JP2014158450A - ナイセリアゴノレアの検出方法 - Google Patents
ナイセリアゴノレアの検出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014158450A JP2014158450A JP2013031223A JP2013031223A JP2014158450A JP 2014158450 A JP2014158450 A JP 2014158450A JP 2013031223 A JP2013031223 A JP 2013031223A JP 2013031223 A JP2013031223 A JP 2013031223A JP 2014158450 A JP2014158450 A JP 2014158450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oligonucleotide
- seq
- base sequence
- neisseria gonorrhoeae
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
【解決手段】試料中のナイセリアゴノレアを検出する方法であって、ナイセリアゴノレアを1対のオリゴヌクレオチドプライマーと1本のオリゴヌクレオチドプローブとを用いて迅速に検出する方法。
【選択図】 なし
Description
ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号2で示される塩基配列の中の連続する20〜32塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
[項2]
項1に記載のオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号7〜12で示されるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
[項3]
ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号3で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
[項4]
ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号4で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
[項5]
項3に記載のオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号13〜15で示されるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
[項6]
項4に記載のオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号16〜18で示されるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
[項7]
項1または項2に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をフォワードプライマーとし、項3または項5に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をリバースプライマーとする、1対のオリゴヌクレオチドプライマーセット。
[項8]
項1または項2に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をフォワードプライマーとし、項4または項6に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をリバースプライマーとする、1対のオリゴヌクレオチドプライマーセット。
[項9]
ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプローブであって、配列番号5で示される塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなるオリゴヌクレオチドの群、または、配列番号5で示される塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプローブ。
[項10]
ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプローブであって、配列番号6で示される塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなるオリゴヌクレオチドの群、または、配列番号6で示される塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプローブ。
[項11]
項9に記載のオリゴヌクレオチドプローブであって、塩基配列が配列番号19〜22のいずれかで示されるオリゴヌクレオチド、および、該塩基配列に相補的な塩基配列で示されるオリゴヌクレオチドからなる群から選択され、なおかつ末端の核酸のうちいずれか片方のみが蛍光標識されているオリゴヌクレオチドプローブ。
[項12]
項10に記載のオリゴヌクレオチドプローブであって、塩基配列が配列番号23〜27のいずれかで示されるオリゴヌクレオチド、および、該塩基配列に相補的な塩基配列で示されるオリゴヌクレオチドからなる群から選択され、なおかつ末端の核酸のうちいずれか片方のみが蛍光標識されているオリゴヌクレオチドプローブ。
[項13]
ナイセリアゴノレアを検出する方法であって、以下の(1)〜(3)の工程を含む方法。
(1)項7に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットを用いて核酸増幅を行う工程。
(2)工程(1)によって得られた核酸増幅産物と、項9または項11に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本とをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる工程。
(3)工程(2)で得られた複合体を検出する工程。
[項14]
ナイセリアゴノレアを検出する方法であって、以下の(1)〜(3)の工程を含む方法。
(1)項8に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットを用いて核酸増幅を行う工程。
(2)工程(1)によって得られた核酸増幅産物と、項10または項12に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本とをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる工程。
(3)工程(2)で得られた複合体を検出する工程。
[項15]
項13または項14の(3)の工程を、連続的な温度上昇を行いながら、オリゴヌクレオチドプローブを標識している蛍光色素の蛍光を測定することにより融解曲線分析を行い、融解曲線分析の結果に基づいてナイセリアゴノレアの存在を検出することを特徴とする、項13または項14に記載の方法。
[項16]
項7に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセット、項9または項11に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本、DNAポリメラーゼ、緩衝液、マグネシウムイオン、dNTPs、DMSOを含む、ナイセリアゴノレアの検出を行う方法のためのキット。
[項17]
項8に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセット、項10または項12に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本、DNAポリメラーゼ、緩衝液、マグネシウムイオン、dNTPs、DMSOを含む、ナイセリアゴノレアの検出を行う方法のためのキット。
本発明の実施形態の一つは、以下の(I)〜(III)に記載されるオリゴヌクレオチドプライマーである。
(I)ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号2で示される塩基配列の中の連続する20〜32塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
(II)ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号3で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
(III)ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号4で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
本発明の実施形態の一つは、以下の(A)または(B)に記載されるオリゴヌクレオチドプローブである。
(A)ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプローブであって、配列番号5で示される塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなるオリゴヌクレオチドの群、または、配列番号5で示される塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプローブ。
(B)ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプローブであって、配列番号6で示される塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなるオリゴヌクレオチドの群、または、配列番号6で示される塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプローブ。
本発明のナイセリアゴノレアの検出方法において、試料中のナイセリアゴノレア由来の核酸を検出する方法としては、以下の(1)〜(3)の工程を例示することができる。
(1)上記で説明したオリゴヌクレオチドプライマーセットのうちいずれか1セットを用いて核酸増幅を行う工程。
(2)工程(1)によって得られた核酸増幅産物と、上記で説明したオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本とをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる工程。
(3)工程(2)で得られた複合体を検出する工程。
(1)ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーセットを用意する。
(2)被検核酸および該オリゴヌクレオチドプライマーセットを含む反応液によって被検核酸を増幅する。
(3)工程(2)によって得られた核酸増幅産物と、該核酸増幅産物の一部と複合体を形成せしめるように設計されたオリゴヌクレオチドプローブとをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる。
(4)工程(3)で得られた複合体を検出する。
(a)配列番号2で示される塩基配列の中の連続する20〜32塩基からなる群から選択されるフォワードプライマー(たとえば、配列番号7〜12で示されるオリゴヌクレオチドプライマー)と、配列番号3で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなる群から選択されるリバースプライマー(たとえば、配列番号13〜15で示されるオリゴヌクレオチドプライマー)とからなる一対のプライマーセット、および、配列番号5で示される塩基配列または該塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなる群から選択されるプローブ(たとえば、配列番号19〜22で示されるオリゴヌクレオチドプローブ)の組み合わせ。
(b)配列番号2で示される塩基配列の中の連続する20〜32塩基からなる群から選択されるフォワードプライマー(たとえば、配列番号7〜12で示されるオリゴヌクレオチドプライマー)と、配列番号4で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなる群から選択されるリバースプライマー(たとえば、配列番号16〜18で示されるオリゴヌクレオチドプライマー)とからなる一対のプライマーセット、および、配列番号6で示される塩基配列または該塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなる群から選択されるプローブ(たとえば、配列番号23〜27で示されるオリゴヌクレオチドプローブ)の組み合わせ。
本発明における被検核酸は、例えば、一本鎖でもよいし、二本鎖でもよい。二本鎖の場合は、例えば、被検核酸とプローブとをハイブリダイズさせてハイブリッド体を形成するために、加熱により前記二本鎖を一本鎖に解離させる工程を含むことが好ましい。
試料の採取方法、DNAやRNA等の核酸の調製方法等は、制限されず、従来公知の方法が採用できる。
例えば、上記KOD DNA Polymerase以外に100塩基/秒以上のデオキシリボ核酸合成速度を有するDNAポリメラーゼとして、「KOD FX(東洋紡(東洋紡績)製、登録商標)」、「KOD −Plus−(東洋紡(東洋紡績)製、商標)」、「KOD Dash(東洋紡(東洋紡績)製、登録商標)」、PrimeSTAR HS DNAポリメラーゼ(タカラバイオ製、登録商標)なども利用できる。
なかでも、高い正確性とDNA合成活性とをあわせ持つKOD −Plus−が望ましい。
本明細書において、DNA合成活性とは鋳型DNAにアニールされたオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの3’−ヒドロキシル基にデオキシリボヌクレオシド5’−トリホスフェートのα−ホスフェートを共有結合せしめることにより、デオキシリボ核酸にデオキシリボヌクレオシド5’−モノホスフェートを鋳型依存的に導入する反応を触媒する活性をいう。
A: 40mM Tris−HCl(pH7.5)
16mM 塩化マグネシウム
15mM ジチオスレイトール
100μg/mL BSA
B: 2μg/μL 活性化仔牛胸腺DNA
C: 1.5mM dNTP(250cpm/pmol〔3H〕dTTP)
D: 20% トリクロロ酢酸(2mMピロリン酸ナトリウム)
E: 1μg/μL キャリアーDNA
本明細書において、3’−5’エキソヌクレアーゼ活性とは、DNAの3’末端領域を切除し、5’−モノヌクレオチドを遊離する活性をいう。
その活性測定法は、50μLの反応液(120mM Tris−HCl(pH8.8 at 25℃), 10mM KCl, 6mM 硫酸アンモニウム,1mM MgCl2, 0.1% Triton X−100, 0.001% BSA,5 μg トリチウムラベルされた大腸菌DNA)を1.5mLのエッペンチューブに分注し、DNAポリメラーゼを加える。75℃で10分間反応させた後、氷冷によって反応を停止し、次にキャリアーとして、0.1%のBSAを50μL加え、さらに10%のトリクロロ酢酸、2%ピロリン酸ナトリウム溶液を100μL加え混合する。氷上で15分放置した後、12,000回転で10分間遠心し沈殿を分離する。上清100μLの放射活性を液体シンチレーションカウンター(パッカード社製)で計測し、酸可溶性画分に遊離したヌクレオチド量を測定する。
本発明のナイセリアゴノレアの検出方法においては、上記で説明した被検核酸の増幅によって得られた増幅産物と、該核酸増幅産物の一部と複合体を形成せしめるように設計されたオリゴヌクレオチドプローブとをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる。
中でも、増幅反応と、後述の検出反応とを連続的に行うことができるため、増幅反応前に添加することが好ましい。このように核酸増幅反応の前に前記プローブを添加する場合は、例えば、後述のように、その3’末端に、蛍光色素を付加したり、リン酸基を付加したりすることが好ましい。
上記で得られた複合体を検出する方法は特に限定されない。例えば、融解曲線分析による方法が挙げられる。
二本鎖DNAを含む溶液を加熱していくと、260nmにおける吸光度が上昇する。これは、二本鎖DNAにおける両鎖間の水素結合が加熱によってほどけ、一本鎖DNAに解離(DNAの融解)することが原因である。そして、全ての二本鎖DNAが解離して一本鎖DNAになると、その吸光度は、加熱開始時の吸光度(二本鎖DNAのみの吸光度)の約1.5倍程度を示し、これによって融解が完了したと判断できる。
(1)試料の調製
ナイセリアゴノレアから抽出したDNA試料を10mMのTris−HCl(pH7.5)で100(コピー/μL)となるように調製し、試料とした。また、陰性コントロール(NC)として水を使用した。
(2)核酸増幅および融解曲線解析
上記試料および陰性コントロールにそれぞれ下記試薬を添加して、下記条件によりナイセリアゴノレアを検出した。核酸増幅および融解曲線解析には東洋紡(東洋紡績)製GENECUBE(登録商標)を使用した。
以下の試薬を含む溶液を調製した。なお、オリゴヌクレオチドプライマーの組み合わせについては表1に記載した。
10μMオリゴヌクレオチドプライマー(フォワードプライマー)(配列番号8〜11のいずれか1本)0.4μL
100μMオリゴヌクレオチドプライマー(リバースプライマー)(配列番号13〜14のいずれか1本)0.2μL
10μMオリゴヌクレオチドプローブ(配列番号19、5’末端をBODIPY−FL標識)0.3μL
KOD Mix(ジーンキューブ(R)テストベーシック、東洋紡(東洋紡績)製)3μL
PPD Mix(ジーンキューブ(R)テストベーシック、東洋紡(東洋紡績)製)3μL
試料3μL
94℃・2分
(以上1サイクル)
97℃・1秒
58℃・3秒
63℃・6秒
(以上60サイクル)
94℃・30秒
39℃・30秒
39℃〜75℃(0.09℃/秒で温度上昇)
図1は、表1の組み合わせNo.1で示されるオリゴヌクレオチドプライマーを用いて核酸増幅を行い、その後の温度上昇にともなう蛍光強度の変化を、グラフの横軸を温度、縦軸を蛍光シグナルの微分値として解析結果を表した図である。グラフのうちNG DNAはナイセリアゴノレアDNA試料の解析結果を、WaterはNCである水の解析結果を示している。図1より明らかなように、ナイセリアゴノレアが検出されている。また、図2から図4は、それぞれ表1の組み合わせNo.2から4で示されるオリゴヌクレオチドプライマーを用いて、同様の実験を行った結果である。いずれの組み合わせでもナイセリアゴノレアが検出されており、本発明のナイセリアゴノレア検出用オリゴヌクレオチドプライマーおよびプローブはいずれもナイセリアゴノレアの検出に有効であることが示された。また、本検査における核酸増幅および融解曲線解析は約45分間で完了した。これは既存のナイセリアゴノレア核酸増幅検査法と比較して、検査に要する時間が半分以下であり、本発明が迅速性に優れたナイセリアゴノレア検査法を提供できることが示唆された。
(1)試料の調製
実施例1と同じ。
(2)核酸増幅および融解曲線解析
実施例1と同じ。
以下の試薬を含む溶液を調製した。なお、オリゴヌクレオチドプライマーの組み合わせについては表2に記載した。
10μMオリゴヌクレオチドプライマー(フォワードプライマー)(配列番号9〜11のいずれか1本)0.4μL
100μMオリゴヌクレオチドプライマー(リバースプライマー)(配列番号16〜17のいずれか1本)0.2μL
10μMオリゴヌクレオチドプローブ(配列番号24、3’末端をBODIPY−FL標識)0.4μL
KOD Mix(ジーンキューブ(R)テストベーシック、東洋紡(東洋紡績)製)3μL
PPD Mix(ジーンキューブ(R)テストベーシック、東洋紡(東洋紡績)製)3μL
試料3μL
実施例1と同じ。
図5は、表2の組み合わせNo.1で示されるオリゴヌクレオチドプライマーを用いて核酸増幅を行い、その後の温度上昇にともなう蛍光強度の変化を、グラフの横軸を温度、縦軸を蛍光シグナルの微分値として解析結果を表した図である。図5より明らかなように、ナイセリアゴノレアが検出されている。また、図6から図8は、それぞれ表2の組み合わせNo.2から4で示されるオリゴヌクレオチドプライマーを用いて、同様の実験を行った結果である。いずれの組み合わせでもナイセリアゴノレアが検出された。
Claims (17)
- ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号2で示される塩基配列の中の連続する20〜32塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
- 請求項1に記載のオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号7〜12で示されるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
- ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号3で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
- ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号4で示される塩基配列の中の連続する20〜30塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
- 請求項3に記載のオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号13〜15で示されるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
- 請求項4に記載のオリゴヌクレオチドプライマーであって、配列番号16〜18で示されるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプライマー。
- 請求項1または請求項2に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をフォワードプライマーとし、請求項3または請求項5に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をリバースプライマーとする、1対のオリゴヌクレオチドプライマーセット。
- 請求項1または請求項2に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をフォワードプライマーとし、請求項4または請求項6に記載のオリゴヌクレオチドプライマーのうちいずれか1本をリバースプライマーとする、1対のオリゴヌクレオチドプライマーセット。
- ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプローブであって、配列番号5で示される塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなるオリゴヌクレオチドの群、または、配列番号5で示される塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する18〜25塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプローブ。
- ナイセリアゴノレアを検出するためのオリゴヌクレオチドプローブであって、配列番号6で示される塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなるオリゴヌクレオチドの群、または、配列番号6で示される塩基配列に相補的な塩基配列の中の連続する16〜23塩基からなるオリゴヌクレオチドの群から選択されるオリゴヌクレオチドプローブ。
- 請求項9に記載のオリゴヌクレオチドプローブであって、塩基配列が配列番号19〜22のいずれかで示されるオリゴヌクレオチド、および、該塩基配列に相補的な塩基配列で示されるオリゴヌクレオチドからなる群から選択され、なおかつ末端の核酸のうちいずれか片方のみが蛍光標識されているオリゴヌクレオチドプローブ。
- 請求項10に記載のオリゴヌクレオチドプローブであって、塩基配列が配列番号23〜27のいずれかで示されるオリゴヌクレオチド、および、該塩基配列に相補的な塩基配列で示されるオリゴヌクレオチドからなる群から選択され、なおかつ末端の核酸のうちいずれか片方のみが蛍光標識されているオリゴヌクレオチドプローブ。
- ナイセリアゴノレアを検出する方法であって、以下の(1)〜(3)の工程を含む方法。
(1)請求項7に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットを用いて核酸増幅を行う工程。
(2)工程(1)によって得られた核酸増幅産物と、請求項9または請求項11に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本とをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる工程。
(3)工程(2)で得られた複合体を検出する工程。 - ナイセリアゴノレアを検出する方法であって、以下の(1)〜(3)の工程を含む方法。
(1)請求項8に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセットを用いて核酸増幅を行う工程。
(2)工程(1)によって得られた核酸増幅産物と、請求項10または請求項12に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本とをハイブリダイズさせ複合体を形成せしめる工程。
(3)工程(2)で得られた複合体を検出する工程。 - 請求項13または請求項14の(3)の工程を、連続的な温度上昇を行いながら、オリゴヌクレオチドプローブを標識している蛍光色素の蛍光を測定することにより融解曲線分析を行い、融解曲線分析の結果に基づいてナイセリアゴノレアの存在を検出する、請求項13または請求項14に記載の方法。
- 請求項7に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセット、請求項9または請求項11に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本、DNAポリメラーゼ、緩衝液、マグネシウムイオン、dNTPs、DMSOを含む、ナイセリアゴノレアの検出を行う方法のためのキット。
- 請求項8に記載のオリゴヌクレオチドプライマーセット、請求項10または請求項12に記載のオリゴヌクレオチドプローブのうちいずれか1本、DNAポリメラーゼ、緩衝液、マグネシウムイオン、dNTPs、DMSOを含む、ナイセリアゴノレアの検出を行う方法のためのキット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013031223A JP6155685B2 (ja) | 2013-02-20 | 2013-02-20 | ナイセリアゴノレアの検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013031223A JP6155685B2 (ja) | 2013-02-20 | 2013-02-20 | ナイセリアゴノレアの検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014158450A true JP2014158450A (ja) | 2014-09-04 |
JP6155685B2 JP6155685B2 (ja) | 2017-07-05 |
Family
ID=51610746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013031223A Active JP6155685B2 (ja) | 2013-02-20 | 2013-02-20 | ナイセリアゴノレアの検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6155685B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009039105A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-02-26 | Toyobo Co Ltd | 抗酸菌属細菌の検出用オリゴヌクレオチドおよびその用途 |
JP2009533023A (ja) * | 2006-04-07 | 2009-09-17 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッド | ナイセリア・ゴノレー(Neisseriagonorrhoeae)特異的オリゴヌクレオチド配列 |
JP2009538605A (ja) * | 2006-05-29 | 2009-11-12 | ビオ−ラド・パストゥール | 性感染病の原因である3つの細菌種のリアルタイムマルチプレックス検出 |
-
2013
- 2013-02-20 JP JP2013031223A patent/JP6155685B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009533023A (ja) * | 2006-04-07 | 2009-09-17 | シーメンス・ヘルスケア・ダイアグノスティックス・インコーポレーテッド | ナイセリア・ゴノレー(Neisseriagonorrhoeae)特異的オリゴヌクレオチド配列 |
JP2009538605A (ja) * | 2006-05-29 | 2009-11-12 | ビオ−ラド・パストゥール | 性感染病の原因である3つの細菌種のリアルタイムマルチプレックス検出 |
JP2009039105A (ja) * | 2007-07-13 | 2009-02-26 | Toyobo Co Ltd | 抗酸菌属細菌の検出用オリゴヌクレオチドおよびその用途 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
DATABASE GENBANK[ONLINE], 2009, ACCESSION NO.CP001050, NEISSERIA GONORRHOEAE NCCP11945, COMPLETE GEN, JPN6016048970, ISSN: 0003465621 * |
JOURNAL OF CLINICAL MICROBIOLOGY, 2003, VOL.41, P.197-204, JPN6016048968, ISSN: 0003465620 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6155685B2 (ja) | 2017-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6007652B2 (ja) | メチシリン耐性黄色ブドウ球菌を検出するためのプライマーおよびプローブ、ならびに、それらを用いたメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の検出方法 | |
JP2018508225A (ja) | 細菌核酸を検出し細菌性膣炎を診断するための方法および組成物 | |
CN104334745A (zh) | 用于核酸检测的pcr和环介导的等温扩增的组合技术 | |
JP6144623B2 (ja) | 核酸測定用の核酸プローブ | |
JP2011050401A (ja) | 核酸の迅速な検出方法 | |
KR20160106040A (ko) | cMET 핵산의 멀티모달 분석을 위한 조성물 및 방법 | |
JP2023171960A (ja) | 細菌の核酸を検出し、細菌性膣炎を診断するための組成物および方法 | |
EP3242956B1 (en) | Methods and compositions for diagnosing bacterial vaginosis | |
JP2015128400A (ja) | 肺炎マイコプラズマの検出方法 | |
JP5831093B2 (ja) | C型慢性肝炎に対する治療効果を予測するためのプローブ | |
RU2720257C2 (ru) | СПОСОБ, ПОСЛЕДОВАТЕЛЬНОСТИ, КОМПОЗИЦИИ И НАБОР ДЛЯ ОБНАРУЖЕНИЯ ИЗМЕНЕНИЙ В ПРОМОТОРЕ ГЕНА hTERT | |
JP6569238B2 (ja) | ノロウイルスgii群の検出方法 | |
JP6155685B2 (ja) | ナイセリアゴノレアの検出方法 | |
JP2016077208A (ja) | Kras遺伝子変異の検出方法 | |
JP6182844B2 (ja) | クラミジアトラコマチスの検出方法 | |
JP6379871B2 (ja) | リファンピシリン耐性結核菌を検出する方法 | |
CN103667443B (zh) | 突变检测用探针、突变检测方法、药效评价方法以及突变检测用试剂盒 | |
JP6343899B2 (ja) | 黄色ブドウ球菌の検出方法 | |
JP6225623B2 (ja) | メチシリン耐性遺伝子の検出方法 | |
JP2018088883A (ja) | 上皮成長因子受容体遺伝子変異の検出方法 | |
JP6911308B2 (ja) | CTX−M型基質特異性拡張型β−ラクタマーゼ遺伝子の検出方法 | |
WO2015053061A1 (ja) | メチシリン耐性遺伝子の検出方法および黄色ブドウ球菌の検出方法 | |
JP2013074824A (ja) | Mdr1遺伝子の多型を検出するためのプローブ | |
JP2013017395A (ja) | 骨髄増殖性疾患に関する遺伝子変異を検出するためのプローブおよび該プローブを用いた遺伝子変異の検出方法 | |
JP6533128B2 (ja) | Alk融合遺伝子を増幅するためのプライマー試薬、それを含むalk融合遺伝子の増幅試薬キット、それを用いたalk融合遺伝子の増幅方法および分析方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170314 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170509 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170522 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6155685 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |