JP2014158527A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014158527A JP2014158527A JP2013029860A JP2013029860A JP2014158527A JP 2014158527 A JP2014158527 A JP 2014158527A JP 2013029860 A JP2013029860 A JP 2013029860A JP 2013029860 A JP2013029860 A JP 2013029860A JP 2014158527 A JP2014158527 A JP 2014158527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- core wrap
- water
- absorbent
- wrap sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】身体接触側表面を形成する液透過性のトップシート202と、液不透過性のバックシート204と、トップシートとバックシートの間に配置され、吸水性樹脂と接着剤とを有する吸収層207xがシート状のコアラップシート207a、207bと積層されてなるシート状吸収体207と、を含む吸収性物品200であって、コアラップシートは、パルプを主成分とし、坪量が15〜45g/m2であり、吸水量が60〜230 water-g/m2であり、かつ旧JIS−S3104法に規定する吸水度が25.0秒/0.1ml以下であり、コアラップシートの表面の凹凸の高低差が100〜600μmであり、かつ表面の凹部の面積率が2〜12%である。
【選択図】図2
Description
このようなコアラップシートとしては、従来から安価な木材パルプ繊維を原料としたクレープ紙が汎用されている。しかしながら、クレープ紙は、吸収コアのフラッフパルプと比較して密度が高く、吸収速度(吸水度)が低いという問題がある。
さらに、コアラップシートには、ある程度の嵩高さ(高バルク)も必要とされる。
そこで、特許文献7記載の技術においては、吸水性樹脂(SAP)を固定するためのシート状支持体として、吸収速度が高く、嵩高な親水性不織布を使用している。
さらに、抄造後のウェブにエンボスなどにより機械的に凹凸処理を行う方法がある。さらに、これら方法を組み合わせる場合もある。
しかしながら、上記したTAD方式の場合、乾燥エネルギーのコストが膨大になる。さらに、抄紙後に凹凸処理する方法では、繊維間の結合や紙層構造が破壊されてウェブ強度が低下したり、ウェブの見かけ嵩は高くなるがウェブ自体の紙層嵩(キャリパー)を高くする(ふんわり感をだす)ことが難しいという問題がある。
しかしながら、このヤンキードライヤーへの押付けによって、ウェブが相対的に低バルクになるという問題がある。そして、上記した嵩高剤をパルプ原料に添加してクレープ付けによるバルク低下を抑制しようとしても、せいぜい3〜5%程度の嵩高効果しか得られず、一方で強度が著しく低下する。
又、上記したTAD方式は、ヤンキードライヤーで最終的に仕上げの乾燥及びクレープ付けを行う前にバキュームにより脱水し、通風ドライヤーで予備乾燥する技術であり、ロールプレスニップによる脱水工程が無いためにバルクロスが無く、高バルクなウェブが得られる。ところが、TAD方式はプレスニップ脱水相当の水分を通風熱で除去するため、従来のロールプレスニップ方式に比べて約2倍の乾燥エネルギーが必要になるとされている。
さらに、これらの諸問題を解決する方法として、ファブリックプレス方式と呼ばれる抄紙機械が開発されている(特許文献6)。ファブリックプレス方式は、従来のプレス技術を踏襲するが、脱水と同時に凹凸付けベルト又はファブリックによりウェブに凹凸付けを行うものである。この脱水及び凹凸付けは、湿紙ウェブがフェルトから凹凸付けベルトに送られる間に、1又は2つ以上のプレスニップで行なわれ、次いでウェブがヤンキードライヤーに運ばれて乾燥される。
ファブリックプレス方式によれば、従来のロールプレスニップ方式と乾燥エネルギーが同等でありつつ、TAD方式に匹敵する高いバルクが得られる。
そして、ウェブのバルクは、プレスニップで脱水する間、ベルトの組織中のキャビティ(空洞)で、繊維性の網状構造(ネットワーク)を受けることで、圧縮されずに維持される。
又、上記特許文献6記載の技術を用いて抄紙した場合であっても、坪量が低くなると吸水性が低下するという問題がある。
又、上記特許文献7記載の技術の場合、嵩高な親水性不織布を支持体として用いているため、吸収性物品のコストが高くなるという問題がある。
従って本発明は、木材パルプ繊維を原料としてコスト低減を図ると共に、吸収速度に優れ、液戻り量が少ない吸収性物品の提供を目的とする。
前記コアラップシートの、旧JIS S3104に基づく湿潤時の縦方向の引張強さWMDTと、湿潤時の横方向の引張強さWCDTとの積の平方根である(WMDT×WCDT)1/2(WGMT)が2.0〜6.0N/25mmであることが好ましい。
前記トップシートと前記シート状吸収体の身体側との間に配置され、液体の拡散性を向上させる液拡散性シートを備えることが好ましい。
