JP2014159695A - ボラード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボラードを、施工面100に立設される芯材10と、芯材10の外周面を覆うクッション材20とを備え、芯材10における施工面100から立ち上がる第一区間S1が弾性的に屈曲しない下側パイプ11で形成され、芯材10における第一区間S1の上側に位置する第二区間S2が弾性的に屈曲可能な中空弾性材12で形成されたものとするとともに、施工後のボラードの付根付近を照らすための下部光源30が、第一区間S1の高さに取り付けられたものとした。
【選択図】図1
Description
施工面に立設される芯材と、芯材の外周面を覆うクッション材とを備え、
芯材における施工面から立ち上がる第一区間が、弾性的に屈曲しない下側パイプで形成され、
芯材における第一区間の上側に位置する第二区間が、弾性的に屈曲可能な中空弾性材で形成されたボラードであって、
施工後のボラードの付根付近を照らすための下部光源が、第一区間の高さに取り付けられたことを特徴とするボラード。
を提供することによって解決される。
本発明のボラードの好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明のボラードを施工面100に施工した状態を側方から見た一部断面図である。図2は、本発明のボラードを施工面100に施工して下部光源30から光200を照射させている状態を側方から見た図である。図3は、本発明のボラードを構成する各電気機器を抜き出した状態を側方から見た図である。図4は、本発明のボラードを構成する環状ユニット80を側方から見た状態と上方から見た状態を示した図である。
本実施態様のボラードにおいて、芯材10は、図1に示すように、その下端部から上端部に向かって、第四区間S4、第一区間S1、第二区間S2及び第三区間S3の順に並ぶ4つの区間で構成されている。芯材10における第四区間S4は、施工後に施工面100の下に埋設される部分となっており、芯材10における第一区間S1は、施工後に施工面100から立ち上がる部分となっている。また、芯材10における第二区間は、第一区間S1の上側に接続する部分となっており、芯材10における第三区間は、第二区間S2の上端部から芯材10の上端部に達するまでに延在する部分となっている。
本実施態様のボラードにおいて、クッション材20は、図1に示すように、芯材10における第一区間S1と第二区間S2と第三区間S3の外周面を覆う筒状のものとなっている。一方、施工面100の下に埋設される第四区間S4の外周部には、クッション材20を設けていない。このように、芯材10における施工面100から上向きに突出する部分にクッション材20を設けることにより、ボラードに車両や人などが衝突した際の衝撃をさらに弱めることが可能となっている。
下部光源30は、図2に示すように、光200を照射してボラードの付根付近の施工面100を照射するためのものとなっている。下部光源30は、図1に示すように、ボラードの外面における第一区間S1の高さに取り付けられる。具体的には、下部光源30は、通常、施工面100から10〜20cmの高さに取り付けられる。本実施態様のボラードにおいては、施工面100から約15cmとなる高さに下部光源30を取り付けている。下部光源30を設ける数やその具体的な配置は、特に限定されないが、複数個の下部光源30をボラードの中心軸に対して回転対称となる位置に設けると好ましい。本実施態様のボラードにおいて、下部光源30は、ボラードの外面における反対側を向く箇所(貫通孔11aに重なる箇所)にそれぞれ1つずつ計2個設けている。
上部光源40は、夜間におけるボラードの視認性を高めるためのものとなっている。このため、上部光源40は、点滅灯とすると好ましい。上部光源40は、図1又は図3に示すように、太陽光発電パネル50、バッテリー60とともにユニット化された部分(キャップ部分)に内蔵されており、上部光源40の電力は、太陽光発電パネル50から供給されるようになっている。上部光源40が内蔵されたキャップ部分は、芯材10の上端部に、ボルトなどを用いて固定される。上部光源40として発光ダイオード(LED)を用いると好ましい点や、上部光源40の発光色をユニバーサルカラーとすると好ましい点などについては、下部光源30と同様である。
電力供給ケーブル70は、太陽光発電パネル50によって発電された電力(バッテリー60に蓄えられた電力)を下部光源30に供給するためのものとなっている。電力供給ケーブル70は、図1に示すように、芯材10の中空部10aを通って貫通孔11aから引き出されている。本実施態様のボラードにおいて、電力供給ケーブル70は、伸長可能な螺旋ケーブルとなっている。このため、ボラードが図2の破線部に示すように、第二区間S2で屈曲したとしても、その屈曲に追従して伸長し、断線することのないようになっている。また、本実施態様のボラードにおいて、電力供給ケーブル70は、図3に示すように、下部光源30側に設けられたコネクタ71で分断することができるようになっている。これにより、下部光源30を下側パイプ11に対して容易に取り付けることが可能となっている。
本実施態様のボラードの施工方法は、施工面100に対して安定して設置できるのであれば特に限定されないが、以下のように施工すると好ましい。すなわち、図2に示すように、施工面100(地面やアスファルト面など)に穴を掘ってその底部にクラッシャーラン101(切込砕石)を設けるとともに、その穴の周囲に基礎ブロック102を配置し、ボラードの下側パイプ11(芯材10)における第四区間S4を前記穴に挿入した後、基礎ブロック102と下側パイプ11との隙間にモルタル103を充填して固化させると好ましい。このとき、下側パイプ11の下端部には、アンカーボルト11bを固定しておく。これにより、施工面100に対してボラードを強固に施工することが可能である。
10a 中空部
11 下側パイプ
11a 貫通孔
11b アンカーボルト
12 中空弾性材
13 上側パイプ
20 クッション材
30 下部光源
40 上部光源
50 太陽光発電パネル
60 バッテリー
70 電力供給ケーブル
71 コネクタ
80 環状ユニット
81 環状部
82 位置決め突起
100 施工面
101 クラッシャーラン
102 基礎ブロック
103 モルタル
200 光
S1 第一区間
S2 第二区間
S3 第三区間
S4 第四区間
Claims (8)
- 施工面に立設される芯材と、芯材の外周面を覆うクッション材とを備え、
芯材における施工面から立ち上がる第一区間が、弾性的に屈曲しない下側パイプで形成され、
芯材における第一区間の上側に位置する第二区間が、弾性的に屈曲可能な中空弾性材で形成されたボラードであって、
施工後のボラードの付根付近を照らすための下部光源が、第一区間の高さに取り付けられたことを特徴とするボラード。 - 下側パイプを内外に貫通する貫通孔が、下側パイプの第一区間に設けられ、
前記貫通孔を通じて芯材の内側から外側に導き出された電力供給ケーブルに、下部光源が接続されるとともに、
下部光源が、下側パイプに対して位置決めされた状態で取り付けられた請求項1記載のボラード。 - 下部光源が、下側パイプの第一区間に外嵌された環状ユニットを介して下側パイプに取り付けられる構造とされ、
環状ユニットの内周部に設けられた位置決め用突起が下側パイプに嵌合することにより、下部光源が、下側パイプに対して位置決めされた状態で取り付けられた請求項2記載のボラード。 - 下部光源に供給する電力を発電するための太陽光発電パネルが、芯材の上端部に取り付けられ、
太陽光発電パネルと下部光源とが、芯材の内側を通る電力供給ケーブルによって電気的に接続され、
太陽光発電パネルが発電した電力を蓄えるためのバッテリーが、太陽光発電パネルと下部光源との間に介在された請求項1〜3いずれか記載のボラード。 - その上端部に上部光源が取り付けられた請求項1〜4いずれか記載のボラード。
- 下部光源及び/又は上部光源の近傍に蓄光部を設けた請求項1〜5いずれか記載のボラード。
- 芯材における第二区間のさらに上側に位置する第三区間が、弾性的に屈曲しない上側パイプで形成された請求項1〜6いずれか記載のボラード。
- 芯材における第一区間の下側に、施工面下に埋設される第四区間が設けられ、
芯材における第四区間が、下側パイプを下側に延長して形成された請求項1〜7いずれか記載のボラード。
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