JP2014160013A - 非破壊検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光源部の被検部分に対する照射範囲を適正な範囲に容易に設定できるとともに、受光部の被検部分に対する受光視野範囲を適正な範囲に容易に設定できるようにして、検査効率,検査精度の向上を図る。
【解決手段】 物体Wの被検部分Waに照射範囲11を有して光を照射する光源部10と、この物体Wからの反射光あるいは透過光を受光視野範囲21を有して受光する受光部20とを備え、受光部20が受光した光に基づいて物体Wの品質について検査を行うもので、光源部10の被検部分Waに対する照射範囲11を調整する照射範囲調整部30と、受光部20の被検部分Waに対する受光視野範囲21を調整する受光視野範囲調整部40と、照射範囲調整部30の光源部駆動部32及び受光視野範囲調整部40の受光部駆動部42を制御して光源部10及び受光部20を所要の位置に位置決めする制御部を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば食品等の物体に、赤外線,近赤外線,可視光線,紫外線等の光を照射し、その反射光あるいは透過光に基づいて、物体の品質について検査を行う非破壊検査装置に関する。
従来、この種の非破壊検査装置としては、例えば、特許文献1(特開2011−214940号公報)に記載されたものが知られている。
図8に示すように、この非破壊検査装置は、食品である物体Wの品質についての検査、特に、物体Wを構成する成分以外の特定成分を含む異物としての髪の毛Fが混入しているか否かの判別を行なうものである。これは、コンベアCの載置面Caに物体Wを載置して搬送し、この搬送過程において、搬送される物体Wの被検部分Wa、この例では物体全体に、光源部100から近赤外領域の白色光を照射し、この物体Wからの反射光を受光部101で受光し、図示外の制御部において、受光した光の吸光度を測定し、これらの吸光度と予め求めた判別式とから算出された算出結果から物体W中に髪の毛Fがあるか否かを判別する。判別式は、予め、髪の毛有りのサンプル物体と髪の毛無しのサンプル物体とに近赤外線を照射し、サンプル物体からの反射光を受光し、受光した光の吸光度における二次微分スペクトルの統計学的解析により、髪の毛の特定成分に起因する帰属波長に係る式として定められている。
特開2011−214940号公報
ところで、この従来の非破壊検査装置においては、コンベアCの載置面Caの物体Wに対し光源部100から光を照射するが、図8(a)に示すように、光源部100の光の照射範囲102は立体的であり、物体Wを包含することが望ましいが、物体Wの形状が異なったり、位置ずれが生じると、照射範囲102の外輪103が物体Wの輪郭から離れて広がり過ぎてしまうことがあり、その場合には、照射強度が弱くなって検査効率に劣るという問題があった。あるいは、図8(b)に示すように、照射範囲102が物体Wを包含できずに物体Wが照射範囲102の外輪103から飛び出て飛び出し部分104が生じ、その分、検査漏れが生じて検査精度に劣ることがあるという問題があった。
一方、受光部101においても、コンベアCの載置面Ca上にある物体Wからの反射光を受光するが、同様に、図8(a)に示すように、受光部101の光の受光視野範囲106は立体的であり、物体Wを包含することが望ましいが、物体Wの形状が異なったり、位置ずれが生じると、受光視野範囲106の外輪107が物体Wの輪郭から離れて広がり過ぎてしまうことがあり、その場合には、受光強度が弱くなって検査効率に劣るという問題があった。あるいは、図8(b)に示すように、受光視野範囲106が物体Wを包含できずに物体Wが受光視野範囲から飛び出て飛び出し部分108が生じ、その分、検査漏れが生じて検査精度に劣ることがあるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、光源部の被検部分に対する照射範囲を適正な範囲に容易に設定できるとともに、受光部の被検部分に対する受光視野範囲を適正な範囲に容易に設定できるようにして、検査効率,検査精度の向上を図った非破壊検査装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の非破壊検査装置は、物体の被検部分に照射範囲を有して光を照射する光源部と、この物体からの反射光あるいは透過光を受光視野範囲を有して受光する受光部とを備え、該受光部が受光した光に基づいて上記物体の品質について検査を行う非破壊検査装置において、
上記光源部の上記被検部分に対する照射範囲を調整する照射範囲調整部と、上記受光部の上記被検部分に対する受光視野範囲を調整する受光視野範囲調整部とを備えた構成としている。
これにより、物体の品質について検査を行う際には、予め、照射範囲調整部により、光源部の被検部分に対する照射範囲を調整するとともに、受光視野範囲調整部により、受光部の被検部分に対する受光視野範囲を調整する。例えば、光源部の光の照射範囲は立体的であり、物体を包含するように調整するとともに、同様に、受光部の光の受光視野範囲は立体的であり、物体を包含するように調整する。調整部により調整を行うので、設定を容易に行うことができる。
この状態で、検査を行うと、光源部の照射範囲は適正に調整されているので、照射範囲の外輪が物体の輪郭から離れて広がり過ぎる事態を防止でき、そのため、照射強度を可能な限り強く設定できることから検査効率を向上させることができる。また、照射範囲が物体を包含できずに物体が照射範囲から飛び出てしまう事態を防止でき、そのため、検査漏れが生じることを防止することができることから検査精度を向上させることができる。一方、受光部においても、受光の受光視野範囲は適正に調整されているので、受光視野範囲の外輪が物体の輪郭から離れて広がり過ぎる事態を防止でき、そのため、受光強度を可能な限り強くすることができることから検査効率を向上させることができる。また、受光視野範囲が物体を包含できずに物体が受光視野範囲から飛び出てしまう事態を防止でき、そのため、検査漏れが生じることを防止することができることから検査精度を向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記照射範囲調整部を、上記被検部分に対して上記光源部を少なくとも照射光軸に沿って移動可能に支持する光源部移動機構と、上記光源部を移動位置決めする光源部駆動部とを備えて構成し、上記受光視野範囲調整部を、上記被検部分に対して上記受光部を少なくとも受光軸に沿って移動可能に支持する受光部移動機構と、上記受光部を移動位置決めする受光部駆動部とを備えて構成し、上記光源部駆動部及び受光部駆動部を制御して上記光源部の照射範囲が最適照射範囲となるとともに上記受光部の受光視野範囲が最適受光視野範囲になるように該光源部及び受光部を所要の位置に位置決めする制御部を備えた構成としている。
これにより、物体の品質について検査を行う際には、制御部が、光源部駆動部及び受光部駆動部を制御して光源部の照射範囲が最適照射範囲となるとともに受光部の受光視野範囲が最適受光視野範囲になるように、光源部及び受光部を所要の位置に位置決めする。そのため、自動的に、最適照射範囲及び最適受光視野範囲になるので、設定を容易に行うことができるとともに、検査効率を向上させることができ、検査精度を向上させることができる。
また、必要に応じ、上記光源部及び受光部は、上記光源部の照射光軸と上記受光部の受光軸とが所定角度関係で上記被検部分側において光軸交点で交差するように配置される構成としている。これにより、光源部及び受光部を同時に操作して、最適照射範囲及び最適受光視野範囲に設定し易くなり、それだけ、機構を簡単にすることができる。
更に、必要に応じ、上記制御部は、上記最適照射範囲を、上記被検部分を包含し且つ該最適照射範囲の外輪が可能な限り物体の輪郭に近接させた範囲に設定するとともに、上記最適受光視野範囲を、上記被検部分を包含し且つ該最適受光視野範囲の外輪が可能な限り物体の輪郭に近接させた範囲に設定する構成としている。これにより、最適照射範囲の外輪が物体の輪郭に近接しているので、物体より外に照射される余分な部分が極めて少なくなり、そのため、照射強度を可能な限り強く設定できることから検査効率を向上させることができる。また、最適受光視野範囲の外輪が物体の輪郭に近接しているので、物体より外にある受光視野の余分な部分が極めて少なくなり、そのため、受光強度を可能な限り強くすることができることから検査効率を向上させることができる。
この場合、最適照射範囲を、被検部分を包含し且つ該最適照射範囲の外輪が物体の輪郭に接する範囲に設定するとともに、最適受光視野範囲を、被検部分を包含し且つ該最適受光視野範囲の外輪が物体の輪郭に接する範囲に設定することができる。また、最適照射範囲の外輪を被検部分の輪郭より余裕巾分大きく設定し、最適受光視野範囲を被検部分の輪郭より余裕巾分大きく設定しても良い。
そしてまた、必要に応じ、上記物体を載置する載置面を有し該載置面に載置した物体を搬送するコンベアを備え、上記光源部及び受光部を、該光源部の照射光軸と該受光部の受光軸とが上記載置面を通過するとともに、上記光軸交点が上記コンベアの搬送方向中心線を通り上記載置面に直交する直交面上に位置するように配置した構成としている。コンベアで物品を搬送して検査を行うので、検査処理効率が良いものとなる。また、光源部の照射光軸と受光部の受光軸との光軸交点を、コンベアの搬送方向中心線を通り載置面に直交する直交面上に位置するように配置したので、多少の位置ずれがあっても、検査を容易かつ確実に行うことができる。
また、必要に応じ、上記光源部を、上記照射光軸が上記載置面に直交する方向に沿うように設置した構成としている。光源部を照射光軸に沿って移動させるだけで、最適照射範囲を設定できるので、それだけ、機構を簡易にすることができる。
更に、必要に応じ、上記光源部及び受光部よりもコンベアの搬送方向上流側に、上記コンベアの載置面に載置された物体の被検部分を撮像する複数のカメラを備えた撮像部を設け、上記制御部は、上記撮像部のカメラの撮像データに基づいて、上記最適照射範囲を算出する最適照射範囲算出手段と、上記最適受光視野範囲を算出する最適受光視野範囲算出手段と、上記光源部の照射範囲が上記最適照射範囲算出手段の算出に係る最適照射範囲になるように上記光源部駆動部を制御する光源部駆動部制御手段と、上記受光部の受光視野範囲が上記最適受光視野範囲算出手段の算出に係る最適受光視野範囲になるように上記受光部駆動部を制御する受光部駆動部制御手段とを備えた構成としている。
これにより、制御部においては、撮像部のカメラの撮像データに基づいて、最適照射範囲算出手段が最適照射範囲を算出するとともに、最適受光視野範囲算出手段が最適受光視野範囲を算出する。そして、光源部駆動部制御手段が、光源部の照射範囲が最適照射範囲算出手段の算出に係る最適照射範囲になるように光源部駆動部を制御し、光源部を位置決めする。また、受光部駆動部制御手段が、受光部の受光視野範囲が最適受光視野範囲算出手段の算出に係る最適受光視野範囲になるように受光部駆動部を制御し、受光部を位置決めする。そのため、物体が搬送されてくる都度、撮像部のカメラの撮像により最適照射範囲及び最適受光視野範囲を算出して、光源部及び受光部を移動位置決めできるので、例えば、物体の形状が不均一な場合、あるいは、物体の形状が均一であってもコンベア上の載置形態が異なる場合、位置ずれがある場合等に確実に対応することができる。
この場合、必要に応じ、上記撮像部は、上記光源部の照射光軸と平行な撮像軸を有し上記被検部分を撮像する第一カメラと、上記受光部の受光軸と平行な撮像軸を有し上記被検部分を撮像する第二カメラとを備え、上記第一カメラ及び第二カメラをこれらの撮像軸の撮像軸交点が上記コンベアの搬送方向中心線を通り上記載置面に直交する直交面上の特定位置に位置するように設置し、上記コンベア上の物体の被検部分における載置面からの輪郭の任意の高さを認知できるように撮像する高さカメラを設置し、上記制御部において、上記最適照射範囲算出手段は、少なくとも上記第一カメラ及び高さカメラの撮像データに基づいて最適照射範囲を算出し、上記最適受光視野範囲算出手段は、少なくとも上記第二カメラ及び高さカメラの撮像データに基づいて最適受光視野範囲を算出する構成にしている。
これにより、コンベアの上流において、第一カメラが光源部の照射光軸と平行な撮像軸方向から物体の被検部分を撮像し、第二カメラが受光部の受光軸と平行な撮像軸方向から物体の被検部分を撮像する。また、高さカメラが物体の被検部分を載置面からの輪郭の任意の高さを認知できるように撮像する。制御部においては、最適照射範囲算出手段が、例えば、第一カメラの撮像に係る撮像軸に直交する面に対する投影画像と、高さカメラが撮像した物体の輪郭の所要の高さとから、最適照射範囲を算出する。また、最適受光視野範囲算出手段が、例えば、第二カメラの撮像に係り撮像軸に直交する面に対する投影画像と、高さカメラが撮像した物体の輪郭の所要の高さとから、最適受光視野範囲を算出する。そのため、最適照射範囲及び最適受光視野範囲の算出が、比較的容易に行われ、制御部での処理効率を向上させることができる。
本発明の非破壊検査装置によれば、照射範囲調整部により、光源部の被検部分に対する照射範囲を調整するとともに、受光視野範囲調整部により、受光部の被検部分に対する受光視野範囲を調整することができるので、光源部の被検部分に対する照射範囲を適正な範囲に設定できるとともに、受光部の被検部分に対する受光視野範囲を適正な範囲に設定できるようになり、検査効率,検査精度の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置において、光源部及び受光部の配置状態を撮像部の配置状態とともに示す図である。 本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置において、高さカメラによる物体の撮像状態を示すとともに、物体の被検部分に対する光源部の照射範囲及び受光部の受光視野範囲の設定状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置において、第一カメラによる物体の撮像状態(第一カメラの撮像軸に直交する平面上の投影画像)を示すとともに、物体の被検部分に対する光源部の照射範囲の設定状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置において、第二カメラによる物体の撮像状態(第二カメラの撮像軸に直交する平面上の投影画像)を示すとともに、物体の被検部分に対する光源部の照射範囲の設定状態を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置の制御部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置において、物体の形状が異なる場合の処理例を示す平面図である。 従来の非破壊検査装置の欠点を示す図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置を説明する。本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置は、図1に示すように、物体Wの品質について検査を行うもので、実施の形態では、物体Wとしての食品中に、食品にはない特定成分を含む異物としての人体の体毛Fが混入されているか否かを判別するものである。ここで、食品とは、食品素材そのもの,加工食品,調理品等食用に供されるものであればどのようなものも含む。また、ここで、人体の体毛Fとは、毛髪,眉毛,まつ毛等を含む。
図1乃至図6に示すように、本発明の実施の形態に係る非破壊検査装置は、機台1と、物体Wを載置する載置面Caを有し載置面Caに載置した物体Wを搬送するベルトコンベアCとを備えている。機台1には、コンベアCで搬送されてくる物体Wの検査位置において、物体Wの被検部分Waに照射範囲11を有して光を照射する光源部10が設けられている。光源部10は、コンベアCの上方であって近赤外領域の白色光を照射する。この光源部10には、図示しないシャッターが内蔵されており、シャッターにはリファレンス測定用基準白板が設置されている。図2及び図3に示すように、光源部10からの照射光は、照射光軸12上の基点Pを基準にして所定の拡開角度θで拡開して照射され、その照射範囲11の外輪13が特定される。
また、機台1には、コンベアCで搬送されてくる物体Wの検査位置において、物体Wからの反射光あるいは透過光(実施の形態では反射光)を受光視野範囲21を有して受光する受光部20が備えられている。受光部20は、ベルトコンベアCの上方であって物体Wからの反射光を受光する複数の受光素子を備えて構成されている。この受光部20には、図示しないシャッターが内蔵されており、シャッターにはリファレンス測定用基準白板が設置されている。受光部20の受光視野範囲21は、受光軸22上の収束点Qを基準にして所定の拡開角度αで拡開し、その外輪23が特定される。
光源部10及び受光部20は、光源部10の照射光軸12と受光部20の受光軸22とが所定角度(例えば、30°)離間するとともに、被検部分Wa側において光軸交点Jで交差するように配置されている。また、光源部10及び受光部20は、光源部10の照射光軸12と受光部20の受光軸22とがベルトコンベアCの載置面Caを通過するとともに、光軸交点JがコンベアCの搬送方向中心線M(図2,図4及び図5)を通り載置面Caに直交する直交面N(図2)上に位置するように配置されている。更に、光源部10は、照射光軸12が載置面Caに直交する方向(垂直方向)に沿うように設置されている。
詳しくは、本非破壊検査装置には、図1に示すように、光源部10の被検部分Waに対する照射範囲11を調整する照射範囲調整部30が備えられている。照射範囲調整部30は、被検部分Waに対して光源部10を少なくとも照射光軸12に沿って(実施の形態では照射光軸12のみに沿って)移動可能に支持する光源部移動機構31と、光源部10を移動位置決めする光源部駆動部32とを備えて構成されている。光源部移動機構31は、光源部10が取付けられ機台1に垂直移動可能に支持されたラック33と、ラック33に噛合するピニオンギヤ34とから構成されている。ピニオンギヤ34は機台1に固定されたステッピングモータ35の回転軸に取り付けられている。ステッピングモータ35は光源部駆動部32として構成されている。これにより、光源部10はステッピングモータ35の駆動によるピニオンギヤ34の回転によりラック33を介して進退移動させられる。
また、本非破壊検査装置には、受光部20の被検部分Waに対する受光視野範囲21を調整する受光視野範囲調整部40が備えられている。受光視野範囲調整部40は、被検部分Waに対して受光部20を少なくとも受光軸22に沿って移動可能に支持する受光部移動機構41と、受光部20を移動位置決めする受光部駆動部42とを備えて構成されている。実施の形態では、受光部移動機構41は、水平軸方向及び垂直軸方向の2軸方向に沿って受光部20を移動させるように構成され、これにより、受光軸22に沿う移動を含む二次元空間を移動可能にしている。具体的には、受光部移動機構41は、機台1に垂直移動可能に支持された第一ラック43と、第一ラック43に噛合する第一ピニオンギヤ44とを備えている。第一ピニオンギヤ44は機台1に固定された第一ステッピングモータ45の回転軸に取り付けられている。また、受光部移動機構41は、受光部20が取付けられ第一ラック43に水平移動可能に支持された第二ラック46と、第二ラック46に噛合する第二ピニオンギヤ47とを備えている。第二ピニオンギヤ47は第一ラック43に固定された第二ステッピングモータ48の回転軸に取り付けられている。第一ステッピングモータ45及び第二ステッピングモータ48は受光部駆動部42として構成されている。これにより、受光部20は、第一ステッピングモータ45の駆動による第一ピニオンギヤ44の回転により第一ラック43を介して垂直方向に進退動させられ、及び/または、第二ステッピングモータ48の駆動による第一ピニオンギヤ44により第二ラック46を介して水平方向に進退移動させられる。
光源部10及び受光部20は、光源部10の照射光軸12と受光部20の受光軸22とが所定角度関係で被検部分Wa側において光軸交点Jで交差するように配置されるので、光源部10及び受光部20を同時に操作して、照射範囲11及び受光視野範囲21を設定し易くなり、それだけ、機構を簡単にすることができる。この場合、光源部10を、照射光軸12が載置面Caに直交する方向に沿うように設置した構成としたので、光源部10を照射光軸に沿って移動させるだけで、照射範囲11を設定でき、それだけ、機構を簡易にすることができる。
また、本非破壊検査装置において、光源部10及び受光部20よりもコンベアCの搬送方向上流側には、コンベアCの載置面Caに載置された物体Wの被検部分Waを撮像する複数のカメラを備えた撮像部50が設けられている。撮像部50は、光源部10の照射光軸12と平行な撮像軸52を有し被検部分Waを撮像するCCDカメラからなる第一カメラ51と、受光部20の受光軸22と平行な撮像軸54を有し被検部分Waを撮像するCCDカメラからなる第二カメラ53と、コンベアC上の物体Wの被検部分Waにおける載置面Caからの輪郭の任意の高さを認知できるように被検部分Waを撮像するCCDカメラからなる高さカメラ55とを備えている。第一カメラ51及び第二カメラ53は、これらの撮像軸52,54の撮像軸交点KがコンベアCの搬送方向中心線Mを通り載置面Caに直交する直交面N上の特定位置に位置するように設置されている。実施の形態では、特定位置がコンベアCの載置面Ca上に位置するようにしている。また、高さカメラ55は、例えば、コンベアCの側方位置に設置される。また、高さカメラ55は、複数台設置して良い。
更に、本非破壊検査装置においては、コンピュータのCPU等の機能によって実現される制御部60を備えている。制御部60は、光源部駆動部32及び受光部駆動部42を制御して光源部10の照射範囲11が最適照射範囲11(A)となるとともに、受光部20の受光視野範囲21が最適受光視野範囲21(B)になるように、光源部10及び受光部20を所要の位置に位置決めする機能を備えている。
詳しくは、制御部60は、図6に示すように、最適照射範囲11(A)を、被検部分Waを包含し且つ最適照射範囲11(A)の外輪13が可能な限り物体Wの輪郭に近接させた範囲に設定するとともに、最適受光視野範囲21(B)を、被検部分Waを包含し且つ最適受光視野範囲21(B)の外輪23が可能な限り物体Wの輪郭に近接させた範囲に設定する。実施の形態では、最適照射範囲11(A)を、被検部分Waを包含し且つ最適照射範囲11(A)の外輪13が物体Wの輪郭に接する(図4中a点)範囲に設定するとともに、最適受光視野範囲21(B)を、被検部分Waを包含し且つ該最適受光視野範囲21(B)の外輪23が物体Wの輪郭に接する(図5中b点)範囲に設定している。この場合、最適照射範囲11(A)の外輪13を被検部分Waの輪郭より余裕巾分大きく設定し、最適受光視野範囲21(B)を被検部分Waの輪郭より余裕巾分大きく設定しても良く、適宜変更して差し支えない。
そして、制御部60は、少なくとも第一カメラ51及び高さカメラ55の撮像データに基づいて最適照射範囲11(A)を算出する最適照射範囲算出手段61と、少なくとも第二カメラ53及び高さカメラ55の撮像データに基づいて最適受光視野範囲21(B)を算出する最適受光視野範囲算出手段62と、光源部10の照射範囲11が最適照射範囲算出手段61の算出に係る最適照射範囲11(A)になるように光源部駆動部32を制御する光源部駆動部制御手段63と、受光部20の受光視野範囲21が最適受光視野範囲算出手段62の算出に係る最適受光視野範囲21(B)になるように受光部駆動部42を制御する受光部駆動部制御手段64とを備えて構成されている。
また、コンベアCの各カメラよりも上流側の側方には、搬送される物品の先端を検知する図示外のセンサが設けられており、制御部60は、このセンサの検出及びコンベアCの搬送速度等に基づいて、第一カメラ51,第二カメラ53及び高さカメラ55の撮像を所定のタイミングで行う。また、センサによる物体Wの検出,コンベアCの搬送速度及びこれらカメラの撮像データ等に基づいて、光源部10の照射タイミング及び受光部20の受光タイミングを定めている。更に、制御部60は、受光部20で物体Wからの反射光を受光すると、その光の吸光度を測定し、これらの吸光度と予め求めた判別式とから算出された算出結果から物体W中に髪の毛等の体毛Fがあるか否かを判別する。判別式は、予め、髪の毛有りのサンプル物体Wと髪の毛無しのサンプル物体Wとに近赤外線を照射し、サンプル物体Wからの反射光を受光し、受光した光の吸光度における二次微分スペクトルの統計学的解析により、髪の毛の特定成分に起因する帰属波長に係る式として定められている。
従って、この実施の形態に係る非破壊検査装置により、物体Wの検査を行う際には、以下のようにして行う。ここでは、例えば、図2乃至図5に示す形状(逆四角錐台)の物体Wについての検査について説明する。この物体Wは、その全部が光源部10の照射範囲11及び受光部20の受光視野範囲21に包含可能な大きさのものである。先ず、図1に示すように、物体Wが所定の撮像位置に至ると、第一カメラ51が光源部10の照射光軸12と平行な撮像軸53の方向から物体Wの被検部分Waを撮像し、第二カメラ53が受光部20の受光軸22と平行な撮像軸54の方向から物体Wの被検部分Waを撮像する。また、高さカメラ55が物体Wの被検部分Waを、載置面Caからの輪郭の任意の高さを認知できるように撮像する。
制御部60においては、最適照射範囲算出手段61が、例えば、図3及び図4に示すように、第一カメラ51の撮像に係る撮像軸53に直交する面(Sa)に対する投影画像(図4)と、高さカメラ55が撮像した画像から検出される物体Wの輪郭の所要の高さ(図3中符号H)とから、最適照射範囲11(A)を算出する。また、図3及び図5に示すように、最適受光視野範囲算出手段62が、例えば、第二カメラ53の撮像に係り撮像軸54に直交する面(Sb)に対する投影画像(図5)と、高さカメラ55が撮像した物体Wの輪郭の所要の高さ(図3中符号H)とから、最適受光視野範囲21(B)を算出する。この場合、最適照射範囲11(A)及び最適受光視野範囲21(B)の算出が、比較的容易に行われ、制御部60での処理効率を向上させることができる。
例えば、図2乃至図5に示す形状(逆四角錐台)の物体Wの例では、最適照射範囲算出手段61において、図4に示すように、第一カメラ51の撮像に係る撮像軸52に直交する面(Sa)に対する投影画像から、搬送方向中心線M上の中心点O1を求める。また、投影画像から中心点O1からの物体Wの輪郭までの最大距離L1を求める。更に、図3に示すように、高さカメラ55から物体Wの高さH(本例では最大高さになる)を求める。この場合、光源部10の照射範囲11の外輪12の拡開角度θは既知であるから、光源部10の位置(基点Pの位置)が算出される。
一方、最適受光視野範囲算出手段62において、図5に示すように、第二カメラ53の撮像に係る撮像軸54に直交する面(Sb)に対する投影画像から、搬送方向中心線M上の中心点O2を求める。また、投影画像から中心点O2から物体Wの輪郭までの最大距離L2を求める。更に、図3に示すように、高さカメラ55の撮像画像から物体Wの高さH(本例では最大高さになる)を求める。受光部20の受光視野範囲21の外輪23の拡開角度αは既知であるから、受光部20の位置(収束点Qの位置)が算出される。
これにより、光源部駆動部制御手段63が、光源部10の照射範囲11が最適照射範囲算出手段61の算出に係る最適照射範囲11(A)になるように光源部駆動部32を制御し、光源部10を位置決めする。また、受光部駆動部制御手段64が、受光部20の受光視野範囲21が最適受光視野範囲算出手段62の算出に係る最適受光視野範囲21(B)になるように受光部駆動部42を制御し、受光部20を位置決めする。
この状態で、物体WがコンベアCで搬送されると、所要のタイミングで光源部10からは光が照射されており、受光部20で受光した反射光は所定のタイミングで制御部60に取り込まれ、検査が行われる、この場合、光源部10の照射範囲11は最適照射範囲11(A)に調整されているので、照射範囲11の外輪13が物体Wの輪郭から離れて広がり過ぎる事態を防止でき、そのため、照射強度を可能な限り強く設定できることから検査効率を向上させることができる。また、照射範囲11が物体Wを包含できずに物体Wが照射範囲11から飛び出てしまう事態を防止でき、そのため、検査漏れが生じることを防止することができることから検査精度を向上させることができる。一方、受光部20においても、受光の受光視野範囲21は最適受光視野範囲21(B)に調整されているので、受光視野範囲21の外輪23が物体Wの輪郭から離れて広がり過ぎる事態を防止でき、そのため、受光強度を可能な限り強くすることができることから検査効率を向上させることができる。また、受光視野範囲21が物体Wを包含できずに物体Wが受光視野範囲21から飛び出てしまう事態を防止でき、そのため、検査漏れが生じることを防止することができることから検査精度を向上させることができる。
また、コンベアCで物品を搬送して検査を行うので、検査処理効率が良いものとなる。特に、物体Wが搬送されてくる都度、撮像部50のカメラの撮像により最適照射範囲11(A)及び最適受光視野範囲21(B)を算出して、光源部10及び受光部20を移動位置決めできるので、例えば、物体Wの形状が不均一な場合、あるいは、物体Wの形状が均一であってもコンベアC上の載置形態が異なる場合、位置ずれがある場合等に確実に対応することができる。更に、光源部10の照射光軸12と受光部20の受光軸22との光軸交点Jを、コンベアCの搬送方向中心線Mを通り載置面Caに直交する直交面N上に位置するように配置したので、物体WをコンベアCに載せて搬送するだけで、検査を容易かつ確実に行うことができる。更にまた、最適照射範囲11(A)は、被検部分Waを包含し且つ最適照射範囲11(A)の外輪13が物体Wの輪郭に接する範囲に設定され、最適受光視野範囲21(B)は、被検部分Waを包含し且つ最適受光視野範囲21(B)の外輪23が物体Wの輪郭に接する範囲に設定したので、より一層、検査効率を向上させることができる。
実施の形態に係る非破壊検査装置において、物体Wとしての食品中に、食品にはない特定成分を含む異物としての人体の体毛Fが混入されていて、これを検出した場合には、ランプなどで警告し、装置を止め、あるいは、自動で物体Wを取り除く等の処理を行う。
尚、上記実施の形態では、物体Wとして、その全部が光源部10の照射範囲11及び受光部20の受光視野範囲21に包含可能な大きさのもので説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、図7に示すように、例えば、ロールケーキなど細長状のもので、物体Wを一度に検査できないような場合には、物体Wの被検部分Waを分割して検査するようにして良く、適宜変更して差し支えない。
また、上記実施の形態では、光源部移動機構31及び受光部移動機構41をラック,ピニオンギヤの機構で構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、タイミングベルト伝動機構や、シリンダ装置等どのような機構で構成しても良く、適宜変更して差し支えない。更に、上記実施の形態では、高さカメラ55は、1台図示したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、物体Wの形状が複雑になっている場合には、複数台設置して良い。
尚また、上記実施の形態は、本発明を物体Wとしての食品中に人体の体毛が混入されているか否かの検査装置に適用した例であるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、物体Wのカロリー検査等他の検査用の装置に適用しても良く、適宜変更して差し支えない。要するに、物体に光を照射する光源部と物体からの反射光あるいは透過光を受光する受光部とを備えた検査装置であれば、適宜適用可能である。更に、上記実施の形態では、受光部20は反射光を受光するようにしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、透過光を受光するものでも良い。この場合、光源部10と受光部20との位置関係は適宜変更すれば良い。
W 物体
Wa 被検部分
F 体毛
1 機台
C コンベア
Ca 載置面
10 光源部
11 照射範囲
11(A) 最適照射範囲
12 照射光軸
P 基点
13 外輪
θ 拡開角度
20 受光部
21 受光視野範囲
21(B) 最適受光視野範囲
22 受光軸
Q 収束点
23 外輪
α 拡開角度
J 光軸交点
M 搬送方向中心線
N 直交面
30 照射範囲調整部
31 光源部移動機構
32 光源部駆動部
40 受光視野範囲調整部
41 受光部移動機構
42 受光部駆動部
50 撮像部
51 第一カメラ
52 撮像軸
53 第二カメラ
54 撮像軸
55 高さカメラ
60 制御部
61 最適照射範囲算出手段
62 最適受光視野範囲算出手段
63 光源部駆動部制御手段
64 受光部駆動部制御手段

Claims (8)

  1. 物体の被検部分に照射範囲を有して光を照射する光源部と、この物体からの反射光あるいは透過光を受光視野範囲を有して受光する受光部とを備え、該受光部が受光した光に基づいて上記物体の品質について検査を行う非破壊検査装置において、
    上記光源部の上記被検部分に対する照射範囲を調整する照射範囲調整部と、上記受光部の上記被検部分に対する受光視野範囲を調整する受光視野範囲調整部とを備えたことを特徴とする非破壊検査装置。
  2. 上記照射範囲調整部を、上記被検部分に対して上記光源部を少なくとも照射光軸に沿って移動可能に支持する光源部移動機構と、上記光源部を移動位置決めする光源部駆動部とを備えて構成し、
    上記受光視野範囲調整部を、上記被検部分に対して上記受光部を少なくとも受光軸に沿って移動可能に支持する受光部移動機構と、上記受光部を移動位置決めする受光部駆動部とを備えて構成し、
    上記光源部駆動部及び受光部駆動部を制御して上記光源部の照射範囲が最適照射範囲となるとともに上記受光部の受光視野範囲が最適受光視野範囲になるように該光源部及び受光部を所要の位置に位置決めする制御部を備えたことを特徴とする請求項1記載の非破壊検査装置。
  3. 上記光源部及び受光部は、上記光源部の照射光軸と上記受光部の受光軸とが所定角度関係で上記被検部分側において光軸交点で交差するように配置されることを特徴とする請求項2記載の非破壊検査装置。
  4. 上記制御部は、上記最適照射範囲を、上記被検部分を包含し且つ該最適照射範囲の外輪が可能な限り物体の輪郭に近接させた範囲に設定するとともに、上記最適受光視野範囲を、上記被検部分を包含し且つ該最適受光視野範囲の外輪が可能な限り物体の輪郭に近接させた範囲に設定することを特徴とする請求項3記載の非破壊検査装置。
  5. 上記物体を載置する載置面を有し該載置面に載置した物体を搬送するコンベアを備え、
    上記光源部及び受光部を、該光源部の照射光軸と該受光部の受光軸とが上記載置面を通過するとともに、上記光軸交点が上記コンベアの搬送方向中心線を通り上記載置面に直交する直交面上に位置するように配置したことを特徴とする請求項3または4記載の非破壊検査装置。
  6. 上記光源部を、上記照射光軸が上記載置面に直交する方向に沿うように設置したことを特徴とする請求項5記載の非破壊検査装置。
  7. 上記光源部及び受光部よりもコンベアの搬送方向上流側に、上記コンベアの載置面に載置された物体の被検部分を撮像する複数のカメラを備えた撮像部を設け、上記制御部は、上記撮像部のカメラの撮像データに基づいて、上記最適照射範囲を算出する最適照射範囲算出手段と、上記最適受光視野範囲を算出する最適受光視野範囲算出手段と、上記光源部の照射範囲が上記最適照射範囲算出手段の算出に係る最適照射範囲になるように上記光源部駆動部を制御する光源部駆動部制御手段と、上記受光部の受光視野範囲が上記最適受光視野範囲算出手段の算出に係る最適受光視野範囲になるように上記受光部駆動部を制御する受光部駆動部制御手段とを備えたことを特徴とする請求項5または6記載の非破壊検査装置。
  8. 上記撮像部は、上記光源部の照射光軸と平行な撮像軸を有し上記被検部分を撮像する第一カメラと、上記受光部の受光軸と平行な撮像軸を有し上記被検部分を撮像する第二カメラとを備え、上記第一カメラ及び第二カメラをこれらの撮像軸の撮像軸交点が上記コンベアの搬送方向中心線を通り上記載置面に直交する直交面上の特定位置に位置するように設置し、上記コンベア上の物体の被検部分における載置面からの輪郭の任意の高さを認知できるように撮像する高さカメラを設置し、
    上記制御部において、上記最適照射範囲算出手段は、少なくとも上記第一カメラ及び高さカメラの撮像データに基づいて最適照射範囲を算出し、上記最適受光視野範囲算出手段は、少なくとも上記第二カメラ及び高さカメラの撮像データに基づいて最適受光視野範囲を算出する構成にしたことを特徴とする請求項7記載の非破壊検査装置。
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