前記シート状吸収体は、前記トップシート側から順に、上部コアラップシートと、吸水性樹脂及び接着剤を含有する吸収層と、下部コアラップシートと、を積層してなり、前記上部コアラップシート及び前記下部コアラップシートは、いずれも前記コアラップシートからなり、前記シート状吸収体に含まれる前記吸水性樹脂の量が100〜1000g/m2であることが好ましい。
前記上部コアラップシートから前記下部コアラップシートに至る積層部分であって、前記シート状吸収体の面方向の一部の領域が、エンボスにより一体化されていることが好ましい。
前記第1の吸水性樹脂の吸収速度がVortex法吸収速度で20〜70秒であることが好ましい。
図1、図2に示すように、本発明の実施形態に係る吸収性物品200は細長い片状をなし、身体接触側表面(図2の上面)を形成する液透過性のトップシート202と、液不透過性のバックシート204と、トップシート202とバックシート204の間に配置され、吸水性樹脂と接着剤とを有する吸収層がシート状のコアラップシートと積層されてなるシート状吸収体207と、を含んで構成されている。又、トップシート202とシート状吸収体207の身体側(図2の上面側)との間には、液体の拡散性を向上させる液拡散性シート208が配置され、シート状吸収体207とバックシート204との間には、吸水性繊維層210が配置されている。
吸収性物品200は、長手方向を使用者の股部の前後に渡され、トップシート202が使用者の肌(股部)に触れるようにして装着され、吸収性物品200の両側部が立体ギャザー212として立ち上がって尿等の横漏れを防止する。又、吸収性物品200は、トップシート202の中央部付近がやや幅狭になっていて、股部に装着し易いようになっている。
各コアラップシート207a、207b(後述する図8参照)は、パルプを主成分とし、坪量が15〜45g/m2であり、吸水量が60〜230 water-g/m2であり、かつ旧JIS−S3104法に規定する吸水度が25.0秒/0.1ml以下である。コアラップシート207a、207bをこのように構成することにより、吸収速度に優れ、液戻り量が少ないと共に、各コアラップシート207a、207b(及び各コアラップシートと積層される吸収層207x(後述する図8参照))が硬くならないので使用感にも優れる。
各コアラップシート207a、207bの坪量が15g/m2未満であると強度が低下し、吸収性物品の使用時に破れたり、液漏れが発生する恐れがある。坪量が45g/m2を超えると各コアラップシート207a、207bが硬くなり、吸収層207xも硬くなって使用者への密着性や使用感が劣る。上記坪量は、好ましくは15〜45g/m2、更に好ましくは15〜40g/m2、最も好ましくは15〜35g/m2である。
各コアラップシート207a、207bの吸水量が60water-g/m2未満であると、吸収層207xからの液戻り量が多くなり、水分が外部に滲み易くなる。一方、吸水量が230water-g/m2を超えると、各コアラップシート207a、207bが硬くなり、吸収層207xも硬くなって使用者への密着性や使用感が劣る。各コアラップシート207a、207bの吸水量が60〜230water-g/m2であることが好ましく、80〜230water-g/m2であることがより好ましく、100〜230water-g/m2であることが最も好ましい。
次に、市販のバットに、蒸留水を深さ1cm入れ、ホルダーにセットした試験片をバットの蒸留水中に2分間浸漬する。2分浸漬後に試験片をホルダーと共に水中から取り出し、図6に示すように、試験片206Tの1つの隅部206dに帯310を貼り付ける。帯310は、1plyの一般的なコアラップシート製品を幅2mm×長さ15mmの大きさに切り、試験片の隅部206dから中心に向かって6mmの部分に貼り付ける。次に、ホルダーと試験片206Tを、隅部206dに対向する隅部206aが上になるようにして空の水槽内に設置した棒にぶら下げ、水槽の蓋を閉めて30分間、放置する。その後、ホルダー320と試験片206Tを水槽から取り出し、帯310とホルダー320を外し、電子天秤で試験片206Tの質量を測定する。水に浸す前後での試験片206Tの質量変化から、試験片1m2当たりの吸水量(Water-g/m2)を計算する。測定は各サンプル5回ずつ行い、平均値を採用した。
なお、本測定は、JIS−P8111法に従い、温度23±1℃、湿度50±2%の状態で行う。また、蒸留水は23±1℃に保持する。
吸水度が2.3〜25秒/0.1mlであることが好ましく、2.3〜20秒/0.1mlであることがより好ましく、2.3〜15秒/0.1mlであることが最も好ましい。
なお、各コアラップシート207a、207bに適正な強度を確保するために、通常の手段で原料配合し、パルプ繊維の叩解処理にて強度調整を行うことができる。目標の品質を得るための叩解としては、市販のバージンパルプに対して、JIS P8121で測定されるカナダ標準ろ水度で0〜300ml、より好ましくは0〜250ml、更に好ましくは50〜250ml濾水度を低減させる。
又、各コアラップシート207a、207bの製造方法の詳細については後述する。
なお、表面とは、1枚のシートの両面をいう。
表面の凹凸の高低差は、形状測定レーザマイクロスコープを用いて測定する。形状測定レーザマイクロスコープは、点光源であるレーザ光源を、対物レンズを介して観察視野内のX−Y平面を複数に分割したピクセルにスキャンし、各ピクセル毎の反射光を受光素子で検出する。そして、対物レンズを高さ(Z軸)方向に駆動し、最も反射光量の高いZ軸位置を焦点として、高さ情報と反射光量を検出する。このようにしてスキャンを繰り返すことにより、全体に焦点の合った光量超深度画像と高低画像(情報)が得られる。レーザ光源は、ピンホール共焦点光学系であるので、測定精度が高い。
形状測定レーザマイクロスコープとしては、KEYENCE社製の製品名「超深度カラー3D形状測定顕微鏡VK-9510」を使用することができる。観察・測定ソフトウェアとしては、製品名「VK Viewer」を使用することができる。又、測定条件は、倍率200倍(標準対物レンズは倍率10倍を使用)、測定モードはカラー超深度とし、Autoセットによりゲインをオートで調整し、測定ピッチ1μm、ディスタンス(Z軸方向の範囲 μm)をサンプルの紙厚以上に設定し、測定する。なお、測定は、抄紙機以外の工程(例えば、インターフォルダー等)で機械的にエンボス処理を行った部分以外の箇所を測定する。
そこで、高さプロファイルの断面曲線から「輪郭曲線」Wを計算し、この「輪郭曲線」の最大値MAXと最小値MINの差を「凹凸の高低差」と規定する。ここで、「輪郭曲線」は、断面曲線からλc:250μm(但し、λcはJIS-B0601「3.1.1.2」に記載の「粗さ成分とうねり成分との境界を定義するフィルタ」)より短波長の表面粗さの成分を低域フィルタによって除去して得られる曲線である。
又、図4の縦軸(凹凸プロファイルの高さ)の値は、形状測定レーザマイクロスコープに試料を載置する台座の高さを基準としている。なお、線分Lにて、例えば山(凸部)が1つで、それに隣接する2つの谷(凹部)が得られた場合、最も小さい凹部のMINを用いる。山(凸部)が2つの場合は、最も大きい凸部のMAXを用いる。
なお、上述のように高さプロファイルの視野(Lの長さ)は1.0-1.4mmであり、測定に際しては表面のエンボスを十分に避けることができる。
具体的には、コアラップシートの表面を市販のイメージスキャナ(例えば、エプソン社製GT-X770)で、図5に示すような画像データとして取り込み、所定の画像解析装置(例えば、日本製紙ユニテック社製の「きょう雑物測定装置(Easy Scan)」)により分解能800dpi、スキャン面積6cm×6cmの条件で、所定の閾値以下の暗部の面積率を求める。ここで、上記閾値を、黒を0ビット、白を255ビットとしたときの白側に近い98%に設定して画像処理し、得られたそれぞれの暗部(陰部)を粒子(きょう雑物)とみなし、その粒径(円相当径)(μm)を計測する。その後、粒径が200〜999μmの粒子について、各粒子の面積を積算し、画像面積1m2当たりの暗部(凹部)の面積率に換算した(例えば、測定面積が0.0036m2、200-999μmの粒子の積算面積が500mm2の場合、面積率(%)は500mm2÷0.0036m2×100=13.9%となる)。
面積率の測定は、コアラップシートのサンプルにシワやミシン目、折り目等が入らないようにしてスキャナの一辺にコアラップシートの一辺を沿わせて設置し、画像データを取り込む。次に、このコアラップシートの一辺をスキャナに対して90度ずつ回転させてそれぞれ画像データを取り込む(合計4つの画像データ)。この操作を2回繰り返し、合計8個の画像データを取り込む。さらに、コアラップシートのサンプルのもう一方の表面についても、同様の操作を8回行う。このようにして得られた製品の2つの表面(両面)の16個の画像データにつき、上記した画像解析を行い、暗部(凹部)の面積率を測定し、これら16個の面積率の平均値を採用する。
なお、コアラップシートのサンプルにミシン目や折り目が入っている等、6cm×6cmのスキャン面積(0.0036m2)を確保できない場合は、一度で測定する測定面積を小さくしても良いが、この場合は測定面積が最低0.0036m2となるように、測定箇所を増やす。例えば、3cm×6cm(0.0018m2)を2箇所測定すれば、測定面積は0.0036m2となる。
一方、凹凸の高低差及び凹部の面積率が上記範囲未満であると、コアラップシートの表面の凹凸が低くなって水を吸収し難くなり、吸水量が上記範囲未満となることがある。
凹凸の高低差及び凹部の面積率が上記範囲を超えると、水を吸収しやすくなるが、コアラップシートが硬くなり、使用感が劣ることがある。
なお、凹凸の高低差、及び凹部の面積率を上記範囲に管理する方法の一例としては、後述する凹凸付けファブリックを湿紙ウェブに押付け、脱水と同時に凹凸付けを行うことが挙げられる。
又、コアラップシートは、抄紙後に抄紙機以外の工程(例えば、インターフォルダー等)で機械的にエンボス処理を施すことがある。これらのエンボスの大きさ(凹凸の高低差および凹凸の周期)は数mmと大きいため、吸水度や吸水量の向上効果は生じ難い。
又、コアラップシートのWGMTが2.0〜6.0N/25mmであることが好ましく、2.5〜6.0N/25mmであることがより好ましい。WGMTが2.0N/25mm未満であると、やぶれ易くて液漏れが生じることがある。WGMTが6.0N/25mmを超えると硬くなり、吸水度及び吸水量が低下することがある。
トップシート202は、液透過性の親水性不織布であればよく、使用者の肌に接するため、感触が柔らかで、皮膚に刺激を与えない繊維材料から形成されている。トップシート202の坪量は20g/m2以上が好ましい。トップシート202の坪量が20g/m2未満であると、液戻り量が多くなり、着用者に不快感を与え、さらにはかぶれの原因になる。トップシート202は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステルなどの合成繊維による、エアースルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布などが使用できる。特に液戻り量の少ないエアースルー不織布が好適である。
バックシート204は、シート状吸収体207内において保持している液体などが下着に漏れないような防水性を有する液不透過性の材料から形成されていればよく、通気性のポリエチレンフィルムなどの薄いプラスチックフィルムとすることができるが、着用中にカサカサした音がしにくく、柔らかさを付与するよう、バックシート204にマイクロエンボスを施したり、プラスチックフィルムの外側に不織布を貼合わせたクロスライクバックシートを用いることもできる。
又、バックシート204としては、通気性のフィルムを用いてムレを低減することが好ましい。
吸水性繊維層210は、シート状吸収体207で吸収し切れなかった液を吸収し、上部への液戻りを防止する。吸水性繊維層210としては、木材パルプベースのエアレイド不織布、またはフラッフパルプを積層し、5g/g以上の吸水量を持つものとすることができる。さらに、吸水性繊維層210として、フラッフパルプを積層したものに50質量%以下の吸水性樹脂を含ませたものは吸水性能の点でより優れたものとなる。
図8は、シート状吸収体207の構成の一例を示す。シート状吸収体207は、上部コアラップシート207a、吸収層207x、下部コアラップシート207bをこの順で積層して構成されている。
SAPとしては、破砕タイプと、パールタイプ(逆相懸濁重合法により得られるもの)のどちらでも選択できる。吸水性樹脂(SAP)は網目状の分子構造を有し、自重の数百倍の水を吸収してゲル状に膨潤し、その水を保持する機能を有するポリマーである。SAPには、合成ポリマー系と天然物由来系とがあり、合成ポリマー系としては、ポリアクリル酸系、ポリスルホン酸系、アクリルアミド系、ポリビニルアルコール系等が利用でき、天然物由来系としては、デンプン系、セルロース系等が利用できるが、特に限定されずにこれらを適宜用いることができる。
Vortex法による生理食塩水の吸収速度は以下のように行う。まず、回転子(8mmφ×30mmのリング無し)を入れた100mlのビーカーに、生理食塩水を50±0.1g加え、マグネチックスターラーを使用して600rpmで撹拌し、渦を発生させる。吸水性樹脂2.0±0.002gを精秤して攪拌渦中に投入する。吸水性樹脂粒子の添加後から液面の渦が収束する時点までの時間(秒)を測定する。吸収速度(時間)が小さいほど吸収速度が速いことを表す。
吸収層207xにおける接着剤の含有割合は、吸水性樹脂 (質量基準)に対して0.05〜2.0倍であることが好ましい。接着剤の含有割合が0.05倍未満であると、吸水性樹脂の固定が不十分であり、2.0倍を超えると吸水性樹脂の吸水性を阻害したり、シートが硬くなる場合がある。接着剤の含有割合は、より好ましくは0.1〜1.5倍の範囲である。
接着剤としては、融点が100〜180℃程度のホットメルト接着剤であって、スチレンーブタジエン−スチレン系共重合体、スチレンーイソプレン−スチレン系共重合体などの合成ゴム系接着剤;エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィン系接着剤が例示される。ホットメルト接着剤の塗布方法としては、ノズルから溶融状態の接着剤を非接触で塗布するカーテンコート法及びスパイラル法、接触式で塗布するスロット法などが挙げられ、公知の方法が使用できる。
立体ギャザー212は、スパンボンド不織布、スパンボンド/メルトブローの複合素材等の撥水性不織布から構成することができ、その目付けは特に限定されない。
図7の装置50は、ファブリックプレス方式の抄紙機であり、予備的に脱水するための通風乾燥(TAD)設備を用いず、プレス手段のみで凹凸付けしたウェブ103を製造することができる。装置50は、連続するウェブを形成するウェット部2、ウェブを脱水して模様付け又は凹凸付けするプレス部3、及びウェブを最終乾燥する乾燥部4を備えている。
ヘッドボックス6は、フォーミングワイヤー9とフォーミングフェルト8との間の成型部5にて紙料ジェットを吐出する。フォーミングワイヤー9はエンドレスのループ形態であり、複数のガイドロール10及びフォーミングロール7の周りを走行し、フォーミングロール7にてフォーミングフェルト8に接触する。従って、位置5に吐出された紙料はフォーミングワイヤー9によって脱水されて繊維性ウェブ101を形成し、この繊維性ウェブ101がフォーミングフェルト8にてプレス部3に搬送される。フォーミングフェルト8も複数のガイドロール18の周りを走行するエンドレスのループ形態となっている。
なお、成型部5をサクションブレストロールフォーマーとすることもできる。
凹凸付けファブリック14は、エンドレスのループ形態をなし、複数のガイドロール15、及び乾燥部4に対向するスムーズな転送ロール16の周りを走行する。凹凸付けファブリック14は、第1のプレス要素(ロール)12の周りを走行したときにメインプレス11のプレスニップN1を通り、フォーミングフェルト8で搬送された繊維性ウェブ101と接触する。そして、プレスニップN1にて、凹凸付けファブリック14が繊維性ウェブ101の脱水及び凹凸付けを行って、凹凸付け繊維性ウェブ102を形成する。凹凸付け繊維性ウェブ102は、凹凸付けファブリック14によって転送ロール16まで搬送される。
転送ロール16は、後述する乾燥部4の乾燥シリンダー19と対向し、両者の間に転送ニップN2を形成する。そして、転送ニップN2に搬送された凹凸付け繊維性ウェブ102は、プレス及び脱水を施されずに乾燥にのみ供される。
プレス部3を通る間、各ウェブ101、102の乾燥度は、繊維濃度15〜30%の範囲から42〜52%の範囲とすることができる。
乾燥シリンダー19の表面は、転送ニップN2近傍にて、凹凸付け繊維性ウェブ102を乾燥する乾燥表面20を形成する。又、クレープ付けドクター21は乾燥表面20の下流に配置され、乾燥表面20によって乾燥した凹凸付け繊維性ウェブ102にクレープ付けを行い、それによって、凹凸付け及びクレープ付けの両方を施された最終ウェブ103が得られる。クレープ付は、紙を縦方向(マシン走行方向)に機械的に圧縮し、クレープと称される波状の皺を形成する公知の方法であり、紙に嵩(バルク感)、柔らかさ、吸水性、表面の滑らかさ、美観(クレープの形状)などを付与する。
そして、転送ニップN2にて、凹凸付け繊維性ウェブ102が凹凸付けファブリック14から離れて乾燥シリンダー19の乾燥表面20に転送される。転送ニップN2の圧力は1MPa以下であり、この圧力ではウェブ102の脱水は生じない。
なお、凹凸付けファブリック14から乾燥表面20側にウェブ102を確実に転送させるため、スプレー装置23によって乾燥表面20に接着剤を塗布するようにすると良い。スプレー装置23は、クレープ付けドクター21と転送ニップN2との間であって、乾燥表面20が開放された位置に配置することができる。
経糸及び緯糸の目数が上記範囲未満である場合、又は経糸及び緯糸の線径が上記範囲を超える場合、凹凸付けファブリック14の表面の凹凸が強過ぎ、得られたウェブの表面の凹凸も強くなり過ぎ、触感(滑らかさ)が劣ることがある。
経糸及び緯糸の目数が上記範囲を超える場合、又は経糸及び緯糸の線径が上記範囲未満である場合、凹凸付けファブリック14の表面の凹凸が低くなり過ぎ、得られたウェブの表面の凹凸も低くなって、吸水量が上記範囲未満となる。
なお、凹凸付けファブリックでない一般的なファブリックは、経糸及び緯糸の目数がそれぞれ、70〜200本/2.54cm程度である。また、経糸及び緯糸の線径はそれぞれ、0.08〜0.20mm程度である。
上記で示したワイヤの目数や線径は、ワイヤのトップ面(湿紙とワイヤーが接触する面)の値である。
パルプ組成(質量%)をNBKP50%、LBKP50%とし、それぞれ表1、表2に示す特性を有する1枚重ねのコアラップシートとして、図7に示すファブリックプレス方式の抄紙機50を用い、凹凸付け繊維性ウェブ103を製造し、所定の大きさに切断した。
凹凸付けファブリック14としては、経糸及び緯糸として縦横に編み込んだ網目状のプラスチック製ワイヤを用い、ワイヤの経糸及び緯糸の目数及び線径を表1、表2のように規定した。
WGMT(Wet Geometric Tensile Strength):旧JIS S3104に基づいて湿潤時の縦方向引張り強さWMDTと湿潤時の横方向引張り強さWCDTとを測定し、これらの積の平方根を算出した。
坪量:JIS P8124に基づいて測定した。
厚さ:シックネスゲージ(尾崎製作所製のダイヤルシックネスゲージ「PEACOCK」)を用いて測定した。測定条件は、測定荷重250gf、測定子直径30mmで、測定子と測定台の間に試料を置き、測定子を1秒間に1mm 以下の速度で下ろしたときのゲージを読み取った。なお、測定は試料を10枚重ねて異なる10ヶ所で測定し、測定結果を平均した。そして、得られた平均値を枚数で割って1枚当りの紙厚とした。
比容積:1枚当たりの厚さを坪量で割り、単位gあたりの容積cm3で表した。
吸水度:旧JIS−S3104法に従い、温度23±1℃、湿度50±2%の状態で、0.1mlの精製水を滴下し、水滴がコアラップシートに吸収される時間(秒)を測定した。
吸水量:上述の通りに測定した。
コアラップシート表裏面の凹凸の高低差及び凹部の面積率:上述の通りに測定した。なお、各コアラップシート表裏面の値の平均値を採用した。
次に、上記コアラップシートを用い、図1、図2に示す吸収性物品200を製造した。トップシート202は、25g/m2のエアースルー不織布とし、バックシート204は32g/m2 の通気性ポリエチレンシートとし、液拡散性シート(実施例10のみ)は25g/m2 のエアースルー不織布とした。吸水性繊維層210は、木材パルプベースの75g/m2 のエアレイド不織布とした。
シート状吸収体207は、以下の吸収層と上記コアラップシートとを、図8に示すように積層して製造した。又、吸収性樹脂として、Vortex法による生理食塩水の吸収速度が42秒、中位粒子径380μmのものを用いた。吸収性樹脂の量を290g/m2とした。
シート状吸収体207の長さ420mm、幅150mmとし、シート状吸収体207を囲むトップシート202及びバックシート204の外寸を、長さ480mm、幅195mmとした。
得られた吸収性物品200につき、以下の評価を行った。
液戻り量:吸収性物品200の中央に生理食塩水120mlを注入し、10分経過後に、予め重量を測定したろ紙(ADVANTEC社製No.2ろ紙、直径55mm)を注入部の中心に置き、ろ紙の上に687gの錘を載せた(圧力;35g/cm2)。錘を載せてから1分経過後に、ろ紙の重量を測り、試験前後のろ紙の重量差(g)を液戻り量とした。液戻り量は、N=3サンプルについて行ったものの平均値とした。液戻り量は、好ましくは0〜0.8g、より好ましくは0〜0.4gである。
吸収性物品200の厚さ:ダイヤルゲージ(尾崎製作所製の「ピーコックダイヤルゲージ」)を用いて、3432Paの加重がかかるようにダイヤルゲージに錘を乗せ、吸収性物品の長手方向、かつ幅方向の中央部の厚さを測定した。
シート状吸収体207の柔らかさ:モニター20人による官能評価によって行った。評価方法はシート状吸収体自体を手で触れ、その触感を以下の基準で評価した。評価が○であれば実用上問題はない。
○:柔らかい
△:やや硬い
×:硬い
なお、坪量、引張強さ(WGMT)、厚さ、比容積の測定は、JIS-P8111に規定する温湿度条件下(23±1℃、50±2%RH)で平衡状態に保持後に行った。
なお、各実施例の場合、湿紙ウェブに、所定の凹凸付けファブリックを押付けて脱水と同時に凹凸付けを行ってコアラップシートを抄紙したため、表裏面の凹凸の高低差が100〜600μmであり、表裏面の凹部の面積率の平均値が2〜12%であった。
又、各実施例のうち、凹凸付けファブリックの経糸及び緯糸の目数を最も多くし、線径を最も細くした実施例5の場合、他の実施例に比べて表面の凹凸が低く、凹凸の高低差及び凹部の面積率の値が他の実施例に比べて小さくなったが、得られた吸収性物品の吸収速度と液戻り量は実用上問題ないレベルであった。
凹凸付けファブリックの経糸及び緯糸の目数を最も少なくし、線径を最も太くした実施例9の場合、他の実施例に比べて表面の凹凸が高く、凹凸の高低差及び凹部の面積率の値が他の実施例に比べて大きくなったが、得られた吸収性物品の吸収速度と液戻り量は実用上問題ないレベルであった。
又、実施例1の吸収性物品に対し、さらに液拡散性シート(図2参照)を設けた実施例10の場合、実施例1に比べて吸収性物品の吸収速度及び液戻り量がさらに向上した。
コアラップシートの坪量が45g/m2を超えた比較例2の場合、コアラップシートの吸水量が230water-g/m2を超え、このコアラップシートを用いて製造した吸収性物品において、シート状吸収体が硬くなり、使用感が劣った。
凹凸付けファブリックの経糸及び緯糸の目数を実施例より多くし、線径を実施例より細くした比較例3の場合、コアラップシートの表面の凹凸が低くなり過ぎ、凹凸の高低差及び凹部の面積率の値が上記範囲未満となり、コアラップシートの吸水量と吸水度が劣ると共に、得られた吸収性物品の吸収速度(1回目〜3回目までの合計値)が120秒/60mlを超え(つまり、吸収速度自体が遅くなり)、液戻り量が0.8gを超えた。
凹凸付けファブリックの経糸及び緯糸の目数を実施例より少なくし、線径を実施例より太くした比較例4の場合、コアラップシートの表面の凹凸が高くなり過ぎ、凹凸の高低差及び凹部の面積率の値が上記範囲を超え、得られた吸収性物品の液戻り量が0.8gを超えた。
凹凸ファブリックを使用せず、従来の抄紙方法によりコアラップシートを製造した比較例5の場合、コアラップシートの表面の凹凸が低くなり過ぎ、凹凸の高低差が上記範囲未満となり、コアラップシートの吸水量と吸水度が劣ると共に、得られた吸収性物品の液戻り量が0.8gを超えた。
なお、WGMT(強度)は、例えばパルプの原料及びその配合量、叩解度、紙力剤の添加の有無、抄紙条件等によって適宜調整することができる。
101 繊維性ウェブ
200 吸収性物品
202 トップシート
204 バックシート
207 シート状吸収体
206、207a、207b コアラップシート
207x 吸収層
208 液拡散性シート
Claims (7)
- 身体接触側表面を形成する液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートの間に配置され、吸水性樹脂と接着剤とを有する吸収層がシート状のコアラップシートと積層されてなるシート状吸収体と、を含む吸収性物品であって、
前記コアラップシートは、パルプを主成分とし、坪量が15〜45g/m2であり、吸水量が60〜230 water-g/m2であり、かつ旧JIS−S3104法に規定する吸水度が25.0秒/0.1ml以下であり、
前記コアラップシートの表面の凹凸の高低差が100〜600μmであり、かつ表面の凹部の面積率が2〜12%である吸収性物品。 - 前記コアラップシートの比容積が4.5〜9.0cm3/gである請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記コアラップシートの、旧JIS S3104に基づく湿潤時の縦方向の引張強さWMDTと、湿潤時の横方向の引張強さWCDTとの積の平方根である(WMDT×WCDT)1/2(WGMT)が2.0〜6.0N/25mmである請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記トップシートと前記シート状吸収体の身体側との間に配置され、液体の拡散性を向上させる液拡散性シートを備えた請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。
- 前記シート状吸収体は、前記トップシート側から順に、上部コアラップシートと、吸水性樹脂及び接着剤を含有する吸収層と、下部コアラップシートと、を積層してなり、
前記上部コアラップシート及び前記下部コアラップシートは、いずれも前記コアラップシートからなり、
前記シート状吸収体に含まれる前記吸水性樹脂の量が100〜1000g/m2である請求項1〜4のいずれかに記載の吸収性物品。 - 前記上部コアラップシートから前記下部コアラップシートに至る積層部分であって、前記シート状吸収体の面方向の一部の領域が、エンボスにより一体化されている請求項5に記載の吸収性物品。
- 前記第1の吸水性樹脂の吸収速度がVortex法吸収速度で20〜70秒である請求項5又は6に記載の吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013029860A JP6026314B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013029860A JP6026314B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014158527A true JP2014158527A (ja) | 2014-09-04 |
JP6026314B2 JP6026314B2 (ja) | 2016-11-16 |
Family
ID=51610784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013029860A Active JP6026314B2 (ja) | 2013-02-19 | 2013-02-19 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6026314B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017046788A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日本製紙クレシア株式会社 | 吸収性物品および吸収性物品の製造方法 |
JP2017209331A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 日本製紙クレシア株式会社 | 吸収性物品 |
JP2018000525A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
WO2020004645A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000714A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000716A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000717A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000715A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
WO2023163204A1 (ja) * | 2022-02-28 | 2023-08-31 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品および吸収性物品の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3799848B1 (en) | 2020-03-19 | 2022-04-13 | Ontex BV | Absorbent articles and methods of making |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001504169A (ja) * | 1996-11-14 | 2001-03-27 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 嵩と平滑性とを有するペーパー・ウエブを乾燥する方法 |
JP2005213691A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Daio Paper Corp | クレープ紙およびクレープ紙の製造方法 |
JP2012148060A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Kao Corp | 吸収性物品 |
-
2013
- 2013-02-19 JP JP2013029860A patent/JP6026314B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001504169A (ja) * | 1996-11-14 | 2001-03-27 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 嵩と平滑性とを有するペーパー・ウエブを乾燥する方法 |
JP2005213691A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Daio Paper Corp | クレープ紙およびクレープ紙の製造方法 |
JP2012148060A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Kao Corp | 吸収性物品 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017046788A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日本製紙クレシア株式会社 | 吸収性物品および吸収性物品の製造方法 |
JP2017209331A (ja) * | 2016-05-26 | 2017-11-30 | 日本製紙クレシア株式会社 | 吸収性物品 |
JP2018000525A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
WO2020004645A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000714A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000716A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000717A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP2020000715A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
WO2023163204A1 (ja) * | 2022-02-28 | 2023-08-31 | 王子ホールディングス株式会社 | 吸収性物品および吸収性物品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6026314B2 (ja) | 2016-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6026314B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5883412B2 (ja) | ハンドタオル及びその製造方法 | |
KR100543840B1 (ko) | 자체 텍스쳐링 흡수 구조물 및 그로부터 제조된 흡수용품 | |
TWI566752B (zh) | Absorbent items | |
JP5936560B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2010104545A (ja) | 吸収性物品及びその製造方法 | |
WO2014073376A1 (ja) | 吸収性物品 | |
CN105592831A (zh) | 吸收性物品 | |
JP2013180171A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2017533765A (ja) | 分配材料を有する吸収性物品 | |
JP5543856B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5833415B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5851823B2 (ja) | 吸収体 | |
JP5988848B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JPH10179636A (ja) | ミズゴケ物質を含む液体吸収性物体、その製造方法及びそれを用いた積層液体吸収性製品 | |
JP6399826B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5602962B2 (ja) | トイレットペーパー製品 | |
JP5495460B1 (ja) | フェイシャルティシュ製品の製造方法 | |
JP4014585B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP3201136U (ja) | 吸収性物品 | |
JP2018000835A (ja) | トイレットロール | |
JP6108778B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP5373208B1 (ja) | キッチンタオル及びその製造方法 | |
JP5468686B1 (ja) | ハンドタオル及びその製造方法 | |
JP7488137B2 (ja) | 吸収性シート及び吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160804 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160905 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160915 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161011 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6026314 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |