを順次取得して、次のフィルターに送信する。
S311において、プレビューフィルター223は、参照用PTの印刷設定情報のプレビュー設定がONか否かを判定し、ONであればS313に移り、ONでなければS321に移る。
S313からS315までは、プレビューの実行処理である。S313において、プレビューフィルター223は、プレビュー用XPS文書を作成する。S315において、プレビューフィルター223は、プレビュー制御モジュールを起動し、S313で作成したプレビュー用XPS文書を表示することでプレビューを実行する。プレビューにおいてユーザにより印刷開始が指示されるとプレビューフィルター223は、S321に移る。
S321からS327までは、印刷コマンド生成用プリンタアイコン231への印刷データの送信処理である。まずS321、S323において、プレビューフィルター223は、作成したプレビュー用XPS文書にプレビュー済フラグを格納する。次に、S325において、プレビューフィルター223は、プレビュー済フラグを格納したプレビュー用XPS文書を印刷コマンド生成用プリンタアイコン231の印刷キューに格納する。その後、S327において、プレビューフィルター223は、各フィルターに終了通知を出し、図10に示す処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば先発のジョブが印刷中であっても、後続のジョブのプレビューを行うことができる。
<実施形態2>
実施形態1では印刷中に後続のジョブのプレビューを実行できない問題に対する解決手段について記述した。実施形態2ではPoint&Print環境における印刷プレビュー機能の提供を実現する手段について記述する。以下の説明はPoint&Print環境においてSSRが設定されていることを前提としている。また、実施形態1と同様の処理を行う部分に関しては説明を省略する。
(プリンタドライバのインストール)
Point&Print環境ではクライアント装置は、予めサーバー装置にインストールされているプリンタドライバをダウンロードしてインストールを行う。インストールされたプリンタドライバはPoint&Printのプリンタアイコンとしてクライアント装置に登録される。クライアント装置はこのプリンタアイコンを使用することで、サーバー装置に接続されたプリンタを用いて印刷を行うことができる。
本実施形態では実施形態1と同様に2つのプリンタアイコンの登録を行う。第1のプリンタアイコンは上述したPoint&Printのプリンタアイコンとして登録される。第2のプリンタアイコンは同一モジュールを用いて、クライアント装置にローカルなプリンタアイコンとして登録される。
(プリンタドライバの動作)
図11は、実施形態2のプリンタドライバの一例を示す図である。図11ではサーバー装置1103がプリンタ101と接続されておりプリントサーバーとして利用される。クライアント装置1101は、サーバー装置1103を利用して印刷を行う。
上述したように実施形態2ではクライアント装置1101には同一モジュール構成の2つのプリンタアイコンが登録される。第1のプリンタアイコン1113は、クライアント装置1101のローカルプリンタアイコンとして登録され、プレビュー機能を担当する。文書送信オブジェクトの一例である第2のプリンタアイコン1115は、クライアント装置1101のPoint&Printプリンタアイコンとして登録され、サーバー装置1103への印刷データ送信機能を担当する。以下、第1のプリンタアイコンをローカルプリンタアイコン、第2のプリンタアイコンをPoint&Printプリンタアイコンという。この登録は例えばサーバー装置1103からプリンタドライバをダウンロードしインストールする時にドライバ自身が行うものとする。
ローカルプリンタアイコン1113は、実際に印刷を行わず、プレビュー機能のみを提供するため、印刷が不可能なポートに登録される。ユーザは印刷を行う場合、まずローカルプリンタアイコン1113に対して印刷データを送信することになる。Point&Printプリンタアイコン1115は、ローカルプリンタアイコン1113から渡されたデータをサーバー装置1103に送信する。そのため、このローカルプリンタアイコン1113は、ユーザが直接使用できないようにユーザには隠された状態で登録される。サーバー装置1105に登録されたプリンタアイコン1117は、印刷データをプリンタが解釈可能なコマンドに変換する。
図11における印刷システムでは、アプリケーション1111が作成した文書の各ページの印刷データは、OSの印刷サポート機能1121を通じてローカルプリンタアイコン1113のXPSスプールファイル1123に一時的に蓄えられる。これをローカルプリンタアイコン1113が印刷設定情報に基づきプレビューを行い、印刷データをPoint&Printプリンタアイコン1115に送信する。この印刷データをPoint&Printプリンタアイコン1115がサーバー装置1103に送信し、サーバー装置1103に登録されたプリンタアイコン1117のXPSスプールファイル1163に格納される。サーバー装置1103のプリンタアイコン1117は、印刷データをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換して、プリンタ101に供給する。
Point&Printプリンタアイコン1115は、サーバー装置1103に登録されているプリンタアイコン1117と同一モジュールによって構成されており、印刷データをサーバー装置1103に送信する機能を有する。上述したようにPoint&Print環境におけるレンダリング方式にはサーバー側でレンダリングを行うSSRと、クライアント側でレンダリングを行うCSRと、が存在する。CSR環境では印刷データはXPSスプールファイル1143に格納され、フィルターパイプライン1145によって印刷コマンドに変換された後、サーバー装置1103に送信される。この場合、クライアント装置1101でプレビューフィルター1149による処理が行われるため、プレビュー表示することが可能となる。しかし、SSR環境では印刷データはXPSスプールファイル1143には格納されず、OSの印刷サポート機能1141によってサーバー装置1103に送信される。その後、サーバー装置側のXPSスプールファイル1163に格納され、フィルターパイプライン1165によって処理が行われる。この場合、クライアント装置側のプレビューフィルター1149による処理は行われないため、クライアント装置1101でプレビュー表示することはできない。
そこで本実施形態ではプレビュー機能を担当するローカルプリンタアイコン1113を設けることにより、フィルターパイプラインにおけるプレビューフィルターまでの処理をクライアント装置で実行することを可能とした。以下、図11を用いて実施形態2の各プリンタアイコンの処理について説明する。
(ローカルプリンタアイコン処理)
実施形態2におけるローカルプリンタアイコン1113は、実施形態1のプレビュー用プリンタアイコン211と同様の処理を行う。
ローカルプリンタアイコンのフィルター群1125は、一つ以上のフィルターで構成されている。そして、印刷時にXPSスプールファイルから印刷ジョブを読み込み、読み込んだ印刷データに対してレイアウト処理、プレビュー処理を行い、その印刷データをPoint&Printプリンタアイコン1115に送信する機能を有する。また、ローカルプリンタアイコンのフィルター群1125は、レイアウト処理部であるレイアウトフィルター1127と、プレビュー文書作成部であるプレビューフィルター1129と、印刷コマンド変換部である印刷コマンドフィルター1131とで構成される。
レイアウトフィルター1127は、XPSスプールファイル1123に格納されたXPSデータを入力とし、印刷設定情報に基づきページのレイアウト処理を行い、レイアウト済みのXPSデータを出力する機能を有する。本実施形態におけるレイアウト処理とは例えば複数のページを一つの用紙面に印刷するN−up印刷や、一つのページを複数の用紙面に印刷するポスター印刷等を含む。
レイアウトフィルター1127は、プレビュー設定がONの場合、印刷設定に基づきレイアウト処理を行い、レイアウト済みのXPSデータを次のフィルターに送信する。その際、レイアウトフィルター1127は、レイアウト済フラグを印刷データに付加する。プレビュー設定がOFFの場合、レイアウトフィルター1127は、入力データにプレビュー済フラグを付加し、Point&Printプリンタアイコン1115に印刷データを送信して、ローカルプリンタアイコン1113の処理を終了する。
プレビューフィルター1129は、印刷設定情報のプレビュー設定がONである場合、FDSの印刷設定情報であるPTにプレビュー済フラグを格納したプレビュー用のXPSデータを作成し、それを画面に表示することでプレビューを行う。その後、プレビューフィルター1129は、そのXPSデータをPoint&Printプリンタアイコン1115に送信して、ローカルプリンタアイコン1113の処理を終了する。プレビュー設定がOFFの場合、レイアウトフィルター1127において印刷データはPoint&Printプリンタアイコン1115に送信され、ローカルプリンタアイコン1113の処理を終了する。そのため、プレビューフィルター1129における処理は行われない。同様に印刷コマンドフィルター1131はレイアウトフィルター1127、もしくはプレビューフィルター1129においてローカルプリンタアイコン1113の処理が終了されるため、処理が行われることはない。
(Point&Printプリンタアイコン処理)
Point&Printプリンタアイコン1115は一つ以上のフィルターで構成されており、印刷データをサーバー装置1103のプリンタアイコン1117に送信する機能を有する。Point&Printプリンタアイコン1115はサーバー装置1103のプリンタアイコン1117と同一モジュールによって構成される。CSR環境ではPoint&Printプリンタアイコン1115は、実施形態1の印刷コマンド生成用プリンタアイコンと同じ役割を担い、フィルター群(フィルターパイプライン)1145によってXPSデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する。生成された印刷コマンドはサーバー装置の1103のプリンタアイコン1117に送信される。SSR環境では受信した印刷データをそのままサーバー装置1103のプリンタアイコン1117に送信する。
(サーバー装置のプリンタアイコンの処理)
サーバー装置1103のプリンタアイコン1117は、Point&Printプリンタアイコン1115と同じモジュール構成を有し、印刷コマンドをプリンタに送信する役割を担う。CSR環境ではPoint&Printプリンタアイコンによって生成された印刷コマンドを受け取り、それをプリンタに送信する。SSR環境では、実施形態1の印刷コマンド生成用プリンタアイコンと同じ役割を担い、フィルター群(フィルターパイプライン)1165によってXPSデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換する。以下、SSR環境におけるサーバー装置1103のプリンタアイコン1117の動作について説明する。サーバー装置1103のプリンタアイコン1117のフィルター群1165は、レイアウトを行うレイアウトフィルター1167と、プレビュー文書を作成するプレビューフィルター1169と、印刷コマンドに変換する印刷コマンドフィルター1171とからなる。
レイアウトフィルター1167は、ローカルプリンタアイコン1113のレイアウトフィルター1127で既にレイアウト処理が行われている(レイアウト済フラグが付加されている)場合、入力された印刷データをそのまま次のフィルターに送信する。ローカルプリンタアイコン1113のレイアウトフィルター1127でレイアウト処理が行われていない場合、レイアウトフィルター1167は、印刷設定に基づきレイアウト処理を行いレイアウト済みのXPSデータを次のフィルターに送信する。
プレビューフィルター1169では、プレビュー済フラグが格納されていることを確認して、入力のXPSデータをそのまま次のフィルターに出力する。
印刷コマンドフィルター1171は、プレビューフィルター1169の出力を入力とし、印刷設定情報に従い、XPSデータをプリンタが解釈可能な印刷コマンドに変換し、プリンタ101に出力する。
以上説明したように、本実施形態によればPoint&PrintのSSR環境において、サーバー側で印刷コマンド変換処理を行うように設定されていてもクライアント側でプレビュー機能の提供を行うことができる。
<その他の実施形態>
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(又は記録媒体)を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置の中央演算処理手段(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、システム或いは装置の前記中央演算処理手段が読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、システム或いは装置上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、前記システム或いは装置に挿入された機能拡張カードや、接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明を前記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体(コンピュータ読み取り可能な記憶媒体)には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
XPS文書の論理構造の一例を示した図である。 印刷システムの構成の一例を示す図である。 実施形態1のプリンタドライバの一例を説明するための図である。 印刷モードや各種用紙設定を行う際に表示される印刷設定ダイアログの一例を示す図である。 プレビュー制御モジュールによって提供される表示画面(プレビューウィンドウ)の一例を示す図である。 印刷キューと印刷ジョブのプレビューとの関係を説明するための一例の概念図である。 PTに格納するプレビュー済フラグについて説明するための図である。 FDSのPTとユーザのデフォルト印刷設定のPTをマージし、参照用PTを取得する処理の一例を示すフローチャートである。 レイアウトフィルターの処理の一例を示すフローチャートである。 プレビューフィルターの処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態2のプリンタドライバの一例を示す図である。
符号の説明
211 プレビュー用プリンタアイコン
231 印刷コマンド生成用プリンタアイコン

Claims (17)

  1. プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示して、前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューに格納するプレビューオブジェクト手段と、
    前記印刷コマンド生成用印刷キューに格納されている前記プレビュー用文書に基づき印刷コマンドを生成する印刷コマンド生成オブジェクト手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示するプレビューオブジェクト手段と、
    前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューが登録されているサーバー装置に送信する文書送信オブジェクト手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記印刷コマンド生成オブジェクト手段に実デバイスに接続されているポートを割り当てるポート割り当て手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記プレビューオブジェクト手段は、ユーザからの操作を受け付け、前記印刷コマンド生成オブジェクト手段は、ユーザからの操作を受け付けないことを特徴とする請求項1又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記プレビューオブジェクト手段に実デバイスに接続されていない仮想ポートを割り当てるポート割り当て手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 前記ポート割り当て手段は、前記プレビューオブジェクト手段に実デバイスに接続されていない複数の仮想ポートを割り当てることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. プレビューオブジェクト手段と、印刷コマンド生成オブジェクト手段と、を有する情報処理装置における情報処理方法であって、
    プレビューオブジェクト手段が、プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示して、前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューに格納するステップと、
    印刷コマンド生成オブジェクト手段が、前記印刷コマンド生成用印刷キューに格納されている前記プレビュー用文書に基づき印刷コマンドを生成するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  8. 情報処理装置における情報処理方法であって、
    プレビューオブジェクト手段が、プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示するステップと、
    文書送信オブジェクト手段が、前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューが登録されているサーバー装置に送信するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記印刷コマンド生成オブジェクト手段に実デバイスに接続されているポートを割り当てるポート割り当てステップを更に有することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  10. 前記プレビューオブジェクト手段は、ユーザからの操作を受け付け、前記印刷コマンド生成オブジェクト手段は、ユーザからの操作を受け付けないことを特徴とする請求項7又は9に記載の情報処理方法。
  11. 前記プレビューオブジェクト手段に実デバイスに接続されていない仮想ポートを割り当てるポート割り当てステップを更に有することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理方法。
  12. 前記ポート割り当てステップでは、前記プレビューオブジェクト手段に実デバイスに接続されていない複数の仮想ポートを割り当てることを特徴とする請求項11に記載の情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示して、前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューに格納するプレビューオブジェクト手段と、
    前記印刷コマンド生成用印刷キューに格納されている前記プレビュー用文書に基づき印刷コマンドを生成する印刷コマンド生成オブジェクト手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  14. コンピュータを
    プレビュー用印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を作成し、前記プレビュー用文書を画面に表示するプレビューオブジェクト手段と、
    前記プレビュー用文書を印刷コマンド生成用印刷キューが登録されているサーバー装置に送信する文書送信オブジェクト手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 請求項13又は14に記載のプログラムを記憶したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
  16. クライアント装置とサーバー装置とを有する印刷システムであって、
    前記クライアント装置の印刷キューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を画面に表示させ、文書データをサーバー装置の印刷キューに送信する手段と、
    前記サーバー装置の印刷キューに格納されている文書データに基づき印刷コマンドを生成し、生成された印刷コマンドをプリンタに送信する手段と、
    を有することを特徴とする印刷システム。
  17. 仮想ポートに登録される、第1のキューに格納されている文書データに基づきプレビュー用文書を画面に表示させ、文書データを第2のキューに送信する第1のプリンタアイコンと、
    プリンタに接続されるポートに登録される、前記第2のキューに格納されている文書データに基づき印刷コマンドを生成する第2のプリンタアイコンと、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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